It came from the Late,Late,Late Show リプレイ

7人の侍vs忍者軍団


  おい、7人だと言ったろう、7人だと。
  侍といえば7人に決まってるだろうが。
  だのになんで役者が4人しかいないんだ?
  集まらなかっただと?
  第一、どうして女優をつれてくるんだ?
  侍なんだぞ。 男に決まってるじゃないか。
  うん? スポンサーの意向?
  むぅ、それならしかたないが…。
  分かった分かった、こうなったら4人で行くぞ。
  タイトルは『7人の侍vs忍者軍団』改め…

It came from the Late,Late,Late Show リプレイ

4人の侍vs忍者軍団


キャラクター
  ジェニー・サマーズ
    熱血漢の若武者、実は亡国の姫である一ツ橋一美を演ずる売り出し中の新人女
  優。
    実年齢は不明。
  リック・ラング
    クールな二刀流の剣士、二宮二の助を演ずる少年俳優。 17歳。
  ソドムルド・ツェネガ
    力自慢の巨漢、三船三太夫を演じる肉体派男優。 32歳。
  デビッド・クロケット
    一ツ橋家に仕え、姫を見守る爺やである四谷四郎を演ずる俳優。 49歳。

      監督/GM:「よし、今回のストーリーを説明するから、皆しっかり理解して演
                じてくれよ。」

  4人の浪人が、運命の糸に引かれてたまたまとある村に流れてくる。
  折しもその村は盗賊団の脅威にさらされていた。
  村人達は、浪人達を用心棒として雇うことにする。
  だが盗賊団とは仮の姿、その正体は村の裏山に隠し銀山があることに気付いた
黒幕が送り込んだ忍者軍団だった!

      監督/GM:「〜という実に感動的なストーリーだ。」

       リック:「ふぅ、相変わらずだね、監督は。」

      監督/GM:「それじゃ、役を割り振るぞ。 本当なら7人の予定だったのだが…。」

  一ツ橋一太郎。 熱血漢の若武者。 こいつが一応主人公だ。
  二宮二ノ助。 主人公のライバルの剣士だ。 クールな皮肉屋を演じてくれ。
  三船三太夫。 力持ちの巨漢だ。
  四谷四郎。 …ま、適当に演ってくれ。

      監督/GM:「後3人、五十川五右衛門,六胴六巳,七瀬七兵衛というのを用
                意していたんだが、諸般の都合により今回は無しだ。」

     ジェニー:「当然あたしが主役よね?」

      監督/GM:「ああ、そうしてくれというスポンサーの意向だ。」

       リック:ひょっとして今回もこのお姉さんのプロモーション映画になるの
              かな?

     デビッド:前回もそうだったもんな。

      監督/GM:「よし、君はかつては一国の姫だった。 だが、戦乱の世の常、
                その国は戦いに巻き込まれ滅んだ。 両親は殺されたが、君は
                わずかな護衛と共にどうにか逃げ延びた。 そしてお家再興を
                果たすため、正体を隠して放浪してる、と。 本当の名は…そ
                うだな、一ツ橋一美だ。」

       リック:「ちょっと待って、それじゃ、ひょっとして残りの3人は姫の従
                者?」

     ジェニー:「それもいいわね。 さぁ、お前達、やっておしまいなさい。」

      監督/GM:「いや、それではこの映画の主眼である、“生まれも育ちもバラ
                バラの7人が共に力を合わせて悪と闘う”が表現できない。」

       リック:主眼なんてあったんだ。

      監督/GM:「よし、デビット、君は姫お付きの爺やだ。」

     デビッド:「爺やですかい。 なら老けたメイクをするのか?」

      監督/GM:「いや、そのままでいい。」

       リック:メイクなんてするには費用かかるもんね。

     ジェニー:「ところで、今回の時代は? 江戸くらい?」

      監督/GM:「江戸? とにかく天下戦乱の時代だ。」
              この監督が日本の時代区分なんて知ってるわけなかろう。

      監督/GM:「それでは撮影を始めるぞ。 まず一美と四郎のシーンからだ。
                2人が街道を歩いていると、前の方から女の悲鳴が聞こえてく
                る。」

      村娘/GM:『あれ〜助けて〜。』

四郎/デビッド:村娘の後ろを見やる。

           GM:村娘の後ろからごろつき共が5人ほどやってくる。

一美/ジェニー:『何者だ!』
              と叫びながら、駆け寄って村娘を庇うわ。

四谷/デビッド:『姫様、いけませぬ。』
              姫の後を追って駆け寄る。

一美/ジェニー:『四郎、私は一太郎だ。』

四谷/デビッド:『そ、そうでございましたな。』

           GM:<格闘>で振って。

一美/ジェニー:成功よ。

四谷/デビッド:こっちは失敗だ。

           GM:四郎は少し出遅れた。 村娘は一美の後ろに隠れた。

     ジェニー:後ろから切られたりしないわよね。

  ごろつき/GM:『やい、大人しくその娘を渡せ。』
              と棍棒を構える。

一美/ジェニー:『貴様らの様な無頼の輩を見逃すわけにはいかぬ。』
              振り向いて
              『あなたは危ないから下がっていなさい。』

四谷/デビッド:『一太郎様、お気をつけください。』

           GM:エキストラ相手だから複数回攻撃ができる。

一美/ジェニー:4回成功よ。

           GM:ごろつき共はばったばったと薙ぎ倒される。

一美/ジェニー:最後の1人に刀を突きつけて
              『まだ歯向かうか?』

  ごろつき/GM:『うるせぇ!』
              ごろつきは攻撃するが、外れる。

一美/ジェニー:『無駄に命を捨てるか。』
              ばっさり。

           GM:最後の1人は少し倒れ方がゆっくりになる。

一美/ジェニー:『怪我はないか?』

      村娘/GM:『ありがとうございます。』

一美/ジェニー:『当然のことをしたまでだ。』

      村娘/GM:『名のある剣士様とお見受けしました。 どうか私達の村に来て
                ください。』

四郎/デビッド:のびてる奴を調べる。

           GM:<知性>で振って。

四郎/デビッド:失敗。

           GM:それは単に突っついてるだけに見える。 四郎は一美が格好良く
              決めてる後ろで背景してる、と。

     デビッド:うっ、背景か。 悲しい。

      監督/GM:「さて、次は三太夫の登場シーンを撮るぞ。」

   ソドムルド:「監督、力自慢の三太夫なら武器は刀よりも長刀の方がいいんじ
                ゃないか?」

      監督/GM:「長刀か? うーん。」

       リック:それは<人気>次第だね。

     ジェニー:こういうときは、ただの木の棒とか、そういう材料費がかからな
              いものならOKが出るのよ。

      監督/GM:「よし、ではこれを使ってくれ。」
              と棒を渡される。

     ジェニー:10フィートの棒?

  一同笑。

      監督/GM:「三太郎はぶらぶらと特にあてのない旅を続けてる。 そしてた
                またまある村にやってくる。 その村は妙に活気が無い。 では
                そっちから歩いてきてくれ。」

三太夫/ソドムルド:
              棒を天秤棒の様に肩に担いで村に入ってくる。

           GM:<知性>で振って。

三太夫/ソドムルド:
              失敗。

           GM:三太夫は何も気付かず村に入ってくる。 絵的には、何も気付か
              ずに歩いてる三太夫を、家の中から見てる子供達が脅えてる、と
              いうシーンだ。

三太夫/ソドムルド:
              村に入ったら酒場は無いかと探す。

           GM:そうやって歩いてると、路地から農民らしき男が3人現れる。

三太夫/ソドムルド:
              『うん? 何じゃ?』

      農民/GM:『こ、これ以上邪魔するでねぇ!』
              と棒をかまえる。

三太夫/ソドムルド:
              『何のことかは知らぬが、相手になって欲しいのなら…。』
              と棒を振り回して威嚇する。

           GM:<威嚇>は持ってる?

三太夫/ソドムルド:
              <威嚇>は無い。 では<絶叫>しながら棒を振り回す。 …失敗。
              「か、監督、もう1回取り直しを。」

      監督/GM:「登場シーンだしな。 よし、もう1回だ。」

   ソドムルド:…また失敗だ。

      監督/GM:「もうこのまま行くぞ。」

     ジェニー:「監督、これは彼の登場シーンなのよ。 ここはやはり迫力ある
                シーンが欲しいでしょ? もう1回撮り直した方がいいと思うわ。」
              ここであたしの<人気>でロールしていい?

           GM:<人気>の半分だな。

     ジェニー:それでも成功よ。

      監督/GM:「そうだな、君がそこまで言うのなら撮り直すことにしよう。」

     ジェニー:「ソドムルド、貸しにしておくわよ。」

   ソドムルド:ではもう1回。 (コロコロ) 全然出ない。

      監督/GM:「駄目だな。 今のシーンはカットだ。 いきなり殴り合いからい
                くぞ。」

   ソドムルド:うう、悲しい。

      監督/GM:「じゃ、殺陣シーン、いくぞ。」

   ソドムルド:六尺棒を振り回す。 まず1回成功。

           GM:1人が飛ばされて壁に叩き付けられた。

      農民/GM:『来るでねぇ、来るでねぇ。』

   ソドムルド:さらに攻撃。 成功だ。

           GM:2人めも撥ね飛ばされる。

      農民/GM:『よくもよくも。』

   ソドムルド:<ウェイトリフティング>で棒を持ち上げる。
              『わっはっは、まだやるか?』
              で、その棒を農民の足下に投げる。

     ジェニー:すると本来ただの木の棒のはずが、すごい重量があるかの様に地
              響きを立てるのね。

      農民/GM:『た、助けてくんろ。』

   ソドムルド:『何故わしを襲った?』

      農民/GM:『お前らこそなんでおら達の村を襲うだ?』

   ソドムルド:『ふむ、何か訳ありの様じゃな?』

      監督/GM:「はい、カット。」

       リック:次は僕の番。 やっと出番だね。

      監督/GM:「よし、次は4人が出会うシーン行くぞ。」

       リック:あれ? 僕1人のシーンは無いの?

      監督/GM:「4人が、お互いの正体を知らぬまま剣を交える。 そしてその戦
                いを通じて、お互い信頼し合う。」

     デビッド:「拳で語り合う?」

      監督/GM:「そうだ。 熱き男達の出会いだ。」

       リック:「でも拳ならともかく、剣で切っちゃったらまずいんじゃない?」

      監督/GM:「だからうまく受けてくれたまえ。」

     ジェニー:「まったく、監督のセンスって分らないわね。」

           GM:二の助が歩いていると、前の方で大男と農民3人が争っている。
              「では二の助、三太夫に斬りかかってくれ。」


二の助/リック:クールな剣士なのにいきなり斬り掛かるの? ま、この監督なら
              そんなこと考えてないか。
              『貴様、そこで何をしている?』
              と斬り掛かる。

三太夫/ソドムルド:
              六尺棒で止める。

           GM:2人とも判定に成功したらうまくできる。

二の助/リック&三太夫/ソドムルド:
              失敗。

           GM:ではソドムルドに12点のダメージ。
              「何やってんだ。 撮り直しだ、撮り直し。」

二の助/リック:あ、また失敗。

三太夫/ソドムルド:
              こっちは成功。

           GM:一応は止ったが、いかにも屁っぴり腰だ。
              「何だ、その演技は。 もう1回だ。」

二の助/リック:今度は成功。

三太夫/ソドムルド:
              こっちもだ。
              『お主、中々やるのう。』

二の助/リック:『貴殿もな。 我が剣を受けられる奴はそうはいない。』

            GM:そこに一美と四郎が斬り掛かる。

四郎/デビッド:『無益な戦いはおよしなされ。』
              と言いつつずばっ。

   ソドムルド:やはりここ2人で合わせて止める。
              『やるか、お主?』

一美/ジェニー:『止すのだ、四郎。』

四郎/デビッド:『はっ。』

一美/ジェニー:『見ればお二方とも、優れた武人のご様子。 この様な所で争う
                よりも、この村が陥っている危機を救うために御助力願いたい。』
              と<説得>。

二の助/リック:『村の危機だと? 聞かせてもらえるかな?』

      監督/GM:「はい、カット。 なかなかいいシーンが撮れたぞ。」

           GM:村長の家で、村長の娘が語り始める。

      村娘/GM:『ここは、貧しいけれども平和な村でした。 ところが、数ヵ月
                前から盗賊団が現れて村を襲っていくのです。 お侍様、どう
                か私達の村を助けてください。』

一美/ジェニー:『貧しい村なのにどうして盗賊団が襲ってくるんだ?」

      村娘/GM:『分りません。』

三太夫/ソドムルド:
              『で、わしらに助けろ、と言うのじゃな?』

      村娘/GM:『これが私達に出せる精一杯です。』
              と小判を1枚。

二の助/リック:『子供の小遣いか?』

           GM:村娘は涙ながらに訴えるが、所詮エキストラなのでたいして感銘
              を受けない。 受けないが、皆村娘の訴えに感動して用心棒を引
              き受けた、という演技をする様に。

四郎/デビッド:『分り申した。 必ずや盗賊共を追い出してみせましょうぞ。』

三太夫/ソドムルド:
              『わっはっは、これを捨て置いては男がすたるというもの。』

      村娘/GM:『ありがとうございます。』

一美/ジェニー:『その金はしまってください。 それは、そこで震えてる子供達
                のために使ってください。』

二の助/リック:『やれやれ、皆お人好しだな。』

           GM:では全員、<演技>でロール。

一美/ジェニー&二の助/リック:
              成功。

   ソドムルド:うっ、俺は<演技>は取ってないんだ。

           GM:無いの? それだと<人気>の1/5になるよ。

   ソドムルド:5以下だな。 (コロコロ) うっ、6だ。 1足りない。

           GM:では一美と二の助がアップになる。

   ソドムルド:やっぱり<演技>は必要だったか。

     ジェニー:<演技>が無いのなら、例えば<うわばみ>を使って、村人が
              出してくれた酒を力いっぱい呷ることで村人に感謝を気持を表わ
              す、とかいってマスターに交渉してみればいいのよ。

   ソドムルド:なるほど。

     ジェニー:舌の枚数が多い方が勝つのよ。

           GM:さて、カメラは天井裏に切り替わる。 天井裏には、様子を伺う
              黒い影がいる。 全員<知性>で振って。

二の助/リック:成功。
              「そこだ!」
              と剣を突き立てる。 <剣>も成功。

           GM:手応えはあった。 が、抜いてみると剣には何も付いてない。

二の助/リック:『ほう…ただのネズミではないか。』

      村娘/GM:『どうなさったのですか?』

二の助/リック:『潜んでいた奴がいる。 どうやら相手はただの盗賊団ではない
                様だな。』

      村長/GM:『何じゃと、そうじゃったのか。』

       リック:いつの間に村長が現れたの?

           GM:最初からいたんだよ。 影薄いけど。

           GM:シーンは変わって、とある屋敷の中。 黒ずくめの忍者がずらり
              と並ぶ。 偉そうな奴が忍者達を叱ってる。

              『何故だ、何故ただの農民の村が手に入らんのだ。 殿は待って
                おられるのだぞ。』

              すると御簾の後ろから声がする。

              『まぁ良い。 気長に待とうではないか。』
              『はっ。』

              そこに1人、忍者が転がり込んでくる。
              『や、奴等が…用心棒…を…。』
              バタッ。

              『何、用心棒だと?』

      監督/GM:「よし、次はどうやって相手を倒すか、相談するシーンを撮るぞ。
                いろいろ考えるところを演ってくれたまえ。 細かくどうしろ、
                という指示は直接出さない。」

       リック:「え? ちょっと待ってよ。」

      監督/GM:「君達が考えるのだ。 そうすれば必死に対策を考えてる、とい
                うシーンが撮れる。」

     デビッド:「やっぱりシナリオ考えてないのか。」

       リック:「ふぅ、相変わらずだねぇ。」

      監督/GM:「では村長の家で相談シーン、行くぞ。」

二の助/リック:『奴らは何を狙ってる? この村には何があるのだ?』

      村娘/GM:『わかりません。』

二の助/リック:『少なくとも、奴らはただの盗賊ではない。 奴らは何者だ?』

      村娘/GM:『わかりません。 裏山に潜んでる、としか。』

二の助/リック:『こちらから打って出るにも、裏山、だけでは探しようがないな。』

四郎/デビッド:『相手の居場所が分からぬ以上、受け身にならざるを得ませぬな。』

二の助/リック:『1人捕らえて尋問するか。』

三太夫/ソドムルド:
              『相手を誘い出すのなら、祭りをするのはどうじゃ?』

二の助/リック:『この状況で祭りをしてどうする?』

三太夫/ソドムルド:
              『騒いでいれば、様子を見に現れるやもしれん。』

二の助/リック:『そんな子供だましに引っかかる相手とは思えんのだがな。』

一実/ジェニー:『祭り?』
              目がキラリ。

四郎/デビッド:『姫様、また悪いくせが出たのではございませぬな?』

二の助/リック:『姫様?』

           GM:今の言葉に気付きたいなら<知性>で振って。

二の助/リック:失敗。 気付かなかった。

一実/ジェニー:『二の助殿、あなたの剣を見せてくれぬか?』

二の助/リック:『この通りだ。 手応えはあったのだが、血は付いてない。』

一実/ジェニー:『かすかに血の匂いがするな。』

           GM:血の匂いに気付きたければ<知性>で振ってくれ。

     ジェニー:<応急手当>じゃ駄目?

           GM:それでもいい。

一実/ジェニー:なら成功よ。
              『刺されたが、抜く際に血を拭き取った?』

二の助/リック:『そいつはただ者じゃないな。』

三太夫/ソドムルド:
              『何か形跡が残ってるやもしれん。 ちょいと天井裏を調べてく
                るとしよう。』
              <隠密>…失敗。

           GM:では君は調べてくる、といって画面から消えてしまう。

   ソドムルド:うっ、出番が。

           GM:成功していれば天井裏で調べてるシーンを撮ってもらえたんだけ
              ど。 で、しばらくして血の跡だけ見つけて帰ってくる。

三太夫/ソドムルド:
              『天井裏には血の跡があったぞ。』

四郎/デビッド:『血の跡とな? どこへ続いていましたかな?』

           GM:<追跡>は持ってる? 持ってないなら屋根に出たところで血の
              跡は消えている。

四郎/デビッド:『それではやはり向こうからやってくるのを待つしかありません
                な。』

三太夫/ソドムルド:
              『まずは村を守る算段をするべきじゃ。 とりあえず砦を作らぬ
                か?』

      村娘/GM:『砦を作るのなら私達もお手伝いいたします。』

二の助/リック:『しかし砦は正面から向かってくる相手なら役に立つが、天井裏
                に忍び込む様な輩に通じるかは疑問だな。』

三太夫/ソドムルド:
              『村中に罠を仕掛けるのじゃ。』

一実/ジェニー:『罠か。 悪くはないな。』

   ソドムルド:爆薬を使った罠が欲しい。

     ジェニー:爆薬なんて<人気>ロールに成功しなきゃ出てこないわよ。

     デビッド:ビジュアル的には派手だが、高価だし怪我の可能性もあるからな。

     ジェニー:怪我はいいのよ、怪我は。 そのためにサバイバルポイントがあ
              るんだから。

一実/ジェニー:『とりあえず作戦が決まったところで今夜は休んで、明日朝から
                始めよう。』

      村娘/GM:『お部屋を用意いたします。』

     ジェニー:「用意するのは、お・ふ・ろ。」

  一同笑。

       リック:やっぱりシャワーシーン入れるんだね。

     ジェニー:基本よ。

      監督/GM:「うーん、今回はそういうシーンは撮るつもりは無いんだが。」

     ジェニー:<人気>ロール成功。

           GM:では例によって何の脈絡もなく湯気に隠れた入浴シーンが挿入さ
              れる。

           GM:砦作りなら、<体力>もしくは関連する技能で振って。

四郎/デビッド:<罠>で罠を仕掛ける。 …失敗。

           GM:四郎は作業してる後ろで罠らしき物を持ってうろうろしてる。

三太夫/ソドムルド:
              <ウェイトリフティング>で基材抱えて運ぶ。

           GM:怪力ぶりを発揮してるシーンが撮れた。

一実/ジェニー:地図を広げて、戦略を考えているわ。 <軍隊知識>…失敗。

           GM:それは地図だけが映される。

四郎/デビッド:現場で、砦建設の指示を出す。 <軍隊知識>成功。
              『来るとすればここからですな。』

           GM:さて、やがて砦が完成する。 では砦を見て一言。

一実/ジェニー:『四郎、よくやった。』

四郎/デビッド:『はっ。 急ごしらえにしてはまぁまぁの出来ですな。』

三太夫/ソドムルド:
              『わっはっは、これでどんな敵が来ても完璧じゃ。』

二の助/リック:『まっ、無いよりはましだな。』

           GM:それでは全員、ロールをどうぞ。

         全員:(コロコロ) 失敗。

           GM:全員失敗した? なら、村人Aが砦見上げて
              『こりゃすっげぇだ。』
              と言ってるのがアップになる。

     デビッド:村人Aに出番を取られてしまった…。

      監督/GM:「それでは盗賊団の襲撃シーン行くぞ。 砦で見張っていた農民
                の1人が気付いて声をあげる。」

二の助/リック:私も見張りに立っている。 <警戒>成功だ。
              『皆、起きろ! 襲撃だぞ!』

           GM:声を聞いて飛び起きると、山の方から手に手に棍棒を持った盗賊
              が20人ほどやってくる。

       リック:砦から弓は撃てる?

           GM:弓なんて高価な物は無い。

     デビッド:演技指導で<弓>技能習ったのに、弓が無いんじゃ意味無いぞ。

           GM:では<人気>振って。 成功すれば弓を用意される。

二の助/リック:成功。 弓を構える。

      監督/GM:「それでは殺陣行くぞ。 まず二の助の先制攻撃だ。」

二の助/リック:1発命中。
              『ふっ。』

三太夫/ソドムルド:
              砦の前で大岩持ち上げる。 <ウェイトリフティング>成功。 
              『わっはっは、来るなら来い。』

           GM:巨岩を持ち上げる姿が下の方から迫力ある映像となった。 それ
              では盗賊団と接敵だ。

   ソドムルド:「砦の上から、大岩抱えたまま手押し車で走り降りて盗賊団に突
                っ込みたい。」

           GM:手押し車が欲しいなら<人気>ロール。

   ソドムルド:失敗。

      監督/GM:「手押し車だ? そんな物用意してる暇は無い。」

一実/ジェニー:盗賊団に斬りかかるわ。 6回成功。

四郎/デビッド:こちらは1回だけ。

           GM:一美が華麗に敵を薙ぎ倒していく。 四郎はやっぱり背景。

三太夫/ソドムルド:
              大岩を敵の方に投げる。

           GM:盗賊の一部が岩に跳ね飛ばされた。

二の助/リック:弓を捨てて二刀流で斬りかかる。 4回成功。

           GM:二の助がばったばったと敵を倒していく。 はい、残る盗賊は5人。
              盗賊の反撃、一実に1発当たった。 10点のダメージ。

一実/ジェニー:『きゃあぁぁ。』
              <絶叫>成功よ。

二の助/リック:『一太郎殿?』

           GM:と、悲鳴が変だと気付きたいのなら<知性>ロール。

二の助/リック:失敗。

           GM:二の助は悲鳴を聞き流した。 それではそちらの攻撃。

四郎/デビッド:盗賊の1人に峰打ち。 成功。

           GM:盗賊は呻いて倒れる。

三太夫/ソドムルド:
              <ウェイトリフティング>で盗賊を持ち上げる。 そしてそのま
              ま投げ飛ばす。
              『わっはっは。』

二の助/リック:相手の武器を跳ね飛ばす。 <剣>成功。

           GM:盗賊は棍棒を弾き飛ばされた。

一実/ジェニー:今攻撃してくれた奴に攻撃。 成功。

      盗賊/GM:『うっ。』

           GM:その盗賊は、攻撃を食らったものの、まだ立っている。 実はこ
              の盗賊はエキストラじゃない。 不敵に笑うと、棍棒の端を持っ
              て、さっと引き抜く。 すると剣が出てくる。 一実に攻撃して命
              中。

一実/ジェニー:そのまま食らうわ。 怪我すれば村娘に看病してもらうっていう
              美味しいシーンが撮れるし。

       リック:そして恋に落ちるんだね。

一実/ジェニー:<軍隊知識>成功。
              『仕込み杖とは、貴様、忍びの者か?』

           GM:ボス盗賊はギクッとする。 さて一方残る雑魚は2人。

三太夫/ソドムルド:
              さっさと雑魚を片づけるとしよう。 六尺棒を地面にドンと衝い
              て<威嚇>。

           GM:棒を持って仁王のごとく立つ迫力ある映像が撮れた。 盗賊の1人
              が逃げていく。

二の助/リック:最後の1人は無視して視線を一実とボス盗賊の方に向ける。

           GM:すると背後から雑魚が斬りかかってくる。

二の助/リック:そのまま振り向かずに切る。 <剣>成功。

      盗賊/GM:『ぐわっ。』

二の助/リック:『ふっ。 愚かな。』

一実/ジェニー:『貴様、何故忍びの者が一ツ橋家の者に剣を向ける?』
              <演技>成功。

  ボス盗賊/GM:『何? えぇい、問答無用!』
              命中して20点のダメージ。

     ジェニー:そろそろ危ないわね。

       リック:攻撃に割り込んで代わりに受けるってできない?

           GM:<剣>-10だな。

二の助/リック:駄目。

三太夫/ソドムルド:
              こっちも失敗だ。

一実/ジェニー:あと一撃受けると危ない。
              『口を割らせたかったがそうもいかない様だ。』
              もう切っちゃうわ。 <剣>成功。

  ボス盗賊/GM:『うぐっ…何故…一ツ橋の者が…。』

一実/ジェニー:がっくり膝をつく。

四郎/デビッド:『一太郎様!』

           GM:ここでお色直しが入る。 D10ポイントサバイバルポイントが回復
              する。

      監督/GM:「次は捕らえた盗賊を尋問するシーン行くぞ。 ここで盗賊団の
                正体を知って皆驚く。」

四郎/デビッド:『お前達、いったい、何の目的でこの様なことをしておるのだ?』

           GM:<威嚇>か、無いのなら<体力>で振って。

四郎/デビッド:失敗。

      監督/GM:「何やってるんだ、それじゃ尋問になってないぞ。」

     ジェニー:「ところで、こいつらって、何処の忍者? 伊賀? 甲賀?」

      監督/GM:「うーん、よし、風賀だ。」

       リック:ほんと、何も考えてないんだね。 風賀って何処にあるんだろ?

     デビッド:きっとトッカータと一緒だ。

一実/ジェニー:村娘の治療を受けている途中で肩はだけたまま飛び出てくるわ。 
              『お前は風賀一族の者ではないのか?』
              <威嚇>失敗。

二の助/リック:『怪我人は寝てることだな。』
              そして盗賊に向き直って<威嚇>。 (コロコロ) 00って大失敗?

      監督/GM:「何やってんだ、まったく。」

三太夫/ソドムルド:
              片手に酒瓶持って六尺棒をドン! <威嚇>成功。

      盗賊/GM:『わ、我ら風賀一族、むざむざと口を割ると思うか。』

           GM:盗賊は舌を噛んで事切れる。
              「はい、カット。 いいシーンが撮れた。 よし、設定を加えるぞ。
                風賀一族は一ツ橋家を滅ぼした敵方に使える忍者だ。 うんう
                ん、これでドラマチックな設定ができてきたぞ。」

       リック:本当にいきあたりばったりに映画作ってるんだね。

      監督/GM:「よし、次のシーン行くぞ。 次は村娘が人質になる。」

     ジェニー:「なら、一美の怪我を治す薬草を採りに行ったところを拉致され
                るのはどう?」

      監督/GM:「ふむ、それはいい。」

     ジェニー:「じゃぁ、その前に村娘が一美を看病してるシーンが要るわね。
                そこで村娘は一美が女だと気付くの。」

       リック:「最後まで一美が女だって気付かない、ってのもいいんじゃない?」

      監督/GM:「うーん、気付かないってもの悪くはないな。」
              2人とも<人気>で振って。

       リック:駄目、失敗。

      監督/GM:「よし、やはり気付くことにしよう。 それでは看病シーン、行
                くぞ。」

      村娘/GM:『一太郎様、大丈夫でございますか。』

一美/ジェニー:『ああ。 つっ…。』

           GM:村娘は看病するが所詮エキストラなので技能は無い。 (コロコロ)
              あ、でも成功した。 サバイバルポイントD10回復しておいて。

     ジェニー:これで半分くらいまでは回復したわ。

           GM:村娘が治療しようとすると、胸の膨らみが目に入る。 当然画面
              にも。

      村娘/GM:『い、一太郎様は…。』

一美/ジェニー:『このことは内密にしてくれぬか?』
              で、かくかくしかじかと事情を説明するわ。
              『私は一ツ橋家の姫だっがのだが、国が破れたので、こうして身
                を隠して旅しているのだ。』

           GM:演技で振ってみて。

     ジェニー:あら、失敗。

           GM:では『実は…。』と言ったところで切られて、バンクの戦のシー
              ンが挿入される。

           GM:一美の傷を治す薬草を採りに、娘が村から出て行こうとする。

二の助/リック:『お嬢さん、何処へ行くつもりかな?』

      村娘/GM:『一太郎様の傷を治す薬草を採りに山で行くところでございます。』

二の助/リック:『山? それは危ないぞ。』

      村娘/GM:『すぐそこですので。』
              と言って村娘は行ってしまう。

       リック:もう行っちゃったの? じゃ、後追い掛ける。

           GM:<追跡>で振って。

       リック:駄目、失敗。

           GM:途中で見失ってしまった。

   ソドムルド:さらにその後ろから<隠密>使いながら追い掛けていきたい。

           GM:まず<追跡>で振って。

   ソドムルド:<追跡>は持ってない。

           GM:それならやはり見失ってしまう。

           GM:村娘が1人山の中に入ってくる。 すると、その周りをザザッと黒
              い影が取り囲む。

四郎/デビッド:戻ってきた2人に
              『お主ら、あの娘さんを追い掛けていったのではなかったのか?』

二の助/リック:『見失った。 なかなか足の速いお嬢さんだ。』

           GM:そこに矢文が飛んでくる。

四郎/デビッド:『こ、これは…。』

  “娘は預かった。 返してほしくば本日夕刻裏山の洞窟に来い。”

二の助/リック:『不覚。 あのとき見失わなければ。』

四郎/デビッド:『お主がついていくのが見えたから拙者は安心していたのだが…。』

           GM:はい、悔しがるシーンを入れたければ<演技>

       リック:失敗。

     デビッド:駄目だ。

           GM:では村人が騒いでるシーンが挿入される。

一美/デビッド:『お前達、何故あの娘が村を出るのを止めなかった?』
              <演技>は当然成功。

三太夫/ソドムルド:
              『わしの力が及ばぬために…すまん。』
              と<絶叫>。 01で成功。

           GM:魂に響く様な叫びになった。

      監督/GM:「では村人に見送られて裏山に向かうシーン、行くぞ。」

四郎/デビッド:『一太郎様は怪我をしておられる。 村で寝ていてくだされ。』

           GM:はい、<説得>を振って。

     デビッド:失敗。

           GM:全然心に響くものが無い。

一美/ジェニー:『では四郎、怪我をしたのがお前だったとして、誘拐されたのが
                私だったとして、お前は村で寝たままでいられるのか?』
              <説得>成功。

四郎/デビッド:『そ、それは…。 分り申した。 だが無理はなさらんでくだされ。』

一美/ジェニー:『では私に無理をさせぬ様にお前が頑張るのだ。』

四郎/デビッド:『はっ。』

           GM:指示された洞窟の前にやってきた。 とりあえず人影は無い。 で
              は<知性>で振って。

         全員:失敗。

一美/ジェニー:『四郎、綺麗な月であるな。』

四郎/デビッド:『さようでございますな。』

三太夫/ソドムルド:
              『西の空は夕日がでかいのう。』

           GM:そうやってぼーっとしてると、いつの間にか周りを黒装束の忍者
              に囲まれている。

四郎/デビッド:『はっ、いつの間に?』
              大げさに驚く。 <演技>…失敗。

二の助/リック:慌てず騒がず
              『囲まれた、か。』
              <演技>成功。

一美/ジェニー:『約束は守ったぞ。 娘は返してもらおうか。』

           GM:1人、いかにも偉そうな奴が村娘を抱えてる。
              『ふぉっふぉっふぉ、我々が約束を守るとでも思うたか、一ツ橋
                家の姫よ。』

一美/ジェニー:『その声は貴様、父上の敵!』
              <演技>成功。

           GM:ではその男こそ、父の敵、鸚鵡夜業齋だ。

二の助/リック:『ほう。 姫、ね。』

    夜業齋/GM:『その様な格好をしてわしの目を誤魔化せるとでも思うたか?』

      デビッド:別に顔変えてるわけじゃないから知ってたら大抵ばれるわな。

    夜業齋/GM:『この洞窟には人に知られておらぬ銀の鉱脈がある。 我が殿の
                ためにそれを手に入れようと思うたが、村人共があまりに邪魔
                なので盗賊団を装って嫌がらせをしておったのだ。』

     デビッド:聞かれてもいないことをべらべらと…。

       リック:お約束だもんね。

一美/ジェニー:『その銀を手に入れて何とする? この戦乱の世にさらなる混乱
                を起そうとでもいうのか?』

    夜業齋/GM:『ふぉっふぉっふぉ、知れたことよ。 そこまで分っておるのな
                ら、しかたがない。 追い出すだけにしようかと思うていたが、
                村人共々皆殺しだ。』

       リック:勝手にべらべら喋ったくせに。

           GM:夜業齋が手を挙げると、さっと周りにいた黒装束忍者が剣を抜く。

     ジェニー:黒装束って、みんなエキストラ?

       リック:使い回ししてるんでしょ。

     デビッド:中身は村人だったりするんだな。

           GM:襲撃シーンでは髭付けて盗賊役もしてた。 それだけやってギャ
              ラ同じ。

     ジェニー:雑魚は何人?

           GM:15人。

       リック:ボスはやっぱり一美に任せることになるのかな?

     ジェニー:雑魚と突破してボスに斬り掛かるってできる?

           GM:まず雑魚を片付けないと駄目。

    夜業齋/GM:『皆の者、かかれ。』

二の助/リック:『ふっ。 始めるか。』
              悠然と2本の剣を抜く。 <演技>成功。 そして雑魚に斬り掛かっ
              て4回命中。

一美/ジェニー:『父上の恨み、ここで晴してくれるわ!』
              5回命中。

四郎/デビッド:2回命中。

三太夫/ソドムルド:
              『わっはっは、貴様らの悪どい野望など打ち砕いてくれる。』
              戦いを鼓舞するために大声で叫びながら棒を振り回す。 よし、
              <絶叫>の方は成功。

四郎/デビッド:殴る方は?

三太夫/ソドムルド:
              それは失敗。

           GM:残った雑魚が攻撃してくる。
              『はい〜はい〜はい〜はい〜。』
              でも全部スカ。 

    夜業齋/GM:『はいやー。』

           GM:夜業齋は手から閃光をバチバチと出す。

三太夫/ソドムルド:
              『な、何じゃ、その怪しげな術は…。』

           GM:それではそちらの攻撃。

一美/ジェニー:他の人が雑魚を片付けるのを待ってボスに突っ込むわ。

二の助/リック:なら雑魚は引き受けるね。 5回成功。

四郎/デビッド:こちらも5回成功。

           GM:それで雑魚がいなくなった。

三太夫/ソドムルド:
              うっ、1人も倒さんうちに相手がいなくなってしまった。

一美/ジェニー:『夜業齋、覚悟!』
              01で攻撃成功。 24点のダメージ。

    夜業齋/GM:『ぐふっ。 やるのう。』
              夜業齋の手から光が飛ぶ。 …失敗。

四郎/デビッド:一美が斬られそうになったら庇う。

二の助/リック:夜業齋の剣を撥ね飛ばす。 …失敗。

           GM:夜業齋は二の助の剣をすっと避ける。

二の助/リック:『なかなかやるな。』

   ソドムルド:ここで是非火薬が欲しい。

           GM:欲しいのなら<人気>で振って。

   ソドムルド:02が出た。 成功。

     ジェニー:ここで火薬なんてどう使うの?

   ソドムルド:<ウェイトリフティング>で夜業齋を持ち上げて、洞窟に向かっ
              て投げたら爆発して終わり、ってのは駄目かな?

     ジェニー:まだフィルムが残ってるうちは通らないと思うわ。 もうフィル
              ムがなくてどうしようもなくなった、ってときならそれで行こう
              ってことになるかもしれないけど。

   ソドムルド:取りあえず夜業齋を掴もうとする。 <格闘>成功。

一美/ジェニー:そこで<絶叫>。
              『危ない、そいつに触るな!』

           GM:その瞬間、夜業齋の身体中から光が発せられる。 三太夫は光に
              撥ね飛ばされて倒れる。
              『ふぉっふぉっふぉ、無駄なことを。』

三太夫/ソドムルド:
              『おのれ、怪しげな術を。』
              と<絶叫>。

二の助/リック:攻撃、失敗。

           GM:夜業齋はまったく動いていないのに剣の方が避けていった様に見
              える。

二の助/リック:『莫迦な…今のが当たらぬとは。』

三太夫/ソドムルド:
              『その程度の術などわしには効かぬわ!』
              …<棍棒>失敗。

           GM:やはり全然違う所を叩いてしまう。

     ジェニー:<軍隊知識>で夜業齋が身体の何処に仕掛けを隠してるか分る?

           GM:実は身体中にいろいろ仕込んでる。 最初に光と、2回目の光は別
              の技。

       リック:それだけ色々用意してもらえるってことは、この人、<人気>高
              いんだね。

四郎/デビッド:一美を庇うことに集中。

一美/ジェニー:普通に攻撃。 命中。

           GM:かなりへばってきた。 では夜業齋の反撃、命中。

四郎/デビッド:それを割り込んで代わりにくらう。

           GM:では<剣>で振って。

四郎/デビッド:うっ、失敗。 せっかくの見せ場なのに。
              「監督、取り直しを!」

      監督/GM:「何言ってる、フィルムの無駄遣いになるだけだ。」

     デビッド:よし、こうなったら<人気>を燃やす! 7点燃やして…成功。

           GM:カメラマンが大声をあげる。
              「すみません、今のシーンフィルムが絡まって撮れていません。」
              「何? せっかくいいシーンなのに。 しょうがない、もう1回取
                り直しだ。」

四郎/デビッド:今度こそ。
              『姫様!』
              (コロコロ) よし、01成功!

           GM:夜業齋が斬り掛かる、それを四郎が割り込んで代わりに受けた。
              では10点のダメージ。

一美/ジェニー:『四郎!?』

四郎/デビッド:『姫様、ご無事で。』
              よし、<人気>燃やしたかいがあった。

一美/ジェニー:『四郎、すまぬ。』
              <声援>飛ばしておくわ。

           GM:そちらの攻撃。 夜業齋はまだあと一撃程度なら耐えられる。

二の助/リック:ならまず露払いいくね。 足下に斬り掛かって相手の体勢を崩す。
              <剣>成功。

    夜業齋/GM:『うっ。』

一美/ジェニー:そこを斬る。 <剣>成功。

    夜業齋/GM:『こ、これまでか。』

           GM:夜業齋は倒れた瞬間、跡形も無く自爆する。

二の助/リック:『自爆とは…風賀忍者、恐るべし。』

一美/ジェニー:村娘を助け起す。
              『怪我はありませんか?』

      村娘/GM:『一太郎様、度々お助けいただき、ありがとうございます。 あ
                の者達は、この辺りを治める殿のため、と言っておりました。』

二の助/リック:『ここの殿といえば…。』

           GM:ここを治めるのは東大寺家という。 一ツ橋家を陰謀にはめて滅
              ぼしたのも東大寺家だ。

一美/ジェニー:『東大寺、か。』

三太夫/ソドムルド:
              洞窟の前にドンと立つ。

           GM:洞窟は実は入り口しかない。 そういうわけで視点は洞窟内部か
              らになる。

三太夫/ソドムルド:
              『この様な物があるから狙われるのじゃ。 崩してしまわんか?』

四郎/デビッド:『されど、銀山があれば村を豊かにすることができまする。』

      村娘/GM:『私達は貧しいながらも平和に暮してきました。 今の平和が続
                けば、それで充分です。』

一美/ジェニー:『四郎、こういう筋書きはどうであろう? 銀山を目当てに襲っ
                てきた盗賊は、通りすがりの浪人達の妨害に合い、銀山の中で
                自爆して果てた。 銀山は当然木っ端微塵。 もう1度銀が掘れ
                る様になるまでは長い年月がかかるであろう。』

二の助/リック:『行く先々で噂を広めるというわけか。 悪くはないな。』

三太夫/ソドムルド:
              『では決まりだ。 崩すとしよう。』
              これでせっかく手に入れた火薬が無駄にならずにすむ。

           GM:<爆薬>を振って。

三太夫/ソドムルド:
              …失敗。 湿気てるぞ、この火薬。

           GM:ちょろちょろっと煙だけ出る。 しかし洞窟はしっかり崩れる。

      監督/GM:「ラスト、侍達が村を去っていくシーン、行くぞ。」

      村娘/GM:『ありがとうございました。 どうかこのまま私達の村で、村を
                守ってください。』

一美/ジェニー:『今回狙われたのは銀山だったが、あの忍者達は我々に縁のある
                者達だ。 もし私と四郎がこの村に残れば、やつらはまた襲っ
                てくるだろう。 我々はこの村を去る。 そして行く先々で、こ
                の村に在った隠し銀山は莫迦な盗賊のお陰で使い物にならなく
                なった、という噂をばら蒔くとしよう。』
              <演技>成功。

           GM:非常に感動的な分れのシーンになった。

      村娘/GM:『一太郎様…。』

       リック:村娘に
              『追わないのか?』
              って声かけたいな。

  一同笑。

           GM:駄目。 ちゃんと去る。

二の助/リック:『風賀忍者か。 ふっ。 中々面白い奴らだ。 いつか、また…。』
              <演技>成功。

           GM:君は夕日の中に消えていく。

三太夫/ソドムルド:
              『旅の風来坊が一所に止まるのは似合わねぇ。』
              そこらの酒樽1個担いで
              『こいつは用心棒代として貰っていくぜ。 わっはっは。』
              と<うわばみ>。 …うっ、失敗。

           GM:酒樽担いで去っていくだ、ちょっとふらふらっとしてる。 皆を
              見送る村娘の後ろ姿をバックに、“終”の文字が出る。

           GM:“終”の文字が出た後、画面が切り替わる。 敵の屋敷のシーンだ。
              黒ずくめの忍者達が跪いている。

              『失敗したか。』
              『も、申し訳ありません。』
              『まぁ良い。 だが次は無いと思え。』
              『ははっ。』

              そして忍者達が顔を上げると、御簾が上がっていて、そこには夜
              業齋がいる。

       リック:「生きてるわけね、やっぱり。」

      監督/GM:「次回作のための引きだ。 そうだな、次回のタイトルは
                “4人の侍vs帰ってきたドラゴン忍者”
                だ。」

       リック:次回作なんてあるのかな?

  今回のタイトルの最後には次の言葉を付けてくれ。
  “我が心の師匠クロサワに捧ぐ”
  駄目? どうしてだ?
  スポンサーに断られた?
  むぅ、スポンサーの意向なら従うが…。
  “4人の侍vs忍者軍団 − 我が心の師匠クロサワに捧ぐ”
  いいタイトルなのに。
  ね、駄目? どうしても駄目?
  ねぇ、ねぇ。

  4人の侍vs忍者軍団
                       1997/10/3 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録

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