ハイパーT&Tリプレイ

小さな大仕事


キャラクター
  シュアン=レン
    人間の武道家。
    無口で人付き合いは悪いが武道家としては優れた素質を持つ。
    目つきが怪しく間違っても美形とは言えないが武道家としては有望視される。
    夜道でばったり出会うとこの上なく怖いが武道家としては…。
  ガグゥ=ンズゥドム
    <竜の腕>スクイラ出身のドワーフ。
    ドワーフであるがその高い知性から魔術師としての道を歩む。
    部族の証である紋様入りのフェースマスクを常に付けている。
    何故か愛用の武器は鉄てこ。
  カーライル・フェイスル
    人間の盗賊。
    見た目爽やか、目元の涼しい好青年。

  今回の舞台は<竜の脚>ローンカイラスのバネスの町。 偶然か、はたまた必
然か、冒険者を志す3人の若者が巡り会います。

         GM:君達が食事していると、表から冒険者らしき一団が入ってくる。
            彼らはカウンターのマスターのところへ行くと、
            「親父、あんな最低の仕事紹介するなよ。」
            「俺達だって、プライドってもんがあるんだぜ。」
            と文句を言う。
            「そんなこと言わず、受けてくれないかね? ラモンさんはお金持
              ちだから、ちゃんと報酬は出してくれるから。」
            「いくら報酬貰えるからって、あんな汚いのはごめんだぜ。」
            「俺達は断るからな。」
            と冒険者達は出ていく。 マスターは
            「彼らも駄目か…。」
            と頭を抱えてる。

 カーライル:聞き耳しています。

マスター/GM:「これで3組目か。 他に受けてくれそうなのは…。」
            で、君達の方に目が行く。

   シュアン:目が…合ってしまった…。

         GM:一番まともな格好をしてるのは…。

     ガグゥ:わしは部族の魔術師の証として紋様入りの仮面を付けておるぞい。

   シュアン:俺…<魅力度>3…。

         GM:ならにカーライル声をかけよう。
            「なぁ、あんた、腕に覚えあるかい? ちょっとした仕事があるん
              だが、それを受けてくれる冒険者を探してるんだ。」

   シュアン:「どんな…?」

         GM:マスターは壁の張り紙を示す。 張り紙には
            『ごく簡単な仕事をしてくれる者求む。 報酬金貨500枚。 ラモン』
            と書いてある。
            「ラモンさんってのはこの町に住む呪術師の爺さんだ。」

     ガグゥ:呪術師、という言葉に反応してテーブルをバンと叩くぞい。
            「詳しい話を聞かせてくれ。」

         GM:「うん? 欲しいのは大工じゃないらしいんだが? その鉄てこを使
              う機会は無いと思うよ。」

     ガグゥ:「わしは魔術師ぞい。」

マスター/GM:「魔術師? あんたが? わたしも宿屋長いことやってるけどなぁ…。」

   シュアン:仮面の魔術師…。

         GM:宿屋の中でもフェイスマスクしてるわけじゃないでしょう?

     ガグゥ:いや、しておるぞい。

 カーライル:それは10分ごとに衛兵に呼び止められて職務質問されても文句言え
            ません。

     ガグゥ:このマスクは魔術師の証。 外すことはできん。

 カーライル:どうやって食事してるんでしょう?

     ガグゥ:口部分は空いてるぞい。

 カーライル:どう見ても未開地の呪術師ですね。

         GM:つくづく妙なパーティだ。

 カーライル:かまいません。 こいつらは美形たる私に付き従う引き立て役の従
            者2人です。

マスター/GM:「魔術師かぁ。 変わり者同士、あんたならラモンさんと気が合う
              かもしれないな。」

     ガグゥ:「で、仕事の内容は?」

マスター/GM:「わたしも詳しくは知らないのだが、法に触れる様なことじゃない
              のは確かだよ。」

 カーライル:「でもあからさまに怪しいですよ。」

マスター/GM:「呪術師だけあって胡散臭く見られがちだけどね、ラモンさんはそ
              んな怪しい人じゃないよ。 なぁ、ラモンさんの所へ行って、話
              聞くだけでも聞いてみてくれないかね? あの人はこの町の名士
              だからね、依頼を断ると店の評判に響くんだよ。」

   シュアン:「店の評判など…知ったことじゃない…。」

 カーライル:「さきほど出ていった者達は、『プライドを傷付けられる仕事だ』
              と言っていましたが?」

マスター/GM:「彼らには簡単過ぎてつまらなかったのかもしれないな。」

 カーライル:「ではこうしましょう。 話を聞いてみて、もしやはり我々にもつま
              らなかったらそんなことに時間割かせた分のお金を払ってもらう、
              と。」

マスター/GM:「おいおい、それはないだろ?」

 カーライル:「依頼を受ける人がいないと困るんですよね?」

マスター/GM:「あー、分かった分かった。 今日の食事代はおごってやるよ。」

 カーライル:「ありがとう、マスター。」
            人のいいマスターです。

     ガグゥ:「ならメニューのここからここまで3セット頼むぞい。」

 カーライル:「今日は豪遊ですね。」

マスター/GM:「おいおい、それは勘弁してくれよ。」

  一行はラモンの屋敷にやってきます。 ラモンの屋敷は町の中心部にあり、道
路を挟んで調和教アネルエの神殿があります。

 カーライル:中には入らずに、しばらく出入りする人間を観察します。

         GM:では<幸運度>で振って。

 カーライル:0レヴェル成功。

         GM:1時間ほど経ちましたが出入りする人はいません。

     ガグゥ:扉をガンガンと叩く。

         GM:執事らしい人が出てきて…目の前に仮面のドワーフがいたんで一瞬
            硬直する。
            「冒険者の方、でしょうか?」

 カーライル:ガグゥを押し退けて
            「ええ、酒場のマスターの紹介できたんですが、とりあえず話を聞
              かせてください。」

         GM:「そうですか。 どうぞお通りください。
            執事が君達を応接間に案内する。 応接間にはローブ姿の老人がい
            る。」
            「なんじゃ? お主ら仕事受けるのか?」

 カーライル:「話を聞いてからです。」

  ラモン/GM:「最近の若い者は根性が無いというか、話聞いただけでみんな帰っ
              ていきよるでの。 お主らは大丈夫じゃろうな?」

 カーライル:「先に話を聞いて断った冒険者に言わせれば酷くプライドを傷付け
              られる仕事だとか?」

  ラモン/GM:「ひよっこが何を言っておるか。 あの程度のことで尻込みする様
              では冒険者として大成せん。」

 カーライル:「で、仕事の内容は?」

  ラモン/GM:「なぁに、簡単な仕事じゃよ。 穴の中に入って、指輪1個探して欲
              しいんじゃ。」

 カーライル:「どんな指輪でしょう? 500金貨も出そうというのだから、よほど
              大切な指輪なんですね?」

  ラモン/GM:「あれは妻の形見でのう…。 もうかれこれ50年になるかのう、妻
              と出会ってちょうど5年めの逢い引きの日に思いきって渡したの
              じゃ。 あの日は雪が降っておってのう…。」

 カーライル:「いえ、昔話はどうでもいいんです。」 

  ラモン/GM:「最近の若い者は人の話を聞かんのう。」

 カーライル:「で、何処の穴に潜れと?」

  ラモン/GM:「こっちじゃ。」
            ラモンは台所に移動する。
            「そこじゃ。」
            と指す先には排水溝。

  一同笑。

  ラモン/GM:「実はのう、この間、ふとした弾みでここに指輪を落としてしまっ
              たのじゃ。 下水掘り返そうかと思ったのじゃが、許可が出なく
              でのう。 向かいの調和教神殿の地下に宝物庫があるんで、地面
              を掘るのはなかなか難しいのじゃ。 そこでお主ら冒険者に頼み
              たいのじゃ。」

     ガグゥ:「かなり汚れそうだな。」

  ラモン/GM:「汚れることを気にしていては冒険者なんぞやっておれんぞ。」

 カーライル:「一つお聞きしますが、この穴の中には何がいます?」

  ラモン/GM:「下水道じゃからネズミくらいはおるかの。」

 カーライル:「世の中にはろくでもない魔術師がいて、実験で使用した薬品を下
              水道に捨てる、とかいう話をよく聞きますが?」

  ラモン/GM:「そんな不届き者がおるのか? いかんのう。」

 カーライル:「そういう薬品が混じり合ってスライムになっている、なんてこと
              はありません?」

  ラモン/GM:「そう簡単にスライムなどにはならん。」

 カーライル:「指輪に目印は?」

  ラモン/GM:「銀の指輪で、妻の誕生石のルビーが填っておる。 内側にはK.T.
              と妻のイニシャルが入っておる。」

 カーライル:「魔法の品なんですか?」

  ラモン/GM:「魔法などはかかっておらん。 あれはのう、まだ呪術師見習いと
              して走り回っておったときに爪に火を灯す思いで貯めた金で買っ
              たのじゃ。 決して高級な品ではなかったが、妻はそれはそれは
              喜んでくれてのう…。」

 カーライル:昔話は無視して
             「報酬は金貨500枚でしたね? 前金は?」

  ラモン/GM:「前金じゃと? 全て指輪を取り返した後じゃ。」

 カーライル:「いろいろ準備が要るのですが、その支度金も無しですか?」

  ラモン/GM:「必要な装備はこちらで用意しよう。 普通の品は大き過ぎて使え
              んじゃろうからな。」

 カーライル:…何か嫌な予感がするんですが、排水溝のサイズは?

         GM:ごく普通の排水溝。 直径20cmくらいで、1mほど下で水が流れて
            いる。

 カーライル:「で、どうやって入るんでしょう?」

  ラモン/GM:「お主らにはこれを飲んでもらう。」
            と薬瓶を出してくる。 瓶のラベルには『わたしを飲んで!』と書
            いてある。

 カーライル:「まさか、身体が小さくなる薬?」

  ラモン/GM:「よく分かったのう。 その通りじゃ。 飲めばみるみる身体が縮ん
              でいく画期的な薬じゃ。」
            小さくなった場合、処理としては周りのものが相対的に大きくなっ
            た、として扱う。 魔法は威力、体力消費ともに小さくなった分だ
            け下がる。

     ガグゥ:「面白そうな薬だな。 一瓶譲って貰えないか?」

  ラモン/GM:「うーむ、貴重な薬じゃからのう…。」

 カーライル:「縮み過ぎて消える、ということは?」

  ラモン/GM:「心配要らん。 そういう事例は今のところ報告されておらん。」

   シュアン:「どれくらいまで…縮む…?」

  ラモン/GM:「そうじゃな、30cmくらいか。」

 カーライル:「それでも排水管ぎりぎりですね。」

  ラモン/GM:「もっと小さくなる薬もあるのじゃが、そっちは少々不安定でのう。」

   シュアン:「効果時間…?」

  ラモン/GM:「人間なら1週間といったところじゃな。」

  一同笑。

 カーライル:「一週間もそのままなんですか?」

  ラモン/GM:「ちゃんと解毒剤がある。 これを飲めば一瞬じゃ。」
            ちなみに解毒剤は直径1cmくらいの丸薬。 小さくなると5倍サイズ
            に見えるので頑張って齧ってください。

  一同笑。

 カーライル:「…回れ右して帰りますか。」

  ラモン/GM:「なんじゃ? 最近の若い者は根性が無いのう。 若いうちは小さい
              ところからこつこつやっていくものじゃぞ。」

     ガグゥ:「わしは受けたいぞい。 魔法の薬とやらが興味深い。」

  ラモン/GM:「おお、中々見処のあるドワーフじゃ。」

 カーライル:「受けるのですか? やれやれ。 仕方ありません。」

   シュアン:「ああ…。」

  ラモン/GM:「おお、受けてくれるか。」

 カーライル:「やれやれ。 アルコールにでも溶かして飲みましょう。」

   シュアン:「縮むのは…身体だけ…?」

  ラモン/GM:「薬じゃからの。 縮むのは身体だけじゃ。」

   シュアン:「装備は…?」

  ラモン/GM:「心配要らん。 ちゃんと用意してある。 おい、ジャック。」
            執事のジャックがいくつか品を並べる。

  武器リスト
    ダーク      :グレートソードとして扱う
    食事用ナイフ:片手半ブロードソードとして扱う
    果物ナイフ  :シミターとして扱う
    小型ナイフ  :ショートソードとして扱う
    フォーク    :トライデントとして扱う
    鉄串        :スピアとして扱う
    ペン        :ジャベリンとして扱う
    針          :ポニャードとして扱う

  防具リスト
    革の手袋    :レザーアーマーとして扱う
    人形のドレス:キルテッドシルクアーマーとして扱う
    ハンカチ    :アーミングダブレットとして扱う
    革の袋      :レザージャーキンとして扱う
    鍋の蓋      :タワーシールドとして扱う
    バッジ      :ターゲットシールドとして扱う
    ボタン      :バックラーとして扱う

         GM:という品が並んだわけだ。

  一同笑。

ジャック/GM:「首都辺りであれば、ペットショップでフェアリー用の品が手に入
              るのですが、あいにくこの辺りではその様な店はございません。」

 カーライル:ペンがジェベリンとは…。

         GM:ペンは剣よりも強しってね。

 カーライル:「お爺さん、これ、断られても文句言えませんよ?」

   シュアン:「特に…これ…。」
            人形のドレス…。

  一同笑。

  ラモン/GM:「これはのう、20年ほど前に嫁に行った娘が子供の頃遊んでおった
              ものじゃ。 この人形を買ってくれるまで動かないと娘がだだこ
              ねてのう、買ってやったのじゃ。 妻には娘を甘やかし過ぎると
              お目玉くらったがのう。」

     ガグゥ:ふむ、防具はそれにするぞい。

  一同笑。

     ガグゥ:仮面も欲しいぞい。

         GM:何か仮面になりそうな物はある? 思い付いたらジャックが用意す
            るよ。

 カーライル:人形のマスク。

         GM:マスク付けた人形は無いよ。

     ガグゥ:ハンカチ繕ってマスクにする。

         GM:では<器用度>で振って。

     ガグゥ:0レヴェル成功。

         GM:あまり格好いいのはできなかった。

     ガグゥ:執事さんに作ってもらえんか?

ジャック/GM:「マスクですか? はぁ、作らせていただきますが。」

   シュアン:「靴…欲しい…。」

         GM:人形の靴ならあるよ。 ハイヒールだけど。

     ガグゥ:ボーイフレンド人形は無いか?

         GM:<幸運度>で振って。

     ガグゥ:1レヴェル成功。

         GM:男の子の人形は1体だけあった。
            「これはのう、娘の10歳の誕生日に買ってやったものじゃ。 その
              日は妻がケーキを焼いたのじゃ。 じゃが焼き加減を失敗しての
              う…。」

     ガグゥ:もう放っておく。

         GM:ならラモンは延々と昔の話をしてる。

   シュアン:足…なんとかしたい…。

 カーライル:毛皮で靴を作ります。 人形の足で型取りすれば作りやすいでしょう。
            中に蝋を塗っておけば多少は漏水も防げます。

 カーライル:「明りは?」

  ラモン/GM:「明りなら魔術師がいれば…おや、おらんのか。」

     ガグゥ:「わしは魔術師ぞい。」

  ラモン/GM:「おお、そうか。 ならば《鬼火》があるじゃろ? 魔法の杖ならこ
              の指輪を貸してやろう。 小さくなれば腕輪くらいになるはずじ
              ゃ。」

     ガグゥ:《鬼火》は1点消費で10分か。

 カーライル:1人でかけ続けると体力回復できませんね。

         GM:お金を払えば盗賊が《教え》てもらうことは可能。 下水道の中で
            こっそり《教え》るのならお金無しでもばれない。

 カーライル:こそっと《教え》て貰います。

ジャック/GM:「他に必要な品がございましたら何なりとお申し付けください。」

   シュアン:「ロープ代りになる物…。」

         GM:ジャックが麻紐を用意してくれる。

   シュアン:「長いの…欲しい…。 入り口から指輪まで…届くくらい…」

 カーライル:「余裕を持ってその倍くらいはください。」

         GM:《千里眼》魔法によれば指輪まではおよそ10mくらい。 その倍の
             というと、小さくなったときには100mくらいにみえる。

   シュアン:「一まとまりにして…落していく…。 あと…スプーン…。」

ジャック/GM:「畏まりました。」

 カーライル:給食で出てくる様な先割れスプーンがあれば掘り易いんですが。

         GM:それは流石に無いよ。

 カーライル:「ところで、下水道の地図はあります?」

ジャック/GM:「申し訳ありませんが、ございません。」

 カーライル:「下水道なんて、相当入り組んでますよね?」

  ラモン/GM:「それほど遠くまではいっておらんぞ。 《千里眼》の魔法で確か
              めたがせいぜい隣の家との境くらいじゃ。」

   シュアン:「隣の家…?」

  ラモン/GM:「隣はたしか空家じゃったのう。」

   シュアン:「どちらが…近い…?」

 カーライル:「そちらの空家から回った方が近いんじゃないですか?」

         GM:ラモンは《千里眼》の魔法を使って
            「距離としてはちょうど中間くらいじゃな。」

 カーライル:「空家の排水管なら乾いてるでしょう。 入るならそちらからの方
              がまだましです。」

         GM:「隣の家から入るのか? ならば持ち主の許可を取らねばならんな。
              ジャック、あそこの持ち主は誰だったかのう?」
            「向こうの通りのスミス様でございます。」

 カーライル:「ちょっと隣の家を見てきます。」

         GM:隣の空家は窓は全て開かない様に打ち付けてある。 扉も鍵が掛っ
            てるね。

 カーライル:「開けてもらえますか?」

ジャック/GM:「持ち主の方に問い合わせてみませんことには。」

 カーライル:「では行ってみましょう。 持ち主の住所を教えてださい。」

  一行は空家の持ち主の所にやってきます。

 カーライル:かくかくしかじか。
            「〜というわけであそこの空家に入らせていただきたいのですが。」

  持ち主/GM:「ラモンさんの指輪探しですか。 それは大変ですね。 あの人も毎
              回色々変わったことされますねぇ。 そういうことでしたら鍵を
              お貸ししましょう。」

  そして再び空家へ。

  持ち主/GM:「おや? 窓が打ち付けてある。 おかしいな…。」

 カーライル:「窓を打ち付けたのはあなたじゃない、と?」

  持ち主/GM:「ええ。 私はそんなことしてません。」

 カーライル:「前にここを見に来たのはいつですか?」

  持ち主/GM:「1月ほど前になります。」

 カーライル:「もしかすると、良からぬ連中が入り込んでるのかもしれません。
              我々が中を確認しますので、外で待っていてください。」

  持ち主/GM:「え、ええ。」

  一行は鍵を開けて中に入り込みます。 (部屋C)

         GM:全員<知性度>で振ってみて。

     ガグゥ:2レヴェル成功。

         GM:床に真新しい土が付いてる。 土は右手の扉から前の扉の方に続い
            てる。

   シュアン:右手の扉…開ける…。

         GM:開けるとそこは土だらけ。 床の真ん中に大きな穴が開けられてい
            る。 穴は南へ続いている様だ。 (部屋D)

 カーライル:土に触ってみます。

         GM:湿ってる。 穴の方からは下水の臭いがするね。

   シュアン:何か…荷物は…ある…?

         GM:この部屋には見当たらない。

     ガグゥ:「とりあえず持ち主に穴の事を知らせるか。」

 カーライル:「だがそうすると表沙汰になります。 ここでうまく立ち回れば金
              になるかもしれません。」

   シュアン:「下水には…入りたくなかったのでは…?」

 カーライル:「毒を食らわば、です。」

     ガグゥ:「で、どうするぞい? 知らせないと持ち主が不信に思うぞい。」

 カーライル:「我々でできるだけのことはするので、衛兵に知らせるのは待って
              くれ、と頼んでみましょう。」

空家
 ■■■■■■■■■■■■■
 ■A    ■B    ■
 ■     ■     ■
 ■     □     ■
 ■     ■     ■
 ■     ■     ■
 ■■■□■■■■■■■■■
 ■C    ■D  ##■
 ■     ■  ###■
 ■     □   ##■
 ■     ■  ○##■
 ■     ■ ####■
 ■■■□■■■■■■■■■

  持ち主/GM:「この家に侵入者が? すぐに衛兵を呼びましょう。」

 カーライル:「失礼ながら、あまり表沙汰になるのは好ましくないのでは?」

  持ち主/GM:「別に知られて困ることはありませんよ。」

 カーラール:「曰く付きの館だとかいう評判が広まりますよ?」

  持ち主/GM:「しかし、侵入者がいるのなら放っておくわけにはいきません。」

 カーライル:「我々の職業をご存じですか?」

  持ち主/GM:「冒険者の方ですね? それが何か?」

 カーライル:「我々にお任せいただければ、お安くなんとかして差し上げますが?」

  持ち主/GM:「衛兵に任せればただですよ。」

 カーライル:「衛兵なんて頼りになりませんよ。 事件を大きくするだけで結局
              犯人を捕まえられない、というのはよくあることです。」

  持ち主/GM:「しかし…。」

 カーライル:「我々に任していただければ、速やかに解決して差し上げますよ。」

         GM:では<魅力度>で<説得>…いや、どちらかというと<詐欺>だな。
            振ってみて。

 カーライル:2レヴェル成功。

         GM:持ち主のカウンターセーヴィングロールは…失敗。 丸め込まれて
            しまった。
            「ではお任せします。」

  一行は部屋Aにやってきます。

         GM:この部屋には水に保存食、着替えの服といったのが置かれている。

 カーライル:どういう服です?

         GM:黒系統の服。 何着かは泥で汚れている。

     ガグゥ:暗殺者が着てる様な黒ずくめ?

         GM:いや、普通の服。 これ着て外歩いてても目立ちはしない。

 カーライル:何着くらいあります?

         GM:6,7着といったところ。 サイズは3種類くらい

   シュアン:隣の部屋へ…。

         GM:この部屋は誰かが寝るのに使っていたらしい。 古びた毛布が3,4枚
            放り出されてるね。 (部屋B)

   シュアン:どうやって…出入りしている…?

         GM:ここの扉は内側からなら鍵を掛けられる。

 カーライル:外からこじ開けることはできます?

         GM:わりと簡単な鍵だから、腕と道具次第で開けられそう。

     ガグゥ:「確か調和教の神殿がすぐ近くだったな。」

 カーライル:「神殿に侵入するつもりなんでしょうか?」

   シュアン:「神殿に…たれ込む…。」

 カーライル:「とりあえず一報しておきましょうか。」

  カーライルは調和教アネルエの神殿にやってきます。

 カーライル:「宝物庫の担当をしている方にお会いしたいのですが?」

    神官/GM:「どういったご用件で?」

 カーライル:「賊が宝物庫を狙ってるらしいのです。」

    神官/GM:「なんですと? 詳しくお話を聞かせてください。」

 カーライル:かくかくしかじか。
            「〜というわけで向こうの空家から下水道に侵入した者がいるらし
              いのです。 狙われるとしたらここの宝物庫であると思われます。」

    神官/GM:「なんと、アネルエ様に捧げられた宝物を狙うとは罰当たりな。
              お知らせ、ありがとうございます。 警備を強化するとしましょ
              う。」

 カーライル:「我々の方でも侵入者捕らえるために動いてみます。」

    神官/GM:「そうですか。 アネルエ様の祝福を。」

  一行は穴に入ってみることにします。 穴はしばらくすると東西に走る下水道
に出ます。 (下水道地点J)

         GM:そこから西へ20mほどいった南の壁にも穴が開いている。 その穴
            からは光が漏ているね。(地点K)

 カーライル:<聞き耳>1レヴェル成功。

         GM:穴の方からカンカン、ガンガンと何かがぶつかる音がする。

   シュアン:近付いて…覗き込む…。 <忍び足>…1レヴェル成功…。

         GM:穴は南に5mほど続いている。 中には男が3人、シャベルやつるは
            しで掘っている。
            「アニキ、もう少しで宝物庫ですね。」
            「おう、これで俺達大金持ちだぜ。」

 カーライル:明るい盗賊ですね。

     ガグゥ:時代劇の悪人みたいだぞい。

 カーライル:呪文の詠唱の声はどれくらい?

         GM:水の音にかき消されるくらい小声で唱えることはできるよ。 <魔
            力集中>に成功すれば完全に声を出さないでかけられる。

 カーライル:一気に強襲しましょう。

  一行は穴を掘る男3人に襲い掛かります。

         GM:「なんだ、お前達は?」
            男達はつるはし構えて迎え撃つ。

 カーライル:穴の中で3人横並びになれるんですか?

         GM:なれないけど、波状攻撃と解釈して男3人のヒットは合計される。

     ガグゥ:《死の刃》をカーライルに。

 カーライル:47点です。

   シュアン:26…。

         GM:すると…こちらにざっくり来た。 これは勝ち目が無いな。
            「こ、降参だ。 命だけは助けてくれ。」

 カーライル:もう終わりですか。

   シュアン:武装解除…。

         GM:武器はシャベルにつるはし。 あと短剣くらいは持ってるかな?

  盗賊達/GM:「な、なぁ、ここをちょっと掘ればお宝ががっぽりなんだ。 山分
              けしないか?」

 カーライル:「お前達を神殿に突き出せば謝礼が貰えます。」

  盗賊達/GM:「駄目駄目。 坊主なんて金は出してくれないぞ。」

   シュアン:縛る…。

  盗賊達/GM:「見逃してくれよぉ。 もうやらないからさぁ。 ちょっとした出来
              心だったんだよぉ。」

   シュアン:「他に…仲間は…?」
            顔を…近付けて聞く…。 俺の顔には…破壊力が…。

  一同笑。

  盗賊達/GM:「仲間? そ、そうだ、俺達のバックには盗賊ギルドがいるんだぜ。」

 カーライル:ギルドはいちいち捕まった奴助けたりしませんよね?

         GM:幹部ならともかく、下っ端がドジ踏んで捕まったからって介入はし
            てこない。

 カーライル:なら全然恐くありません。

  盗賊達/GM:「なぁ、あんたもお仲間だろ? 見逃してくれよぉ。」

 カーライル:「悪いですが、莫迦は嫌いなんです。」

  盗賊達/GM:「…なぁ、俺達莫迦なのかな?」
            「そう言われればそんな気がしてきた。」

 カーライル:「ところで、ルビーの填まった指輪を見掛けませんでした?」

  盗賊達/GM:「知らねぇよ。」

 カーライル:…ここで盗賊が指輪持っていて小さくならずにミッション成功、と
            いうのを期待していたんですが、駄目でしたか。

  一行は捕らえた盗賊達を調和教神殿に連行します。

 カーライル:「この3人が神殿の宝物庫を狙った愚か者です。」

    神官/GM:「捕まえてくださったのですね。 どうもありがとうございます。
              この者達は私どもにお任せください。 必ずやアネルエ様の示さ
              れる正しい道に目覚めさせましょう。」

 カーライル:「つかぬことをお伺いしますが、ルビーの填まった指輪をご存じあ
              りませんか?」

    神官/GM:「存じませんが?」

 カーライル:…やっぱり小さくなって下水に潜るしかないんですか。

  ラモン邸に戻ってきました。

 カーライル:「やれやれ、小さくなるしかないのか。」

   シュアン:「ザルで…浚う…。」

  一同笑。

 カーライル:ザル持って3人並んでですか。 何処ぞの奥地で砂金浚いするみたい
            ですね。

   シュアン:探すのは…銀だ…。

     ガグゥ:顔に手ぬぐい。

 カーライル:それじゃ宴会芸です。

  ラモン/GM:「本管を浚うのか? どれ…。」
            《千里眼》を使う。
            「まだそこまで行っておらん様じゃぞ。 細い所じゃ。」

 カーライル:「やっぱり、小さくなるしかないんですか…。」

     ガグゥ:「わしは魔法の薬を飲めるのだからそれでもいいぞい。」

         GM:小さくなると排水溝は高さ5mの縦穴に見える。
            「頼むぞ。 指輪は北東に数mの所にある様じゃ。」

   シュアン:麻紐の端…括り付ける…テーブルに…。

 カーライル:麻紐つたって降りていきます。

         GM:では全員<器用度>で1レヴェルのセーヴィングロール。 全員成功?
            なら下に降りられた。

         GM:降りた所は東西に走る太さ30cmほどの支管。 流れは西に向かって
            る。 (地点I)

 カーライル:流れに沿って西へ行ってみましょう。

         GM:西に下ると十字路に出る。 流れは北に向かってる。

 カーライル:右手の法則、というわけではないですが北に行ってみましょう。

         GM:東西に走る直径1mくらいの本管に出てきた。 ここは真ん中の深い
            ところで深さ10cmくらい。 端の方なら水に入らずに歩ける。 流
            れは東側に向かっている。(地点G)

   シュアン:下流へ…。

         GM:しばらく進むと細い管が北から合流してる。

   シュアン:まっすぐ…。

下水道
                │↓│          ┃
                │ │          ┃
                │ │       ━━━╋━━E***
                │ │          ┃     **
                │↓│          ┃
   ┃    ┃    ┃  │ │     ┃    ┃    ┃
   ┃    ┃    ┃  │ │     ┃    ┃    ┃
   ┗━━━━╋━━━━┛  │ │     ┗━━━━F━━━━┛
        ┃       │↓│          ┃
────────┸───────┘ └──────────┸───────
   → G →   →   → H ←   ←   ←   ←    #
─────┰──────────┐ ┌───────┰──────────
     ┃          │↓│       ┃
┏━━━━╋━━I━┓     │ │  ┏━━━━╋━━━━┓
┃    ┃    ┃     │ │  ┃    ┃    ┃
┃    ┃    ┃     │ │  ┠─┐  ┃    ┃  
                │↓│  │ │
                │ │  │ │
────────────────┘ └──┘J└─────────────

   →   →   →   →   →   →   →   →   →
   →   →   →   →   →   →   →   →   →
           K
──────────┐ ┌────────────────────────
          │ │

  一行は十字路Hに差し掛かります。

         GM:十字路の所でネズミが1匹ごみを漁ってるのが見える。

   シュアン:大きさ…?

         GM:よくいるドブネズミの大きさを5倍してみて。

     ガグゥ:調教する。

  一同笑。

 カーライル:「ラットライダーですか? 格好良くありませんね。」

     ガグゥ:「わしには似合うかもしれんぞい。」

 カーライル:「まず威嚇してみましょう。」

   シュアン:スプーンで壁叩く…。 光と音で脅かす…。

         GM:それは<恫喝>だね。 <魅力度>で振って。

 カーライル:なら私がやりましょう。 4レヴェル成功。

         GM:それは効いた。 ネズミは怖がって逃げていく。が、そのネズミの
            尻尾に何か銀色の物が引っ掛かってるのが見える。

 カーライル:よく観察してみます。 <知性度>1レヴェル成功。

         GM:指輪だね。

     ガグゥ:《これでもくらえ!》で17点。

         GM:まだ生きている。 ネズミはますます必死に逃げていく。

 カーライル:ネズミの足跡追っていきます。

         GM:<知性度>で<足跡追跡>振って。

 カーライル:1レヴェル成功。

         GM:ネズミの足跡は東に向かっている。

 カーライル:ここは威嚇じゃなくて、穏和に話し合うべきだったんでしょうか?

         GM:ネズミと話し合うの?

 カーライル:ネズミ語は誰も話せませんね。

  一行はネズミを追って下水道を東に向かいます。

         GM:東に進んでいくと、ゴミの山がある。 その中にミミズが1匹いる。
            ネズミの足跡はさらに東へ

 カーライル:じっくり観察します。 ミミズに銀の指輪が引っ掛かってません?

         GM:そんなことはない。

 カーライル:極力刺激しない様に通り抜けましょう。

         GM:通り抜けるのならミミズは何もしてこない。 先へ進むと北から支
            管が合流してる。

     ガグゥ:足跡はどちらへ? <足跡追跡> 4レヴェル成功だぞい。

         GM:支管を登っているね。

  支管を調べてみることにした一行は十字路Fにやってきます。

         GM:先頭にいる人、<幸運度>で振ってください。

 カーライル:0レヴェル成功。

         GM:突然頭上から粘つく網が降ってくる。 君は絡め捕られてしまった。
            上を見ると蜘蛛がいる。 獲物がかかったんで上から蜘蛛が降りて
            くる。 では戦闘に移ろう。

  第1ターン。

 カーライル:このまま戦うとペナルティが来ますね?

         GM:絡み付かれたままならヒットは半分。 抜けようとするなら<器用
            度>、引きちぎるのなら<体力度>でセーヴィングロール。

 カーライル:引きちぎります。 1レヴェル成功です。

         GM:なんとか自由になれた。 このターンのカーライルの行動はそれで
            終わり。

   シュアン:蜘蛛を刺す…フォークで…。 17点。

     ガグゥ:14点だぞい。

         GM:そちらに5点と4点のダメージ。

   シュアン:止まった…防具で…。

  第2ターン。

 カーライル:22点です。

   シュアン:21…。

     ガグゥ:13点だぞい。

         GM:蜘蛛はかなりのダメージを受けた。 さて食欲が勝つか生存本能が
            勝つか…(コロコロ) 食欲が勝った。 蜘蛛はまだ戦う気の様だ。

  第3ターン。

 カーライル:合計53点です。

         GM:それで致命傷だ。 蜘蛛はポテっと落ちてピクピクしてる。

 カーライル:追跡再開します。

  一行は地点Eまでやってきます。

         GM:下水管はここで行き止まり。 だけど、壁に割れ目がある。 尻尾に
            指輪引っ掛けたネズミがいる。

     ガグゥ:「ここで逃げられるとまずいぞい。」

 カーライル:「ネズミの好物…チーズでも持ってくるべきでした。」

     ガグゥ:「やはり調教するぞい。」

 カーライル:「脅してしまった相手ですから無理そうですね。」

         GM:その上《これでもくらえ!》かけてるしね。

   シュアン:「取り囲む…。」

         GM:すると君達の姿を見たネズミは割れ目の中に逃げていく。

         GM:割れ目は上の方に続いている。 やがて何処かの家の台所の壁の穴
            から出る。 ネズミは台所の中に駆け込んでいく。

   シュアン:まず<聞き耳>…。

 カーライル:1レヴェル成功。

         GM:猫の鳴き声がするね。

 カーライル:ライオン並ですか。

         GM:その猫が隣の部屋から入ってくる。 猫はネズミを見つけると飛びか
            かって捕まえてしまう。 で、そのままパクリ。

 カーライル:指輪はどうなりました?

         GM:それも食べちゃった。 猫は台所のテーブルの上で丸くなって毛繕
            い。 全員<知性度>で振ってみて。

 カーライル:1レヴェル成功。

         GM:指輪が猫の奥歯に引っ掛かってるのが見えた。

 カーライル:ここまでネズミ走ってきたのに途中で落ちなかったんですね。

         GM:落ちなかったんですねぇ。

 カーライル:さてどうしましょう? 眠らせる魔法って無いんですよね?

         GM:《夢紡ぎ》は呪術師系3レヴェルだからね。

 カーライル:しばらく様子を見て寝ないかどうかみます。

         GM:じゃぁ<幸運度>で振って。

   シュアン:1レヴェル…。

         GM:30分くらい経ったけど寝る様子は無いね。

 カーライル:なら私が振りましょう。

         GM:振れるのは1人だけだよ。

 カーライル:ライオンサイズなら力押しで押さえ込めなくもありませんね。 後
            ろに回り込んで首の辺りに取り付きます。

         GM:近付くと猫は警戒して牙を剥き出す。 取り付くなら<特殊攻撃>
            になるね。

   シュアン:前で注意逸す…。

         GM:前で2人が陽動するならカーライルには攻撃はいかない。

  第1ターン。 シュアンとガグゥが正面で猫の気を逸す間にカイラールは後ろか
ら猫に組み付きを試みます。

         GM:2人に猫の攻撃だ。

 カーライル:後ろから近付く者がいるんですから、多少は気が逸れません?

   シュアン:それ…逆…。 こちらに注意が向けるのが目的…。

     ガグゥ:15点だぞい。

   シュアン:22点…。

         GM:そちらに12点と13点だ。

     ガグゥ:6点も受けたぞい。

         GM:カーライルはその隙に後ろから掴めるか<器用度>でセーヴィング
            ロール。

 カーライル:0レヴェルです。

         GM:それは失敗だ。

 カーライル:ハイパーポイント使うべきでした。

  第2ターン。

   シュアン:23点…。

     ガグゥ:15点だぞい。

         GM:そちらに5点と4点。 防具で止まるね。

 カーライル:今度こそハイパーポイント使います。 2レヴェル成功です。

         GM:猫の首に組み付けた。

 カーライル:そして押さえ込みます。 1レヴェル成功です。

         GM:(コロコロ) 猫は抵抗自動失敗だ。 押さえ込まれた。

   シュアン:口にフォーク突っ込んでこじ開ける。

  一同笑。

     ガグゥ:開いたところで指輪を取るぞい。

         GM:<器用度>でセーヴィングロール。 押さえ込まれてるし、フォー
            クで脅されてるから0レヴェル成功すればOK。

     ガグゥ:自動失敗以外は成功だぞい。 (コロコロ) 自動失敗じゃ。

  一同爆笑。

         GM:それはガチンと噛みつかれた。 ヒットは…噛みつきだけだから
            1/2、押さえ込まれてるからさらに1/2として…12点だ。

     ガグゥ:残り<耐久度>1だぞい。

   シュアン:<瞬間強力>…。 口をこじ開けて固定…。 4レヴェル成功。

         GM:猫の口をがちっと固定した。

   シュアン:「今のうち…。」

         GM:猫の動きは完全に封じられたから判定無しでいいよ。 指輪を取れ
            た。

 カーライル:猫は逃がしましょう。

         GM:「ふみ〜。」
            猫は隣の部屋へ駆け込んでいく。

 カーライル:「さて、帰りますか。」

  一行はラモンの家に戻り指輪を渡します。

  ラモン/GM:「おお、よくやってくれたの。」

 カーライル:「ネズミと追い掛けっこして、猫と取っ組み合いしましたよ。」

  ラモン/GM:「下水道の中に猫がいたのか? 白いワニがいるという噂なら聞い
              たことはあるがのう。」

 カーライル:「…。 ワニがいるんですか?」

  ラモン/GM:「噂じゃよ。 あくまで噂じゃ。」

 カーライル:「ところで、隣の空家のことなんですが…。」

  ラモン/GM:「うん、何じゃ?」

 カーライル:「賊が隠れ家にしていたのです。」

  ラモン/GM:「ほう、そんなことがあったのか。」

 カーライル:「あのまま放っておけばあなたに被害が及ぶ可能性がありました。」

  ラモン/GM:「心配いらん。 わしを誰だと思っとるんじゃ。」

 カーライル:「どんな偉大な魔法使いとて、暗闇から襲われれば脆いものです。」

  ラモン/GM:「闇は呪術師の領域。 そんなことをする愚か者にはそれに相応し
              い末期が待っておるだけじゃ。」

 カーライル:どうやら報酬の増額は無理みたいですね。

         GM:解決してから増額の交渉はよっぽどうまくしない限り無理だよ。

     ガグゥ:ところで、この家に猫がいたりせんか?

 カーライル:実はあれがこの家の猫だったりしたらかなり間抜けです。

         GM:猫? そうだねぇ、何処かから猫の鳴き声が聞こえてきたりして。

   シュアン:いるの…か…?

  小さな大仕事
                       1998/3/22 冒険帝国公開セッションにて収録

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