ハイパーT&Tリプレイ

姫は深海で眠る


キャラクター
  アクアリス・フォン・シュトックヘルド
    エルフの7レヴェル魔術師の娘。 けっこうきつい性格のお姉様。
    岩男のヘルメットを手に入れ、さらに<体力度>が上昇する。
  スカール
    エルフの4レヴェル魔導士。
    カタコトの共通語を操り、人間の世界を知るために放浪する。
    熊の毛皮を着込んでいる。
  セイグル・テグナス
    ドワーフの4レヴェル戦士。
    釣りの名人。
    魔斧“焔喰い”を振りかざし人間離れした攻撃力を持つ。
  ルーファ=モンブラン
    エルフの華麗な女怪盗。 盗みの標的を求めて夜の町を翔ける。


GM:今回は、前回の南海の冒険が終わった直後から始まります。 前回 の件については、エリオット領でも様々な噂が流れています。 「南の海ですごい怪物が出たらしいぞ。 スカール:「おお、怪物、友達なりたいです。」 町民/GM:「何でも火を吹く巨大な亀だとか。」 スカール:「亀、正義の味方です。」 町民/GM:「キノコ王国の王女を攫ったが、配管工の兄弟に退治されたって 聞いたぞ。」
アクアリス:「ただいま。 はい、お土産。」 胡椒をどさっ。 スカール:「おお、マイフレンドアクア、ダークエルフになったですか?」 アクアリス:「違うわよ。 これは日焼け。」 スカール:「間違えそうです、ダークエルフと、それだけ真っ黒だと。」 GM:《これでもくらえ!》を撃ってみて効かなければダークエルフで す。 スカール:魔女裁判です、それ。
ジョージ/GM:「はっはっは、諸君、南海に巨大な亀が出たという噂を聞いたか ね?」 アクアリス:「その亀ならもう見たわ。 大きかったわよ。」 ジョージ/GM:「その亀が、こちらに向かっているという情報が入ったのだ。」 ルーファ:「そうなの? でっかい魚と戦って相打ちになった、って聞いたけ ど。」 アクアリス:「島みたいな大きな魚と喧嘩してたわ。」 ジョージ/GM:「そんな物がいるのか。 それは是非とも見にいかねば。」 アクアリス:前回魚が出た場所の北緯東経を教えてあげるわ。 ルーファ:「もう何処かに泳いでいったんじゃない?」 アクアリス:「それからね、失われた都市も見つけたの。」 ジョージ/GM:「おお、それは大発見だ。 さぁ、諸君、すぐに出発するぞ。 はっ はっは、新たな発見がこのジョージ・エリオットを呼んでいる。」 スカール:「行くです、会いに、正義のタートルマンに。」 セイグル:「魚が釣れるなら行くぞ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、果たして何が現れるか。 未知なる地となれば、地 図も描かねばならんしな。」 セイグル:「海で地図を描けるのか?」 ジョージ/GM:「はっはっは、海図だな。」 セイグル:「陸だと山とか川とか目印があるが、海だとどうなる?」 ジョージ/GM:「はっはっは、適当な所で船縁に傷を付けるのだ。」 ルーファ:「それでちゃんと地図描けるの?」 ジョージ/GM:「はっはっは、もちろんだ。 それは私の今までの業績が証明して いる。」 アクアリス:アタシが添削してるんだけど。 スカール:「GPS、無いですか?」 ジョージ/GM:「はっはっは、GPSは地図作成組合で使用中だ。」 アクアリス:「《蜃気楼》を等間隔に置いておく、という手があるわ。 この魔 法、持続時間無限だから。」 GM:鳥でも飛んできたら消えますよ。 セイグル:「水中都市には槍を持った人魚がいたぞ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、それは挨拶せねば。」 セイグル:「入り口じゃ無い所から入ったら怒られたぞ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、確かに正規の入り口から入らねば失礼だな。」
ルーファ:「海底都市って、海底にあるんだから当然潜らないといけないわよ ね?」 怪盗系魔法の《水だって潜るさ》を使うと、水の中で呼吸できて、 水圧にも悩まされずにすむ、ってことは、使わないと水圧の問題 もあるわけね。 アクアリス:トリトンの腕輪でも、水圧への耐性は付かないわ。 ジョージ/GM:「はっはっは、大丈夫だ、ラモン教授の水中呼吸薬がある。」 ルーファ:「呼吸はいいとして、水圧はどうなるの?」 ジョージ/GM:「はっはっは、根性さえあれば何とかなる。」 ルーファ:「水の中って冷たくない?」 ジョージ/GM:「根性だ。」 ルーファ:実際のところ、どの程度ペナルティがあるの? GM:1時間程度でしたら、ペナルティ無しに動けます。 それを超える 耐久度で判定、失敗すると色々不都合が起きます。 前回は片道5分 くらい、人魚と話してすぐ帰りましたから、全部で15分くらい潜っ てました。 アクアリス:「ラモン教授、水圧に耐えられるようにできない?」 ラモン/GM:「密閉した鎧を着込むというのはどうじゃ?」 スカール:「酸素、どうなるですか?」 ラモン/GM:「口に管をくわえて外から水を取り込めば、後は水中呼吸の薬で呼 吸できる。」 アクアリス:「鎧の重さは?」 ラモン/GM:「水の中じゃから軽いものじゃ。」 スカール:「浮けるですか?」 ラモン/GM:「中の空間にヘリウムを詰めればいい。」 アクアリス:水中呼吸薬がちゃんと効くか、浅い所で試してみるわ。 セイグル:わしは1人《赤海亀青海亀黄海亀》の魔法を使って、水中で面白い 顔をしてやろう。 GM:ではセイグルの顔を見た人は<耐久度>を振ってください。 アクアリス:自動失敗。 GM:思わず笑ってしまったので、咽てしまいます。 アクアリス:「ごぼごぼ。」 GM:肺に水が入ってくるので違和感があります。 苦しくはありません が、反射的に吐き出しそうになります。 また、陸に上がったら、 薬の効果が切れるまでに肺に入った水を吐かねばなりません。 スカール:水の中、鎧着れるですか? GM:非金属製なら普通に動けます。 金属製だと、海底で活動する分に はいいのですが、浮かび上がれません。 アクアリス:岩男のヘルメットは? GM:石ですから沈むでしょうね。 アクアリス:ま、帰りは《私を何処かへ……》で帰ればいいわ。 GM:帰れるといいですねぇ。 戦闘とかして体力消耗してたら魔法使え ませんよ。 アクアリス:すぐに体力は回復するわ。 アタシ回復の腕輪持ってるから。 ルーファ:泳いでいたら回復しないんじゃない? GM:その腕輪は回復が早くなるだけで激しい運動していて元々回復で きないときは回復しません。 ルーファ:大丈夫。 ノックアウトされて気絶したら激しい運動してないから 回復できるわ。 アクアリス:アタシ、脱出バック&ブレストも持ってるから、ノックアウトされ るくらいダメージ受けたら自動的に城に帰るんだけど。 GM:バック&ブレストも金属製ですから沈みますよ。 ルーファ:船からロープ垂らしておいてそれ伝って戻ればいいんじゃない? アクアリス:どうも今回は装備は使えなさそうね。 せっかく海だし、水着で行 くわ。 腕輪はつけたままでも泳げるわよね。 左にトリトンの腕 輪、右に回復の腕輪よ。 GM:腕輪ジャラジャラ付けたまま水着ですか。 何処ぞの有閑マダムで すね。 アクアリス:綺麗な水着を探すわ。 シンプルに白い水着ね。 ジョージ:「はっはっは、水着なら、この水龍が描かれたのはどうかね こちらの富嶽三十六景の図も中々いいぞ。」 アクアリス:「それは遠慮するわ。」 都市の中って全部水よね。 GM:前回見た範囲では、完全に水没してるようです。 アクアリス:この世界の建物って、密閉式じゃないわよね。 GM:元々水中用の建物じゃありませんから。 浮遊都市が墜落した物で すから、水中用の設備などありません。 その後人魚が住み着きま したが、彼らが空気を入れる理由はありません。 ルーファ:人魚って空気も呼吸できるの? GM:肺と鰓両方持っています。 アクアリス:両生類? じゃ、浮き袋は? GM:肺が浮き袋の役割を果たしてるんでしょう。 詳しいことは解剖し てみないと分かりませんが。 ルーファ:浮遊都市だったのなら、その頃の品があるかもしれないわ。 その 中で彼らには不要で私達に有益な品があれば譲ってもらいたいわ。 人魚がどんな物を好むか、というのは推測できない? GM:前回、人魚と話したといっても挨拶程度ですからね。 アクアリス:「贈り物って何持っていったらいいかしら。 食べ物とかだとびしょ びしょになるし。」 GM:短時間であれば、ナッツ系は大丈夫です。 アクアリス:ペースト状にしてチューブに入れる。 ルーファ:「ジョージはお土産には何を持っていくつもりなの?」 ジョージ/GM:「はっはっは、金の装飾品と魔法の品だ。 これなら錆びないから な。」 スカール:ジョージにしては考えてるですね。 アクアリス:家事ができるリビングアーマーなんてどう? GM:リビングアーマーにそんな器用な真似はできません。 アクアリス:水中銃とかなら便利かしら。 GM:人魚は珊瑚削って作った槍を持ってました。 ルーファ:金属製の錆びない槍は作れる? GM:錆びない金属というと、貴金属系になりますね。 あるいは魔法が かかった品なら錆びませんが。 アクアリス:贈り物に混沌の酒差し出したらどうなるかしら。 GM:水中で酒なんか持って行ったら、辺りに漂いますよ。 アクアリス:そうなったら、周り中に人が効果を受けられるでしょ? GM:そうしたいならどうぞ持っていってください。 どうなっても知り ませんよ。 アクアリス:下手に飲んで<体力度>の8が<知性度>に来たら大変ね。 ルーファ:そうしたらまた飲めば? GM:今度は身長と体重が入れ替わるとか、冒険点と所持金が入れ替わ るとかするかもしれませんよ。 ルーファ:身長1.8m、体重56kgが入れ替わったら、身長56km、体重1.8g? アクアリス:そうなったら亀と対抗できるかもね。 スカール:質量無いから、浮くです。 ルーファ:針でつついたら割れそうね。
一向は、エリオットの港へとやってきました。 ジョージ/GM:「はっはっは、諸君、さぁ、我がエリオット家が誇る軍艦“エリオ ットの慢心”号に乗りたまえ。」 アクアリス:「慢心?」 ジョージ/GM:「はっはっは、間違えた。 “エリオットの邁進”号だ。」 ルーファ:慢心でも間違い無いんじゃないかしら。 アクアリス:「ね、ラモンさん、ラモンさん、あの軍艦にはどんな改造をした の?」 ラモン/GM:「うむ、よくぞ聞いてくれた。 見てくれたまえ、船底に小さい翼 が付いておるじゃろ? 今は沈んでおるが、スピードが出ると、 水の上に浮き上がるのじゃよ。」 アクアリス:水中翼船ね。 スカール:良かったです。 もしかしたら、船にゴーレムの足ついてて、走る かもと思ったです。 ラモン/GM:「ゴーレムの足か? それはいい考えじゃな。 水陸両用の船がで きるぞ。」 アクアリス:「いっそのこと、城に足を付けたら? 城ごと攻められるし、いざ というときは城ごと逃げられるわよ。」 ラモン/GM:「うむ、領主殿に相談してみるとしよう。 おお、そうじゃ、つい でに腕も付けてロケットパンチを撃てるようにするかのう。」 アクアリス:「水中翼船って安全と思っていいのかしら?」 スカール:「無縁なるです、安全とは、関わったら、ジョージとラモンさんが。」 アクアリス:「どうやって動くの?」 スカール:「多分ジェットです。」 アクアリス:「加熱し過ぎたりしないわよね?」 ラモン/GM:「周りは海じゃ。 熱くなれば水で冷やせばいい。」 アクアリス:「でも船体が浮き上がって進むんでしょ?」 ラモン/GM:「バケツにロープ付けて掬えばいいじゃろうが。」 アクアリス:「ジョージ、船は一隻で足りるの?」 ジョージ/GM:「はっはっは、一隻で充分だ。 何と言ってもこの船は、竜の精髄 で動く高性能の船なのだ。 リビングアーマー隊も積んであるの で守りも完璧だ。」 スカール:「リビングアーマー隊、外すです。」 ジョージ/GM:「何故だ? 彼らがいないといざというとき困らないかね?」 スカール:「リビングアーマー、沈むです。」 ジョージ/GM:「はっはっは、大丈夫だ。 彼らは息をしないから沈んでも平気だ。」 スカール:「どうなるですか、城の守り。」 ジョージ/GM:「守りなら充分な数を残してある。」 アクアリス:「荷物、全部積めるの?」 ジョージ/GM:「リビングアーマーの中に入れておけばいい。」 アクアリス:「リビングアーマーは樽に入れて船の底に付けておかない? そう すれば、船内のスペースを広々と使えるわよ。」 ジョージ/GM:「おお、それはいい手だ。 よし、さっそく船底に取り付けよう。」 スカール:「潜水艦、作った方が早い気、するです。」 ラモン/GM:「時間があれば作れるじゃろうが、今は無理じゃな。」 アクアリス:「あの水中翼船を改造したら?」 ラモン/GM:「水中翼船を作るのに何日かかったと思っておるんじゃ。 一度も 乗らずに改造してどうする。」 ルーファ:「ジョージって何でもできるのよね?」 ジョージ/GM:「はっはっは、そうだ、ジョージ・エリオットに不可能は無い。」 ルーファ:「なら海の水飲み干してよ。」 ジョージ/GM:「そ、それは何でも、の範囲を越えているぞ。 そんなことができ るのが伝説のリバイアサンくらいのものだ。」 アクアリス:「じゃ、その居場所を探す?」 ジョージ/GM:「はっはっは、いつか探しに行こう。 だが、今回はいるかいない か分からぬリバイアサンよりも、存在が確認されている巨大亀と 海底都市だ。」
ジョージ:「はっはっは、諸君、出発するぞ。」 ジョージはエンジンのレバーを最高速まで引っ張ります。 スカール:適当な速度、無いですか? アクアリス:水中翼船って、スピード出ないと浮き上がらないしね。 でもリビ ングアーマー入れた樽を付けてあるから、スピードは出ないはずよ。 GM:後ろを見ると樽がプカプカ浮いています。 スカール:やっぱり、置いていかれたですね。 アクアリス:せっかく、抵抗になると思って付けたのに。 GM:では皆さん、<幸運度>で<危険回避>を振ってください。 失敗 すると、船内でちゃんと固定してなかった物が飛んできます。 全員:成功。 GM:(コロコロ) おや? ジョージも船尾に転がっていきました。 アクアリス:キャッチするわ。 スカール:操縦桿、向かうです。 セイグル:「これでは釣りができんではないか。」 高速移動中は釣りなど無理だ。 ジョージ/GM:「はっはっは、釣りなら目的地に着いてからすれば良かろう。」 ルーファ:「セイグルさんが釣りすれば新鮮な魚が食べられるわよ。」
GM:さて、移動方向を決めてください。 ちなみに、島等動かない物は 前回と同じ位置にあります。 アクアリス:前回の位置なんて覚えてないわ。 ルーファ:とりあえず周りの海を観察するわ。 3レヴェル成功。 GM:このスピードだと、見てる暇がありません。 スカール:一旦エンジン切るです。 GM:しばらくは慣性で動いてますが、やがて止まります。 「はっはっは、何故止めるのだね?」 スカール:「荷物、散らかっているです。」 ジョージ/GM:「はっはっは、そうだな。 これは整理せねば。 よし、倉庫番だ。」 スカール:整理したら、きっちり縛っておくです。 GM:<器用度>を振ってください。 <罠設置>があれば使えます。 スカール:4レヴェル成功してるです。 ルーファ:ついでにジョージも一緒に縛っておくわ。 8レヴェル成功。 ジョージ/GM:「はっはっは、私も一緒に縛っているぞ。」 ルーファ:「これでもう転がらずにすむわ。」 ジョージ/GM:「いや、それでは私が操船できないではないか。」 スカール:「マイフレンドジョージの安全、守るためです。」 ジョージ/GM:「はっはっは、大丈夫だ、私は同じ失敗は2度しない。」 アクアリス:「でも浮遊要塞での戦いのときに、何回も墜落してたでしょ?」 ジョージ/GM:「はっはっは、あれは仮令失敗の危険があっても私が飛ばねばなら なかったからだ。」 アクアリス:「大丈夫、操船はスカールがするそうよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、ではスカール殿に任せよう。 それはともかく解い てくれんかね?」 ルーファ:「固結びにしちゃったから解けないわ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、では自力で脱出するとしよう。」 《瞬き移動》が使えれば脱出可能。 縛られているので4レヴェルで <魔力集中>が必要。 (コロコロ) 失敗。 じたばたじたばた。
アクアリス:「じゃ、改めて出発ね。」 スカール:まず周りを見るです。 5レヴェル成功してるです。 ルーファ:私は4レヴェル成功。 アクアリス:アタシは9レヴェル成功よ。 GM:アクアリスが見たカードは『セイレーンの呼び声』ですね。 海の 向こうから軽やかな歌声が聞こえてきます。 アクアは9レヴェル成 功で観察した、ということはさぞかしよく耳をすませていたのでしょ う。 というわけで、<耐久度>で<魔法抵抗>9レヴェルを振って ください。 アクアリス:あら、それなら自動失敗以外成功よ。 GM:9レヴェルって、目標値60ですよ? アクアリス:<耐久度>22で、<魔法抵抗>5レヴェルと、魔法抵抗の杖持って るもの。 自動失敗以外は10レヴェルまで成功よ。 GM:9レヴェルは吹っかけたつもりだったのですが。 アクアリス:(コロコロ) あら、自動失敗。 一同爆笑。 スカール:そこで自動失敗振るですか。 GM:歌声を聞いていると、もっと近付いてよく聞きたいな、と思いまし た。 ルーファ:操縦桿握ってるのは? アクアリス:アタシ。 舵を切って歌声の方に向かうわ。 スカール:マイフレンドアクアの様子、おかしいこと分かるですか? GM:アクアの方を見ていたなら分かりますが。 ルーファ:皆周りの海を見てたのよね? GM:ルーファとスカールは、それぞれ4,5レヴェルで成功した、という ことは、かなり真剣に海を見ていた、ということです。 歌声の方 へ近付いていったので、皆さんも歌声が聞こえてきます。 <魔法 抵抗>3レヴェルを振ってください。 スカール:抵抗したです。 ルーファ:失敗。 セイグル:わしも失敗だ。 GM:ではスカール以外は歌に魅了されました。 おっと、ジョージも判 定しておきましょう。 (コロコロ) 抵抗しています。 「はっはっは、諸君、どうしたのだ?」 スカール:アクアから舵奪うです。 アクアリス:邪魔する気? スカール:アクアの隣で《結界》です。 GM:アクアには歌声が届かなくなりました。 アクアリス:「あら、何してたのかしら?」 スカール:「戻すです、船。」 アクアリス:「そうね。」 ルーファ:それを妨害は? スカール:できないです、妨害。 《結界》張ってるです。 セイグル:歌ってるのは? GM:人魚のようです。 岩場の上で手招きしています。 セイグル:ではわしは飛び込んで《赤海亀青海亀黄海亀》を使って泳いでいこ う。 アクアリス:それを止められる? スカール:《結界》張ってるです。 アクアリス:《魔法破り》で破れるかしら? その後ルーファとセイグルに《魔 法破り》。 GM:《結界》なら魔法をかけたスカールが消せばいいのでは? アクアリス:話してる時間が惜しいわ。 GM:《結界》消すだけなら、《魔法破り》の方が早いかもしれませんが、 魔法は2分に1回しか使えませんよ。 アクアリス:「スカール、これ消して。」 スカール:「分かったです。 でも注意するです。 消したら聞こえるです、歌。」 GM:再び歌が聞こえてきました。 アクアは<魔法抵抗>3レヴェルを振っ てください。 アクアリス:今度は成功。 ルーファ:《結界》消したわね。 ならその瞬間に舵を奪いに行くわ。 アクアリス:ルーファに《魔法破り》。 GM:ルーファも正気に戻りました。 アクアリス:あとはセイグルね。 GM:魔法がかかるまで2分ありますね。 その間にセイグルは全速力で泳 いでいます。 セイグル:全速力、とは言っても、わしはそんなに早く泳げんぞ。 GM:ではどれくらい泳げたか、判定してください。 アクアリス:ゾロ目は出さないでね。 セイグル:だがわしが振るとな…(コロコロ) ほら組んだ。 GM:100mくらい泳ぎました。 《魔法破り》の効果範囲15mは余裕で超え てますね。 アクアリス:「セイグル、戻ってきて。」 スカール:「帰ってくるです。」 セイグル:そう言われてもな。 アクアリス:船を近付けるわ。 GM:うまくセイグルの側に行けるか判定してください。 自動失敗した らセイグルにぶち当たります。 アクアリス:ハイパーポイントを使うわ。 近付いたら《魔法破り》。 セイグル:正気に戻ったんだが、この歌声って悪いものなのか? 害が無いの なら、自発的に近付いてみたいのだが。 アクアリス:「戻ってきなさい。」 セイグル:「だが来いと言ってるぞ。」 セイレーンがどういう生き物なのかわしは知ってるか? GM:セイグルだったら、魚については色々知ってるでしょうけど、セイ レーンは釣りの対象外でしょうね。 セイグル:上半身が人間では食ったらまずいか。 魚拓を取らせてもらえんか な。 アクアリス:戻ってくるように説得するわ。 GM:アクアはセイレーンについて知ってますか? 知らないと説得はで きませんよ。 アクアリス:セイレーンの知識って無いの? GM:船乗りの間では危険な生き物だ、と言われています。 が、人間が セイレーンと話した例はほとんど無いので、実際に危険かは分かり ません。 アクアリス:ダイス振っていい? GM:海の生き物について興味を持っていた、と主張するなら振ってくだ さい。 アクアリス:それならせいぜい噂くらいね。 「噂じゃ、あれは危ない生き物みたいよ。」 セイグル:「そうなのか?」 とりあえず船に戻ろう。 GM:セイレーンは残念そうにしています。 セイグル:手を振っておこう。
スカール:「出発するです。」 海を見るです。 右は『水の精霊』です。 ルーファ:左を見たわ。 『停滞』ね。 GM:右前方は水の流れが異常に強いようです。 対照的に左前方は水が ほとんど止まっているようです。 アクアリス:水が止まっている方が安全そうね。 帆船じゃないから風が止まっ ても関係な無いし。 GM:エンジンの調子がおかしくなってきました。 アクアリス:オーバーヒート? GM:どちらかというと、ガス欠という感じです。 「はっはっは、どうしたのかね?」 スカール:「エンジン、止まりかけてるです。 ジョージ/GM:「このエンジンは龍の精髄で動くから、止まるはずは無いぞ。」 アクアリス:「精髄が無くなったんじゃない?」 ジョージ/GM:「そんなことは無い。 精髄なら、ドラゴン大陸にいる限り供給さ れる。」 アクアリス:「とりあえず漕いで進みましょう。」 ジョージの縄を解いてあげるわ。 ジョージ/GM:「はっはっは、私が漕ぐのかね? よし、では漕いでやろう。」 スカール:「漕ぐです。」 GM:水の止まった海域からは出てきましたが、エンジンは止まったまま です。
GM:日が暮れる頃、海底に町が沈んでいるのが見えました。 アクアリス:「あそこに海底都市があるわ。」 ジョージ/GM:「おお、ここにあったのか。 よし、さっそく地図を描こう。 だが 目印が無いな。」 アクアリス:「東経北緯が分かればいいじゃない。 もうすぐ星が出るから位置 が分かるわよ。」 セイグル:「ここからもう少し行ったら胡椒の採れる地があるぞ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、それは行ってみる価値があるな。」 ルーファ:「その航路はリヒテンターデの町のディックさんが開発した航路だ から、勝手に使っちゃ駄目よ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、ではその人と交渉してみるとしよう。 それはさて おき、今は海底都市だ。」 セイグル:ちょっと潜って様子を見てきたい。 門が何処か調べてみたい。 GM:《赤海亀青海亀黄海亀》を使えば潜るのは問題無く潜れますね。 浮遊都市時代に門として使われていた場所は分かりますが、それを 人魚達も門にしているかは不明です。 セイグル:「一応門らしき物はあったぞ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、ではそこから入るとしよう。」 セイグル:「とりあえず腹ごしらえせんか?」 (コロコロ) 6ゾロが出たので<釣り>10レヴェル成功だ。 アクアリス:「さっそく料理ね。」 <料理>4レヴェル成功。 GM:夜になると、海底都市の窓に明かりが点ります。 アクアリス:ルーファとスカール、セイグルとアタシが組んで見張りね。 スカール:わたし、特殊攻撃したいです。 前列マイフレンドセイグルに任せ て。 アクアリス:12Dもあってハイパーバーサークもできるのに、後列から特殊攻撃 なんて贅沢よ。 スカール:でも技能取ったです。 ジョージ/GM:「はっはっは、見張りなら私もしよう。」 スカール:「休むです、明日のために。」 ジョージ/GM:「はっはっは、しかし諸君達が見張りしているのに私1人休むわけ にはいかん。」 アクアリス:「じゃ、一晩中起きている?」 ジョージ/GM:「はっはっは、そうだな、私がずっと起きてるから、諸君達は休ん でくれたまえ。」 アクアリス:「明日は大丈夫?」 ジョージ/GM:「根性があれば大丈夫だ。」 ルーファ:「寝不足のまま訪問するのは相手に失礼よ。」 ジョージ/GM:「おお、それは確かに失礼だ。 よし、今晩は寝るとしよう。」
GM:明け方の見張りをしていた人は<知性度>を振ってください。 スカール:5レヴェル成功してるです。 GM:海中に人型の生物が1体、泳いでいます。 スカール:「おお、誰かいるですか、そこに。」 GM:珊瑚の槍を持った上半身が魚の生き物が船に近付いてきます。 言 語は何を使えますか? スカール:共通語エルフ語ドワーフ語トロール語キメラ語虫語です。 GM:通じていないみたいです。 ルーファ:とりあえずアクアを蹴り起こすわ。 アクアリス:もっと優しく起こしてよ。 それじゃ、邪神語で。 GM:邪神語で話し掛けるんですか? 通じてしまったらどうします? アクアリス:それは冗談。 魔法語で話し掛けるわ。 魚人/GM:「何ダ、オ前達?」 アクアリス:「アタシはアクア。 北の大陸に住んでるエルフよ。」 魚人/GM:「陸ノ民ガ何ノ用ダ?」 アクアリス:「あなたは浮遊要塞の住民?」 魚人/GM:「浮遊要塞? 我ラノ都市ハ浮遊ナドシナイ。」 ルーファ:「あの都市は、昔空を飛んでいた物が落ちたの。」 魚人/GM:「今更返セト言ワレテモ困ルゾ。」 ルーファ:「町の中を見せて欲しいの。 以前この町の上を通ったときに、こ こに住んでる人とお話したんだけど。」 魚人/GM:「聞イテナイナ。」 アクアリス:「前は上半身が人で下半身が魚の人と話したの。」 魚人/GM:「人魚ナラモウ少シ西ダ。 海底二南北二白イ線ガ見エルダロ? 人魚ハアノ向コウ二住ンデイル。」 ルーファ:「人魚とは仲良く暮らしてるの?」 魚人/GM:「戦イニハナッテイナイ。 西側ハ人魚達、東側ハ俺達、ト住ミ分 ケテイル。」 アクアリス:「あなた達と交流を持ちたいの。」 魚人/GM:「ウーン、俺ガ勝手二答エルワケニハイカンカラ、王二訊イテコ ヨウ。 水ノ中二入レルナラ、一緒二来ルカ?」 ルーファ:ジョージを起こしにいくわ。 ジョージ/GM:「はっはっは、何かあったのかね?」 アクアリス:「この人が、海底都市に一緒に来いって。」 ジョージ/GM:「はっはっは、招待を受けたのなら喜んで行こう。」 アクアリス:水着に着替えるわ。 装備はトリトンの腕輪と回復の腕輪だけで後 は置いていく。 スカール:熊の毛皮、着ていくです。 セイグル:わしは上で釣りしてよう。 ここでダイス爆発したら、海底都市が 釣れるか? アクアリス:水の中で魔法使ったらどうなるかしら? GM:《炎の嵐》や《炎の壁》は使えないでしょうね。 《氷の嵐》や 《氷の壁》は浮き上がっていきます。 アクアリス:ならいざというときには氷につかまって脱出できるわね。 GM:いきなり氷に触ると心臓麻痺を起こしますよ。 ルーファ:「ね、あたなの名前は?」 魚人/GM:「シャークスピア。」 ルーファ:あ、格好いい。 アクアリス:「門はどの辺りになるの?」 GM:町の一角に海草と珊瑚で装飾された岩があります。 「今ノ時間ハアソコガ門ダ。」 アクアリス:「時間によって違うの?」 シャークスピア/GM: 「海流二合ワセテ変エル。 ホラ、今ハアソコガ水ノ通リ道二ナッ テルダロ?」 アクアリス:「そうなの?」 シャークスピア/GM: 「ぷらんくとんノ動キ見レバ一発デ分カルジャナイカ。 夜二ナル トアレハ逆方向二流レル。」
GM:魚人の宮殿に案内されました。 魚人の手がかなり加わっているの で、昔はどんな建物だったかは分かりません。 皆さんを見て、魚 人達がひそひそ話をしています。 「見ロヨ、アノ生ッ白イ身体。 マルデ魚ノ骨ダ。」 「ナンダアイツ、鱗ガ無クテ肌ガ剥キ出シダゾ。」 「イッタイ、ドウイウ生物ナンダ?」 「上半身ガ人魚デ、下半身ガ魚人、ツマリきめらッテ奴ダロ。」 アクアリス:好き勝手言ってるわね。 GM:アクア、<聞き耳>を振ってください。 アクアリス:7レヴェル成功よ。 GM:遠くの方にいる魚人が、 「姫様ノ様子ハ?」 「未ダ目覚メル気配無シ。」 「モウ1月カ。 ドウシタモノカ。」 と話しています。 アクアリス:「シャークスピアさん、お姫様に何かあったの?」 シャークスピア/GM: 「ドウシテ知ッテイル?」 アクアリス:「向こうにいる人達が話してたわ。」 シャークスピア/GM: 「アンナニ離レテイルノニ聞コエルノカ。 陸ノ民ハ耳ガイインダ ナ。 耳ガ身体ノ外二アルカラカ。」 アクアリス:「何かお困りだったら、アタシ達で協力できることならするわ。」 シャークスピア/GM: 「ウーン、話シテイイモノカ…。」 アクアリス:<魅力度>3レヴェル成功よ。 シャークスピア/GM: 「魔女ガ、我々ノ姫ガ呪イヲ掛ケラタ、 其レ以来姫ハズット眠リ 続ケテイルノダ。」 ルーファ:「悪い奴なの?」 シャークスピア/GM: 「ウーン、俺達モ悪カッタ所ハアルガ…。」 ルーファ:「呪いを掛けたのには理由があるのね?」 シャークスピア/GM: 「種族ノ恥二ナルンデ話シニクインダガ、1月程前、人魚達トノ間 デイザコザガアッタンダ。 其ノ事ヲ魔女ガ怒ッテナ。」 アクアリス:「謝って解いてもらったら?」 シャークスピア/GM: 「解キ方ハ教エテクレタ。 ガ、俺達ニハ無理ナンダ。」 アクアリス:「どうすれば解けるの?」 シャークスピア/GM: 「きすスレバイイ。 ダガ、其レヲスルノハ白イ肌ノ者デ無ケレバ 駄目ダ。」 アクアリス:う、嫌な予感。 GM:確か、アクアリスは白い水着を着てるんでしたね? ルーファ:「お姫様ってのは、魚人のお姫様?」 シャークスピア/GM: 「ソウダ。」 ルーファ:「人魚の方に、王子様がいたりしない?」 シャークスピア/GM: 「アア、確カ人魚ノ女王二ハ息子ガイルハズダ。」 アクアリス:「じゃ、その人に解いてもらえば?」 シャークスピア/GM: 「ソンナ訳二ハイカン。」 アクアリス:「ちなみに、その魔女の能力はどれくらい?」 シャークスピア/GM: 「精霊ヲ呼ビ出セルソウダ。」 アクアリス:それは《魔法破り》《厄払い》で解くってわけにはいかないわね。 ルーファ:「魔女は何処に住んでるの?」 GM:町の西、人魚が住んでる方の外れだそうです。
一行は、魚人の王の前に通されました。 魚人王/GM:「陸ノ民ヨ、我等ハ汝達ヲ歓迎スル。」 アクアリス:礼儀正しくお辞儀。 …って、水着だと変かしら? ジョージ/GM:「はっはっは、私がジョージ・エリオットだ! 貴殿達と、友好関 係を結びたい。」 ジョージが笑うと、辺りの珊瑚がパリンパリンと割れていきます。 スカール:「ジョージ、止めるです、笑うの。」 魚人王/GM:「今ノハ何ダ? 陸ノ民ハ音波攻撃器官ヲ持ッテイルノカ?」 アクアリス:「彼だけよ。」 ルーファ:「今のは彼なりの親愛の情なの。」 遺跡の中を見せて欲しいこと、もし要らない物があれば譲って欲し いことを伝えるわ。 アクアリス:カニアーマーとかね。 スカール:ゲーム、違うです。 魚人王/GM:「…汝達、姫ヲ助ケテクレヌカ? 汝達ノ様ナ白イ肌ノ持チ主デア レバ、姫二掛ケラレタ呪イガ解ケルヤモシレン。」 アクアリス:試すなら、やっぱりスカールよね。 スカール:私、灰色熊の着ぐるみ着てるです。 GM:一番白いのはアクアですね。 アクアリス:アタシ女なんだけど。 GM:魚人にエルフの男女の区別など付きません。 大丈夫、あなたの方 も魚人の男女は分かりませんから。
悩んだ末、アクアリスは姫にキスすることに同意します。 魚人曰く、王女の目は真珠のよう、肌は翡翠のよう、指は海草のようであり、 国一番の美人だそうです。 GM:姫は眠っていますが、瞼が無いので、眼を開けたままです。 魚 眼レンズの飛び出た瞳は何処を見ているのか良く分かりません。 ルーファ:詳しい描写ね。 これはキスするにも熱が篭るわね。 アクアリス:アタシ、なんだか料理したくなってきたんだけど。 一同爆笑。 アクアリス:三枚に下ろして刺身やお吸い物にしたら美味しいんじゃないかし ら。 きっと珍味よ。 ルーファ:お姫様を食べちゃったら大問題よね。 それも比喩表現じゃなしに。 アクアリス:覚悟を決めてキスするわ。 GM:<魅力度>を振ってください。 アクアリス:じゃ、ハイパーポイントを使って…。 GM:使っていいんですか? ルーファ:ダイスが組んだりしたら、魚人の美しいお姫様に、 「お姉様…。」 って慕われるかもしれないわ。 アクアリス:そ、それもありそうね。 スカール:でも、自動失敗、怖いです。 アクアリス:4レヴェル成功よ。 GM:姫の目を覚まします。 目の前に、不気味な白い肌の生き物がいた ので、姫は悲鳴をあげてぷくっと膨れます。 ルーファ:河豚? GM:で、辺りに毒を撒き散らします。 この部屋にいる人は<耐久度> を振ってください。 アクアリス:振ればいいんでしょ、振れば。 GM:ま、毒を受けてもすぐに治療してもらえますから、安心してくださ い。 「貴方ガ私ヲ助ケテ下サッタノデスネ。 感謝致シマスワ。」 「姫ノ恩人ヨ、今後我等ハ汝達二最高ノ敬意ヲ払オウ。」 ルーファ:「町の中を見せてください。」 魚人王/GM:「コノ許可証ヲ見セレバ、町ノ東側ナラ何処デモ入レル。」 アクアリス:「住居として使われていない部分はあります?」 魚人王/GM:「南ノ方ハ住ンデイナイ。 其ノ付近ハ破損ガ激シク危険ナノデナ。」 アクアリス:「人魚の方へは行っていいの?」 魚人王/GM:「西側ヘノ境界二ハ人魚ノ番人ガイルカラ、了解ヲ得ルコトダ。」 ルーファ:私達と交易するとしたら、彼らは何が欲しいか訊くわ。 GM:金属が欲しいそうです。 水中では加工はできるのですが、精製が できませんから。 錆びますが、表面に塗料を塗ればそれなりの期 間はもつそうです。 それから、木材もあると嬉しい、とのこと。 アクアリス:金属なら、リビングアーマーを潰したらいいわね。 スカール:リビングアーマー、港に浮かんでるです。
ルーファ:「ところで、人魚達と東西に住み分けしてる理由は?」 シャークスピア/GM: 「アイツラノ白イ肌ト言ウノハ、余リ見テテ気持チノイイモノデ ハ無イカラナ。 其レハ向コウモソウダロウガ。 概ネ仲良クハ シテイル。 コノ間小競リ合イガアッタガナ。」 ルーファ:「小競り合いって何があったの?」 シャークスピア/GM: 「1月程前、大キナ鮪ガ、丁度境界線ノ上二ヤッテキタンダ。 ソ レデ、ドチラノ獲物カ揉メテダナ。」 ルーファ:「半々にすれば?」 シャークスピア/GM: 「最初ハ話シ合イデドウ分ケルカ検討シテタノダガ、何時ノ間ニ カ取ッ組ミ合イノ喧嘩二ナッテタンダ。」 ルーファ:「食べ物のことで?」 シャークスピア/GM: 「アレダケノ獲物ハ滅多二獲レナイカラナ。」 ルーファ:セイグルが釣ったのとどちらが大きいかしら? シャークスピア/GM: 「ソンナ凄イ釣リ人ガイルノカ? ソイツハ今如何シテル?」 ルーファ:「上で釣りしてるわ。」 シャークスピア/GM: 「コノ町ノ上ハ俺達ノ領海ダ。 200海里以内デノ釣リハ止めて欲シ イ。」 スカール:上に戻って、セイグルさん止めるです。 ルーファ:もう今頃は船が傾くくらい釣ってるんじゃないかしら? GM:ではセイグル、どれくらい釣ったか判定してください。 セイグル:船沈めると怒られそうだから、多少手加減しておこう。 10レヴェ ルだ。 GM:船が魚で埋まってますね。 セイグル:充分釣れたら止めておこう。 アクアリス:「ここは魚人の領海だそうだから、船を移動させるわよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、では漕いでいくとしよう。」
アクアリス:今度は人魚の方に行くわ。 GM:代表者<魅力度>を振ってください。 アクアリス:5レヴェル成功。 GM:人魚の宮殿に通されました。 ルーファ:途中で王子の話を聞けない? GM:<聞き耳>を振ってください。 アクアリス:ハイパーポイント使って9レヴェル成功。 人魚/GM:「王子様のお食事は?」 「野菜は食べてくださらなかったわ。」 「栄養の偏りが心配ね。」 ルーファ:偏食の呪い? アクアリス:王子について訊くわ。 ルーファ:私達は、魚人から事情を教えてもらった、私達にできることがあれ ば協力したい、と申し出るわ。 人魚女王/GM:「ご存知でしたか。 私の大叔母様に当たる魔女が、が王子に呪い を掛けたんです。 解くためには緑の肌を持つものにキスしない いけない、と。 まったく、大叔母様もやっかいな呪いをかけて くれたものです。」 ルーファ:「呪いなら、魚人に頼めば解けるんじゃないの?」 人魚女王/GM:「それは王子が嫌がりますし、向こうも嫌でしょう。」 アクアリス:「解けないと困るんでしょ?」 人魚女王/GM:「ええ。 王子本人は別に困ってませんけど。」 アクアリス:「どういう呪いなの?」 GM:そうやって話していると、上半身が3歳くらいの男の子で…。 ルーファ:下半身が大人の男? GM:小さい人魚の男の子が泳いできます。 「りくのひと、きたの?」 アクアリス:「初めまして。」 GM:さて、王子が誰の所へ行くか、全員<魅力度>を振ってください。 全員:2レヴェル成功。 GM:同じですか、ではアクアの所へ行きます。 アクアリス:何故? 人魚王子/GM:「あ、あくおねえちゃんだ。」 アクアリス:何故名前を知ってるの? 人魚女王/GM:「これ、皆さんにご迷惑でしょ。」 ルーファ:「可愛いお子さんね。」 人魚女王/GM:「本当なら15歳になるのですが、大叔母様の呪いで子供にされて しまったんです。」
一行は、王子に掛けられた呪いにどう対応するか相談します。 GM:相談していると、見るからにお婆さん、という感じの人魚がやって きます。 「わしの呪いを解いたのはお前さん達か。」 ルーファ:「すみません、余計なことしたかもしれません。」 魔女/GM:「まあ解いてしまったものはしかたあるまい。 さて、どうするか のう。」 ルーファ:「人魚と魚人って、いつも喧嘩してるわけじゃないでしょう?」 魔女/GM:「ここ数十年、いざこざも無く平和にやっておった。 じゃが、よ りによって食べ物のことで争いになるとはのう。 食い意地が張っ ておるのか、情けないことじゃ。」 アクアリス:「食べ物をどうするかって、深刻な問題じゃない?」 魔女/GM:「飢えてるのじゃったら重要じゃが、食べ物は充分ある。 それを やれ美味い物が食べたい、やれ珍味が食べたいなどと言って喧 嘩するのは愚か者じゃ。」 ルーファ:「でも呪い掛けたのはやり過ぎじゃない?」 魔女/GM:「わしが手を出さんかったら死人が出ておったわい。 今回のこと はもう頭は冷えたじゃろうが、今度同じことが起こったらどうす るかのう。 陸ではどうしておる?」 アクアリス:「法律を決めて、それに従って判断するわ。」 ルーファ:「境目で獲物が獲れたときは半々に分ける、それで文句が出た場合 は、お婆さんが両者の言い分を聞いて判断する。 それでどう?」 魔女/GM:「わしが出ると角が立つのでのう。」 アクアリス:「緩衝地帯を設けたら?」 ルーファ:「緩衝地帯で誰かが魚を獲ってしまったらどうするの?」 アクアリス:「そこにこのお婆さんに住んでもらえばいいじゃない。」 魔女/GM:「このわしに引越ししろと言うのか?」 アクアリス:「お婆さんがいれば争いはおきないでしょ?」 魔女/GM:「やれやれ、この老骨にそんな仕事をさせるか。」 ルーファ:「本当は緩衝地帯は無い方がいいんだけど。 見た目が違うから気 持ち悪い、というのはあるかもしれないけど、だからと言って 関わりを絶つのは偏見を生むだけよ。 今はとりあえず、喧嘩す るとお婆が出てきて怒るから、でいいんだけど、最終的には隣 人として暮らせないかしら。」 スカール:「親睦のためにお祭りするです。」 ルーファ:「それは難しいわ。 人間エルフドワーフなら、美的感覚もそれな りに似てるからいいけど、魚人と人魚って全然違うでしょ?」 魔女/GM:「やっかいなことに、美的感覚は違うのに味覚は一致しておるの じゃ。」 ルーファ:「人魚と魚人が力を合わせなければ勝てない強敵を作って町を襲 わせる、という手はあるわ。 スカール:「リスク、高過ぎるです。」
GM:皆さんが色々検討していると、人魚の王子がぷわぷわ泳いできま す。 「あくおねえちゃん、あくおねえちゃん。」 アクアリス:「なあに?」 人魚王子/GM:「これあげる。 ぷれぜんと。」 王子は七色に輝く水晶玉を渡します。 ルーファ:他の人魚に見せるわ。 「これ、いただいていいの?」 人魚女王/GM:「そ、それは、町の結界の要石です。」 アクアリス:「動かして大丈夫なの?」 人魚女王/GM:「大丈夫じゃありません。 すぐに結界を張り直さないと…。」 スカール:「急いで結界張るです。」 GM:人魚の兵士が大慌てで駆け込んで…いえ、泳ぎ込んできます。 「女王様、女王様、大変です、ジャスコニアスがこちらに向かっ てきています。」 ルーファ:図らずも予想通りになったわね。
GM:セイグル、船にいるあなたの方に巨大な魚が迫ってきます。 セイグル:この間釣り損なった奴か。 釣ってみよう。 (コロコロ) 10レヴェ ル成功だ。
人魚/GM:「女王様、ジャスコニアスが少し進路を変えました。」 アクアリス:「今のうちに儀式しましょう。」 人魚女王/GM:「皆様の中に《結界》の魔法を使える方はいらっしゃいますか?」 スカール:「わたし、使えるです。」 人魚女王/GM:「では協力をお願いします。」 人魚達は、結界を張るための儀式に取りかかります。 魔女/GM:「まだ魔力が足りん。」 スカール:「協力頼むです、魚人に。」 アクアリス:「アタシが呼んでくるわ。」 ルーファ:「手分けして声掛けましょう。」 GM:町は大騒ぎです。 「戦える者は武器を取れ。 子供をシェルターに避難させろ。」 子供は巨大な貝殻の中に逃げ込んでいきます。 ルーファ:《七色の声》でジェシカになるわ。 「ほっほっほ、結界張りに協力しなさい。」 GM:それはパニックを煽りませんか? ルーファ:声が聞こえればいいのよ。 GM:<魅力度>を振ってください。 ルーファ:7レヴェル成功。 GM:魚人達の数十人かが協力しにやってきます。
GM:さてセイグル、儀式が終わるまで、島魚を引き付けられるかは、 あなたの腕にかかっています。 セイグル:よし、どうせなら釣り上げてやろう。 12レヴェル成功だ。 GM:島魚は、進路を転換してセイグルの方へ向かいます。
GM:人魚と魚人達の儀式により、海底都市全体が結界で包まれます。 島魚が進路変換した際に、島魚の巨大な尻尾が町にぶつかります。 スカール、<魔力集中>を振ってください。 スカール:5レヴェル成功してるです。 GM:結界はどうにか決壊せずに持ち堪えました。
GM:セイグル、島魚があなたの方に向かってきます。 船よりも大きい 口が間近に迫ってきました。 セイグル:どうするかな。 もうハイパーポイントも無いしな。 力比べして もどうしようもなさそうだし、船を捨てて逃げるか。 飛び込んで 魚と反対方向に逃げる。 GM:船は、巨大な魚の口の中に飲み込まれていきました。 アクアリス:帰れないわね。 スカール:《あなたをどこかへ……》でテレポートしたらいいです。 アクアリス:岩男のヘルメットが無いと<体力度>が足りないの。 で、ヘルメッ トは船に積んであるの。
GM:海底では、無事島魚をやり過ごしたのでお祭りになっています。 セイグル:「おおい、船が食われたぞ。」 ジョージ/GM:「む、それは取り返しにいかねばならん。」 スカール:「どうやって取り返すですか?」 ジョージ/GM:「はっはっは、根性で追いかけるのだ。」 アクアリス:「そろそろ水中呼吸薬の持続時間が切れるわよ。」 ジョージ/GM:「はっはっは、それはどうするか。」 人魚/GM:「陸まででしたら私達がお送りしますが。」 ルーファ:薬が切れるまで後どれくらい? GM:5,6時間です。 ルーファ:ならそれまで町を探索できる? GM:するなら<幸運度>を振ってください。 成功すれば、時間切れま でにそれなりの物を発見できます。 ざっと調べたところ、一行は引き金の付いた筒状の物、鎧を1着見つけました。 また、人魚達から、友好の印として黒真珠20粒を贈られます。 アクアリス:「ジョージ、無くなった装備は必要経費で落としてね。」 ジョージ/GM:「はっはっは、大丈夫だ、船を取り返せば装備は帰ってくる。」
そして、一向は、人魚に送られてローンカイラスの港へと帰ってきました。 GM:水平線の彼方に,悠々と泳ぎ去っていく島魚の姿が見えます。 「船を奪われたか。 ジョージ・エリオット、初めての冒険失敗だ。」 アクアリス:しょっちゅう失敗してたような気がするけど。 ルーファ:「掛け替えの無い貴重な船を犠牲にしてまで、人魚と魚人の和平 に尽くしたのよ。 これはすごい成功じゃない?」 ジョージ/GM:「はっはっは、そうだな。 今回もまた、ジョージ・エリオットの 歴史に栄光の1ページが加わったのだ。」 ルーファ:「ところでアクア。」 アクアリス:「なに?」 ルーファ:「あれってファーストキス?」 アクアリス:「…思い出させないで。」
姫は深海で眠る 2001/10/13 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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