ハイパーT&Tリプレイ

死の罠の樹中迷宮


キャラクター
  アクアリス・フォン・シュトックヘルド
    エルフの5レヴェル魔術師の娘。 けっこうきつい性格のお姉様。
    岩男のヘルメットを手に入れ、さらに<体力度>が上昇する。
  アーノルド
    ドワーフの2レヴェル武道家の少年。
    元は戦士であったが、転職する。
    アクアリスから灰色熊革のレザーアーマーを譲り受けたため、ハイパーバー
    サーク能力を持った武道家となる。
  ヴォン
    将来の賢者を夢見る人間の4レヴェル魔術師。 20歳の青年。
    何かと気苦労が絶えない。
  ケオヅ・ガクラ−ル
    家を飛び出して来た人間の4レヴェル戦士。 18歳の青年。
    混沌の酒を飲んだために、急に賢くなってしまった。
  シノプシス・ベリログ
    エルフの呪術師。
    空飛ぶ魔法の箒を愛用している。
  スカール
    エルフの3レヴェル魔導士。
    カタコトの共通語を操り、人間の世界を知るために放浪する。
    熊の毛皮を着込んでいる。
  ティアナ・イーヴス
     人間の3レヴェル女魔術師。 17歳。
    優れた頭脳を持つ長身の女性。
  ニール
    人間の探求教の僧侶。
    知識の収集に余念が無く、常にメモを取っている。


GM:まずは恒例の新キャラ紹介から始めましょうか。 ニール:わたくしはニール。 探求教の僧侶でございます。 見聞の旅で各地 を周っております。 シノプシス:エルフの呪術師、シノプシスです。 GM:ところで、新キャラの2人、所持金は金貨5枚以上残ってます? ニール&シノプシス: はい。 GM:それでは残念ながら、行き倒れにはなれません。 一同笑。 ティアナ:今まで行き倒れって4人だったかしら? アーノルド:何か、毎回新キャラって行き倒れになるみたいだな。 ヴォン:行き倒れは拾わない。 あのときそうしてれば…。 ケオヅ:何か言ったか? ヴォン:…いや。 アーノルド:ところで、おら、武道家さなりたいだが、何とか転職できないだが? GM:そうですねぇ…。 HTTには転職のルールは無いんですよね。 転職す ると、一番問題になるのがスキルかな? アーノルド:スキルは<乗馬>と<攻撃回避>と取ってるだ。 成長難易度は戦 士だとそれぞれ 1,2 何だども、武道家だと逆に 2,1 になるだ。 GM:それなら、スキルをそのまま<乗馬>と<攻撃回避>にするなら転 職していいですよ。 あとはハイパーバーサークと渾身の一撃の能力 が無くなることをどう解釈するか、なんですけど…何か思うところ があって自ら封印した、としてください。 アーノルド:分かっただ。 GM:それでは君は、ジョージの屋敷にあった“1日30分の訓練で楽々武 道家に!”とか書かれた本を読み続けて1月、晴れて武道家になり ました。 スカール:それ、怪し過ぎるです。 アクアリス:そういえばスカールって、アタシのコピーになっちゃったのよね。 オリジナリティが無いのは気に入らないから装備変えるわ。 灰色 熊革のレザーアーマーは止めて、代わりに岩男のヘルメットにすれ ば<体力度>も上がるわね。 GM:熊の次は岩ですか。 岩男のヘルメットは、被ると岩男と同じ様に岩に擬態する能力がつく、という 兜です。 また、<体力度>が25に固定されます。 見た目は岩の固まりというこの兜、灰色革熊のレザーアーマーと同じく、格好 さえ気にしなければ非常に有利な防具です。 アクアリス:灰色革熊のレザーアーマーの方はアーノルドに譲るわ。 アーノルド:どうもありがとうだ。 GM:うん? ということは、アーノルドは気・効果を使いつつハイパー バーサークができる、と?
GM:シノプシス、あなたが呪術師組合に行ったところ…。 スカール:「おお、わたしの友達!」 シノプシス:「はい?」 スカール:「さぁ、行くです。」 ガシッ、ズルズル。 シノプシス:「あの…。」 スカール:皆と友達になる、大切です。 GM:やってることはほとんどキャッチセールスなんですけど。 シノプシス:何だか良く分からないうちに知り合いになってしまいましたね。 ティアナ:私は魔術師組合にいるんだけど、2人と遭ったりしないわよね? GM:エリオット領の魔術師組合と呪術師組合は、同じ敷地にありますか ら見かけることはあるかもしれません。 ティアナ:見かけても友達エルフなら無視するわ。 アクアリスなら声かける けど。 スカール:わたし、以前のアクアさんと同じ格好です。 一同笑。 ティアナ:私はスカールが灰色熊革のレザーアーマーを買ったことは知らない のよね。 ならアクアリスと間違えて声かけてしまうわ。 「アクアリス、こんな所で何してるの?」 スカール:「おお、ティアナ、わたしの友達。」 ティアナ:「人違いだったみたいね。」 回れ右して立ち去るわ。 スカール:「何処へ行くですか、マイフレンド。」 ガシッ。 ティアナ:「…ふぅ。なんとなく頭痛がするものだから。」 スカール:「おお、いけないです、頭痛。 あります、いい考え。 会えば、友 達と、治るです、頭痛。」 ティアナ:「それはあなただけよ。」 スカール:「そうそう、紹介するです、わたしの、新しい、友達。 名前は…。」 シノプシス:「シノプシスです。」 スカール:「おお、シノプシス言うですか。 わたし、スカールです。」 ティアナ:「友達なのに名前も知らなかったの?」
GM:エリオット領では、領主のジョージ・エリオットから、いろいろ 情報求む、の貼り紙が出されています。 求められているのは、主 に破壊教の動向についての情報です。 ニール:面白そうな話が聞けるかもしれないので、領主の館に向かいます。 が、館から妙な笑い声が響いてくるので、入ったものかどうか迷 ってます。 スカール:見つけて、ジョージのところ、つれていくです。 「ジョージ、お客さんです。」 ジョージ/GM:「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ!」 ニール:「あなたがジョージ様ですか。」 ジョージ/GM:「そうだ、私がジョージエリオットだ。」 ニール:「わたくしは探求教エイコス様に仕えるニールという者です。」 ジョージ/GM:「ニール殿か。 私はジョージ・エリオットだ!」 ニール:「何やら、いろいろ興味深い研究をなされているとか。」 ジョージ/GM:「はっはっは、私は地図作成の研究をしているぞ。」 ニール:「わたくしも探求教に使える身としましては、ジョージ様の研究に 興味がありまして、何かお話を聞けたら、と思いお伺いしたので す。」 ジョージ/GM:「はっはっは、よし、何でも聞くがいいぞ。」 こうして、全員がジョージの館に集まったのでした。
ジョージ/GM:「そういえばアクア殿、クリス殿はどうしたのかな? 確か、一緒 にエルフの森に行かれたはずだが?」 アクアリス:「クリスなら養老の滝にいついてるわ。あそこは美味しいお酒があ るから。」 ジョージ/GM:「こんな手配書が回ってきたのだが。ババーン。」 ジョージが出したのは、フィル作成のクリスの手配書。 フィルの 目を通して見たクリスの似顔絵が、描かれています。 一同笑。 ジョージ/GM:「フィル殿が探してる様なのだ。 養老の滝にいるのだな? それは フィル殿に教えるべきだろうか?」 アクアリス:「きっと人違いよ。 ほら、顔が全然違うでしょ?」 ジョージ/GM:「そうか? 似てると言えば似てると思うが。」 ティアナ:「世の中に似た人は3人はいるというわ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、それもそうだな。 だが、物事には例外がある。 こ のジョージ・エリオットに似た人間はいないぞ。 何故なら、私 はジョージ・エリオットだからだ!」 アクアリス:「御先祖様は似てるんじゃないかしら?」 王者の剣/GM:「はっはっは、我が輩がジャック・エリオットだ! はっはっは、 我が輩を呼んだかね?」 アクアリス:「ほら、そっくりじゃない。」 ジョージ/GM:「はっはっは、それもそうだな。」
GM:さて、アクアリス、あなたはエルフの里に行っていたのですが、そ こでこんな情報を聞きました。 エリオット領の南には、数十のエルフの部族が住むという大森林地帯がありま す。 その中心には、エルフの聖地ともいうべき場所があると言われています。 最近、その森林地帯の一部で、破壊教徒と思われる一団が頻繁に目撃されてい るそうです。 アクアリス:地図を指して 「この辺りに最近、破壊教徒らしき者が出没してるみたいよ。」 GM:ローンカイラス出身のシノプシスは、森林地帯のその辺りに何があ るかを知っています。 そこには、エルフが護っている聖なる木の うちの1本があります。 森林地帯には、あなたが知ってる限りでは 全部で4本の聖なる木があるそうです。 ティアナ:「破壊教がどうかしたの?」 ジョージ/GM:「破壊教は、こともあろうに御先祖の墓を暴いていったのだ! こ のジョージ・エリオット、必ずや破壊教共の企みをうち砕いてく れよう。」 アクアリス:「今度は森で何をする気かしら?」 GM:シノプシス、<知性度>で振ってみてください。 シノプシス:3レヴェル成功。 GM:そこの聖なる木は、炎の力を宿した火炎樹と呼ばれる木だそうです。 エルフには排他的な者も多いんですが、聖域を護っている様な連中 は特によそ者を嫌います。 おそらく、他部族の者はたとえエルフ でもあまり歓迎されないでしょう。 アクアリス:「間違っても、木に傷を付けちゃ駄目よ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、このジョージ・エリオットはそんなミスはしない。」 アクアリス:「でもこの地図とあなたが作ったこの地図、違うわよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、それはそっちの地図の方が間違っているのだ。」 スカール:「まず、調べるです、その木のこと。」 ジョージ/GM:「そんなもの、現地に行ってみれば分かるではないか。」 ティアナ:「情報は無いよりはあった方がいいわ。」 スカール:「無いですか、蔵書、ジョージの家?」 ジョージ/GM:「はっはっは、我がエリオット家にはローンカイラスでも指折りの 蔵書数を誇る書庫があるぞ。 おそらくその火炎樹とやらについ てもあるはずだ。」 スカール:調べるです。 (コロコロ) 自動失敗です。 GM:エリオット家代々の領主の自伝書を見つけてしまいました。 どの 自伝書も、半分以上が笑いで埋め尽くされています。 ティアナ:<捜索>は使える? <捜索>は3レヴェル持ってるの。 GM:それはちょっと違う様な気がします。 ティアナ:それなら2レヴェル成功。 ヴォン:俺も2レヴェル成功。 ケオヅ:混沌の酒で<知性度>が上がったことだし、オレもためしてみよう。 まず幸運のペンダント外す。 スカール:幸運のペンダント、外すこと覚えたですね。 ケオヅ:流石にそれは学習した。 …2レヴェル成功。 GM:火炎樹の近辺には、あまり入った者はいないのでよく分かりません。 ヴォン:ま、本で調べたところで、今破壊教が云々というのは分からんしな。 実際、森へ入った人間は探せないか? GM:森の近くの町まで行けば誰か見つかるかもしれません。 ヴォン:なら明日の朝にでもその町まで行くか。 ジョージ/GM:「はっはっは、その町へ行くのだな? よし、出発するぞ。」 ヴォン:「ちょっと待て、こんな時間に行ってどうする。」 ニール:「明るくなってから行った方が宜しいかと存じます。 ジョージ/GM:「何を言っている。 ことは急を要するのだぞ。」 スカール:「ジョージ、宴会するです、出発の前には。 養うです、鋭気。」 アクアリス:「今夜は鴨鍋よ。 いいお酒も開けましょう。」 ジョージ/GM:「うん? 宴会か? しかし、すぐに行くべきではないか?」 アクアリス:「準備なら、執事のパーカーさんに頼んで、あなたは宴会に出れば いいわ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、準備ならすでにできているぞ。」 ニール:「夜は邪悪な者達の時間です。 危険だと思います。」 ジョージ/GM:「はっはっは、このジョージ・エリオットがついているのだ。 恐 れることはない。」 アクアリス:「じゃ、ジョージは先に行ってて。 アタシ達は宴会が終わったら 追い掛けるわ。」 ジョージ/GM:「よし、私が先陣を切るのだな? よし、では行ってこよう。」 スカール:「ジョージ、ちょっと待つです。 ゆっくり行くです、大物ほど。」 アクアリス:「真打ちって、やっぱり最後に登場するものよね。」 ジョージ/GM:「む、それもそうか。 だが、一番槍というのも捨てがたいな。」 アクアリス:「じゃ、まずリビングアーマー送り込むのはどう?」 ジョージ/GM:「はっはっは、我がエリオット家が誇るリビングアーマー部隊を使 うのだな? よし、そうしよう。」 ジョージはリビングアーマーの準備に行きました。 ヴォン:ならこっちは鴨鍋だ。 ニール:「麺を入れると中々いけるんですよ。」 ケオヅ:「最後にはおじやだ。」 アクアリス:「セイグルさんが釣った河豚もあるからてっちりにしましょう。」 GM:それでは全員、<耐久度>でセーヴィングロール。 一同笑。 ニール:《毒消し》は3レヴェルにならないと使えないんです。 アクアリス:「ジョージも食べない? 内臓が美味しいそうよ。」 ヴォン:「こらこら。」 ジョージ/GM:「そういえば河豚の内臓は食べたことが無かったな。」 ヴォン:「あるはず無いだろ。」 ジョージ/GM:「うん? 河豚の内臓には何かあった様な気がするな。 まぁいい、 我がエリオット家専属のシェフに任せれば問題無いだろう。」 ニール:メモします。 “ジョージの仲間は中々楽しい面々が揃っている。” そんなこんなで、恒例の宴会をしつつ夜は更けていきます。
GM:日の出と共にジョージが起しにきます。 「はっはっは、早起きは3銅貨の得! さぁ、出発するぞ。」 スカール:木から降りて馬車に行くです。 ジョージ/GM:「おや、そんなところで寝ておられたのか?」 スカール:「気持いいです、寝るの、星見ながら。」 ティアナ:毛布持って馬車に乗るわ。 ヴォン:寝れると思うか? ジョージがいるんだぞ。 ティアナ:頭から毛布被るわ。 GM:眠れるかどうか、<幸運土>で3レヴェルを振ってください。 ティアナ:5レヴェル成功よ。 毛布を剥がれない限り起きないわ。 起したら 《これでもくらえ!》4レヴェルかけね。 GM:馬車で進んでいくと、泥濘にはまってもがいてるリビングアーマー 部隊に出会います。 「はっはっは、あれを泥濘から出すのだ。」 ケオヅ:引き上げる。 GM:引き上げると、リビングアーマーは再び歩き始めます。 ヴォン:「邪魔だ。 城に帰せ。」 ジョージ/GM:「何故だ? これは我がエリオット家が誇る精鋭部隊だぞ。」 スカール:「ジョージ、精鋭、入るですか、泥濘に?」 ヴォン:「そんな奴が森で何の役に立つ?」 ニール:「お屋敷の守りはよろしいのでしょうか? リビングアーマーは、 守りのために残しておいた方がよろしいのでは?」 ジョージ/GM:「はっはっは、心配要らぬ。 我が館の守りならば、アーク殿がい るではないか。」 一同笑。 スカール:「ジョージ、森林用シビングアーマー、無いですか?」 ジョージ/GM:「はっはっは、それは用意してなかったな。 よし、今度作らせて おこう。」 アクアリス:「気がついたらすぐに直す、というのは大切よ。」 ジョージ/GM:「それもそうだな。 よし、すぐに直させよう。 手紙を持たせてお こう。」 『パーカー、すぐに直すのだ。』 「はっはっは、これで後はパーカーが直すだろう。」 一同笑。 ケオヅ:何を直せ、と書いてないぞ。 ティアナ:これだけで分からないと、ジョージの執事は務まらないのよ。 リビングアーマー部隊は帰っていきました。 振り返ると、帰り道で再び泥濘 にはまっているのですが。 ニール:メモ。 “リビングアーマーは意外と使い勝手が悪い。”
GM:夕方頃には森の近くの町に着きます。 ヴォン:森の近くならエルフはいるか? GM:わりと見掛けます。 スカール:酒場で情報収集するです。 GM:それでは<魅力度>で振ってください。 スカール:<魅力度>、低いです。 (コロコロ) ファンブルです。 町人/GM:「うわぁ、熊だ!」 一同笑。 GM:辺りはパニックになってます。 アーノルド:おらは馬車からは出ないだ。 アクアリス:「スカール、倒れたふりして。」 スカールの上に片足乗せて 「皆さん、大丈夫です。 熊は退治されました。」 一同爆笑。 町人/GM:「うわぁ、今度は岩男だ!」 アクアリス:岩男のヘルメットは脱いでるわよ。 スカールは馬車に放り込んで 着替させるわ。 ニール:メモメモ。 “灰色熊革のレザーアーマーには副作用がある。 使用 には注意。 しかし、普通被り物を本物と間違うだろうか?” GM:しばらくすれば騒ぎは収まります。 酒場のマスターが君達に話し かけてきます。 「こんな町の中に熊が出るなんて、この辺も物騒になったな。」 アクアリス:「森の近くなんだから、熊くらい出るんじゃないかしら?」 マスター/GM:「流石に、町の、それも酒場の中までは入ってこないよ。」 アクアリス:「じゃ、何か熊が森から追い出される様なことがあったんじゃない? 例えば何者かが、森に入って暴れてる、とか。」 マスター/GM:「そういえば、最近、黒ずくめの集団が森の近くでうろうろしてる な。」 アクアリス:「そいつらに追い出されたんじゃないかしら?」 マスター/GM:「しかし、あの森はエルフがいるから、よそ者は入れないはずなん だ。 黒ずくめ連中も、森の中には入ってないはずだ。 あそこの エルフは、森に侵入者が入ったらすぐに飛んできて追い出すって 話だからな。」 アクアリス:「ならエルフに追い出されないくらい強いってことかしら?」 マスター/GM:「うーん、あの森のエルフは結構強いって話だけどな。 ま、俺は 見たこと無いんだが。」 アクアリス:「つまり、黒ずくめの集団って、そんなエルフでも勝てないくらい 強くて悪い奴等なのね。」 マスター/GM:「おいおい、あまり変な噂流さないでくれよ。」 アクアリス:「噂じゃ無いかもよ?」 マスター/GM:「うーん…いや、大丈夫。 そうなれば、きっと領主様が何とかし てくださる。」 アクアリス:「領主様って…。」 ジョージ/GM:「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ! 我が民よ、心配す る必要は無いぞ。 何故ならここにジョージ・エリオットがいる のだからな。」 アクアリス:「とりあえず、怪しい奴等を調査してみるから、知ってること、教 えてくれないかしら?」 ヴォン:「まず、あの森にはエルフが住んでるんだな?」 マスター/GM:「ああ。 と言っても、あっちはほとんど森から出てこないし、こ っちから森に入ったりしないから、めったに会わないんだが。」 スカール:「良くないです、篭るの、森の中に。 作るです、友だち、外に出 て。」 ニール:「あの森のエルフに会って話を聞きたいのですが。」 マスター/GM:「うーん、あの森のエルフは特に閉鎖的らしいからな。 何やら、 あの森にはエルフの聖地があるとかで、誰も入れてくれんらしい。 最近も、他から来たエルフがあの森のエルフを訪ねていったんだ が、すぐに出てきたしな。」 ヴォン:「そのエルフは何処に?」 マスター/GM:「また去っていったよ。 えぇっと、1月くらい前になるかな? あ あ、そういえばそのエルフが、こんな張り紙置いていったんだが。 何でもこのエルフの娘を探してるとかであちこち旅してるそうだ。」 と示すのはクリスの手配書。 一同爆笑。 スカール:「何してたですか、黒ずくめは?」 マスター/GM:「2週間ほど前にこの町にやってきて、いろいろ森のことを聞いて いったな。 その後1週間ほどしていなくなった。」 ヴォン:「そいつらは、破壊教徒じゃないか?」 マスター/GM:「さぁ、分らんな。」 ヴォン:「最近、破壊教が町で広まっているというこはないか?」 マスター/GM:「破壊教なんてのが来たらすぐに領主様に報告してるよ。 最近、 増えてるといえば宿命教かな。 破壊の宿命は避けられないかも しれないが、恐れる必要は無い、何故なら破壊の後には再生が来 るから、とか言って回ってたよ。 しかし、何とも怪しい教えだ よな。」 ティアナ:「それ、本当に宿命教? 実は破壊教ってことはない?」 アクアリス:「どんなシンボル持ってたのかしら?」 マスター/GM:「たしか、時計型だったな。」 ケオヅ:「時計の針が金槌型とかは無かったか?」 マスター/GM:「針? いや、そんな詳しい所までは見ていない。」 ヴォン:「その布教は毎日してるのか?」 マスター/GM:「そういえばここ1週間ほどは見掛けないな。」 ティアナ:「黒ずくめの集団が消えた時期と一致するわね。 その宿命教って のが実は破壊教、という可能性は十分あるわ。」 ジョージ/GM:「何? 破壊教なのか? よし、ではそいつらを追うぞ。」 ニール:「ジョージ様、行き先は分っておられるのですか?」 ジョージ/GM:「うん、行き先? はて、何処へ行けばいいのだ?」 アクアリス:「布教していたのなら、何処へ行くかは聞いてないかしら?」 GM:聞込をしてみると、どうも宿命教を名乗る者達は、ローンカイラス 南部の山地にあるという神殿に向かったらしい、という話を聞けま す。 この町の人間も何人か、信者になって一緒に行ったそうです。 「何でも、その山地の何処かにある神殿にいれば、破壊が起こって も恐れる必要は無いそうだ。」 アクアリス:「神殿って、場所は分るかしら?」 マスター/GM:「山地の何処か、なんだが、山地と言っても広いからな。」 大陸の地図に載るくらいの山地ですので、かなりの大きさです。 ティアナ:「とりあえず、森に行ってみる?」 ジョージ/GM:「はっはっは、森に行くのだな? よし、行くぞ。」 ヴォン:「ちょっと待て。 もう夜だぞ。」 ジョージ/GM:「おお、もう暗いな。 しかし、ここに油要らずのランタンがある。」 ヴォン:「そういう問題じゃないだろうが。」 スカール:「ジョージ、迷惑かけるです、訪ねていくの、夜に。 行くです、 昼間に、堂々と。」 ジョージ/GM:「そうだ、このジョージ・エリオットは堂々と行くのだ。 堂々と するにはやはりそれなりの格好が必要だな。 よし、馬車に堂々 たる飾り付けをするぞ。」 一同笑。
翌朝。 GM:馬車は新たに金細工の装飾が加えられています。 「はっはっは、見たまえ、この堂々たる馬車を。」 ヴォン:「赤地に金か…。」 GM:馬車で進んでいくと、やがて馬車では進めなくなります。 ティアナ:降りて歩いていくわ。 ジョージ/GM:「む、これではせっかく飾り付けした馬車をエルフに見せることが できんではないか。」 ヴォン:「帰りの凱旋に使えばどうだ?」 ジョージ/GM:「はっはっは、それもそうだな。 よし、では馬車は置いて、堂々 たる服を着ていくとしよう。 見よ、我が堂々たる服を! ババー ン。」 昇り竜の描かれた派手な服を出してきます。 ヴォン:特攻服か。 ジョージ/GM:「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ!」 ジョージはずかずかと歩いて行きます。 ヴォン:歩きたいなら歩かせておくさ。 黙ってついていく。 GM:ジョージはどんどん歩いていきますが、突然、姿が消えます。 と、 思うと、地面から笑い声が聞こえてきます。 一同笑。 ヴォン:それでも笑ってるのか。 ジョージ/GM:「はっはっは、どうやら落とし穴の様だな。」 スカール:「仕掛けないですか、竹槍とか?」 ケオヅ:「竹槍とかあって笑ってられるのか?」 アクアリス:「何か見えるかしら?」 ジョージ/GM:「はっはっは、どうやら何も無い様だな。 おや? こんな所にカー ドが一枚落ちてるぞ。」 アクアリス:「何と書いてあるのかしら?」 ジョージ/GM:「はっはっは、ここでは暗くてよく見えん。 よし、外に出るぞ。 《翼》だ。」 落とし穴の中にあったカードには、 “ここから先はエルフの領域です。 これ以上先に進まないことをお勧めします。 P.” と書いてありました。 ティアナ:「P? フィルって確か、Philだったわよね?」 ジョージ/GM:「はっはっは、足下に注意してないのは不覚であった。 これから は足下を注意して進むとしよう。」 ニール:すると今度は上から来るんです。 GM:その通りです。 今度はジョージは宙ブラりになっています。 「む、足下に注意を引き付けて今度は上とは何と巧妙な。」 スカール:予想通りです。 アクアリス:チャクラム投げて吊上げてるロープを切るわ。 GM:ジョージと一緒にまたカードが落ちてきます。 ティアナ:「槍でも持った人が草払いながら進んで行く方がいいみたいね。」 罠感知しながら進めない? GM:できますよ。 先頭の人がそういうことをするのなら。 ジョージは 相変わらず笑いながら先頭を進んでいきます。 スカール:ジョージ、譲らないです、先頭。 2番目の人間、罠感知できますか? GM:その場合、先頭の人が罠にかかるのを防ぐことはできません。 ティアナ:今は単体トラップだけど、集団トラップが出てきたら1人引っ掛か ったら、全員引っ掛かるわね。 ニール:時々、《神聖/邪悪感知》しながら進みます。 スカール:《魔力感知》もするです。 GM:それはいいですけど、罠自体は神聖でも邪悪でもありませんよ。 魔法の掛った罠も今の所ありません。 ティアナ:ジョージの横に並んで罠を調べながら進むわ。 GM:罠を調べながらだと、ジョージはどんどん先に行ってしまいます。 「おや、どうした、ティアナ殿?」 ティアナ:「罠調べてるのよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、罠など恐れることはない。 ここにジョージ・エリ オットがいるのだからな。」 スカール:「無かったです、致命的な罠、今までは。 しかし、限らないです、 これからも、そうとは。」 ティアナ:「先は長いし、ゆっくり行けばいいのよ。」 ジョージ/GM:「しかし、あまりゆっくり行くわけにもいかんしな。」 アクアリス:「か弱い女性がいるんだから、少しゆっくり歩いてくださらないか しら?」 ジョージ/GM:「おお、それは迂闊であった。 たしかに、女性がいる以上ゆっく り行かねばな。」 ティアナ:岩男のヘルメット被ってる女にか弱い、なんて言葉は似合わないわね。
GM:それでは先頭を歩いてるティアナ、<感知>を振って下さい。 ティアナ:<知性度>なら…自動失敗。 GM:草むらの中から、蜂の群れが飛び出してきます。 ケオヅ:蜈蜂袋? シノプシス:蜂に《パニック》です。 GM:《パニック》は1匹にしか効きません。 ティアナ:じゃ、ティプトラの地域魔法《調和》を使うわ。 これは範囲魔法 だから、群れ全体に効くわよね? GM:効きますね。 蜂の群れは飛び去っていきます。 しかし、この魔法 は、範囲内なら敵味方関係無く効いてしまいます。 ではティアナ 以外の人は、4レヴェルで<魔法抵抗>してください。 スカール:失敗。 「ああ、一番です、平和、やっぱり。」 《調和》の魔法は、範囲内にいる者の戦闘意欲を失わせます。 幸い、戦闘は起 こることなく効果時間が過ぎます。
GM:さて、全員<感知>を振って下さい。 スカール:5レヴェルです。 GM:周囲の木の上に何かがいます。 ヴォン:「エルフだな。」 ケオヅ:「やぁ。」 GM:足下に矢が飛んできます。 ヴォン:「我々は怪しい者じゃない。」 エルフ/GM:「怪しいじゃないか、そこの熊は。」 一同笑。 スカール:エルフ語で 『これは都会のファッションです。』 エルフ語なら、普通に話せるです。 GM:返事もエルフ語で返ってきます。 『やはり、町は毒されている様だな。 この森に何用だ? 人間など 連れ込んで何をする気だ? む、よく見れば人間ばかりか、ドワー フもいるではないか。』 アクアリス:『従者よ。 力も強いし、いろいろ便利なの。』 一同笑。 アーノルド:酷いだ。 アクアリス:エルフ語で話してるから、あなたには分らないわ。 アーノルド:それ、もっと酷いだ。 アクアリス:『少し前に、フィルってエルフが来なかったかしら?』 エルフ/GM:『フィル? 彼と何か関係があるのか?』 アクアリス:『アタシ達、彼と一緒に行動していた仲間なの。』 エルフ/GM:『仲間? そういえば、妙な仲間がいる、という話を聞いたな。 確 か、1人は熊の毛皮を被った娘だとか。 それから、杖を2本持っ た非常に美しい呪術師の娘がいるそうだが…。』 一同笑。 エルフ/GM:『で、ここに何の用だ? フィルなら少し前に帰っていったぞ。』 アクアリス:『この森で、破壊教徒が何か企んでいるみたいなの。 アタシ達、 破壊教を追っているんだけど、何か知らないかしら?』 エルフ/GM:『ここ2週間ほど、黒ずくめの人間共が森の辺りをうろうろしてい る。』 アクアリス:『黒ずくめはこの森で何かする気よ。』 エルフ/GM:『ならば無用な心配だ。 この森の平和は我々が守っている。 それ に、この間フィルがいろいろ罠を仕掛けてくれたのでな。』 一同笑。 アクアリス:『なら、この森以外で破壊教について、何か知らないかしら?』 エルフ/GM:『我々はこの森から出たことは無いのでな。』 スカール:『中に籠もるのは良くありませんよ。』 エルフ/GM:『外に出ていって、その結果がその混沌そのものの格好か? やは り我々エルフは森で生きることこそ自然な姿だ。』 スカール:『それは古い考え方ですよ。』 エルフ/GM:『熊に成るのが新しい考えだとでも?』 ニール:「あの、エルフの皆さんは何と言ってるのでしょうか? 通訳して いただけませんか?」 スカール:「彼ら、言ってます、なりたくない、友達に。 悲しいです。」 アクアリス:今までのやりとりを通訳するわ。 エルフ/GM:「この美しいエルフ語を理解できぬとは気の毒だな。 ならば共通 語で話そう。」 ニール:「お心遣い痛み入ります。 黒ずくめは、いつ頃現れたのでしょう?」 GM:2週間ほど前から現れて、森の周辺をうろうろしているそうです。 時 期的には、町に宿命教を名乗る一団が現れた頃と一致します。 アクアリス:「黒ずくめはどの辺りにいたの?」 GM:町のある方面の森の外篇部だそうです。 アクアリス:「じゃ、帰りましょうか。 この森のことはエルフ達に任せて、ア タシ達は、山にあるという破壊教の神殿を探しに行った方がいい と思うわ。」 GM:「はっはっは、山に行くのだな? よし、出発するぞ。」 とジョージが歩きだします。 それを見て、エルフが 「ちょっと待て、そのまま進むと罠があるぞ。」 と警告するのですが、時すでに遅し、ジョージは派手に転んでます。 一同笑。 エルフ/GM:「この辺りには、フィルがいろいろ罠を仕掛けていったので、不用 意に歩かない方がいいぞ。」 アクアリス:「なら飛んでいくわ。 シノプシス、箒に乗せてね。」 シノプシス:「それはかまいませんが…。」 GM:2人乗りなら<重い物を乗せて飛ぶ>ですね。 一同笑。 ニール:猫がいませんから、<猫要らず飛行>も必要です。 GM:冗談はともかく、2人乗りするなら、<器用度>で2レヴェルを振っ てください。 シノプシス:成功しました。 アクアリス:じゃ、ジョージの後を追って飛んでいくわ。 エルフ/GM:「あ、そこは飛ばない方がいいぞ。」 飛んでいくと、上空に張ってあったネットに絡まってしまいます。 「来た道をそのまま歩いて戻ることを勧めるぞ。」 ニール:ならば素直に戻りましょう。
一行は、罠を避けつつ、森の外篇部まで戻ってきます。 GM:全員、<聞き耳>を振ってください。 スカール:5レヴェル成功してるです。 GM:皆さんが進んでいる方向に対して、右手の方から、何かが移動する 音が聞こえてきます。 スカール:「わたし、行くです、偵察に。」 アクアリス:「行くなら全員で行った方がいいと思うわ。」 ケオヅ:忍び足しながら進む。 ジョージ/GM:「はっはっは、私はジョージ・エリオットだ!」 ニール:忍び足は無駄の様ですね。 GM:先頭を行く人は、<罠感知>を振ってください。 スカール:自動失敗してるです。 ダイス腐ってるです。 GM:では泥だらけになってください。 スカール:めげずに進むです。
GM:音の聞こえた辺りに行ってみると、何人か人間が、進路上の木を倒 すなどして無理やり移動していった跡があります。 スカール:「許せないです、傷付けるの、森を。」 GM:全員<足跡追跡>を振ってください。 ケオヅ:(コロコロ) あ、ゾロ目。 (コロコロ) またゾロ目。 なんと、 7レ ヴェル成功だ。 アクアリス:<知性度>の判定でケオちゃんに負けるなんてショック。 GM:足跡から判断するに、人数は5人から7人といったところです。 大 きさは全て人間サイズです。 ティアナ:急いで追い掛けるわ。 GM:見たところ、通り道にあった罠は全て発動してる様です。 スカール:予想外です、こんな強行策は。 GM:追っていくと、エルフ達も合流してきます。 「してやたれた。 まさか、あれだけの罠を無理やり突破してくる とは。」 アクアリス:「とりあえず今回は共同戦線を張らない?」 エルフ/GM:「ああ、そうだな。 それにしても、あの罠をどうやって突破した のだ?」 アクアリス:「例えば、奴隷に先頭を歩かせるとか。」 GM:落とし穴や網など、捕獲タイプの罠もあるのですが、罠にかかって いる者はいない様です。 スカール:「機械、先頭に立てた可能性あるです。」 アクアリス:「リビングアーマー?」 一同笑。 ヴォン:「リビングアーマーは落とし穴避けられないぞ。」 ニール:《神聖/邪悪感知》《死人感知》します。 スカール:《魔力感知》です。 GM:何か、神聖で強力な魔力の残留を感じます。 アンデッドの力は感 じません。 「どうやら奴等は火炎樹に向かっている様だな。」 アクアリス:「火炎樹ってどんな木なのかしら?」 エルフ/GM:「その名の通り、火を吹く木だ。 世界樹の一種で、炎の精霊力を 宿している。 あの木はこの森の命だ。」 ティアナ:「その木に何かあったらまずいことが起こるのね? 破壊教は、そ の木を使って何か良からぬことを企んでいるに違いないわ。」
GM:進んでいくと、前方に赤い大木が見えてきます。 そして、その根 本に、黒い鎧を着た男の死体が1つあります。 ヴォン:死因は? GM:調べてみたところ、外傷は全くありません。 罠を潜ってきた、と 思われますが、罠にかかった様子もありません。 スカール:死体なの、間違い無いですね? ヴォン:《魔力感知》だ。 GM:非常に強い魔力の残留を感じます。 アンデッドではありません。 ヴォン:何か持っているか? GM:破壊教の武器でもあるウォーハンマーを持っています。 破壊教の シンボルもありました。 ニール:死体は1人だけですよね? 残りは何処へ行ったんでしょう? 移動 した跡はここで止まっているんですか? GM:木の根本で止まってます。 「やつら、まさか火炎樹の中に入ったのでは?」 スカール:「中、入れるですか?」 エルフ/GM:「ああ。 世界樹の一種である火炎樹の内部は、ある意味一つの世 界となっている。 内部では、火炎樹の精霊を中心として独立し た生態系が営まれているのだ。 我々にはその内部に入る合言葉 も伝わっている。」 ティアナ:「世界って、どんな世界なの?」 エルフ/GM:「木の中の洞窟、といった感じだな。 洞窟が、縦横無尽に広がっ ている。 確かめたことは無いが、枝道まで全部合わせれば、お そらくこの森よりも広いだろう。」 スカール:「どんなのです、火炎樹の精霊?」 エルフ/GM:「木の精なのだが、同時に火の精でもある。 姿はドライアードと 同じく乙女の姿だそうだ。」 スカール:「知らないと、合言葉、入れないですか?」 エルフ/GM:「入れないはずなのだが…。」 火炎樹の幹には、傷がついています。 「まさか強行突破された? そんな莫迦な。」 スカール:「その方が、気楽です。 使ったなら、合言葉、裏切り者の可能性、 あったです。」 アクアリス:フィルとか? スカール:フィルさん、敵だったら、わたし達、全滅です。 アクアリス:「じゃ、アタシ達も中に入る?」 エルフ/GM:「ああ。 だが、この木の内部にエルフが入ると、やがて木に吸収 されてしまうのだ。」 スカール:「どのくらい、時間ですか?」 エルフ/GM:「まる1日といったところか。 少し前にも、フィルに入ってもらっ て内部に罠を仕掛けてもらったのだが、そのときは3時間以内に 出てきた。」 アクアリス:「エルフ以外が入ったらどうなるのかしら?」 エルフ/GM:「今までエルフ以外がこの木に近づいたこと自体無いのでな。」 アクアリス:「うだうだ言っていても仕方ないし、入りましょう。」 エルフ/GM:「うむ。 だがドワーフを入れるのは…。」 ティアナ:「今は一刻を争う事態なのよ。」 エルフ/GM:「だが、火炎樹によそ者を入れるとなれば、皆で相談せねばならん。 少し待ってくれ。」 ティアナ:「どれくらい?」 エルフ/GM:「ほんの1週間ほどだ。」 一同笑。 スカール:さっさと入るです。 GM:火炎樹内部に入るためには、幹に手を当てて、エルフ語で 『ごめんください、お邪魔します。』 と言えばいいそうです。 スカール:エルフ語は知らないぞ。 ニール:その一言だけなら覚えられるでしょう。
GM:気がつくと、皆さんは直径1kmはあると思われる巨大な木の切株の 上にいます。 切株の真ん中には、火炎樹そっくりの木が生えてい ます。 切株の縁から下を見ると、遥か下でエルフ達が相談してる のが見えます。 アクアリス:「ジョージ、真ん中にまた火炎樹があるわ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、あそこへ行けばいいのだな?」 ジョージはずかずかと歩き出します。 スカール:「ちょっと待つです。」 ジョージ/GM:「ん? あそこへ行けばいいのではないのか?」 スカール:「わたし達の目的、探すことです、破壊教徒を。」 ジョージ/GM:「おお、そうであった。 だが、何処にいるのだ?」 ニール:エイコスの目を使って、切株の真ん中を見てみます。 GM:真ん中に生えている木の幹には、やはり傷がついています。 また、 木の根本には黒い鎧を着た人影が倒れています。 ニール:それは外で倒れていたのと同一人物ですか? GM:流石にこの距離では分りません。 ニール:倒れているポーズに差はありませんか? GM:そうですね、ポーズはちょっと違う様な気がします。 ニール:「とりあえず、あそこに行ってみるしかないでしょう。」 ヴォン:フィルがトラップ仕掛けたはずだが、何処に仕掛けたんだ? ま、 いい。 ジョージを先頭に行かせればすむことだ。
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GM:ジョージは、切株の真ん中に向かってずかずかと歩いていきます。 切株ですので、年輪があるのですが、その年輪を跨いだとたん、ジ ョージの姿が消えます。 そして、皆さんの後ろに現れます。 ケオヅ:「年輪を越えられない? ひょっとして、どこかで年輪途切れてる とか。」 スカール:「あるいは、年輪、渦巻きかもしれないです。」 アクアリス:「とりあえず、年輪沿いにぐるっと回ってみましょう。」 GM:回り込むと、1ヶ所年輪が途切れている所がありました。。 ケオヅ:「おお、予想通りだ。」 アクアリス:「あら、ケオちゃんの予想が当ったわね。 すごいじゃない。」 スカール:「ケオヅさん、したですね、パワーアップ。」 GM:同じ要領で、各年輪に沿ってぐるっと回ると1ヶ所ずつ途切れた所 があって、中に入れる様になってます。 が、何回か内部に入った 所で、途切れていない年輪に出てきました。 ヴォン:年輪に何か塗ってないか? ティアナ:偽装されてるんだと思うわ。 GM:<捜索>を振ってください。 ティアナ:<捜索>3レヴェルの出番ね。 6レヴェル成功よ。 GM:年輪が途切れてる所に、年輪と同じ色で線が描かれていました。 ついでにカードも1枚。 “引き返すことをお勧めします。 P.”
GM:切株の真ん中にやってきました。 遠くから見た通り、黒い鎧の男 の死体があります。 ヴォン:やはり外傷は無いんだな。 スカール:木に入るため、生命力、使った? ティアナ:生命力使って混沌な魔法使ったのかもしれないわ。 スカール:男の職業、分るですか? GM:鎧を着て、ウォーハンマーを持っていますから戦士系だと思われま す。 スカール:「ひょっとして、聖闘士、違うですか? 聖戦士宣言すれば、トラッ プ無効です。」 ヴォン:「で、最後はばったりか?」 スカール:「酷いです。 聖闘士、使い捨てしたですね。」 ティアナ:「人間のやることじゃないわ。」 ヴォン:「狂信者だな。」
ヴォン:先へ進もう。 真ん中の木に手をあてて、先ほどと同じく合言葉を 唱える。 ケオヅ:ここで合言葉間違えると外に飛ばされるんだろうか? ヴォン:確かめてみるか? お前が飛ばされる分には止めないぞ。 GM:気がつくと、今度は蔦で覆われた木の洞の中にいます。 洞の中で は、大きな芋虫が1匹、葉を食べています。(部屋B) スカール:わたし、虫語話せるです。 『今日ハ。 スミマセン、変ナ人達ガココヲ通リマセンデシタカ?』 アクリアス:スカールって、虫語の方が共通語よりうまいのね。 一同笑。 芋虫/GM:『黒イ奴等ガ通ッタヨ。』 スカール:『ソイツ等ハ悪イ奴ナンデス。 何人クライデシタカ?』 芋虫/GM:『沢山。』 ケオヅ:やっぱり、1,2,沢山の世界なんだな。 ティアナ:虫にそんなこと期待するのが間違いね。 スカール:『何処ヘ行キマシタ?』 芋虫/GM:『向コウ。』 と示す方には、幅2mくらいの洞窟が続いています。 スカール:『向コウニハ、何ガアルンデスカ?』 芋虫/GM:『火炎樹ノ精、住ンデル。』 スカール:『黒ズクメガ通ッテカラドレクライ時間経チマシタ?』 芋虫/GM:『時間? 何ソレ?』 スカール:時間は分らないですか。 『黒ズクメノ前ニ、えるふガ来マセンデシタ?』 芋虫/GM:『エルフ?』 スカール:『ワタシト同ジ様ナ姿ヲシテイマス。』 芋虫/GM:『来タヨ。 ソコニ白イ物置イテ先ヘ行ッタよ。』 やはりカードが1枚。 “引き返すことをお勧めします。 P.” スカール:先、行くです。 『ドウモ有難ウゴザイマシタ。』 芋虫/GM:『行クナラ木ニ傷付ケナイデネ。』 芋虫は再び葉を食べはじめます。 ティアナ:傷付けないで、と言いながら自分は食べるのね。
火炎樹内部1                 ■■■■■                ■■A  ■■            ■■■■■     ■■■■■           ■■             ■■          ■■  ■■■     ■■■  ■          ■  ■■ ■■   ■■ ■■ ■          ■ ■■   ■■■■■   ■ ■          ■ ■           ■■ ■■   ■■■■   ■ ■          ■■C  ■■  ■■B ■■  ■ ■          ○     ○  ■    ■■■■ ■          ■     ■  ■        D■          ○     ○  ■    ■■■■ ■          ■     ■  ■■  ■■  ■ ■          ○     ○   ■■■■   ■ ■          ■■   ■■          ■ ■           ■■ ■■          ■ ■■   ■■■■■   ■ ■          ■  ■■ ■■E  ■■ ■■ ■          ■■  ■■■     ■■■  ■           ■■             ■■            ■■■■■     ■■■■■                ■■   ■■                 ■■■■■
GM:洞窟を進むと、T字路にやってきました。 ここでは、左の通路か ら右の通路に向かって、緑色の服を着た小人達が猫車に何か光る物 を積んで移動しています。(T字路D) ヴォン:光る物って? GM:見た目は金平糖の様な形をした物です。 大きさは野球のボールく らい。 スカール:緑色の小人、葉緑素ですか? ティアナ:「小人さん、小人さん。」 小人/GM:「なぁに?」 ティアナ:「何を運んでいるの?」 小人/GM:「えいよう。」 スカール:「何処へです?」 小人/GM:「あっち。」 ティアナ:「黒ずくめの変な男、見なかった?」 小人/GM:「みたよ。」 ティアナ:「何処へ行ったの?」 小人/GM:「わすれちゃった。」 スカール:「すれ違ったですか? 追い抜かれたですか?」 小人/GM:「わすれちゃった。」 スカール:「火炎樹の精、何処にいるですか?」 小人/GM:「わすれちゃった。」 ニール:「どちらへ行ったんでしょうね?」 スカール:「情報、足りないです。」
一行は、小人さんが進んでいる方に行ってみることにします。 GM:先に進むと、小人さんがコンペイトウを何やら加工してる場所に着 きます。(部屋E) スカール:「黒ずくめ、来たですか?」 小人/GM:「きたよ。」 スカール:「何処へ行きました?」 小人/GM:「おく。」 スカール:なら、奥に進むです。
GM:壁面に、大きな顔が6つある部屋に出てきました。 部屋の真ん中に は、エルフらしい小さい子供が泣いています。(部屋C) スカール:『坊や、どうしたのですか?』 子供/GM:『黒い奴ら、精霊さんつれていっちゃった。』 スカール:『それはいつですか?』 GM:部屋の壁の顔の一つが応えます。 「ついさっき、わしの口の中に入っていったぞ。」 アクアリス:「あなた方は?」 顔/GM:「一言で言えば、門番じゃ。 わしらの口は、火炎樹内の各部に通 じておる。」 スカール:「追い掛けるです、わたしたちも。」 子供に言うです。 『心配は要りません。 精霊さんはわたし達が必ず助け出します。』 顔/GM:「同じ道を通ったのでは追い付けまい。 たしか、残りの5つの顔の 中に近道があったはずなのじゃが…。」 ティアナ:「どれが近道なの?」 GM:すると、残りの5つの顔が口々に応えます。 「私だ。」 「何を言っている、俺に決まってるじゃん。」 「うちやで、うち。」 「おらだ。 間違いなくおらだ。」 「だんな、嘘吐くんじゃありゃーせんぜ。」 「何言うてんのや。 嘘吐きはあんたやんか。」 「あっしがいつ嘘を吐いたってんで?」 スカール:「思います、早いと、追い掛ける、近回りせずに。」 GM:顔の一つには、“順路”と書いてあります。 「俺だよ、俺。 ほら、書いてあるじゃん?」 スカール:筆跡鑑定するです。 GM:フィルの字ですね。 一同笑。 スカール:それ、間違いなく出口です。 顔/GM:「おお、そうじゃ。 こういうときのために、わしらは一つ、クイ ズを考えたのじゃ。 その答えを知っている者が正しい道じゃ。」 スカール:「それ考えたの、エルフ違うですか、書いた、“順路”と。」 顔/GM:「いや、違う。 遥か前にやってきたエルフじゃ。 そのときは、出 口が分らずに、気の毒にもそのエルフは火炎樹に吸収されてしま ったのじゃ。」 ティアナ:「そのクイズというのは?」 “5人のドワーフが、5mの穴を5時間で掘れるとする。 このとき、100mを100時 間で掘るには何人のドワーフが必要であるか?” このクイズに対し、顔のうちの4つはそれぞれこう答えました。 「100人に決まってるやん。」 「5人ですぜ、だんな。」 「ドワーフ3人とエルフ1人だと思うだ。」 「何を言っておる。 根性があれば、1人で充分だ!」 ジョージ/GM:「おお、そうだ。 根性があれば1人で充分だな。」 ずかずか。 一同笑。 ヴォン:「こらこら。」 ジョージを捕まえておく。 ニール:「その考えは非常に面白いと思いますが、ここは常識的に、5人が 正解ではないでしょうか?」 GM:答えを言わなかった残りの顔が、 「迷うことないよ。 ほら、“順路”って書いてある通り、俺が正 解だよ。」 アクアリス:「あなたはどうして答えを言わないのかしら?」 顔/GM:「この“順路”ってのを貼ったエルフが、お前が正解だから、答え は忘れていいって言ったんだ。」
一行は、「5人」と答えた顔を選び、進んでいきます。 GM:エルフは<耐久度>で1レヴェルを振ってください。 失敗すると、 指先だとか、髪の毛の先だとかが、緑色に変化してるのに気付きま す。 ティアナ:人間は? GM:エルフ以外は平気の様です。 スカール:急ぐです。
GM:前方、200mくらい先に、人影が見えます。 1人は、赤い髪の娘の様 です。 その娘を、3人の黒ずくめの男が無理やり引っ張っていって ます。 ヴォン:まだ《これでもくらえ!》の射程外だな。 スカール:「押さえるです、ジョージの口を。」 ジョージ/GM:「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ!」 その声で向こうも気付いた様です。 男たちは、娘を引っ張って走 り去っていきます。
火炎樹内部2            ○■○■○           ■F    ■          ○       ○  ■■■■■■■■■       ■■■■■■■■■■  ○       ○       ○        ○  ■■■■■■■■■       ■■■■■■■■■■          ○       ○           ■     ■            ○■○■○
GM:男達を追っていくと、壁に顔がいくつも並んだ部屋に出てきました。 (部屋F) ニール:先ほどの男達の姿は無いんですね? GM:顔の一つの前に、黒い鎧の男が1人倒れています。 ヴォン:また聖闘士を1人使い潰したか。 スカール:顔に訊いてみるです。 「黒い奴等、精霊つれた、通ったですか?」 顔/GM:「俺を通っていったよ。 そいつら、俺の嫌いな金属の味がするん だよ。 だのに、俺の口を無理やり通っていったんだ。」 スカール:「どうして死んだですか、この人?」 顔/GM:「その死んでる奴、吐出そうとしても、強い力に阻まれて吐出せな かったんだ。 その間に、残りの奴が通っていったんだ。 その後、 そいつ突然倒れたんだ。」 スカール:「何処へ通じてるですか?」 顔/GM:「根っこの先の方の出口だよ。 幹からはけっこう離れた所に出る よ。」 スカール:追い掛けるです。 GM:口に入ると、吐出されてしまいます。 「あんた達も金属の味がするよ。」 アクアリス:とりあえず武器は背負い袋にしまうわ。 スカール:誰が金属鎧着てるですか? ヴォン:俺が合成プレートアーマーだ。 GM:ジョージも金属性の鎧を着ています。 ヴォン:なら鎧は脱いでここに置いていくか。 GM:鎧を脱ぐには、結構時間がかかります。 「はっはっは、このジョージ・エリオットならばおそらく通ること は可能だ。 《瞬き移動》を使えばいい。」 ヴォン:「それなら俺も使えるが…。」 アクアリス:「それ使ったら、倒れるんじゃないかしら?」 ジョージ/GM:「はっはっは、このジョージ・エリオット、目的を果たすまでは決 して倒れはしない!」 スカール:マントでくるむです。 一行は、金属鎧を着たヴォンとジョージをマントでくるみ、担いで口の中を通 ります。 ヴォン:す巻き状態か。 情けない。
GM:前方100mくらいに、火炎樹の精と、黒ずくめの男2人が見えてきま した。 「えぇい、まだ追ってくるか。」 スカール:「あなた達、森、破壊した上、つれていく、精霊を。 許せないで す。」 僧侶/GM:「まったく、ここはどうなってるんだ。 何で木の中にまでトラッ プがある? おかげであれだけつれてきた聖闘士がもう1人だ。」 一同笑。 アクアリス:「フィルの作った罠にかかって、1人でも残ったのはすごいことよ。」 僧侶/GM:「まぁいい。 聖闘士など1人残れば充分だ。 行け!」 聖闘士が武器を抜いて突っ込んできます。 ティアナ:射程距離に入り次第《これでもくらえ!》ね。 スカール:それ、効かないと思うです。 GM:聖闘士は聖戦士バーサークしています。 アクアリス:じゃ、1回接敵状態を外してしまうのはどう? 戦闘が終われば、向 こうは生死判定が必要よね? 接敵離脱を繰り返せばそのうち死ぬわ。 ヴォン:それじゃコンピュータRPGだ。 スカール:その間に、精霊さん、つれていかれるです。 聖戦士宣言、高々3倍 です。 勝てます、3人いれば。 アクアリス:接近される前に戦士に《韋駄天》をかけていくわ。 ヴォン:《魔剣》だ。 「それいけ、肉体労働者。」 アーノルド:気・効果使うだ。 いかに聖戦士バーサークしたとはいえ、流石に1人では相手になりませんでし た。 聖闘士は1ターンで斃されます。 GM:ハイパーバーサークした人は<幸運度>で3レヴェルを振ってくだ さい。 失敗すると、木を傷付けてしまいます。 ケオヅ:成功したぞ。 GM:僧侶は精霊を抱えたままじりじりと下がっていきます。 「えぇい、役に立たん聖闘士だ。 くそ、もっとつれてくるんだった。 どうせ聖闘士など、掃いて捨てるほどいる。」 ニール:「その考え方は違うと思いますがね。 聖闘士を道具としか考えて いない人に話しても分らないでしょうが。」 僧侶/GM:「こちらも話すことなど無い。」 ティアナ:魔法なら、目標以外には当らないはず。 僧侶に《これでもくらえ !》よ。 GM:その前に、<知性度>でセーヴィングローグをしてください。 ティアナ:5レヴェル成功よ。 GM:僧侶が着てる鎧は、脱出バック&ブレストの様です。 スカール:僧侶斃したら、精霊ごと跳ぶですか? ヴォン:精霊を抱えてるから、可能性はあるな。 ティアナ:なら《調和》かけるわ。 でも射程距離が足りないわね。 僧侶/GM:「それ以上近づくな! 精霊を殺すぞ!」 アクアリス:「精霊を置いていきなさい。 そうすればあなたの命は助けてあげ るわ。」 僧侶/GM:「命令権は人質を取っているこちらにある。」 アクアリス:「精霊を殺したら、あなたの命も消し飛ぶわよ。」 僧侶/GM:「お前達だって、精霊を殺したくないのは同じだろ? そこを動く な。」 ヴォン:「別に、精霊が殺されても俺は困らんぞ。」 ティアナ:「あなたの手に落ちるくらいなら、いっそのこと精霊ごと…。」 一同笑。 僧侶/GM:「そ、そこのエルフ、困るだろ?」 アクアリス:「アタシはここのエルフじゃないから。」 僧侶/GM:「く…。 ならば、お前達、精霊を殺すか? 精霊共々我を破壊する か? いいだろう。 やるがいい。 破壊こそ我らが望み。 お前達 も破壊に手を染めるがいい。 だが、この精霊は渡さん。 精霊の 死体でも、それなりの使い道があるだろう。」 ヴォン:「あんた、計画無しだな。」 ティアナ:「破壊教だけあって、自らの計画まで破壊するわけね。」 僧侶/GM:「えぇい、黙れ黙れ。」 アクアリス:チャクラムで、武器を持ってる腕を狙うわ。 GM:手を狙うのなら、最低4レヴェル成功が必要です。 この状態だと、 外れると精霊に当りますよ? アクアリス:ハイパーポイントを4点注ぎ込むわ。 …成功よ。 GM:僧侶は回避失敗しました。 アクアリス:ならダメージは…聞きたい? スカール:聞くまでもなく、手首飛んでます。 GM:僧侶は精霊を離してしまいました。 「お、おのれ。」 ティアナ:なら《これでもくらえ!》よ。 GM:抵抗は…失敗してしまいました。 ティアナ:26点をプレゼント。 GM:僧侶はバッタリ倒れて消えました。 「こ、これで終わったと思うなよ…。」 スカール:精霊を保護するです。 「おお、マイフレンド、怪我無いですか?」 GM:精霊はにっこり微笑むと、戻っていきます。 アクアリス:「またね。」
一行は、火炎樹から出てきました。 GM:皆さんは、火炎樹の根本に折り重なる様に落ちてきます。 さて、 <幸運度>を振ってください。 一番失敗した人が、一番下になり ます。 一同笑。 ヴォン:なんて愚かな判定をさせるんだ。 ニール:自動失敗しました。 どうやらわたくしが一番下の様ですね。 ティアナ:で、一番上が私ね。 GM:あなた達の上に、火炎樹の枝が1本、ぽとりと落ちてきます。 後で 魔術士ギルドに持っていけば分りますが、この杖を加工すれば、炎 の杖になります。 ティアナ:これはいいものを貰ったわ。 私のものね。 GM:外では、まだエルフ達が相談しています。 『よそ者を入れるのは…。』 『だがしかし…。』 スカール:『奴等なら、もう退治してきましたよ。』 エルフ/GM:『何? いつの間に入ったのだ? こっちが相談しているのに。 ま ったく、人間はせっかちでいかんな。 たった1週間がどうして待 てんのだ。』 アクアリス:『もう少し、決断は早くする様にした方がいいわよ。』 エルフ/GM:『これでも最近は早くなったのだぞ。 前は9ヶ月とか9年とか108年 とか。 ともあれ、礼を言うぞ。』 スカール:共通語で話すです。 「人間と付き合うです、町に出て。 そうすれば、分るです、いい ところ、人間の。」 エルフ/GM:「町では、そんな言葉遣いが流行っているのか?」 一同笑。 スカール:「違うですか、わたしの話し方?」
死の罠の樹中迷宮 1999/1/9 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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