ハイパーT&Tリプレイ

2人の結婚式


キャラクター
  アクアリス・フォン・シュトックヘルド
    エルフの6レヴェル魔術師の娘。 けっこうきつい性格のお姉様。
    岩男のヘルメットを手に入れ、さらに<体力度>が上昇する。
  ヴォン
    将来の賢者を夢見る人間の魔術師。 20歳の青年。
    魔術師ギルドの導師となるが、言うことを聞かない弟子達をかかえて苦労
    は絶えない。 
  スカール
   エルフの4レヴェル魔導士。
    カタコトの共通語を操り、人間の世界を知るために放浪する。
    熊の毛皮を着込んでいる。
  セイグル・テグナス
    ドワーフの4レヴェル戦士。
    釣りの名人。
    魔斧“焔喰い”を振りかざし人間離れした攻撃力を持つ。
  ティアナ・イーヴス
    人間の女魔術師。 17歳。
    優れた頭脳を持つ長身の女性。
    炎のローブを身に纏い、炎の杖とサラマンダーの指輪を持つ彼女を人は炎
    の魔女と呼ぶ。


史上最大! ジョージ・エリオット&ジェシカ・エトワール第1回結婚式! 目指すは世界のアイドル、ジェシカ・エトワールがたたずむエトワール城。 神秘のヴェールに包まれたあなたの姿、是非とも間近で拝みたい。 競技場でマラソン、港でギャンブル、船内試練に泥んこ試練、お次は何が来る のやら。 夢と希望を胸に秘め、波乱万丈冒険旅行! 知力体力時の運、全知全能傾けて、勝てば優雅にエトワール領漫遊、負ければ あっさりハイそれまでよ。 広がる青空、豊かな大地、あのエトワール領がああ、こんなにも遠いとは。 試練一筋、歴史が産み出した過酷なゲームにせいぜい苦しんでもらいましょう、 思い切り楽しんでもらいましょう。 2つの領の一大スペクタクル。今こそ運命の知恵比べ。 結婚式に、ジャストミート!
GM:ある日のこと、ジョージ・エリオットが朝食の席で皆さんに発表し ます。 「はっはっは、諸君、喜んでくれたまえ。 この度、私とジェシカ 殿の結婚式を執り行うことになったのだ。」 スカール:「おお、それ、おめでたいです。」 ジョージ/GM:「はっはっは、是非諸君達には、私の友人として出席してもらいた い。」 スカール:「出席するです、もちろん。 いついですか、日取り?」 ジョージ/GM:「はっはっは、第1回目の結婚式は2ヶ月後だ。」 アクアリス:「ちょっと待って。 第1回目って?」 ジョージ/GM:「この地方では、めでたいことは何回も祝うのだ。 当然、結婚式 も何回か行われる。」 ティアナ:「で、何回する予定なの?」 ジョージ/GM:「ジェシカ殿と話し合った結果、5回執り行うことになっている。 つまり、3本先取で勝ちなのだ!」 一同爆笑。 ティアナ:「3本って何よ。」 ジョージ/GM:「この地方の風習で、結婚式では略奪婚をする。 つまり、花婿が、 花嫁を奪いに行くのだ。 そして花嫁側はそれを阻止するわけだ。 これは昔、略奪婚によって結ばれた夫婦が幸せに暮した、という 言い伝えから来ている。」 アクアリス:「アタシ達が負けたら、ジョージが尻に敷かれるわけね。」 ジョージ/GM:「はっはっは、そうだ、この勝負に勝った方が結婚後の主導権の握 ると言われている。」 ティアナ:「無理じゃない? 向こうにはフィルがついてるわ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、我が領民全てがこのジョージ・エリオットに味方す るのだ。 負けるはずが無い。」 アクアリス:「でも、向こうにも向こうの領民がつくんでしょ?」 ジョージ/GM:「はっはっは、心配ない。 このジョージ・エリオットの敗北の文 字は無いのだ。」 アクアリス:「アタシは裏方するわ。」 ジョージ/GM:「いや、アクア殿には是非エリオット側挑戦者として出場してもら いたい。」 ヴォン:「そうか、結婚式とは挑戦者として出場するものなのか。」 アクアリス:「ジョージも参加するの?」 ジョージ/GM:「はっはっは、私は大将として参加するのだ。」 ティアナ:「ジョージが潰されたらそこで負け?」 GM:ジョージは、他の参加者が全滅した場合のみ登場します。 ヴォン:途中でPCが全員脱落したら、後はジョージの行動を見てるわけか。 GM:負けた人は、ジェシカ側として行動するか、観客になってもらいま す。 観客になるのなら、観客ポイントを差し上げます。 一同笑。 アクアリス:「ポン。 クリスを連れてくればいいわ。 そうすれば、自動的に フィルも味方になるわ。」 ヴォン:「クリスなら酒で釣れば現れるぞ。」 GM:では、誰か<魅力度>を振ってみてください。 アクアリス:ハイパーポイント使って4レヴェル成功。 GM:アクアの呼び掛けに応えてクリスがやってきます。 「やっほー。 お酒飲めるんだって?」 アクアリス:「ワインにウィスキー、焼酎その他色々用意していあるわよ。」 クリス/GM:「ありがとう。 流石アクアさん、分ってるわねぇ。」 クリスは早速飲みはじめます。 アクアリス:「ジョージ、参加者の中にクリスも入れておいてね。」
GM:町のあちこちに結婚式への参加を呼び掛ける張り紙が張られます。 『君よ来たれ!』 アクアリス:張り紙に、『クリスもいるよ。』と書き加えておくわ。 GM:なるほど、フィルなら、クリスがいることに気付くでしょうね。 アクアリス:じゃ、これでフィルも味方ね。 GM:どうしてですか? 攻撃する際にクリスだけ避ければすむことです ね。 アクアリス:他の人は攻撃されるわけね。
第1回結婚式コース         ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ ┃           ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ ┃            ▲▲▲▲▲▲▲▲▲ ┃            ▲▲▲▲▲▲▲▲└──┐    †††      ▲▲▲▲▲▲▲      ††††      ▲▲▲▲└┐ ┏━┻━  ††††††      ▲▲▲▲……┃     ††††        ▲▲▲▲…┃   └┐   ††††      ▲▲▲……………    └┐   ††††      ▲▲▲ ……        ††††††    ▲▲▲   ┏━┿┛† ┌─┘  †††††     ▲▲    ┃ ††††   ††            ┃†††††  ††             ┃†††††††               ┏━┛ †††††††               ┃   ††††    △△     └┐   ┃    †††   △△△         ┃     ††  △△△          ┃     ┏━━━━━  △△■   ┏━┓  ┏━━━━━━┛  ≡≡≡≡    ┣━━━┛┗━┿━┛      ≡≡≡≡    ┃       └≡≡≡≡≡    ≡≡≡≡≡≡  ━━        ≡≡≡≡   ≡≡≡≡≡≡          ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡   ≡≡     ≡≡≡≡≡ ≡≡≡≡ ≡≡≡≡≡≡   ≡≡≡    ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡  ≡≡≡≡≡≡≡  ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡  ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡  ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡  ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡  1:第1チェックポイント:エリオットの町 ■:エリオット城 ┃:街道  2:第2チェックポイント:船内      :山地     :丘陵地  3:第3チェックポリント:港町ドーバー  :森      :沼地  4:第4チェックポイント:ラスの町    :海      :川  5:第5チェックポイント:変化の森  6:第6チェックポイント:瀑布湿原  7:第7チェックポイント:山間渓流  8:第8チェックポイント:ステラの町  F:最終チェックポイント:エトワール城
一同に、今回の結婚式のコースマップが公開されました。 GM:ルールを説明します。 参加者は、ここからジェシカのいるエトワ ール城まで行ってもらいます。 途中、何カ所かにチェックポイン トがあり、エトワール側の者達が立ち塞がります。 参加費は10金 貨で、チェックポイントを勝ち抜くごとに賞金が入ります。 アクアリス:ちょっと待ってよ。 今回だけでこのマップ全部なの? GM:2回目以降の結婚式では、また違うコースが用意されます。 ヴォン:途中に海があるが、まさか泳げとは言わんよな? スカール:泳ぐのなら、参加しないです。 沈むです、ブクブク。 GM:情報を集めたいなら、<魅力度>を振ってください。 スカール:4レヴェル成功してるです。 GM:海については船が用意されているそうです。 また陸上ではチェッ クポイントからチェックポイントへの移動は馬車で行われるそうで す。 各チェックポイントでは、知力や体力等、様々な能力を要求 する試練が用意されています。 なお、最終チェックポイントのエ トワール城では武道試合をするそうです。 スカール:馬車、“ジョージ・エリオットの新たな栄光号”ですか? GM:いえ、人数が多いので、普通の馬車が多数用意されます。 もし、 栄光号の方がいいのなら交渉してみてください。 アクアリス:予め、栄光号を何処かのチェックポイントに置いておいてもらう、 ってことはできる? この6番目のチェックポイント辺り。 GM:6番の“瀑布湿原”はその名の通り沼地ですので、馬車が通れる所 はかなり少なくなっています。 アクアリス:じゃ、8番目のステラの町に置いて貰うわ。 これで、最終チェック ポイントのエトワール城までスパートできるわ。 GM:第8チェックポイントがそういう、競争をする様なチェックポイント だったらいいですねぇ。 アクアリス:2ヶ月あるのなら、チューニングしておくわ。 スカール:馬車、飛べる様、できるですか? ティアナ:止めておいた方がいいわ。 きっと着地のときにとんでもない目に 合うから。 ラモン/GM:「馬車を飛行させるのかね? うむ、今構想中の可変機構を付けれ ば可能じゃ。」 一同笑。 スカール:それ、マクロスです。 ラモンと相談した結果、以下の装備なら安全に付けられそうだ、ということに なります。 ・エアロウィング : 走行限界速度が上がります。 ・ダウンフォースウィング: カーブでのスリップを防ぎます。 ・パワーブースター : 発動させると、限界速度の2倍まで加速できます。 GM:ただし、付けられるのは一つだけです。 アクアリス:なら、ダウンフォースで決まりね。
そして2ヶ月後、いよいよ結婚式の日がやってきました。 第一会場は、エリオットの町の闘技場。 ここに、エリオットとエトワール、 2つの領民達が集まってきます。 GM:野鳥の会の皆さんによりますと、参加者はエリオット側が256名、 エトワール側が256名の合計512名だそうです。 スカール:顔見知り、いるですか? GM:結構いますね。 今回参加していないメンバーもいることでしょう。 スカール:魔術師学院の弟子、いるですか? GM:“2人の下級生”で登場した魔術師見習いのレイド君とゼロ君です ね。 もちろんいます。 「俺、領主様の結婚式が盛り上げる様に頑張ります!」 とやたら張り切っているレイド君と 「…なんでオレ、こんな所にいるんだ? どうせなら、エトワール 側で妨害に回った方が面白そうだな。」 と不穏なことを言っているゼロ君でした。 アクアリス:とりあえず、クリスと一緒に行動するわ。 「ほら、クリス、お酒あるわよ。」 クリス/GM:「流石アクアさん、用意がいいわね。」 アクアリス:これで、フィル出てきても押さえられるわ。 そうしてるうちに、いよいよ結婚式が始まります。 ファンファーレと共に、今回の主役の1人である、ジョージ・エリオットが現 れました。 ジョージ/GM:「エトワール城に行きたいか!」 スカール:「おー!」 ジョージ/GM:「罰ゲームは恐くないか!」 スカール:「おー!」 ティアナ:…いきなり疲れたわ。 ジョージの掛け声が終わったところで、エトワール側参加者が配置につくため 出ていきました。 やがて、エトワール側の準備が終わったところで、フィルが 皆の前に現れます。
第1チェックポイント:エリオットの町 (コースマップ) フィル/GM:「早速ですが、これより、第1の試練を始めます。 これより、皆様 には、ここから南へ3kmの所にある港に停泊しております客船に 乗って頂きます。 さて、ここで重大なお知らせがあります。 そ の客船の乗船手続きの締め切りが10分後に迫っております。 乗 船手続きをしませんと、お乗りにはなれませんので、皆様お急ぎ 願います。」 一同笑。 ヴォン:1分ということは、5戦闘ターンか。 GM:それでは、判定方法を説明します。 各参加者は1戦闘ターンに次の行動を行うことができます。 ・走る: <体力度>のセーヴング・ロールを行い、その成功レヴェル分前進でき ます。レヴェルの合計が5になれば、港に着きます。 ・足払い:<特殊攻撃>に成功すれば、同じ地点にいる他の参加者を転ばせること ができます。転ばされた者は、次ターンは移動できません。<攻撃回避> に成功すれば避けることができます。 ・魔法: 魔法を使います。 各参加者は、以下の条件を満たせば勝利です。 ・エリオット側参加者 初期位置:地点0 勝利条件:10分(5戦闘ターン)以内に港(地点5)に到着する。 ・エトワール側参加者 初期位置:1〜4の任意の地点 勝利条件:エリオット側参加者のうちの1人以上に足払いをかけ、転ばせる。 GM:今回はPCにエトワール側参加者はいませんから、妨害の判定は省き ましょう。 ヴォン:5レヴェル成功を1回すれば、いきなりゴールできるわけか。 ティアナ:《韋駄天》をかけてたら? GM:《韋駄天》がかかっている間は1戦闘ターンに2回判定できます。 魔法をかけるのに2分かかりますから、残りは8分になります。 一行は、一斉に港に向かって走り出します。 ヴォンとティアナは《韋駄天》を 使ってから走ることにしました。 スカール:(コロコロ) いきなり自動失敗してるです。 次はハイパーポイント 使うです。 結果、2戦闘ターン目にティアナが、3戦闘ターン目にヴォンとスカールが、4 戦闘ターン目にアクアが港に到着します。 時間内に港に到着した全員には、賞金として10金貨、つまり参加費と同額が渡 されました。 また、トップで到着したティアナには、副賞として、“ベルグボ ーンの疾風”が贈られました。 GM:“ベルグボーンの疾風”は、人より速く走れる2輪の人力機械、要 は自転車です。 アクアリス:ひょっとして、これ、ずっと背負っていくの? GM:いえ、ちゃんと預かってもらえますよ。 持って行きたければ持っ ていっても結構ですが。 ティアナ:なら預かっておいてもらって後で売るわ。 ジョージ/GM:「はっはっは、ティアナ殿、見事な走りであったぞ。 その他の我 が領民達も頑張って走ってくれた様だな。 野鳥に会よれば、第 1チェックポイントクリアは128人もいるそうだ。」 一同笑。 スカール:各チェックポイント、半分ずつ、減っていくですね。 アクアリス:「脱落者を減らす方法は無いかしら?」 ジョージ/GM:「はっはっは、これだけ人数がいると、魔法を使ったところで効果 は知れているな。 だが心配無い。 根性があればいいのだ!」 第1チェックポイント/エリオット側勝ち残り:128人/賞金:10金貨
エリオットの港には、豪華な客船が用意されていました。 ジョージ/GM:「はっはっは、諸君、あの船に乗り込んでくれたまえ。 我々はあ の船で港町ドーバーに向かうのだ。 1昼夜の航海を楽しんでくれ たまえ。」 ヴォン:ウルトラクイズだったら、ここで機内ペーパークイズが待ってるん だが。 ジョージの誇る豪華客船“ジョージ・エリオットの優雅な旅号”は、一行を、 東の港町ドーバーへと運んでいきました。 豪華客船に相応しい晩餐が出され、夜はほとんど揺れることもなく広い船室で ぐっすりと休めたでした。
コースマップ) GM:翌朝早く皆さんは起されます。 皆が起きてきたところで、フィル が説明を始めます。 「非常事態が起りました。 食糧の計算を誤ったため、今朝の朝食 のための食糧がありません。 しかしご心配には及びません。 皆 様が各自で朝食を調達できる様に、釣り道具を用意してあります。」 スカール:ああ、セイグルさん、いないです。 フィル/GM:「皆さんにはこれから、各自の朝食分の魚を釣って頂きます。 な お、朝食が取れなかった方につきましては、空腹状態では今後の 活動において危険であると思われますので、ドクターストップを かけさせていただきます。」 ヴォン:「別に1回くらい食わんでも死なないぞ。」 フィル/GM:「いいえ、問答無用でドクターストップをかけさせていただきます。 なお、制限時間は30分です。」 まず、各参加者は、釣竿と釣糸の太さ(+10〜-10)を選択します。このとき、細 い釣竿,釣糸を選べば、釣り上げた場合の評価にボーナスが付きますが、その分 獲物を釣り上げるのが難しくなります。 釣糸と釣竿を選べば、釣りを始めます。 各参加者は1通常ターンに次の行動を行うことができます。 ・釣る: まず、<幸運度>で判定を行います。このとき成功したレヴェル分の大 大きさの獲物が見つかります。 次に、(獲物の大きさ)-(釣竿と釣糸の太 さ)に対して、<器用度>で成功すれば、その獲物を釣り上げることがで きます。 釣り上げに成功した場合、2回のセーヴィング・ロールの成功 レヴェルの合計が評価となります。 釣り上げに失敗した場合は評価0で す。 (例えば、<幸運度>3レヴェルに成功すれば、<器用度>の目標レヴェ ルも3になります。 もし、太さ-2の釣竿と釣糸を使っているならば、 <器用度>の目標レヴェルは1です。 判定に成功した場合、評価は、 <幸運度>3と<器用度>1で4になります。) なお、<幸運度>のセーヴング・ロールは、目標レヴェルを定めて行 うか、定めずに行うかを選択できます。 目標レヴェルを定めて行った場 合、たとえより高いレヴェルで成功しても、見つかる獲物の大きさ目標 レヴェルになります。 目標レヴェルを定めずに行った場合、成功した分 だけの大きさの獲物が見つかります。 (3レヴェルを目標にセーヴング・ロールして、5レヴェル成功しても、 見つかるのは3レヴェルの獲物です。 一方、目標を定めずにセーヴィ ング・リールした場合、5レヴェル成功すれば、5レヴェルの大きさの 獲物が見つかります。) また、1通常ターンの間に、釣りとは別に、魔法等2分分の行動を取ることがで きます。 各参加者は、以下の条件を満たせば勝利です。 ・エリオット側/エトワール側参加者 勝利条件:30分(3通常ターン)以内に評価12を得る。 ただし、参加者中、最も 評価の低い者は、評価12を越えていても失格となる。 GM:今回もエトワール側の参加者はいないので、評価12さえ取れば失格 にはなりません。 アクアリス:それじゃ、太さ+2の太めの竿と糸を使うわ。 これで、<幸運度> で3レヴェル成功、<器用度>で1レヴェル成功を3回すればいいわ けね。 ヴォン:うーん、<器用度>にはあまり自身が無いので、太さ+4の竿と糸に しよう。 GM:<釣り>技能を持っていれば<幸運度>と<器用度>のどちらの判 定にも使えるんですけど、持ってる人はいませんね。 ヴォン:<釣り>を持ってるのはセイグルだけだな。 一行は一斉に釣りを始めます。 ヴォン:まず<幸運度>で4レヴェル成功、続いて<器用度>1レヴェル成功だ。 これで評価は5だな。 ヴォンとアクアは順調に3匹の獲物を釣り上げ、評価12以上を得ました。 ティアナ:1回目は自動失敗。 2回目で評価4。 …ってことはあと1回で評価8も 要るのね。 (コロコロ) 評価8にしか達しなかったわ。 これで脱落ね。 スカール:目標、定めずに振るです。 (コロコロ) 組んだです。 (コロコロ) また組んだです。 (コロコロ) ああ、7レヴェル成功してしまったで す。 ヴォン:それはリヴァイアサン辺りがかかったんじゃないか? GM:それは大きすぎて船が傾いてきますね。 大会委員から、安全のた めに釣竿を放棄する様に指示されます。 代りにスカールには、10 分の延長時間が与えられます。 その後、スカールは健闘するも、評価12は得られませんでした。 スカール:ハイパーポイント、使っても駄目だったです。 ジョージ/GM:「はっはっは、それでは、合格者は港町ドーバーに向かって、バン ザーイ!」
ティアナ:私達はエリオット城直行? フィル/GM:「さて、脱落した皆さん、ここで皆さんには、敗者復活戦を行って 頂きます。 ここで復活できるのは上位3名です。 これから皆さ んには、合格者の方達が釣り上げた魚を料理していただきます。」 アクアリス:「アタシも料理したいわ。 自分の分は自分で確保しないと、全部 料理失敗されそうな気がするから。」 フィル/GM:「では、アクアさんもどうぞ。」 各参加者は1時間に次の行動を行うことができます。 ・料理を作る: セーヴィング・ロールを行い、その成功度が料理のレヴェルと なります。 なお、セーヴィング・ロールに用いる能力値は、基本 は<器用度>ですが、それ以外の能力値を使うこともできます。 <知性度>なら、食財と調理法に対する知識を駆使した料理を、 <魅力度>なら、視覚に訴えかける料理を作れるわけです。 ・エリオット側/エトワール側参加者 勝利条件:料理を作り、その評価と釣りの評価を合わせて12を得る。 GM:適当に材料ぶち込んで、<幸運度>に任せる、というのもありです。 ヴォン:<体力度>にものを言わせて、“男の料理”なんかもできるわけか。 アクアリス:アタシは、頭の先や尻尾や鰓、そういう所を使って料理するわ。 ティアナ:確か、魚で一番美味しいのは目玉の周りと唇だったわね。 そこを 使って料理するわ。 あまり器用さには自信が無いので、運の良さ で勝負。 幸運のサイコロも使うわ。 スカール:わたし、8レヴェル、要るです。 絶対成功しないです。 アクアリス:じゃ、《能力倍増》かけてあげるわ。 スカール:<知力>、52まで上がるです。 GM:それでは頭を使った料理を作ってください。 どんな料理にしますか? スカール:魚の頭、たくさん、陳列するです。 ティアナ:兜煮ね。 GM:頭を使う、の意味が違いますね。 スカール:(コロコロ) 12レヴェル成功、してるです。 ティアナとスカールは、敗者復活戦を無事勝ち抜きました。 GM:2人には、“敗者復活”と書かれた襷が渡されます。 結婚式の間、 かけていてください。 一同笑。 GM:さらに、素晴らしい料理を作ったスカールには、副賞として“火要 らずの釜”が贈られます。 スカール:釜、アクアさんに渡すです。 そっちの方が、役に立つです。 ティアナ:念のため、襷に4レヴェルで《鑑識眼》かけてみるわ。 GM:普通の襷ですよ。 スカール:4レヴェルじゃ、足りないのかもしれないです。 アクアリス:襷を5本集めたら何か貰えるかもよ。 クリス/GM:「は〜い。 あたし、敗者復活の襷2本持ってるよ〜。」 一同笑。 第2チェックポイント/エリオット側勝ち残り:64人/賞金:20金貨
第3チェックポイント:港町ドーバー (コースマップ) フィル/GM:「ここから、第4チェックポイントのラスの町まではまた船に乗っ て頂きます。 ただし、この町を境にして東側の海は、水深が浅 く、浅瀬も多いため、今までお乗りでした客船では通行できませ んので、お乗り換えしていただきます。 お乗り換えになる船は、 あちらに停泊しております。」 フィルが示した先には、2隻の船が停泊していました。 1隻は、エリオット家 が誇る龍の精髄で動く高機動近距離戦型軍艦“エリオットの邁進”、もう1隻は、 小型高速帆船“エリオットの疾風”です。 フィル/GM:「あちらの2隻のうち、お好みの方にお乗りください。 なお、エト ワール側参加者の方は陸路でラスの町に向かっていただきます。」 ティアナ:龍の精髄で動くってのには興味あるから、そちらに乗るわ。 スカール:わたし、帆船がいいです。 GM:帆船は、風さえあれば、軍艦よりも速く動けます。 また。小型な ので、浅瀬等でも融通が効きます。 軍艦、帆船は、1時間に次の行動を行うことができます。 ・移動: 代表者が<幸運度>0レヴェルのセーヴィング・スローを行います。 成功すれば、任意の方向に1Dヘクス進めます。 途中で方向を変えること も可能です。 帆船は、風向きに沿う方向に対しては2倍のヘクスを進むことができ す。 逆に、風に対して正反対の方向へは全く進めません。 また。<幸 運度>の判定に失敗した場合は、風により1ヘクス流されます。 風向は変化する可能性があります。 毎時間、移動前に風の向きをD10で決定し ます。 レース開始時には、北北西の風が吹いています。 風向変化方向 1〜4:変化無し 5,6 :左60度 7,8 :右60度 9 :左120度 10 :右120度 ・エリオット側参加者 勝利条件:他方の船より早くラスの町に到着する。 ・エトワール側参加者 勝利条件:どちらの船が早くラスの町に到着するかを予想する。 各地形により、次の影響を受けます。 ・海 : 通常に移動できます。 ・浅瀬: <幸運度>で、軍艦は4レヴェル、帆船は2レヴェルに成功すれば通るこ とができます。失敗すると、浅瀬に乗り上げてしまい、1時間ロスします。 ・海流: 移動終了時に海流の上にいると、1ヘクス流されます。 ・島: 通行できません。 ぶつかった場合、1時間ロスします。
第3チェックポイントコースマップ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■   ■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■     ■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■      ■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■     ▲ ■■■■■■■■■■■■■■■■■    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■▲▲■■ ■■■■■■     ■■■■■■■■■■■■    ▲  ■■■■■■  →→→→→→→→ ■■■■■       ▲▲   ▲  ↑→→→→→→→ ■■■■■■       ▲      ↑→→→→→→→ ■■■■■■            ↑↑↑→→→→→→→ ■■■■■■■     ■■    ▲↑↑↑↑→→→→→→ ■■■■■■■    ■■  →→→↑↑↑↑↑ ■■■■■■■        ↑→→→↑↑↑↑ ■■■■■■  ▲     ↑↑→→→↑↑↑ ■■■■■■■  →→→→→↑↑↑→→→↑↑ ■■■■■   ↑→→→→→↑↑↑→→→↑ ■■      ↑↑→→→→→↑↑↑        ↑↑↑→→→→→↑↑  :港町ドーバー :ラスの町 :陸地 ▲:浅瀬 :海流
相談の結果、一行は全員で軍艦に乗ることにします。 アクアリス:軍艦の方が確実そうね。 スカールとクリスを引っ張って軍艦に乗 るわ。 スカール:引っ張られるです。 「あれ〜。」 訂正。 相談、ではなく力ずくで軍艦にした様です。 GM:では帆船の方は、NPCを誰か乗せましょう。 そうですね、ここはや はり、海の男セイグルにしましょう。 そして、軍艦と帆船のレースが始まりました。 ヴォン:(コロコロ) 1ヘクスしか進めなかった。 GM:(コロコロ) 帆船は、5ヘクス進めますね。 風向もいいことですし、 一気に10ヘクス沖に出てしまいましょう。 PCの乗る軍艦は、海岸沿いに東に向かいます。 どうやら、浅瀬を突っ切る気 の様です。 一方、帆船は風に乗って一気に沖に出ます。 沖を流れる海流に乗ろうという 作戦です。 アクアリス:アタシの<幸運度>なら、自動失敗しない限りは浅瀬を突っ切れる わ。 今朝《運命の夜明け》をかけたから、3回まで自動失敗回避で きるし。 アクアリスの高い<幸運度>により、軍艦は最短経路を確実に進んでいきます。 対して、帆船は、時々<幸運度>の判定に失敗するものの、海流を利用し、ま た風向きに助けられたおかげで順調に進んでいきました。 その後数時間、両者つかず離れずの展開がゴール間際まで続きます。 そして、レース開始から、5時後、軍艦が残り5ヘクス、帆船が残り4ヘクスの 地点までやってきました。 GM:これはダイス勝負になりますね。 ヴォン:(コロコロ) 出た。 ちょうど5だ。 GM:帆船側が4なら同着、5以上なら帆船の勝ちです。 (コロコロ) 2で す。 この勝負、軍艦側も勝ちです。 アクアリス:帆船に乗っていた人は敗者復活戦かしら? GM:帆船を見ると、ボートが下ろされています。 どうやら、ボートで 岸まで漕いで、上位者が復活するみたいです。 スカール:大丈夫です、セイグルさんなら。 アクアリス:「頑張ってね〜。」 ジョージ/GM:「はっはっは、それではラスの町に向かって、バンザーイ。」 第3チェックポイント/エリオット側勝ち残り:32人/賞金:40金貨
第4チェックポイント:ラスの町 (コースマップ) フィル/GM:「ようこそラスの町へ。 ここでは、僕とちょっとしたゲームに付 き合っていただきます。 ここで行うのは、スリーカードモンテ と呼ばれるゲームです。」 GMは黒いカード2枚と赤いカード1枚をテーブルの上に並べました。 スリーカードモンテは、その名の通り3枚のカードを使うゲームです。 ディラーは、3枚のカードの表を見せた後、テーブルの上に伏せます。 そして、 伏せた3枚のカードを移動させます。 プレイヤーは、3枚のカードのうち、赤い カードが何処にあるかを当てます。 このゲームは、最も古くからあるゲームの一つであり、同時に最も古くからイ カサマが発達したゲームでもあります。 フィル/GM:「ゲームは4回行います。 そのうち2回、赤いカードの位置を当る ことができたら勝ち抜けです。」 ・エリオット側/エトワール側参加者 勝利条件:スリーカードモンテに4回中2回勝利する。 ティアナ:GMがGMだけに、絶対勝てないと思うわ。 GM:カードはゆっくり動かしますから大丈夫ですよ。 ほら、今1枚目が 赤でしょう? このカードを左に置きます。 アクアリス:とか言いつつ実はもう赤じゃないのね。 GM:疑り深いですねぇ。 実はその通り、このカードは黒いカードで、 赤いカードは真ん中なんですけど。 ティアナ:やっぱり。 フィル/GM:「さて、それでは始めましょうか。」 GMは3枚のカードを動かし始めます。 フィル/GM:「さて、どれが赤いカードでしょう?」 ティアナ:「素直に考えると真ん中よね?」 スカール:「真ん中だと思うです。」 アクアリス:「真ん中は引っかけよ。 ここは左端だと思うわ。」 ヴォン:「同じく左だ。」 フィル/GM:「それではめくってみましょう。 …真ん中ですね。 それでは2回 めです。 2回目のゲームでは、全員が赤いカードを当ることができました。 これでティ アナとスカールが勝ち抜けです。 アクアリスとヴォンが3回目のゲームに挑戦します。 が、2人とも赤いカード を当ることはできませんでした。 ヴォン:「うーん、確かにカードを追っていたはずなのに。」 ティアナ:そろそろGMが本気を出してきたわね。 そして4回目。 アクアリス:「右だと思うわ。」 ヴォン:「左だ。」 フィル/GM:「正解は…右です。 どうやらヴォンさんはあまり賭事には向いて ないみたいですね。」 ヴォン:「うーん…。」 フィル/GM:「出発は明日の朝ですので、見事勝ち抜いた方は、今夜はごゆっく りと楽しんでください。」
ゲームに負けたヴォンには、敗者復活戦が待ってました。 GM:ラスの町で行われるゲームに、4時間耐久マラソンというのがあり ます。 走者のうち、最も多くトラックを回る者を予想する、とい うものです。 敗者復活する人は、このゲームに走者として出場し ていただきます。 ヴォン:4時間? 死ぬぞ。 GM:大丈夫ですよ。 ちゃんと救護班もいますから。 ヴォン:で、それを戦闘ターンの回数だけダイス振るのか? 4時間なら120 戦闘ターンだが。 スカール:他に誰、参加するですか? GM:ヴォンの魔術師学院の弟子の一人、レイド君が参加します。 「あれ? ヴォン先輩も出場するんですか? 4時間も走れるなんて ワクワクしますよね。」 ヴォン:「それはお前だけだ。」 GM:もう1人の弟子のゼロ君は、無事勝ち抜いた様です。 「ケッ、あの程度カードコントロールが見抜けない様じゃ、ヴォン のおっさんも相当老眼が進んでるな。」 ヴォン:「お前は黙ってろ。」 ティアナ:クリスは勝ち抜けたの? クリス/GM:「あたしは通ったよ〜。 何故だかわかんないけど、赤いカードか らはワインの匂いがしたの。」 スカール:フィル、細工したですね。 各参加者は1時間に次の行動を行うことができます。 ・走る: <耐久度>のセーヴング・ロールを行い、その成功レヴェル分前進でき ます。 各参加者は、以下の条件を満たせば勝利です。 ・エリオット側/エトワール側参加者 初期位置:地点0 勝利条件:4時間経過時点で、地点5以上にいる。 ヴォン:うーん、《能力倍増》をかけるか…。 アクアリス:《能力倍増》の持続時間は50分しかないわ。 普通に走った方が いいわよ。 「アタシも耐久マラソンに飛び入り参加していい?」 フィル/GM:「参加は自由ですよ。」 アクアリス:「じゃ、アタシが勝ったら代りにヴォンを通して。」 GM:そういう要求をしたいのなら、<魅力度>を振ってください。 アクアリス:4レヴェル成功よ。 結局、アクアリスの快走により、ヴォンは無事敗者復活できました。 アクアリス:合計15レヴェルまでいったわ。 レイド/GM:「アクア先輩って、すごいんですね。 是非、俺の体力作りのコー チになってください!」 アクアリス:「そのうちにね。」 GM:見事な走りをみせたアクアには、副賞として“臆病者のブーツ”が 贈られます。 第4チェックポイント/エリオット側勝ち残り:16人/賞金:80金貨
第5チェックポイント:変化の森 (コースマップ) フィル:「ようこそ、変化の森へ。 このチェックポイントはいたって単純 です。 これから、8時間以内にこの森を通り抜けてください。」 GMは24枚のカードを4×6に伏せて並べます。   012345  0□□□□□□  1□□□□□□  2□□□□□□  3□□□□□□ GM:これが森です。 この左端から右端まで抜けて貰います。 各参加者は1時間に次の行動を行うことができます。 ・移動: 隣接した四方のカードへ移動します。 まだ伏せられているカードに移 動した場合、カードは表向けられ、そのカードに対応したイヴェントが 発生します。 ・罠設置:<罠設置>の判定に成功すれば、その場に罠を仕掛けられます。 他の 参加者が罠のある地点に来た場合、<罠感知>の判定に失敗すると罠に かかります。 罠に掛った場合、罠解除を行うか、元来た方向へ移動する かしかできません。 ・罠解除:<罠設置>の成功度を目標に<罠解除>の判定を行い、成功すれば罠 を取り除けます。 各参加者は、以下の条件を満たせば勝利です。 ・エリオット側参加者 初期位置:地点(0,0),(0,1),(0,2),(0,3)のどれか 勝利条件:8時間以内に地点(5,0),(5,1),(5,2),(5,3)のどれかに到達する。 ・エトワール側参加者 初期位置:任意の地点 勝利条件:エリオット側参加者のうちの1人以上に罠をかける。 カードによるイヴェントは次の通りです。 ・森: 特に何もありません。 ・大蜘蛛,殺人蜂,灰色熊,マーシュ・バイパー:それぞれ、対応したモンスター が現れ、襲い掛かってきます。 襲われた者は、元来た方向へ逃げるか、モ ンスターに立ち向かうかしなければなりません。 ・濃霧: <知性度>で4レヴェルの判定に失敗すると、方角を見失ってしまいま す。 次のターンに移動する場合、移動方向はD4を振って決定します。 1時間を方向を調べるのに費やすのであれば、好きな方向に進めます。 ・エルフの射手:フィルに狙撃されます。 同時に複数で行動していた場合でも、 各人に1発ずつ矢が飛んできます。 カードの内訳は以下の通りです。 森/16,大蜘蛛/1,殺人蜂/1,灰色熊/1,マーシュ・バイパー/1:,濃霧/2,エ ルフの射手/1 スカール:フィル、きついです。 フィルの射撃、絶対避けられないです。 ヴォン:《結界》で防げるか? GM:ルール上、射撃は魔法より先ですので、間に合いません。 ティアナ:飛んできた弓を燃やしたら? 私は炎のローブ着てるから、矢は全 部燃やせるわよ。 GM:大丈夫。 ティアナにはチャクラム投げつけてあげますから。 ティアナ:結局、どうやってもフィルの射撃はくらうしか無いのね。 GM:このチェックポイントでは、フィルはハイパーポイントは使いませ んから、フィルが自動失敗する可能性もありますよ。 アクアリス:《私をどこかへ…》で森の向こうへテレポート、ってのはあり? GM:《私をどこかへ…》は10レヴェルの魔法ですけど、使えるんですか? アクアリス:この間教えて貰ったわ。 使った時点で動けなくできるけど。 GM:使うのであればこのチェックポイントは無条件でクリアになります けど…使います? アクアリス:やっぱり参加するわ。 一行は、全員でかたまって移動することにします。 ティアナ:最初のカードは“灰色熊”だわ。 アクアリス:「スカール、熊に化けなさい。」 スカール:「ガウー。 友達、友達。」 GM:熊のふりするなら、<魅力度>を振ってください。 スカール:2レヴェル成功してるです。 「ガウー。 私、熊です。 友達、友達。」 GM:熊は去っていきました。 スカール:「さようなら、マイフレンド。」 ヴォン:「前に進むか。」 スカール:「行くです、最短距離。」 その後一行が引いたカードは全て“森”でした。 一行は無事チェックポイン トをクリアします。 フィル/GM:「おや、出番がありませんでしたね。」 第5チェックポイント/エリオット側勝ち残り:8人/賞金:160金貨
第6チェックポイント:瀑布湿原 (コースマップ) フィル/GM:「この瀑布湿原では、宝探しをしていただきます。 あちらに見え ます沼地の中に、この護符と同じ物が隠されています。 10時間 以内にそれを見つけ出しください。 ただし、多少危険な場所も ございますので、充分注意してください。」 GMは25枚のカードを5×5に伏せて並べます。   01234  0□□□□□  1□□□□□  2□□□□□  3□□□□□  4□□□□□ 各参加者は1時間に次の行動を行うことができます。 ・移動: 隣接した四方のカードへ移動します。 まだ伏せられているカードに移 動した場合、カードは表向けられ、そのカードに対応したイヴェントが 発生します。 ・罠設置:<罠設置>の判定に成功すれば、その場に罠を仕掛けられます。 他の 参加者が罠のある地点に来た場合、<罠感知>の判定に失敗すると罠に かかります。 罠に掛った場合、罠解除を行うか、元来た方向へ移動する かしかできません。 ・罠解除:<罠設置>の成功度を目標に<罠解除>の判定を行い、成功すれば罠 を取り除けます。 ・エリオット側参加者 初期位置:地点(0,0),(0,1),(0,2),(0,3),(0,4)のどれか 勝利条件:10時間以内に護符を探しだし、沼地の外にでる。 ・エトワール側参加者 初期位置:任意の地点 勝利条件:エリオット側参加者のうちの1人以上に罠をかけるか、1つ以上の護 符を隠す。 カードによるイヴェントは次の通りです。 ・沼: 特に何もありません。 ・衰弱,生命吸収,麻痺:有毒ガスが発生しています。<耐久度>で1レヴェルの セービング・ロールに失敗すると、それぞれ<体力度><耐久度><器 器度>に1Dのダメージを受けます。 ・クルーグの護符:エリオット側参加者の目的物である護符を見つけることがで きます。ただし、1枚のカードで見つけられる護符は1つだけです。 エトワール側参加者が護符を見つけた場合、<隠蔽>の判定に成功す れば護符を隠すことができます。 隠された護符は、<探索>の判定に成 功しなければ見つけることはできません。 カードの内訳は以下の通りです。 沼/14,衰弱/2,生命吸収/2,麻痺/2,クルーグの護符/5 ティアナ:1枚のカードで護符が1個なら、バラバラでいった方がいいわね。 スカール:私なら、1人で襲われても、バーサークすれば、何とかなるです。 GM:沼地でバーサークしたら、足を踏み外したときに危険ですよ。 一行は、それぞれバラバラに沼地へと入っていきます。 ヴォン:いきなり“クルーグの護符”を引いたぞ。 これでクリアだな。 ヴォン以外の3人は、中々護符を見つけることができません。 スカール:“生命吸収”です。 抵抗判定は成功してるです。 アクアリス:あら、“麻痺”だわ。 抵抗は成功したけど。 ティアナ:うっ、“生命吸収”でダメージを受けてしまったわ。 何度かトラブルに会いましたが、10時間後、どうにか全員が護符を見つけるこ とができました。 第6チェックポイント/エリオット側勝ち残り:4人/賞金:320金貨 GM:このチェックポイントでNPCの参加者は全員脱落です。
一行は、馬車で瀑布湿原に流れ落ちる急流に沿って山を登っていきました。 やがて、無数の渓流が流れる岩場、山間渓流へとやってきました。 なお、セッション中では、ここでセイグルのプレイヤーが到着しました。 GM:さて、ここまで来た皆さんを、見知った顔が出迎えます。 “敗者 復活”の襷をかけたセイグルです。 セイグル:うん? わしか? スカール:「おお、マイフレンドセイグル、復活したですね。」 セイグル:わしはどうしてここにいるんだ? GM:セイグルは、第6チェックポイントで一旦失格になりました。 しか し、敗者復活戦を勝ち抜いてきました。敗者復活戦は、山間渓流か ら瀑布湿原に流れ落ちる急流をカヌーで遡る、というものです。 アクアリス:どうして第6チェックポイントを勝ち抜いたアタシ達より先に来て るの? GM:セイグルは、勝ち抜け組が乗った馬車よりも速くカヌーを漕いでき たのです。 第7チェックポイント:山間渓流 (コースマップ) フィル/GM:「これから皆さんには、あちらの渓谷を渡って頂きます。 しかし あいにく、ここには橋がかかっておりません。 そこで、急遽渓 谷にロープを張らせていただきました。 こちらから向こうに4本 のロープが張られていますので、お好きなロープを渡ってくださ い。 ただし、このロープには、全部で3ヶ所に切目が入っていま すのでご注意ください。 また、エトワール側参加者の皆さんに は、1人1個ずつボールをお渡ししてあります。 エトワール側参 加者の皆さんには、エリオット側参加者の皆さんが渡っていると きに、このボールを投げつけていただきます。」   0 1 2 3  0   ├─┤ ├─┤  1│ │ │ │   │ ├─┤ │  2│ │ │ │   ├─┤ ├─┤  3│ │ │ │   ├─┼─┤ │  4│ │ │ │   │ ├─┼─┤  5│ │ │ │   │ │ │ │  6 ロープのうち3ヶ所には、切れ目が入れられてあります。 エリオット側参加者には、この切れ目の位置は知らされません。 また、エト ワール側参加者は3ヶ所のうち、エリオット側参加者が引っ掛かると思う切れ目 を指定します。 エリオット側の各参加者は1戦闘ターンに次の行動を行うことができます。 ・移動: ロープの上に立っている場合、<器用度>で1レヴェルのセーヴング・ ロールに成功すれば、ロープで繋がっている地点へ1移動できます。 失 敗した場合、足を滑らせてロープにぶら下がっている状態になります。 また、前進してロープに切目が入っている地点に侵入した場合、<危 険回避>で4レヴェルに失敗するとロープにぶら下がっている状態になり ます。 ・復帰: ロープにぶら下がっている場合、<器用度>で1レヴェルのセーヴング・ ロールに成功すればロープの上に立つことができます。 失敗した場合は、 下に張ってあるネットに落ち、失格となります。 ・魔法: 魔法を使います。 ただし、バランスが悪いため、魔法の動作を行うこ とができませんので、<魔力集中>の判定が必要です。 エトワール側の各参加者は1戦闘ターンに次の行動を行うことができます。 ・投擲: ボールを持っている場合、<射撃>の判定を行えば、ボールを任意の エリオット側参加者に向かって投げつけることができます。 投げつけ られたエリオット側参加者は、<攻撃回避>に成功すれば避けることが できます。 失敗した場合、ロープの上に立っていればロープにぶら下が り、ロープにぶら下がっているならば落下します。 ・魔法: 魔法を使います。 ・エリオット側参加者 初期位置:地点(0,0),(0,1),(0,2),(0,3)のどれか 勝利条件:地点(6,0),(6,1),(6,2),(6,3)のどれかに到達する。 ・エトワール側参加者 初期状態:ボールを1つ渡されます。 また、エリオット側参加者が引っ掛かる と思う切れ目を指定します。 勝利条件:エリオット側参加者のうちの1人にボールを当てるか、3ヶ所のうち 指定した全ての切れ目にエリオット側参加者が1人引っ掛かる。 GM:PCにエトワール側参加者がいませんから、今回は、<幸運度>で0 レヴェルのセーヴィング・ロールに失敗したらボールを投げつけら れるとします。 ティアナ:《翼》ってのはあり? GM:どうぞ。 エトワール側参加者から《魔法破り》が飛んでくるかも しれませんけど。 ティアナ:なら落ちそうになったら飛ぶことにするわ。 一行はロープを渡り始めます。 ティアナ:(コロコロ) いきなり足が滑ってロープにぶら下がったわ。 GM:うん? それはエトワール側はボールの狙い目ですね。 ティアナ:ちょ、ちょっと待ってよ。 GM:ま、最初に言ったとおり、全員で<幸運度>の判定にしておきまし ょうか。 幸い、ティアナにボールは飛んできませんでした。 しかし…。 ティアナ:(コロコロ) 失敗。 落ちた瞬間に《翼》で飛ぶわ。 GM:ではエトワール側参加者の1人が《魔法破り》をかけてあげましょう。 3レヴェルで<魔法抵抗>してください。 ティアナ:それは成功。 そのままゴール地点に着地。 ティアナ以外の一行は慎重にロープを進んでいきます。 スカール:(3,3)に進むです。 GM:そこはロープの切れ目です。 <危険回避>4レヴェルを振ってくだ さい スカール:(コロコロ) 成功してるです。 しかたないので引き返すです。 結局、一行は3ヶ所の切れ目にすべて引っ掛かってしまったものの、無事ロー プを渡り切ります。 アクアリス:ティアナが選んだコースには切れ目はなかったわけね。 せっかく 一番いいコースを選んでたのに。 第7チェックポイント/エリオット側勝ち残り:5人/賞金:640金貨
第8チェックポイント:ステラの町 (コースマップ) ジョージ/GM:「はっはっは、ここまで来れば、エトワール城は目と鼻の先だ。 諸君、頑張ってくれたまえ。」 アクアリス:ここには、“ジョージ・エリオットの栄光号”があるはずね。 フィル/GM:「さて、皆さんには、これから、郊外に設けられたレース場で、戦 車競争をしていただきます。 エトワール側参加者の皆さんも同 じく戦車に乗って妨害してきますので、妨害をかい潜ってゴール してください。」 参加者には、それぞれ1台ずつ戦車が渡されます。 用意されている戦車の種類は次の通りです。 戦車 ・蝗: 巡航速度:8 / 限界速度:12 / 耐久度: 64 / 重量:200kg ・暗殺者: 巡航速度:7 / 限界速度:11 / 耐久度: 80 / 重量:400kg ・不死の鷹: 巡航速度:6 / 限界速度:9 / 耐久度: 128 / 重量:450kg ・クズリ鼬: 巡航速度:5 / 限界速度:8 / 耐久度: 152 / 重量:550kg ・雷撃: 巡航速度:4 / 限界速度:6 / 耐久度: 208 / 重量:650kg ・巨人: 巡航速度:3 / 限界速度:5 / 耐久度: 304 / 重量:950kg アクアリスは“ジョージエリオットの栄光号”を使うことができます。 ・栄光号: 巡航速度:6 / 限界速度:9 / 耐久度: 176 / 重量:500kg ダウンフォースウィング装備 各参加者は、1戦闘ターンに次の行動を行うことができます。 ・移動し、戦闘行動を行う。 戦闘行動とは、通常攻撃や魔法等、戦闘時において、1戦闘ターンに取れる行 動を指します。 戦闘を行った場合、戦車の前面方向への攻撃は、ヒットをそのまま計算できま す。 側面方向へは、ヒットが半分になります。 背面方向へは攻撃できません。 戦闘により受けたダメージは、全て乗っている戦車の<耐久度>から引かれます。 <耐久度>が0になると、その戦車は破壊され、レースから脱落します。 なお、 バーサーク,ハイパーバーサークは使用できません。 戦車ではなく人を攻撃す るのも反則となります。 魔法を使う場合、1種類の魔法はレース中1回しか使えません。 マジックアイ テムも、使用できるのはレース中1回のみです。 なお、今回使用される戦車は、 《これでもくらえ!》の魔法で<耐久度>を減らすことができます。 また、移動には、次の3種類があります。 ・停止:60度向きを変えることができます。 ・巡航速度で移動:速度1につき1ヘクスを移動するか、60度向きを変えることが できます。 向きを変える場合、<器用度>で<乗馬>1レヴェルのセー ヴィング・ロールに成功しないとスリップしてしまいます。 ただし、移 動開始時にまず向きを変える場合は、セーヴィング・ロールは必要あり ません。 また、移動終了時には、さらに60度向きを変えることができま す。 この向き変えには判定は必要ありません。 ・限界速度で移動:速度1につき1ヘクスを移動するか、60度向きを変えることが できます。 向きを変える場合、<器用度>で<乗馬>2レヴェルのセー ヴィング・ロールに成功しないとスリップしてしまいます。 ただし、移 動開始時にまず向きを変える場合は、セーヴィング・ロールは必要あり ません。 また、移動終了時には、さらに60度向きを変えることができま す。 この向き変えには判定は必要ありません。 例えば、巡航速度7の暗殺者が巡航速度で移動する場合、60度向きを変え(判定 無し)、3ヘクス移動し、120度向きを変え(判定2回)、1ヘクス移動し、60度向きを 変え(判定無し)ることができるわけです。 スリップした場合、向きを変える前の方向に、それまで移動したのと同じだけ 進んでしまいます。 スリップしたときに、コースオーバーで壁に激突した場合、 重量×1/10×残りスリップ距離のダメージを受けます。 ( 例えば、重量450kgの不死の鷹が3ヘクス移動し、60度向きを変え、2ヘクス 移動し、60度向きを変えたとします。 最後の向き変えでスリップした場合、 向きを変える前の方向に3+2で5ヘクス移動してしまいます。 3ヘクス先が壁で 2ヘクススリップしてからぶつかった場合、受けるダメージは450×1/10×(5-2) で135点になります。) また、スリップした次のターンには、移動できません。 ダウンフォースウィングを装備している場合、巡航速度で移動時には判定は必 要ありません。 また、限界速度で移動時には、<器用度>のセーヴィング・ロ ールの目標レヴェルは1になります。 ・エリオット側参加者 初期位置:スタートライン手前内のどれか。 勝利条件:ゴールラインを越える。 完全勝利条件:エトワール側参加者の戦車に総計160点以上のダメージを与える か、エトワール側参加者の戦車を1台以上撃墜した後、ゴールライン を越える。 ・エトワール側参加者 初期位置:スタートライン手前内のどれか。 勝利条件:エリオット側参加者の戦車に総計160点以上のダメージを与えるか、 エリオット側参加者の戦車を1台以上撃墜する。 完全勝利条件:勝利条件を満たした上で、ゴールラインを越える。 初期位置は、エリオット側、エトワール側が交互に1台ずつ決定していきます。 アクアリス:スリップを利用して進む、ってのはあり? GM:ありですけど、スリップすると次のターンは動けませんから、有利 にはなりませんよ。 スカール:でも、使い方考えたら、えげつないこと、できそうです。 アクアリス:《氷の壁》で進路塞いだら面白そうね。 ヴォン:一つの魔法は1回だけか。 GM:そういうルールが無いと、《韋駄天》連発されますから。 アクアリス:魔法かけたら抵抗はどうなるの? GM:戦車の<耐久度>で抵抗します。 一同笑。 アクアリス:それって、魔術師の多いアタシ達のパーティは不利ね。 GM:あなたはほとんど魔法戦士じゃないですか。 ティアナ:抵抗の関係無い魔法を使えばいいのよ。 アクアリス:それにしても、この戦車の名前って…。 GM:何か問題でも? アクアリス:別にいいけど。 セイグル:「わしはで全力でつっ走るとしよう。」 スカール:「わたし、乗るです、暗殺者に。」 ヴォン:「俺は雷撃で、後ろから《炎の嵐》を撃っていこう。 炎の杖があ るから、魔法と合わせて2発撃てる。」 ・エリオット側参加者 アクアリス/栄光号 ヴォン/雷撃 スカール/暗殺者 セイグル/ ティアナ/雷撃 ・エトワール側参加者 フィル/不死の鷹 盗賊/暗殺者 魔術師/クズリ鼬 戦士/巨人 セイグル:相手が4人なら、1人1殺すれば勝ちだな。 一同笑。 アクアリス:まずフィルを真っ先に潰す必要があるわね。
第8チェックポイントコースマップ          ■■■■■■■■          ■       ■         ■        ■         ■         ■        ■          ■        ■   ■■■    ■        ■   ■ ■    ■ ■■■■■■■■■   ■ ■    ■    |        ■ ■    ■    |         ■  ■    ■ ゴール|        ■  ■    ■    |       ■  ■    ■ ■■■■■■■■■■■  ■    ■              ■    ■             ■    ■             ■    ■            ■    ■           ≡≡■    ■            ≡≡   ■            ■   ■           ■    ≡≡           ■    ■  ■■■■■■■■■■    ■       |         ■        |        ■  スタート|       ■      |      ■ ■■■■■■■■■■■■■
GM:それでは、皆さん、戦車を配置してください。 セイグル:まずわしがインコースの一番前をとる。 GM:ならフィルはその隣につけましょう。 一行は、順に戦車を配置していきます。 そして、戦車レースが開始されました。 セイグル:では行くぞ。 限界速度でつっ走る。 (コロコロ) カーブは曲がり きった。 スカール:わたしも、限界速度、行くです。 GM:ではフィルはスカールの背後を取ってあげましょう。 アクアリス:ならアタシはフィルのさらに背後を取るわ。 GM:その後ろに盗賊の乗った暗殺者がつけます。 ティアナ:じゃ、私はさらにその後ろ。 開幕は、お互い相手チームの背後を取り合う、という移動になりました。 GM:では、移動の終わったところで戦闘行動を宣言してください。 ヴォン:セイグルのに《韋駄天》をかけておこう。 これで、2ターン後に はゴールできる。 エトワール側は、魔術師がフィルに《韋駄天》をかけます。 エトワール側の作戦は、<器用度>の高いフィルを強化して、エリオット側の 戦車を片端から射撃しよう、というものです。 フィルの射撃が命中すれば、暗殺者は2発で破壊することができます。 足の速いこの2台さえ潰してしまえば、 残りの戦車はゆっくり破壊することができるでしょう。 ティアナ:じゃ、その《韋駄天》に《魔法破り》。 GM:うっ…。 その手がありましたか。 一旦キャラクターに魔法がかかってしまえば、《魔法破り》に抵抗するのはそ のキャラクターになります。 しかしこの場合は、魔術師が魔法をかける瞬間に 阻止するのですから、《魔法破り》に抵抗するのは、魔法をかけた魔術師です。 GM:一旦魔法がかかってしまえば、戦車の<耐久度>なら抵抗に成功す るんですが…。 (コロコロ) 《韋駄天》は打ち消されました。 アクアリス:フィルが2回攻撃なんかしてきたら、全滅は確実だったわね。 GM:まだ分りませんよ。 先頭のセイグルがゴールするまでに、少なく とも3回は射撃できますから。 スカール:なら、チャクラム投げるです、マイフレンドフィルの戦車に。 セイグル:フィルにスリングだ。 アクアリス:アタシは隣接してフィルの戦車を攻撃。 GM:集中されてますね。 ここはやはり、まず1台潰すことを狙ってフィ ルはセイグルのを狙っておきましょう。 フィルのヒットなら、 ダイス目次第では一撃で破壊できますし。 セイグル:それならそれで良かろう。 わしの戦車が壊れたら、コース上でハ イパーバーサークしてやろう。 GM:戦車が壊れたら、速やかにコース外に出ないといけませんよ。 セイグル:ハイパーバーサークしたわしにそんな判断はできん。 GM:そうなったらレースどころじゃなくなってしまいますよ。 一行は、フィルの乗る不死の鷹を集中攻撃します。 しかし、<器用度>の高い フィルは、アクアリスの隣接攻撃を除く全ての攻撃を躱します。 アクアリス:不死の鷹に54点のダメージよ。 GM:その程度ならまだ平気です。 ではフィルの<射撃>、4レヴェルで 命中です。 セイグル:(コロコロ) 避けられん。 GM:それではダメージを出しましょう。 3Dで17以上を出せば一撃で破 壊です。 (コロコロ) 出目は13ですから、62点のダメージですね。 このフィルの射撃により、の<耐久度>は残り4点となりました。 あと一撃受け れば確実に破壊されてしまいます。 セイグル:大丈夫だ。 《韋駄天》がかかってるから、このターン全力で移動 すれば、次のターンにはゴールできる。 射撃が来たら、ハイパー ポイントで避ければいい。 アクアリス:頑張ってね。 フィル:ではフィルの射撃を差し上げましょう。 (コロコロ) 4レヴェルで 命中です。 セイグル:ハイパーポイントを使う。 (コロコロ) 組んだ。 避けたぞ。 フィル:おや、セイグルにはゴールされてしまいましたか。 なら次はスカ ールの暗殺者を狙いましょう。 ヴォン:その前にフィルの戦車を破壊してやろう。 《炎の嵐》で41点だ。 GM:《炎の嵐》は抵抗できませんから、フィルの不死の鷹の<耐久度> は残り33点ですね。 うーん、これは次のターンには破壊されます ね。 次のターン、フィルはスカールの暗殺者に射撃しますが、一撃では破壊できま せん。 ヴォン:なら炎の杖で《炎の嵐》だ。 ダメージは40点。 GM:フィルの不死の鷹は破壊されました。 アクアリス:これで後は皆でゴールするだけね。 GM:まだ3台残ってるんですけど。 ティアナ:そんなの、雑魚よ、雑魚。 GM:では雑魚かどうか、その身で味わってください。 巨人に乗った戦 士が、ティアナの雷撃に渾身の一撃です。 ダメージは67点。 ティアナ:<攻撃回避>失敗。 でも、まだまだ平気よ。 スカール:雷撃−サンダーボルト、一撃のはず、ないです。 ヴォン:−ローカストなら一撃だったんだがな。 渾身の一撃を使った戦士は、次のターンは行動できません。 ただでさえ足の 遅い巨人は、完全に後方に置いていかれます。 アクアリス:残りは2台ね。 アタシの射程距離内に来たら、ダメージ期待値50 のチャクラムを投げてあげるわ。 ティアナ:AC20のチャクラムと呼んであげるわ。 セイグル:さて、わしはゴールしておるが、ゴールしたら攻撃していい、とは 言われていなかったな? ゴール上から射撃するぞ。 GM:うっ。 たしかに、駄目、とは言ってませんが…。 クズリ鼬に乗った魔術師は、ヴォンの雷撃に《これでもくらえ!》を撃ちます が、やはり雷撃はびくともしません。 同じ魔法は2度使えないので、魔術師はこ れで打ち止めです。 暗殺者に乗った盗賊は、後方から射撃しますが、1発も当たりません。暗殺者は その後、移動でスリップし、リタイヤしてしまいます。 ティアナ:やっぱり雑魚だったわね。 結局、一行は全員ゴールすることができたのでした。 ジョージ/GM:「はっはっは、それでは、最終チェックポイント、エトワール城に 向かって、バンザーイ。」 第8チェックポイント/エリオット側勝ち残り:5人/賞金:1280金貨
最終チェックポイント:エトワール城 (コースマップ) ジョージ/GM:「はっはっは、よくぞここまでやって来た、我が精鋭達よ。」 ヴォン:それは風雲たけし城…ま、いいか。 ジェシカ/GM:「ほっほっほ、よくぞここまでいらしたわね。 歓迎して差し上げ ますわ。」 エトワール城には、闘技場が用意されています。 ここではジェシ カの親衛隊と戦ってもらいます。 ティアナ:親衛隊総勢360体とか? GM:そんなにいたら、ダイス振るのが大変じゃないですか。 今回参加 する親衛隊は、戦士2名、武道家1名、魔術師2名です。 これにフィ ルが加わります。 アクアリス:「ジョージはどうするの?」 スカール:「新郎、駄目です、活躍しないと、結婚式。」 ジョージ/GM:「はっはっは、私も戦うのかね? はっはっは、ではこのジョージ ・エリオットの勇姿を見せてやろう。」 セイグル:「“はっはっは”が参加すると、向こうも“ほっほっほ”を出して くるのではないか?」 アクアリス:「ジェシカって、アタシより強いのよね。」 GM:能力値的にはアクアの方が上ですよ。 ジェシカは色々アイテムで ブーストしてるんです。 スカール:「やっぱり、いいです、ジョージ、出ない方が。」 ジョージ/GM:「はっはっは、私の結婚式なのだ。 ならばこの私が出るのが当然 ではないか。」 アクアリス:「主役はいざというときまで、後ろで控えてるものよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは。 そうか。 ではこのジョージ・エリオット、後ろで 控えておこう。 大船に乗ったつもりでいるといい。」 最終チェックポイントの闘技場では、以下のルールで試合が行われます。 ・試合時間は無制限。 ・バーサーク、ハイパーバーサーク、聖戦士宣言は禁止。 ・各戦闘ターンの最初に、ジョージまたはジェシカを呼ぶことができる。 ジョ ージ/ジェシカは、その戦闘ターンから戦闘に参加する。 ・エリオット側参加者 勝利条件:エトワール側参加者に勝利する。 完全勝利条件:ジョージを使わずにエトワール側参加者に勝利する。 ・エトワール側参加者 勝利条件:エリオット側参加者に勝利する。 完全勝利条件:ジェシカを使わずにエトワール側参加者に勝利する。 スカール:聖戦士宣言、使えないですね。 聖闘士、いないですが。 GM:もし聖戦士宣言を使っていれば、第1チェックポイントでは3倍の速 さで走れましたし、第2チェックポイントでは3倍の大きさの獲物が 釣れてました。 ヴォン:何でくだらない使い方だ。 GM:さて、試合を始めましょう。
第1ターン。 GM:戦士2人は通常攻撃、武道家は気・効果を使って通常攻撃です。 魔術師2人は、戦士2人に《韋駄天》をかけます。 フィルは攻撃を かい潜ってセイグルの頭を狙います。 ティアナ:スカールとセイグル、どっちの方がダイス多い? セイグル:どちらも8Dだ。 スカール:セイグルさんの方が、ダイス走るです。 ティアナ:ならセイグルに《韋駄天》。 ヴォン:セイグルに《魔剣》。 アクアリス:じゃ、スカールに《韋駄天》。 GMの作戦は、前列の戦士を強化して壁にしておいて、その間にフィルが1人ず つ気絶させていこう、というものです。 バーサークはできませんので、お互いのヒットの差はある程度の範囲内に収ま ります。 親衛隊はPCよりも少しレヴェルが下ですが、そう簡単に壁役の戦士を 打ち倒せないはずです。 セイグル:(コロコロ) うん? 5と6ばかりだ。 GM:(コロコロ) おや? こちらは1,2,3ばかり出てます。 PCの振ったヒットは、GMの予想を越えてました。 何と、前列の戦士と武道家が 第1ターンで倒れてしまいます。 ダイスを大量に振るHTTでは、普通はダイスの出 目は平均化されるはずなのですが。 GM:普通のダイス目なら、充分耐えられたはずんなですけど。 スカール:やっぱり、すごいです、セイグルさん。 GM:ではそのセイグルには早々に退場してもらいましょう。 フィルの 4レヴェル<特殊攻撃>です。 セイグルは<攻撃回避>5レヴェル を振ってください。 セイグル:(コロコロ) それは避けられん。 GM:ではフィルの攻撃を受けて気絶しました。 スカール:でも、向こうの前衛、もういないです、 第2ターン。 このターン、エトワール側の2人の魔術師は、自分が攻撃を受け るのを覚悟の上で、フィルに《韋駄天》と《能力倍増》をかけます。 GM:《能力倍増》をかけた魔術師はこれで体力切れです。 スカール:おお、魔術師達、仲間のために犠牲になるですね。 ティアナ:でもその犠牲は無駄になるわ。 《能力倍増》に《魔法破り》。 GM:抵抗するには4レヴェルですか。 (コロコロ) 失敗です。 《能力倍 増》はかかりませんでした。 ティアナ:これでこちらも息絶え絶え。 GM:《韋駄天》はかかってるので、フィルは2回行動できます。 まず1 回を通常攻撃に、もう1回を、攻撃回避からスカールへの気絶狙い にします。 アクアリス:フィルなら避けそうね。 スカール:困るです、今度避けられたら。 ヴォン:なら避けられない様にスカールを強化してやろう。 《魔剣》だ。 スカール:(コロコロ) ヒット、195です。 GM:フィルの1回目のヒットが45ですから、残りは150点ですね。 魔術 師も前列に出ていますから、1人辺り50点。 魔術師2人は飛ぶとし て、フィルは<攻撃回避>7レヴェル成功すれば避けられます。 (コロコロ) 避けました。 スカール:うっ、まずいです。 GM:それではフィルの攻撃です。 スカールは5レヴェルで<攻撃回避> してください。 スカール:ハイパーポイント使うです。 (コロコロ) 避けたです。 GM:避けられましたか。 これで残るはフィル1人。 今更ジェシカを呼 んでも無駄でしょうし。 アクアリス:ジェシカが魔法かけてきたら、即座にジョージに《魔法破り》かけ させるだけよ。 GM:しかたないのでこのままフィル1人で戦ってみましょう。 第3ターン。 アクアリス:アタシも前列に出て戦うわ。 ティアナ:アクアに《韋駄天》。 ヴォン:スカールに《魔剣》。 GM:フィルは、1回を通常攻撃に、もう1回でスカールを狙います。 アクアリス:こちらのヒットは…180点。 GM:すると、ヒット差は142点ですね。 これを避けるには、<攻撃回 避>26レヴェルが必要です。 フィルは<攻撃回避>3レヴェル持 ってますから、ダイスで102を出せば避けられますね。 一同笑。 GM:ハイパーポイントを全て使いましょう。 (コロコロ,コロコロ) 出 目は31です。 あと71点足りませんでしたね。 セイグル:ま、中々頑張ったじゃないか。 アクアリス:でも、その出目じゃ、《能力倍増》がかかっていても足りなかった わね。 第最終チェックポイント/エリオット側勝ち残り:5人/賞金:2560金貨
「はっはっは、ジェシカ殿、今回は私の勝ちだな。」 「ほっほっほ、中々やるわね、ジョージ・エリオット。 でもこの次はそうは いかなくてよ。」 「はっはっは、このジョージ・エリオットの負けは無い! この次もジェシカ 殿を拐いに参上しよう。」 「ほっほっほ、花嫁側だけが拐われるのは片手落ち。 今度は、このジェシカ・ エトワールがあなたを拐ってさしあげますわ。」 「はっはっは、それは楽しみだ。 このジョージ・エリオット、ジェシカ殿の 挑戦を受けて立とう。」 「ほっほっほ、首を洗ってまってなさい、ジョージ・エリオット!」 「はっはっは。」 「ほっほっほ。」
ジョージ/GM:「はっはっは、諸君、聞いてのとおり、次回はジェシカ殿が私を拐 いに来るそうだ。 次回は頑張って私を守ってくれたまえ。」 アクアリス:「ジョージ、こんな騒ぎ、本当に後4回もするつもり?」 ジョージ/GM:「はっはっは、ストレートで勝てば後2回だ。 そして当然、ジョー ジ・エリオットは勝つのだ。」 アクアリス:ふぅ。 ティアナ:もう好きにして、って感じね。
2人の結婚式 1999/11/13 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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