ハイパーT&Tリプレイ

2匹のワーム


キャラクター
  アクアリス・フォン・シュトックヘルド
    エルフの6レヴェル魔術師の娘。 けっこうきつい性格のお姉様。
    岩男のヘルメットを手に入れ、さらに<体力度>が上昇する。
  ヴォン
    将来の賢者を夢見る人間の4レヴェル魔術師。 20歳の青年。
    言うことを聞かない弟子達を抱えて何かと気苦労が絶えない。
  ティアナ・イーヴス
    人間の4レヴェル女魔術師。 17歳。
    優れた頭脳を持つ長身の女性。


前回の冒険では、アクアはメデューサの子供を連れて、龍の腹タルカスの魔 術師ハワードの所へやってきました。 ハワードの所には、“2人の復習者”の回 で来たティアナがいました。 アクア:「あら、ティアナ、ここにいたのね。」 クリス/GM:「くんくん。 あ、お酒の匂い。」 アクアリス:「はい、芋焼酎。」 クリス/GM:「ありがとう。 流石アクアさんね。」 アクアリス:混沌の酒も渡してあげようかしら。 ティアナ:中和薬を準備するまで待って。 GM:奥の方からゴブリンの女の子、リコが出てきます。 「お客さんかー?」 アクアリス:ゴブリン語で応えてあげるわ。 「お客さんよ。」 アタシは邪神語だろうが、悪魔語だろうが、何でも喋れるわよ。 GM:誰と話す気ですか、誰と。 アクアリス:さぁ? でも話せて損は無いでしょ? ティアナ:邪神語は理解できてしまうと恐いことになりそうな気がするわ。 リコ/GM:「お客さんかー。 ならリコ、歓迎するぞ。 ちょっと待つ。 リコ、 料理作るぞ。」 GM:さて、アクアが連れてきたメデューサの女の子ですが、ハワードが 言うには、 「やはり、石化能力がやっかいですね。 何とかして、これを押さえ る様にせねばならないでしょう。」 アクアリス:「石化解除薬をいっぱい作れば?」 ハワード/GM:「それは用意してあります。 それから、石化能力を押さえる薬が 必要ですね。 すみませんが、タルカスの町に行って材料を買っ てきてくれませんか?」 アクアリス:「分ったわ。」 ハワード/GM:「材料は薬草組合で扱っています。 それから、ついでにこちらの 手紙を魔術師ギルドの方に届けてください。」
ジョージ/GM:「はっはっは、町に行くのかね? ではこの“ジョージ・エリオッ トの新たな栄光”号に乗りたまえ。」 アクアリス:「遠慮しておくわ。」 この馬車、乗ってるとハイパーポイントを吸い上げられるのよ。 ティアナ:「運転は誰がするの?」 ジョージ/GM:「はっはっは、このジョージ・エリオットだ。 大船に乗ったつもり でいてくれたまえ。」 ティアナ:「泥船に乗る様な気がしてきたわ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、では出発するぞ。 シートベルトを締めてくれたまえ。」 ティアナ:いつでもシートベルトを切れる様にナイフを持っておくわ。 GM:それでは、ジョージが無事に馬車を発進できたか、判定してみまし ょう。 (コロコロ) 自動失敗しています。 「うん? どうして動かぬのだ?」 ティアナ:いきなりエンスト? ヴォン:まだ動き出す前で良かった。 ティアナ:「今日は調子が悪いみたいね。 歩いて行きましょう。」 ジョージ/GM:「はっはっは、大丈夫だ。 このジョージ・エリオットがいれば、 馬車などすぐに動く。」 (コロコロ) 今度は組みました。 馬車はいきなり最高速に達します。 “ジョージ・エリオットの新たな栄光”号は、高速で山道を突っ走っていきま す。 途中、何度かカーブがあるのですが、減速は一切無しです。 GM:皆さん、<耐久度>で1レヴェルを振ってください。 失敗すると、 気分が悪くなって、<体力度>が1D減ります。 ティアナ:ちょっと気分が悪いわ。 ジョージ/GM:「はっはっは、大丈夫だ。 ここからは直線だから、それほど揺れ ないぞ。」 (コロコロ) また自動失敗です。 「はっはっは、このままだと木にぶつかりそうだな。 さて、どう したものか。 はっはっは、ま、何とかなるだろう。」 ティアナ:《翼》で上空に逃げるわ。 アクアリス:前方に《氷の壁》。 GM:ティアナは無事上空へ逃げました。 馬車は、アクアリスが作った 《氷の壁》の中に突っ込んでいきます。 馬車に乗っていた人は、 <危険回避>3レヴェルを振ってください。 ティアナ:3レヴェルなら、今回のメンバーなら皆8/9で成功するわね。 GM:皆さん、かなりレヴェルが上がってますからね。 高速で壁に突っ 込んだにもかかわらず、奇跡的に皆さん無傷でした。 アクアリス:「もう、ジョージったら。」 ティアナ:「ここからは歩きね。」 ジョージ/GM:「はっはっは、心配無い。 この馬車は頑丈にできているから、こ の程度ではびくともせんぞ。 はっはっは、さぁ乗りたまえ。」 アクアリス:運転席に座るわ。 <器用度>…10レヴェル成功。 GM:それは、見事な運転で無事タルカスの町に着きました。 ジョージ/GM:「はっはっは、アクア殿、中々やるではないか。」 アクアリス:体力使い果たしてぜいぜい言ってるわ。 「ふぅ、ジョージももっと練習した方がいいわよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、それもそうだな。 よし、では早速…。」 アクアリス:「今しなくていいから。」 ジョージ/GM:「はっはっは、思い立ったら吉日と言うではないか。」 アクアリス:「頼まれ事が先よ。」
アクアリス:魔術師ギルドに行ったら、ついでにタルカスの地域魔法の《魅了》 と《運命の夜明け》を教えて貰うわ。 GM:アクアリスの出身はタルカスでしたね。 では<魅力度>で1レヴェ ルを振ってください。 成功すれば教えて貰えます。 アクアリス:成功よ。 ギルド員/GM:「この魔法はタルカス独自の物ですから、無暗に他の人に教えない でください。」 アクアリス:「もちろん分ってるわ。」
GM:さて、ヴォン、その頃あなたはローンカイラスの魔術師ギルドにい ました。 導師があなたを呼んでいます。 「タルカスの魔術師ギルドから、研究協力の依頼が来たのじゃ。 すまんが、ヴォン君、タルカスまで行ってくれないか?」 ヴォン:「研究の内容は?」 導師/GM:「メデューサの石化能力について実験,調査したい、とのことじゃ。 最終目的は、メデューサの石化能力を消すことらしい。」 研究費として、ローンカイラスの魔術師ギルドからは500金貨が支 給されます。 ヴォン:とりあえず、この学院にあるメデューサの資料を調べてみる。 GM:では<探索>を振ってください。 ヴォン:(コロコロ) 3レヴェル成功だ。 GM:メデューサの能力を消そう、なんて研究は今までほとんどされてい ません。 石化に対抗する方法や、石化解除の方法等なら色々研究 もされていますが。 ヴォン:現地に専門家はいるのか? GM:協力依頼者の名前はハワードになっています。 ハワードは、タル カスで友好的なモンスターを作り出す研究をしています。ヴォンも 以前、会ったことがありますね。 ヴォン:「タルカスまでの移動手段は?」 導師/GM:「タルカスの魔術師ギルドまでであれば、テレポーターが使用でき る。 テレポーターは使うのに大きなエナジーが要るから、そう そう使わんのだが、今回は使ってくれてかまわん。」 ヴォン:なら使わせてもらおう。 アクアリス:テレポートしてきたら、顔が背中についてる、なんてことはない? GM:蝿が紛れ込んでたりしなければ大丈夫です。 ヴォン:おい、本当に大丈夫なのか? GM:蝿云々はともかく、テレポーターは、失敗すると予想外の所へ飛ん でしまうことがあります。 ヴォン:おい。 GM:大丈夫です。 このテレポーターはローンカイラス側もタルカス側 もちゃんと整備されてますから、失敗することはありません。 た だし、テレポート中に酔うことがあります。 <耐久度>で1レヴェ ルを振ってみてください。 失敗すると、気分が悪くなってしまいます。 ヴォン:「うっ、吐きそうだ…。」 GM:ヴォンはタルカスの魔術師ギルドにやってきました。 アクアリス:「あら、ヴォンじゃない。 どうしたの?」 ヴォン:かくかくしかじか。 「〜というわけで、研究協力のために出張してきたんだ。」 アクアリス:「じゃ、ハワードさんの所へ行きましょう。 ところで、器用さに 自身はある?」 ヴォン:「人並み以上だとは思うが。」 <器用度>15だ。 アクアリス:じゃ、アタシの方がまだ高いわね。 ティアナ:エルフみたいな論外な連中と比べちゃ駄目よ。 アクアリス:アタシなんて、フィルに比べたらまだまだよ。 ヴォン:あいつと比べるのは止めよう。 アクアリス:フィルは何処へ行ったのかしら?
一行はその後、薬草組合に向かいます。 組合員/GM:「ヘンルーダにマンドラゴラですか。 あいにく、マンドラゴラの 方は品切でございます。」 アクアリス:「じゃ、生えてる場所まで採りにいくわ。」 組合員/GM:「場所ならお教えいたしますが、マンドラゴラはご存じの通り、抜 くときに恐ろしい悲鳴をあげますので、くれぐれも注意なさって ください。」 ヴォン:「たしか、マンドラゴラは犬に抜かせるんだったな?」 アクアリス:「大丈夫、ジョージが抜いてくれるわ。」 ヴォン:「ジョージなら、笑い声で相殺しそうだな。」 ティアナ:マンドラゴラって、絞首台の下に生えるって言い伝えがあったわね。 GM:教えて貰った場所は森の中の空き地です。 その付近には、現在は 特に何も無いそうです。 過去に何かあったのかは分りませんが。 「そうそう、行かれるのでしたら、夜は避けた方がいいですよ。 噂ですけど、あの辺りは夜行くと首の無い美女の幽霊が出るとか。」 ティアナ:首無しでも美女なのね。
アクアリス:「マンドラゴラ採りに行くのは明日にしましょう。 今日はもう体 力が無いわ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、しっかり体力をつけないといかんぞ。」 アクアリス:「どうしてアタシの体力が無くなったか分ってる? 誰かが馬車の 運転を失敗したから、魔法使うはめになったからよ。」 ジョージ/GM:「運転を失敗? はっはっは、だが心配無い。 明日はこのジョージ・ エリオットが運転しよう。」 アクアリス:「…もういいわ。」
翌朝。 アクアリス:朝起きたら、《運命の夜明け》をかけるわ。 これで今日3回まで、 <幸運度>のセーヴィングロールが成功しやすくなるわ。 GM:朝からジョージの爽やかな笑い声が聞こえてきます。 「はっはっは、諸君、起きたかね? では出発するぞ。 馬車に乗り たまえ。」 ティアナ:「森の中だから馬車は入れないわよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、心配無い。 この馬車には衝角が付いているから、 森の中でも突き進めるぞ。」 アクアリス:「駄目よ。 木を傷付ける気?」 ジョージ/GM:「はっはっは、では木を避けていけばいいのだな。 はっはっは、 このジョージ・エリオットの運転技術を以てすれば、木を避ける など容易いことだ。」 アクアリス:「今回は歩いていきましょう。」 ジョージ/GM:「はっはっは、健康のためには歩くのもいいな。 よし、ではそう しよう。」 ジョージはずかずかと歩いていきました。 しばらくすると戻って きます。 「はっはっは、何処へ行くのだ?」 アクアリス:「森よ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、森だな。 では森へ向かうぞ。」 ずかずかずか。 アクアリス:「ジョージ、森は反対方向。」 ジョージ/GM:「はっはっは、そちらか。 では行くぞ。 はっはっは、どうせな ら走っていった方が健康にいいな。 よし、走るぞ。」 ヴォン:「体力の無駄使いだ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、魔術師にも体力は必要だぞ。 そういえば、以前魔 術師見習いの生徒が、腰にロープ巻いて丸太を引き摺っていたな。 中々感心な若者もいるものだ。」 ティアナ:「レイドね。 あの子は特別よ。」
一行は、やがて森の中の地図に示された地点にやってきました。 アクアリス:<探索>7レヴェル成功よ。 GM:マンドラゴラが生えているのを見つけました。 それから、遥か昔 に作られたと思われる構造物を見つけました。 高さ1mくらいの台 の上に柱が1本立っていたと思われます。 台の中央は、穴が空いて 空間があります。 アクアリス:あら、何かしら? ティアナ:知らない方がきっと幸せよ。 アクアリス:台の中に入ってみるわ。 ティアナ:入らない方がいいわよ。 さっきからGMがカードをシャフルしてる のが気になるわ。 アクアリス:何かあったら、きっとカードを貰えるのね。 ティアナ:で、きっとあの台の中には想像したくないものが入ってるのよ。 GM:台の中には特に何も無さそうです。 ただ、何故か柱の辺りから生 暖かい風が来る様な気がします。 アクアリス:「ジョージ、変なものがあるわよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、分ったぞ、これは、お立ち台というものだろう。 こ の上に立って踊るのだ。」 ティアナ:「なら何故穴が空いているの?」 ジョージ/GM:「はっはっは、踊りが下手だと中央の穴に落とされてしまうのだ。」 一同笑。
一行は、絞首台と思われる建造物のことは放っておいて、マンドラゴラを採る ことにします。 アクアリス:「じゃ、ジョージ、お願いね。」 ジョージ/GM:「はっはっは、こいつを抜けばいいのだな。」 ティアナ:「抜くのは1分ほど待って。」 ヴォン:では走って逃げよう。 GM:それでは皆さん、何処まで離れられたか、<器用度>を振ってみて ください。 アクアリス:ハイパーポイント使って逃げるわ。 4レヴェル成功。 ティアナ:(コロコロ) 組んだわ。 3レヴェル成功。 ヴォン:俺は1レヴェルだ。 GM:皆さんの後ろから、凄まじい悲鳴が聞こえてきます。 アクアリスは 1レヴェル、ヴォンは3レヴェルで<魔法抵抗>を振ってください。 ヴォン:…組んだ…組んだ…また組んだ。 何と、11レヴェルで成功した。 GM:2人とも完全に抵抗した様ですね。 妙な声に対してはジョージで慣 れたんでしょう。 アクアリス:で、そのジョージはどうなったの? GM:マンドラゴラに話しかけています。 「はっはっは、中々いい声だ。 だが、声というものは、腹から出さ ねばいかんぞ。 いいか、こうだ。 はっはっは、はっはっは。」 ヴォン:「マンドラゴラに発声法教えてどうする。」
マンドラゴラを手にいれた一行は、ハワードの所へ戻ってきます。 もちろん、 帰りの馬車では、やはりスリルある体験ができたのですが。 アクアリス:スリルねぇ。 無事に帰れたからいいけど。 GM:ハワードは、メデューサの石化を押さえる薬を作ってみることにし ます。 「まずは、今現在の石化能力を確認しておきましょう。」 ティアナ:「誰かに石になれって?」 ハワード/GM:「可愛そうですが、マウス等で動物実験をします。 すみませんが、 手伝っていただけますか?」 実験室には、マウス等の小型の哺乳類や、虫が何種類か、それから サボテン等の植物も用意されています。 アクアリス:「動物を犠牲にするの?」 ハワード/GM:「やらなくては研究できませんから、しかたありません。」 ティアナ:ハワードさんはローンカイラス出身じゃないわよね? 虫、といっ てフェアリーが用意されてたらたまらないわ。 ヴォン:「念のため石化抵抗の薬を飲んでおこう。」 アクアリス:「石化抵抗の薬って、バジリスクの黒焼よ。」 ティアナ:「それはまずそうね。」
GM:実験をしていると、ゴブリンの少女、リコがやってきます。 「リコも手伝うぞ。」 アクアリス:バジリスクの黒焼渡して 「はい、食べて。」 リコ/GM:「ぽりぽり。 あまり美味しくないぞ。」 アクアリス:「食べた? じゃ、このネズミつれてあのメデューサの女の子の前 に立って。」 GM:そうすると、ホブゴブリンの青年、グッドフェローが走り出てきます。 「姐さん、お嬢さんに危険なことをさせないでくだせぇ。」 ティアナ:「大丈夫よ。 バジリスクの黒焼食べさせたから。」 グッドフェロー/GM: 「な、何て物をお嬢さんに食べさせるんでやすか。」 ヴォン:「健康にいいぞ。」 グッドフェロー/GM: 「お嬢さんを危険に晒すことは、たとえ天地が許そうと、このグッ ドフェローが許しやせん。」 アクアリス:「じゃ、グッドフェローさん、やってくれる?」 グッドフェロー/GM: 「よ、よござんす。 男一匹グッドフェロー、背中に背負った唐獅 子牡丹にかけて、この身を盾といたしやす。」 アクアリス:「じゃ、とりあえずこれ食べて。」 グッドフェロー/GM: 「わ、わかりやした。 お嬢さんを守るためにゃ、命捨てますグッ ドフェロー、バジリスクの黒焼きを、見事食ってみせやしょう。」 アクアリス:「それじゃ、お願いね。」
実験は、まずメデューサの石化能力を確認するために、各種の生き物に対して どの程度石化が行われるかが確認されました。 GM:ネズミをメデューサの女の子の前につれていくと、30秒ほどで完全 に石になります。 アクアリス:可愛そう。 GM:石化した動物は、解剖して内部まで調べるのですが…。 アクアリス:可愛そう。 ヴォン:石化してるんだから、痛みはないだろう。 GM:いえ、一部だけ石化た状態で殺して、石化していく様子の観察もあ ります。 その後数時間、実験が繰り返されます。 アクアリス:その間何匹もの動物が犠牲になったのね。
GM:実験をしてるうちに、退屈したリコがやってきます。 「リコも何かしたいぞ。」 アクアリス:「大人しくしててね。」 GM:リコは暴れだします。 「やりたいやりたい。」 暴れた拍子に、棚の上にあった水晶玉が転がり落ちます。 アクアリス:キャッチするわ。 GM:では<器用度>で4レヴェルを振ってみてください。 アクアリス:(コロコロ) 成功。 「ふぅ、何するのよ。」 GM:さて、アクアリス、あなたがキャッチした水晶玉に、メデューサの 女の子が映っています。 アクアリス:バジリスクの黒焼き食べてるから平気よね。 GM:石化はしませんが、恐怖は感じます。 リコは相変わらず暴れてい ます。 「リコも実験したい。 リコ、魔法も使えるぞ。」 アクアリス:「どんな魔法が使えるの?」 リコ/GM:「辺り真っ暗になる。」 アクアリス:「そんな魔法、今使ったら不便でしょ?」 リコ/GM:「リコ、見えるぞ。」 アクアリス:「ハワードさん達は見えないの。」 リコ/GM:「どうして見えないんだ?」 アクアリス:「後でゆっくりハワードさんに訊いてちょうだい。」 リコ/GM:「どうしてだ、どうしてだ、気になるぞ。」 じたばたじたばた。 暴れた拍子に、今度は黒真珠の填った杖が倒れ ます。 運悪く、机の角にぶつかって、黒真珠が割れてしまいました。 割れた黒真珠から、七色の光が放たれて皆さんを照らします。 それ では皆さん、<幸運度>を振ってください。 ティアナ:5レヴェル成功。 アクアリス:6レヴェル成功よ。 ヴォン:…6ゾロ…6ゾロ…3ゾロ。 何と、10レヴェル成功だ。 GM:おや、そんなにいきましたか。 では皆さん、ここにあるカードを 1枚ずつ引いてみてください。 ティアナ:マスターがマスターだけに、思い通りのカードを引かされそうなん だけど。 GM:どうしてそういうことを言うんですか? ほら、何の変哲も無い普 通のカードでしょ? こうやって弾くと1番上にジョーカーが来たり しますけど、何の変哲も無い普通のカードですよ。 ティアナ:それの何処が普通なのよ。 GM:ですから、カードは普通ですよ、カードは。 さて…。 ティアナ:ちょっと待ってよ。 その手に持っているモンスター!モンスター! は何? GM:モンスターをPCとして使い、人間共を蹴散らすという非常に楽しい ゲームです。 なお、どの種族になるかはカードを引いて決定します。 ティアナ:何かすごく嫌な予感がするんだけど。 …ダイヤの5よ。 GM:気が付くと、あなたはワーム、翼のある蛇に変身しています。 ティアナ:龍の一種ね。 まずいわ、<器用度>が下がるから魔法が使えない。 龍族自身は魔法を使えません。 その代わり、龍族には、自分より<知性度> の低い魔法使いがかけた魔法は一切効きません。 また、マジックアイテムも触 れるだけで無向化できます。 龍族の<知性度>は人間の5倍ですから、大抵の 魔法は無向にできるでしょう。 アクアリス:アタシはハートの4。 GM:アクアさんは6レヴェル成功でしたね。 では、スフィンクス,デー モン,スナーク,岩男の中から好きなのを選んでください。 アクアリス:スナークって、何にでも変身できる種族よね。 じゃ、スナークに するわ。 ヴォン:俺はクラブの10。 GM:では、クラブの13種の中から好きなのを選んでください。 ヴォン:それじゃ、グリフォンにしよう。 GM:ジョージ,ハワード,リコ,グッドフェローもそれぞれ変身してい ます。 ジョージはショゴスに、ハワードはグレムリンに、リコはチャイニーズフォッ クス、グッドフェローはデーモンに変身しました。 GM:目の前に笑い声をあげるでっかい泥の固まりが現れました。 「はっはっは、はっはっは。」 ティアナ:よりによって、何てものになるのよ。 ヴォン:ショゴスになっても笑いは一緒か。 ジョージ/GM:「はっはっは、何故か分らんが、ピッコロが聞きたいぞ。」 ティアナ:「今は誰もピッコロ吹けないわ。 我慢しなさい。」 GM:それでは皆さん、<知性度>を除く能力値を、変身したモンスター のものに変えてください。 それから、言語欄にティアナはドラゴン 語、グリフィンはキメラ語と書いてください。 ティアナ:<魅力度>!ってのは何? GM:!は、“絶対的な恐怖”です。+だと“畏怖”です。 さらに、GMは全員に1Dを振らせました。 この出目により、各キャラクターに 以下の変化が現れます。 1 人間(エルフ)に戻ります。 2,3 姿はモンスターになりますが、頭の中は人間(エルフ)のままです。 能力 値は、<知性度>を除いてモンスターのものになります。 言語は、本来 持っている言語と、変身した種族の言語を話せます。 4,5 姿も、頭の中もモンスターのものになります。 能力値は全てモンスター のものになります。 言語は、変身した種族の言語のみ話せます。 6 種族が変化します。 新たにカードを引き、引いたカードに対応した種族 になります。 GM:これから先、セーヴィング・ロールで自動失敗したときにもD6を振 ってください。 ティアナ:(コロコロ) 精神的にもワームになったわ。 ワームの<知性度> って、人間の5倍よね? じゃ5倍の130になるの? GM:なります。 言語は皆さんの間では何故か通じます。 ただし、次の 様な制限があります。 ・共通語,エルフ語,ドワーフ語,ホビット語を除く上位語 単語は自由に使えますが、助詞を使うことができません。 ・下位語 以下の17語のみを使用できます。 お前(you),我(me),岩(rock),水(water),火(fire),木(tree),毛(hair), バンバン(bang),寝る(sleep),匂う(smelly),洞窟(cave),食い物(food), 物(thing),小さい(small),大きい(big),太陽(sun),行く(go) 一同爆笑。 ヴォン:お、OGじゃないか。
ハワード/GM:「何と、皆変身してしまいましたか。 これは元に戻すのはやっか いですね。」 ティアナ:「面白いこと、なったわ。」 ワームの大きさは6だから、ここはちょっと狭そうね。 GM:人間の6倍の大きさのあるワームには狭いでしょうね。 ティアナは 身動きが取れません。 ティアナ:じたばた。 GM:もがくのでしたら、<器用度>0レヴェルを振ってみてください。 ティアナ:<器用度>3に何を求めるのよ。 失敗に決まってるじゃない。 GM:では脱出はできません。 ティアナが暴れたので、建物の一部が崩れ てきます。 他の人は、<幸運度>で<危険回避>を振ってください。 アクアリス:「ティアナ、動かないで。」 ティアナ:「何とかして、ここ出たいわ。」 もう1回チャレンジ。 GM:じゃ、また<器用度>0レヴェルを振ってください。 ティアナ:だから、私今<器用度>3しか無いんだってば。 アクアリス:種族が変わるまでセーヴィング・ロールし続けたら? ティアナ:とりあえず、もう1回チャレンジ。 …失敗。 GM:それでは皆さん、もう1度<危険回避>をどうぞ。 アクアリス:(コロコロ) 自動失敗…は嫌だから、《運命の夜明け》の効果を使 って成功させておくわ。 ヴォン:安全な所に避難しておこう。 ティアナ:それじゃ、もう1回。 …どうにか成功したわ。
ヴォン:「で、どうするんだ?」 ハワード/GM:「杖を修復する必要があります。 修復には、黒真珠が必要です。」 ヴォン:「何処、ある?」 ハワード/GM:「普通なら、町へ行けばすぐに買えるのですが、この姿では…。」 ティアナ:「スナーク、いるわ。」 アクアリス:「アタシ、出番ね。」 ダークエルフに変身していくわ。 ハワード/GM:「ダークエルフでは町には入れませんよ。」 アクアリス:じゃ、トリトン。 GM:トリトンはあまり地上では活動できませんよ。 アクアリス:町に近付くときだけ変身すれば問題無いわ。 それじゃ、ジョージ から黒真珠分のお金貰って行くわ。 GM:ショゴスになったジョージから貰うんですか? 近付くと押し潰さ れるかもしれませんよ? アクアリス:大丈夫よ、きっと。 GM:それでは、<器用度>を振ってみてください。 アクアリス:ダークエルフに変身すれば、<器用度>上がる? GM:アクアは元々エルフですから、変わりません。 アクアリス:それじゃ、普通に振って…2レヴェル成功。 GM:(コロコロ) お金を取りに行こうとすると、ジョージはひらりと避 けました。 「はっはっは、はっはっは。」 アクアリス:じゃ、シャドウジャックに変身して、背後から頭こつんとやって気 絶させるわ。 <特殊攻撃>2レヴェル成功。 GM:ポカリとやりました。 問題は、ショゴスは気絶なんてしない、と いうことですね。 「はっはっは、何かあったかのか? よく分らんが、とりあえず笑っ ていよう。」 アクアリス:「困ったわ。」 ハワード/GM:「あの、黒真珠を買う分くらいのお金なら、あちらの金庫の中にあ りますよ。」 アクアリス:いままでの苦労はいったい…。
GM:外では、モンスターがいるのに気付いた人間が騒いでいます。 ワー ムの<魅力度>は、“絶対的な恐怖”ですから、辺りは完全にパニ ックになります。 「助けてくれ〜。」 ティアナ:ここで私がパニックを起してる隙に町へ行って黒真珠を買ってくれ ばいいわ。 とりあえず、上空を飛んで注目を集めるわ。 ティアナが人々を引き付けている間に、アクアリスとヴォンは町に黒真珠を買 いに行くことにします。 ヴォン:町まで飛んでいくとしよう。
アクアリス:町に付いたら、シャドウジャックになって、影から影へと跳んで宝 石店に向かうわ。 GM:宝石店にやってきました。 アクアリス:じゃ、トリトンに化けて、頬っ被りして入るわ。 GM:宝石店に頬っ被りで入るのは怪しまれますよ? アクアリス:じゃ、帽子を目深に被って。 「すみません、黒真珠下さい。」 GM:それでも怪しいのは変わりませんね。 <魅力度>を振ってみてく ださい。 アクアリス:2レヴェル成功。 GM:とりあえず、怪しまれはしなかった様です。 では、次は<幸運度> を振ってみてください。 アクアリス:(コロコロ) 5レヴェル成功。 GM:ちょうどいい大きさの黒真珠がありました。 アクアリス:それじゃ、またシャドウジャックになって帰るわ。 GM:それにしても、あっさり手に入れられてしまいましたね。 予定で は、黒真珠を手にいれるまで一波乱あったんですけど。
黒真珠を受け取ったハワードは、杖を修復するため、研究室へと向かいます。 GM:ティアナが無理矢理抜け出したので、あちこち崩れてますね。 研 究室へ行くだけでも一苦労です。 「酷い壊れようですね。 うーん、これは、まず部屋から直す必要 がありそうです。」 アクアリス:「ティアナが考え無しに壊すから。」 部屋を直すのを手伝うわ。 GM:ではアクアは<器用度>を振ってください。 グリフォンのヴォン には、手伝うのは無理ですね。 アクアリス:3レヴェル成功。 GM:それなりに片付いてきました。 「これなら、最低限の修復は可能ですね。 さっそく始めましょう。」
GM:ハワードの迷宮の周囲には、武装した兵士達が集まってきます。 アクアリス:邪魔が入らない様に、迷宮の入り口を《氷の壁》で入り口を塞いで おくわ。 この壁は240点のヒットが来ない限り壊れないから。 GM:セイグルなら一撃ですね。 アクアリス:シャドウジャックに変身して、影から兵士達に囁きかけるわ。 「東の方に狂暴なワームがいるわよ。」 隊長/GM:「そうか。 よし、第一部隊はここで待機、第二部隊はワームに向 向かえ。」
ティアナ:私は意味も無く空に向かって火を吐いてるわ。 GM:じゃ、上手に吹けるかどうか、元々の<魅力度>で振ってみてくだ さい。 ティアナ:1レヴェル成功。 GM:それなりに格好良く吹けました。 あなたが火を吹いたため、下で はよりパニックになっています。 ティアナ:適当に飛んでるわ。 GM:あなたがそうやって飛んでいると、山の方から、 「あんぎゃー。」 という声が聞こえてきます。 ティアナ:何よ、いったい。 GM:山の方から、もう1体ワームが飛んできます。 「ココ、縄張リ、ココ、縄張リ。」 ワームはどんどん近付いてきます。 ティアナ:町やハワードさんの迷宮から離れたところに着地。 GM:ワームは空中でホバリングしならがあなたを見ています。 「ココ、縄張リ、ココ、縄張リ。」 ティアナ:「魔法実験、失敗して、こうなったの。」 ワーム/GM:「実験? 何ダ、ソレ?」 ティアナ:「この姿、実験失敗したからなの。」 ワーム/GM:「実験失敗? 美容実験? 顔良クルス、姿良クスル?」 ティアナ:「違うわよ。」 GM:本来の<魅力度>で振ってみてください。 ティアナ:2レヴェル成功。 ワーム/GM:「確カニ、違ウダロウ。 オ前、充分美シイ。」 良く見ると、ワームがポッと頬を赤らめていたりします。 一同笑。 ティアナ:「私、元、人間よ。」 ワーム/GM:「問題無イ。」 ティアナ:「大ありよ。」 GM:ワームは空中でぐるぐる回っています。 <知性度>を振ってみて ください。 ティアナ:<知性度>130で振るの? 23レヴェル成功よ。 GM:ワームは空中で8の字を描いています。 これは、ワームの求愛行 動です。 ティアナ:「何、してるの?」 ワーム/GM:「求愛。」 ティアナ:「誰に?」 ワーム/GM:「オ前。」 ティアナ:「何故?」 ワーム/GM:「惚レタ。」 ワームはひたすら8の字を描いています。 ティアナ:そっぽを向いて飛んでいくわ。 GM:追い掛けてきます。 振り切るのなら、<器用度>を振ってください。 ティアナ:だから、<器用度>3なんだってば。 …-1レヴェル成功。 GM:大丈夫です。 相手も<器用度>3ですから。 …同じく-1レヴェル 成功です。 距離は変わりません。 ティアナ:「来ないで。」 GM:うーん、あまり好かれていない様ですね。 では、ワームはメスの 気を惹くくためにプレゼントを持ってきましょうか。 山で猪でも 採ってくるとしましょう。 ティアナ:要らないわよ。
隊長/GM:「第一部隊は氷の壁を破壊せよ。」 松明を持った兵隊達が、アクアの作った《氷の壁》を融かしはじめ ます。 アクアリス:そう簡単には解けないわよ。 GM:アクアの《氷の壁》を壊すには240点必要ですから、1回10点でも 24回攻撃すれば壊せます。 48分ですね。 アクアリス:その頃には体力少し回復してるからかけ直せるわ。 隊長/GM:「えぇい、埒があかん。 攻城兵器を準備するぞ。」 兵隊達は、即席の破城槌を作り始めます。 アクアリス:また影から囁きかけるわ。 「《氷の壁》があるということは、きっと相手は強力な魔法使いよ。」 <言いくるめ>3レヴェル成功。 隊長/GM:「そうだな。 伝令、ただちに魔術師ギルドへ行って協力を要請し ろ。 残りの者は攻撃中止、一時待機せよ。」 アクアリス:これでしばらくは安心ね。
GM:ワームの方へは、第二部隊がやってきます。 ティアナ:彼らの装備は? GM:クロスボウを装備しています。 もっとも、ワーム相手に効くかは 疑問ですが。 アクアリス:槍投射器くらいないとワームには効かないわよ。 ティアナ:投石器辺りを持って来られるとやっかいね。 じゃ、士気判定をやっ てもらうわ。 兵隊の上を低空飛行。 GM:では<器用度>を振ってください。 ティアナ:(コロコロ) 自動失敗。 GM:では1Dを振ってください。 ここで1を振れば、人間の姿に戻れます よ。 ティアナ:空中で人間になったら、墜落じゃない。 …4だから、変化無しね。 GM:<器用度>の判定は失敗したので墜落します。 6Dのダメージを受 けてください。 ティアナ:6D? 21点もダメージが来たわ。 まだまだ<耐久度>あるけど。 兵士達/GM:「おお、ワーム撃墜したぞ!」 かえって兵士達の士気を上げてしまいました。 第二部隊は、さら にもう1匹のワームを攻撃するつもりの様です。 ティアナ:それも何か気分が悪いわ。 なら派手に飛び上がる。 GM:派手に行くのなら、<魅力度>を振ってください。 ティアナ:1レヴェル成功。 GM:それなりに迫力があった様です。 「見ろ、まだ生きているぞ!」 ティアナ:届かないくらいの高度から火を吹いてみるわ。 GM:では<器用度>で<特殊攻撃>を振ってください。 ティアナ:魔術師に<特殊攻撃>を求めないでよ。 …1レヴェル成功。 GM:射程距離を正確に計算した火を吐けました。 では、兵士達に与え た恐怖を、<恫喝>で振ってください。 ティアナ:1レヴェル成功。 GM:兵士達は恐慌を起しました。 「総員撤退!」 ティアナ:じゃ、ひとまず着地して休憩。 GM:ワームがやってきます。 「助カッタ。 オ前、凄イ。」 ティアナ:住処に帰る様に説得するわ。 ワーム/GM:「オ前、一緒、来イ。 俺、住処、広イ。」 ティアナ:「何故?」 GM:ワームは頬を赤らめてます。 ティアナ:「気持ち、応えること、できないわ。」 ワーム/GM:「何故?」 ティアナ:「この姿、本当じゃないの。」 ワーム/GM:「ソノ姿、不満カ? オ前、トテモ美シイ。」 ティアナ:「元々、方、いいわ。」 ワーム/GM:「ナラサッサト戻レ。」 ティアナ:「もう少ししたら戻るわ。」 ワーム/GM:「今スグ戻レ。 ソノ姿、見タクナイ。」 ティアナ:「戻れないから困ってるの。」 ワーム/GM:「何故戻レナイ? 魔法ダロ?」 ティアナ:「魔法、だったわね。」 ということは…。 GM:龍族は、自分より<知性度>の低い魔法使いがかけた魔法を自由に 消すことができます。 今のティアナの<知性度>は130ですから、 大抵の魔法は消せるでしょう。 ティアナ:消したら、龍族じゃなくなるから、また魔法がかかってワームにな るんじゃない? GM:さて、それはどうでしょう? ティアナ:とりあえず、このワームの前からは去るわ。
GM:その頃、ようやく杖の修理が終わります。 「あとは、これを奥にある魔法陣に設置すれば、魔法を破れます。」 魔法陣に行くには、瓦礫の中をかい潜っていく必要があります。 <器用度>1レヴェルを振ってください。 アクアリス:成功よ。 ハワード/GM:「これで準備はできました。 《魔法破り》は知っていますか?」 アクアリス:「知らないわ。」 GM:ハワードが《魔法破り》を《教え》てくれます。 「では一緒に魔法をかけてください。」 <体力度>を10点消費する余裕はありますか? アクアリス:今<体力度>は6しか無いわ。 GM:回復するまで50分待つ必要がありますね。 それでは、ティアナに はあと50分間兵士達の相手をしてもらいましょう。 ティアナ:ちょっと待ってよ。 アクアリス:じゃ、頑張ってね。 その間アタシはゆっくり休憩。
ティアナ:迷宮の前にいる第一部隊に脅しをかけるわ。 隊長/GM:「総員、クロスボウ準備、目標ワーム! 何処かに弱点があるはず だ! そこの当たれば一撃だ!」 ティアナ:そ、そういえば、龍族には何処かに弱点があったわね。 GM:弱点が見つかるかどうか、兵士の<知性度>10で振ってみましょう か。 龍族の弱点の大きさは微小なので、4レヴェルが目標になりま す。 …このターンは失敗しました。 ティアナ:クロスボウの射程外をぐるぐる飛んでるわ。 兵士達/GM:「あの動きは何だ?」 「おそらくワームの求愛ダンスではないかと。」 ティアナ:求愛は8の字でしょ。 攻城兵器を置いてある所に火を吐いてあげ るわ。 GM:火が付きました。 「資材を燃やされました。」 「バケツリレーで消せ!」 兵士達は水場からバケツリレーして消火する気の様です。 ティアナ:その水場に陣取ってあげる。 隊長/GM:「やむを得ん、周りの木を切って延焼を防ぐんだ。」 アクアリス:森の木を切るの? GM:このままだと燃え広がってしまいますから。 ティアナ:その様子を見ながら楽しく水浴びしてるわ。 GM:それでは、あと40分ほど何も起きないか、<幸運度>で振ってくだ さい。 ティアナ:2レヴェル成功。 GM:火を消した後、兵士達は遠巻きに見ていますが、攻撃はしてきませ ん。 そして40分が過ぎました。
ハワード/GM:「ではいいですか? 《魔法破り》をかけます。」 《魔法破り》をかけると、杖と魔法陣から光が放たれます。 そして、その光 が消えたときには、一行は元の姿に戻っていたのでした。 GM:離れた地点にいたティアナも元に戻っています。 ティアナ:それは良かった。 GM:良かったですねぇ。 そうそう、たいしたことでは無いんですけど、 変身した際に装備は全て脱げ落ちてハワードの迷宮の中です。 も ちろん、服も同じです。 ティアナ:《姿隠し》。 兵士達/GM:「何だ、今の光は?」 「ワームが消えたぞ!」 「まだ近くにいるはずだ!」 兵士達は、ティアナがいた地点にじりじり近付いてきます。 ティアナ:30mほど離れた所に《蜃気楼》でワームを出すわ。 兵士達/GM:「いたぞ!」 「いつの間に動いたんだ。」 ティアナ:さて、どうしたものかしら。
GM:迷宮の中にいた人はすぐに装備を取り戻せます。 「はっはっは、全員元に戻ったな。 おや? ティアナ殿は何処だ?」 アクアリス:「そのうち戻ってくるわよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、だが、全員の無事を確認するのは、リーダーである 私の役目だ。」 ジョージは、ティアナを探しに行きます。 アクアリス:「何処へ行けばいいか分ってるの?」 ジョージ/GM:「はっはっは、何処へ行けばいいのだ? とりあえず行ってよう。」 ジョージはずかずかと森を歩いていきます。
GM:ジョージは、兵士達の所へやってきました。 「はっはっは、何かあったのかね? 悩みごとなら、このジョージ・ エリオットに全て任せてくれたまえ。」 ティアナ:ジョージが来たのね。 でも、ジョージが気を効かせて服持ってく る、なんて期待はできないわね。 GM:そんなこと、ジョージは全然考えてません。 「はっはっは、あのワームを退治すればいいのだな?」 ティアナ:ジョージが注目を集めてるうちに静かに川に飛び込んで逃げるわ。 GM:では、気付かれずに飛び込めたか、<忍び足>を振ってください。 ティアナ:1レヴェル成功。 GM:では兵士とジョージがそれぞれ気付いたか判定しましょう。 まず 兵士は…気付きません。 ジョージも気付きました。 ティアナ:ジョージに手招き。 「何か纏う物ちょうだい。」 ジョージ/GM:「おお、これは失礼。」 ジョージはマントをティアナに渡します。 ティアナ:「兵士の気を向こうに逸して。」 ジョージ/GM:「分った。 逸せばいいのだな? はっはっは、諸君、あそこを見 るのだ。」 とりあえず兵士達は気を逸されました。 ヴォン:ジョージに逸されるか。 ティアナ:その間にこそこそと迷宮に戻るわ。 GM:兵士達はどうします? ジョージに任せておいていいんですか? アクアリス:放っておいたら? ジョージなら何とかするでしょ。 ヴォン:燐国とはいえ、仮にも領主様だしな。
ヴォン:後で、魔術師ギルドに頼んで、迷宮からモンスターが出てきたので はなくて、外から来たモンスターに襲われたんだ、という噂を流し てもらう。 GM:ある程度のフォローはしますけど、そういう噂を流すの魔術師ギル ドは専門外です。 悪い噂が広まるのは避けられませんね。 ティアナ:この迷宮に人が近付けない様にはできない? GM:軍隊の方には魔術師ギルドから話を通すので、兵士達は来ない様に はできますが、一般の冒険者がやってくるのは避けられないでしょ う。 ヴォン:ミンバス村の村人に協力を頼めないか? GM:“キングゴブリンの逆襲”のときに村を救ってますから、ミンバス 村の村人達にはそれなりに信用されますし、協力もしてもらえます。 ティアナ:じゃ、村から噂を流して貰うわ。 その後、タルカスには、高笑いしながらワームを退治した英雄の話が広まった とか。 こうして、ジョージ・エリオットにまた新たな伝説が加わったのです。 ジョージ/GM:「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ!」 ティアナ:あれがローンカイラス国外にまで広まってしまうのね…。
2匹のワーム 1999/10/16 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録
言語についてのオリジナルルール ・共通語,エルフ語,ドワーフ語,ホビット語を除く上位語 単語は自由に使えますが、助詞を使うことができません。 ・下位語 以下の17語のみを使用できます。 お前(you),我(me),岩(rock),水(water),火(fire),木(tree),毛(hair), バンバン(bang),寝る(sleep),匂う(smelly),洞窟(cave),食い物(food), 物(thing),小さい(small),大きい(big),太陽(sun),行く(go)


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