ハイパーT&Tリプレイ

夏だ!ホラーだ!幽霊屋敷だ!


キャラクター
  アクアリス・フォン・シュトックヘルド
    エルフの5レヴェル魔術師の娘。 けっこうきつい性格のお姉様。
    岩男のヘルメットを手に入れ、さらに<体力度>が上昇する。
  セーラ=ベルチー
    人間の戦勝教スークの2レヴェル僧侶。 24歳の長身の美女。
    豪快な姐さん。
  チャダ
    フェアリーの僧侶。
    ローンカイラスの身分制度に立ち向かうために故郷に戻ってくる。 


辺境の農村で無人の屋敷の探索を依頼された一行。 そこで一行は見たものは… ひとりでに閉まる扉。 まだ湯気の立つ料理。 机の裏の謎の血文字。 突然に飛んでくる皿。 そして、何者かの声。 やがて一行は、屋敷に住んでいた人物の日記を発見する。 はたして、日記には何が記されているのか?
(intermission4)
ちゃだ:こんかいはおんなのこばかりなの。 GM:なかなか珍しいケースですね。 おや、今回は、前回参加した キャラはいませんね。さて、そうすると導入はどうしましょうか。 皆さん、何をしていたんでしょう? セーラ:あたしは神殿で修行中。 チャダ:ちゃだもしんでんにいるよ〜。 GM:そういえば2人とも戦勝教の僧侶でしたね。 セーラ、あなたが神殿で 修行してると、目の前をふよふよ飛んでる生き物がいます。 チャダ:ふよふよ〜。 セーラ:「虫?」 ペチッ。 チャダ:これってふいうち? 「なにするの。」 セーラ:「すまん、虫かと思った。」 チャダ:「しつれいなの。 ちゃだは、れっきとしたそうりょなの。」 セーラ:「お、あたしと同じ僧侶なの? じゃ、茶でもしばきましょう。」 チャダ:ちゃぽん。 「いいおゆなの。」 セーラ:「茶に入るんじゃない。」 チャダ:「ところで、おねえさん、なんてなまえ?」 セーラ:「あたしはセーラ。」 チャダ:「あたしはちゃだ。 たびのそうりょだよ。」 セーラ:「どうして旅をしてるんだ?」 チャダ:「ろーんかいらすでふとうなさべつをうけている、どわーふとふぇ ありーを、かいほうするためにあんやくしてるの。」 アクアリス:暗躍って、何してるの? チャダ:ぺっとしょっぷのふぇありーをにがしてあげたり、どわーふさんの みみもとでにげろってささやいたりしてるの。 セーラ:「それよりも、力付くで天下をとっちまえば、フェアリーだからっ て差別はされずにすむわ。」 チャダ:「それはいいあんなの。」 あくしゅ。 セーラ:ガシッ。 GM:セーラと握手したんですか? ならチャダは、<耐久度>でセーヴ ィングロールをしてください。 チャダ:-2れべるせいこう。 GM:ぎゅっと握られて息ができません。 チャダ:「きゅ〜。」 セーラ:「お、すまんすまん。」 チャダ:じゃ、せかいせいふくのぐたいてきなけいかくをねるの。 セーラ:「まず1個事件を解決して知名度を上げるんだ。」 チャダ:「それはめいあん。」 セーラ:「それじゃ、酒場に行って依頼を探そう。」
GM:酒場には種々雑多な依頼がありますね。 隊商の護衛からメデュー サ退治、雨漏りをなんとかしてくれ、なんてのもあります。 おや、 こちらにはドラゴン退治がありますね。 セーラ:小さい事件からこつこつ行くか、それともハイリスクハイリターン を目指すか…。 チャダ:そうりょむきなのはある? GM:廃屋に幽霊が出るので何とかして欲しい、というのがあります。 セーラ:「これなら僧侶の修行になりそう。」 チャダ:「うん、これにするの。 おじさん、このいらいのことくわしくお しえて。」 GM:依頼人は、ここから街道を離れて1日ほど歩いた所にある、スグル という村の村長です。 スグル村は、過疎化が進み、村には何軒も 空家があるそうです。 その空家の一つに、最近幽霊が現われる、 とのことです。 チャダ:「りょうかいしたの。」 セーラ:「でも僧侶2人だけでは不足かもしれない。」 チャダ:「じょーじのやしきにいけば、だれかいるかも。 じょーじのあつ かいかたならなれたの。」
ジョージ/GM:「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ!」 アクアリス:「ジョージ、表に置いてある妙な乗り物は何?」 ジョージ/GM:「はっはっは、流石アクア殿、あれに目をつけたか。 あれこそが “ジョージエリオットの新たな栄光”号だ! なんと、馬無しで 動く画期的な馬車なのだ!」 セーラ:「どうやって動くのよ?」 ジョージ/GM:「はっはっは、馬車に取りつけられたこの筒から、後ろに火を吹く のだ!」 セーラ:アフターバーナー? アクアリス:「面白そうね。」 ジョージ/GM:「はっはっは、アクア殿も乗ってみるかね? アクア殿は《氷の嵐》 は使えるかね?」 アクアリス:「使えないわ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、ではこのジョージ・エリオットが教えてさしあげよ う。 この馬車を動かすと、大量の熱を発生するので時々冷やさ ねばならんのだ。」 アクアリス:馬車の構造は理解できる? GM:<知性度>を振ってみてください。 アクアリス:7レヴェル成功よ。 GM:走ることは走りそうですが…どうやって止まるんでしょう? アクアリス:「ね、これ、どうやって止まるの?」 ジョージ/GM:「はっはっは、こちらのハンドルを回すと、筒が前方を向くのだ。 そうすれば止まる。」 セーラ:逆噴射なのね。 アクアリス:いざとなったら、《翼》で逃げることにするわ。 ジョージ/GM:「はっはっは、これから、この馬車で朝の散歩に行くのだ。 諸君 らも一緒に行かないかね?」 アクアリス:「町中を走るのは止めておいた方がいいと思うわ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、町中を回って領民の生活に異常が無いか確認するの は領主の務めだ。」 アクアリス:「山林は見なくていいの? それも重要な資源よね?」 ジョージ/GM:「はっはっは、それもそうだな。 しかし、この馬車は山林を走れ たかな? はっはっは、まぁいい、やってみればわかる。」 セーラ:「試験走行ね。」 チャダ:「いってらっしゃい。」 ジョージ/GM:「はっはっは、チャダ殿は乗らんのかね?」 チャダ:「ちゃだのらない。」 ジョージ/GM:「はっはっは、遠慮することは無いぞ。 ほら、ちゃんとフェアリ ー用の座席も用意してある。」 チャダ:「ちゃだ、とんでいくの〜。」 アクアリス:チャダを捕まえて座席に座らせるわ。 GM:では、アクアは<特殊攻撃>を、チャダは<攻撃回避>を振って下 さい。 アクアリス:ここでハイパーポイント使おうかしら。 チャダ:それはやめて。 アクアリス:普通に振って2レヴェル成功。 チャダ:3れべるせいこう。 ひらり。 アクアリス:お菓子出して 「これ、食べたくない?」 チャダ:「ちゃだ、くいしんぼうじゃないもん。」 アクアリス:「美味しいのに。」 チャダ:「おかしよりいのちのほうがたいせつ。」 セーラ:「馬車が恐いなら、馬車の中で飛んでたら?」 GM:それはかえって危険ですよ。 馬車が急加速した場合、馬車の壁に ぶつかります。 チャダ:かべのほうからよってくるのね。 セーラ:「逃げては駄目。 スークの僧侶なら、根性で耐える。」 ジョージ/GM:「はっはっは、その通り、根性さえあれば、不可能は無いのだ。」 チャダ:(コロコロ) せっとくされちゃったの。 セーラ:席に座って、シートベルトをきっちりする。 ジョージ/GM:「はっはっは、それでは出発するぞ。」 チャダ:「どこにいくの?」 ジョージ/GM:「はっはっは、山を走り回るのだ!」 チャダ:「あのね、すぐるむらにいってほしいの。」 ジョージ/GM:「はっはっは、スグル村かね? よし、ならばスグル村へ行こう。」 チャダ:「しゅっぱつなの。」 ジョージ/GM:「よし、出発だ。 ところで、スグル村とは何処だ?」 一同笑。 チャダ:「じぶんのりょうちのむらのなまえおぼえてないの?」 ジョージ/GM:「はっはっは、名前など些細なことだ。」 アクアリス:パーカーさんにスグル村までの地図を用意してもらうわ。 パーカー/GM:「こちらが地図でございます。 こちらの赤い線が、馬車の通れる 道でございます。」
GM:それでは、馬車に乗った皆さんは、<器用度>で2レヴェルを振っ てください。 アクアリス&セーラ: 失敗。 GM:お2人は、揺れのためにあちこちぶつけてしまいます。 <耐久度> に1Dのダメージを受けておいください。 チャダ:ちゃだだったらしんでるの。 GM:大丈夫、フェアリーの席は衝撃吸収能力を特別に強くしてあります から。 ところで、このままジョージに御者を任せておいていいん でしょか? チャダ:ちゃだにははんどるまわせないの。 GM:それでは、ジョージがうまく馬車を操縦できるか判定しましょうか。 彼の<器用度>は16です。 …1レヴェル成功ですが、これでは山道 を高速で走るのは少々無理があります。 というわけで皆さん、1点 のダメージを受けておいてください。 アクアリス:ジョージ、ハイパーポイント使ってよ。 ジョージ/GM:「はっはっは、このジョージ・エリオットに不可能は無い。」 と言いつつ、馬車は道を外れて木立の中へ突っ込んでいきます。 アクアリス:「ああ、木を倒しちゃ駄目。」 ジョージ/GM:「はっはっは、よし、一旦止めるぞ。」 <器用度>は…自動失敗、馬車は木立の中へ突っ込んでいきます。 それでは、皆さん<幸運度>を振ってください。 チャダ:1れべるせいこうなの。 GM:チャダの方に、折れた木の枝等が飛んできます。 <攻撃回避>1レ ヴェルを振ってみてください。 チャダ:2れべるせいこう。 ひょい。 むだむだむだ。 ジョージ/GM:「はっはっは、この馬車の操縦は中々難しいものだな。 はっはっ は、だが何事も経験だ。」 チャダ:「だれかなんとかして〜。」 アクアリス:操縦桿を奪うわ。 ジョージ/GM:「はっはっは、アクア殿が操縦するのかね?」 ではアクア、<器用度>を振ってみてください。 アクアリス:ハイパーポイントを使うわ。 失敗したら、木まで傷付けちゃうし。 (コロコロ) 2レヴェル成功よ。 GM:どうにか道を走っていけます。 アクアリス:「この馬車、車軸に抵抗つけて、速度落して走れる様にしなきゃ駄 目ね。」
GM:スグル村までは徒歩だと1日かかりますが、“ジョージ・エリオッ トの新たなる栄光”号のお陰で2時間ほどで村が見えてきます。 チャダ:やっとついたの。 GM:さて、問題はうまく止められるか、ですね。 それではジョージの <器用度>を振ってみましょうか。 …1レヴェルしか成功してませ ん。 アクアリス:前方に《氷の壁》。 GM:《氷の壁》は魔法使いの<知性度>×経験レヴェル分の<耐久度> を持ってますね。 アクアリス:150点ね。 GM:では馬車が突っ込んでも《氷の壁》は砕けませんね。 さて、それ では皆さん<幸運度>2レヴェルを振ってください。 セーラ:うりゃ。 6ゾロ。 4レヴェル成功。 GM:皆さん成功ですか? では、馬車は《氷の壁》に突っ込んで無事止 りました。 アクアリス:それって、無事なの? GM:さぁ? 「はっはっは、諸君、着いたぞ。」 チャダ:「いたかったの。」 アクアリス:「ちゃんと止れる様にしなきゃ駄目よ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、よし、止れる様にしておこう。 《氷の壁》発生装 置を作ればいいのだな。」 セーラ:「…駄目じゃん、それ。」
GM:馬車と《氷の壁》の衝突で大きな音がしたので、村人達が出てきます。 で、状況を見て呆然としてます。 アクアリス:《氷の壁》の陰に隠れてるわ。 チャダ:「ひかえおろう、こちらにおわすおかたをどなたとこころえる。」 ジョージ/GM:「はっはっは、私はジョージ・エリオットだ!」 チャダ:「じゃ、かえるの。」 ジョージ/GM:「はっはっは、それでは帰るか。」 アクアリス:「この村に用事があったんじゃなかったの?」 チャダ:「そうだっけ?」 アクアリス:「そのためにこの村まで来たんでしょ?」 GM:思い出したいのなら、<記憶術>を振ってください。 普通なら0レ ヴェルですが、ジョージの馬車に乗る、という強烈な体験をした後 なので2レヴェルが必要です。 チャダ:まいなす1れべるなの。 「あれ?」 セーラ:「鳥頭。」 チャダ:「とっぱつせいきおくそうしつになの。」 GM:かく言うセーラさんは覚えていますか? セーラ:(コロコロ) 忘れたわ。 ジョージ/GM:「はっはっは、この村に用があったのかね? では用事が済むまで、 私は酒場で待っているとしよう。」 チャダ:「ちゃだもいくの。」 ジョージ/GM:「はっはっは、では一緒に酒場へ行こう。」
一行は、スグル村に一件だけある酒場へとやってきました。 GM:スグル村は、山と山の間にある小さな平地にある村です。 村自体 かなり狭く、小さな家ばかりです。 酒場も、本当に小さな酒場で す。 アクアリス:「マスター、ここのお奨めのお酒は何?」 マスター/GM:「お奨めねぇ、芋焼酎かな? この村は芋がよく採れるから。 …と いうか、芋しか採れねぇんだけどよ。」 アクアリス:「じゃ、それちょうだい。 のしに“クリス様へ”って書いておい て。 これでクリスへのお土産ができたわね。」 マスター/GM:「こんなところまで、わざわざ酒買いに来たのかい?」 アクアリス:「領主様のお供なの。 ほら、あそこで高笑いしてるでしょ?」 ジョージ/GM:「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ!」 アクアリス:「あの人は、一見ああだけど、実は領民のために色々考えてるから。」 ジョージ/GM:「はっはっは、はっはっは、はっはっは。」 チャダ:「かんがえてるの?」 マスター/GM:「領主様がこんな辺境の村まで来てくださったのですか。 でした ら、領主様にお願いしたいことがあるんですが。」 アクアリス:「何かあったの?」 マスター/GM:「実は、最近、村外れにある屋敷で、幽霊が出る、という噂なんで す。」 セーラ:「思い出した。 そのために来たんだったわ。」 チャダ:「そうそう、ゆうれい、ゆうれいたいじにきたの。」 マスター/GM:「おや、ではそのためにわざわざ領主様が来てくださったのですか?」 チャダ:「うん、そう。 ゆうれいたいじはちゃだたちにおまかせ。」 セーラ:「あたし達は戦勝教の僧侶よ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、幽霊など、ご先祖様が宿るこの剣で一刀両断だ。」 セーラ:「ではジョージが切り込み隊長を。」 ジョージ/GM:「はっはっは、当然だ。 ジョージ・エリオットは常に先頭に立つ のだ。」 アクアリス:「僧侶が2人いるから、怪我しても大丈夫ね。」 ジョージ/GM:「はっはっは、私は怪我などせん。」 チャダ:それじゃ、くわしいはなしをそんちょうさんからきくの。
GM:村長の家にやってきました。 ここも、あまり大きな家ではありま せん。 村長は70才くらいの男性です。 「ようこそいらしてくださいました。 私が村長のフォーガです。」 アクアリス:「幽霊はいつから出だしたの?」 村長/GM:「実は、あの屋敷には、老人が1人住んでいました。 その老人が、 3月ほど前に亡くなったらしいのです。」 アクアリス:「その方のお名前は?」 村長/GM:「クーガと申します。」 アクアリス:「亡くなった、らしい、とは?」 村長/GM:「誰も死体を見ておりませんので。 最近、老人の姿を見掛けない ので屋敷に調べに行ったのですが、幽霊が出て追い返されてしま ったのです。」 チャダ:「おそうしきは?」 村長/GM:「ええ、死んでるのなら、葬式もあげてやりたいのですが、何分屋 敷に近付けませんので。」 セーラ:「この村に教会は?」 村長/GM:「ありません。 必要なときには、隣の村から僧侶を呼んできます。」 チャダ:「ちょくせついったひとにはなしききたいの。」 ジョージ/GM:「はっはっは、そんなことせずとも、現場に行ってみればわかるで はないか。」 セーラ:「下見は大切よ。」 ジョージ/GM:「だから、これから現場へ行くのではないか。」 アクアリス:「じゃ、先に行って調べてきてくれる?」 ジョージ/GM:「はっはっは、よし、では行ってくるぞ。」 ジョージはずかずかと出ていきました。 チャダ:「じょーじ、いっちゃったの。」 アクアリス:「ジョージは屋敷の場所知らないはずだから、そのうち戻ってくる わ。」 GM:しばらくすると戻ってきます。 「はっはっは、屋敷とは、何処にあるのだね?」 アクアリス:「それを今聞いてるところよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、そうか。 しかし、この村は中々複雑な作りをして るな。 これでは迷う者がいるかもしれん。 よし、このジョージ・ エリオットが、村の地図を描いてやるとしよう。」 ジョージは再び出ていきました。 チャダ:「いってらっしゃい。」 アクアリス:村長さんの方へ話を戻すわ。 「そのお爺さんの姿を見掛けなくなった後、幽霊が出てきたのね?」 村長/GM:「そうです。」 チャダ:「ゆうれいって、どんなのなの?」 村長/GM:「屋敷の中に入ると、青白い炎が迫ってきたそうです。」 アクアリス:「誰か見たの?」 GM:村人の1人が手を挙げます。 アクアリス:「見たのは1人だけ?」 GM:炎を見たのは1人です。 別の人は、赤ん坊の鳴き声を聞いたそうです。 また、別の人は、耳元で 「近付くな…。」 という声を聞いたそうです。 アクアリス:「きっと、死体から燐が出てそれが自然発火したのね。 赤ん坊の 鳴き声は猫か何かね。」 チャダ:「ちかづくなってこえは?」 アクアリス:「そら耳でしょ。 ま、冗談はともかく、明日になったら屋敷に行 ってみましょう。」 セーラ:「幽霊なら、夜行った方が効果的じゃない?」 チャダ:むらびとにきいてみるの。 「ゆうれいみたのはいつ?」 村人/GM:「おら達が行ったのは昼間です。」 アクアリス:「じゃ、朝行ってもいいわね。 明日にはジョージも帰ってくるだ ろうし。」 チャダ:「ほかになにかかわったことない?」 GM:<魅力度>を振ってみてください。 チャダ:<みりょくど>はたかいの。 3れべるせいこう。 村人/GM:「幽霊とはあまり関係無いかもしれませんが、最近、村で食べ物が よく無くなるんです。」 チャダ:「わかった、れぷらこーんのしわざなの。」 GM:さてそうやって話してると、ジョージが戻ってきます。 「はっはっは、村の地図が描けたぞ。」 アクアリス:「ご苦労様。 でもここに、パーカーさんに預かったこの村の地図 があるんだけど。」 チャダ:「やしきのばしょもちゃんとのってるの。」 ジョージ/GM:「はっはっは、すでに地図があったのか。 しかし、地図というの はこまめに更新しないとならんからな。 よし、古い地図と見比 べてみよう。 ふむ、ここが違う、ここも違う、ここも違う。 何だ、以前と全然違ってるではないか。」
その晩、一行は村長の家に泊めてもらいます。 GM:部屋数が無いので、ジョージも含めて、皆さん同じ部屋になります。 アクアリス:それは気にしないわ。 GM:寝ようとすると、ジョージの笑い声が響いてきます。 「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ!」 チャダ:ねごとがうるさいの。 GM:眠りたければ、<幸運度>2レヴェルを振ってみてください。 チャダ:しっぱい。 GM:チャダがちょうど眠りかけたとき、ジョージが笑い出します。 チャダ:ねれないの。 GM:眠れないのなら、<体力度>にペナルティ…なんですが、フェアリー の<体力度>だと、ペナルティ受けたら命に関わるかもしれませんね。 チャダ:ばしゃへいってねるの。 GM:では、チャダは<感知>を振ってみてください。 チャダ:0れべる。 GM:特に何事もなく馬車へやってきました。 ここなら眠れそうです。
そして翌朝になりました。 ジョージ/GM:「はっはっは、諸君、よく眠れたかね? うん? チャダ殿がいない な。」 アクアリス:早起きして、料理を作ってるわ。 GM:この村にはたいした材料はありません。 あるのはパンと芋ばかりです。 アクアリス:でも<器用度>4レヴェル成功ならそれなりの物が作れるでしょ? GM:そうですね、乏しい材料ですが、かなりのものができました。 チャダ:においにつられてとんでくるの。 アクアリス:隠し味に芋焼酎を使ったの。 酒に惹かれてクリスが出てこないか 心配だけど。 GM:クリスは今タルカスにいます。 いくらクリスでも隣の国からはや ってこないかと。
ジョージ/GM:「はっはっは、それでは行くぞ。」 チャダ:ついていくの。 GM:ジョージは村外れにずかずかと歩いていきます。 アクアリス:待って。 地図を確認するわ。 GM:全然違う方に歩いています。 アクアリス:正しい方向へ行くわ。 ジョージ/GM:「はっはっは、アクア殿、何処かへ行くのかね?」 アクアリス:「パーカーさんに貰った地図だとこっちみたいよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、だがそれは古い地図だからな。 昨日私が作った地 図の方が正確だぞ。」 アクアリス:「いいからいいから。 急がば回れって言うでしょ?」 ジョージ/GM:「はっはっは、それもそうか。」
GM:やがて前方に古い屋敷が見えてきました。 セーラ:《神聖/邪悪関知》と《死人感知》。 GM:どちらも、範囲内に反応はありません。 セーラ:入っていくわ。 GM:玄関の扉には鍵がかかってる様です。 チャダ:「むらびと、どうやってはいったのかな?」 ジョージ/GM:「はっはっは、入ってみれば分るだろう。 よし、《開け》だ。」 ジョージはずかずかと中へ入っていきます。 アクアリス:ジョージが歩いた跡の上だけを踏んでいくわ。 GM:地雷原じゃないんですから、そんなことしなくても。
GM:扉を開けたとたん、なま暖かい風を感じました。 玄関を入ると、 正面の壁には肖像ががあります。 館に住んでいた老人だと思われ ます。 皆さん、<感知>を振ってみてください。 アクアリス:4レヴェル成功。 GM:アクアは違和感を感じます。3ヶ月放っておかれた屋敷にしては、 妙に奇麗です。 セーラ:生活の匂いがする? GM:人が住んでる様子は無いんですが、かといって無人の屋敷だと断定 もできません。 セーラ:絵に《神聖/邪悪感知》。 GM:特に反応はありません。 チャダ:かんていするの。 GM:それほど優れた絵ではなさそうです。 アクアリス:足跡は無い? <足跡追跡>3レヴェル成功。 GM:玄関には、入ってすぐに出ていった村人らしき足跡があります。 チャダ:げんかんのとびらのかぎをしらべるの。 かってにしまるようにな ってない? GM:いたって普通の鍵です。 特に変わったところはありません。 チャダ:それはよけいあやしいの。 ふつうのかぎはかってにしまらなないの。 「だれかかぎかけたのかな?」 アクアリス:「犯罪者辺りが隠れ住んでるんじゃないかしら?」 ジョージ/GM:「はっはっは、行ってみれば分かる。」 アクアリス:「何処へ?」 ジョージ/GM:「うん? 何処へ行けばいいのだ?」 チャダ:「まよったときはごせんぞにきくといいの。」 王者の剣/GM:「はっはっは、我が輩がジャック・エリオットだ! 我が子孫よ、 我が輩の助けが要るのだな? はっはっは、ならば大船に乗った つもりでいるといい。」 チャダ:ごせんぞのけんをゆかにたてて、たおれたほうへいくの。 王者の剣/GM:「こ、こら、我が輩を倒すでない。」 チャダ:ぱたん。みぎにたおれたからみぎにいくの。 GM:皆さんが右手の扉に向かおうとすると、玄関の扉がバタンと閉まり ます。 チャダ:かぎをしらべるの。 GM:鍵がかかってます。 チャダ:あけてみるの。 GM:鍵を開けました。 が、扉は開きません。 アクアリス:鍵の辺りに誰かが触った様子は無い? <探索>7レヴェル成功。 GM:特に何も気付くことはありません。 アクアリス:「何者かが姿消してるんじゃないかと思うんけど。」 チャダ:「《そこにあり》を使うといいの。」 アクアリス:《そこにあり》で透明な人物を探すわ。 GM:反応はありません。 アクアリス:なら《魔力感知》。 GM:扉から、弱い魔力を感じます。 アクアリス:《閉じよ》ね。
一行は、玄関の扉はひとまず放って置いて、屋敷の中を探索することにします。 チャダ:まずみぎのとびらからなの。 GM:この部屋には、テーブルと椅子が並んでいます。(食堂E) セーラ:食堂? GM:その様です。そしてテーブルの上には、湯気の立つ料理が並んでい ます。 チャダ:りょうりがならんでるの? セーラ:ミステリーだわ。 アクアリス:「ジョージ、あの料理、美味しそうと思わない?」 ジョージ/GM:「はっはっは、たしかに見た目は旨そうだ。 しかし、あまり旨そ うな匂いはしないな。」 アクアリス:見た目で毒が入っているか、とかは分る? GM:毒は見た目じゃ分らないでしょうね。 セーラ:《浄め》でもやる? GM:毒を消すのなら、僧侶魔法2レヴェルに《食物の浄め》があります。 チャダ:それはもってないの。 セーラ:作ってから、どれくらい経ってるかは分る? GM:今作ったばかりに見えます。 が、次の瞬間、料理はあっという間 に干涸らびていき、後には黒ずんだ皿だけが残ります。 アクアリス:「幻覚?」 チャダ:「うーん…きにしないでつぎへいくの。」 アクアリス:「ちょっと待って。」 チャダ:「なにかするの?」 アクアリス:「一応、調べてからね。」 テーブルの上を調べるわ。 チャダ:ちゃだはてーぶるのしたをしらべるの。 GM:では<探索>を振ってください。 チャダ:2れべるせいこう。 GM:チャダは、テーブルの裏側に、赤い文字が書いてあるのを見つけま した。 共通語で“奴が来る”と書いてあります。 チャダ:いまこれをかいてあるあいだにもやつがくる? アクアリス:今回はそういうシナリオなわけね? セーラ:何かに襲われた? アクアリス:共通語で書いてあるのなら、人間ね。 チャダ:もういちどみてみるの。 もじのおおきさは? GM:見ようとテーブルの下に潜ってみると、文字はありません。 チャダ:「きえちゃった…。」 アクアリス:「見間違いだったんじゃない?」 チャダ:「うーん…つぎいくの、つぎ。」
GM:食堂の隣は台所の様です。 かまどには鍋がかかっています。 (台所C) チャダ:こんろのひはついてる? GM:火はついてません。 が、鍋からは湯気があがっています。 セーラ:ミステリーね。 アクアリス:《魔力感知》。 GM:鍋からは魔力を感じます。 近付いてみると、魔力は消え、後には 空っぽの鍋が残ります。 チャダ:しょっきだなは? GM:埃を被った皿が並んでいます。 チャダ:つぎへいくの。 「じょーじさん、あれあけて。」 ジョージ/GM:「はっはっは、開ければいいのだな?」 開けてみると、下りの階段があります。 一行は相談の上、まず1階を調べてみることにしました。
屋敷1階          ■■■■■■■■■■■■■          ■A    ■ ‖‖‖↑■  ■■■■■■■■■     ■ ■■■■■■■■■  ■B      ■     ■ ■C    □ ■  ■       □     ■ ■     ■=■  ■       ■     ■ □     ■=■  ■       ■□■■■■■ ■     ■=■  ■       □ ■   ■ ■     ■↓■  ■■■□■■■■■ ■   □ ■■■□■■■■■  ■D      ■ ■   ■ ■E      ■  ■       ■ ■■■■■ ■       ■  ■       □       □       ■  ■       ■       ■       ■  ■       ■       ■       ■  ■■■■■■■■■■■■□■■■■■■■■■■■■
一行は次にやってきや部屋は、応接間の様でした。(応接間D) GM:部屋の中央にはテーブルがあり、ソファが並んでいます。 チャダ:おうせつせっとのしたをしらべるの。 GM:机の下にまた文字がありました。 “奴が来る” チャダ:「やっぱりかいてあるの。」 もじをゆびさしたままとまってるの。 GM:今度は、他の人が見てもまだ文字が残ってます。 チャダ:「ちゃだ、うそついてないでしょ?」 アクアリス:「嘘だなんて言ってないわよ。」 チャダ:「さっきは、もういちどみたらきえてたの。」 GM:見ると、今度も文字は消えています。 チャダ:「ほら、きえちゃったの。」 セーラ:「誰が来るというの?」 チャダ:「つぎつぎいってみるの。」
GM:隣は書斎の様です。 この部屋の壁には本棚がずらっと並んでいま す。 部屋の中央には、机があります。 それから、部屋の隅には、 ビリヤード台とルーレット台があります。(書斎B) チャダ:ちっぷはおいてあるの? GM:ディラー側と、賭け手側の上にそれぞれ置いてあります。 ビリヤ ード台の方は、あと一撞きでナインボールが落せる状態になってます。 アクアリス:《魔力感知》。 GM:魔力は感じません。 アクアリス:ならルーレットを回してみるわ。 賭け手側のチップを2個取って、 赤と黒を1個ずつ置いてみる。 チャダ:00にかけるの。 GM:(コロコロ) 玉は、ノアールの26で止りました。 が、特に何も起り ません。 アクアリス:次はビリヤードを撞いてみるわ。 GM:では<器用度>を振ってください。 アクアリス:ハイパーポイント使うわ。 2レヴェル成功。 GM:ナインボールを落せました。 が、何も起きません。 ふと気付くと、 ルーレットの方では先ほど置いたチップが移動しています。 赤と00 に置いたチップが無くなっていて、黒には2個のチップが置かれて います。 セーラ:「見えないディーラーがいる?」 アクアリス:赤にチャダを置いて回したらどうなるかしら? チャダ:はずれたらどうなるの? アクアリス:ルーレットは置いておいて、次は本を調べてみるわ。 <探索>6レ ヴェル成功。 チャダ:ちゃだは机の裏を調べるの。 GM:机の裏にも文字があります。 “奴の足音が聞こえる” チャダ:「やつってだれ?」 GM:そのとき、廊下から何者かが、這いずりながら近付いてくる様な音 が聞こえてきます。 チャダ:じょーじにろうかをみさせるの。 ジョージ/GM:「はっはっは、廊下を見るのかね? …誰もいないぞ。」 ジョージが見にいくと、音は消えました。 チャダ:なんだったのかな? GM:アクアリスは、日記を1冊,初級の魔法書を1冊,幻覚系の専門魔法 書を1冊見つけました。 アクアリス:幻覚系の魔法書には何が書いてあるの? GM:魔術師系2レヴェルにある《蜃気楼》は、視覚のみに影響する幻覚 を作ることができます。 この呪文をアレンジして、他の感覚、聴 覚のみ,嗅覚のみ,味覚のみを誤魔化す幻覚を作る魔法について書 かれています。 アクアリス:「やっぱり、この屋敷で起ることは全部幻覚みたいね。」 セーラ:日記を読む。 GM:日記にはこんなことが書いてあります。 1日目 今日は60才の誕生日だ。 これを機会に日記を書くことにする。 朝起きたのはまだ日も開けぬ頃。 早くに目が覚めてしまうのは、わしが年を 取ったからか。 近くを散歩する。 朝の空気は中々清々しい。 途中で畑仕事に 向かう村人達と会った。 散歩から帰ってきて黒パンとミルクの朝食を取り、い つもの様にミルクを箪笥の上に置いておく。 朝食後は、いつもの通り魔法の研究を始める。 魔道書を読むのだが、小さい 字を読むのは中々大変だ。 もっと大きな字で書いてくれると助かるのだが。 昼頃、昼食を取る。 朝と同じく黒パンとミルクだ。 空になった箪笥の上の 皿にも、ミルクを注ぎ足しておく、 午後からは原稿の執筆をする。 が、途中でインクが切れてしまった。 物置 に置いてあるインクを取りに行く。 しかし、物置の何処にインクを置いたか分 らない。 かなり時間をかけて、ようやく椅子の上に置いてあった飾り皿の下に あったローブのポケットからインクを見つけ出す。 その後書き始めるが、どう も筆が乗らない。 気分転換に散歩する。 夕食は黒パンとミルク、それからボイルドポテトだ。 昔なら、フライにする ところだが、最近は油っこいものは身体が受け付けなくなってしまった。 夕食後は再び魔道書を読む。 ふと窓の外を見ると、畑仕事から村人が帰ってくるところだった。 毎日、朝 早くから夜遅くまで大変なことだ。 それでも村が豊かにならないのは、この付 近の土地が痩せていて農作物の余り収穫が無いことだ。 村長をしている弟も、 どうにかして村を豊かにできないかと苦心している。 根本的な解決をするには、 新たな産業を起す必要があるが、そのためには莫大な費用がかかる。 まったく 頭の痛い問題だ。 ここまで書いてきて思うのだが、日記を書くのは中々楽しいものだ。 これな ら毎日続けられることだろう。 2日目 昨日と同じ。 3日目 昨日と同じ。 GM:そして4日目以降は何も書いてません。 一同爆笑。 セーラ:…おい。 チャダ:みっかぼうず〜。 アクアリス:ふ、普通、こういう日記には、事件の重大なヒントが書いてあるも のなのに。 セーラ:でも、書き手の性格が分ったわ。 GM:そうやって日記を読んでると、白紙のページに文字が浮かび上がっ てきます。 “見たな?” チャダ:「かってににっきよんだから、おこってるの。」 アクアリス:「姿を現しなさい。」 セーラ:「卑怯者。」 チャダ:「ひねくれもの。」 GM:挑発するのなら、<魅力度>で<恫喝>を振ってください。 セーラ:<恫喝>なら持ってる。 4レヴェル成功。 「おりゃ、出てこんかい。」 GM:すると、台所の方から、ガシャンという音が聞こえてきます。 チャダ:いってみるの。
GM:台所の扉を開けたとたん、皿が飛んできます。 <攻撃回避>を振 ってください。 チャダ:避けたの。 アクアリス:ジョージの肩越しに、チャクラムを投げ込んでみるわ。 …あら、 自動失敗。 GM:それはジョージを掠めて飛んでいきます。 アクアリス:当ったのなら頭に52点のダメージよ。 チャダ:おさらのかずをかぞえてみるの。 GM:食器棚の皿が何枚か、床に落ちて割れてます。 割れてるのは、比 較的安そうな皿ばかりです。 アクアリス:窓はある? GM:ありますが、雨戸が閉まってます。 アクアリス:窓を開けて、 「皿を外に放り出すわよ?」 GM:<恫喝>を振ってみてください。 アクアリス:3レヴェル成功。 GM:どこからともなく低い声が聞こえてきます。 「止めろ。」 アクアリス:「じゃ、出てらっしゃい。」 セーラ:「出てこないと割る。 10,9,8,7…。」 GM:空中に青白い炎が現われます。 《鬼火》の魔法です。 アクアリス:「《鬼火》だけ?」 じゃ、まず1枚をパリーン。 セーラ:「次は2枚目。」 声/GM:「止せ。」 空中に浮かんでいた鬼火が、次第に人の形になってきます。 アク アリスには、これは《蜃気楼》の魔法によるものだと分ります。 アクアリス:「まだ本体を出さないのね?」 2枚目をパリーン。 声/GM:「止せ。」 セーラ:「なら姿を現して止めにこんかい。 根性無し。」 GM:扉が開いて、白い物体が飛んできます。 何者かが、シーツを被っ ている様です。 アクアリス:「シーツ? 燃やすわよ?」 GM:シーツはバサッと床に落ちます。 セーラ:踏む。 GM:手ごたえはありません。 アクアリス:じゃ、3枚目ね。 パリーン。 セーラ:「おりゃ、早く出てこんかい。」 声/GM:「止してくれよぉ。」 最初低かった声は、だんだんと子供の様な声になります。 「えぇい、この家から出ていけ。 出ていけったら出ていけ。」 チャダ:「なぁんだ、 いらずらぼうずかぁ。」 アクアリス:「もうあまりお皿残ってないわよ。」 声/GM:「止めろ。 それはお爺さんが大切にしていた皿なんだ。」 アクアリス:「なら出てきなさい。」 チャダ:「わるいようにはしないの。」 声/GM:「お前ら、お爺さんを殺した奴の仲間だろ?」 チャダ:「ちがうの。 ちゃだはそうりょだよ。 おじいさんがころされたの? かたきうちしてあげる。」 アクアリス:「誰に殺されたの?」 声/GM:「村の奴。 お爺さんの弟だって言ってた。」 チャダ:「どうしてむらのひとがおじいさんころすの?」 声/GM:「お爺さんの宝石が欲しかったんだ。」 セーラ:「アタシ達は僧侶。 事情を話してくれたら力になる。」 GM:「分った。」 皆さんの前に、レプラコーンが現われます。 チャダ:「なまえは?」 レプラコーン/GM: 「人に名前を聞くときは、まず自分が名乗るもんだぞ。」 チャダ:「ちゃだ。」 レプラコーン/GM: 「やだって? ならおいらもおしえてやんない。」 チャダ:「ちがうの。 ちゃだってなまえなの。」 レプラコーン/GM: 「そっか。 おいらはパックってんだ。」 アクアリス:「アタシはアクアリス。」 パック:「長いな。 じゃ、アックだ。」 アクアリス:「省略するならアクアにして。」 パック:「いいじゃないか。 パックにアックで。」 アクアリス:「駄目。」 チャダ:「じじょうをはなして。」 アクアリス:「まずあなたはどうしてここにいるの?」 パック:「ここに住んでたお爺さんがおいらにここにいてくれって。」 アクアリス:「お爺さんに拾われたの?」 パック:「違うやい。 お爺さんが1人で寂しそうだから、いてやったんだい。」 アクアリス:「今は何してるの?」 パック:「この家を守るんだ。」 アクアリス:「お爺さんに何が起ったの?」 パック:「お爺さんの弟だっていう村の奴に殺されたんだ。」 アクアリス:「ジョージ、お爺さんの財産はどうなるの?」 ジョージ/GM:「その老人に身寄りがあれば、当然その身寄りに相続される。 老 人に身寄りが無いのであれば財産は没収される。 つまり、領主 である私の物になる。 どちらの場合でも、遺言書があるのであ れば、遺言書の方が優先される。 ただし、相続人が殺人犯であ る場合は相続権は剥奪される。 」 アクアリス:「この子に相続させることはできる?」 ジョージ/GM:「はっはっは、没収されて私の物になった場合は、このレプラコー ンに与えてもいいぞ。 中々感心な少年の様だからな。」 アクアリス:「聞いた? 領主の許可が出たから、この館はあなたの物になるわ よ。」 パック/GM:「家なんて要らないから、お爺さんの敵討ちたい。」 アクアリス:「お爺さんが殺されたときの状況を教えて。」 パック/GM:「しばらく前に、お爺さんの弟だっていう村の奴がやってきたんだ。 そいつは、お爺さんと何か話し合ってた。 そのうち、段々喧嘩 みたいになってきたんだ。 叫び声を聞いておいらが《瞬き移動》 したときには、お爺さんはもう殺されてた。」 チャダ:「おじいさんのいたいは?」 パック/GM:「寝室だよ。」 チャダ:「しんしつはどこ?」 パック/GM:「2階だよ。」 チャダ:「どうやっていくの?」 パック/GM:「《瞬き移動》使えばすぐだよ。」 チャダ:「ちゃだ、《まばたきいどう》つかえないの。」 パック/GM:「おいらは使えるぞ。 えっへん。」 アクアリス:「教えてくれないなら、天井破って無理やり2階に上がるわよ?」 パック/GM:「階段使やいいじゃないか。」
一行は、2階の寝室へとやってきました。 GM:お爺さんの遺体はベッドの上に安置されています。 「おいら、ちゃんと腐らない様に魔法かけたんだぞ。 えっへん。」 お爺さんの横には大粒のルビーが置かれています。 チャダ:「ほうせき、もっていかなかったの?」 パック/GM:「隠し場所に、あいつは気付かなかったんだ。」 セーラ:宝石に《魔力感知》。 GM:魔力を感じます。 かかってる魔法は、封印系の魔法の様です。 チャダ:「はんにんのかおはおぼえてる?」 パック/GM:「覚えてるよ。 こんな奴。」 空中にある男の顔が浮かび上がります。 皆さん、この顔には見覚 えがあります。 この村の村長です。 チャダ:そんちょうがじつははんにん? アクアリス:お爺さんの<耐久度>っていくらかしら? GM:生きてた頃の<耐久度>ですね? 老人だけにそれほど高くなさそ うです。 アクアリス:なら、《調和復活》で生き返らせれるわね。 幸い死体もちゃんと 残ってるし。 GM:《調和復活》? そんなもの使うんですか? アクアリス:町まで行けば《調和復活》使える調和教の僧侶の1人くらいいるで しょ? GM:《調和復活》は1レヴェル魔法ですから、たしかにいるでしょうね。 チャダ:それじゃ、まちへいくの。 パック/GM:「お爺さん、生き返るのか?」 チャダ:「…。 いちおう。」 パック/GM:「一応ってのは何だ、一応ってのは?」 チャダ:「おじいさん、ちょっとかっこうわるくなったり、ちょっとぶきよ うになるかもしれないの。」 アクアリス:「多少の後遺症は出るかも知れないけど、生き返るんだからいいで しょ?」 GM:自分が死んだとき、そのセリフ言えます?
アクアリス:「ジョージ、館の前に馬車を持ってきて。」 ジョージ/GM:「はっはっは、よし、持ってくるとしよう。」 さて、ジョージははたしてちゃんと馬車を持ってこれるでしょうか? (コロコロ) 失敗しました。 玄関に馬車が突っ込んでます。 チャダ:「おじいさん、ごめんなさい。」 アクアリス:「ジョージ、ちゃんと操縦してよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、ちょっとしたミスだ。」 チャダ:「じゃ、おじいさんのせるの。」 パック/GM:「これに乗せるのか? 本当に大丈夫か?」 アクアリス:「大丈夫大丈夫。 今よりは悪くならないから。」 セーラ:「多分、おそらく、きっと。」 チャダ:「まほうでこおりづけにしたらどう?」 アクアリス:「魔法は加減できないから、《氷の壁》だと27tの氷ができてしま うの。」 ジョージ/GM:「はっはっは、準備はできたか? それでは出発するぞ。」 さて、それでは判定してみましょうか。 出発時に1回、到着時に1 回の判定が必要です。 (コロコロ) 成功の…成功。 どうやら無事 町に着いた様です。 アクアリス:「ちょっと心臓に悪い乗り物だけど、速かったでしょ?」 パック/GM:「ショックでお爺さんの心臓動き出したらどうするんだよ。」 チャダ:「それはそれでいいの。」
一行は町へとやってきました。 調和教の僧侶の手により老人は生き返ります。 《調和復活》の魔法で生き返ると、後遺症で能力値が下がってしまいますが。 GM:お爺さんは目を覚まします。 アクアリス:「大丈夫?」 GM:お爺さんはぼーっとしてます。 アクアリス:「ジョージ、笑って。」 ジョージ/GM:「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ!」 アクアリス:「どう、目が覚めた?」 老人/GM:「…ここは?」 アクアリス:「神殿よ? 今までのこと、覚えてる?」 老人/GM:「…わしは…そうじゃ、弟と話しておったんじゃ。」 セーラ:「何を?」 老人/GM:「何じゃったかのう…。 そうそう、村を大きくするのに金が要る とかで、宝石を寄越せと言ってきたんじゃ。」 セーラ:「やっぱり金が目的か。 で、それから?」 老人/GM:「それから…そうそう、弟がやってきたんじゃ。 それで、村を大 きくするのに金が要るとかで、宝石を寄越せと言ってきたんじゃ。 それから…そうそう、弟がやってきたんじゃ。 それで、村を大 きくするのに金が要るとかで、宝石を寄越せと言ってきたんじゃ。 それから…そうそう、弟がやってきたんじゃ。 それで、村を大 きくするのに金が要るとかで、宝石を寄越せと言ってきたんじゃ。 それから…。」 セーラ:リピートしてる。 GM:《調和復活》で<知性度>下がってますから。 アクアリス:《能力倍増》を<知性度>に。 老人/GM:「おお、思いだした。 弟と、言い争いになったんじゃ。 じゃが、 あの宝石は不用意に扱うと危険かもしれんのでな。 渡すわけに はいかんかったんじゃ。 そのうち喧嘩になって、弟がわしの首 を絞めよったんじゃ。」 チャダ:「ほうせきにまほうかかってるの? 老人/GM:「うむ。 あの宝石は、魔物を封印することができる。 多分、何も 入ってないとは思うが、万一魔物が封印されておって、それが何 かの弾みで出てきたらとんでもないことになるからの。」 アクアリス:「なら、魔術師ギルドが引き取るけど?」 老人/GM:「そうじゃの。 色々思い出がある品なんで、手元に置いておきた かったんじゃが、こうなったらギルドに引き取って貰う方が良さ そうじゃな。」 アクアリス:パックのことを言っておくわ。 「この子があなたを守ってくれてたの。」 老人/GM:「そうか。 パックや、ありがとう。」 アクアリス:「で、あなたの弟さんはどうする?」 老人/GM:「そうじゃな、ああ気が短いんじゃ、村長としてもまずいじゃろう。 一度ガツンと言ってやるべきじゃな。」 アクアリス:「懲らしめるなら、協力するわ。」
一行は、再びスグルの村へやってきます。 チャダ:そんちょうのいえにいくの。 セーラ:いざ鎌倉へ。 アクアリス:お爺さんとパックには隠れててもらうわ。 パック/GM:「隠れるなら得意だよ。」 お爺さんとパックの姿が消えます。 チャダ:「そんちょうさん。」 村長/GM:「おお、首尾はどうでした?」 アクアリス:「報告したいことがあるので、上がらせてもらっていい?」 村長/GM:「では奥へどうぞ。 で、何か見つかりました?」 アクアリス:「何かって?」 村長/GM:「い、いえ、あそこに住んでたのは私の兄ですから、何か見つかれ ば私の物になりますので。」 アクアリス:「あの屋敷には人が住んでたわ。」 村長/GM:「人? 何者かが勝手に住み着いていたのですか?」 アクアリス:「その人をつれてきました。 村長/GM:「ど、何処にですか?」 アクアリス:「もう出てきてもいいわよ。」 GM:すると、パックが姿を現します。 アクアリス:「この子が、領主が認めた屋敷の相続人よ。」 村長/GM:「な、何を言うんです。 あの屋敷は、弟である私の物です。」 アクアリス:「お兄さんの物でしょ?」 村長/GM:「その兄が死んだからには、弟の私が相続するのが当然です。」 チャダ:「どうしてしんだってしってるの?」 アクアリス:「死体は見てないのよね?」 村長/GM:「あ、兄は毎日散歩してました。 なのに姿を見掛けないってこと は、死んだんでしょう。」 アクアリス:「病気かもしれないわよ?」 村長/GM:「い、いや、村人の1人が死体を見たそうです。」 アクアリス:「誰が?」 村長/GM:「誰だったかな? 忘れてしまいました。」 セーラ:「ところで、あなたに会わせたい人がいるんだけど。」 村長/GM:「誰です?」 チャダ:「はい、ごたいめん。」 村長/GM:「に、に、に、兄さん。」 アクアリス:「村長さん、何か言うことはある?」 村長/GM:「い、生きていたんですね、そ、それは良かった、し、心配してた んですよ。」 セーラ:「自分で首絞めておいてかい?」 老人/GM:「まったく、あんな宝石に目がくらみおって。」 アクアリス:「そうそう、問題となった宝石は魔術師ギルドで引き取らせてもら ったわ。」 村長/GM:「そ、そんな…。 村には金が要るんです。」 チャダ:「どうしてむらにおかねがいるの?」 村長/GM:「村起しをしなければならないんです。」 チャダ:「それ、だめ。 おかねでむらおこししてもぜったいしっぱいする の。」 アクアリス:「村起しなら、地道にやらないと駄目よ。 で、お兄さんに何か言 うことは?」 村長/GM:「わ、私が悪かった。 許してくれ。」 アクアリス:「お爺さん、どうする? 何なら、氷漬けにしたげるわよ。」 老人/GM:「そうじゃな…。 ちゃんと裁判を受けて罪を償ってもらうか。」 アクアリス:「ジョージ、裁判したらどうなるかしら?」 ジョージ/GM:「財産目当ての肉親殺人は基本的には10年から無期の懲役だ。 状 況次第では減刑されるがな。」 アクアリス:「これから一生、村のために只働き、なんてどう?」 ジョージ/GM:「はっはっは、そうだな、被害者であるクーガ殿がそれでいい、と いうのなら、いいだろう。」 アクアリス:「お爺さん、どう?」 老人/GM:「そうじゃな、もう莫迦なことを考えたりせず、地道に村のために 尽してくれるのならそれでもいいじゃろう。」 アクアリス:「そういうことだから、村長さん、これから頑張ってね。」 ジョージ/GM:「はっはっは、これからは時々このジョージ・エリオットが様子を 見に来ることにしよう。 はっはっは、これにて一件落着。」 チャダ:おおおかさばきなの。 アクアリス:じゃ、《能力倍増》でジョージの<魅力度>を2倍にしておくわ。 チャダ:《後光》をかけるの。 ジョージ/GM:「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ! これにて一件落着。」 アクアリス:「あ、そうそう、あとはパック君の問題が残ってたわ。 お爺さん、 正式に養子縁組したらどうかしら?」 パック/GM:「やだよ。 おいらは自由なんだい。」 パックは消えてしまいました。 チャダ:「ひねくれものなの。」 アクアリス:「ま、レプラコーンならあんなものよね。 じゃ、ジョージ、改め てどうぞ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ! これにて一件落着。」
夏だ!ホラーだ!幽霊屋敷だ! 1999/7/10 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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