ハイパーT&Tリプレイ

それゆけ怒涛のトライアスロン


キャラクター
  ヴォン
    将来の賢者を夢見る人間の4レヴェル魔術師。 20歳の青年。
    ケオヅを拾ってしまったのが彼の不幸。
  ケオヅ・ガクラール
    家を飛び出して来た人間の4レヴェル戦士。 18歳の青年。
    幸せな奴であったが“幸せのペンダント”を装備しますますしあわせ〜に。
  アクアリス・フォン・シュトックヘルド
    エルフの4レヴェル魔術師の娘。 けっこうきつい性格のお姉様。
    熊の毛皮を着込んでいる。
    ハイパーバーサーク能力を得、並外れた戦闘能力を持つ。
  ティアナ
    人間の3レヴェル女魔術師。 17歳。
    優れた頭脳を持つ長身の女性。

         GM:前回の冒険…と言うか喜劇が終わってしばらくした日のこと、ジョ
            ージがこんなことを言ってくる。
            「はっはっは、諸君、トライアスロンに参加する気は無いか?」

 アクアリス:「トライアスロン?」

ジョージ/GM:「実はだな、毎年この時期になると、我がエリオット家とエトワー
              ル家で、トライアスロンを開催することになっているのだよ。」

  一同笑。

ジョージ/GM:「ただのトライアスロンでは無いぞ。 まず3.1kmの水泳、ロック
              クライミング、クイズコンテスト、そして42.195km障害物走だ。」

     ケオヅ:「クイズというのが気になるが、面白そうだから参加するぞ。」

ジョージ/GM:「はっはっは。 今年はクイズに関してはこちらの賢者の杖殿の協
              力を得られたのだ。」
            と爺様モードのクリスが現れる。

 アクアリス:「ま、面白そうではあるわね。 参加してみるわ。」

  そしてトライアスロンの日がやってきました。 幸い天候も良く、絶好の日に
なりました。

ジョージ/GM:「はっはっは。 ではまず向こう岸まで泳いでくれたまえ。」

     ヴォン:「分った分った。」

         GM:ではルールを説明しよう。 水泳は<体力度>,ロッククライミン
            グは<器用度>,マラソンは<耐久度>でセーヴィングロール。
            成功すればそのレヴェル分だけ前に進める。 自動失敗した場合は
            ハプニングが起こる。 クイズはHTTリプレイカルトクイズが待
            っている。

      水泳       登坂  クイズ  障害物マラソン
 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 ヴ     *     │    │  │  *  *  *  │
 ア     *     │    │  │  *  *  *  │
 テ     *     │    │  │  *  *  *  │
 ケ     *     │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘
  ヴ:ヴォン   テ:ティアナ  *:イヴェント地点
  ア:アクアリス ケ:ケオヅ


  第1ターン。

   ティアナ:あら、いきなり自動失敗

         GM:ではカードを1枚引いて。

   ティアナ:『島』よ。

         GM:それは何も無しだ。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │ ヴ   *     │    │  │  *  *  *  │
 │ア    *     │    │  │  *  *  *  │
 テ     *     │    │  │  *  *  *  │
 │ケ    *     │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第2ターン。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │  ヴ  *     │    │  │  *  *  *  │
 │ ア   *     │    │  │  *  *  *  │
 │ テ   *     │    │  │  *  *  *  │
 │ ケ   *     │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第3ターン。

     ケオヅ:4レヴェル成功だ。

 アクアリス:アタシは8レヴェル成功よ。

         GM:ではアクアとケオヅ、カードを1枚ずつ引いて。

     ケオヅ:『セイレーンの呼び声』だ。

         GM:何処からともなく歌声が聞こえてきた。 なんとなくそちらに近付
            いていきたくなる。 耐えられるかどうか<知性度>でセーヴング
            ロール。

     ケオヅ:-1レヴェルしかしてない。

         GM:ではそちらにふらふらと言ってしまったので1レヴェル分後退。

 アクアリス:アタシは『幻影の戦士』よ。

         GM:「ほっほっほ。 ここを通りたければこの戦士と戦うとよろしくて
              よ!」
            とジェシカが幻影の戦士を出してけしかけてくる。 というわけで
            戦闘になる。

 アクアリス:33点よ。

         GM:幻影の戦士は消えていった。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │  ヴ  *     │    │  │  *  *  *  │
 │     *   ア │    │  │  *  *  *  │
 │  テ  *     │    │  │  *  *  *  │
 │    ケ*     │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第4ターン。

     ヴォン:イヴェント地点を越えた。 カードは『島』だ。

         GM:それは何も無しだ。

   ティアナ:私も越えたわ。 カードは『巨大亀』よ。

         GM:目の前にプカプカと亀が泳いできたかと思うと噛みついてくる。

   ティアナ:《これでもくらえ!》で26点よ。

         GM:まだ亀は生きている。 というわけで次のターンもティアナはこの
            場で戦闘継続だ。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     ヴ     │    │  │  *  *  *  │
 │     *   ア │    │  │  *  *  *  │
 │     * テ   │    │  │  *  *  *  │
 │     ケ     │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第5ターン。

   ティアナ:もう1回《これでもくらえ!》よ。

         GM:それで亀は消えた。

     ヴォン:自動失敗だ。 カードは『島』。

     ケオヅ:こっちも自動失敗で『島』。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     ヴ     │    │  │  *  *  *  │
 │     *    ア│    │  │  *  *  *  │
 │     * テ   │    │  │  *  *  *  │
 │     ケ     │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第6ターン。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *  ヴ  │    │  │  *  *  *  │
 │     *    ア│    │  │  *  *  *  │
 │     * テ   │    │  │  *  *  *  │
 │     ケ     │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第7ターン。

   ティアナ:6レヴェル成功。 岸に辿り着いたわ。

         GM:岸にはジェシカが待っている。
            「ほっほっほ、次はこの崖を登るのよ。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *   ヴ │    │  │  *  *  *  │
 │     *    ア│    │  │  *  *  *  │
 │     *     テ    │  │  *  *  *  │
 │     *ケ    │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第9ターン。

     ヴォン:自動失敗で『ぐるぐる』だ。

         GM:コースを間違えて逆方向に泳いでしまった。 ダイス2個振って小さ
            い方の目の分だけ下がってしまう。

     ヴォン:4歩も下がってしまった。

 アクアリス:アタシは岸に辿り着いたわ。

ジェシカ:「ほっほっほ。 頑張って登ることね。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     ヴ     │    │  │  *  *  *  │
 │     *     ア    │  │  *  *  *  │
 │     *     │テ   │  │  *  *  *  │
 │     *ケ    │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第10ターン。

     ケオヅ:全然進めないな。 レザーとはいえ鎧が邪魔で泳ぎにくい。 もう脱
            ぎ捨てる。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *ヴ    │    │  │  *  *  *  │
 │     *     ア    │  │  *  *  *  │
 │     *     │   テ│  │  *  *  *  │
 │     *ケ    │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第11ターン。

   ティアナ:登りきったわ。

         GM:では賢者の杖がお出迎えだ。
            「ほう、お主が一番か。 ここではわしの出すクイズに答えてもら
              う。 3問正解すれば先に進めるぞ。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *ヴ    │    │  │  *  *  *  │
 │     *     ア    │  │  *  *  *  │
 │     *     │    テ  │  *  *  *  │
 │     *  ケ  │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第12ターン。

         GM:さて、ティアナD10を振ってみて。

   ティアナ:5だわ。

賢者の杖/GM:「それでは“龍の心臓”からの問題じゃ。 あのとき、スクイラの
              町でクリスが恋占いをしてもらったのう。 そのとき、クリスの
              お相手はどんな奴だと出たかのう?」

     ヴォン:リプレイをちゃんと読んでいれば有利になるというわけか。

         GM:せっかく書いたんだから、活用しないとね。

   ティアナ:<知性度>で振らせてよ。

         GM:では3レヴェルを目標に振って。

   ティアナ:成功よ。

         GM:なら分った。 クリスのお相手は“てるてる坊主”と出たんだった。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *  ヴ  │    │  │  *  *  *  │
 │     *     │  ア │  │  *  *  *  │
 │     *     │    │テ │  *  *  *  │
 │     *  ケ  │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第13ターン。

 アクアリス:自動失敗でカードは『地割れ』よ。

         GM:登ろうとすると足下が崩れてしまった。 そういうわけで1歩下がって。
            ではティアナへの第2問。

   ティアナ:3よ。

賢者の杖/GM:「“キングゴブリンの逆襲”からの出題じゃ。 あの村って、何と
              いう村じゃったかのう?」

   ティアナ:「ミンバスよ。」

賢者の杖/GM:「正解じゃ。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     ヴ    │  │  *  *  *  │
 │     *     │ ア  │  │  *  *  *  │
 │     *     │    │ テ│  *  *  *  │
 │     *   ケ │    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第14ターン。

賢者の杖/GM:「では第3問じゃ。 ミンバスの村長の娘の名前を覚えておるか?」

   ティアナ:「イリスよ。」

賢者の杖/GM:「正解じゃ。 あとはマラソンじゃな。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     ヴ    │  │  *  *  *  │
 │     *     │  ア │  │  *  *  *  │
 │     *     │    │  テ  *  *  *  │
 │     *     ケ    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第15ターン。

          GM:マラソンのスタート地点には商人のトラネコがいる。
             「おお、一番乗りはあんたか。 さて、ここにある品で、必要と思
               うものがあれば持っていくといい。」
             並んでいるのは梯子,バケツ,高枝切り剪み,竹馬,そして10フ
             ィートの棒だ。

   ティアナ:やっぱりここは10フィートの棒ね。 マラソンの判定は自動失敗で
            『平原』。

         GM:それは何も無し。

 アクアリス:アタシは登りきったわ。

賢者の杖/GM:「2番手はお前さんか。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │ヴ   │  │  *  *  *  │
 │     *     │    ア  │  *  *  *  │
 │     *     │    │  テ  *  *  *  │
 │     *     ケ    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第16ターン。

 アクアリス:4よ。

賢者の杖/GM:「“夏だ!ビールだ!岩悪魔だ!”からの問題じゃ。 あのとき会
              った岩悪魔の名前は何じゃった?」

 アクアリス:「セヴン・カップね。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │ ヴ  │  │  *  *  *  │
 │     *     │    │ア │  *  *  *  │
 │     *     │    │  テ  *  *  *  │
 │     *     ケ    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第17ターン。

 アクアリス:今度は1。

賢者の杖/GM:「古い話じゃな。 “賢者の杖”からじゃ。 わしがおった城の伯爵
              の名前を覚えておるか?」

  アクアリス:覚えてないわ。 <知性度>は3レヴェル成功。

          GM:古い話だから、それでは思い出せない。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │   ヴ│  │  *  *  *  │
 │     *     │    │ア │  *  *  *  │
 │     *     │    │  │テ *  *  *  │
 │     *     ケ    │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第18ターン。

 アクアリス:また1よ。

賢者の杖/GM:「伯爵の娘の名前は覚えておるか?」

 アクアリス:「イリヤ?」

賢者の杖/GM:「正解じゃ。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    ヴ  │  *  *  *  │
 │     *     │    │ ア│  *  *  *  │
 │     *     │    │  │テ *  *  *  │
 │     *     │ケ   │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第19ターン。

 アクアリス:今度は7。

賢者の杖/GM:「“東の果てへ”の後編完結編からの問題じゃ。 あのときダー
              クエルフに襲われたのう。 ダークエルフのリーダーの名は何じ
              ゃ?」

 アクアリス:「分らないわ。」

     ヴォン:俺は2だ。

賢者の杖/GM:「“石版”からじゃな。 あの迷宮にはゲームをする部屋が3つあっ
              たのう。 運の間,知恵の間と、あと一つは何じゃったかのう?」

     ヴォン:「力の間?」

賢者の杖/GM:「外れじゃ。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    ヴ  │  *  *  *  │
 │     *     │    │ ア│  *  *  *  │
 │     *     │    │  │ テ*  *  *  │
 │     *     │ ケ  │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第20ターン。

賢者の杖/GM:「アクアちゃんには“龍の心臓”からじゃ。 あのとき、クリスが
              ケーキを作っておったが、何のケーキじゃった?」

 アクアリス:「マロンケーキね。」

賢者の杖/GM:「正解じゃ。 ヴォンには“指名手配”からじゃ。 海軍の提督の名
              を覚えておるか?」

     ヴォン:「う、忘れた。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    ヴ  │  *  *  *  │
 │     *     │    │  ア  *  *  *  │
 │     *     │    │  │ テ*  *  *  │
 │     *     │ ケ  │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第21ターン。

トラネコ/GM:「お嬢ちゃんは何を持っていくね?」

 アクアリス:「ならバケツにするわ。」

賢者の杖/GM:「ヴォンには“龍の心臓”からの出題じゃ。 スクイラに行ったと
              きに、商人の一団と会ったのう。 彼らは何と呼ばれておる?」

     ヴォン:「赤き死の商人だ。」

     ケオヅ:こっちはクライミング自動失敗。 カードは『ゴブリン岩ぞり隊』。

         GM:崖の上から妨害に雇われた岩ぞり隊が滑り降りてくる。 運悪く進
            路コースにいなかったか<幸運度>でセーヴィングロール。

     ケオヅ:3レヴェル成功。

         GM:では岩ぞり隊は少し横を滑り降りていった。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │ヴ │  *  *  *  │
 │     *     │    │  ア  *  *  *  │
 │     *     │    │  │ テ*  *  *  │
 │     *     │ ケ  │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第22ターン。

 アクアリス:5レヴェル成功よ。

         GM:進んでいくと、コースを横切って川があった。 どうやって進む?

 アクアリス:《翼》よ。

賢者の杖/GM:「ヴォンには“夏だ!ビールだ!岩悪魔だ!”からの出題じゃ。
              このとき、ケオヅがレースに出ていくつか商品を貰ったのう。
              元気薬,体力回復薬,鍵。 あと1つは何じゃ?」

     ヴォン:「力の菜だ。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │ ヴ│  *  *  *  │
 │     *     │    │  │  * ア*  *  │
 │     *     │    │  │ テ*  *  *  │
 │     *     │ ケ  │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第23ターン。

         GM:ティアナも川にぶつかった。

   ティアナ:幅跳びよ。

         GM:では<器用度>で1レヴェル。

   ティアナ:失敗したわ。

         GM:なら川の中でこのターンはストップ。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │ ヴ│  *  *  *  │
 │     *     │    │  │  * ア*  *  │
 │     *     │    │  │  テ  *  *  │
 │     *     │ ケ  │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第24ターン。

賢者の杖/GM:「“石版”からの出題じゃ。 あの迷宮にはガーゴイルがおったの
           う。 ガーゴイルの前を通る合言葉は何じゃった?」

     ヴォン:「うーん…。」

   ティアナ:2回言わないと通してもらえないのよね。

     ヴォン:「ウィッス!か」

賢者の杖/GM:「正解じゃ。」

   ティアナ:私は川の中なんだから、泳いでいいわよね?

         GM:泳ぐなら<体力度>で1レヴェルに成功すれば1歩進める。

   ティアナ:じゃ、泳ぐわ。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  ヴ  *  *  *  │
 │     *     │    │  │  * ア*  *  │
 │     *     │    │  │  *テ *  *  │
 │     *     │ ケ  │  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第25ターン。

トラネコ/GM:「あんたは何を持っていくね?」

     ヴォン:「ではそのバケツを貰おう。」

 アクアリス:2レヴェル成功よ。

         GM:ではイヴェント地点だ。 ここにはジョージが待っている。
            「はっはっは。 よく来たな。 さぁ、あのバナナを食べていきたま
              え!」
            と指さす先には木の枝からバナナが吊り下げられている。

 アクアリス:エルフなら木登りは得意よね?

         GM:登るのなら次のターンまでかければ取れる。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │ヴ *  *  *  │
 │     *     │    │  │  *  ア  *  │
 │     *     │    │  │  *テ *  *  │
 │     *     │   ケ│  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第26ターン。

     ケオヅ:「やっと登ったぞ。」

賢者の杖/GM:「おお、よく来たの。 しかしお主に答えられるかのう。 わしから
              の忠告としてはそのペンダントは外すことをお奨めするぞ。」

     ケオヅ:「いや、これを付けるととてもついてるんだ。」

   ティアナ:私もバナナに辿り着いたわ。

ジョージ/GM:「はっはっは。 あのバナナを食べていきたまえ。」

   ティアナ:10フィートの棒の先にダガーを結び付けて落すわ。

         GM:ではすぐに取れた。 アクアの方もこのターンでバナナを取れた。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │ヴ *  *  *  │
 │     *     │    │  │  *  ア  *  │
 │     *     │    │  │  *  テ  *  │
 │     *     │    ケ  │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第27ターン。

     ケオヅ:9だ。

/GM:ugdhoB A
              wHv

     ケオヅ:「ネズミだ。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │ヴ *  *  *  │
 │     *     │    │  │  *  ア  *  │
 │     *     │    │  │  *  テ  *  │
 │     *     │    │ケ │  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第28ターン。

賢者の杖/GM:「“賢者の杖”からじゃ。 伯爵の館には逆立ちしたゴブリンの像
              があったのう。 あの像の名は?」

     ケオヅ:「天の邪鬼の像。」

賢者の杖/GM:「正解じゃ。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │ヴ *  *  *  │
 │     *     │    │  │  *  ア  *  │
 │     *     │    │  │  *  テ  *  │
 │     *     │    │ ケ│  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第29ターン。

賢者の杖/GM:「今度は“龍の心臓”からじゃな。 あのときジョージが持ってい
              た現在位置を測定する装置は何と言う?」

     ケオヅ:「じぃぴぃえすだ!」

賢者の杖/GM:「おお、正解じゃ。 あとはマラソンじゃぞ。」

 アクアリス:これで全員<耐久度>勝負になればケオヅが追い上げてくるわね。
            ケオヅが来るまでもう少し引き離しておきたかったんだけど。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │ ヴ*  *  *  │
 │     *     │    │  │  *  ア  *  │
 │     *     │    │  │  *  テ  *  │
 │     *     │    │  ケ  *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第30ターン。

トラネコ/GM:「さ、どれにするね?」

     ケオヅ:「高枝切り剪みだ!」

トラネコ/GM:「これを選ぶとは、あんた中々通だね。」

     ケオヅ:「これならおまけに付けられるからな。」

     ヴォン:自動失敗で『ジャンプ』

         GM:それは軽やかにジャンプして1歩進めた。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │ ヴ*  *  *  │
 │     *     │    │  │  *  ア  *  │
 │     *     │    │  │  *  *テ *  │
 │     *     │    │  |ケ *  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第31ターン。

     ヴォン:う、並ばれたか。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │ ヴ*  *  *  │
 │     *     │    │  │  *  *ア *  │
 │     *     │    │  │  *  *テ *  │
 │     *     │    │  | ケ*  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第31ターン。

     ケオヅ:川に入った。 泳いでいく。

     ヴォン:まずい、最下位か。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │ ヴ*  *  *  │
 │     *     │    │  │  *  * ア*  │
 │     *     │    │  │  *  * テ*  │
 │     *     │    │  |  ケ  *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第32ターン。

 アクアリス:イヴェント地点に来たわ。

         GM:ここではコース上に火の付いた炭が敷き詰められている。
            「ほっほっほ。 ここを通りなさい。」

 アクアリス:バケツで水かけて通るわ。

         GM:ではアクアは無事通れました。
            「ほっほっほ。 先見の明があった様ね。」

   ティアナ:私はアクアの後をついていきたいんだけど。

         GM:それはコースが違うから駄目。

   ティアナ:なら水に足を突っ込んで、そのまま突っ切るわ。 こうすれば蒸気
            の膜ができるから、短時間なら平気のはずよ。

         GM:では<幸運度>で2レヴェル。

   ティアナ:成功。

     ヴォン:俺は4レヴェル成功だ。 川は《翼》で越える。

         GM:4歩進むとバナナ地点だ。 同じターンだからまだ《翼》が効いてい
            る。

     ヴォン:なら問題なくバナナを取れるな。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │  *  ヴ  *  │
 │     *     │    │  │  *  *  ア  │
 │     *     │    │  │  *  *  テ  │
 │     *     │    │  |  *ケ *  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第33ターン。

     ケオヅ:バナナ地点に来たぞ。

ジョージ/GM:「はっはっは。 あのバナナを取ってくれたまえ。」

     ケオヅ:「よし、高枝切り剪みがあるぜ。」

ジョージ/GM:「はっはっは。 中々用意がいいな。」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │  *  * ヴ*  │
 │     *     │    │  │  *  *  ア  │
 │     *     │    │  │  *  *  テ  │
 │     *     │    │  |  *  ケ  *  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第34ターン。

   ティアナ:幸運のサイコロを使うわ。 <耐久度>2レヴェル成功よ。 あと1歩。

         GM:前方にゴールテープが見えてきた。

     ヴォン:自分からカード引いていいか? <耐久度>では全然進めん。

         GM:ではどうぞ。

     ヴォン:『平原』。 何も無しか。

     ケオヅ:火が燃えている所に来た。 気合いで走る!

         GM:では抜けられるかどうか<幸運度>で4レヴェル。

     ケオヅ:失敗だ。

         GM:なら1Dのダメージ。

   ティアナ:私みたいに工夫しないから。

     ケオヅ:そんなもの、思い付かん。 5点くらった。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │  *  * ヴ*  │
 │     *     │    │  │  *  *  *ア │
 │     *     │    │  │  *  *  * テ│
 │     *     │    │  |  *  *  ケ  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第35ターン。

     ヴォン:もう1回カードを引く。 よし、『ジャンプ』だ。 燃えてるコース
            はバケツがあるから問題無い。

   ティアナ:ここで11以上が出ればゴール! …駄目。

 アクアリス:アタシもあと1歩よ、

     ケオヅ:進めん。 さっきダメージ受けたのが効いてる。

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │  *  *  ヴ  │
 │     *     │    │  │  *  *  * ア│
 │     *     │    │  │  *  *  * テ│
 │     *     │    │  |  *  *  ケ  │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

  第36ターン。

     ヴォン:カード引いて『ジャンプ』だ。

 アクアリス:運がいいわね。

   ティアナ:危険なカードが残ってそうだけど。

 アクアリス:アタシは…成功よ。 ゴールしたわ!

ジョージ/GM:「はっはっは。 優勝はアクアリスだ!」

 ┌───────────┬────┬──┬───────────┐
 │     *     │    │  │  *  *  *ヴ │
 │     *     │    │  │  *  *  *  ア
 │     *     │    │  │  *  *  * テ│
 │     *     │    │  |  *  *  *ケ │
 └───────────┴────┴──┴───────────┘

ジョージ/GM:「はっはっは。 中々の名勝負だったぞ。 さて、優勝賞品は何かい
              いかね?」

   ティアナ:「混沌の酒、なんてどう?」

ジョージ/GM:「はっはっは。 それがいいのかね? なら用意しよう。」

 アクアリス:「そんな物要らないわ。」

ジョージ/GM:「では私のサイン入り色紙はどうかね?」

 アクアリス:「それは絶対要らない。 そうね、魔法の杖が欲しいわ。」

ジョージ/GM:「なら優勝賞品は“魔法抵抗の杖”を差し上げよう。 はっはっ
              は。 他の3人にも参加賞を贈ろう。」
            こちらのカードを引いて。

     ケオヅ:『酒場』。

         GM:なら…混沌の酒だ。

     ヴォン:『薬屋』。

         GM:それでは元気薬をあげよう。

   ティアナ:私は『畑』。

         GM:ティアナへの参加賞は力の菜だ。

   ティアナ:「私も混沌の酒じゃ駄目? 恐い物見たさで飲んでみたいんだけど。」

ジョージ/GM:「はっはっは。 では混沌の酒を差し上げよう。」

     ケオヅ:よし、混沌の酒を飲むぞ!

 アクアリス:<魅力度>の8が何処に移るかが問題ね。 <体力度>にでも移った
            ら泣くしかないわよ。

     ケオヅ:勝負だ! ゴクゴク。

  ケオヅは能力値が移動してしまう混沌の酒を飲みました。
  結果、<耐久度>が8になりひ弱になりましたが、<知性度>が17にまで上が
ってしまいます。 …いや、上がっていけなくは無いんですが。

     ケオヅ:「おお、なんだか頭がすっきりしてきたぞ。」

         GM:<知性度>が上がった? それはケオヅじゃない。

   ティアナ:しあわせ装備がもう一つ出てきても大丈夫ね。

 アクアリス:<耐久度>が下がるのって、一番ベストな所じゃないかしら?

   ティアナ:私も挑戦してみるわ。

         GM:ティアナは<知性度>が下がると危ないよ。

   ティアナ:ものは試しよ。

         GM:本気?

   ティアナ:これで魔法が使えなくなったら熊の毛皮でも着るわ。

  ティアナも混沌の薬を飲んでみました。 結果、ティアナの長所であった<知
性度>が11にまで下がってしまいます。

     ケオヅ:それは幸せのペンダント装備のオレより莫迦になったぞ。

   ティアナ:<知性度>11じゃ1レヴェル魔法しか使えないわね。

         GM:1000金貨払えば薬剤術の《中和薬》の調合方を教えて貰えるけど?

   ティアナ:そうするわ。

         GM:じゃ、元の能力値に戻った。

 アクアリス:「良かったわね、元に戻って。」

   ティアナ:「でも《中和薬》の調合法覚えたから、これで飲み放題ね。 また
              混沌の酒見つけ次第飲んでみるわ。」

 アクアリス:「懲りないわね、あなたも。」

  それゆけ怒涛のトライアスロン
                       1998/5/9 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録

Rerurn to ...
RPGについてあれこれ
Magician's Room Top Page

このページの御意見,御感想はこちらにどうぞ。
takasi-i@ex.ee.kindai.ac.jp