ハイパーT&Tリプレイ

夏だ!ビールだ!岩悪魔だ!


キャラクター
  ケオヅ・ガクラール
    家を飛び出して来た人間の2レヴェル戦士。 18歳の青年。
    見つけた財宝を全て持って帰れる様に荷馬車を買った。
  クリスターラ
    エルフの2レヴェル呪術師の少女。 フィリスターサスの姉。
    賢者の杖に装備されている。
  フィリスターサス
    エルフの2レヴェル怪盗。 女と見紛うばかりの美少年。
    何でも出来る優等生だが重度のシスコン。
  アクアリス・フォン・シュトックヘルド
    エルフの2レヴェル魔術師の娘。 けっこうきつい性格のお姉様。
    魔術師なのに戦士並の戦闘能力を持つ。
  アリア
    調和教アネルエのシスター。 2レヴェル僧侶。
    布教活動に余念が無い。

  ワインの産地、ミンバス村を襲ったゴブリンを退治してから1ヶ月、ついに念願
のワインが出来ました。

     アリア:その間調和教の布教活動に励みますわ。 簡単な小屋でいいですから
            神殿建てて。

     フィル:ワイン作り手伝ってます。
            「さぁ、はやく姉さんに美味しいワイン飲んでもらいましょう。」

         GM:そんなこんなで1ヶ月、ついにワインが出来た。

     クリス:「ヌーボーだ☆ それじゃあ、祝杯といきましょー!」

       一同:「乾杯!」

  というわけでパーティーはパーティーをして夜遅くまで騒ぎます。

     クリス:「美味しい☆」

         GM:そして翌朝。

     フィル:「あ、そろそろ姉さんを起しにいきましょう。」
            姉さん覚醒用七つ道具持って姉さんの部屋に行きます。

         GM:クリスはイリスの部屋に泊っている。

     フィル:では扉をノック。 コンコン。

  イリス/GM:「あ、フィル様。」

     フィル:「お早うございます、イリスさん。 姉さんは起きてますか?」

  イリス/GM:「それが…いないんです。」

     フィル:「え? また姉さんいないんですか?」

  一同笑。

     アリア:また、ですのね。

  イリス/GM:「寝てる間に出ていったみたいなんです。」

     クリス:「すみません、ちょっと部屋を見せてください。」

  イリス/GM:「はい、どうぞ。」

     フィル:姉さんの荷物は残ってます?

         GM:荷物は無い。 杖も無い。

     フィル:じゃ、また杖の仕業かな?
            「姉さんが行きそうな所といえば…。」

  イリス/GM:「あの…わたし、夕べクリスさんとおしゃべりしていて、そのとき、
              村に伝わるワインの遺跡の伝説を話したんです。」

  一同笑。

     フィル:「ワインの遺跡、ですか。」

  イリス/GM:「あのゴブリンの洞窟の山を向こうに回ったところにある、という伝
              説をポロっと話してしまったんです。 そしたらクリスさんの目が
              キラリと輝いて…。」

     フィル:「分りました。 姉さんはそこへ行ったんです。」

  イリス/GM:「わたし、いけないことを言ってしまったんでしょうか?」

     フィル:「イリスさんは気にしないでください。」

  イリス/GM:「フィル様…。」

     フィル:「姉さんならイリスさんが話さなくても遅かれ早かれ気付くはずです
              から。」

  一同笑。

     ケオヅ:盗賊が宝の匂い嗅ぎ付けるみたいなもんだな。

     クリス:ワインの匂いかな?

     フィル:「遺跡の伝説ってどんなのですか?」

  イリス/GM:「わたしもそういう遺跡が山の何処かにあるらしい、ということしか
              聞いてません。」

     クリス:あたしそんなくらいで行っちゃったの?

     フィル:「〜というわけで誰か夜の間に姉さん出てくの見ませんでした?」

         GM:全員<知性度>でセーヴィングロール。

     クリス:あたしも?

  一同笑。

     アリア:あなたを探してるんですのよ? (コロコロ) 3レヴェルですわ。

         GM:最高が3レヴェル? じゃ、誰も見てない。

     アリア:「見てませんわ。」

     ケオヅ:「飲んでたから覚えてない。」

  ヴォン/GM:「お前が覚えてないのはいつものことだろう? うう…痛てて…。」

     フィル:「二日酔いですか?」

  ヴォン/GM:「ちょっと飲み過ぎた。 気分悪いので寝てくる。」

     フィル:「姉さん、夜の間に行ってしまったんですね…。」

 アクアリス:「でも、今回は行き先分ってるんだからいいじゃない?」

     フィル:「そうですね。 いつもよりずっとましです。 じゃ、ちょっと姉さん
              探しに行って来ます。」

 アクアリス:「遺跡、ね。 財宝もあるかもしれないわね。」

     ケオヅ:「財宝? よし、フィル、行こう! 荷馬車も買ったからいくら見つけ
              ても持って帰れるぞ。」

     アリア:「わたくしは布教活動がありますのでここに残りますわ。」

     フィル:「では行ってきます。」

  フィル達3人はクリスが行ったというワインの遺跡を探して山に昇っていきまし
た。 ケオヅば荷馬車を牽いていきます。

     フィル:「姉さん…。」

  フィルが2人をつれて村を去った後…。

         GM:イリスはフィルが行ったのを確認すると、村長の家の隠し地下室の入
            り口になってる長持を動かす。 で、
            「クリスさん、フィル様は行きましたわ。」

  一同爆笑。

     クリス:「ありがとう、イリス。 やっぱりあなたは親友ね。」

  イリス/GM:「フィル様を騙すのは心が痛んだんですけど…。」

     クリス:「それがフィルのためなんだから気にしなくていいの。」

  イリス/GM:「でも…。」

     クリス:「将来のお義姉さんの言うことを信じなさい☆」

  イリス/GM:「はい。」

     アリア:ここで通りかかりたいですわ。

         GM:通りかかっていいよ。

     アリア:「あら?」

     クリス:「あ、アリアさん。」

     アリア:「フィルさん達、あなたを探しに行ってしまいましたわよ?」

     クリス:「行っちゃったね☆」

     アリア:「ええ。」

     クリス:「じゃ、帰ってくる前にもう1回飲み直そ☆」

  イリス/GM:「そうそう、隣のガーディン村で今日からビール祭りが始まるそうで
              すわ。」

     クリス:「ビール祭り? 行こ!」

     アリア:隣村に調和教の神殿はありますの?

         GM:駐在所みたいなのならある。

     アリア:「行ったついでに隣村の神殿に挨拶してきましょう。」

     クリス:「ね、イリス、一緒に行こうよ☆」

  イリス/GM:「でもワインを配って回らなければいけませんし。」

     クリス:「大丈夫、明日あたしも手伝ってあげる☆」

  イリス/GM:「今日配っておかないと損益が…。」

     クリス:「ザット君がいるじゃない。 ザット君に任せちゃお☆」

     アリア:「1日くらいゆっくり休んでもいいと思いますわ。 今日の分は明日
              余計に働けばいいだけのことですわ。」

  イリス/GM:「そうおっしゃるのなら。」

     クリス:「さ、行こ☆」

  クリス、アリア、イリスの女3人組はビール祭りを見物に隣村に向かいます。 前
回一緒に冒険したアーク、ヴォン、ティアナはまだ寝ていたため置いていかれます。

  クリス達が出発した頃、そんなことを知らないフィルは最愛の姉クリスを探して
必死に森を進んで行きます。

     フィル:「姉さん…。」

     ケオヅ:「何処にワインがあるんだ?」

         GM:しばらく森を進むと左右に伸びる街道に当たった。 では<知性度>
            でセーヴィングロール。

     フィル:3レヴェル成功です。

 アクアリス:アタシは4レヴェルよ。

     アリア:<知性度>高い2人が向こうに行ってしまったんですわね。

         GM:向こうにこんもりした建造物がある。

     クリス:本当に遺跡あったんだ。

 アクアリス:「ケオちゃん、あれよ、あれ。」

     ケオヅ:「あれか? …ワインには見えないな。」

  一同爆笑。

 アクアリス:「だからあの地下にあるのよ。」

     ケオヅ:「あ、そうか。」

     フィル:「姉さん!」
            建造物に向かって走っていきます。

 アクアリス:アタシ達は後から荷馬車牽いてくわ。

         GM:フィルは走っていくと、建造物の近くにテントがあって、その前でロ
            ーブ姿の男がござ広げてる。

     アリア:露店ですわね。 面白い物売ってるかもしれませんわ。

     フィル:まず建造物の方に行ってみます。

         GM:建造物の正面に扉がある。

     フィル:扉の周囲の地面を調べてみます。 最近出入りした跡はありますか?

         GM:<知性度>でセーヴィングロール。

     フィル:2レヴェルです。

         GM:出入りはありそう。 クリスかどうかは分らないけど。

     フィル:ここに入っていったのかな? ローブの人に聞いてみましょう。
            「すみません。」

      男/GM:「何かな?」

     フィル:「ちょっとお聞きしたいんですけど、今朝とっても可愛いエルフの女
              の子が通りかかりませんでした?」

      男/GM:「エルフの女の子? その娘が何か?」

     フィル:「探してるんです。 見掛けませんでした?」
            ところでござには何を並べてるんです?

         GM:道具類だね。 保存食もある。 武器類は短剣くらい。
            「ところでその遺跡に興味はないかね?」

     フィル:「さて、どうでしょうね。」

      男/GM:「お前さんの言うエルフの娘も入ったかもしれん。 入らなかったか
              もしれん。」

     フィル:「入っていったか覚えてます?」

      男/GM:「入ったかもしれん。 入らなかったかもしれん。」

     フィル:似顔絵描いてみます。 <器用度>3レヴェル成功です。

     クリス:フィルが描くと本人よりも美人なんだ★

     フィル:「この人、通りました?」

      男/GM:「通ったかもしれん。 通らなかったかもしれん。」

     フィル:「覚えてないんですね。 姉さんみたいな美人が通りかかったら忘れ
              るはずないから、覚えてないってことは通ってないんですね。」

  一同爆笑。

         GM:本気で言ってるな、そのセリフ。

     フィル:もちろん。

      男/GM:「ローブ被った女の子なら入って行ったかもしれん。 入っていかな
              かったかもしれん。」

     フィル:「普通の人なら姉さんくらい魅力的な女の子ならたとえローブ被って
              いても思わず目が行ってしまうはずですけど…。」

     クリス:それはフィルだけだよ★

     フィル:「鈍い人なら気付かないこともあるでしょうね。 とすると入って行
              った可能性は捨てられませんね。」

      男/GM:「遺跡に入るなら保存食買っていかないかね?」

     ケオヅ:「そうだな、2つほどくれ。」

         GM:2つで金貨1枚。

     ケオヅ:「さて、入るか。」

 アクアリス:「荷馬車はどうするの?」

     ケオヅ:「あ、そうだった。」

      男/GM:「預かってやろうか?」

     ケオヅ:信用できん。

     フィル:遺跡の大きさは?

         GM:さしわたし50mくらい。

     フィル:「それほど大きい遺跡じゃありませんから、1人で見てきます。」

     ケオヅ:「じゃ、待ってる。」

     フィル:さぁ、またパーティが分かれましたね。

  ミンバスの隣のガーディン村ではビール祭りが催されています。

     クリス:「着いた☆」

     アリア:道端で布教活動を始めますわ。
            「皆様にアネルエ様の祝福を。」

         GM:縄張りを荒すと同業者がやってくるぞ。

     フィル:縄張り。(笑)

     アリア:「わたくしは隣のミンバスで教会を開かせていただいている者です。
              アリアと申します。」

    神官/GM:「そうですか。 ここにいらっしゃったのも神のご意志でしょう。 共
              にアネルエ様の教えを広めて参りましょう。」

     アリア:しばらく宗教的な話をした後、それとなく1番美味しいビールのお店
            を聞出しますわ。

  一同笑。

  クリス達は一軒の酒場に案内されます。

     クリス:「ビールください☆ 爺様の分もあるから2杯ね☆」

         GM:1杯5銀貨。

     クリス:「おごってあげる☆」

         GM:ビールが運ばれてくる。

     クリス:爺様にもかけてあげるね☆

賢者の杖/GM:「う? なんじゃ? ビールか。 うまいのう。 ぐぅ〜…。」

     クリス:おつまみも5銀貨分もらうね☆

         GM:そうやって飲んでると、樽を背負った奇妙な生き物が入ってくる。

     クリス:何?

         GM:知ってるかどうか<知性度>でセーヴィングロール。

     フィル:僕とアクアリスさんは以前に見たことがありますね。

     アリア:1レヴェル成功ですわ。

         GM:なら知ってる。 岩悪魔だね。

     アリア:調和教の僧侶としては悪魔なら悪いに違いない、って発想しますわ。
            「悪魔よ、さっさとこの地より立ち去りなさい。」

         GM:岩悪魔はアリアをジロっと見る。

     アリア:負けずに睨み返しますわ。 あ、しまった、<恫喝>のスキルは取っ
            てませんわ。

     フィル:それは全然恐くないんでしょうね。

     アリア:単に可愛い女の子が見つめてるだけですわ。

  一同笑。

         GM:岩悪魔はアリアを無視してカウンターに向かう。

     アリア:無視されてしまいました…。 《神聖/邪悪感知》をかけてみますわ。

         GM:それは邪悪、となるね。 調和教の概念での邪悪だけど。

     アリア:「ブラザー、放置しておいてよろしいんですの?」

    神官/GM:「彼はこの近くの山に棲んでいるセヴン・カップと言う名の岩悪魔で
              す。 ビールさえ飲んでいれば気のいい奴です。」

     アリア:「でも悪魔はアネルエ様の宿敵ですわ。」

    神官/GM:「しかし無駄に血を流すのはアネルエ様のご意志に背くでしょう。」

     アリア:「そうですわね。」
            でも少し考え込んでますわ。

マスター/GM:「おう、セヴン、また買いに来たのか?」

     クリス:常連さんなんだね。

  セヴン/GM:「今日ハびーるガ安イソウダカラナ。 樽イッパイ詰メテクレ。」

     クリス:自分のジョッキ持ってトコトコと近付いていくね。
            「今日は。」

  セヴン/GM:「何ダ? オ前ハ?」

     クリス:「あたしはエルフ。」

  セヴン/GM:「俺ハ岩悪魔ダ。」

     クリス:「岩悪魔さん? ね、岩さん、って呼んでいい?」

  一同笑。

  セヴン/GM:「俺ニハチャント名前ガ有ル。」

     クリス:「何て言うの?」

  セヴン/GM:「せう゛ん・かっぷダ。」

     クリス:「7杯?」

  セヴン/GM:「1日ニ7杯飲マナイト暴レル、トイウノデ付イタ。」

     クリス:「お酒で暴れるの? あたしと一緒だ☆」

  一同爆笑。

  セヴン/GM:「オウ、姉チャンモカ。」

     クリス:「あたしは飲むと暴れるの☆」

     フィル:すぐ寝てくれるからいいんですけどね。

     クリス:「お酒好きな人に悪い人いないよね☆」

  セヴン/GM:「イイコト言ウジャネェカ。」

     クリス:「仲よくしよ☆」

  セヴン/GM:「オウ、乾杯ダ。」

     クリス:「乾杯☆」

     フィル:すっかり意気投合してますね。

         GM:岩悪魔は背中に背丈よりでっかい曲刀を持っている。

     クリス:「あれ? おっかない物持ってるね?」

  セヴン/GM:「自衛ノタメダ。 コレクライ持ッテナイトナ。」

     クリス:「階段降りるとき突っ掛からない?」

  セヴン/GM:「ソノトキハコウ腰曲ゲテダナ、刀ノ先浮カシテ降リルンダ。」

     クリス:「あ、そっか。 頭いいね☆」

  セヴン/GM:「姉チャンモ頭使ワナキャ駄目ダゼ。」

     クリス:「そうだね。 ね、セヴちゃんって何処に住んでるの?」

  セヴン/GM:「オウ、俺ハコノ村ノ北ノ岩山ノ方に住ンデルンダ。」

     クリス:「そっか、岩悪魔って岩の中に住んでるんだね。」

  セヴン/GM:「ソウソウ。」

     クリス:「やっぱり家の中は岩で作ったテーブルとか椅子があるの?」

  セヴン/GM:「ソウソウ。 食器モ岩ダ。 コノじょっきミタイニナ。」

     クリス:「岩のジョッキ? ね、1個ちょうだい☆」

  一同笑。

  セヴン/GM:「イイゾ。 今度持ッテ来テヤル。」

     ケオヅ:持てるのか? 重量点ギリギリだろ?

     クリス:あ、そうだった★
            「岩のジョッキって重いの?」

  セヴン/GM:「ソリャ岩ダカラナ。」

     アリア:「軽石で作るといいですわ。」

  セヴン/GM:「軽石ジャ今一ツ味ワイガナ。」

     クリス:「ふぅん、違うんだ。」

  セヴン/GM:「トロコデ姉チャン怪シゲナ格好シテルナ。」

     クリス:「だってあたし呪術師だもん☆」

     ケオヅ:何て軽い呪術師。

  セヴン/GM:「オ、ジャ、何カ出来ルノカ?」

     クリス:「えぇっと、この水晶玉で占ってあげる☆」

  セヴン/GM:「オウ、見テクレヤ。」

     クリス:「うーんとね、セヴちゃん、今日友達が出来るよ☆」

  セヴン/GM:「ドンナ奴ダ?」

     クリス:「あたし☆ ほら、水晶玉に写ってる☆」

  一同笑。

  セヴン/GM:「オ、確カニ写ッテルナ。 逆サマダガ。」

     クリス:水晶に向かってピースサイン♪

     フィル:酔ってますね、姉さん。

  セヴン/GM:「トコロデますたー、最近何カ儲ケ話ハ無イカ?」

     クリス:「そうそう、何かない?」

マスター/GM:「そういや最近、北の森を越えた所に新しい遺跡が見つかったそうだ。」

     クリス:「遺跡? イリス、知ってる?」

  イリス/GM:「知りませんわ。」

     クリス:「ワインの遺跡、ってのは嘘よね?」

  イリス/GM:「ええ。 フィル様を騙してしまいましたわ。」

     クリス:「気にしないでいいのよ。」

  セヴン/GM:「ヨシ、ジャアソノ遺跡ニ行コウ。」

     クリス:「あたしも行く☆」

     アリア:「フィルさんと会うかもしれませんわよ?」

     クリス:「どうして?」

     アリア:「フィルさんは遺跡探しにいったんでしょう?」

     クリス:「でもきっと違う所行ってるよ。 森越えた所って言っても広いんだ
              から。」

     ケオヅ:楽天的な呪術師だな。

         GM:セヴン・カップはもう行く準備をしている。
            「行カナイノカ? 置イテ行クゾ?」

     クリス:「あ、行く行く☆ ビールいっぱい持って行くんだよね?」

  セヴン/GM:「モチロン樽イッパイ入レテアル。」

     クリス:「マスター、ジョッキ1つください。」

  一同笑。

     フィル:横から飲む気ですね。

     アリア:「イリスさん、そういうわけでその遺跡に行ってきます。」

     クリス:「じゃ、出発☆」

     アリア:岩悪魔に隙が無いか観察しつつ行きますわ。

  フィルとアクアリスは遺跡に入っていきます。

     フィル:まず入り口の扉に<罠感知>です。 3レヴェル成功です。

         GM:罠は見つからない。

     フィル:では入っていきましょう。

 アクアリス:「罠があったら先にクリスがかかってるんじゃないかしら?」

  一同爆笑。

     クリス:あ、酷い★ でもさもありなん。

     フィル:「でも姉さんには杖がついてますから。」

 アクアリス:「寝てるかもしれないわ。」

     フィル:「姉さんが危険になったら起きますよ。」

 アクアリス:「危険が起きてから起きるんじゃないかしら?」

     フィル:「それは…急ぎましょう!」

         GM:扉を開けると通路があってしばらく行くと正面の扉で終わっている。
            遺跡の中は照明が付いている。 天井全体がぼうっと光っている。

 アクアリス:《魔力感知》。

         GM:魔法だね。

     フィル:ということはこの遺跡では《魔力感知》かけても天井の魔力に隠れて
            分からないかもしれませんね。 通路に人が通った様子はあります?
            <知性度>2レヴェル成功です。

         GM:何人か通った跡がある。

     フィル:でも姉さんかどうかは分からないんですね。 扉の前まで行きます。
            罠は…人が通ってるなら無いでしょう。 開けます。

         GM:開けると奇妙な部屋に出る。直角二等辺三角形の形の部屋で、扉は斜
            辺部分にあった。 正面の三角形の頂点に当たる部分には天井から床
            までの鏡がある。(部屋H)

     アリア:鏡に写ると危いかもしれませんわ。

     フィル:でも正面では入ったとたんに写ってしまいますね。

     クリス:写ってなかったりして。

     フィル:足跡はどうなってます? <知性度>2レヴェル成功です。

         GM:よく分からない。

 アクアリス:壁に手垢とかは残ってない?

         GM:壁は全体的に黒ずんでる。 鏡は綺麗。

 アクアリス:鏡押してみるわ。

         GM:アクアリスが鏡押そうとすると…。

     フィル:アクアリスさんを捕まえます! 鏡に吸い込まれてしまうんでしょ?

         GM:そう。 アクアリスは吸い込まれていく。 フィルは掴もうとするが間
            に合わない。

         GM:アクアリスは気が付くと見知らぬ部屋にいる。 フィルの方からはそ
            んなアクアリスの様子が鏡の中に見える。 そして何処からともなく
            声が聞こえてくる。
            「愚かなる者は通ること能わず。 汝は愚かなるや?」

     クリス:あ、謎かけ。 入っていったのが賢い2人で良かったね☆

     フィル:「アクアリスさん!」

         GM:フィルの方からはアクアリスのいる部屋の様子が見えて声も聞こえる
            んだけど、アクアリスの方からはフィルのいる所は見えないし聞こえ
            ない。

     フィル:鏡叩いてみます。

         GM:叩いても今は堅い鏡になっている。

     クリス:1人しか入れないんだ。

         GM:アクアリスのいる部屋の壁には長さとりどりのロープが掛けられてい
            る。
            「我に端の無いロープを示せ。」
            考える時間は1分。 

     フィル:こちらから声が聞こえないんですよね?

         GM:そう、だから皆答が分かっても言わないように。

 アクアリス:ロープは取れる?

         GM:取れる。

 アクアリス:じゃ、輪にして両端をほぐして縒り合わせるわ。

         GM:すると部屋は白い光に包まれる。 気がつくとアクアリスとフィルは
            2人とも10m四方くらいの部屋にいる。

     クリス:テレポート? 賢い2人が先に行っちゃったら追い掛けられないよ★

 アクアリス:頑張って追い掛けて来てね。

         GM:部屋には四方に扉がある。

     フィル:後ろの扉が実はさっき入ってきた扉かもしれませんね。 開けてみます。

         GM:開けるとどうやら先ほど来た道みたいだね。

  この部屋は先ほど入った部屋Hです。 部屋を4等分していた壁が無くなったのです。

     フィル:1度外に出てみましょう。 外に出られるか確認します。

         GM:ちゃんと外には出られる。

     ケオヅ:「案外早かったな。」

   一同笑。

      男/GM:「ほう、これほど早く出てくる奴は初めてかもしれん。」

     フィル:「まだ1つ部屋行っただけですから。 いきなり妙な仕掛けがありまし
              たから、結構危険かもしれません。」

     ケオヅ:「そうか? なら俺も行こうか?」

     フィル:「荷馬車はどうします?」

     アリア:わたくし達が荷馬車持っていればビール持って動けましたわね。

     クリス:いっぱい積めたよね。

 アクアリス:「置いていくしかないわね。」

     ケオヅ:「でもあの男信用出来ないぞ。」

  一方、クリス達はセヴン・カップと共に遺跡に向かってます。

     アリア:岩悪魔の後ろを歩いて様子をうかがってますわ。

     クリス:あたしはセヴちゃんと仲よく話しながら歩いてるね☆
            「ビールにはやっぱり枝豆よね☆」

  セヴン/GM:「ウメェンダヨナ、コレガ。」

     クリス:「夏はビールが一番よね☆」

         GM:クリス、<幸運度>でセーヴィングロール。

     クリス:(コロコロ) 2レヴェル成功だよ☆

         GM:じゃ、さくさくっと進めて追い付いた。

     クリス:え? 幸運なの?

  セヴン/GM:「オ、アレガソノ遺跡ジャネェカ?」

     クリス:「きっとそうだよ☆」

  セヴン/GM:「ヨシ、アノ遺跡マデ競争ダ。」

     クリス:「負けないよ☆」
            道中飲みながら来たんで酔ってるの。

     フィル:「はっ、あの声は…。」

         GM:クリスと岩悪魔が走ってくる。

     フィル:「姉さん!」
            たったった。 ぎゅ。

     クリス:「あ、フィル。 あたし今競争してるの〜。」

     フィル:「姉さん、酔ってます?」

  セヴン/GM:「俺ノ勝チダゼ。」

     クリス:「あ、負けちゃった★」

     フィル:「でも良かった…。 姉さん無事で。」

     クリス:「良くないよ〜。 負けちゃったじゃない★」

     フィル:「お詫びにおごりますよ。 じゃ、帰りましょう。」

     ケオヅ:「そうか、俺達は途中で追い越してしまったんだな。」

  セヴン/GM:「サァ、早速入ロウカ。」

     クリス:「うん、入ろう☆」

     フィル:「姉さん、何処行くんです?」

     クリス:「この遺跡に入るの☆」

     フィル:「姉さん、そんなにワイン飲みたいんですか?」

     クリス:「あのね〜あんたうまいこと騙くらかせたから隣村行ってビール飲
              んだらお友達できてそれで競争してたの。」

     フィル:「えぇっと…。」

     クリス:「だから遺跡に入るの〜。」

     フィル:「酔ってますねぇ、姉さん。」

     クリス:「一緒に行こ☆ 遺跡の中にはお金いっぱいあるんだって☆」

     フィル:「ワインがあるんじゃないんですか?」

  セヴン/GM:「宝物ガ有ルト聞イタ。」

     ケオヅ:「そうか。 じゃ、入るか。」

 アクアリス:「荷馬車は? この人に預ける?」

     ケオヅ:「うーん、しかしな…。」

     クリス:「このおじさんは?」

     ケオヅ:「怪しい商人だ。」

      男/GM:「怪しいかもしれん。 怪しくないかもしれん。」

     アリア:怪しいですわね。 《神聖/邪悪感知》。

         GM:別に神聖さも邪悪さも感じない。

     フィル:神聖だったら恐いですね。

     クリス:じゃ、《魔力感知》。

         GM:では男の背中辺りから魔力を感じる。

     クリス:「あ、おじさん、同業者でしょ?」

      男/GM:「同業者かもしれん。 同業者ではないかもしれん。」

 アクアリス:背中に岩悪魔の樽を背負ってるのかもしれないわ。

  一同笑。

     クリス:「おじさん、ここで何してるの?」

      男/GM:「保存食買っていかないかね?」

     クリス:「保存食? そうだね、おつまみはいっぱい持ってきたけどお腹の足
              しにはならないし。」

 アクアリス:「ビールでお腹いっぱいにならないの?」

     クリス:「そんなに飲んだらビール腹になっちゃう★」

      男/GM:「保存食は1つ5銀貨だよ。」

     クリス:「この遺跡入るのに保存食いくつあったらいい?」

      男/GM:「1つかもしれん。 2つかもしれん。 3つかもしれん。」

     クリス:「3つあれば足りる?」

      男/GM:「足りるかもしれん。 足りないかもしれん。」

     クリス:1つ重さいくら?

         GM:3重量点。

     クリス:「うーん、買いすぎると持てない★」

 アクアリス:「岩悪魔さんに持ってもらえば?」

     クリス:「そうね。 ね、セヴちゃん、保存食、持ってちょうだい☆」

  セヴン/GM:「俺ハ樽持ッテル。」

     クリス:「樽にひっかけておけばいいじゃない。 ね、友達じゃない☆」

  セヴン/GM:「オウ、友達ダナ。」

     クリス:「じゃ、6人いるから12食分ください。 えっと1つ5銀貨だから…えぇ
              っと…。 あれ? 指じゃ足りない。」

     フィル:「ふぅ、完全に酔ってますね。」

  セヴン/GM:「マァソレクライナラ持ッテモドウッテコトナイガ。」

      男/GM:「毎度あり。」

     フィル:「12食も買ったのにござに並べられた食糧全然減ってないみたいです
              けど?」

     クリス:「だからおじさん魔術師なんだよ。」

      男/GM:「そうかもしれん。 そうでないかもしれん。」

     クリス:「ね、こんなに買ったんだから馬と荷馬車の面倒見てよ☆」

      男/GM:「見てやろう。」

     ケオヅ:「信用出来ないんだけどな…。」

     クリス:「大丈夫よ。 渡る世間に鬼はいないんだから。」

     ケオヅ:「ゴブリンならいるぞ。」

     クリス:「大丈夫大丈夫☆ さ、出発☆」

     フィル:「やれやれ、姉さんには敵わないな。」

 アクアリス:「酔っぱらいには誰も勝てないわ。」

     クリス:「あたしは素面よ〜。」

  合流した一同は遺跡に入っていきます。

         GM:隊列を決めてくれ。

     フィル:僕は先頭ですね。

     ケオヅ:俺も当然前だ。

     アリア:わたくしは後ろを守りますわ。 岩悪魔に背中見せたくありませんし。

     クリス:あたし真ん中〜。 お友達もセヴちゃんも〜。

 アクアリス:酔っぱらいは真ん中に挟んでおきましょう。

     クリス:あたし今日はずっと酔っぱらいなのかな?
            「あ、天井が光ってる〜。」

     フィル:「魔法がかかってるみたいです。」

     クリス:「少し削って持って帰れないかな〜?」

     フィル:「無理だと思いますよ。」

     フィル:先ほどの部屋(部屋H)に入ります。 あの鏡とかは復活してます?

         GM:いや、先ほど出たときと一緒。

     フィル:じゃ、四方に扉があるんですね。

     クリス:「全部開けちゃお☆」

     フィル:「いきなり開けちゃ駄目です。」
            姉さんの腰に紐結んでおきたいな。

 アクアリス:アタシが捕まえておくわ。

     クリス:「あーん、捕まっちゃった〜★」

     フィル:「姉さんをお願いしますね。」
            ではまず右側の扉を調べて開けてみます。

         GM:罠感知はもういいや。 開けると通路、少し行ってまた扉。

     フィル:ならその扉を調べて開けます。

         GM:正方形の部屋で真ん中に宝箱が3つある。左側の壁に扉。(部屋I)

     ケオヅ:「お、宝だ。」

     クリス:「たっからばこ♪」
            走ってくね☆

  一同笑。

     フィル:「ちょっと待ってくださいよ。」

 アクアリス:クリスを捕まえるわ。

     ケオヅ:走っていく。

     フィル:阻止します。 どうせ掴むなら姉さんの方がいいな。

  セヴン/GM:「行ッテハ駄目ナノカ?」

     フィル:「罠があるかもしれませんから。」

     クリス:じゃ、《魔力感知》。

         GM:天井の魔力に紛れてよく分からない。

     クリス:「きっと大丈夫よ☆ たっからばこ♪」

     アリア:早く醒めて欲しいですわ。

     ケオヅ:「たっからばこ♪」

     アリア:ケオヅさんは酔ってないはずですのに。

クリス&ケオヅ:
            「たっからばこ♪たっからばこ♪」

     フィル:「アクアリスさん、2人をお願いします。」

 アクアリス:「ええ。」

     フィル:そっと近づいて調べてみます。
            「離れててください。 爆発するかもしれませんから。」

     クリス:「でもそれじゃフィル怪我しちゃうよ?」

     フィル:「皆いたら皆が怪我するだけですよ。」
            まず右の箱に《罠発見》です。 (コロコロ) 2レヴェル成功です。

         GM:無いようだね。

     フィル:では開けます。

クリス&ケオヅ:
            「たっからばこ♪たっからばこ♪」

         GM:空っぽだね。

     クリス:「あれ?」

     フィル:では真ん中の箱の罠を調べます。

         GM:調べようと近づいたとたん、宝箱がバカッと口を開ける!

     フィル:飛び退きます!

         GM:不意打ちされた。 <幸運度>で2レヴェルのセーヴィングロール。

     フィル:(コロコロ) 成功です。

         GM:では防御のためにヒットを出すことはできる。

     クリス:フィル助けに駆寄れる?

         GM:それは次のターンから。 このターンはミミックとの1対1だ。

     フィル:僕のヒットは31点です。

         GM:それは防ぎきった。 では次のターン。 他の人も参加できる。

     ケオヅ:なら皆で囲んでタコ殴りだ。
            「ぬか喜びさせやがって。」

         GM:ヒットは計算するまでもない。

     フィル:でしょうね。 ミミックが恐いのは不意打ちされるからですから。

     アリア:岩悪魔の戦闘力を観察してますわ。

         GM:強いねぇ。 1人でフィル,アクアリス,ケオヅ合わせたくらい出してる
            んじゃないかな?

     アリア:それは油断出来ませんわね。

     フィル:岩悪魔のビール切れたらアウトですね。

     クリス:樽持ってるから大丈夫だよ☆

         GM:ちびちび飲んでるから少し減ってるよ。

     クリス:やっぱりあたしも飲んでるのかな? じゃ、あたしはずっと酔っぱら
            い。

         GM:ミミックの残骸の中から鍵とお守りみたいなのが出てきた。

     フィル:鍵には特に特徴はありませんね?

         GM:よくある鍵に見える。

 アクアリス:「お守り、ね。 《鑑識眼》覚えてれば分かるんだけど…。」

     クリス:「爺様は寝てるよ。」

     アリア:「多分<くらってたまるか!>のお守りですわね。」

     クリス:「じゃ、ケオちゃんが持つのがいいかな?」

     アリア:「呪いの品かもしれませんわよ?」

     クリス:「呪われてもケオちゃんだし。」

  一同笑。

         GM:重量点はお守りが2点、鍵が1点。

     ケオヅ:謎のお守りっと。

     フィル:鍵は僕が持っておきますね。 では最後の1つを調べてみます。 もう
            ミミックじゃありませんよね? <罠感知>4レヴェル成功です。

         GM:罠は無さそう。

     フィル:では開けます。 多分空だと思いますけど。

         GM:うん、空っぽ。

     フィル:「空ですね。 2重底なんてことはないでしょうし。」

     クリス:「箱そのものを金で作って上から木の板張り付けたりしない?」

     フィル:「この重さなら全部木ですよ。 先に行きましょう。」
            左側の壁の扉を開けます。

         GM:開けるとまた短い通路があって扉で終ってる。

地下1階マップ
     ■■■■■■■  ■■■■■■■  ■■■■■■■
     ■A    ■  ■B   /■  ■C    ■
     ■     ■■■■ \ / ■■■■     ■
     ■     □  □  □  □  □  ○  ■
     ■     ■■■■ / \ ■■■■     ■
     ■     ■  ■/   \■  ■     ■
     ■■■□■■■  ■■■□■■■  ■■■□■■■
       ■ ■      ■ ■      ■ ■
       ■ ■      ■ ■      ■ ■
     ■■■□■■■  ■■■□■■■  ■■■□■■■
     ■D   /■  ■E    ■  ■F   /■
     ■ \ / ■■■■     ■■■■ \ / ■
     ■  □  □  □  ○  □  □  □  ■
     ■ / \ ■■■■     ■■■■ / \ ■
     ■/   \■  ■     ■  ■/   \■
     ■■■□■■■  ■■■□■■■  ■■■□■■■
       ■ ■      ■ ■      ■ ■
       ■ ■      ■ ■      ■ ■
     ■■■□■■■  ■■■□■■■  ■■■□■■■
     ■G#  #■  ■H   /■  ■I    ■
     ■#    ■■■■ \ / ■■■■  □  ■
     ■     □  □  □  □  □  □  ■
     ■#    ■■■■ / \ ■■■■  □  ■
     ■#  ##■  ■/   \■  ■     ■
     ■■■■■■■  ■■■□■■■  ■■■■■■■
                ■ ■
                ■ ■
                ■ ■
                ■□■

  一同はミミックの部屋を出て通路の突き当たりの扉に向かいます。

     アリア:深さ優先探索ですわね。

     フィル:開けてみましょう。

         GM:開けるとまた直角二等辺三角形の部屋。 先ほどと同じ様に正面には
            鏡。(部屋F)

     フィル:「部屋がこうあるってことは…全部で部屋は9つかな?」

         GM:セヴン・カップが鏡を覗き込んでいる。

     フィル:「触らないでください。」

  セヴン/GM:「オ? 駄目ナノカ?」

     フィル:「ええ。」

     ケオヅ:「さっきが知力の試練なら今度は体力じゃないか?」

     アリア:「では知力と体力が共にある人が入るといいと思いますわ。」

     クリス:「ならアクアちゃんだ。」

 アクアリス:「アタシ?」

     フィル:アクアリスさんは<耐久度>除けば完璧ですものね。

 アクアリス:<耐久度>もエルフにしては高いのよ。 あと<器用度>が1点高けれ
            ば魔法戦士になれたんだから。

     クリス:<耐久度>なら一番はケオちゃんかな?

         GM:一番は岩悪魔だ。

  一同笑。

     アリア:そりゃ岩悪魔には負けますわね。

     フィル:「他を先に見てみません?」

     アリア:「そうですわね。」

  一同は来た道を戻り、最初の部屋(部屋H)から正面に進みます。

         GM:この部屋には中央に太い柱がある。 太さは3人が手をつなけば囲める
            くらい。 扉は4方の壁に1つずつ。(部屋E)

     フィル:調べてみましょう。

         GM:柱には鍵穴らしい小さい穴が開いている。

     クリス:さっきの鍵だ☆

         GM:鍵穴は全部で4つある。

     フィル:なるほど。 4つ集めればいいんですね。 多分部屋は9つあってその4
            隅の部屋に1つずつ有るんでしょう。

  一同は部屋E側から部屋Fに入ってみます。

         GM:同じ様に直角二等辺三角形の部屋になっている。

     フィル:同じですか。 では鏡に触れないで行けるところを先に回りますか。

  一同は部屋B,部屋Dと見て回ります。

         GM:2つともやっぱり直角二等辺三角形の部屋。

 アクアリス:部屋が9つならこの部屋Bをクリアすれば4隅に行けるわね。

  次に一同は部屋Gにやってきます。

         GM:正方形の部屋。 部屋の4隅には雑然とゴミが積み上がってる。

     クリス:そのうちの1つを見にいくね☆

     フィル:「駄目ですよ、姉さん。」

         GM:4方のゴミの中から同時に4体の骸骨が現れる。 骸骨達は短剣で攻撃
            してくる。

     アリア:《死人払い》ですわ。

     ケオヅ:攻撃だ。

     クリス:《パニック》。

     フィル:効きませんよ、《パニック》は。

         GM:スケルトンは精神持ってない。

     クリス:じゃ、ビチュワ抜いて攻撃。

         GM:ではまず《死人払い》。 効きません。

     アリア:あら?
            「気をつけてください。 普通のスケルトンじゃありませんわ。」

     フィル:アンデッドじゃ無いんでしょうか?

     ケオヅ:ボーンゴーレムかな? とにかく殴る。22点。

 アクアリス:29点。

     ケオヅ:う、魔術師に負けた。

     クリス:13点。

         GM:4体にザク、ザクっと入った。

     フィル:<攻撃回避>は成功、1体に斬り掛かります…って、スケルトンにレ
            イピア効くんでしょうか?

     クリス:通り抜けちゃうかな?

         GM:スカッっていきそうだな。 でも腰骨辺りを狙えばいいだろう。

     フィル:ヒットは32点です。

         GM:では1体は飛んだ。

  残り3体も次のターンで全滅します。

     アリア:《死人感知》してみます。

         GM:反応は無いね。

     アリア:普通のスケルトンでは無かったんですわね。 

         GM:反応が無い、というより魔法そのものが効いてない感じ。

     フィル:スケルトンを調べてみます。

         GM:スケルトンが持ってた短剣、これはクリスだ。

     クリス:え?

     フィル:「クリスナイフですね。 これで魔法が打ち消されたんですね。 誰か
              持ちます?」

     クリス:「魔法避けになるね☆」

  クリスナイフはフィル,ケオヅ,アリア,セヴンが1本ずつ持つことにします。

     ケオヅ:「鍵は無いのか?」

         GM:ゴミの中から鍵が見つかる。 それともう一つ、干し肉で出来た鎧、
            ビーフジャーキンもあった。

  一同笑。

     フィル:GM、出しますか、それを。

  セヴン/GM:「びーるノツマミニ合イソウダナ。」

     クリス:「面白そう☆ あたし着ようかな?」

     フィル:「駄目! こんなところで着替えないでください!」

         GM:ローブの中でごそごそすれば?

     フィル:「どのみち今すでにレザージャーキン着てるんだから着替える必要な
              んてないでしょう?」

     クリス:「そうだね。」

  一同は部屋Bにやってきます。

     フィル:「さて、挑戦しますか。」

 アクアリス:「罠があるかもしれないからお願いできる?」

     フィル:「そうですね。 では僕が行きます。」

         GM:フィルは鏡に吸い込まれる。 気がつくとある部屋の中。 部屋の真ん
            中には机が置いてあって…。

     フィル:天井からバナナがぶら下がってるんですね。

  一同爆笑。

         GM:机の上には液体の入った杯が2つある。

     クリス:あ、あたしが行けばよかった。

      声/GM:「愚かなる者はここを通ること能わず。 汝は愚かなるや?」

     フィル:杯を調べてみます。

         GM:右側の杯には『毒入り危険』と書いてある。 左側の杯には『触る
            な危険』と書いてある。

     クリス:どっちも駄目なの?

         GM:机の上には他に羽根ペン、短剣、布切れ、小さなスプーンがある。
            あと虫が何匹か這っている。
            「汝はこの杯のどちらかを飲まねばならない。」
            考える時間は1分。

     フィル:『触るな危険』の方の杯に毒が塗られてないかみます。 多分触るな、
            ってのは中身ではなく杯でしょう。

         GM:<知性度>でセーヴィングロール。

     フィル:2レヴェル成功です。

         GM:そう思って見ると何か塗ってある様だ。

     フィル:スプーンには毒塗ってあります?

         GM:その様子は無いね。

     フィル:ではスプーンで『触るな危険』の方の液体をすくって虫にかけてみま
            す。

         GM:かけても虫は何ともなさそう。

     フィル:なら中身の液体は大丈夫なんですね。 多分『毒入り危険』の方は杯
            は安全だけど中身が毒なんでしょう。

         GM:「さぁ、どちらかを飲め。」
            さて、どうするね?

     フィル:杯に触らない様にして『触るな危険』の方を飲めばいいんでしょう。
      …そうですね、羽根ペンを短剣で切ればストローになりますね? そ
            れで吸います。

         GM:飲んだとたん白い光に包まれる。 気がつくと皆同じ部屋にいる。

     フィル:「ふぅ。」

     クリス:「良かった☆」

     アリア:「なかなか恐いですわね。」

         GM:フィル、ダイスを3回振って。

     フィル:3回? 2,5,3です。

         GM:では液体の作用で<体力度>が2,<知性度>が5,<幸運度>が3上が
            った。

     クリス:すごい☆

     フィル:永久なんですか? それは大きいですね。

     ケオヅ:しかし羽根ペン切ってストローにする、ってのはすごい発想だな。
            俺だったら布に液体浸して飲んだ。

         GM:それでもいいよ。 飲み方はいろいろある。

     クリス:素直にスプーン使ったら?

         GM:そう、それ一番楽だったんじゃないかな? 虫が死なないんだからも
            ちろんそれでも平気。

  一同は次に部屋Cに来ます。 この部屋には真ん中に大きな壷がありました。

         GM:壷は青磁のようだね。 全体的に赤みががってる。

     クリス:壷っていったらやっぱりお酒かな? 壷の大きさは?

         GM:かなり大きい。 人間は入らないだろうけど。

 アクアリス:《魔力感知》。

         GM:天井の魔力があるんでよく分からない。

     クリス:覗いちゃお☆

         GM:蓋が閉ってる。

     クリス:蓋取るよ☆

     フィル:「いきなり開けちゃ駄目です!」

         GM:蓋を触ったとたん、触った指先に痺れる様な感じを受けた。

     クリス:「あれ? 何だろう?」
            蓋にくっついちゃうとか?

         GM:そんなことは無い。 さ、ではクリス、ダイス1個振って。

     クリス:(コロコロ) 5だよ。

         GM:では<体力度>が5下がる。

     クリス:え? 原点が?

         GM:そう。

     クリス:「あれ?」
            フラフラフラ★

     フィル:「姉さん!」

     クリス:「歩けない…。」

     フィル:「まさか毒?」
            姉さんの指を吸います!

     クリス:危いよ、それは。

     フィル:「毒消しがあれば…。」

     クリス:「爺様起きたら《毒をもって毒を制す》かけてもらうよ。」

     フィル:「それは早く起きてもらわなくては。」

     クリス:「そのうち起きるよ☆」
            壷の中は?

         GM:中には蜘蛛とか蛇とかの死骸がある。

     ケオヅ:蠱毒か。

     クリス:「あ、薬の材料だ。」

     フィル:「姉さん…。」

         GM:もう毒を取り除いた後みたい。

     フィル:「壷に毒が染み込んでしまったんですね。」

     アリア:「鍵が有りませんわね。」

     フィル:壷振ってみたいですけど触るのは危険そうですね。 ロープを壷に掛
            けて引いてみます。

         GM:びくともしない。

     フィル:「固定されてるみたいですね。」

     クリス:変化の棒を伸ばして底の方をつんつん。

         GM:なら<知性度>でセーヴィングロール。

     クリス:2レヴェル成功☆

         GM:何か変だ。 どうも壷の底の位置が床より下みたいだ。

     クリス:「この壷、床に埋まってるみたい。」

 アクアリス:「じゃ、壊してみる?」

     フィル:「では変化の棒をハンマーに変えて叩いてみましょう。」

     クリス:「ね、セヴちゃん、これで壷壊して☆」

  セヴン/GM:「壊スノカ? セーノー。」
            ガシャン、と壷が壊れて破片が飛び散る。 壷の底の部分は残ってる。

     フィル:引き抜いてみましょう。 手袋して壷を抜いてみます。

         GM:では引き抜けた。 壷を抜くと床に穴が開いている。 穴の中には瓶が
            一つとペンダントが一つ、そして鍵がある。

     クリス:ペンダントに《魔力感知》。

         GM:魔法がかかっている。

     フィル:このGMなら幸せのペンダントかな?

     クリス:「ケオちゃん、かけてみて☆」

     フィル:「危険ですよ、ちゃんと鑑定しないと。」

     クリス:瓶は何?

         GM:“解毒剤”と書いてある。

     クリス:あ、飲む☆

         GM:飲んだら<体力度>が元に戻る。

     クリス:良かった☆
            「何でもやってみるものね。 危いこともあるけど、なんとかなるも
              のみたい。」

     フィル:「姉さん、それは楽観的過ぎますよ。」

     ケオヅ:「そうか、何でもやってみるか。」
            ペンダントを首にかける。

       一同:「わぁ!」

     ケオヅ:「やっぱり止めておくか。」

     フィル:「そうですよ。 では行きましょうか。」

     クリス:「あ、待って。 破片飛び散っちゃったからお掃除していくね☆」

  一同笑。

     フィル:「姉さん、こんなところ掃除してどうするんです。」

     クリス:「変化の棒よ、箒になれ!」

     フィル:「まだ酔い醒めないんですね。 ふぅ、高価なマジックアイテムを何
              て使い方。」

     クリス:さっさ、さっさ。

  一同は部屋Aにやってきます。

         GM:この部屋には真ん中にドワーフの黄金像がある。

     ケオヅ:「やった、金だ!」

     フィル:「いきなり近づいては駄目です!」

         GM:黄金像は苦しそうな表情をしている。

     クリス:《魔力感知》☆

     アリア:《死人感知》ですわ。

         GM:どちらも感じない。

     ケオヅ:《死人感知》はアンデッドに反応するんだよな? ただの死体なら関
            係無いよな?

         GM:そう。

     ケオヅ:死人に反応するなら反応しそうな気がする。

     フィル:この黄金像があのせいだったら反応するかもしれませんね。モンスタ
            ーについての知識をチェックしていいですか?

         GM:<知性度>でセーヴィングロール。

     フィル:3レヴェル成功です。

         GM:では心当たりがある。

     フィル:「黄金蛇ですね。」

  黄金蛇に噛まれるとその毒により身体の表面は金になり、内部は液体になってし
まうのです。 黄金蛇は中身の液体を吸います。

     クリス:「じゃ、これって死体?」

     フィル:「何処かに蛇がいるはずです。 注意してください。」

  セヴン/GM:「蛇? コレカ?」
            セヴンが部屋の隅の穴をつついてる。

     フィル:「気をつけて! 噛まれると大変です!」

         GM:穴から蛇が出てきてパクッとセヴンの指に噛みつく。

     クリス:「あ、セヴちゃん!」

  セヴン/GM:「ナンダ?」
            セヴンは指の噛みついた蛇を握り潰す。

     フィル:「平気なんですか?」

         GM:岩悪魔に毒は効かない。

     ケオヅ:「じゃ、この像持って帰るか。 鋳潰して金にしよう。」

     フィル:「でもそれ、遺体ですよ? 弔ってあげるべきじゃないですか?」

     ケオヅ:「蛇の抜け殻と同じだ。」

         GM:持って帰るなら150重量点。

     ケオヅ:「ちょっと重いな。 でも持って行こう。」

     フィル:「うーん、ま、どうするかは後で考えましょう。」
            鍵はありません?

         GM:見当たらないね。

     クリス:蛇のいた穴の中かな? 《蛇作り》で蛇作って中調べさせるね☆

         GM:蛇は巣穴の中から鍵見つけて帰ってくる。

     クリス:「いい子いい子☆」

     アリア:「これで鍵が揃いましたわね。」

     フィル:「ではあの柱に鍵差し込んでみましょう。」

     ケオヅ:「その前にまだ2ヶ所残ってるじゃないか?」

     フィル:「行く必要は無いと思いますよ?」

     ケオヅ:「でもひょっとしたら財宝があるかもしれないぞ。」

     フィル:「どうしても、というのなら止めませんけどね。」

  ケオヅに引っ張られて一同は部屋Dにやってきます。

     クリス:「じゃ、行ってみるね☆」

     フィル:「駄目です、姉さん!」

     ケオヅ:「今度は俺が行く。」

         GM:ケオヅの入った部屋は目の前に扉、そして机の上に紙が置いてある。
            「愚かなる者はここを通ること能わず。 汝は愚かなるや?」

     ケオヅ:しまった。 今度こそ体力だと思ったのに。

     クリス:ケオちゃんじゃ出られない。

      声/GM:「扉をくぐりたくばまず紙をくぐれ。」

     クリス:あ、そういうことなんだ。

         GM:というわけでこの紙をくぐってくれ。 はい、ハサミ。

     フィル:よくあるクイズですけど、ついうっかり切り過ぎた、ってのが恐いで
            すね。

     ケオヅ:子供の頃やったなぁ。

     クリス:「ケオちゃんがんばれ〜。」

     フィル:1分で切れるんでしょうか?

         GM:いや、考える時間が1分だから。

  ケオヅは無事紙を切り抜いてくぐり抜けます。

         GM:すると真っ白になって普通の部屋になる。

     クリス:ケオちゃん変化無し? つまんない★

 アクアリス:「もう先行きましょう。」
            あ、この部屋行かなかったら用意したGMは残念かしら?

         GM:別にいいよ。 他で使えるし。

  一同は部屋Eの柱の鍵穴に4つの鍵を差し込みます。 すると柱の一部が開きます。
中には下に降りる螺旋階段がありました。

     クリス:「降りてみよ☆」

     フィル:では先頭を降りていきます。

         GM:階段には灯りはついてない。

     フィル:ではランタンを付けましょう。

         GM:階段を降りると、正方形の部屋。 扉は正面に1つだけ。 灯りはつい
            てない。(部屋K)

     フィル:では扉を開けてみましょう。

         GM:扉を開けると通路、先の方から灯りが漏れている。 騒がしい歓声の
            様な声も聞こえてくる。

 アクアリス:何語?

         GM:共通語の様だけどなまりがある。 共通語以外の言葉も聞こえる。

     クリス:<聞き耳>してみるね☆ 3レヴェル成功☆ あたしは共通語,エルフ語,
            バルログ語,スライム語が分かるよ☆

   一同笑。

     ケオヅ:スライム語。(笑)

         GM:スライム語? 聞こえるかもしれない。

 アクアリス:アタシも<聞き耳>。 アタシは共通語,エルフ語,ゴブリン語,悪魔語
            が分かるわ。

         GM:悪魔語は流石に聞こえない。

 アクアリス:聞こえたら恐いわ。

         GM:いや、聞こえるかもしれないな。

     クリス:で、何て言ってるの?

         GM:「それいけ!」
            とか
            「させ!」
            とか。

     フィル:「闘技場でしょうか?」

     アリア:「競馬場かもしれませんわ。」

     フィル:「ちょっと偵察してきます。」

         GM:<忍び足>は要らない。 周りがあまりにも騒がしいから。

地下2階マップ
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■   |   //////―――――――\\\\\\   |   ■
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■   |   ||\\\         ///||   |   ■
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            ■  │   │  ■
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            ■         ■
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  フィルの前に現れたのは巨大な空間。 そこは陸上競技場の様になってました。 
フィルはその観客席に出ます。(競技場J)

         GM:観客席にはいろいろなモンスターがいる。

     クリス:モンスター村なんだ。

         GM:モンスター達は真ん中のトラックに向かって
            「そこだ!」
            とか
            「逃げ切れ!」
            とかいった声援を送っている。

     フィル:うーん、皆の所に戻りましょう。
            「〜という非常識な空間がありました。」

     アリア:「そんなにモンスターがいるんですの? それは見過ごせませんわ。」

     クリス:「面白そう☆ 行ってみよ☆」

     フィル:「行くんですか? あそこにいるのが敵だったら死にますよ。」

  セヴン/GM:「大丈夫大丈夫。 俺ニ任セテオケ。」

     クリス:「ほら、セヴちゃんもこう言ってるし。」

     フィル:「大丈夫なんですか?」

  セヴン/GM:「大丈夫大丈夫。」

  地下に作られた陸上競技場に出てきた一同。

     フィル:観客席に人間型はいます?

         GM:わりといるね。

     フィル:では僕達がいても目立たないかな?

         GM:でも人間やエルフはいないみたい。 ホビットとかレプラコーンがち
            らほら。 ダークエルフもいる。

     フィル:う、ダークエルフ…。 ま、いいでしょう。

     アリア:わたくしは急いで外に出て近くの町まで走りますわ。

     フィル:何するんですか?

     アリア:もちろん、モンスター達を滅ぼすために援軍を呼ぶのですわ。

     クリス:モンスターだからって悪者とは限らないよ?

     アリア:調和を乱すものですわ。

         GM:今から町まで帰ってるともう出番無いよ?

     アリア:それはしかたありませんわね。

  アリアは援軍を呼ぶために町に帰っていきます。

     フィル:「アリアさん? 行ってしまいましたね…。」

 アクアリス:岩悪魔さんについてくわ。

         GM:セヴンは空いてる席にどかっと腰を降ろす。

     クリス:隣に座るね☆

         GM:オッズ表が回ってくる。

     フィル:馬券売り場、というかそういうのがあるんですね。

         GM:少し離れた所にある。

     ケオヅ:「一番倍率の高いのはどれだ?」

  セヴン/GM:「一枠ノごぶりんダナ。」
            一枠ゴブリン:9倍,二枠オーク:8倍,三枠ミノタウロス:6倍,四枠ケン
            タウロス:2倍,五枠ワータイガー:3倍,六枠ジャイアントラット:4倍。

     クリス:「ネズミが可愛いかな? でもやっぱりゴブリンに賭けよ。」
             ゴブリンに金貨1枚ね☆

 アクアリス:ケンタウロスに1枚。

     ケオヅ:「やっぱり狙うなら大穴だな。」
            ゴブリンに金貨2枚賭ける。

     フィル:賭けたくないから見てましょう。

 アクアリス:「怪しまれないために賭けた方がいいわよ?」

     フィル:「それもそうですね。」
            ではケンタウロスに金貨1枚賭けます。

     クリス:「2人とも手堅いね。」

  レースが始まりました。

         GM:ケンタウロスが快調に飛ばしていく。

     ケオヅ:「ゴブリン! 何やってんだ!」

         GM:ケンタウロスを追ってワータイガーとジャイアントラットが続く。ミ
            ノタウロス、オークときてずっと離されてゴブリン。

     クリス:「ゴブちゃん、頑張れ☆」

         GM:最後のストレートに入ったとき、ケンタウロスが突然転ける。

     クリス:「あ!」

         GM:後から走ってた者達は猛スピードだったので止れずにそのまま突っ込
            んでしまう。 そしてそれを尻目にゴブリンがゴールインしてしまう。

     ケオヅ:「やった!」

         GM:当たった2人の周りにはモンスター達が集まってくる。
            「ヤッタナ!」
            「オメデトウ。」

     クリス:「ありがと☆」

モンスター/GM:
            「ジャ、次ノれーす、頑張レヨ。」

  一同爆笑。

     クリス:「え? 当たったら走るの?」

         GM:当たった中から誰か1人が出る。 今回ゴブリンに賭けてたのは君達2
            人だけ。

     ケオヅ:誰も大穴狙わなかったのか? 堅実なモンスター達だな。

     クリス:あたしとケオちゃんとどっちが早いかな?

         GM:<速度>は決めてある?

     ケオヅ:俺は15だ。

     クリス:じゃあケオちゃんの方が早いね。

     フィル:<速度>ってHTTじゃ使わないんじゃないんですか?

         GM:まぁ、決めてあるのなら使おう。

     クリス:「ケオちゃん、頑張ってね☆」

         GM:先ほど1位になったゴブリンが抜けてケオヅが一枠に入る。 ケンタウ
            ロスはさっき負傷したので別のケンタウロスがピンチヒッターに出る。

     フィル:1位になったら抜けるんですか? ということは1位になるまで出っぱ
            なし?

     ケオヅ:そ、それはきつい。

  レースは以下の様な判定で行われます。 各出場者ごとに<速度>+3D6を出しま
す。 一番低かった者は脱落します。 それを5回繰り返し、最後に残った1人が優勝
です。

     フィル:3D6の勝負で15もあればかなり有利ですね。 普通は10ですから。

         GM:ちなみにケンタウロスは<速度>20。

     クリス:「ね、こっそり《韋駄天》かけたらどうかな?」

     フィル:「それはばれたら下手するとここのモンスター全部敵に回しますよ。」

         GM:ではレース開始。

     クリス:「ケオちゃん、頑張れ〜☆」

     ケオヅ:(コロコロ) 27だ。

         GM:(コロコロ) まずミノタウロスが落ちた。

     ケオヅ:(コロコロ) 24。

         GM:(コロコロ) オークが落ちた。

     ケオヅ:3回目。 (コロコロ) 26だ。

         GM:ジャイアントラットが落ちた。 残り3匹。

     ケオヅ:29だ。

         GM:それでワータイガーが落ちた。 さあ、ケンタウロスとの一騎打ちだ。

     ケオヅ:(コロコロ) ああ、低い! 22だ。

         GM:それはケンタウロスの勝ち。 君は2位になる。

     クリス:「ああ、惜しい。」

         GM:ケオヅは2位の賞品を貰える。

     クリス:得体の知れないお守りかも。

  一同笑。

     ケオヅ:謎のお守りその2。

         GM:賞品は力の菜だ。

     クリス:「ケオちゃん、良かったね☆」

         GM:では次のレース。 ケンタウロスが抜けてナーガが入ってくる。

     クリス:「蛇だ蛇だ☆」

         GM:オッズを見るとワータイガーの次くらい。

     クリス:じゃ、速いのかな?

     フィル:1位になるまで抜けられないんですよね。

     アリア:でも賞品貰い続けられますわ。

  一同笑。

         GM:では第2レース。

     ケオヅ:(コロコロ) ああ、いきなり低い。 20だ。

     クリス:いきなり脱落?

         GM:それでもオークには勝った。

     ケオヅ:次は22。 やっぱり低いな。

     クリス:最初のうちは低くても大丈夫だよ。

         GM:ミノタウロスが落ちた。

     ケオヅ:23。

         GM:ジャイアントラット脱落。

     ケオヅ:25。

         GM:ワータイガーが落ちた。 さぁ、ナーガとの勝負だ。

     クリス:「ケオちゃん、頑張れ〜☆」

     ケオヅ:(コロコロ) ああ、21〜。

         GM:それはナーガの勝ち。 君はまた2位になる。

     クリス:「しょうがないな、ケオちゃん。」

         GM:2回目だから賞品は落ちる。 元気薬をあげよう。 飲むと<体力度>
            と<耐久度>が1D6回復する。

     クリス:「ケオちゃん、次も2位とってね☆」

  一同笑。

         GM:延々2位かい。

     フィル:勝ち抜けだから賞品が落ちていくんでしょうね。 これが負け抜けだ
            ったら2位になり続ければだんだんいい物が貰えるんでしょうけど。

         GM:次に入ったのはシャドウジャックだ。

     クリス:「速い?」

     フィル:「影にさえ入らなければ普通の人間と同じくらいですね。」

         GM:もちろん影に入るのは反則。

  第3レース。

     ケオヅ:なんで高い目が出ないんだ。

     フィル:ガープスだったらクリティカル連続ですね。

 アクアリス:なら後でやる妖魔夜行はそのダイス使ったらいいわ。

  低いダイス目ながらもケオヅは最終ラウンドまで勝ち残ります。

         GM:さぁ、ワータイガーとの勝負だ。

     ケオヅ:ハイパーポイント使いたい。

         GM:OK。 使うなら4D振っていいよ。

     ケオヅ:勝負! (コロコロ) 25。

         GM:25だとねぇ…。(コロコロ) 

  やはり2位になるケオヅでした。

         GM:賞品は体力回復薬。

     ケオヅ:うう、ハイパーポイント使ったのに。

         GM:次に入ってくるのはバジリスク。 皆目を合わせないように。

     フォル:「姉さん、向こう向いてましょう。」

     クリス:「お尻向けてるけど応援してるからね☆」

  ケオヅはやはり最終ラウンドまでは残ります。

         GM:さぁ、ジャイアントラットに勝てるかな?

     ケオヅ:(コロコロ) 26。

         GM:それは(コロコロ) そっちの勝ちだ。

     ケオヅ:「やった!」

     クリス:「ケオちゃん、おめでとう☆」

         GM:1位の賞品は鍵だ。

     ケオヅ:鍵?

     フィル:またどこかに扉があるんですね。

  一同は戻って部屋Kを調べてみます。

         GM:反対側の壁に鍵穴が見つかった。

     フィル:では先ほどの鍵を差し込んでみましょう。

         GM:すると隠し扉が開く。 その先は通路になっている。

     フィル:進んでいきます。

         GM:しばらく行くと十字路、左右への通路は少し先で扉になっている。

     フィル:右の扉を調べてみます。 <罠感知>3レヴェル成功です。

         GM:なら分かるけど、この扉はひとりでに閉る様になっている。

     フィル:開けて戸口から覗き込みます。

         GM:正方形の部屋、真ん中にレバーのついた台がある。 奥の方には蛇が
            1匹、とぐろを巻いている。(部屋L)

     フィル:「レバー?」

     クリス:「倒したら何か起きるのかな?」

     フィル:「扉が閉る様になっていましたし、部屋の中に入るのは危険かもしれ
              ませんね。」

 アクアリス:「変化の棒伸ばせばここからでもレバー動かせるわね。」

     フィル:「やってみましょうか。」

  フィルは変化の棒を熊手状の棒に変えると戸口からレバーを倒します。

         GM:何も変った様には見えない。

     クリス:「入ってみる?」

     フィル:「それは危険だと思います。 他を先に回ってみましょう。」

  一同は反対側の扉に行きます。

         GM:扉はやっぱり閉るようになっている。

     フィル:中は部屋ですか?

         GM:部屋。 先ほどの部屋と同じようにこの部屋にも真ん中にレバーの付
            いた台がある。 そして奥には狼がいる。(部屋M)

     クリス:今度は狼?

     フィル:何のための部屋なんでしょうね?

  一同は続いて部屋N,部屋Oを見て回ります。 それぞれ蜘蛛,亀といる生き物が
違う以外は先の2つの部屋と同じ様に真ん中にレバーの付いた台がありました。

     フィル:「分からないから部屋には入らずに先に行きましょう。」

         GM:通路をまっすぐ行くと正面に扉がある。

     フィル:罠を調べてから開けてみます。

         GM:開けると少し大きい部屋。 奥にはテーブル。 テーブルにはローブを
            被った魔術師風の人物が座っている。 テーブルの前には3人の人影が
            いる。 1人はオークに似た人間、1人はトロールに似た人間、そして
            もう1人はゴリラに似た人間だ。(部屋P)

     クリス:ゴリラ?

  魔術師/GM:「我が輩の研究室に何の用だ?」

     クリス:「今日は☆」

 アクアリス:「遺跡の探索にきたんですわ。」

  魔術師/GM:「遺跡? ここは我が輩の住居だ。 お前達に荒されるいわれは無い。」

     クリス:「それはどうもごめんね☆」

         GM:ケオヅとクリスとフィルは<知性度>でセーヴィングロール。

     ケオヅ:<知性度>? 無茶を言うな。 (コロコロ) 1レヴェル成功だ。

クリス&フィル:
            3レヴェル成功。

         GM:この魔術師、なんか変な感じ。 何処かでこんな症状の人を見た覚え
            がある。

     クリス:あ、あの伯爵?

     フィル:ブレスレットしてます?

         GM:ローブ着てるからよく分からない。

     クリス:《魔力感知》。

         GM:魔術師近辺から魔力を感じる。 前の3人からも感じる。

     クリス:やっぱりあのブレスレットのせいなのかな?

  魔術師/GM:「その杖は…エルフの娘よ、それを何処で手に入れた?」

     クリス:「手に入れたんじゃなくて手に入れられたんだけど★ 勝手について
              きちゃったの★」

  魔術師/GM:「杖が勝手についてくるはずがあるまい。 …いや、あいつなら有り
              得るか。」

     クリス:「あれ? お知り合い?」

  魔術師/GM:「それはかつて我が輩が所持していた。 だが我が輩には制御出来な
              かった。」

     クリス:「ああ、ヴァネスの伯爵に仕えていた魔術師さんだ☆」

     ケオヅ:「ああ、あの両替した。」

  一同爆笑。

  魔術師/GM:「両替?」

     ケオヅ:「銅貨じゃ使いにくいだろうからな。」

  魔術師/GM:「銅貨?」

     クリス:「気にしない気にしない☆」

  魔術師/GM:「???」

     クリス:「ね、ヴァネスの伯爵のところで人間とモンスターが共存出来るよう
              になるための実験をしていた魔術師さんだよね?」

  魔術師/GM:「そうだ。 その実験の成果を見ただろう?」

     フィル:「あの競技場のモンスター達ですか?」

  魔術師/GM:「そうだ。」

     フィル:「彼らが実験の成果ですか。 なら大成功ですね。」

     クリス:でもあのブレスレットしてるんだよね? あれ填めると悪い奴になっ
            ちゃうんじゃないのかな?

  魔術師/GM:「そうだ。 我が輩の実験は成功した。」

  友好的なモンスターを作るという魔術師の実験は成功しました。 しかし、いく
ら友好的とはいえ、モンスターが人間に受け入れられることはありませんでした。
人々は魔術師とモンスターを追い出そうとします。 それに嫌気のさした魔術師は、
次なる実験として、人間とモンスターを合成する実験を始めました。

     フィル:「ちょっと待ってください。」

     クリス:「キメラ化しちゃうの?」

  魔術師/GM:「人間とモンスターを合成する。 そうすれば人間とモンスターの境
              界を無くすことが出来る。」

     クリス:「それは違うと思うよ。」

  魔術師/GM:「彼らが中心となる新しい社会を作り出すのだ。 人間とモンスター
              の区別の無い社会だ。」

     クリス:「そのために無理矢理キメラにしちゃうの?」

  魔術師/GM:「人間とモンスターの間に線と引こうとするのは人間だ。 人間は自
              分達だけが特別だと思っている。 その愚かな思い上がりを修正し
              てやるために実力行使に出ることにしたのだ。」

     フィル:「実力行使は駄目です。」

     クリス:「そういうやり方じゃ受け入れられないよ? 地道に訴えていけば少
              しずつ理解される様になるよ。 人間だって頭の固い人ばかりじゃ
              ないんだから。」

     ケオヅ:頭が半練りになってるエルフもいるしな。

  一同笑。

     クリス:「今でも友達になれるよ☆ ね、セヴちゃん☆」

  セヴン/GM:「オウ。」

     クリス:「セヴちゃんは人間に受け入れられてるんだよ。 人間もモンスター
              と仲良く出来るんだよ。」

     アリア:わたくし、ここにいなくて良かったですわ。 いたら悩んでしまうと
            ころですもの。

  一同笑。

  魔術師/GM:「えぇいうるさい。 お前ら、皆実験体にしてやる。 見よ、我が輩の
              実験の成果を。」

  魔術師の命令を受けて3体の実験体が攻撃してきました。

         GM:オークキメラはレザーアーマーを着てテルビーチュを持っている。

     フィル:テルビーチュ? 中々変った武器を持ってますね。

         GM:トロールキメラはラメラーアーマーを着てウォーハンマーを振り回し
            てくる。 ゴリラキメラがスケールにウォーハンマー。

     アリア:それは堅そうですわね。

         GM:3体とも普通に攻撃してくる。

     フィル:魔術師は?

         GM:魔術師は何もせず後ろで見てるだけの様だ。

     フィル:魔術師を攻撃出来ます?

         GM:キメラ3体がブロックするから駄目。

     ケオヅ:クリスナイフ捨てて突っ込む。

 アクアリス:アタシも前出て攻撃に参加するから魔法の援護は無いわよ?

     アリア:向こうが魔法使ってくるとこ考えると持っていた方がいいと思います
            わ。

     ケオヅ:じゃ、持ってよう。

         GM:セヴン・カップも通常攻撃。

     クリス:突っ込む☆

     フィル:「姉さん! 前に出ちゃ危険です!」

     クリス:じゃ、《パニック》。 オークキメラに。

     フィル:キメラ達、攻撃してしまっていいのでしょうか? 操られてるだけか
            もしれません。 頭狙って峰打ち…はレイピアだから出来ませんね。

     クリス:変化の棒を棍棒にしたら?

     フィル:棍棒使うのはちょっと…。 足狙って転ばせましょう。 トロールキメ
            ラの足を狙います。

         GM:ではヒットを出そう。

     ケオヅ:(コロコロ) バーサークしたいな。 だけど<体力度>に余裕無いしな。

     アリア:《魔剣》や《韋駄天》の援護無いならバーサークは止めた方がいいで
            すわ。

     ケオヅ:では16。

 アクアリス:(コロコロ) 35よ。

     ケオヅ:うーん、魔術師に負けてる。

         GM:それに岩悪魔の73点が加わる。 合計124点か。 今の攻撃でこちらに
            チクッと来た。

     クリス:《パニック》は44点だよ☆

         GM:抵抗は(コロコロ) 失敗。 オークキメラは部屋の隅で震えてる。

     フィル:<攻撃回避>は成功。 足狙いは何レヴェル要ります?

         GM:人間とトロールの中間として…中の目標だから2レヴェル。

     フィル:では3レヴェルで攻撃します。(コロコロ) 当たりました。

         GM:ハイパーポイントを使って避けよう。 (コロコロ) 回避失敗。

     フィル:43点です。

         GM:それは足が使えなくなった。 トロールキメラは転けて移動出来ない。
            では第2ターン。 トロールキメラとゴリラキメラは引き続き攻撃。
            機会があればバーサーク。

     ケオヅ:力の菜食べてすぐ攻撃出来る?

         GM:HTTの1戦闘ターンは2分もあるからな。 許可しよう。

     ケオヅ:なら力の菜食べてハイパーバーサーク! <体力度>2倍だ!

     クリス:口もごもごしながら殴る?

         GM:食べながら戦うなんてお行儀の悪い。

  一同笑。

     クリス:ゴリラキメラに《パニック》。

         GM:魔術師はケオヅが力の菜食べたの見て…。

     フィル:《これでもくらえ!》かな? もしそうならケオヅさんはお守り持
            ってますから多分平気でしょう。

         GM:《スモッグ》だ。 かかれば<体力度>が半分になる。

     ケオヅ:ガーン! せっかく2倍になったのに。

  一同笑。

     フィル:4レヴェル魔法ですか。 クリスナイフあっても効いてしまいますね。

 アクアリス:アタシは通常攻撃よ。

     フィル:前列のキメラが2体なら抜けて魔術師を狙えます?

         GM:狙えるとしよう。

     フィル:腕輪に操られてるかもしれないんですよね。 では腕狙いましょうか。

         GM:腕輪狙いでもいいよ。 左腕に腕輪填めてるのが見える。

     フィル:うーん、腕輪に当たっても填めてる物は落ちませんよね。 ここは腕
            狙って使えなくしてしまいましょう。

         GM:ではまず《スモッグ》に抵抗して。 5レヴェルだ。

     ケオヅ:5レヴェルか。 きついな。 (コロコロ) 駄目だ。

         GM:では力の菜と差引相殺だ。

     ケオヅ:力の菜の効果が切れたら動けなくなるな。 一気に勝負かけるぞ。 組
            めよ。 (コロコロ) よし、ハイパーバーサークだ! (コロコロコロコ
            ロ) 46点だ。 でも次から武器が重くなる。

         GM:ではキメラ2体にざくっときた。

     クリス:《パニック》!

         GM:ゴリラキメラも逃げ出した。

     クリス:トロールキメラは動けないからもういいよね。

     フィル:では腕狙いいきます。 <攻撃回避>は成功、腕を狙って3レヴェルで
            攻撃します。 成功です。

         GM:4レヴェル回避は…(コロコロ)成功。

     フィル:魔術師が攻撃避けますか。

     クリス:実は魔法戦士かも。

         GM:ここで賢者の杖の目が覚める。
            「クリス、わしをあいつに向かって投げるのじゃ。」

     クリス:「爺様を投げるの?」

賢者の杖/GM:「外すなよ。」

     クリス:自信無いなぁ★

         GM:トロールキメラは片膝つきながらハイパーバーサーク。

 アクアリス:(コロコロ) あら、1,1,1だわ。

  一同笑。

         GM:バーサークしたい?

 アクアリス:魔術師はバーサーク出来ないのよね。 やっぱりバーサーク出来るよ
            うに灰色熊のレザーアーマー手に入れようかしら。

     ケオヅ:ハイパーバーサーク継続だ。 体力がどんどん漏れていく。(コロコロ
            コロコロ。) 58点。

     クリス:体力回復薬あるじゃない☆

     フィル:岩悪魔もいますし、トロールキメラはもう飛びますね。

         GM:トロールキメラは潰れた。

     クリス:ああ、やっつけちゃった★

     フィル:今回は腕輪を狙ってみましょう。 壊せるかもしれません。ハイパー
            ポイント使って4レヴェルで攻撃します。(コロコロ) 成功です。

         GM:流石に5レヴェル回避はつらいな。 ハイパーポイントを使う。(コロ
            コロ) 避けられない。

     フィル:では腕輪に38点です。

         GM:カン! 当たったけど腕輪自体は破壊されなかった。 ただしその衝撃
            で魔術師の手にかなりのダメージが来る。

     クリス:じゃ、爺様投げる☆

         GM:何レヴェルで投げる?

     クリス:あたし<器用度>低いのよね★ 失敗したらフィルに当たる?

         GM:当たるかもしれないね。

     フィル:当たりそうなら避けますよ。

 アクアリス:投げずに突っ込んで殴れば?

         GM:投げるって宣言してしまったしね。

     クリス:ハイパーポイント2点使って3レヴェルで投げるね。 (コロコロコロ)
            組んだ。(コロコロ) 成功☆

         GM:では回避。 (コロコロ) 失敗。 杖がパコンと当たる。 その瞬間紫色
            の光が魔術師を包む。 魔術師が昏倒、その上に杖が降りてくる。

         GM:魔術師の口を使って賢者の杖が喋る。
            「ふむ、この腕輪じゃな。」
            
     クリス:「爺様、《魔法破り》。」

賢者の杖/GM:「魔法かけるのはこいつの体力が回復してからじゃな。 じゃがあま
              りゆっくりしてるとアリアが大群引き連れて戻ってくるかもしれん
              の。」

     クリス:「ケオちゃんが体力回復薬持ってるよ☆」

     ケオヅ:俺は体力無くなって気絶してる。

  一同笑。

 アクアリス:「大丈夫、無いと気が付いたら、どこかで落したんだって言いくるめ
              ればいいわ。」

   一同笑。

         GM:ではケオヅの荷物から薬を取り出して飲む。 で、《魔法破り》をか
            けると腕輪が砕け散る。

     ケオヅ:うーん、人が寝てる間に。

  魔術師は腕輪の支配から解放され、本来の自分を取り戻します。 意識はあった
のですが、自分の意思では動けなかったそうです。

     クリス:「誰に腕輪填められたの?」

  魔術師/GM:「それがのう、伯爵の元を去った後、腕輪を売り付けた商人を探して
              おったのじゃ。 なんとか見つけ出したのじゃが、どうやら相手は
              わしよりはるかに高位の魔術師だったのじゃ。 それで不覚にもこ
              のざまじゃ。」

     フィル:「この遺跡は何なんですか?」

  魔術師/GM:「わしの実験室じゃ。 もっともわしは友好的なモンスターを作ると
              ころまでで実験は終るつもりだったのじゃがな。」

     クリス:「じゃ、キメラ作りは操られてから?」

  魔術師/GM:「うむ。 向こうにレバー付きの台と生物がいる部屋が並んでおった
              じゃろ? あれはレバーを倒さずに部屋に入ると合成してしまう様
              になってるのじゃ。」

     クリス:「あ、危かった☆」

     フィル:「あのモンスター達はこれからどうします?」

  魔術師/GM:「時期が来るまでここで暮してもらおう。 鍵が無ければ入ってこれ
              んしの。」

     フィル:「ではこの鍵は預けておきます。」

     クリス:「じゃ、帰ろっか☆」

  セヴン/GM:「俺ハモウシバラク競技場デ遊ンデカラ帰ル。」

         GM:遺跡から出てくるとあの商人の姿は何処にも無い。

     ケオヅ:何? 俺の馬と荷馬車は?

         GM:近くに繋いであるよ。

     ケオヅ:それは良かった。 では黄金像積んで帰ろう。

         GM:帰り道で調和教の僧侶と聖闘士を引き連れたアリアに出会う。

     クリス:「あ、アリアさん☆」

     アリア:「モンスター達はどうなりました?」

     フィル:「遺跡の奥深くで暮していくそうです。」

     アリア:「放っておいてはいけませんわ。 退治しなくては。」

     フィル:「でも、もう入れませんよ。」

     クリス:「さ、帰ろ☆」

  町に向かって歩き出す一同。

     アリア:「ちょっと待ってください、するとわたくし、いったい何のためにこ
              の人達つれてきたんですの?」

  慌てて一同の後を追うアリア。 その後には呆然として立ち尽くす調和教信者達
が残されていたのでした。

  夏だ!ビールだ!岩悪魔だ!
                       1997/7/12 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録

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