ハイパーT&Tリプレイ

石版


キャラクター
  ソーワン
    武者修行中の人間の1レヴェル戦士。 14歳の少年。
    スクイラの部族の出身。
  フィリスターサス
    エルフの怪盗。 女と見紛うばかりの美少年。 どうやらシスコンらしい。
  アークトゥルス
    人間の戦士。 24歳。 武器はピックアックス(つるはし)。 一見土木作業員。
  アクアリス・フォン・シュトックヘルド
    エルフの女魔術師。 けっこうきつい性格のお姉様。

         GM:前回の賢者の杖の事件解決からしばらく過ぎました。

     フィル:「姉さん!? クリスターラ姉さんがいない! 姉さぁん!」

         GM:ちょっとごたごたがあって前回一緒に冒険した仲間とははぐれてしま
            いました。 フィルの姉のクリスの姿も見当たりません。

     フィル:「姉さん…。 きっとあの杖に何処かにつれていかれてしまったんだ
              …。」

  フィリスターサスの姉、クリスターラは前回の冒険で杖を手に入れました。 手
に入れられた、というべきかもしれません。 その杖は“特別製の魔法の杖”であ
り、自我を持ち、ときどきクリスの身体を支配してしまうのです。

     フィル:「姉さん…行方不明だった姉さんをやっと探し当てたのに…。」

   ソーワン:「シスコン。」

     フィル:「なんとでも言ってくださいよ。 それより、早く姉さんを探さなく
              ては。 姉さ〜ん!」

         GM:では2人はしばらく探してる、と。 そちらの2人はどうする?

     アーク:行き倒れてる。

     フィル:前回と同じ様な…。

 アクアリス:そこを通りかかるわ。

     アーク:「うう…。 助け…て…。」

     フィル:前回の教訓は『行き倒れは拾うな。』です。

 アクアリス:天の声が聞こえたのでそのまま立ち去るわね。

     アーク:冷たいやつら…。

         GM:ではやはり<幸運度>でセーヴィングロール。

     アーク:失敗。

         GM:では不幸にも誰も通りかからない。 自力でなんとかしなさい。

     アーク:そのまま1時間待つ。

         GM:ではもう1回どうぞ。

     アーク:あ、自動失敗や。

         GM:だっれも通りかかりません。

     アーク:なんとか立ち上がってとぼとぼと町に向かう。

     フィル:自力で起き上がるとは前回のケオヅさんよりはましですね。

   ソーワン:あいつは引き擦られていったもんな。

     フィル:姉さんが『ご飯食べる?』って聞いたら急に元気になって。 ああ、
            姉さん、何処に行ったんですか? そうだ、姉さんの似顔絵を描いて
            広場に張っておきましょう。

         GM:似顔絵? なら<器用度>でセーヴィングロール。

     フィル:3レヴェル成功です。

         GM:非常に綺麗に描けました。 実物より綺麗かも。

     フィル:人目につく所に張っておきましょう。『このエルフを見掛けたら連絡
            ください。』

     アーク:その横で同じ様に張り紙張ってるで。 無視して立ち去った女エルフ
            の顔描いて『このエルフに見捨てられました。』

         GM:セーヴィングロールは?

     アーク:3レヴェル成功や。 しかし、これ、描いてみたけど、何の役に立つん
            やろ?

     フィル:「おや? こちらのエルフの女性と何かあったんですか?」

     アーク:「この女、わたしを見捨てていったんや。 探してどうこうしようと
              かゆうわけやないねんけど、あんまり腹立ったんで。」

     フィル:「見捨てていかれたんですか。 …姉さんだったらそんなことはしな
              いのに。」

     アーク:“見捨てろ”とゆう天の声出したんは誰や?

 アクアリス:アタシの顔描いたのよね? なら人、寄ってくるんじゃないかしら?

         GM:<魅力度>24か。 なら
            「その絵、売ってくれんか?」
            という人が来る。

 アクアリス:当然よね。

     アーク:おお、ナイスや。
            「おいくらくらいで?」

  通行人/GM:「金貨1枚でどうだ?」

     アーク:「もう1枚!」

  通行人/GM:「金貨1枚に銀貨5枚。」

     アーク:「ならそれでお売りしまっせ。」
            フィルに
            「なんや知らんけど、お金入ったんで一緒に飲みに行かへんか?」


町の酒場にアークトゥルスとフィリスターサス、そしてソーワンはやってきます。 アーク:「ま、1杯おごるで。 どうせあぶく銭やし。」 ウェイトレス/GM: 「ご注文は?」 アーク:「ビール。」 ウェイトレス/GM: 「金貨1枚になります。」 ソーワン:文字通りのあぶく銭だな。 「軽いの頼む。」 GM:普通の食事なら銀貨5枚。 アーク:「わたしも頼む。 ああ、稼ぎが綺麗に無くなってしもた。」 フィル:もう1枚描きます? アクアリス:アタシは皿洗いのバイトでも探すわ。 GM:<魅力度>高いからウェイトレスの方に回される。 アーク:看板娘やな。 アクアリス:「どうぞ。」 フィル:「おや? あちらのウェイトレスさん、あの張り紙の女性にそっくり ですね。」 アーク:「あいつや。わたしを見捨てていったんは。」 アクアリス:「何処かでお会いしたかしら?」 アーク:「行き倒れてたところを見捨てていったやろ。」 アクアリス:「ああ、あの道の真ん中のゴミね。」 アーク:「もうええけど。 あんたのお陰で銭儲かったし。」 アクアリス:「儲かった?」 アーク:「こっちの話や。 しかし、儲かったゆうてももう使ってしもたしな。 なんぞええ儲け口あらへんか?」 フィル:「うーん、今のところはありませんね。」 アーク:「知り合いでもいはりません?」 GM:商人のトラネコさん。 フィル:あの人はまだこの辺にいるのかな? GM:そうして飲んでると、噂の主のトラネコさんがやってくる。 「あ、いたいた。」 フィル:「おや、トラネコさん。」 アクアリス:「いらっしゃいませ。」 GM:トラネコは金貨10枚の上等な食事を注文する。 アーク:あ、金持ちやな。 アクアリス:「今日は東洋の河豚という魚が入ってます。」 トラネコ/GM:「ならそれをくれ。」 アクアリス:「河豚の活け作りでございます。」 トラネコ/GM:「薄いな。 透けて見えるぞ。」 アクアリス:「こちらのポン酢に浸けてお召し上がりください。」 トラネコ/GM:「そうか。 ほう、これはうまい。」 フィル:「私たちに何か御用でしょうか?」 トラネコ/GM:「それでだな、やっとこっちでの商売が終わったんでこれからタルカ スに戻るんだ。 で、例の国境付近なんだが、どうやらますますモ ンスターが増えてきたみたいでな、あんたらに護衛を頼みたい。」 フィル:「護衛ですか? でも姉さんを探さないと…。」 アーク:「探すあてが無いんやったらここにいてもしゃあないで。」 フィル:「こういえばあの杖は世界を見て回りたいと言ってました。 なら姉 さんはもうこの近くにはいないでしょうね。…いいでしょう。お受 けします。」 トラネコ/GM:「あんたたち、仲間はどうしたんだい?」 フィル:「はぐれたんです。」 トラネコ/GM:「そうか。 そっちにいるのは新しい仲間かい?」 アーク:「まだそういうわけやないねんけど。」 トラネコ/GM:「あんた戦士かい?」 アーク:「そうや。」 つるはし担いで土木作業員みたいやけど。 フィル:「おや、戦士だったんですか?」 トラネコ/GM:「なんなら土木作業の口もあるが?」 アーク:「今回は戦士の口を頼みたいねん。」 トラネコ/GM:「そうか。 なら雇おう。 ところで、そっちのエルフの姐さんは? この間のワイン好きのお姉ちゃんじゃないな?」 アクアリス:「アタシはここのバイトよ。」 トラネコ/GM:「そうか。 どうだ、雇われないか?」 アクアリス:「ええ、いいわよ。」 フィル:ウェイトレス雇ってどうするんでしょう? まだ魔術師だとは知らな いはずですし。 マスター/GM:「お客さん、困りますよ。 うちの看板娘引き抜かれちゃ。」 マスターが文句言ってくるけど、トラネコはうまく言いくるめて丸め 込んでしまう。 かなり袖の下も渡したらしい。 フィル:ずいぶん熾烈な引き抜き合戦が行われてますね。 GM:というわけで君は金でトラネコに買われることになった。 アーク:金で買われるってそれ、危ないで。 フィル:魔術師だと知らないのに何故買ったんでしょう? やっぱり<魅力度 >ですか? GM:エルフなら何か出来るだろうと思って。 アーク:思い込みとゆうやつやな。 アクアリス:でもアタシは役に立つわよ。 GM:というわけで全員なし崩しにトラネコのキャラバンに雇われることに なった。 フィル:前回もいつの間に雇われてましたね。 トラネコ/GM:「報酬は日々の生活費、あとは働きに応じて、だ。」
GM:トラネコ率いる馬車3台のキャラバンはタルカスに向けて出発する。 今回は君たち以外にも護衛がいる。 ソーワン:「またおいらが御者やるよ。」 GM:とりあえずセーヴィングロールしてみて。<乗馬>のスキルが使える。 ソーワン:スキル入れて1レヴェル成功。 GM:では何事も無く馬車は街道を進んで行き、やがて国境地帯にさしかか る。 フィル:「この間はこの辺りでオークに襲われたんですよね。」 GM:今回も例によって前方に人影が見える。 アーク:サラマンダー? GM:それは火トカゲ。 ゴブリンの様だ。 ゴブリンが何匹か、道いっぱい に広がって塞いでいる。 何かゴブリン語で言っている。 アクアリス:アタシはゴブリン語分るわよ。 「何、あんた達?」 ゴブリン/GM:「見テノ通リ山賊ダ。 金目ノ物、置イテイケ。」 アクアリス:「置いていくつもりはないわ。 戦士さん、戦いよ。」 アーク:「よっしゃ。」
GM:ゴブリンは6匹。 アーク:「わたしのつるはしをくらえ!」 通常攻撃。 ソーワン:戦士は当然通常攻撃だ。 フィル:最初は様子を見ましょう。 通常攻撃です。 アクアリス:『ごまかしの杖』を使って《死の刃》。 GM:<幸運度>でセーヴィングロール。 アクアリス:あら、自動失敗。 GM:なら杖が爆発する。 1Dのダメージ。 アクアリス:いきなり6点のダメージ受けたわ。 GM:防具の分は<体力度>へのダメージに出来るよ。 アクアリス:なら<体力度>に4点、<耐久度>に2点ね。 ソーワン:「なんだ、今の音は?」 フィル:「気をつけて。 敵の魔法かもしれません。」 アーク:ヒットは22点。 ソーワン:21点。 フィル:29点。 GM:ならそっちに4点ずつダメージ。 フィル:それなら防具で止りますね。 でも負けてるのはまずいですね。 バ ックラーを捨ててダークに持ち替えて2刀流にします。 アクアリス:杖を使わずに《死の刃》をソーワンに。 アーク:合計85点。 GM:ならこっちにちょっとずつダメージが来た。 フィル:ならこのまま通常攻撃でいきましょう。 アーク:合計62点。 GM:全員に6点ずつ。 フィル:6点? バックラー捨てたのが効いてます。 3点のダメージを受けまし た。 アーク:戦士は防具で止めたで。 フィル:うーん、ここで私が<攻撃回避>して<特殊攻撃>狙うと戦士2人が 潰れそうですね。 アクアリス:アタシも参戦するわ。 ソーワン:このままじゃきりが無い。 バーサークだ! アーク:わたしもバーサークや。 GM:慰撫できる? フィル:<魅力度>の高いエルフが2人いますから。 アーク:38点。 ソーワン:26点。 フィル:22点。 アクアリス:13点。 アーク:合計99点。 GM:ならこっちにざくっときた。 バーサーカーは<体力度>2減らしてく ださい。 ゴブリンはまだ戦うつもりだ。 アーク:ああ、ゾロ目が無い。22点。 ソーワン:22点。 フィル:27点。 アクアリス:7点。 アーク:合計78点。 GM:けっこうきたな。もうゴブリンは虫の息。 アクアリス:「降伏すれば命だけは助けてあげるわよ。」 アーク:でもバーサーカーは止らない。 GM:アクアリスがそんなこと言ってるうちにバーサーカー2人がゴブリン を吹き飛ばしてしまう。 フィル:<慰撫>しましょう。 成功です。 アクアリス:自動失敗以外失敗はないわ。 当然成功よ。 GM:では2人とも落ち着いた。
トラネコ/GM:「いやぁ、やっぱりあんたら、頼りになるなぁ。」 アーク:「怪我人が1名出たけど。」 アクアリス:後ろでアタシも怪我してるのだけどね。 ソーワン:「そういえばあの爆発音は何だったんだろう?」 フィル:「ゴブリンが何かやってきたんじゃないですか?」 アーク:「ゴブリンって爆発するんか?」 トラネコ/GM:「《これでもくらえ!》の魔法じゃないか?」 アーク:みんな好き勝手言うとるな。 アクアリス:適当な棒見つけてもう1回『ごまかしの杖』作っておくわ。 トラネコ/GM:「手強い敵だったみたいだな。」 フィル:「姉さんがいればこんな怪我しなかったのに。」 正確には姉さんの杖がいれば。 一同笑。 GM:全員<知性度>でセーヴィングロール。 アクアリス&フィル: 2レヴェル成功。 GM:ゴブリンの1匹が重そうな袋を持っていた。 フィル:「おや? これは?」 開けてみましょう。 GM:中には石版が入っている。 何処かの地図みたいなものが刻んである。 建物の見取り図みたい。 フィル:何か記号とかは描いてあります? GM:記号らしきものが描いてあるが読めない。 アクアリス:まだ横に続きがあるってことはあるかしら? GM:これは単品みたい。 フィル:「何故ゴブリンがこんなものを…。」 アーク:「拾った物は何でも持っとくんやろ。」 フィル:「でもこんな重い物、戦闘になったら放せばいいのに。」 アーク:他に何か持ってる? 死体漁ってみるで。 GM:金貨12枚。 アーク:ゴブリンのくせに金貨? トラネコ/GM:「その金貨は君たちの物にしてかまわんよ。」 フィル:「1人3枚ですね。」 アーク:石版の重さはどれくらい? GM:100重量点。石版と言ったけど、正確には石じゃなくて未知の素材。 表面はつるつるしている。 フィル:これは噂に聞くせらみっく。 トラネコ/GM:「ありがとう。 じゃ、続けて頼むよ。」
GM:馬車は先に進んでいく。 フィル:包帯巻いてます。 アーク:石版を眺めている。 フィル:写しを作っておきましょう。 トラネコ/GM:「おや? それは地図かね?」 アーク:「何か知ってはります?」 トラネコ/GM:「タルカスのシェニクという町は知ってるかね? あの町の近くに はダイナスト・ブーツと呼ばれる遺跡があるんだ。 遺跡の地図 ならシェニクの遺跡管理組合に行けば高く買い取ってくれるそう だぞ。」 フィル:「でも遺跡の地図かどうか分りません。」 トラネコ/GM:「それ以外の地図でも地図管理組合に行けば買い取ってくれるぞ。」 アーク:石版振ってみるけど中が中空ってことはない? GM:そんな厚い石版じゃないよ。 中に何か入ってる様には見えない。 アクアリス:だからこそ逆に何かを隠すのよ。 GM:なるほど。 フィル:マスターをなるほどと言わせてどうするんです。 一同笑。
GM:キャラバンはその日のうちに無事にイルス町に着く。 「やぁ、今日はお疲れだったな。 ゆっくり休んでくれ。」 フィル:<耐久度>は休んでも治りませんよね? GM:1日くらいじゃね。 フィル:僧侶がいればいいんですけど。 GM:神殿に行けば《手当て》の魔法をかけてもらえるよ。 高いけど。 フィル:そんなお金はありません。 アクアリス:まさかいきなり爆発するとは思わなかったわ。
GM:翌朝、トラネコがやってくる。 「どうだい、あんたら、昨日の石版だが、シェニクの町に行くにはこ こから道が分れるんだ。」 フィル:「まだ護衛の途中ですけど?」 トラネコ/GM:「それなんだが、ここから先は結構安全なんでな。」 アーク:「つまりここで解雇、と。」 トラネコ/GM:「こっちも商売だしな。」 フィル:「ではここで別れましょう。」 トラネコ/GM:「じゃ、報酬だが、ゴブリン6匹だから…。」 フィル:「この間はオーク6匹で1人金貨40枚でしたね。」 トラネコ/GM:「じゃ、1人50でどうかね?」 フィル:「合計200ですか。 前回は6人でしたから合計240でしたね。」 アーク:「同じ6匹なんやし、240にしてや。」 GM:なら<魅力度>でセーヴィングロール。 アーク:1レヴェル成功。 トラネコ/GM:「まぁしゃあないか。 なら1人60だ。」 アーク:さて、何買おかな?
一同はイルスの町でしばらく買い物をします。 アクアリス:杖買いたいから今は使わずに貯めておくわ。 フィル:レザーアーマーが買えました。 これで防御は安心ですね。 アーク:そんだけ銭あったらスケール買えるやろ? フィル:でも怪盗が金属鎧ってわけにもいきませんから。 兜はスティールキ ャップではなくてフェイスマスクにしておきます。 もちろん普段は 外してます。 アーク:今まで使ってたピックアックスは売れる? GM:半額で買い取る。 アーク:「誰か金貨10枚貸してくれへん? それで戦闘力が格段にアップする ねん。 ソーワン:「貸してやるよ。 返すときは13だ。」 アーク:「12。」 ソーワン:「OK。」 アクアリス:「会ったばかりなのにお金貸せるなんてすごいわね。」 フィル:「姉さんも困ってる人には当然の様に貸してました。」 GM:シェニクまではここからなら歩いて4日。 アクアリス:馬っていくらかしら? GM:荷馬なら100。乗用馬なら500。 アクアリス:とても買えないわね。
4日後。 一同はシェニクの町にやってきます。 GM:この町は街道の一方に住宅街が、もう一方に商業地が広がっている。 街の背後にはちょっと小高い丘の様なものが見える。 これが噂に名 高いシェニクの古代遺跡ダイナスト・ブーツだ。 フィル:遺跡管理組合にいってみましょう。 GM:『地図買い取ります』って書いた店も何軒かある。 アクアリス:何軒か回っていくらくらいで売ってるかみてみるわ。 「すみません、地図見せてくださいな。」 店員/GM:「何処の地図でしょう?」 アクアリス:「向うの遺跡の地図っておいくらくらいかしら?」 店員/GM:「物に寄りますけど、浅い所なら1区画につき金貨100枚くらいからで すね。」 アクアリス:「深いところならどれくらいかしら?」 店員/GM:「今の所だいたい地図があるのは2階くらいまでですね。 そこから先 は上級者向けです。」 アクアリス:「知り合いの駆け出しの冒険者が遺跡に潜りたいって言ってるのよ。」 店員/GM:「そうですか。 初心者向けの区画もありますよ。 ローリスクな分ロ ーリターンですが。 装備など買われるのならこの裏で売ってます よ。」 アーク:入り口が違うだけで店員は同じだったりしてな。 ソーワン:コンピュータゲームにそういう店が出てきたな。四方にカウンターが あって店員がくるくるまわっているのが。 フィル:ありましたね。 しかもそのうちの一つは教会だというのが。 アクアリス:「どうもありがとう。 ちょっとそちらの姉妹店覗いてみるわ。」
GM:裏の店では魔法の武器なんかも売っている。 アーク:早く魔法の武器持てる様になりたい。 アクアリス:いくらくらいかしら? GM:“炎の杖”が金貨10000枚。 アーク:T&Tって金が莫迦みたいに要るもんな。 アクアリス:1回りして帰るわ。
フィル:「お帰りなさい。」 アクアリス:「1番安い地図の写しでも買値50はするはずよ。」 フィル:「では写しも作りましたし、この石版を売ってきましょう。」 アクアリス:「2000くらいふっかけたらいいと思うわ。」 フィル:「原版ですものね。」 アーク:「写しは何枚刷った?」 フィル:「2枚です。」 アーク:「予備は必要やな。」 ソーワン:「交渉は苦手だ。 地下に潜ってモンスター叩いてる方がいい。」 アーク:写しピラピラさせて 「潜ってみる?」 フィル:「この石版を高く買ってくれるのなら深い所の地図なんでしょう。」 アーク:「そうやな、その値段次第やな。」 アクアリス:「ゴブリンが持ってる程度だからきっとそんな深い所じゃないわ。」 アーク:「思いっきり深い所に潜った英雄がゴブリンに斃された。考えたくな いで。」 ソーワン:神がゴブリンに渡したんだよ。 GMと書いて神と読む。 アーク:「アクアリスの姐さんがウィンクしたらきっと高く買うてくれるねん けど。 」 アクアリス:「アタシは顔知られてるわ。」 ソーワン:「もう1人美形はいるぞ。 男だが。」 アーク:「え? 男やったん?」 フィル:「知らなかったんですか?」 アーク:「でもフィルならウィンク効くかもしれへんな。 ウィンクで親父に よろめかれたら恐いけど。」 フィル:「しませんよ、そんなこと。」 アクアリス:「出来るだけ綺麗に包んでいった方がいいわ。」
フィリスターサスは先ほどアクアリスが見てきた店にやってきます。 店員/GM:「いらっしゃいませ。」 フィル:「こちらの地図を鑑てくださいな。」 店員/GM:「ほう、地図の原版ですな。 少し鑑てみましょう。ふむ…。」 机の中から地図を取り出して付き合わせてしばらく見ている。 「これはこれは…。 失礼ですが、この石版は何処で?」 フィル:「前の冒険で手に入れましてね。」 店員/GM:「これは野暮な事をお聞きしました。こちらを買い取りでございます ね?」 フィル:「ええ。」 店員/GM:「500でいかがでしょう?」 フィル:「ちょっと待ってください。 これを手に入れるにはかなり苦労しま してね。」 アーク:「あのときの冒険は語り出したらもう1日じゃ語れへん。 7つの大陸 をまたにかけて…」 店員/GM:「7つ? 大陸は1つですよ。」 アーク:あ、この世界大陸はドラゴン大陸1つやった。 フィル:「相場を考えていただければ、紙の写しの地図でも100はするはず。 これは原版ですよ。」 店員/GM:「これはやられましたな。 そうですな…。」 <魅力度>で<説得>のセーヴィングロール。 フィル:2レヴェル成功です。 GM:店員のカウンターセーヴィングロールは…ま、<魅力度>でエルフに 勝てるわけが…お? ゾロ目だ。 悪い、カウンターした。 「綺麗なお姉さんにはサービスしましょう。 …600でどうです?」 フィル:「お姉さん…。 あ、いや、それはいいとして、この地図、今まで無 かった区画のものじゃないですか?」 店員/GM:「鋭い所を突きますな。 まぁ、そうなんですが、私の鑑るところ階 層的には浅い所の地図の様ですな。 そうですな…。3人様ですね…。 皆様駆け出しの冒険者とお見受けしますが?」 フィル:「そこそこ冒険はしてますよ。」 GM:(コロコロ) あ、また組んでる。 「いやぁ、色々冒険者を見てきましたからね。 分りますよ。」 フィル:まだ1レヴェルですものね。 店員/GM:「いかがでしょう? この地図の所に挑んでみませんか? 私の鑑ると ころこの地図は遺跡の1階と2階を繋ぐ部分の様です。 この部分を ご覧下さい。 これはどうやら隠し扉の様です。 この扉からこちら の部分は調査されています。 もっとも、こちら側は2階ですので皆 様が行かれるには少々危険でしょう。 ですから、皆様はこの反対 側の1階部分から入られて行ける所まで行かれる、というのはどう でしょう? もちろん分っている情報は提供いたします。」 フィルは交渉の結果 ・石版は金貨600枚で買い取る ・遺跡に関する情報を提供する ・遺跡内の新しい情報が得られれば買い取る ・遺跡内で発見したアイテムの買い取りも行う という条件を取りつけます。 店員/GM:「情報料として遺跡で見つけた物の2割でいかがです?」 フィル:「2割ですか? 我々は危険を冒して遺跡に潜るんですよ?」 店員/GM:「しかしそれがこの町の相場ですから。」 フィル:「相場ですか? 他の店に行って聞いてみましょう。」 店員/GM:「他の店を回られても同じですよ。 もちろんこの石版の写しは取っ てらっしゃるでしょうが、それだけでは遺跡の位置は分りませんよ。」 フィル:「ま、いいでしょう。 それで手を打ちましょう。」 店員/GM:「2階側には人を回しておきますので、そちらまで出られれば出口ま でご案内いたします。 ですが、無理をなさらずに行けるところま で行って戻られることをお奨めいたします。」
フィルは金貨600枚と付近の地図を受け取って戻ってきます。 GM:1階側の入り口は町から丘をぐるっと回った所にある。 フィル:1人金貨150枚ずつですね。 GM:もちろん誤魔化すことも出来るけど。 フィル:そんなことはしませんよ。 「600枚で売れましたよ。」 アーク:「やった、スケールアーマー買える。] ソーワン:「12枚は返せよ。」 アーク:「どうもおおきに。」 アクアリス:「まだまだ甘いわね。 『装備品姉妹店で買うから700にして』って 言わなきゃ。」 フィル:「なるほど。」 アーク:「ならさっきの店に行ってもう1回交渉…。」 アクアリス:「もう遅いわ。」 一同は装備を整えます。 アークトゥルスはピロムとスケールアーマー、ソーワ ンはラージシックルにスケール、フィリスターサスは小型単弓、アクアリスは魔法 の杖を買いました。 もちろん遺跡に潜るための一般装備も手にいれます。
一同は遺跡の入り口を目指して丘をぐるっと回っていきます。 GM:途中に森あるけどエルフがいるから迷わないでしょう。 地図に示さ れた山肌にはぽっかりと穴が空いてます。 フィル:「ここですね。」 アーク:「入ろか。」 GM:松明は誰が持つ? アクアリス:あたし。 ソーワン:魔術師を真ん中に挟んで入ろう。
GM:洞窟の様な入り口に反して中は綺麗な廊下になっている。 埃が積っ ているけど、昔は壁も床も綺麗に磨かれていただろうと思われる。 フィル:ずっと廊下を進んで行きます。 GM:松明の明かりだから見えるのは10mくらいかな? しばらく進むと左 手に扉がある。 フィル:調べてみましょう。 GM:<知性度>でセーヴィングロール。 フィル:2レヴェル成功です。 GM:扉の前の床に小さな赤いタイルが填め込まれている。 フィル:タイル? 動くかどうか触ってみます。 アーク:10フィートの棒でつつく。 アクアリス:それはD&Dよ。 フィル:軽く叩いてみます。 GM:特に何も起きない。 アーク:「多分人が乗ると作動するんやないか?」 ソーワン:「地図には何か書いてないのか?」 GM:地図は見取り図だけ。 見取り図ではこの廊下はもっと入り口側に長 くなっている。 フィル:入り口側が崩れたというわけですか。 GM:そういう感じだね。 フィル:とりあえず赤いタイルを踏まない様にして<聞き耳>してみます。 <知性度>2レヴェル成功です。 GM:何も聞こえない。 フィル:では開けてみましょう。 鍵は掛ってます? GM:開けようにもノブが無い。 アーク:この赤いタイルってもしかして…。 フィル:辺りに石落ちてません? GM:外に出ればあるけど? フィル:じゃ、大きめの石を拾ってきて少し離れた所から赤いタイルの上に投 げ落します。 GM:何も起きない。 フィル:「違ったんでしょうか? 上に乗ると何か起きると思ったんですが。」 アーク:「石やったら重さが足りんのと違うか?」 バックラー構えてタイルの上に乗ってみる。 GM:でも何も起きない。 アクアリス:《魔力感知》。 GM:魔力は感じないね。 アクアリス:なら《開け》よ。 GM:《開け》を掛けると…この場合どうなるかな? 開きません。 アクアリス:「鍵が掛ってるならこれで開くはずよね?」 フィル:「扉に見えますけど、実は壁なのかもしれませんね。」 ソーワン:「『オープンセサミ!』とか。」 フィル:「それで開くのなら《魔力感知》に反応しますよ。」 裏に音叉並べて機械的な音声感知の仕掛けがあったら分りませんけ ど。 ソーワン:それは嫌だな。 アーク:腹立つから2,3発蹴り入れる。 GM:なら<体力度>でセーヴィングロール。 アーク:お、ゾロ目や。 3レヴェル成功。 GM:それはすごい。 なら扉が少しへこむ。 アーク:もう1発蹴る。 また3レヴェル成功。 GM:すごいな。 扉がくの字型に曲がって壁と隙間が出来る。 フィル:隙間に鏡差し込んで中を覗いてみます。 GM:鏡を差し込んで覗くと、扉のすぐ前まで瓦礫が積み上がってるのが分 る。(部屋F) フィル:「塞がってますね。」 アーク:「無駄やったんか?」 アクアリス:「無駄だと判明すればそれは収穫よ。」 フィル:地図に書き込んで先に進みましょう。
地下1階マップ     ■───■             ■───■             ■───■             ■───■             ■───■  ■■■■■■■■■■■■■□■■  ■A   ■B    ■   ■  ■○   ■     ■   ■  ■    ■ □   □   ■  ■    ■     ■   ■  ■    ■     ■   ■  ■    ■■■■■■■   ■  ■    ■C    ■   ■  ■    □     ■   ■  ■    ■ □   □   ■  ■    ■     ■   ■  ■ ○  ■     ■   ■  ■■■■■■■■■■■■   ■  ■D   ■E    ■   ■  ■    ■     ■   ■  ■    ■ □   □   ■  ■    □     ■   ■  ■    ■     ■   ■  ■#   ■■■■■■■   ■  ■##  ■F### ■   ■  ■##  ■#### ■   ■  ■####■#### □   ■  #####■#####■   ■  ###########■   ■  #########■■■   ■  ###########■   ■  ###########■   ■  ###########■   ■  ###########■   ■  ############   #  ############  ##  ###########  ###
GM:しばらく進むとまた左手に扉。 床には同じ様な赤いタイル。 ソーワン:タイルに乗ってみる。 GM:すると扉がスライドして開く。 アーク:引き戸やったんか。 フィル:中の様子は? GM:部屋の奥には箱型の物体がある。 物体の上面はこちら側に斜めにな っている。 奥の壁には扉。 フィル:入ってみます。(部屋E) GM:部屋の中に入ると、物体の前にふっと1人の人物が現れる。 そいつは 上半身裸で筋肉もりもりの虎のマスクを被ったお兄様だ。 フィル:う…。 あまりお友達にしたくないタイプですね。 GM:男はポーズをつけながら 「くぉぉんじょおぉぉ(根性)の間へようこそ。 ここではあなたの くぉぉんじょおぉぉが試されます。」 アーク:対抗してこっちもポーズを取る。 一同笑。 筋肉男/GM:「ルールは簡単。 一定時間我慢してください。 挑戦する方はここに 金貨1枚入れてください。」 と言うとどこからともなくシルクハットを差し出す。 フィル:上半身裸にシルクハット…。 アーク:金貨入れてみる。 筋肉男/GM:「それでは競技スタート。」 アークの周りに円筒形の壁が降りてきて閉じ込められる。 そして上 から水が流れ込んでくる。 一同笑。 アーク:ちょっと待てい! GM:水はみるみるうちに筒の中を埋め尽くしてしまう。 アーク:「ガボガボ…。」 GM:<耐久度>でセーヴィングロール。 アーク:自動失敗や。 さようなら〜。 フィル:いきなり犠牲者ですか? GM:アークは意識が遠くなってしまう。 と、筒があがっていって水が流 れていく。 「またの挑戦をお待ちする。」 アーク:「銭返せ〜。」 もう1回挑戦してみる。 いったん部屋から出てもう1回入る。 アクアリス:フラグを初期化するのね。 一同笑。 アーク:スペシャルフラグやと1機増えるんやな。 GM:外に出てもう1回入ってくると 「くぉぉんじょおぉぉの間へようこそ。 ここではあなたのくぉぉん じょおぉぉが試されます。 ルールは簡単。 一定時間我慢してくだ さい。 挑戦する方はここに金貨1枚入れてください。」 ソーワン:なら今度はおいらが行く! GM:ではセーヴィングロールをどうそ。 ソーワン:1レヴェル成功。 GM:なら50秒くらいは我慢出来たけど1分を過ぎた辺りから苦しくなって 気が遠くなってしまう。 「またの挑戦をお待ちする。」 アーク:こらわたしらでは無理かな? フィル:ドワーフでもつれてくるべきかもしれませんね。 アーク:エルフの2人は当然無理やろうしな。 フィル:部屋の中にある箱状の物体を調べてみます。 アーク:「さっきのおっさんがこの中に隠れてるんと違うか?」 GM:何か分らない。 上面には色々な見慣れない文字らしき物が書かれた ボタンが並んでいる。<知性度>でセーヴィングロール。 フィル:3レヴェル成功です。 GM:なら今の共通語との共通点がいくつか分る。 フィル:古代語、ですか? GM:ちょっと古い言語という感じだね。 文法はなんとなく分るけど単語 の意味が分らない。 フィル:紙に文字を写しておきます。 ソーワン:奥の扉に行ってみよう。 GM:やっぱり赤いタイルがある。 フィル:<聞き耳>。2レヴェル成功です。 GM:何も聞こえない。 フィル:じゃ、タイルに乗りましょう。 こんなところに罠はないでしょうから。
GM:横に長い部屋。(部屋D)この部屋の左側は瓦礫が崩れてきている。 右側に何かいる。 人が倒れてるようにも見える。 フィル:動いてます? アーク:「おーい、死んでるかぁ?」 GM:人影の上に白い靄のようなものが現れる。 「死ニタ…クナ…イ…。」 その靄は君たちの方に漂ってくる。 アーク:逃げる! GM:何処まで? アーク:とりあえず根性の間に。 GM:ゆっくりとだけど追い掛けてくる。 アーク:「ま、待ちや。 話せば分る…。」 靄/GM:「苦シ…イ。」 フィル:「多分切っても効かないでしょうし…。 入り口まで誘き出して太陽 の下に連れ出しましょう。」 GM:外まで逃げると靄は外には出ずに入り口の辺りでゆらゆらしている。 ソーワン:「これじゃ入れないぞ。 こんなとき僧侶がいればなぁ。」 アクアリス:《これでもくらえ!》 フィル:吸収してよりパワーアップしたりして。 アーク:それは嫌やな。 GM:靄は《これでもくらえ!》で四散する。
アーク:「ほな、もう1回行こうか。」 アクアリス:「少し休ませて。」 フィル:「休みます? なら外の方が安全でしょうね。」 アーク:「しかしあの虎の仮面のおっさんに銭取られたんは腹立つな。」 アクアリス:「アタシ休んでるからその間に根性の間、挑戦してみたら?」 アーク:「銭が無くなるで。」 ソーワン:2レヴェルか。 ハイパーポイント使えば出るかな? アーク:そんなんにハイパーポイント使うのはもったいないで。 ソーワン:2レヴェルなら目標値11か。 フィル:どうせ10回挑戦しても高々金貨10枚。 それだけやれば2レヴェルくら いは成功するのでは? アクアリス:ゾロ目は6回に1回は出るわ。 ソーワン:「もう1回挑戦してくる!」 アーク:「頑張れ〜。」 ついて行くで。 アクアリス:「行ってらっしゃい。」
筋肉男/GM:「くぉぉんじょおぉぉの間へようこそ。 ここではあなたのくぉぉん じょおぉぉが試されます。 ルールは簡単。 一定時間我慢してくだ さい。 挑戦する方はここに金貨1枚入れてください。」 ソーワン:また1レヴェル成功。 「ブクブク…。」 筋肉男/GM:「またの挑戦をお待ちする。」 ソーワン:もう1回! やった、ゾロ目! 3レヴェル! 筋肉男/GM:「おめでとう。 あなた達に賞品を贈ろう。」 ここに見に来てるのは? アーク&フィル: はい。 アクアリス:アタシは外。 GM:鳩が飛んできてここにいた人の手の上に1枚ずつコインを置いていく。 コインはそのまま手の中に吸い込まれる。 皆さん<耐久度>の原点 を1上げてください。 アーク:おお、ラッキー! フィル:エルフの弱点の<耐久度>が上がるのは嬉しいですね。 アーク:「先生、もう1回挑戦を!」 ソーワン:「2回は無理だよ。」 フィル:原点上がったら現在の値も上がるんですか? GM:上がる。 アーク:外に出て 「姐さん、根性の間に挑戦したらこんなことあったで。 あとでわた しも挑戦するから姐さんも見てたらええで。」 アクアリス:「いらないわ、別に。」 アーク:でもこれ何回も挑戦してたら延々と上がるんやないか? フィル:多分上がるのは1人につき1回だけでしょう。
一同はもう1回先ほど白い靄のいた奥の部屋に行きます。 GM:根性の間を通るともちろんあのアニキが出てくる。 「くぉぉんじょおぉぉの間へようこそ。 ここではあなたのくぉぉん じょおぉぉが試されます。 ルールは簡単。 一定時間我慢してくだ さい。 挑戦する方はここに金貨1枚入れてください。」 アーク:ええな、このおっさん。 フィル:無視して先に進みましょう。 GM:無視して先に行っても男はシルクハット構えたまま動かない。 さっ きの靄の部屋にはもう靄は見えない。 フィル:倒れてる人影に近づいてみます。 GM:ほぼ白骨化した死体。 ブロードソードにラメラーブラスト、グリー クヘルメットを着けている。 金貨が2枚落ちている。 アーク:装備は普通の品? アクアリス:《魔力感知》。 GM:魔力は感じない。 フィル:身元の分りそうな物は持ってませんね? GM:無いみたいだね。 フィル:「弔ってあげましょう。」 ソーワン:「この剣は墓標だな。」 一同は一旦遺跡の外に出ると戦士の死体を埋め、墓標代りに剣を立てます。
GM:廊下を先に進むとまた同じ様な扉が左手にある。 赤いタイルもある。 フィル:また同じ様な部屋でしょうか? アーク:きっとシリーズになってるんやで。 根性やろ、忍耐やろ、我慢やろ。 フィル:タイルに乗ります。 GM:扉が開いて先ほどと同じ様な部屋が見える。(部屋C) 奥にはやは り箱状の物体がある。 奥の壁には扉。 フィル:入ってみましょう。 GM:今度は箱の前に白髪の老人が現れる。 「知恵の間へようこそ。 ここではあなたの賢明さが試されます。 そ れではまずこちらの映像をご覧下さい。」 壁に1人の戦士の姿が映し出される。 戦士は何処かの洞窟を進んでい る。 「戦士の名はマックス。 7レヴェルの戦士です。 彼の愛剣はテンダ イスソードです。」 アーク:噂に聞くテンダイスソードか。 GM:「彼は1匹のモンスターと出会います。」 戦士の背中ごしにモンスターと思しき陰が見える。 フィル:あれは何でしょう? GM:今度は戦士の顔がアップになる。 戦士の目が血走ったかと思うと気 合い一閃、テンダイスソードで1撃で斃してしまう。 「このモンスターは次のうちどれでしょう? 1:キメラ、2:グレ ートトロール、3:グリフォン、4:ゴーレム、5:ドラゴン。」 アーク:6:バニーのお姉さんってのは無し? フィル:7レヴェル戦士がテンダイスソード? GM:<知性度>でセーヴィングロール。戦士にはボーナスをあげよう。 アーク:2レヴェルや。 GM:では彼はハイパーバーサークしたと分る。 フィル:いきなりハイパーバーサーク? 《パニック》でも掛けられたのでし ょうか? アクアリス:ハイパーバーサークしなければならない強敵かもしれないわ。 フィル:7レヴェルもの戦士がテンダイスソードでハイパーバーサーク。 相当 な敵ですね。 まずゴーレムには剣で向かうはずはないからそれ以外 でしょう。 老人/GM:「挑戦される方はこちらに金貨を入れてください。」 アーク:なら金貨5枚あればええんやないの? フィル:多分1回に掛けられるのは1個所でしょう。 アクアリス:なら5回すればいいわ。 金貨入れて 「ドラゴンよ。」 老人/GM:「それでは正解の映像をご覧ください。」 では実際にどれだけのヒットが出るか振ってみよう。 そのヒットで どのモンスターなら1撃で斃せたか判定する。 フィル:テンダイスソードでハイパーバーサークですよ? GM:終わらないかもしれないな。(コロコロコロコロコロコロ…。) まず38。 (コロコロコロコロ…。 ) それに35。(コロコロコロコロ…。) そろそ ろ終わるかな? (コロコロコロコロ…。 ) あ、またゾロ目。 ソーワン:本当にドラゴンでも斃せそうだね。 GM:(コロコロコロコロコロ…。 ) ふう、終わった。 合計199。 これで 斃せるのは…キメラだな。 「残念でした。 またの挑戦をお待ちしています。」 アーク:もう1回挑戦や。 今度はキメラで行こう。 フィル:同じ問題とは限りませんよ? データベースに2万問くらい入ってたら どうします? アクアリス:そうとも限らないわ。 GM:もう1度するんだね? 「知恵の間へようこそ。 ここではあなたの賢明さが試されます。 そ れではまずこちらの映像をご覧下さい。」 同じ映像が写し出される。 アーク:「キメラ。」 GM:ではダイスを振ってみよう。 毎回結果が変るのだ。 フィル:マルチエンディングですね。 GM:(コロコロコロコロコロコロコロコロ…。) アーク:1回する度に結構時間かかるからそう何度も出来へんな。 GM:(コロコロコロコロコロコロ…。) 103。 辛うじてキメラを斃した。 「おめでとう。 皆さんに賞品を贈りましょう。」 同じ様に鳩が出てきて<知性度>が1ずつ上がる。 アーク:「やった、この調子で行けば…。」 アクアリス:「気が付いたら金貨が無くなってるわね。」 アーク:「あ、そうゆう罠か。」 フィル:「でもお金が無くなっても能力が上がる方がいいですよね。」 アーク:「そうやな。 さぁ、次の部屋へGo! 先に廊下並んでる部屋全部見 てみよ。」 フィル:「多分6つ並んでたんじゃないですか?」 アーク:「最初の部屋が崩れてるんが残念やな。 掘り起こそうかな? でもつ るはし売ってしもたしな。」
一同は廊下を進み部屋Bにやってきます。 GM:この部屋に入ると少年が現れる。 「運の間へようこそ。 ここではあなたの運が試されます。」 少年は大きなさいころを抱えている。 「これから出る目を予想してください。」 アーク:「3。」 GM:(コロコロ) お、3だ。 アーク:「やった!」 少年/GM:「おめでとう。 皆さんに賞品を贈ります。」 というわけで全員の<幸運度>が1上がる。 アーク:個人修正が上がった。
GM:廊下を先に進むと扉に突き当たるね。『関係者以外立ち入り禁止』と 書いてある。 アーク:「さっきの知恵の部屋の方から行こうか。」 一同は知恵の間の奥の扉に向かいます。 アクアリス:扉の前で《魔力感知》。 GM:壁の向う、右手側に魔力を感じる。 フィル:扉の前で<聞き耳>します。 (コロコロ) あ、自動失敗です。 せっ かく<知性度>上がったのに。 「何も聞こえませんね。」 アクアリス:「でも魔力感じたから何かあるはずよ。」 アタシも<聞き耳>。 3レヴェル成功。 GM:なら何かの動く気配を感じる。 アクアリス:「何かいるわよ?」 アーク:バックラー構えて扉を開ける。 GM:この部屋には見たところ何もいません。 右手奥に樽、左手に横倒し になった樽、そして中央に骸骨がある。 骸骨の周りには金貨が散ら ばっている。(部屋A) アーク:生き物の気配は? GM:<知性度>でセーヴィングロール。 アーク&フィル: 2レヴェル成功。 GM:右奥の樽になにかいそう。 フィル:そっと近づいてみます。 GM:樽の中で何か動いてる音がする。 「うぃぃっ。」 フィル:飲んでる? アーク:プレイヤーは分った。 アクアリス:《魔力感知》。 GM:感じるねぇ。どっちかと言えば悪の魔力かな? フィル:そりゃ、アレは一応悪でしょうね。 アーク:樽開けてみよ。 GM:開けると中からギョロっと見上げる目がある。 「うぃっく。」 岩の様な身体をしたものがのそっと出てくる。 アーク:<知性度>で1レヴェル成功や。 GM:岩悪魔だね。 たらふく飲んだのでご機嫌って感じ。 肩をコキコキさ せている。 アーク:「ご機嫌なうちに色々聞きだそ。」 アクアリス:「肩こってるみたいだから揉んであげたら?」 アーク:「え? そやけど岩やで。」 アクアリス:「アナタの握力なら岩にも効くわよ。」 アーク:「指の方がどうにかなるで。」 アクアリス:「やりなさい。」 アーク:「…はい。」 GM:どう見ても岩。 アーク:これ、肩って言うんか? GM:<体力度>でセーヴィングロール。 アーク:3レヴェル成功。 GM:なんとなく手応えがあった。 が、岩悪魔のこめかみらしきところが ピクピクしてる様に見える。 アーク:「あ、姐さん、なんか怒ってはりますよ。」 岩悪魔/GM:「力強エナ。」 アーク:「肩こってはる様ですから、揉ませていただこうかな、と思いまして。」 岩悪魔/GM:「シッシッ。」 アーク:「失礼しました。」 フィル:下がって金貨の方に行きます。 岩悪魔/GM:「盗ルナ。」 アーク:「何に使いはるんでっか?」 岩悪魔/GM:「酒、買ウ。」 フィル:「この人はあなたが殺したんですか?」 岩悪魔/GM:「アア。」 アーク:「このまま穏便に立ち去った方がええかも。」 フィル:「人殺してるんですけどね。」 アーク:「でもその人かて岩悪魔が住んでるところに侵入してきた冒険者やろ?」 プレイヤー知識では岩悪魔ってそれほど強くはないんやけど。 フィル:余計な戦闘はするべきではありませんね。 アクアリス:なら撤退ね。
一同は廊下の突き当たりの『立ち入り禁止』の扉の前に来ます。 ソーワン:「『立ち入り禁止』ってどういうことかな?」 アクアリス:「遺跡管理組合が付けたのよ。 アタシ達は遺跡管理組合から依頼さ れた関係者だから入っていいのよ。」 フィル:「不用意に開けた者を脅かせて帰らせるために簡単な罠をしかけてあ るかも知れませんね。調べてみましょう。」 3レヴェル成功です。 GM:罠は見つからない。 鍵が掛ってる様だ。 フィル:では<鍵開け>しましょう。7つ道具を取り出して…。 アクアリス:《開け》。 フィル:「あの…。」 GM:アクアリスの魔法で扉は開いた。 フィル:「ま、別にいいですけど。」 GM:下に降りて行く階段がある。 フィル:「これが1階と2階の間、でしょうね。」 アクアリス:「降りる?」 アーク:「降りて行こ。」
GM:階段を降りて行くとずっと廊下が続いている。 しばらく行くと右側 に仕切りがあって椅子がある。 正面には扉。(廊下M) ソーワン:「何だ? これは?」 フィル:椅子を調べてみます。<知性度>がさっき上がったおかげで3レヴェ ル成功です。 GM:特に何も見つからない。 アクアリス:《魔力感知》。 GM:何も感じない。 フィル:受付、ですか? ソーワン:「何も無いなら先に行こう。」
GM:扉の前にはやはり赤いタイルがある。 ソーワン:踏む。 GM:扉の向うは大きな部屋が広がっている。 中央はすり鉢状に窪んでい る。(部屋L) アーク:「分った、闘技場や。」 アクアリス:「ここが受付というわけね。 じゃ、出場する人頑張ってね。」 アーク:「出場する人ってわたしでっか?」 アクアリス:にっこり。 GM:部屋の隅の方にオークが3匹寝てた。 扉が開いたんで起きる。 君達 を見て何か言っている。 アーク:オーク語は分らへん。 GM:君達に襲いかかってくる。
GM:行動は? フィル:フェースマスク被って通常攻撃。 ソーワン:戦士はもちろん通常攻撃。 アクアリス:アタシも。 フィル:魔術師が戦うんですか? 防具薄いんじゃ? アクアリス:8点あるわ。 アーク:なら充分厚いで。 ソーワン:(コロコロ) あ、1ばっかり。 アクアリス:それはバーサークしろという天の声よ。 ソーワン:でもいきなりはなぁ。 武器変ったから<体力度>に余裕無いし。 今 回はしない。9点。 アクアリス:アタシは14点あるわよ? 一同笑。 ソーワン:魔術師より弱いのか。 個人修正1しかないからな。 最初は2あったん だけど前回の冒険で減っちゃった。 フィル:その代り魅力度上がりましたよね。 アーク:合計82点。 GM:ならそちらに2点ずつ。 ソーワン:次は多分もう少しましだから…。 フィル:なら次も通常攻撃します。 アーク:(コロコロ) バーサークや! ソーワン:合計104点。 GM:ならちょっとこっちに来た。 フィル:1匹ずつ潰しましょう。 攻撃をかい潜って攻撃します。 アクアリス:《これでもくらえ!》21点。 アーク:バーサーク継続で38点。 ソーワン:16点。 アーク:合計75点。 GM:ならそちらに2点ずつ。 どうせ防具で止るな。 フィル:なら<攻撃回避>は1レヴェルですね? もちろん成功です。 こちら のヒットは32点です。 GM:1匹飛んだ。 もう1匹も《これでもくらえ!》で飛ぶ寸前。 フィル:まだ戦います? GM:まだ戦う気だ。 アーク:逃げたかてバーサーカーは追い掛けて行くで。 合計85点。 GM:ではオークは全部ふっ飛んだ。 アーク:じゃ、誰かわたし止めてや。 ピロム振り回してるから。 フィル:恐いですね。 自動失敗以外失敗しませんけど、失敗したら死にます ね。 逃げられます? GM:逃げるのならアークのヒットに対して<攻撃回避>になる。 フィル:バーサーカーの攻撃を回避するのはかなり高いレヴェルのセーヴィン グロールが要りますね。 <慰撫>してみます。(コロコロ) 5! 危な かった…。 GM:では無事アークは静まった。 フィル:次からはハイパーポイント使います。 味方に殺されるのは嫌ですから。
地下2階マップ     ■■□■■             ■   ■             ■   ■             ■   ■             ■   ■             ■   ■             ■   ■             ■   ■             ■   ■       ■■■■■■■■$■■■■■■■■■■■■■■       ■G─────────────┐■H  ┌┐■       ■│┌┐    □      │$   ││■       ■│││  ┌───┐    │■   └┘■        ■│└┘  └───┘    │■┌─┐  ■        ■│             │■└─┘  ■        ■■■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■       ■I              ■       ■               ■       ■  ○         ○  ■        ■               ■        ■               ■        ■■■■■■■■□■■■■■■■■             ■   ■             ■   ■             ■   ■             ■   ■        ■■■■■■   ■■■■■■        ■J──┐■   ■K──┐■        ■│┌┐│■   ■│┌┐│■        ■││││■   ■││││■        ■│└┘│■   ■│└┘│■      ■■■■■□■■■□■■■□■■■■■      ■L                ■      ■     /―――――\     ■      ■    /       \    ■      ■   /         \   ■      ■  /           \  ■      ■  |           |  ■      ■  |           |  ■      ■  |           |  ■      ■  |           |  ■      ■  |           |  ■      ■  \           /  ■      ■   \         /   ■      ■    \       /    ■      ■     \―――――/     ■      ■                 ■      ■■■■■■■■■□■■■■■■■■■             ■M  ■             ■   ■             ■   ■■■             ■  ┌┐ ■             ■  ││□■             ■  └┘ ■             ■   ■■■             ■   ■             ■───■             ■───■             ■───■             ■───■             ■───■
GM:正面に扉が3つ。 それぞれ赤、黒、白と色が塗られている。 アクアリス:「少し休みましょ。」 アーク:わたしもバーサークで<体力度>6減ったしな。 アクアリス:なら1時間ね。 フィル:では休む前に《宝の匂い》使ってみましょう。 GM:半径15mか。 範囲内には何もない。 一同は1時間休憩します。 アクアリス:「どの扉にしようかしら?」 フィル:まず聞き耳してみます。 白い扉から。 4レヴェル成功です。 GM:何の物音もしない。 フィル:では開けてみましょう。 GM:ここは控室みたいだね。長い椅子があって戸棚が並んでいる。(部屋K) フィル:「とすると赤い扉の向うも同じく控室でしょうか?」 アクアリス:「白コーナー赤コーナーかしら?」 アーク:戸棚調べてみる。 フィル:「どうせ何もありませんよ。」 GM:武器防具の残骸があるくらいだね。 ソーワン:「赤コーナーにも行ってみよ。」 GM:赤い扉も同じく控室。 同じく金目の物はない。(部屋J) アクアリス:「なら後は黒い扉ね。」 GM:鍵が掛っている。 フィル:ではこんどこそ<鍵開け>します。 3レヴェル成功、7つ道具がある ので+1されて4レヴェル成功です。 GM:なら開いた。 通路が続いている。 突き当たりに扉。
GM:突き当たりの扉の前にはまた赤いタイルがある。 フィル:開けます。 GM:また広い部屋。 左右に彫像がある。(部屋I) アクアリス:「襲ってくるんでしょ?」 アーク:「ガーゴイルか?」 アクアリス:《魔力感知》。 GM:もちろん掛っている。 アーク:この世界のガーゴイルって嫌やねんな。 不死やから。 ガーゴイル/GM: 「合言葉ハ?」 アーク:何かあった? フィル:石版にはあります? GM:文字らしき物が書いてあるけど読めない。 アクアリス:「ここは一旦下がりましょ。」 GM:下がるのならガーゴイルは何もしない。 一同は通路に撤退します。 アクアリス:「どこかに合言葉が書いてあるかもしれないわ。 戻って探しましょ う。」
一同は受付(通路M)まで戻ってきます。 アーク:もう1回受付をくまなく調べる。 GM:なら<知性度>で<捜索>のセーヴィングロール。 アクアリス:2レヴェル成功よ。 GM:何も見つからない。 ソーワン:「どうする?」 アクアリス:「あの岩悪魔はどうかしら?」 アーク:「知ってるかもしれへんな。 酒代払ったら教えてくれるかも。」 フィル:「ビール、買ってきます?」 アーク:「自分で買いに行く言うてたから金貨でもええやろ。 ここから町ま で戻る手間考えたら買いに行くのは金貨が断られてからでええ。」 一同は岩悪魔がいた部屋(部屋A)まで戻ってきます。 アーク:「姐さん、お願いします。」 アクアリス:「どうしてアタシ?」 アーク:「美人な姐さんがにっこり笑えばそれだけでうまく行きまっせ。」 フィル:「岩悪魔の美的感覚は違うと思いますよ。」 アクアリス:「ま、聞くだけ聞いてみるわ。」 岩悪魔のところ行って 「この先にガーゴイル、いるの知ってる?」 岩悪魔/GM:「知ラン。」 アクアリス:「合言葉ってご存じ?」 岩悪魔/GM:「“ウィッス!”」 アクアリス:「それが合言葉なの?」 アーク:金貨1枚渡して 「これでビール買ってや。」 GM:金貨をしまいこんで 「マズ“ウィッス!”ッテ言ウンダ。 ソシタラ“声ガ小サイ!”ッ テ返サレルカラ、モウ1回“ウィッス!”ッテ言ウンダ。 ソシタラ “静カニシロ!”ト言ッテ通シテクレル。」 一同笑。 アーク:「分りました。」 岩悪魔/GM:「ホウ、分ッタカ。」 アーク:あ、いや、わたし若いから分りません。 一同笑。 アクアリス:「どうもありがとう。」 一同は再びガーゴイルの部屋(部屋I)にやってきます。 ガーゴイル/GM: 「合言葉ハ?」 アーク:「ウィッス!」 ガーゴイル/GM: 「声ガ小サイ!」 アーク:「ウィッス!」 ガーゴイル/GM: 「静カニシロ!」 アーク:ほんまに“ウィッス”やったんか。 ソーワン:これで進めるんだ。 アーク:金貨使って正解やったな。 アクアリス:だから、あの靄の部屋で拾った金貨を岩悪魔に渡すとフラグが立つ様 になってるのよ。 一同笑。 アクアリス:金貨は2枚拾ったからもう1ヶ所で使うところがあるんだわ。
一同は正面の扉を開けて部屋Gに入ります。 GM:ここは書斎の様です。 壁一面に本棚、真ん中には机と椅子、左手に はソファーベッドがあります。 アクアリス:正面の本棚を調べてみるわ。<捜索>3レヴェル成功よ。 フィル:右の本棚を調べます。<捜索>2レヴェルです。 アーク:机を調べるで。3レヴェル成功や。 GM:アクアリスは正面の本棚の1つがスライドすることを見つけた。 フィ ルも同じく本棚の1つがスライドすることが分る。 アーク:なら左の本棚にも隠し部屋があるんやな。 GM:机を調べていたいたアークは机の下に文字の書いた紙が貼ってあるの に気付く。 アーク:お? 何て書いてある? GM:『ウィッス!』 一同爆笑。 ソーワン:こんなところに合言葉書いてあったってどうなるってんだよ。 フィル:じゃ、左側の本棚を調べてみます。2レヴェル成功です。 GM:左側には扉は見つからなかった。 あとモンスターに関して書いてあ る本とかが見つかった。 フィル:どんなモンスターですか? GM:ガーゴイル。 一同笑。 フィル:通り過ぎた後にあっても役に立ちませんね。 アクアリス:石版には隠し部屋は書いてないのかしら? GM:石版によると正面には通路があるらしい。 もう少し進むと太い通路 に当たるらしい。でも右側の方は何も書いてない。 フィル:なら右側の本棚をスライドさせてみましょう。 GM:スライドさせると扉がある。 フィル:では開けましょう。 GM:フィルが先頭で開ける、と。 開けるとですね、中にオークが2匹とト ロールが1匹いる。 フィル:トロール? GM:トロール達は君の方をギロっと睨む。 フィル:急いで閉めます! アクアリス:《閉じよ》。 GM:《閉じよ》がかかると30分は開かない。 でも扉が壊されればそれまで。 アーク:「こんな扉すぐ破られるで。」 ソーワン:「隊列を整えるんだ。」 GM:扉の向うでガリガリやっている。 すぐにメキメキいって扉が破られる。 フィル:足下に油撒く時間はあります? GM:すぐ破られたから無いね。 トロールが出てくる。 フィル:1匹ずつ叩いていきましょう。 GM:トロールは突っ込んでくる。 アクアリス:突っ込めない様に扉の前で壁を作るのよ。 GM:ではトロールはブラジオンを振りかぶって攻撃してくる。
アーク&ソーワン&フィル: 通常攻撃。 アクアリス:アタシも。 アーク:合計84点。 GM:ではこっちに来る。 けどプレートアーマーで止る。 フィル:プレート? それはかなり大きなヒットを出さないと通りませんね。 GM:後ろからオークがトロールの脇を抜けて前に出てこようとしている。 <器用度>でセーヴィングロールだな。 アーク:ちょっと待て。 フィル:能力値表記ですか。 GM:(コロコロ) オークは前に出てきた。 アーク:何てこった。 フィル:これはオークから先に潰すべきでしょうね。 アクアリス:トロールは入り口の蓋ですもの。 GM:オークはでっかいハンマーを持っている。 フィル:攻撃をかい潜ってオークに。 アーク&ソーワン&アクアリス: 通常攻撃。65点。 GM:なら1人11点ずつ行く。 アーク&ソーワン: 鎧で止めた。 アクアリス:3点来たわ。 フィル:11点ですから<攻撃回避>1レヴェルですね。 成功。 ではオークに3 レヴェルで<特殊攻撃>、成功です。 GM:カウンターは4レヴェルか。(コロコロ) 失敗。 フィル:あ、低い。 23点です。 GM:深手を負わせたけどまだ生きている。 フィル:まずいですね、能力値表記は傷受けてもヒット減りませんし。 GM:次のターン、オーク戦士はバーサーク。 後ろにいたオーク魔術師が 《これでもくらえ!》をソーワンに。 フィル:もう1回オーク戦士に<特殊攻撃>。 アーク:ハイパーバーサーク! アクアリス:アークに《死の刃》。 アーク:なら172点! アークトゥルスの武器はピロム−槍です。 《死の刃》は剣、短剣にしか効かな いはずなのですが…? ソーワン:おいらは16点。 GM:ソーワンは<魔法抵抗>2レヴェル。 ソーワン:ハイパーポイント使う。 (コロコロ) 24! 惜しい、1足りない。 GM:なら11点のダメージ。 ソーワン:まだ生きてるけど…。 GM:で、この攻撃でオーク戦士は潰れた。 フィル:おや? <特殊攻撃>が無駄になってしまいましたね。 アーク:ま、潰せたんやからええやろ。 GM:次のターン。 トロールはハイパーバーサーク。 オーク魔術師はトロ ールに《韋駄天》。 一同ざわめく。 アーク:ちょ、ちょっと待ってや。 フィル:トロールの2回攻撃ですか? ソーワン:こりゃ、危ないな。 フィル:オーク魔術師に攻撃をかい潜って攻撃します。 ソーワン:おいらはバーサーク。 アーク:ハイパーバーサーク継続。 アクアリス:もう1回《死の刃》よ。 アーク:あかん、低いな。 合計162点。 GM:では4ずつそちらに。 アーク:ハイパーバーサーク+《韋駄天》やもんな。 アクアリス:今度は鎧で止ったわ。 フィル:<攻撃回避>は成功です。 オーク魔術師に3レヴェルで<特殊攻撃> 成功です。 GM:4レヴェルはつらいな。 ハーパーポイントを使おう。 フィル:ハイパーポイント持ってるんですか…。 GM:(コロコロ) あ、組んだ。 回避したよ。 フィル:くっ…。 まずいですね。 GM:トロールはハイパーバーサークに《韋駄天》だから毎ターン6点消耗 する。 フィル:でもトロールの体力なんて無尽蔵にありますよ。 GM:そうだね。 ひき続きトロールはハイパーバーサーク。 オーク魔術師 も通常攻撃。 アクアリス:最後の《死の刃》よ。 これでアタシは下がるわ。 アーク:あかん、めちゃくちゃ低い。 ソーワン:おいらも低いよ。 アーク:合計122点や。 GM:5点ずつそちらに行った。 フィル:<攻撃回避>は成功、オーク魔術師にハイパーポイント使って4レヴ ェルで<特殊攻撃>します。 (コロコロ) 成功です。 GM:5レヴェルで回避か。 (コロコロ) あ、組んでる。 フィル:避けないでください。 もう後がありません。 GM:(コロコロ) 組んでる、けど届かなかった。 ダメージください。 フィル:33点です。 GM:それでオーク魔術師は潰れた。 でも《韋駄天》の効果はまだ続いて いる。 アーク:ちょっと、待てや、それ、終わりやで。 もうこっち体力ない。 アクアリス:アタシももう魔法は掛けられないわ。 悪いけど、後ろに下がるわね。 アーク:3回も掛けたら充分役目は果たしたで。 フィル:<攻撃回避>からの<特殊攻撃>。 もうこれに賭けるしかありませ んね。 GM:おや? トロールのダイスの目は1,2,3,4,5,6だ。 アーク:よしよし。 ソーワン:23点。 アーク:(コロコロ)まず20点、 (コロコロ)13点、(コロコロ)9点、(コロコロ) …合計77点。 ソーワンと合わせてちょうど100点。 GM:ではそちらに6,6,7点。 フィル:<攻撃回避>は成功、3レヴェルで<特殊攻撃>…ごめんなさい、自 動失敗です。 アーク:ダイスの目はしゃあないけど…こら本当に終わったな。 ソーワン:おいら次のターンで気絶だよ。<体力度>今5だもん。 GM:それはバーサーク鎮静だな。 アーク:このままみんなで気絶しよ。 バーサーカーなら倒れて動かない相手 はそれ以上攻撃せんはずや。 ソーワン:もう個人修正-4だ。剣が重くて振れない。 アーク:ならもう逃げや。 そうや、ガーゴイルの部屋に逃げて同士討ちさせ るんや。 ソーワン:そこまで走っていけない。 アーク:なら気絶したふりでもしときや。 GM:作戦は決まった? ソーワン:1回殴って気絶する。 これで<体力度>1、<耐久度>3だ。 フィル:とりあえず<攻撃回避>しますけど…。ここで逃げるのは卑怯ですね。 アーク:もう逃げや。 アクアリス:アタシはガーゴイルの部屋に逃げるわ。 アーク:最後の攻撃や。 あかん…。合計51点や。 GM:ならかなりそちらに行くな。 アーク:そらそうやろな。 ソーワン:死んだかな? GM:13ずつ。 ソーワン:鎧で止めたから<耐久度>は残ってるけど気絶。 フィル:<攻撃回避>は成功です。 で…ごめんなさい! ガーゴイルの部屋に 撤退します。 アーク:これで残ってるのわたし一人か。 みんな、後頼むで。 もうバーサー クも鎮静してしもたし、勝ち目はまったく無いな。 GM:どうする? アーク:相手はハイパーバーサークしてるのは分るから、倒れて死んだふりや! GM:うーん、通じるかな? 最後に1発は殴られるだろうね。 アーク:それはしょうがない。 甘んじて受けるで。 <耐久度>0になって生 死判定や。 GM:では<幸運度>でセーヴィングロール。 アーク:良かった、ハイパーポイント使って成功。
GM:ではトロールの前に動くものは無くなった、と。 フィル:沈静化する前にガーゴイルの部屋からトロールを挑発します。 GM:ではトロールは突っ込んでいく。 ガーゴイルが 「合言葉ハ?」 とか言ってるけどトロールがそんなもの言うはずはなし、ガーゴイル と戦闘になる。 ガーゴイルに襲い掛かるトロール。 しかし不死の悪魔であるガーゴイルはハイ パーバーサークをもトロールをも上回る戦闘力を持っていました。 GM:これはトロールに勝ち目ないな。 ガーゴイルに斃されたよ。 フィル:では倒れた人を助けに戻りましょう。 ソーワン:おいらは気絶。 アクアリス:アタシも魔法の使い過ぎで動けないわ。 フィル:動けるのは僕1人ですか。 とにかく皆に応急手当てします。 GM:アクアリスとソーワンはしばらくすれば動ける様になるけど、アーク はちゃんと治療するまで自力じゃ動けない。 アクアリス:トロールの首は切り落しておくわ。 フィル:「もう進めませんね。 戻りましょう。」 アクアリス:「じゃ、隠し部屋だけ調べておくわね。」 GM:トロール達のいた隠し部屋(部屋H)には…<知性度>でセーヴィン グロール。 フィル:3レヴェル成功です。 GM:では机の中から魔法書の様なものが出てきた。 アクアリス:読めるかしら? GM:古代語で書いてあるから読めないね。 アクアリス:「これは後で鑑定して貰えばいいわね。」 GM:あと大きな翡翠が1個、金貨100枚、銀貨200枚、銅貨400枚見つかった。 フィル:銅貨は要りませんね。 アーク:わたし担いで帰らなあかんの忘れんといてや。 フィル:「アークトゥルスさんは背負っていきましょうか。」 アクアリス:「それは傷に障るわ。 …控室にあった長椅子を担架に出来るわね。」 GM:それからもう一つ。 フィル、君は見覚えのあるリボンを見つけた。 フィル:「はっ、このリボンは…。」 GM:それは以前君が姉のクリスに贈ったものだ。 フィル:「何故…これがここに? 姉さん…。」
一同はアークトゥルスを長椅子で作った即席の担架に乗せ、シェニクの町に戻っ てきます。 GM:では何事も起らず無事に帰れた。 アーク:今回の収入は翡翠1個、金貨102枚、銀貨200枚やな。 アクアリス:1枚は使ったのよね。 フィル:まず宿屋に駆け込みます。 アーク:先に神殿に立ち寄ってや。 GM:この町には“調和教”や“戦勝教”、“鋼鉄教”の教会があるけど、 高いよ? アーク:自然治癒にはどれくらいかかる? GM:数週間かかる。 アーク:とりあえず動ける程度に治してもらう。 GM:なら金貨30枚くらい。 それでなんとか動ける様になる。 フィル:動ける様になったらとにかく休みましょう。 翌日。 ソーワン:「まだあの遺跡行く?」 アクアリス:「まだ地図は完成してないわ。 仕事終わってないもの。」 フィル:「とりあえず出来た部分だけ報告しておきましょう。」 一同は地図組合に向かいます。 フィル:「〜というわけでこれがそこまでの地図です。」 店員/GM:「おや、そんな深い所まで行かれたのですか。 2階まで行かれるとは 正直驚いてます。」 アーク:「ちょっと待ってや、2階って?」 店員/GM:「途中で階段降りられたでしょう?」 アーク:「あれ、1階と2階の中間やなかったん?」 GM:はっきり言いましょう。 あれはレヴェル2のモンスターです。 アーク:そら勝てんわ。 店員/GM:「トロールを斃されたんですか。 お見事です。 ほう、これは詳細な 地図ですね。 おや、ここまで行って帰って来られたんですか?」 フィル:「ええ。」 店員/GM:「ここに隠し扉があるのを見つけられたんですよね? その隠し扉を 抜けると通路になっていて、すぐに太い通路とぶつかるはずです。 この太い通路の部分はすでに探索された部分です。 ですから、こ こにうちの組合の人間が待っているはずでした。」 一同笑。 店員/GM:「わざわざ戻られたんですね。 それは大変だったでしょう。」 アーク:「もうちょっと行ってみたら良かってんな。」 店員/GM:「では収穫の方はいかがでした?」 アーク:「翡翠に金貨102枚、銀貨200枚、それに魔術書や。」 フィル:姉さんのリボンは大切に仕舞い込んでます。 店員/GM:「魔術書はうちでは扱っておりませんので魔術師組合の方に行ってく ださい。 この店の右手に魔術師組合があります。」 フィル:また同じ人が出てくる様な気がします。 GM:魔術書の価値は…誰かD6振って。 アクアリス:6よ。 GM:なら残念ながら鑑定出来なかった。 アクアリス:ならもっと大きな町の魔術師組合に持って行くわ。 GM:翡翠の方は時価金貨600枚。 「ではお約束の情報料として金貨144枚いただきます。」 アクアリス:「地図代はどうなったのかしら?」 遺跡で起ったことを全て話すわ。 アーク:「途中に岩悪魔がおるからビール持って行ったらええで。」 フィル:「〜というわけでこの3つの部屋ではそれぞれ根性、知恵、運が試さ れるんです。」 店員/GM:「ふむ、これは娯楽施設として使えそうですね。」 アーク:あんなん娯楽にするなよ。 店員/GM:「そうですね、情報はかなり正確みたいですので…。」 フィル:「遺跡内の危険も排除しました。」 店員/GM:「それは大きいですね。 では1000枚出しましょう。 それでは差引金 貨856枚お渡しします。」 アーク:「やった!」 フィル:「翡翠は換金しましょう。」 アクアリス:「宝石の方が軽くていいのですわね。」 アーク:「でも分けられへんし。」 ソーワン:「売ってしまうおう。」 フィル:「結局1人当たり364枚ですね。」
GM:今回の冒険点は…ガーゴイルは斃してないし…。 アクアリス:この場合はガーゴイルとは戦わないのが正解でしょ? GM:1人500点ずつだな。 フィル:レヴェル2になりました。 今回はセーヴィングロールだけで250いき ましたよ。 GM:シーフ系はやっぱり多いな。 バーサークやハイパーバーサークにも 冒険点出すべきかな? ソーワン:おいらも2レヴェル。 <体力度>上げよう。 アーク:ところでトロールって本当にそんな強かったん? GM:以前に6人パーティーでやったら全滅した。 アーク:ちょっと待ってや。 わたしら4人やで? GM:いやぁ、よく生き残れたねぇ。 アーク:ほんまや。 よう生き残れたな、わたしら。 GM:ちなみにフィルの姉クリスが身ぐるみ剥がされたのがそのとき。 そ してその後フィルと再会したわけだ。 フィル:なるほど、それで姉さんのリボンが落ちてたんですね。 リボン取り 出して 「姉さん…何処に行ったんですか? 」 ソーワン:「やっぱりシスコンか。」
石版 1997/4/12 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


Rerurn to ...
RPGについてあれこれ
Magician's Room Top Page

このページのご意見,ご感想はこちらにどうぞ。
takasi-i@ex.ee.kindai.ac.jp