ハイパーT&Tリプレイ

商人魂(あきんどだましい)


キャラクター
  アクアリス・フォン・シュトックヘルド
    エルフの7レヴェル魔術師の娘。 けっこうきつい性格のお姉様。
    岩男のヘルメットを手に入れ、さらに<体力度>が上昇する。
  ケオヅ・ガクラール
    家を飛び出して来た人間の戦士。 18歳の青年。
    混沌の酒を飲んだことにより<知性度>が急上昇。
  ティアナ・イーヴス
    人間の女魔術師。 17歳。
    優れた頭脳を持つ長身の女性。
    炎のローブを身に纏い、炎の杖とサラマンダーの指輪を持つ彼女を人は炎
    の魔女と呼ぶ。
  ルーデル
    無口なエルフの2レヴェル僧侶。 探求教エイコスに仕える。


GM:今回の舞台は、エリオットの町の酒場から始まります。 皆さん、 酒場に来る理由を考えてください。 ルーデル:…探求。 GM:探求の旅から帰ってきて酒場に立ち寄ったわけですね? ルーデル:(こくり) ケオヅ:「さてと、酒場で一休みするか。 そういや、ここ、何処だっけ?」 アクアリス:「あら、ケオヅ、久しぶり。」 ケオヅ:「ああ、久しぶり。 で、誰だっけ?」 アクアリス:幸せのペンダント取り上げる。 ケオヅ:「ああ、アクアリスじゃないか。 久しぶりだな。」 アクアリス:「そうね。」 ペンダントを返す。 ケオヅ:「で、誰だっけ?」 ティアナ:「またいつもの問答してるのね。」 ケオヅ:「やぁ、久しぶり。 で、誰だって?」 ティアナ:「はいはい、思い出したかったらペンダント取ってね。」 ケオヅ:「おお、思い出した。 ティアナとアクアリス、それからそちら にいるのはルーデルじゃないか。 久しぶりだな。」 ルーデル:(こくり) アクアリス:「ティアナ、あなたが酒場に来るなんて珍しいわね。」 ティアナ:「研究の合間の息抜きにね。 そう言うアクアは?」 アクアリス:「お酒とおつまみを買いに。 親父さん、何かいい物ある?」 主人/GM:「ついさっき、杖を2本持ったエルフの娘が全部買い占めていっ ちゃったんだよ。」 アクアリス:「クリスが買っていったの? それじゃ、残ってないわね。」 主人/GM:「それにしてもあのエルフ、あんなに酒買って全部飲むのかねぇ。」 アクアリス:「あの娘、1日1ガロン飲むそうよ。 岩悪魔と飲み比べして勝っ たこともあるとか。」 主人/GM:「エルフってのは、そんなに飲むものなのかい?」 アクアリス:「彼女が特別なの。」 主人/GM:「そうか。 ま、そんなわけで今は普通のワインとビールしか無 いんだ。」 アクアリス:「それは残念。」 主人/GM:「ところで、明日この先の広場でフリーマーケットやるの知って るかい? ひょっとしたら掘り出し物の酒が出てくるかもしれ ないぞ。」 アクアリス:「そう。 じゃ、体力の余ってる人連れて買い出しに行くことに するわ。」
GM:皆さんが酒場で談笑していると、若い商人風の男性が入ってきま す。 「おっちゃん、誰か、暇そうなで力余っとる奴、おらへんか? この冬の寒空の中、一日中突っ立っとっても平気な奴。 でき れば顔が良うて声のでかい奴がええな。」 ルーデル:…妙な条件。  ケオヅ:「暇ならあるぞ。」 商人/GM:「あんちゃん、暇あるん? わいな、この町で商売しとるチャー リー言うもんや。 今な、フリマで売り子してくれる奴探しと るねん。 どや、明日1日やってみいへんか?」 ケオヅ:「よし、やってみよう。」 ティアナ:「何処で商売するの? 建物の中じゃないのよね?」 チャーリー/GM: 「この先の広場や。 風吹き抜ける所やから、結構寒いで。」 ティアナ:炎のローブ着てたら暖かい? GM:逆です。 あなたの着ている炎のローブは、炎に強くなりますが、 寒さには弱くなります。 ティアナ:なら今回はパスしておこうかしら。 アクアリス:炎の杖使ったら? ティアナ:そんな物使ったら売り物が灰になるわよ。 「悪いけど、今回は遠慮しておくわ。」 チャーリー/GM: 「まぁ、しゃーないな。 また機会あったらあんじょう頼むで。」 ルーデル:「…何…売る?」 チャーリー/GM: 「年末に、あちこちお得意さんの所回って色々仕入れてきたんや。 お得意さんの所で大掃除で捨てる品々を安う貰てきてな。」 アクアリス:「困ってるんだったら手伝ってもいいけど。」 チャーリー/GM: 「おおきに。 助かるで。」 アクアリス:「あまり荒事には期待しないでね。」 チャーリー/GM: 「街中やさかい、そない危険なことは無いで。」 ティアナ:暴れ馬が出たわよ〜。 ケオヅ:暴れウサギが出たぞ〜。 チャーリー/GM: 「ま、せいぜいときどき領主の馬車が突っ走っていくくらいやな。 ほな、明日9時には商売始めたいから、頼むで。 それまでに商 品フリマ会場運んで、テント立てるんや。 今から運んでもえ えけど。」 ルーデル:「…置きっぱなし?」 チャーリー/GM: 「それはまずいやろな。 今晩のうちに商品置くんやったら見張 り番は要るで。」 ケオヅ:「どんな品があるんだ?」 チャーリー/GM: 「これがリストや。」 ケオヅ:「何だ、このモザイクのかかった物は。」 チャーリー/GM: 「いきなりそんなもん目行くか。 ま、若いからしゃーないな。」 アクアリス:「この魔道書は?」 <知性度>9レヴェル成功。 GM:タイトルは『手軽にできる《能力値泥棒》』。 呪術系の魔道書 のようですが、解読不可能な血文字で書かれています。 アクアリス:あと個人的に興味があるのはこのアミュレットね。 《鑑識眼》 をかけてみるわ。 GM:魔法に対する抵抗の判定に+1のボーナスが付きます。 アクアリス:+1レヴェルじゃなくて+1なのね? その程度だったらあまり意味 は無いわね。 「このきのこ大全、アタシ買いたいんだけど?」 チャーリー/GM: 「おおきに。 5ゴールドやで。」 アクアリス:「これで料理のレパートリーが増えそうね。」 チャーリー/GM: 「そうそう、ガマの油売るには口上要るさかいな、頑張って覚え てや。」 さぁさぁお立会い、ご用とお急ぎでない方はゆっくり聞いておいでませ。 手前取り出したるはガマ。 ガマと申しましてもただのガマとはガマが違う。 これより北、北は筑波の麓はおんばこという草を食ろうて育った四六のガマ。 四六・五六は何処で見分けるか、前足の指が4本・後ろ足の指が6本これ名付 けて四六のガマ。 さて、このガマから油を採るには、四面を鏡で覆った箱の中にこのガマを入 れる。 すると己の醜い姿におののき脂汗をタラーリタラーリと流す。この汗 を三・七は二十と一日間柳の小枝を持ってトローリトローリと煮詰め、南蛮渡 来の薬と練り合わせてできたのが、このガマの油。 さてこのガマの油の効能は、湿疹、火傷、切り傷、あかぎれ、しもやけ、い んきんたむし。 後ろに回っていぼ痔に切り痔、大の男が七点八倒して苦しむ 虫歯の痛みもピタリと止まる。 さらにもう一つ大事なものがある。 手前取り出したるこの刀、天下の名刀 正宗。 エイと抜けば玉散る氷の刃。 ここに一枚の懐紙がある。 今からこの 刃の切れ味をお目にかけよう。 一枚が二枚・二枚が四枚・四枚が八枚・八枚 が十六枚・十六枚が三十と二枚・三十と二枚が六十と四枚、六重と四枚が一束 と二十八枚。 フッと散らせば春は三月嵐山、冬は雪降りの景とござい。 さてお立会い。これほど切れる天下の名刀も、ガマの油を一塗りすれば、刃 物の切れ味がピタリと止まって、これこの通り押せども引けども切れませぬ。 そしてこのガマの油を拭き取れば、また切れ味が元に戻る。 さあさあ、このガマの油が今ならたったの10ゴールド。 持ってけ泥棒、さ あ買った。 チャーリー/GM: 「どや、覚えたか?」 アクアリス:「ちょっと待ってよ。 1度じゃ覚えられないわ。」 チャーリー/GM: 「紙に書いとくさかい、頑張って覚えてや。 この口上を立て板 に水のごとく流したら、不思議なほどよう売れるねん。」
ティアナ:私は今回はフリーね。 なら魔術師学院に帰ってるわ。 学院の図 書室行って半年ほど借りていた本を返却。 図書係/GM:「ティアナ先生、あまり長期間1人で借りっぱなしは止めてくだ さい。」 ティアナ:「ごめんなさい、中々来る機会無かったから。」 図書係/GM:「ティアナ先生、ほとんど毎日図書室来てるじゃないですか。」 ティアナ:「それは司書長としての仕事で来てるのよ。」 図書係/GM:「司書長が率先して貸し出し期限破るのは止めてください。」 ティアナ:「ごめんなさい。 そうそう、今日はこの本とこの本を借りてい くわ。」 図書係/GM:「返却日は今月の21日までですよ。」 ティアナ:「分かってるわよ。」 GM:ここで<知性度>で<感知>を振ってみてください。 ティアナ:D6振るって久々な気がするわ。 最近D20のゲームばかりしてるか ら。 (コロコロ) 4レヴェル成功。 GM:魔術書関連の本棚に並んでる本の中に、1冊抜けている所があり ます。 ティアナ:何の本が抜けてるの? リストを調べてみるわ。 GM:『手軽にできる《能力値泥棒》』という本です。 呪術系の魔道 書ですね。 ティアナ:《能力値泥棒》って、かなり高いレヴェルの魔法じゃなかった? GM:19レヴェルの魔法ですね。 呪術は専門外ですので詳しくは判り ませんが。 ティアナ:貸し出し記録を見てみるけど? GM:半年ほど前に呪術師科のウィリアムという学生が借りていったよ うです。 ティアナ:どんな人? GM:他学科の学生のことですから、あまり知りません。 名前と顔く らいは知っていますが。 ティアナ:誰か呪術師科に知り合いはいない? GM:もちろんいますよ。 呼びますか? 呼んだらすぐ現れるのが1人 いますが。 アクアリス:片言エルフのスカールね。 ティアナ:別に呼んでも問題無いわ。 「スカール、ちょっといいかしら?」 スカール/GM:「おお、マイフレンドティアナ、どうしたですか?」 ティアナ:「ウィリアムって学生、知ってる?」 GM:おや、スカールの<知性度>は26もあるんですね。 言動からは 想像し難いですけど。 (コロコロ) 「おお、私、知ってるです。」 ティアナ:「どんな人?」 スカール/GM:「優秀な学生さんだったです。 半年ほど前、退学したです、お 家の都合で。」 ティアナ:「その人の実家に付いては何か知らない?」 スカール/GM:「話してくれなかったです、あまり。 悲しいです、友達なのに。」 ティアナ:「そう。 どうもありがとう。」 退学者の資料を調べるわ。 GM:実家の住所なら判ります。 エリオットの町の高級住宅街です。 ティアナ:誰か暇そうな人を誘って行ってみるわ。 アクアリス:暇そうな人はいないわよ。 ティアナ:しかたないわね。 1人でその住所に訪ねてみるわ。
アクアリス:フィルが気に入りそうな品もあるわね。 フィル宛に手紙を書い ておくわ。 GM:フィルの居場所は判りませんけど? アクアリス:エトワール城宛にしておけば届けられるでしょ。 ジェシカさん 宛にも出しておけば買ってくれそうね。 GM:この時代の郵送制度だと、今日出して明日着く、というわけには いきませんよ。 アクアリス:あと買ってくれそうなのはジョージね。 ジョージに電話。 GM:電話はありません、電話は。 アクアリス:それじゃ直接言いに行くわ。 それから魔術師学院にも広告ね。
アクアリス:「とりあえず、安くて嵩張るのから運びましょう。」 ルーデル:「…台車。」 チャーリー/GM: 「台車か? その奥にあったはずやで。」 ケオヅ:まず重そうな椅子から運んでいこう。 GM:ティアナ、あなたがウィリアムの実家に向かって歩いていると椅 子を乗せた台車を押しているケオヅに会います。 ケオヅ:「明日ここで蚤の市を開くんだ。 気に入ったら何か買っていっ てくれ。 物がすり抜ける帽子とか、喋る孫の手だとか、眠る ソーイングセットとかがあるらしいぞ。」 アクアリス:微妙に間違ってるわね。 ルーデル:…アニキパン…運ぶ。 チャーリー/GM: 「アニキパンは滑るさかい、注意してや。」 持っていくなら<器用度>を振って下さい。 ルーデル:…失敗。 GM:アニキパンはつるりと滑って飛んでいきました。 ケオヅ:アニキ〜は何処へ行ったやら♪ GM:ティアナに向かってテカテカ光る物体が飛んできます。 ティアナ:受け止めるわ。 GM:<器用度>で<攻撃回避>を振って下さい。 ティアナ:<器用度>は低いんだけど。 (コロコロ) 0レヴェル。 GM:受け止め損ねてアニキパンはまた飛んでいきました。 そうです ね、適当なNPCが通りかかったことにしましょう。 (コロコロ) ホビットの盗賊ティク君ですね。 「あれ、これ、何だろ?」 ルーデル:「…パン。」 ティク/GM:「美味しいの?」 ルーデル:「…薔薇のジャム。」 ティク/GM:「薔薇のジャム? おいら食べてみたいぞ。」 アクアリス:「なら明日買いに来て。」 ティク/GM:「分かった、明日行くからね。」 ティアナ:アニキなティク…想像したくないわね。
GM:ティアナが訪ねていった住所には焼け焦げた家の跡があります。 ティアナ:今は何時くらい? あまり遅くないなら近所の人に訊いてみるわ。 GM:<魅力度>を振って下さい。 ティアナ:組んだわ。 5レヴェル成功。 近所の人/GM:「あそこは半年くらい前に火事を出されまして。 その後遠くの 親戚を頼って引っ越していきました。」 ティアナ:親戚の家なんて分からるはず無いわよね。 なら行き先を追うの は無理そうね。 「火事の原因はご存知ですか?」 近所の人/GM:「料理中の失火だとか。」 ティアナ:「そうですか。 色々ありがとうございました。」
ティアナ:焼け跡調べたら何か見つかるかしら? GM:昼間ならともかく、今調べるのは大変です。 第一、半年以上前 の焼け跡ですから、今更何か見つかる可能性は低いでしょう。 ティアナ:それでもやらないよりはましでしょ。 《鬼火》付けて調べるわ。 GM:《鬼火》は蝋燭程度ですから、探索には不向きです。 ケオヅ:翌日、焼け跡で人魂が飛んでいた、という噂が広まるんだ。 GM:「あそこ、お子さんが呪術なんてやってたから、きっとそのせい よ。」 「そういえばあの晩、赤いローブを着た女が尋ねてきたわ。」 とか井戸端会議になるわけです。 ティアナ:赤いローブがいつの間にか血染めのローブになったりするわけね。 そんな主婦の噂に取り上げられるのは嫌だから、夜に調べるのは 止めておくわ。
ティアナ:当局に遺失物届けを出しておいた方がいいかしら? 危険物であ る可能性が高そうだし。 GM:魔術師学院で管理していた危険物が無くなった、となれば、学院 の不祥事になりますが、届け出ますか? ティアナ:それは学院の信用問題になりそうね。 まずは学院の責任者に報 告するわ。 GM:責任者? それは司書長のあなたですが。 ティアナ:学院の上層部に連絡しておくわ。 多分、探せって言われるだけ だと思うけど。 導師/GM:「何とか内密に取り返すように努力してくれんか?」 ティアナ:「場合によっては故売屋などに流れていて買い戻す必要がありま すけど、必要経費は出ます?」 GM:<魅力度>で<説得>を振って下さい。 ティアナ:1レヴェル成功。 導師/GM:「金貨1500枚までなら経費で落とせるが。」 ティアナ:「それ以上かかるようでしたらどうします?」 導師/GM:「そうなればことを内密に処理する、というわけにはいくまい。 最低限始末書は書いてくれ。」 アクアリス:ここに始末書に便利なペンがあるわ。 GM:便利なもありますね。
翌朝。 アクアリス:一番目立ちそうな服を着ていくわ。 GM:目立ちそうな服でしたら、『人魚伝説殺人事件』でジョージから 貰った、ラメ入りグリーンをバックにピンクの牡丹、袖口には富 士山と鷹と茄子を大胆にあしらったドレス、なんてのがあります が? アクアリス:自分で持ってる服の中から選ぶわよ。
「ほな、商売のやり方説明しとくで。 まずお客さんを店に呼ばなあかん。 基本は、声かけて足止めるんやけど、 他にもプラカード持って立つとか、大道芸やって注目集めるとか色々あるわな。 声出すんやったら、<耐久度>、大道芸やったら<器用度>やろうな。 持っ てない思うけど、<戦闘指揮>で人の流れをうまくコントロールする、っての もありやで。」 「お客さん呼び止めたら、次はそのお客さんの欲しい品を見極めるんやな。 これは基本的には<知性度>や。 何故か<探索>なんかも使えるで。 お客 さんの心の奥底に埋もれた昔日の思い出を探るわけやな。 お客さんと知り合 いやったら<記憶術>なんかも使えるねんけど。 直感勝負で<感知>っちゅ うのもあるけど、これはちょっと難易度高くなるで。」 「欲しい物が分かったらあとはとにかく売りつけるんや。 ま、基本は<魅力度>勝負やな。 まっとうにいくなら<説得>、おだてて<慰撫>、あとは口車で<言いくる め>やろな。 <言いくるめ>は気にせんで使うてええで。 フリマで口車に乗 せられる方が悪いんやからな。 <詐欺>はまずいやろな。 もちろん<恫喝>もまずいで。 あとは…<買収>か? 一応石鹸タオルティッシュがあるさかい、これおま けにつけてくれてもええで。 言うまでも無いけど、<法力集中>は使えんで。 なんぼお客様は神さんや、 言うたかてな。 意外と使えるのが<罠解除/罠設置>や。 心理的な罠、っちゅう奴やな。」 「あと、<器用度>に自信あるなら実演販売やってもええで。」
アクアリス:「値引きはどの程度していいの?」 チャーリー/GM: 「リストに書いてある値段、結構ぎりぎりのをつけてあるさかい、 1割くらいやな。 嵐運の剣悪霊の指輪人外の盾は手元置い ときたないから、半額でもええで。」 アクアリス:「寒いから、生姜湯作ってお客さんにサービスするわ。」 チャーリー/GM: 「お、ええな。 今日は寒いから喜ばれるで。 ほな、頼むで。」
ティアナ:今日は故売屋をあたりたいんだけど。 GM:故売屋なんて知っています? ティアナ:そういう方面はフィルにでも訊かないと分からないわね。 GM:フィルの居場所も分かりませんね。 ティアナ:しかたないから今日は蚤の市でもぶらついてるわ。 GM:ま、適当にぶらついててください。 こちらのリストが他の露店で 並んでる品です。 アクアリス:他の店の品物リストまでちゃんと用意してるのね。 ティアナ:この水晶玉って? 好きな未来って何よ。 売り子A/GM:「お前さんの望む未来じゃ。」 ルーデル:…願望が映る? ティアナ:それは未来じゃなくて別の世界よ。 こちらのロケットは? 金星 まで飛んでいってしまうロケット、とか愚かなこと思いついたん だけど。 売り子B/GM:「魔法はかかっていないけど、純金製だぜ。 中古だけど新品同 様。 何せ、前の持ち主は買った翌日に事故死したから…おっ と。」 ティアナ:「それはまた曰くありげな品ね。 そんなの必要無いわ。」 売り子C/GM:「どうだい、このミスリルプレートは? これを着ていればどん なモンスターが来たって恐くないよ。」 ティアナ:「魔術師だから鎧は要らないわ。」 売り子D/GM:「魔術師の方にはこのルビーがお奨めです。 これを通して魔法 をかけますと威力が上るのでございます。 少々古風なデザイ ンですが、石自体の品質は最上級です。」 ティアナ:<魔力集中>して《鑑識眼》。 GM:これを通して《これでもくらえ!》をかけるとダメージが1点上 がります。 ティアナ:1点だけ? ま、いいけど。
GM:9時を過ぎました。 そろそろお客さんがちらほらやってきます。 アクアリス:「お兄さん、お兄さん、寄っていって。」 <耐久度>1レヴェル成功。 GM:お客さんが1人やってきました。 1人目は…『戦車』ですか。
『7. the Chariot (戦車)』 GM:最初に来たのは重そうなプレートメイルを着た冒険者風の男です。 「ここではどんなものを売っている?」 アクアリス:「色々あるわ? 戦士なら、このなんてどう?」 戦士/GM:「いかにも呪われてそうだな。 それに剣も盾ももう持ってるし な。」 ケオヅ:「ならもう1本腕を増やすというのはどうだ? このを付ければ、 さらに1個武器を持てるぞ。」 戦士/GM:「高いな。 もう少し安くて冒険に使えそうな品は無いか?」 ケオヅ:「このマントはどうだ? 着ると周りから見えなくなる。」 姿が消えるのを実演してみせる。 戦士/GM:「おお、消えた。 それは使えそうだ。 しかし4500は少々高いな。」 アクアリス:「なら4200でどう?」 戦士/GM:「うーん、それだと冒険で稼いでも足が出そうだしな。」 アクアリス:「分かったわ。 4000ぽっきり。」 戦士/GM:「そうだな、これだけ効果のある魔法の品なら、その値段でも損 は無いな。 よし、買った。」
『15. the Devil (悪魔)』 GM:次のカードは『悪魔』ですか。 これはお客さんじゃありません。 ちんぴら風の男が数人、 「よぉ、姐ちゃん、誰に断ってここで店出してるんだい?」 アクアリス:「フリーマーケットで何処に店だそうと自由でしょ?」 ちんぴら/GM:「ここは昔っから俺達の場所と決まってるんだよ。」 ケオヅ:外付け鉄拳嵐運の剣を持って 「アクアリス、その人達お客さんか?」 GM:脅してるわけですね。 では<恫喝>を振って下さい。 ケオヅ:0レヴェル成功。 ちんぴら/GM:「兄ちゃん、俺達はこの姐ちゃんと話してるんだよ。 横から口 を挟むんじゃねぇ。」 アクアリス:「いちゃもん付けたいわけね。」 ちんぴら/GM:「いちゃもんなんて人聞きの悪い。 俺達は姐ちゃんと平和的に 話し合いをしたいだけだぜ。」 ケオヅ:「話したいならこのシャベルは要らないか?」 ちんぴら/GM:「兄ちゃん、俺達を莫迦にする気か?」 ティアナ:それにシャベルが応えてべらべら喋りだすわけね。 シャベル/GM:「おいらはなぁ、火吹き山のダンジョンでザゴールっていうすご い魔法使いに作られたんだぞ。 だけど名も無き冒険者がその 魔法使い斃しちゃったんだ。 その後、冒険者の方はパラグラ フ400に進んで幸せになったんだけど、おいらはずっとパラグ ラフ11に置き去りにされたままだったんだ。 でもあの冒険者 ズルイんだぜ。 <技術点>12,<体力点>24,<運点>12な んて反則だよ。」 ティアナ:ずいぶんと愚かなこと喋るシャベルね。 アクアリス:「あなた達、アタシの顔に見覚え無い?」 ちんぴら/GM:「そうだな、もっとじっくり見せてもらいたいから、俺達と一緒に 来いよ。」 アクアリス:「見覚え無いのね? 浮遊要塞の英雄、と言えば分かるかしら?」 ちんぴら/GM:「姐ちゃんが英雄様なら、俺達は勇者様だぜ。 英雄様にはそれ なりの誠意を見せてもらいたいよな。」 アクアリス:「誠意? 《これでもくらえ!》とか?」 ハイパーポイント2個使って<恫喝>5レヴェル成功。 ちんぴら/GM:「ね、姐ちゃん、魔法使いかよ。 ま、まぁ、今日は勘弁しとい てやらぁ。」 で、だーっと《これでもくらえ!》の射程外の76m先まで走って 「覚えてやがれ。」 一同笑。
『3. the Empress (女帝)』 ジェシカ/GM:「ほっほっほ、あたしがジェシカ・エトワールよ! あら、あな た達、冒険者廃業しまして?」 ケオヅ:「今日は売り子のバイトだ。」 ジェシカ/GM:「ほっほっほ。 何を売っていらして?」 アクアリス:下手な物売ると今後被害が出そうね。 ケオヅ:「このロマンスの盾なんてどうだ?」 ジェシカ/GM:「まぁ、あのロマンス王朝の盾なんて、掘り出し物ですわね。 薔薇の香りというのもこのジェシカ・エトワールにぴったりで してよ。」 ケオヅ:「6000ゴールドだ。」 ジェシカ/GM:「ほっほっほ、もちろん買わせていただきましてよ。 これであ たしの美しさが一層引き立ってよ。」 ケオヅ:「毎度あり。」 倍の値段でもあっさり買ってくれたな。
アクアリス:「皆さん皆さん、こちらでは生姜湯の無料サービスをしてます。」 <買収>で4レヴェル成功。 GM:4人のお客さんが足を止めました。 『隠者』『星』『女司祭』そ れに『運命の輪』ですね。
『9. the Hermit (隠者)』 GM:お爺さんがやってきます。 アクアリス:「お爺さん、こっちの魔道書なんていかが?」 お爺さん/GM:「わしは魔法使いではないぞ。 それに最近目が悪くなってのう。 あまり小さい字で書いてある本は読めんのじゃ。」 アクアリス:「ではこの羽根ペンはいかが? 小さい字を書くのに便利よ。」 お爺さん/GM:「小さい字を書いたらわしが読めんじゃろうが。」 ケオヅ:「針に糸通すときとか苦労しないか? だったらこの裁縫キット が便利だぞ。」 お爺さん/GM:「裁縫なら婆さんがやってくれるからのう。」 ルーデル:「…これ…滋養強壮の薬。」 お爺さん/GM:「薬なんぞに頼らなんでもわしは健康じゃ。 毎日庭仕事もして おるしの。」 ケオヅ:「ならこのシャベルはどうだ? 話し相手にもなってくれるぞ。」 お爺さん/GM:「ほう、話し相手かの。 最近若い人と喋る機会が無くてのう。 そのシャベルはおいくつじゃ?」 ケオヅ:「由緒ある品だそうだから、結構年なんじゃないか?」 シャベル/GM:「“火吹き山の魔法使い”の日本語版は84年12月初版発行だよ。」 ケオヅ:「ということは今が01年1月だから、16才だな。」 お爺さん/GM:「ほう若いのう。 よし、このシャベル買わせてもらうかの。」 ケオヅ:「毎度あり。」
『17. the Star (星)』 GM:白い髪と赤い瞳の15歳くらいの少年が来ました。 ボーイッシュ な少女かもしれませんけど。 割と整った顔立ちをしています。 「こんにちは、お姉さん。 何か舞台で使えそうな品って無い?」 アクアリス:「この幻惑の横笛なんてどう? 皆寝ちゃうわよ。」 ガープスルナルのジューン?/GM: 「お客さん寝させてどうするのさ。」 ルーデル:「…どんな舞台?」 ジューン?/GM: 「いろいろするよ。 アクション劇もするし、コメディタッチな のもするし。」 ルーデル:「…手品。」 ジューン?/GM: 「うん、それもいいね。」 ルーデル:「…なら…この帽子。」 ケオヅ:「ほらこの通り、ウサギに鳩に象が出て…おや、象は鼻しか出て こない。」 ジューン?/GM: 「へぇ、面白そう。 ね、おまけしてよ。」 アクアリス:「そうね、1400でどう?」 ジューン?/GM: 「OK。 今度の舞台で使わせてもらうね。」 アクアリス:「頑張ってね。」 ジューン?/GM: 「でも今度の舞台、立てるかな? ボク、今ダンジョンの中にい るんだよね。」 一同:? ジューン?/GM: 「ドワーフのお兄さんの恋人助けるためにダンジョン潜ったんだ けど、骸骨戦士との戦いのところから先に進めなくなっちゃっ たんだ。 あ、ちなみにその話は『妖女の誘い』ってタイトル 付けてあるよ。」 ガープスルナルのGM: これこれ、何を言い出すのかね、君は。 アクアリス:「それなら幻惑の横笛使ってみたら?」 ジューン?/GM: 「寝かせるんじゃなくて起こしたいんだけどな。 ああ、GMさん、 早く起きてくれないかなぁ。」 アクアリス:「それは難しそうねぇ。」 ジューン?/GM: 「うん、期待薄かなぁ。 あ、もうこんな時間だ。 じゃあね、バ イバイ。」 ガープスルナルのGM: まったく、なんだってHTTにあれが出てくるのかね。 GM:暇なんですよ、きっと。 ガープスルナルのGM: うっ。
『2. the High Priestess (女司祭)』 GM:調和教の司祭アリアさんがやってきました。 「お久しぶりです、アクアリスさん。」 アクアリス:「あら、久しぶりね。」 アリア/GM:「何か料理に使える品はありません? 最近、教会で身寄りの無 い孤児達を何人か引き取ったのですけど、食費がかかって大変 なんですの。」 アクアリス:うーん、きのこ大全はアタシが買っちゃったし。 「この聖水はどう? この聖水は、どんな願いでも叶う魔人を呼 び出すランプの在処を知っている妖精を呼び出す笛がある迷宮 の扉の鍵を守っている魔物を斃す聖剣の封印を解く魔法を研究 している魔法使いが欲しがっている魔道書に関する情報を握っ ている盗賊が求めている宝石を守護するゴーレムを停止させる キーワードが書かれた石碑のある遺跡の地図を所有する騎士が 探している聖杯が安置された古代寺院に住み付いている悪霊を 祓うことができるのよ。」 一同拍手。 GM:一息で言いましたね。 アクアリス:「これで魔人に孤児達が幸せに暮らせるように頼めばいいわ。」 アリア/GM:「まぁ、孤児達にそんなキャンペーンシナリオに挑戦しろとおっ しゃいますの?」 アクアリス:「アリアさんが行けばいいじゃない。 アリアさん、結構強いで しょ?」 アリア/GM:「そのときは、皆さんも一緒に来てくださいますわよね?」 アクアリス:「そうね…。」 アリア/GM:「来てくださいますわよね?」 (にっこり) アクアリス:「分かったわよ。」 アリア/GM:「ありがとうございます。 皆様に神の恵みがありますように。」 アクアリス:…彼女の笑みって、有無を言わせぬ迫力があるわね。
『10. Wheel of Fortune (運命の輪)』 GM:いつの間にかカードが1枚置かれています。 『本日、そちらの妖精の竪琴をいただきにあがります。 P.』 アクアリス:妖精の竪琴は1500ね。 フィル宛の請求書を作っておくわ。
『7. the Hanged Man (吊られた男)』『8. Strength (力)』 GM:次のカードは『吊られた男』ですか。 荷物を抱えた中年男性が やってきます。 「はぁ、何か、元気の出る品はありませんか?」 ケオヅ:「このアニキパンはどうだ?」 ルーデル:「…食べればアニキになれる。」 GM:そのパンを奨めると、イヴェントが起こります。 「ちょっと待ったぁ。」 上半身裸の筋肉むきむきの男が2人走ってきます。 「そのパンは我らに売っていただこう。」 アクアリス:「4個で90ゴールドよ。」 アニキ達/GM:「よし、全部買わせてもらおう。」 アクアリス:「はい、どうぞ。」 GM:ではここで男性2人は<体力度>を振ってみてください。 ケオヅ:<体力度>? (コロコロ) 3レヴェル成功だ。 アニキ達/GM:「おお、なかなかいい身体をしているな。 我ら『百万本の黒 薔薇の会』に入りたまえ。」 ケオヅ:しまった、この判定は成功してはいけなかったのか。 「い、いや、遠慮する。」 アニキ達/GM:「遠慮は要らぬぞ。 さぁ、この胸に飛び込んでくるのだ。」 ケオヅ:「オレには世界のお宝を集めるという夢があるんだ。」 <言いくるめ>1レヴェル成功。 アニキ達/GM:「そうか。 では気が変わったらいつでも来てくれたまえ。」 ケオヅ:助かった。 中年の男/GM:「あの…わたしはどうなるのでしょう?」 ルーデル:「…この…滋養強壮に効く。」 中年の男/GM:「おいくらですか?」 ルーデル:「…20ゴールド。」 中年の男/GM:「もう少し安くなりませんか? 財布を女房に握られているも ので、あまり持ってないんですよ。」 アクアリス:「お疲れならこの椅子はどう? これなら1ゴールドでいいわ。」 中年の男/GM:「これ以上荷物を増やしたくないです。 今日もフリーマーケッ トだというので女房に引っ張り出されたんですけど、見ての 通りの荷物持ちです。 いくら安くても、漬物石買うこと無い と思いませんか?」 アクアリス:「近くだったら配達するわよ。」 中年の男/GM:「でも椅子買っても座る暇あるかどうか。 帰ったら炊事して洗 濯して掃除して子守りして…。」 ティアナ:人生の悲哀がいろいろ聞けそうね。 中年の男/GM:「さきほどの薬、もう少しお安くなりませんかね。」 ルーデル:「…15。」 中年の男/GM:「それなら何とか買えそうです。」 ごくごく。 「おお、何だか少し元気が出てきました。」 アクアリス:「それはよかったわ。」 GM:すると奥さんらしい人が 「布団安かったから買っちゃった。 あなた、これもよろしくね。」 一同笑。 ルーデル:…可哀想。
『21. the World (世界)』 GM:猫めいた印象の黒っぽい服を着た女性がやってきました。 「男性に贈り物したいんだけど、何かあるかしら? その人ね、衛兵 隊長やってるんだけど、ドジな人で、猫1匹満足に捕まえられない のよ。」 アクアリス:「この猫目石の指輪はどう?」 女性/GM:「あら、それは洒落としてはいいかもしれないわね。 いいわ、買っ たわ。」 アクアリス:「ありがとう。」
『11. Justice (正義)』 GM:衛兵さんがやってきました。 階級章を見ると隊長のようです。 「何か犯罪捜査に使える品は無いかい? 張り込み用の品があれ ば嬉しいんだが。」 ケオヅ:「このソーイングキットなら張子に使えるぞ。」 衛兵隊長/GM:「張子じゃなくて張り込みだよ。」 アクアリス:「底抜けの壷なんてどう? 割ると落とし穴ができるから、犯人 を捕まえるのに使えるわよ。」 衛兵隊長/GM:「うーん、2000金貨か。 公務員の安月給じゃ辛いな。」 アクアリス:「ならこっちの幻惑の横笛はどう?」 衛兵隊長/GM:「私が寝てどうする。」 アクアリス:「1人で捜査するわけじゃないでしょ? 仲間に耳栓してもらって 吹けばいいわ。」 衛兵隊長/GM:「なるほど。 よし、そいつを買うとしよう。」 アクアリス:「毎度あり。」 衛兵隊長/GM:「これであの女を捕まえてやれる。 待っていろよ、怪盗ブラッ クキャット!」
『1. the Magician (魔術師)』 クリス/GM:「やっほー。 何売ってるの?」 ケオヅ:「このとんがり帽子なんていいと思うぞ。」 クリス/GM:「試着してもいい? …あ、何か魔力上がった気がする。 あれ? ちょっと待って、賢者の杖の爺様が何か言ってるみたい。 えぇっ と、『魔力が上がったのは気のせい』だって。 こっちの愚者の杖 の方は爺様の言うことなんて気にせず買えって言ってるけど。」 アクアリス:「この魔道書はどう?」 クリス/GM:「血文字? 気持ち悪いから要らない。」 アクアリス:「そう? 呪術師向けの魔法が書いてあるんだけど。」 クリス/GM:「魔法だったら爺様が教えてくれるもん。」 アクアリス:「じゃ、このアミュレットなんてどう?」 クリス/GM:「爺様、買ってもいい?」 アクアリス:賢者の杖を<説得>。 3レヴェル成功よ。 クリス/GM:「爺様、買ってもいいって言ってるよ。 ね、アクアさん、おま けして。 おまけしておまけしておまけして。」 アクアリス:「クリスには負けたわ。 なら900ね。」 クリス/GM:「ありがとう、アクアさん。 やっぱりあたし達親友ね。」
クリス/GM:「あれ、ティアナさん。 ティアナさんもお買い物?」 ティアナ:「ちょっと魔道書を探してるんだけど。」 クリス/GM:「そういえばさっきアクアさんのお店に魔道書あったけど?」 ティアナ:「本当?」 行ってみるわ。 アクアリス:「あら、ティアナ、どうしたの?」 ティアナ:「魔道書はある?」 アクアリス:「これ? 3000ゴールドだけど?」 ティアナ:「その魔道書は学院の遺失物なのよ。」 アクアリス:「そういうことなら、原価の2000で売るわよ。 原価だからこれ 以上は安くできないけど。」 ティアナ:「学院からは1500までは出るんだけど。」 アクアリス:「ならこの本売らないようにするから、学院に掛け合ってみたら?」 ティアナ:「そうね。」
導師/GM:「見つかったかね?」 ティアナ:「見つかりましたが、2000ゴールド必要なんです。 なんとか予算を 出してくださいません?」 <説得>3レヴェル成功。 導師/GM:「また他に流れたらやっかいじゃ。 多少高くても今のうちに買い戻 しておいたいいじゃろう。」 ティアナ:ふぅ、任務完了ね。 じゃ、露店でも手伝うとするわ。
『18. the Moon (月)』 GM:男の子と学生風の男性がやってきました。 「こんにちはだお。 おいらたち、いつも世話になってる婆ちゃ んに何か贈りたいんだけど、何か無いお?」 ティアナ:「あなた、胡瓜好きでしょ?」 ガープス妖魔夜行の三太郎?/GM: 「何でわっしの好物分かったんや?」 ティアナ:やっぱりそうなのね。 百万天球の会合ね。 アクアリス:「この椅子はどう?」 ガープス妖魔夜行の花丸?/GM: 「いい感じだお。 うん、買ったお。」 アクアリス:「胡瓜あったら入れておくからね。」 三太郎?/GM:「おおきに。」
『6. the Lovers (恋人)』 GM:流行の服を着たハンサムな若者がやってきました。 「この僕の美しさを、より一層引き出してくれる品は無いかい?」 ケオヅ:「このはどうだ?」 若者/GM:「おお、素晴らしい。 この僕の姿をこんなに鮮やかに映し出し てくれるなんて。」 アクアリス:「こっちの妖精の竪琴も買っていかない?」 GM:「その竪琴、わたしに売ってもらえませんかのう。」 と声をかけてくるお婆さんがいます。 ルーデル:「…何か理由が?」 お婆さん/GM:「その竪琴は、わたしが若い頃に出会った吟遊詩人が持っておっ た竪琴によく似てるんです。」 ルーデル:「…売った。」 若者/GM:「ちょっと待ってくれよ。 その竪琴は、この僕が先に目を付け たんだ。」 アクアリス:「ではいくらで買ってくれる? 高い方に売るわ。」 ティアナ:「せりをさせる気? ここで騒ぎが起こったら、フィルがそれに 乗じて何か仕掛けてくると思うわ。」 お婆さん/GM:「そうですのう、お金の代わりにこれではどうですかな?」 お婆さんは、懐から小袋を取り出しました。 そしてその袋をポ トンと落とします。 地面に落ちると袋から煙が吹き出ます。 全 員<耐久度>で<息こらえ>を振ってください。 ケオヅ:ハイパーポイント使って3レヴェル成功。 GM:(コロコロ) おや、こっちはゾロ目が出てしまいました。 3レヴェ ルだと失敗です。 煙を吸い込むと全員ふっと気が遠くなります。 アクアリス:竪琴は離さない。 GM:離さなかったつもりですが、煙が晴れるとよく似た別の竪琴に替 わっています。 その横にはスターチス花が1輪添えられています。 アクアリス:「やられたわね。」 ちなみに、スターチスの花言葉は“いたずら心”です。 若者/GM:「な、何だ、今の煙は?」 アクアリス:「怪盗が出たのよ。 竪琴は無くなったわ。」 若者/GM:「鏡は残ってるんだな? それさえあれば僕はかまわないよ。」
『16. Temperance (節制)』 やってきたのは、同居人の歯軋りで眠れないという男性。 アクアリス:幻惑の横笛は売っちゃったわね。 ケオヅ:よし、ガマの油に挑戦してみよう。 さぁさぁお立会い、ご用とお急ぎでない方はゆっくり聞いておいでませ。 手前取り出したるはガマ。 ガマと申しましてもただのガマとはガマが違う。 これより北、北は筑波の麓はおんばこという草を食ろうて育った四六のガマ。 四六・五六は何処で見分けるか、前足の指が4本・後ろ足の指が6本これ名付 けて四六のガマ。 さて、このガマから油を採るには、四面を鏡で覆った箱の中にこのガマを入 れる。 すると己の醜い姿におののき脂汗をタラーリタラーリと流す。この汗 を三・七は二十と一日間柳の小枝を持ってトローリトローリと煮詰め、南蛮渡 来の薬と練り合わせてできたのが、このガマの油。 さてこのガマの油の効能は、湿疹、火傷、切り傷、あかぎれ、しもやけ、い んきんたむし。 後ろに回っていぼ痔に切り痔、大の男が七点八倒して苦しむ 虫歯の痛みもピタリと止まる。 もちろん歯軋りも止まる。 さらにもう一つ大事なものがある。 手前取り出したるこの刀、天下の名刀 正宗。 エイと抜けば玉散る氷の刃。 ここに一枚の懐紙がある。 今からこの 刃の切れ味をお目にかけよう。 一枚が二枚・二枚が四枚・四枚が八枚・八枚 が十六枚・十六枚が三十と二枚・三十と二枚が六十と四枚、六十と四枚が一束 と二十八枚。 フッと散らせば春は三月嵐山、冬は雪降りの景とござい。 さてお立会い。これほど切れる天下の名刀も、ガマの油を一塗りすれば、刃 物の切れ味がピタリと止まって、これこの通り押せども引けども切れませぬ。 そしてこのガマの油を拭き取れば、また切れ味が元に戻って一枚が二枚・二枚 が四枚とこの通り。 さあさあ、このガマの油が今ならたったの15枚。 持ってけ泥棒、さあ買っ た。 ケオヅ:どうだ! 一同拍手。 男性/GM:「よし、買った!」 アクアリス:どうやったら歯軋りに効くのかしら? ルーデル:…歯に塗る。
『5. The Hierophant (法皇)』 GM:調和教の神官服を着たエルフと、聖闘士らしいドワーフがやって きました。 「結婚されるお2人に贈る品はありませんかぁ?」 アクアリス:「結婚祝いですか?」 ハイパーT&T第2部のリュミエール/GM: 「そうなんですぅ。 お2人とも奥手なので中々進展しなかったん ですぅ。 でも、今度はきっと結婚されるに違いないんですぅ。 そうしたら私、お2人の結婚式を挙げてさしあげるんですぅ。」 アクアリス:「結婚の誓いにこの破れずの誓約書はどう?」 一同笑。 リュミエール/GM: 「そうですねぇ、いいかもしれません。 これできっとAさんも ルーンさんもお幸せになれるんですぅ。」 ルーデル:…なれるのか?
『0. the Fool (愚者)』 やってきたのはハイパーT&T第2部で登場した怪盗、カンダアンラッキーIII世 でした。 GM:カンダアンラッキーIII世はお尻を押さえながら歩いてきます。 アクアリス:「どうしたの?」 カンダ/GM:「お仕事でどじ踏んじゃいました〜。 向こうの屋敷に忍び込ん だら、垣根越えるときに引っ掛けてズボンのお尻破っちゃった んです〜。」 アクアリス:「それならこのソーイングキットはどう?」 カンダ/GM:「ブーイングキット?」 アクアリス:「破れた所を縫ってくれる道具よ。」 カンダ/GM:「それはいいですね〜。 あたし不器用なもので縫い物は苦手な んです〜。」 ルーデル:…不器用な怪盗。 アクアリス:「1750ゴールドになります。」 カンダ/GM:「良かったです〜今掏ってきたばかりで懐温かいんです〜。」 アクアリス:「はいどうぞ。」 これでフィルに盗られた分を回収したわ。
『4. the Emperor (皇帝)』 ジョージ/GM:「はっはっは、私はジョージ・エリオットだ! おお、これがフ リーマーケットか。 はっはっは、皆生き生きとしているな。」 アクアリス:「ジョージなら、指輪の3点セットはどう?」 ジョージ/GM:「うん? それは呪われてるのではないかね?」 アクアリス:「ジョージなら大丈夫よ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、そうだ、このジョージ・エリオット、呪いなどに 負けはせん。」 ティアナ:「ついでのこのモザイクな物もどう?」 ジョージ/GM:「ティ、ティアナ殿、女性がその様な品を…。」 ティアナ:「こんな物、倉庫の奥にしまい込んでおくべきね。」 ジョージ/GM:「うむ。 その通りだ。」 アクアリス:「じゃ、この4つ、買っていって。」 ジョージ/GM:「はっはっは、だが、フリーマーケットは領民達の楽しみだと聞 く。 領主である私が買い占めてしまってはいかんだろう。 よ し、では売れ残ったら引き取らせてもらおう。」 アクアリス:店の後に置いておいて無理やり売れ残らせるわ。
『15. the Sun (太陽)』 魔術師見習いのレイド少年がランニングシャツ1枚で元気に走ってきました。 彼は羽根ペンを買っていきます。
『16. the Tower (塔)』 左腕をギプスで固めた大工さんが来ました。 江戸っ子の彼は、外付け鉄拳を気前良く買っていきます。
『20. Judgement (審判)』 風紀取締り中の衛兵が通りかかりますが、幸いモザイクな物は店の裏手に隠 していたため、何事も無く衛兵は去っていきます。
『13. Death (死)』 全身黒ずくめ、あまつさえ額に紫水晶の飾りをつけた見るからに怪しい長身 の男がやってきます。 ブルーフォレストのクーラン?/GM: 「…フッ。 興味深い品を売っているではないか。 それだ。 そ の裏手に隠してある指輪だ。」 アクアリス:「これ? 呪われてるわよ。」 クーラン?/GM: 「…フッ、悪霊ミッチーか。 まさかあのような存在を呼び出せ せるとはな。」 ティアナ:「ミッチー誰か知ってるの?」 クーラン?/GM: 「…フッ、後に学問の神となる存在だ。 今は城の裏鬼門を護る ために南西の角に封印されたそうだがな。 …フッ、その顛末 は『震災の後で(後編)』にあると聞く。」 ティアナ:ミッチーって、ガープス妖魔夜行の菅原道真なわけね。 で、どう してブルーフォレストのキャラクターが知ってるのよ。 クーラン?/GM: 「…フッ。」
『lost number. Unknown Name (名を知らぬもの)』 日も暮れかけた頃、思いつめた表情の若い女性がやってきました。 女性/GM:「すみません、何かよく切れる武器はありませんか?」 ルーデル:「…なら。」 アクアリス:「でもこれはお奨めできないわ。」 女性/GM:「愛する人を殺す剣…。 この剣、売ってください。」 アクアリス:「本当にいいの? いいなら売るけど。」 女性/GM:「正にそんな剣が欲しかったんです。 ありがとうございます。」 女性は足早に去っていきます。 ティアナ:今の女性に何か見覚えは無い? ハイパーポイント使って<知性 度>7レヴェル成功。 GM:女性がしていたロケットと、鏡を買っていった男性がしていた ロケットのが同じ形でした。 ティアナ:そのロケット自体に見覚えは? GM:露店売っていたロケットと同じ形です。 ティアナ:女性を呼び止めるわ。 「そのロケット、何処で買ったの?」 女性/GM:「これは彼から貰ったんです。」 ティアナ:「それをするのは止めた方がいいわ。 それは身に付けた者には 不幸が訪れる呪われたロケットなの。」 GM:呪われているというのは嘘なので、それで騙す気なら<詐欺> を振って下さい。 ティアナ:売り子が、前の持ち主は変な死に方したって言ってたじゃない。 それって呪いでしょ? GM:自分でも本当だと思っているなら<説得>になりますね。 ティアナ:1レヴェル成功。 女性/GM:「…そう、そんなに私が邪魔だったのね。」 ロケットを地面に叩きつけると女性は走りだします。 アクアリス:ロケットを拾って《鑑識眼》。 GM:何の変哲も無い金製のロケットです。 愛のお守りとして量産さ れているタイプです。 ティアナ:呪いの品じゃないのね? それはともかく彼女を止めないと後味 の悪いことになりそう。 アクアリス:《翼》で追いかけるわ。
アクアリスが到着してみると、嵐運の剣を買った女性が、水仙の鏡を買った 男性に向けて剣を構えているところでした。 アクアリス:男性を空中に引っ張り上げる。 女性/GM:「邪魔しないでください。」 アクアリス:「あなた、自分が何をしようとしてるのか分かってるの? 愛する 者を殺そうとしてるのよ。」 女性/GM:「分かってます。 邪魔をするなら貴女も切ります。」 ティアナ:そういうときには《心の平穏》と《調和》ね。 GM:それはまた強引な手を。 (コロコロ) 一般人が抵抗できるわけあ りませんね。 女性は一旦は剣を下ろします。 女性/GM:「その人は私を捨てたんです。」 アクアリス:「彼女はああ言ってるけど、何か弁解は?」 男性/GM:「い、嫌だなぁ、捨てたなんて人聞きの悪い。 もともと僕達の関 係は遊びゃないか。 君みたいな田舎娘にこの僕が本気になるか、 ちょっと考えれば分かるだろ?」 ティアナ:「…あなた、降りてきなさい。 あなた切られた方が世のためにな るわ。」 アクアリス:「アタシも別に助ける義理無いし、降ろしちゃおうかな。」 男性/GM:「ちょ、ちょっと待ってくれよ。 下には剣なんて持った女がいる じゃないか。 そんなところにこの僕を降ろすなんて。」 アクアリス:「でもアタシ、そろそろ体力が尽きてきてるのよ。」 少しずつ地面に降りていく。 男性/GM:「ま、待ってくれよ。」 アクアリス:「彼女に弁解してみたら?」 男性/GM:「き、君だって、この僕と一緒にいられて楽しかったろ? 君みた いな田舎娘が、一時とはいえこの僕と付き合えたんだ。 感謝さ れてもいいくらいだよ。」 アクアリス:手を放す。 この男、助ける価値0ね。 GM:女性はじりじりと男性に詰め寄っていきます。 ティアナ:「止しなさい。 あんな男に振り回されて人生を無駄に消費するこ とはないわ。」 GM:そのとき、男性が女性に飛びついて剣をもぎ取ります。 「こ、この僕が、美しいこの僕がこんなところで殺されていいはず がないんだ。」 アクアリス:あ、危ないかもしれない。 女性を空中へ引っ張り上げる. ティアナ:そう? 彼女を愛してるとは思えないんだけど。 ルーデル:…この人…呪い効かないかも。 ケオヅ:愛する人なんていなさそうだしな。 剣を持った男性は、鏡の方に向き直りました。 「美しい…。 ああ、僕はなんて美しいんだ。」 そして剣を鏡に叩きつけ始めました。 何度も何度も。 アクアリス:「見ての通りよ。 彼が愛しているのは彼自身だけなの。」 女性/GM:「…。」 アクアリス:「さ、行きましょ。」 鏡を打ち続ける男性を尻目に、一行はその場を去りました。 もちろん、男性はその後速やかに衛兵に取り押さえられます。
アクアリス:「ふぅ、そろそろ店じまいね。」 チャーリー/GM: 「おお、あんたら、結構売ってくれたみたいやな。 おお、指輪も売れとるやんか。 あんたら商才あるみたいやな。」 ケオヅ:「ほとんど売れたぞ。」 チャーリー/GM: 「そうやな、バイト料やけど、売れ残った品で何か欲しいの、あるか?」 ケオヅ:「オレはこの翼の宝珠がいいな。」 チャーリー/GM: 「それか。 ま、ええやろ。 持っていき持っていき。 まぁ、また 何かあったらよろしゅう頼むで。」
ケオヅ:よし、それでは宝珠の力を解放するぞ。 GM:するんですね? コマンドワードを唱えると、翼の宝珠は砕け散り ます。 するとケオヅのレザーアーマーが弾け、背中から翼が生え てきます。 ケオヅ:ああ、なんてこった。 アクアリス:そういえば《鑑識眼》かけるの忘れてたわ。 ケオヅ:先にかけてくれよ。 ああ、オレのレザーアーマーが。 GM:翼生えたことより、鎧の方を気にしてるんですか。 ケオヅ:当然だろ、翼は単にオレが人外になっただけじゃないか。 だけど な、このレザーアーマーは金貨100枚もしたんだぞ。 GM:ではさらに悪い知らせです。 これから、あなたは服も鎧も背中の 開いた特注品にしなければなりません。 ケオヅ:そ、そんな。 特注品なんて割高じゃないか。 なんてこったぁ。 ケオヅの悲痛な叫びは、夕暮れのフリーマーケットに木霊したのでした。
商人魂 2001/1/14 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録
チャーリーの露店・商品リスト椅子(希望価格:1) ただの古椅子。 中途半端に古いため、骨董品的価値も無い。 「あと50年もしたら、骨董品になるんやけどな、今はただの古道具や。」 ☆幻惑の横笛(希望価格:250) 《夢紡ぎ》の魔法が封じ込められた横笛。 これを吹けば、敵味方問わず寝 てしまう。 「演奏者まで寝てしまうから、ちょっと使い道に困る品やな。」 ☆妖精の竪琴(希望価格:1500) 妖精の力が込められた竪琴。 かき鳴らせば妖精の力が解放され、使用者に 飛行の力を与えてくれる。 力を引き出すためには妖精に気に入られるくらい の演奏が必要。 「単に技巧が巧いだけやったら、妖精は気に入ってくれへんやろな。」 ☆アミュレット(希望価格:2000) 純金製の魔除けのお守り。 「冒険者にも一般人にも嬉しい一品や。 装飾品としてもマルやし、プレゼン トにしても喜ばれるで。」 ☆絹の手袋(希望価格:800) 文字通り絹の手袋。 持ってるだけで回避力が上がる。どちらかと言えば貴 婦人向け。 「材質が絹だけに、簡単に破れるさかい、冒険には不向きかもしれへんな。」 ☆樫のパイプ(希望価格:1000) 樫の木で作られたパイプ。 このパイプに薬草を詰めて燃やすと、煙に薬草 の効果が付く。 薬剤術で作成した薬品も使える。 「煙草だけに肺癌の危険はあるわな。 もちろん喫煙マナーは守らなあかんで。」 ☆魔道書(希望価格:2000) いかにも! なアヤシイ血文字で書かれた本。魔道書の一種と思われるが、 解読は不可能。 「この血な、AB型Rh-らしいで。 どや、貴重やろ?」 ☆ソーイングキット(希望価格:250) 呪文を唱えると自動で縫い物をしてくれる便利な裁縫セット。 「不器用な人にはええ品やな。」 ☆甘めの薬(希望価格:20) 文字通り甘めの薬。 滋養強壮、産後の肥立ちにいいらしい。…多分苺味。 「ま、値段相応の効果の品や。」 ☆底抜けの壷(希望価格:2000) 底があるにも関わらず、入れた物がするりと通り抜ける不思議な壷。 割る とその場に落とし穴ができる。 「割ったら落とし穴、ちゅうことやけど、割ったこと無いから本当かどうか判 らへんけどな。」 ☆ガマの油(希望価格:10) 筑波山麓に住む四六のガマから採れる油。売り込むには口上が必要。…とい うよりも、口上も合わせて一つの商品である。 「これはちゃんと口上言わな売れへんで。 その代わり口上が鮮やかに決まっ たら飛ぶように売れるんや。」 ☆願いの聖水(希望価格:25) どんな願いでも叶う魔人を呼び出すランプの在処を知っている妖精を呼び出 す笛がある迷宮の扉の鍵を守っている魔物を斃す聖剣の封印を解く魔法を研究 している魔法使いが欲しがっている魔道書に関する情報を握っている盗賊が求 めている宝石を守護するゴーレムを停止させるキーワードが書かれた石碑のあ る遺跡の地図を所有する騎士が探している聖杯が安置された古代寺院に住み付 いている悪霊を祓うことができる。 「面倒くさい? どんな願いでも叶うねんから多少の苦労は我慢せな。」 ☆アニキパン(希望価格:20) 外見は怪しいが、中身は薔薇の花びらジャム。 あまりにテカテカなため、 手から滑るという苦情が相次いでいる。 食べるとアニキな効果が! 『百万本 の黒薔薇の会』からのリクエスト品。 「ちょっと食べるには勇気要るパンやな。」 ☆きのこ大全(希望価格:5) 古今東西、ありとあらゆるきのこについて書かれた巻物。 毒性から調理法、 果ては栽培法まで網羅している。 「伝説のきのこについての章では、スーパーキノコとか1UPキノコとかいうん が紹介されてるんやけど、ほんまに在るんやろか?」 ☆ロマンス盾(希望価格:3000) 700年前に栄えたロマンス王朝に伝わる盾。 ほんのりと薔薇の香りがして心 が落ち着く。 「返り血がべっとり付いとっても薔薇の香りがするそうやで。」 ☆トンガリ帽子(希望価格:200) 何となく魔力が上がるような気がする。あくまで気がするだけである。 ほ んの少し抵抗力が上がるだけでこれといった効果は無い。 「ま、気は心っちゅう奴や。」 ☆マジック帽子(希望価格:1500) マジシャンハット。 使用するとあら不思議! 中から何かが飛び出す。 演 芸会宴会用品。 「社交的な人にお奨めの品やな。」 ☆破れずの誓約書(希望価格:3000) この誓約書に記した誓約は、いかなることがあっても破ることができなくな る。 「使い方によったら恐い品やな。 ま、どんな誓約書でも書く前にはじっくり 吟味することやな。」 ☆熱血青春漫画(希望価格:390) 熱血青春漫画『友よ君の涙は赤い』。戦闘中に読めば、倒れても倒れても立 ち上がる熱い男になれる。 「このタイトル、いったいいつの時代の漫画やろな。」 ☆猫目石の指輪(希望価格:750) 猫に対して無敵になれる指輪。填めると猫から一切ダメージを受けなくなる。 「ダメージ受けんだけで痛みは感じるし、そもそも猫からダメージを受けるこ となんてまず無いやろな。 あ、虎とかライオンとかはあかんで。 あくまで 猫やからな。」 ☆翼の宝珠(希望価格:5000) 秘められた力を解放すると、空を飛べるようになる。 「1回しか使えへんけど、永久に飛行能力が付くらしいで。」 ☆喋るシャベル(希望価格:150) “火吹き山の魔法使い”ザゴールが作ったシャベル。勝手に動いて工事をし てくれる。 「由緒ある品やねんけど、今の若い人は“火吹き山の魔法使い”なんて知らん やろな。 ちなみにパラグラフ11番に出てくる品やで。」 ☆水仙の鏡(希望価格:2500) どんな者でも美しく映る鏡。 「鏡の中の姿が美しうてもしゃあないと思うけどな。」 ☆羽根ペン(希望価格:300) 喋った通りに書いてくれるペン。 使用者に関係無く筆跡は同じになる。 「誰でも筆跡が同じになるから、サインは別にせなあかんで。」 ☆消え去りマント(希望価格:4000) エルフが作ったマント。 すっぽり被ることによって、完全に相手から見えな くなる。 ただし自分も見えない。 「自分も見えへんでどうするんやろな。 エルフの考えることは分からんわ。」 ☆外付け鉄拳(希望価格:6000) 鋼鉄製の腕型ゴーレム。 元々は義手として作られた。 肩口に付けることに より自在に動かすことができるようになる。 ゴーレム製作の第一人者ラモン教 授が製作。 文字通り鉄拳であるため、破壊的なパンチを打てる。 「慣れたら意外に器用に動かせるんや。 針の穴に糸通すくらいは軽いで。」 ☆モザイクな物(希望価格:600) 決して人前では見せてはいけない物。 使用すると周囲の者が混乱する。 「取り扱いには注意してや。 こんなもん昼日中出してたら正気疑われるやろ な。」 ☆嵐運の剣(希望価格:2000) 悪魔の呪いがかかった剣のようであるが詳細は不明。この剣を抜いた者は、 必ず愛する人を手にかけてしまうという。 「ま、ようある呪いやな。 ちなみに“嵐運の剣”て書いて“ストームブリン ガー”って読むんや。 前の持ち主は“永遠の戦士”って呼ばれる奴やった そうやけど、知ってるか?」 ☆悪霊の指輪(希望価格:3000) 地獄に住んでいるミッチーの霊を呼び出す。(と説明書には書いてあったが 本当にミッチー本人かは不明。) 当然のごとく悪霊を呼び出してしまう以上、 効果も災いをもたらすとしか言いようが無い。 「そもそもミッチーって誰や?」 ☆人外の盾(希望価格:2000) 悪魔の呪いがかかった盾のようであるが詳細は不明。 効果のほどもいまい ち判らず、不用意に使用しないのが賢い冒険者と言えそうである。 「この3品、見るからに怪しいやろ? 魔術師学院持っていったら買い取ってく れるやろうけど、あそこやと安いし、なんやかんや煩いしな。 ま、売れて くれたらラッキー!っちゅう感じやな。 あ、直接触れたらあかんで。」
他の露店・商品リスト(価格:4000) ミスリル製のプレートメイル。 本当にミスリルであれば破格な価格である。 軽量化の魔法がかかっている、とのこと。 「さぁさぁ、ここにあるのは、かの浮遊要塞の英雄が使っていたというミスリ ル製のプレートメイルだ。 これを着れば今日から君も英雄の仲間入りだ。 さぁ、現品限りの早い者勝ちだよ。」 ☆ヘビークロスボウ(価格:380) 威力を重視したクロスボウ。 滑車を使って弦を巻き上げるタイプ。 「こいつに当れば、どんなモンスターだって御陀仏だよ。」 ☆ロングスピア(価格:200) ユニコーンの角をデザインした穂先を持つ槍。 品質はいいが魔法はかかっ ていないらしい。 「武器に威力だけを求める時代は終わり。 どうだい、このデザイン。」 ☆愚者の宝石箱(価格:800) 中に入れた品が高価な品に見える宝石箱。 「鉄屑を入れれば黄金に、ガラス玉を入れればダイヤモンドに早代わり。」 ☆永遠の薔薇(価格:500) 一見普通の薔薇に見えるが、実は水晶の細工物。薔薇の香りを放ち、その美 しさは永遠に失われない。 「そこのお嬢さん、インテリアに、贈り物に、いかがですか?」 ☆アメジストの耳飾り(価格:750) 大ぶりなアメジストがはめ込まれた耳飾り。 「この耳飾りを付けるとねぇ、どんな悪口も聞き逃さないんだよ。」 ☆金のロケット(価格:500) 純金製のロケット。“君に永遠の愛を込めて”と刻まれている。 「中古だけど、新品同様だ。 この価格でこれだけの品は無いぜ。」 ☆叡者の赤石(価格:1000) 大きなルビーをはめ込んだブローチ。 カット技術が未発達な時代の物らし く、石の質の割には輝きが少ない。 「これに目を付けられるとはお目が高い。 これは、大魔術師戦争時代以前の 品でございます。 美しいだけでなく、魔力の増幅効果がございますので、 魔術師の方には必需品でございましょう。」 ☆エンゲージリング(価格:2000) エンゲージ率が上昇する指輪。 レヴェル上げや金稼ぎに使える。 「これを身に付けていらっしゃいますと、出会いの確率がぐんと上がります。 遠出するときはお外しにならないとなかなか目的地に着けなくなりますが。」 ☆絵画(価格:1500) タイトルは『王国の滅亡』。 これを見た者は諸行無常を感じずにはいられ ない。 「…そこのあなた…絵…買っていただけません? …駄目ですか。 …はぁ。」 ☆彫像(価格:1000) 慈愛教の女神イルミナの彫像。 誰の作品かは不明。 「お守りとしてどうだい? きっと運が向いてくるぜ。 ま、俺は神さんなんて のに頼る気は無いけどな。」 ☆魚の燻製(価格:1) 東の海で採れる虹色の魚の燻製。 「買っていっておくれよ。 お酒のつまみにはぴったりだよ。」 ☆果物(価格:1) 比較的暖かい地方で栽培されている果物。ローンカイラス内では、エリオッ ト領での生産がほぼ全てを占める。 「食後のデザートにどうだい?」 ☆ニワトリ(価格:5) 単なるニワトリ。 鳴き声が大きいらしい。 「こいつは正確に朝6時に鳴くんだよ。 目覚まし代わりにどうだい?」 ☆星の腕輪(価格:4000) 隕鉄製の腕輪。 絶対魔法防御の魔法が込められており、着用者はいかなる 魔法も受け付けない、とのこと。 「こいつを付けていれば、魔術師なんて恐くないぞ。」 ☆飛行のブーツ(価格:3500) 一見ただの古靴だが、着用者は自在に空を飛べるという。 「本当ならもっと高いんだけど、お客さんには特別にこの価格で売ってあげる よ。」 ☆陽気な横笛(価格:2000) 独りでに楽しい音色を奏でてくれる横笛。 「笛でありながら、弾き語りもできるんだよ。」 ☆ラヴポーション(価格:4000) 飲んだ後、最初に見たものを愛する薬。 「いかがです、娘さん? この薬を飲ませれば、彼もきっとあなたの方を振り 向いてくれますよ。」 ☆家庭用サイクロプス型ゴーレム(価格:6000) ゴーレム研究の第一人者ラモン教授が製作したゴーレム。 いかつい外見に 反して家庭用であり、炊事洗濯など一通りこなす。 「このゴーレムは、奥様の貴重なお時間を家事から開放いたします。」 ☆先見の水晶(価格:550) 好きな未来が映し出される水晶。 「そこのお前さん、お前さん、変わった相をしておるのう。 お前さんは運命 の星の下におるようじゃ。 ならば未来を知っておくのも悪くなかろうて。」 ☆アニキパン(価格:25) 外見は怪しいが、中身は薔薇の花びらジャム。 あまりにテカテカなため、 手から滑るという苦情が相次いでいる。 食べるとアニキな効果が! 『百万本 の黒薔薇の会』からのリクエスト品。 「そこの君、中々いい身体、いい筋肉をしているな。 さぁ、このアニキパン を手に取るのだ。 そして我らと、筋肉について語ろうではないか。」


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