オオサカM○●Nリプレイ

舞い降りた天使


  このリプレイは『Black BOOK ACT 1』のシナリオを一部使用しています。 ネタ
バレ部分もありますのでご了承ください。

キャラクター
  “神狼”ウィンディ・コーネルバーグ(カゼ・マヤカシ・レッガー)
    運び屋。 ある女性の誘拐を依頼さるれが何故か護衛することになる。
  ミギ(カブトワリ=カブトワリ・カブト)
    一流の暗殺者。 ある女性の暗殺の依頼を受ける。
  神崎攻介(フェイト・カゲ・バサラ)
    探偵。 ある女性を護衛する。
  神崎こだま(トーキー・ハイランダー・カタナ)
    突撃リポーターの女の子。 神崎攻介とは従兄妹同士。
  白華(ヒルコ・バサラ・マヤカシ)
    翼を持つ少年(少女?)。 風に流されてN◎VAにやってくる。

  軌道上から重力井戸の底に降りて来た粋狂な女がいた。そしてその女を誘拐しろ
なんて依頼をした負けず劣らず粋狂な奴もいる。 だが一番の粋狂はそんな依頼を
受けた奴だろう。

         RL:誘拐してくれ、と言ったのはヨーロッパのヴィルヌーヴ系の企業、降
            りてきた女性の名は美角しのぶ。 千早の関係者で19歳の超能力者ら
            しい。 神狼は何故かその女性の誘拐に関わることになった。 結果は、
            誘拐される女性が自ら誘拐側に飛び込んできて、そのまま神狼の車で
            逃げる、ということになった。

       神狼:「さぁ、とっとと逃げるぞ。」

       神崎:「あぁ。」

         RL:そしてヴィルヌーヴが用意した隠れ家に着いた。

       白華:「ん〜、いい風☆ 今日はこのまま風に乗ってみよっと☆」

         RL:君がそうして飛んでいると、どうも妙に惹かれる方向がある。

       白華:「あれ? 何かありそうな予感☆ 行ってみよ☆」

         RL:そうして着いたのはN◎VAはアサクサ、とある古ぼけた屋敷だ。

       白華:人はいてそう?

         RL:それは<知覚>で判定だ。

       白華:カードないから失敗しておくね。

         RL:では人はいない、と思った。

       白華:「誰もいないのかな? うーん、入ってみよ☆」

         RL:神狼、神崎、何者かが屋敷に入ってきた。

       神崎:隠れる。

  しのぶ/RL:「大丈夫です。私が迎えにいきます。」

       神崎:「おい、ちょっと待てよ。」

         RL:白華ちゃん、2階の方から1人の女の子が降りてくる。

       神崎:後ろから降りていく。

       白華:「あ、人、住んでたんだ。」

  しのぶ/RL:「あなたも私を守りにきてくださったんですね。」

       白華:「え?」

       神崎:無言でしのぶの後ろに立つ。身長190cm。

       白華:「わぁ、大きなお兄さん☆」

         RL:白華ちゃんの見掛けは?

       白華:見た目は13,4歳くらい。 身長150cmだよ。 背中に翼があるけど普段
            は畳んでる。

         RL:翼が見えたら天使みたいで格好いいかな?

       白華:ん、でも今は隠してるの☆

  しのぶ/RL:「遠くから来てお疲れでしょうから上でお休みください。」

       白華:「ありがとう、お姉さん☆」

       神崎:背後に姿を現す。
            「刺客か?」

       白華:「え? お兄さん、いつの間に?」

  しのぶ/RL:「大丈夫、この人は敵ではありません。」

       神崎:「ご同輩か。」

  しのぶ/RL:「導かれてきた方です。」

       白華:「そうなの? どうしてかわかんないけど、気がついたらここに来て
              たんだ。」

       神狼:マヤカシの<霊覚>で彼を見てみる。9。

         RL:彼−か彼女が分らないけど見てみる、と。 では背中に翼の様なオー
            ラが見える。

       白華:「お兄さん、そんなのボクを見たいの? オーラなら見てもいいけど、
              裸は見ないでね☆」

       神狼:「誰が見るか。」

         RL:さてこだまちゃんの方は…うーん、どうやって登場してもらおうか?

       白華:『お兄ちゃん』って言って神崎さんの追い掛けてくるのは?

         RL:電話か掛ってくる。
            「あ、こだま、取材を頼みたいの。」

     こだま:「どこ?」

クライアント/RL:
            「千早のアーコロジーで今日荒事があったらしいの。」

     こだま:「千早?」

クライアント/RL:
            「誘拐ですって。 ブラックハウンドも動き出してるわ。 これが被害
              者の女性よ。」
            画像が送られてくる。
            「この女の子を中心に話が進んでるらしいわ。」

     こだま:「OK。 調べてみるわ。」

クライアント/RL:
            「じゃ、いいネタ入ったらよろしくね。」

     こだま:誘拐されたのは?

         RL:今日の夕方頃。

     こだま:うーん、とりあえずウェブで検索するわ。

         RL:そうするとウェブで連絡がくる。
            「ねぇねぇ、こだまちゃん、いいネタがあるんだけど? ほらほら、
              この子。」

     こだま:「あら、誘拐された子ね?」

  情報屋/RL:「流石耳早いね。 話聞く気、ない?」

     こだま:「聞くだけなら聞いてもいいわよ。」

  情報屋/RL:「ならいつもくらいでどう?」

     こだま:「そうねぇ、いいネタならね。」

         RL:こちらの<売買>は…2。 なんて安上がり。

     こだま:<会話>で5。

  情報屋/RL:「じゃあ、ネタ聞いてからで値段はいいよ。」

     こだま:「じゃ、聞かせて。」

  情報屋/RL:「美角しのぶ、19歳。 冷凍睡眠してたがつい先日目覚めた。 冷凍睡
              眠の副作用か記憶喪失となる。 その治療のため地上に降りてきた
              と思われる。 本日14時頃空港に到着、15時頃、自ら拉致されたと
              思われる。」

     こだま:「その自ら、ってのは何よ?」

  情報屋/RL:「さぁ? この後はもう少し色が欲しいな。」
            <売買>で4。

     こだま:「そこまで聞いたらもう少し話して欲しいな。」
            <会話>で7。

  情報屋/RL:「長い付き合いだしねぇ。 じゃ、この映像あげよう。」
            襲撃シーンの映像。 女の子がさえないおっさんと、護衛2人、トレン
            チコートのいかにもフェイト、という感じの男と歩いてる。

       白華:こだまお姉さんのお兄さんじゃないの?

     こだま:どうなのかな? お兄さんなのかな?

         RL:どちらでもお好きな様に。 これから会ったときに
            『やぁやぁあなたは生き別れの従兄妹。』
            とかやってもいい。

       白華:分れた夫☆

         RL:お、それ楽しいな。

     こだま:でもあたし19よ?

       白華:だから、17で結婚して18で離婚したんだよ☆

     こだま:彼に気付いていい?

         RL:気付きたければどうぞ。

     こだま:「何処かで見た顔ねぇ…。」

         RL:では2人の関係は会うときまでに考えておいて。 で、映像は襲撃シー
            ン。 女の子は自分から襲撃してきたごっつい兄ちゃんの方に駆寄っ
            て行く。 後ろからいかにもフェイトという男が追い掛けていき、女
            の子と襲撃者、フェイトの3人はエレベーターに乗る。 護衛2人はと
            っさに走ろうとするが、さえないおっさんに制止される。
            「撃つな。」
            とか、
            「私を守れ。」
            とかいう声が入っている。

     こだま:「派手にしてるわねぇ。」

  情報屋/RL:「これだけ見せたんだから、ちょっとはイロ付けてよ。」

     こだま:「Ok。 少しはずむわ。」

  情報屋/RL:「じゃ、これからもよろしく。」

     こだま:この映像、流したらどうなるかしら?

         RL:スクープにはなるけど、このまま流すと千早とブラックハウンドに睨
            まれる。

     こだま:映像に出てきた人物の情報をFEARに聞ける?

         RL:それは高いぞ。 ゴールドくらいは覚悟してくれ。

     こだま:ゴールド?

         RL:美角しのぶについては本日の有名人なのでそこそこ安い。 あとは正
            体隠してる人達だからねぇ。

     こだま:「うーん、少し高いわねぇ…。」

     RL:ではミギの方に行こう。

       白華:双子のお兄さんにヒダリさんがいるのかな?

         RL:エージェントから連絡が来る。
            「いつもの仕事を頼みたい。 ターゲットが女性1人。期間は2日以内。
              報酬はあなたの望むままに。 受けるのなら詳細を話す。」

       ミギ:「受けよう。」

         RL:美角しのぶのデータが送られてくる。
            「ターゲットはこの女性。 所在に関してはこちらも捜索中だか足取
              りが掴めてない。 本日15時千早アーコロジーにて拉致される。 地
              上からバンと装甲スポーツカーの2台が逃走、どちらかに乗ってい
              たと思われる。 どちらかは確定していない。 行方は撹乱工作によ
              り確定していない。」

       ミギ:「分らんことだらけではないか。」

エージェント/RL:
            「その分報酬は増額する。」

       ミギ:さて、どこから調べようか…。

         RL:ウェブで調べてもいいし、カブトワリとしての横の繋がりを使っても
            いい。

エージェント/RL:
            「調査が必要なら部下もつけよう。」

       ミギ:「ではニューロを借してくれ。」

         RL:ニューロか。 では彼を出そう。
            「では1人回そう。 彼に任せておけばそのうち彼女の居場所を探し出
              すはずだ。 この事件の関係者でもあるので何からの情報を彼から
              引き出せるかもしれない。 名目上はあなたは彼の護衛だ。」

       ミギ:「了解。」

         RL:しばらくすると、依頼されたとおるというニューロがやってくる。
            「女の子1人探せばいいんだな? それくらいならなんとかなるかもね。」

       ミギ:「ではすぐ探してくれ。」

  とおる/RL:「じゃ、その間俺の身体の警護頼むよ。」

       ミギ:「了解。」

         RL:とおるはジャックインして探し始めた。 さて、その間どうする?

       ミギ:結果が出るのを待ってるさ。

         RL:さてしのぶさんと一緒にいる3人。 しばらくすると、誘拐の依頼人で
            ある“クロマク”マイケルグローリーがやってしてくる。
            「ありがとうございます。 流石に仕事が早いですね。 ではこれから
              次の行き先を連絡しますのでもうしばらくお待ちください。」

       白華:「ふぅん、お姉さん達、逃亡してたんだ。」

       神狼:いつもの様に椅子にどっかりと腰を落して聞いている。

マイケル/RL:「場合によっては遠くまで走ってもらうことになりますが、よろしい
              ですか?」

       神狼:「なら車を用意してくれ。」

マイケル/RL:「了解しました。 神崎さんの方は、長期休暇は取れますか?」

       神崎:「当分は問題ない。」

マイケル/RL:「あなたのボスなら顔見知りですから、必要とあれば手回しいたしま
              す。」

       神崎:「流石だな。」

マイケル/RL:「ところでそちらの方は?」

       白華:「ボク? ボクはたまたまここに流れついてきたんだ☆」

マイケル/RL:「ほう…。 あなたはイリーガルですね?」

       白華:イリーガル?

         RL:市民番号が無いってことを検索された。 どうする?

       白華:カード出せないや。
            「うん、そうだよ。」

マイケル/RL:「なかなか面白い身体をしておられるようですね。」

       白華:「カラダ? やだな、お兄さんのエッチ★」

マイケル/RL:「ま、いいでしょう。 美角さんが側においてるところをみるとあなた
              は味方なんでしょう。」

       白華:「うん☆」

マイケル/RL:「では今晩はゆっくり休んでください。 明日には出発出来るでしょう。」
            そう言ってマイケルグローリーは出て行く。 ちなみにドアの外には
            マイケルによく似た女性が2人いる。 片方はニューロ、もう片方は野
            生的な感じ。

       白華:ふぅん。

  しぶの/RL:「ところであなた、いくつ?」

       白華:「ボクの年? お姉さんよりは年下だよ☆」

  しのぶ/RL:「わたしは多分19歳です。 でも、16からの記憶もありませんからは
              っきりとは分りません。 気がついたら宇宙のステーションにいた
              んです。」

       白華:「じゃ、全然覚えてないの?」

  しのぶ/RL:「トコロザワという所に住んでいたんですが、今はもう無いようです。
              ここはアサクサだそうですが、わたしの知ってるアサクサとずいぶ
              ん変りましたね。 聞いてみると、わたしは50年も眠っていたそう
              です。」

       白華:「16歳からこっちで何か覚えてることは無い?」

  しのぶ/RL:「何がこれから悪いことが起る、という漠然とした感じがするんです
              けど、それが何か分らないんです。」

       白華:「ふぅん…。」
            マヤカシの特技<伝心>でお姉さんの心を探ってみるね。 Jだよ☆

         RL:Jで<伝心>か。 それは男性の助け、だな。 そうするとドアからで
            っかい男が入ってくる。
            「そんなこと姉ちゃんに聞いたって無駄だぜ。」
            青の魔道師という有名なマヤカシの自称一番弟子、炎の魔神と呼ばれ
            るお兄さん、赤の弾王だ。

       白華:「うっわぁ…おっきい…。」

    弾王/RL:「その娘を虐めると俺がただじゃおかないぜ。」

       白華:「何食べたらそんな大きくなるの?」

    弾王/RL:「覚えてないものは覚えてないんだから、余計なことするな。」

       白華:「お兄さんに合う服ってなかなか無いよね。 探すの大変でしょ?」

    弾王/RL:「…人の話を聞け。」

       白華:「なぁに? おっきなお兄さん?」

    弾王/RL:「もういい…。」
            弾王は椅子にどっかりと腰を落す。
            「ま、今晩は俺がいるから大丈夫だ。」

       白華:「そうだね、こんなおっきなお兄さんが2人もいるんだもんね☆」

         RL:大きいといっても神狼はまだ割と見掛ける大きさだけど弾王はほとん
            ど暴力的なでかさ。

       白華:「座ってるのにボクより大きいんだ☆」

       神狼:「あんたが来るとはなかなかでかそうな仕事だな。」

    弾王/GM:「さぁな。 俺は師匠に言われて来ただけだからな。 だが師匠の勘だ
              と今晩明日は危いそうだ。 ま、飯でも喰おうや。」

       白華:「わぁい、ご飯だぁ☆」

         RL:食堂に以降とすると突然しのぶが倒れる。

       神崎:「おい!」

       白華:「お姉さん!?」

       神崎:彼女の様子は? <メディック>で診てみる。 6だ。

         RL:熱があるね。 一つは長い間冷凍睡眠でずっと軌道上にいたのが重力
            圏に来たせいで疲れが溜ったせい。 他にも原因がありそうだがよく
            分らない。

       白華:もっと高い達成値だったら? “シルバーレスキューQ&Q”を使っ
            て<メディック>で11。

         RL:Aでも出さないとこれ以上は分らない。 これは病院につれていった
            方がいいなと思う。

       神狼:<霊覚>で見る。

         RL:よく分らないが彼女の周りには彼女を護るガーディアンの様な物が妙
            にいっぱいいる。

       神狼:それだけ護りがあるのに倒れる?

         RL:だから呪いとかそういうもののせいでは無い。

       神崎:病院つれていかないと危い?

         RL:これから良くなるか悪くなるか分らない。 50年間フワフワ浮いてい
            たわけだから、1ヶ月やそこらではまだ重力に耐えられるだけの体力
            に戻ってない。

       ミギ:軌道上は無重力なのか?

         RL:無重力なところもある。

       ミギ:完全に無重力だとシャンペン飲むのにも命懸けだぞ。

       神崎:それは場所によって違うんだろ?

         RL:平均は1/6。 つまり月面と同じ。 基本的に彼らハイランダーは地上に
            は降りてこない。 降りてくるのはハイランダーでも下っ端。

       神崎:医療関係なら低くしてるんじゃないか?

         RL:そう、身体に負担を懸けないために低くしてる。

       ミギ:骨のカルシウムが抜けてしまうといかいう問題は解決してるんだな?

         RL:カルシウムが無ければカルシウム放出装置を付ければいい。 それに
            どうせ骨が無くなったってサイバー骨格入れればすむこと。 でも彼
            女はサイバーを入れてないいわゆるウェットだ。

       神狼:とりあえずベッドに運ぶ。 で、弾王に訊ねる。
            「あんたの師匠なら何か分るんじゃないか?」

    弾王/RL:「そうだな、聞いてみよう。」
            弾王は師匠と連絡を取る。
            「…。 あ、そうですか? つれていきゃいいんですね。」
            ガチャン。
            「すぐ出発するぞ。 車出してくれ。 病院に行く。」

       神狼:「その病院は信頼出来るのか?」

    弾王/RL:「師匠の紹介だからな。だがまてよ…。 もう1件にもかけてみるか。」
            というとまた別のところに連絡。
            「おい、ターゲットが病気になったぞ。 …は? そうか。 おい、お前、
              代れ。」

       神狼:誰だ?

         RL:マイケルグローリーだ。
            「近くにうちの関係の病院があります。そこなら安全です。 青の魔
              道師さんが紹介された個人病院よりも遥かに立派な病院です。」

       神狼:「個人病院の方がかえって安全ということはないか?」

マイケル/RL:「大病院の方がセキュリティーが整ってます。 是非そちらにつれて
              いってください。」
             <会話>で押してあげよう。 5だ。

       神狼:それは押されてしまった。

マイケル/RL:「ではクレイン総合病院に向かってください。 そこのなら厳重な警
              戒が出来ます。私もすぐにそちらに向かいます。」

       神狼:「そうか。」

    弾王/RL:「ん、そっち行くのか? じゃ、行くか。」

       神狼:「この車は4人乗りなんだが。」

    弾王/RL:「全員は乗れないな。」

       白華:「ちょっと狭いね。」

    弾王/RL:「お前、自分でなんとかしろ。」

       白華:「ん、いいよ☆ 場所分れば勝手に行くから☆ ちょうど追い風だし。」

         RL:夜になったけど、どうする?

     こだま:歩いて探してみるわ。

         RL:何処を? N◎VAは広いぞ。

     こだま:そうね…。

         RL:無作為に歩いたんでは何も期待できないぞ。 無能なトーキーと呼ん
            であげよう。

     こだま:うーん…。 分らないからやっぱりウェブで情報探すわ。

         RL:ウェブ上では似たような情報を探してる奴がもう1人いる。 妙に強
            い権限を使って探し回っている。

     こだま:つけてみるわ。

         RL:途中で弾かれる。
            “あなたにはアクセス権がありません。”

     こだま:何者よ、そいつ。呼び掛けてみるわ。

         RL:するとこっちを向く。 とおる君なんだけど君は知らないね。
            「何? いいネタ、あるの?」

     こだま:「そうじゃないの。 あたしも探してるの。」

  とおる/RL:「じゃ、情報交換しない? ターゲットがこれでしょ?」

     こだま:「そうそう。」

  とおる/RL:「じゃ、リアルのここに来てよ。 私はここで探してるから。」

     こだま:表示された住所に向かうわ。

         RL:ミギが護衛してるとおるのモニタにメッセージが出る。
            「こんなお姉ちゃんが来るから情報交換しておいて。」

       ミギ:そうか。

     こだま:あたしのデータはしっかりばれてるわけね。

    弾王/RL:「じゃ、よろしく頼むぞ。」

       白華:ボクは飛んで追い掛けるね☆

         RL:車の方はどうする?

       神狼:出来るだけ隠れつついきたい。 カメラを避けつつ走る。

    弾王/RL:「目立つのが嫌なら車を変えてやろうか?」
            と拳に炎を纏わせる。

       神狼:「何する気だ?」

    弾王/RL:「ちょっと色変えてやるよ。 真っ赤にしてやるぜ。」

       白華:「あ、面白そう☆」

       神崎:「余計目立つわい。」

       神狼:「幻覚か何かで赤くするだけならいいがな。」

    弾王/RL:「う、幻覚…。 そっちは苦手なんだ。」

       白華:マヤカシの特技<伝心>で幻覚って出来なかった?

         RL:うーん、どっちかっていうと<伝心>はテレパシーだから…。

       白華:なぁんだ、出来ないのか★ ならバサラの特技<元力:風>で空気の
            屈折率変えて車の像を歪めるって出来る?

         RL:それは光を操る力がないと出来ないと思う。

       白華:うーん、じゃ、風で後押しするくらいかな? あ、そうだ、風でカメ
           ラを別な方に向けちゃうことは出来るよね? <元力:風>+<メカニ
           ック>で9☆

         RL:では車が通るときにカメラがひょいひょい、と別な方を向く。

       白華:これで隠れられたかな?

       神狼:どこまで通じるかは分からんな。

         RL:クレイン総合病院に着いた。 しのぶは担架に乗せて運ばれていく。
            で、ここにいるのはっと、男、男、男、…分らん。

       白華:なぁに?

         RL:看護婦にこう言われる。
            「これから精密検査をしますので、男性の方は席を外してください。」
            で、君を見て悩んでる。

       白華:なら言いくるめちゃうね☆ <会話>で8☆ あ、「女の子だ。」とも
            「男の子じゃ無い。」とも言わないからね☆

  看護婦/RL:「では一緒にいてあげてください。」

       白華:「うん☆」

         RL:さて放り出された男性3人のところには“クロマク”マイケルグロー
            リーがやってくる。 もちろん後ろには2人の女性が付き従ってる。
            「困ったことになりましたね。」

       神崎:「これでは逃げるにしても逃げられんな。」

マイケル/RL:「彼女の回復を待っている間に敵は動いてくるでしょう。 凄腕のニ
              ューロが調べてる様ですからここもすぐにばれるでしょう。」

       神狼:「逃げながら治すことは出来るか?」

マイケル/RL:「それも考えてはいますがかなり危険が伴います。 これから対策を
              講じますので、そちらも何らかの対策を考えてください。」

       神崎:「ああ。」

         RL:「部下を置いて行きますので、何かあったら彼女に言ってください。」
             マイケルは去っていく。 2人いた女性のうち1人は残る。

       神狼:病室のドアの前の廊下で壁にもたれ掛かって休んでる。

       ミギ:ふと思ったんだが、これから訪問者が来るのは聞いた。 で、情報交
            換だが、こっちが聞くのは出来るが、交換しようにも私は何も知らな
            いぞ。

         RL:そう思ってとおるの方を見るとだね、
            「やばい! ばれちゃった。 逃げなきゃ。」

       ミギ:「ヘボ。」

  とおる/RL:「うっ…。 だってしかたなかったんだもん。 まさかあのIDが使えな
              くなるとは…。」

       ミギ:「逃げる前に今まで判ったことを教えてくれ、」

  とおる/RL:「病院に入ったよ。 アサクサのクレイン総合病院。」

       白華:あ〜あ。 知られちゃった★

  とおる/RL:「じゃ、そゆことで!」
            とおるは逃げていく。

       ミギ:「ああ。」

         RL:さてこだまちゃん、君が示された住所の部屋のドアの前に来たとたん、
            そのドアを開けて若い男が逃げる様に走っていく。

     こだま:その様子をフィルムに収める!

  一同笑。

       白華:トーキーの習性だね☆

         RL:それは普通に撮るなら<メカニック>だな。 アクロバット的に撮る
            なら<運動>だし相手に分らないように盗み撮るなら<窃盗>だし。

       白華:<窃盗>だと顔無くなっちゃわないかな?

  一同笑。

     こだま:取りあえず普通に撮るわ。

       ミギ:とおるは逃げだした。 で、彼を撮ろうとしてる彼女には気付くのか?

         RL:ドア開けっぱなしで逃げ出したから見える。 逃げてくとおるに向か
             っていきなりカメラ構えてる女の子がいる。

     こだま:逃げてく男の姿をしっかり収めるわね。

         RL:では撮られたくないとおるは<運動>で7。

     こだま:それは負けね。

         RL:じゃ、撮れるのは後ろ姿だけ。

       ミギ:今まで接触してた男を突然知らない女がカメラ構えて撮り出したわけ
            だ。

         RL:そうなるね。

       ミギ:怪しさ大爆発じゃないか。

         RL:じゃ、後ろから撃つ?

       ミギ:この世界って簡単に撃ってしまっていいのか?

         RL:大丈夫大丈夫。 撃ったあと間違いだって分ったらその部分をサイバ
            ー化して『ごめんね』、って言えば済む。

       ミギ:なら撃つ。

     こだま:ちょ、ちょっと待ってよ。

         RL:ではここからカット進行。 シーン終わるまでカード補給出来なくなる。

         RL:不意打ちなのでミギが先行。

       ミギ:ではボディを狙ってカブトワリの特技<必殺の矢>で2発撃つ。 さら
            に普通に2発撃つ。

     こだま:「え? きゃあぁぁ!」

         RL:不意打ちなので能動的な行動は取れない。

     こだま:<知覚>で気付かない?

         RL:それは駄目。 後ろには気をつかってなかったから。

     こだま:じゃ、当たるしかないの?

         RL:大丈夫大丈夫。 当たっても死ぬのは1/25の確率だから。

     こだま:うーん…。 駄目、何も出来ない。

       白華:いざとなればハイランダーの神業使えばいいね☆

         RL:さぁ、ダメージチャートだな。はい、2枚引いて。

     こだま:これで1/25に当たったら大変ねぇ。

         RL:大丈夫、そのときにはNPCいっぱいいるから。

     こだま:『クロマク』よ。

         RL:ショック、背後からの見えない攻撃。 お、ぴったりじゃん。 混乱状
            態に陥る。 カードを1枚失う。

       ミギ:<必殺の矢>は2回カードを引くんだよな?

         RL:うん、これがまず1回め。 さぁ、次のカードをどうぞ。

     こだま:『フェイト』。

         RL:腹部への強烈な一撃、胃の中の物を全て吐き出す。 カード1枚失う。

     こだま:「うっ…。」
            女の子に何させるのよ。

         RL:では2発目の<必殺の矢>だ。 ちなみにゲームオーヴァーは『カゲ』。

     こだま:全部で6枚も引くのね。 それはかなり確率あるわ…。 『アラシ』よ。

         RL:ダウン。 片足、または片腕をもがれ大量出血。 カードを全て失う。

     こだま:あたし死ぬのかしら…。 次はまた『クロマク』。

         RL:もうカードがないから『カゲ』引かないかぎり同じだな。

       ミギ:で、さらに普通の射撃が2発来る。

     こだま:『フェイト』と『ミストレス』。 …助かった。

         RL:『ミストレス』はスリップ。 痛くて足が折れて胃の中の物吐き出し
            て転んだ。 で、行動不能なのでカット進行終わり。

     こだま:ピクピク…。 流石に4発もくらったら辛いわ。

         RL:不意打ちじゃなければまだ避けられたんだけどね。

         RL:さぁ、ミギ、君の前には女の子が気を失って倒れている。 何でもや
            りたい放題だよ。

       ミギ:うーん、1度撃ってしまった以上生かしておいてもな…。

         RL:とどめさす?

     こだま:ちょ、ちょっと待ってよ。 えぇい、こうなったらハイランダーの神
            業、《天罰》発動よ!

         RL:どういうふうに使う?

     こだま:とにかくここから生きて逃げるの!

         RL:ならミギのポケットロンに電話がかかってくる。

       ミギ:「ん?」
             銃口を彼女に向けたまま左手で取る。

エージェント/RL:
            「たとえ今何をしていてもそれを中断して至急こちらに来てくれ。」

       ミギ:「了解。」
            では彼女は放っておいて立ち去る。

     こだま:とりあえず目の前の危険は去ってくれたわね…。

         RL:ミギが去ったあと、ぴくぴくしてるこだまちゃんを偶然にも通りかか
            った親切な人が発見、病院につれていってくれる。

     こだま:親切な人ってまだいるのね。

       ミギ:ところでRL、私は背後から4発も撃ったのに彼女は死ななかった。 こ
            のゲームじゃ人間は死なないものなのか?

         RL:PCだから、ってのが一つの理由。

       ミギ:じゃ、その辺の人間撃ったら死ぬんだな?

         RL:そう。 それに彼女はハイランダーの神業使ったからこちらも神業使
            わない限り助かる。

         RL:ミギはエージェントの所にやってきた。
            「ターゲットの居場所が分った。 クレイン総合病院で検査中だ。 検
              査が終わり次第8階の病室に入る。」

       白華:しっかり漏ちゃってるね★

         RL:漏てるねぇ。
            「至急狙撃してくれ。 病棟ごと破壊してもかまわん。」

       ミギ:「注文とあれば病棟ごと吹っ飛ばしてもいいが、私の手持ちでは少々
              不足だ。」

エージェント/RL:
            「必要な物は用意しよう。」

       ミギ:もちろんターゲットの病室は外からは見えないよな?

         RL:見えないねぇ。
            「病院に入るところまでは手配できる。」

       ミギ:「ではそこまで手配してくれ。」

エージェント/RL:
            「では近くに救急車を用意しよう。」

       ミギ:「必要な物のリストを挙げるから手配してくれ。」

エージェント/RL:
            「可能な限りサポートする。」

       ミギ:病棟は何階まである?

         RL:この病院は割と低い。 20階建てだ。 8階だから真ん中あたり。  

         RL:しのぶの検査が終わった。
            「原因は不明ですが、快方に向かっていると思われます。」

       白華:「まずは一安心だね☆」

       神崎:「だが原因不明か。」

         RL:そこへマイケルグローリーのカゲムシャのお姉ちゃんがやってきて
            「ネット上で探された様です。 もうすぐやってくるでしょう。」

       白華:「見つかっちゃったんだ★」

お姉さん/RL:「上の方で交渉が始まっていますので、強攻手段に出る可能性は低
              いと思われますが。」

       神崎:「だが来るんだろ?」

お姉さん/RL:「可能性はあります。」

         RL:さてこだまちゃんはどうする? なんならこのままゲーム終了まで寝
            ててもいいけど。

       白華:自分は寝ててあとはぜ〜んぶハイダンラーの力で済ましちゃう☆

     こだま:サイバー入れないと動けないわよね?

         RL:これとこれ入れたらいいよ、ってサンプル見せてくれる。
            「入れたらすぐ動ける様になりますよ。」

     こだま:「でもお金が…。」

    医者/RL:「その心配はありません。 あなたに最高級のサイバーウェアを入れ
              てください、と上の方から言われていますので。」

     こだま:「そうなの? じゃ、入れて。」

    医者/RL:「面白いものもありますよ。」
            といってセラミックブレードとかを見せてくれる。

       白華:全部付けちゃえ☆

     こだま:「こんなの付けたら楽しそうねぇ。」
            思わずうっとり。

  一同笑。

       神崎:危い女の子だな。

     こだま:だってあたしカタナだもん。

    医者/RL:「これですね?」

     こだま:「ええ。 そのセラミックブレードお願い。」

         RL:サイバー入れ終わったころ、ブラックハウンドが訪ねてくる。 どう
            する? 重体だ、で面会断ることも出来るよ?

     こだま:それは後で恐そうだから止めておくわ。

ブラックハウンド/RL:
            「お前、こんな女の子を見たんじゃないか?」

     こだま:「誰? 見たような気はするけど?」

         RL:お、誤魔化す気だな?

     こだま:でも直接見てないし。

ブラックハウンド/RL:
            「何か探してるんじゃないのか?」
            と<会話>で7。

     こだま:うーん、カードがねぇ。
            「何かって?」

ブラックハウンド/RL:
            「覚えてないか? なら思いださせてやろう。」
            というと銃を君に突きつける。

     こだま:「お、思い出しました。」
            知ってること全部喋っちゃう。

ブラックハウンド/RL:
            「そうか。 じゃ、データは貰って行くぞ。」

     こだま:「シクシク…。」

ブラックハウンド/RL:
            「じゃ、お大事にな。」

         RL:クライアントから連絡がくるよ。
            「いやぁ、大変だったねぇ。」

     こだま:「もう散々よ。」

クライアント/RL:
            「で、何か面白そうなことつかめた?」

     こだま:「カメラ壊れちゃった。」

クライアント/RL:
            「でもバックアップくらい取ってるだろ?」

     こだま:<メカニック>で壊れたカメラのデータサルベージするわ。

         RL:そう? じゃ、写ってるのは天井とか逃げ去る男の小さい後ろ姿とか
            N◎VAの綺麗な夜景とか。

  一同笑。

     こだま:意味がない…。

クライアント/RL:
            「うーん、撃たれたシーンでも写っていればなぁ。」

     こだま:撮影用のサイバーウェア入れてれば…。

         RL:入れていれば撃たれながらも撮れたねぇ。


         RL:さて、次に訪ねてくるのはこだまちゃんの親戚の叔母ちゃんだ。
            「あらあら、こだまちゃん、大変だったわねぇ。」

     こだま:でもパワーアップしたわよ。

叔母ちゃん/RL:
            「もっとちゃんとした仕事付ききなさいってお父さんも心配してるわ
              よ。」

     こだま:「放っておいてよ。」

叔母ちゃん/RL:
            「従兄の攻介さんを見習いなさい。 ちゃんと死なずに生きてるでし
              ょ?」

     こだま:「あたしもまだ生きてるんだけど…。」

         RL:ミギ、君が挙げたリストだが、一番下の品物は時間的に用意出来ない
            そうだ。

       ミギ:しかたあるまい。

         RL:あれが手に入ると流石に一方的に成功するだろうからねぇ。

       ミギ:ま、注文はしておこう。 状況が動けば手に入るかもしれないし。

         RL:そうだね、バックの動きでは用意出来るかも。

         RL:8階の病棟。

       神崎:窓から外を監視する。

         RL:すると庭にはあちこちの勢力が入り込んでるのに気付く。 当然病院を
            首尾する警備隊もいる。 黒服の男達がうろうろしてるし、ブラックハ
            ウンドの姿も見える。

       白華:しのぶお姉さんは?

         RL:すやすやと寝てるね。

       白華:医師に聞いてみるね。
            「お姉さん今動かせる?」

       神崎:「怪しい奴等が囲んでるぞ。」

    医師/RL:「院内の方が安心ですよ。」

       神崎:今運びだそうとするとドンパチが起るのは確実なわけだ。

         RL:予想:半分くらいはしのぶを撃つ。 もう半分は守ろうとするが守れ
            ないのでしのぶを撃つ。

       白華:撃っちゃうの?

         RL:味方も、守りきれないなら殺しちゃえ、って撃ってくる可能性は高い
            だろうな、と思う。 揉め事が大きく成り過ぎるようなら揉め事も原
            因を無くしてしまうかもしれない。

       ミギ:で、『可愛そうに、流れ弾に当たったんだな。』となるんだな。

       神狼:「ここで迎え撃つか。」

    弾王/RL:「ああ、その方がいいだろうぜ。」

       神狼:「そういえばあんたの師匠はどうしたんだ?」

    弾王/RL:「師匠か? 来てくれないんだよ。 忙しい忙しいって言って俺ばっか
              り働かせて…ぶつぶつ。」

       白華:「たいへんだね、お兄さん☆」

    弾王/RL:「お前に言われたくないぞ!」
            手が燃えるぞ、そんなこと言うと。

       白華:「お兄さん燃えてるんだ☆」

    弾王/RL:「だからなぁ…。」

       神崎:付近をチェックして回る。 <知覚>で7。

         RL:玄関OK。 裏口OK、ただし救急車は出入りする可能性はある。 屋
            上OK、ただしヘリなどに対する防御は特に無し。 敷地は広いので
            隠れようと思えば隠れられる。 塀は高い。 周りは敵味方がにらみ合
            っている。

       神崎:<タップ>でネットのセキュリティを見る。Kだ。

         RL:ネットワークはかなり強力に作ってある。 ネットから混乱させられ
            ることは多分ない。 ただし公開してる部分もあるのでデータの流出
            は避けがたい。 あと美角しのぶのデータが内部から漏れている。

       神崎:どこから漏れてるか分る?

         RL:Kならわかる。 夜勤の妙にまじめにお仕事してる兄ちゃんだ。 デー
            タを小遣い稼ぎに売り捌いてる。 しのぶのデータに限らず売れるの
            売ってる。

       神崎:小者だな。

       白華:妨害できる? <ウェブ>でJ。

         RL:ならとっても恐〜い映像送り込んで兄ちゃんをびびらせることが出来
            た。

       白華:『そんなことしたら祟るってやるぞ〜。』

         RL:兄ちゃんは流すのを止めた。

       白華:これでこれ以上広がるのは防げたね。 でも今まで流れたんで充分広
            まっちゃうかな?

お姉さん/RL:「あら、脅かしてしまったのですか? あれは、泳がしておけばいろ
              いろ遊べたのですが。」

       白華:「でも邪魔なんだもん。」

       神崎:「上の話合いとやらはどうなってる?」

お姉さん/RL:「もうすぐまとまりそうです。」

       白華:ね、<元力:風>で周囲の物音引っ張ってこれる?

         RL:<知覚>と組み合わせればね。

       白華:<知覚>はスート違うんだ★ <投射>じゃ、駄目?

         RL:<投射>は…こっちから向こうへ送る、ってんなら出来るだろうけど。

       白華:じゃ、<伝心>で近くにしのぶお姉さんに対する殺意を持ってる人い
            ないか探す。 Qだよ☆

         RL:今のところいないね。

         RL:叔母ちゃんの話はまだ終わらない。

     こだま:話だしたら止らないのよね。 動けないから逃げられないし…。

叔母ちゃん/RL
            「こういうお仕事あるんだけど、どう?」

     こだま:「要らないわよ。」

叔母ちゃん/RL:
            「そう? 残念ねぇ。」

     こだま:「ところで、攻介兄さんって今何してるの?」

叔母ちゃん/RL:
            「探偵してるそうよ。 あの子も中々嫁の貰い手がないわねぇ。 だい
              たいあの子は小さい頃から…。」
            さぁ、止らないぞぉ。

     こだま:「あ、あのね…。」

叔母ちゃん/RL:
            「そういえばあなな達年近かったわねぇ。 どう?」

     こだま:「どうってね…。」

叔母ちゃん/RL:
            「セッティングしてあげるから2人でお話してみない?」

     こだま:「要らないったら。」

叔母ちゃん/RL:
            「いいお話だと思うんだけどねぇ。」

         RL:その後叔母ちゃん延々話続けてやっと帰っていった。

     こだま:「ふぅ。」

         RL:もう身体も動くようだ。

     こだま:じゃ、病院飛び出して調査再開よ。

         RL:ロビーを出たところでリムジンが止る。
            「神崎様ですね? お迎えにあがりました。」

     こだま:「え?」

エグゼク/RL:「あなたのお父様にはお世話になられたから。」
            千早アーコロジーにつれていかれる。

     こだま:なんかすっごいハイランダー的ね。

エグゼク/RL:「こちらの部屋でお休みください。」
            と立派な部屋に案内される。

     こだま:「すごい部屋…。」

         RL:そこで男のポケットロンは鳴る。
            「ちょっと失礼いたします。」
            男は廊下に出て何やら話してる。

     こだま:聞き耳するわ。 <知覚>でAよ。

         RL:それはよく分る。
            「しのぶ様の話については両方で了解をつけることにしよう。 向こう
              も記憶喪失では役に立たないだろうし、こちらも単なる超能力者で
              は役に立たないから、ここらで互いに打とうじゃないか、と伝えて
              くれたまえ。」

     こだま:ふぅん。

エグゼク/RL:「私は今から重要な会議がありますので失礼させていただきます。」

エージェント/RL:
            「状況が変ってきた。 仕事を急いでくれ。」

       ミギ:「頼んでおいた手配は?」

エージェント/RL:
            「必要な物は救急車に積み込んである。」

       ミギ:なら救急車で病院に侵入しよう。

       白華:1階をぶらついてるね☆

         RL:救急車で急患が来るらしい。
            「最近多いわねぇ。」

       白華:「ふぅん。」

  看護婦/RL:「今度の病人、なんであんなところからうちに来るのかしら?」

       白華:「なんだろ?」

         RL:救急車がやってくる。

         RL:救急車が来た頃、8階の病室にマイケルグローリーがやってくる。
            「千早とヴィルヌーブの方で交渉がつきました。 彼女に関してはヴ
              ィルヌーブの方へ身柄を移すということでまとまりましたので、
              ゆっくりしても大丈夫でしょう。」

         RL:救急車で運ばれてきた“患者”は手術室につれていかれる。

       白華:運ばれてくる患者に怪しいところがないか<メディカル>で見る。

         RL:おお、血だらけ。 多分女だ、と思う。

       白華:ちらっと見ただけじゃそんな程度か。

         RL:さて、ミギ何処に運んで欲しい? 下の方は一般庶民用、6〜8階はい
            わゆるエグゼク用。 9階以上は特殊。 最上階の20階はセキュリティ
            上病室は無い。

       ミギ:怪しいかもしれないが早く済ませたいから8階にしてくれ。

         RL:では君はしのぶの病室の近くの病棟に運び込まれる。

       白華:8階に運ばれたの? じゃ、ボクも8階に戻ろっと☆

     こだま:あたしはこの場にはいないのよね。

         RL:来たければどうぞ。

     こだま:うーん、来る名目が無いわ。

       神崎:こだまが運ばれたのはたまたまこの病院だった、とかはないか?

         RL:こだまちゃんが運ばれたのは千早系の病院だからね。

     こだま:移動したいわ。

         RL:君が移動したい、と思うとヘリが用意されている。

     こだま:「あ、ラッキー。」
            乗り込んでクレイン総合病院に向かうわ。

       神狼:「おや? 患者が運ばれてきたぞ?」

マイケル/RL:「珍しいこともあるものですね。」

       神狼:「珍しいとか気楽に言ってる場合じゃねぇだろ。」

         RL:ミギを運んできた救急隊員は病室に運び込むと
            「お大事に。」
            というとニヤッと笑ってドアを閉める。

       ミギ:廊下には誰がいる?

         RL:警備の男が2人。 ごっつい兄ちゃんが1人。

       白華:ボクも8階に上がってきて廊下にいるよ☆

       神崎:俺は病室内で警戒。

       神狼:同じく。

       ミギ:ターゲットの病室までの距離は?

         RL:病室2,3室離れてる。 10mくらいかな。

       ミギ:ではドアを開けてターゲットの病室の方に向けて催涙弾を投げる。

         RL:カット進行開始。 手持ちのカードは2枚まで交換していい。

  第1カット。

       ミギ:催涙弾を7で<投射>。 もちろん自分はガスマスクを付けている。

       白華:<元力:風>を8で<投射>。 ガスを押し戻す☆

         RL:ではガスは風に押し返される。 互いに視界は通らなくなる。

       ミギ:赤外線ゴーグルを付けてるから問題無い。

       白華:いろいろ持ってるんだね。

       ミギ:いろいろ貰ったからな。

    弾王/RL:「何しやがる。」
            拳に炎をまといつかせる。

       白華:「お兄さん、格好いい☆」

         RL:まわりの人間がゴホゴホ。 誰かが火災報知器を鳴す。 ジリリリリ…。

       神崎:「襲撃か?」

  第2カット。

       ミギ:では風使いと炎使いに<必殺の矢>で1発ずつ撃つ。

       白華:風で逸らすね☆

    弾王/RL:「ぐっ…。」
            弾王はくらってしまった。
         
       ミギ:<必殺の矢>だからデスチャート2回だ。

         RL:まず『チャクラ』。 ショック、数秒間呼吸困難に陥る。 そして『ニ
            ューロ』。 同じくショック。 ピヨった。

       白華:「お兄さん!?」

         RL:いいや。 NPCには寝ててもらおう。 警備員が撃ち返す。

       ミギ:だが見えまい。

         RL:7と言って<射撃>。

       ミギ:8と言って<反射防御>だ。

         RL:はい、当たらない。

       白華:ね、<伝心>で精神的に混乱させるって出来る? 頭の中にね、大声
            で『わっ!』って響くの☆

         RL:ではミギは受けてくれ。 好きなもので受けていい。

       ミギ:何でも? <体術>で受ける、とか言っていいのか?

         RL:いいです。 訓練の結果受けられるんでしょう。

       ミギ:では<体術>で10。

       白華:ボクも10だよ☆

         RL:同じだから防御側有効。

       ミギ:だがカードが無くなってきたな。

         RL:無くなると山引きになるからね。 能動的は行動は控えた方がいい。

       神崎:ひとまず消える。

       神狼:<霊覚>で病室内を見渡す。 隠れてる物が無いか探す。

         RL:そうか、じゃあれが見えちゃうな。 壁の一画が怪しい。 壁が妙に厚
            いんじゃないかな?

       神狼:中空じゃ無くて壁?

         RL:ある所は延々壁、ある所は中空になっている。

       神狼:なら次のカットに<メカニカル>だな。

  第3カット。

         RL:警備員2人が向かっていく。

       白華:「お兄さん達、頑張ってね☆」
            カード使い切っちゃったら危いかな?

       神崎:相手も使い切っている。

       白華:じゃ、チャクラム投げよっと☆ <元力:風>に乗せて<投射>☆

         RL:チャクラムが風を切って飛んでくる。

       ミギ:カードが無いから山から引かないと当たるな。

       神崎:絵札引くとファンブルだ。

       ミギ:ではカブトの神業《難攻不落》発動だ。

         RL:チャクラムはカーンと弾かれる。

       白華:ふぅん、固いんだ。

       神崎:襲撃者の背後に現れたい。

       ミギ:出てくるのはいいが催涙ガスが充満してるぞ? 風で押し戻されてる
            から私の後ろはガスでいっぱいだ。 そうそう薄れはしないだろうし。
            薄れたらもう1発撃つまでだ。

       白華:向こうから巻き込まれた人の悲鳴聞こえてくるけどしかたないよね。

       神崎:ゴーグルはあるから目は平気だが喉をやられるな。 やはり部屋で待
            機するか。

       神狼:壁調べる。

マイケル/RL:「そこはエレベーターですよ。」
            マイケルグローリーがボタンを押すとシュッと扉が開く。

       ミギ:ちっ、そんな物があったか。

       神狼:「逃げるか?」

マイケル/RL:「上に行きますか。 しのぶさんのベッドを押していきましょう。」

       神狼:消えてる神崎がいると思う方に向かって
            「神崎、行くからな。」

         RL:廊下にいる人、<知覚>して。

       ミギ:山引きだ。 おお、スペードだから成功。

         RL:では今の神狼の声が聞き取れた。

       ミギ:逃げられそうだな。 とにかく廊下を片付けよう。 山引きで3枚引い
            て警備員2人と風使いを撃つ。

       白華:絵札絵札☆

       ミギ:まず警備員には1発当り。 もう1発は外れた。

         RL:警備員1は絵札。 はい1人ダウンして消えた。

       ミギ:そして風使いに…残念だったな。絵札じゃないぞ。

       白華:じゃ、ヒルコの神業、《突然変異》でお兄さんの《難攻不落》をコピ
            ーするね☆

         RL:それは確実だ。 弾いた。 カーン。

  第4ターン。

       神狼:エレベータで上がる。

         RL:ではボタンを押した。

       神崎:一緒に上がる。

         RL:ターゲットが逃げたのでこれでカット進行終了。 カード補充して。

         RL:次は屋上のシーンだ。 隠しエレベーターの扉が開いて神狼としのぶ、
            マイケルグローリーが出てくる。 ほぼ同時にどこからともなく神崎
            も現れる。

     こだま:そろそろあたし着くわよね。

         RL:着くねぇ。 よりにもよって千早のヘリに乗ってだけど。

     こだま:う…落されるかも。

マイケル/RL:「千早のヘリ? 何故あんなものが?」

     こだま:落さないでね。 落さないでね。

       白華:じゃ、僕も屋上行こうっと☆ ヒルコの特技<領域:空>で移動する
            ね☆ 窓開けると背中の翼出してパタパタ☆
            「お兄さん、またね☆」

         RL:ミギ、君の前にいた風使いが突然羽根生やして飛んでいった。 警備
            員は1人ダウン、もう1人はクリスタルシールド構えて壁になっている。

       ミギ:壁は邪魔だな。 撃つ。

         RL:はい受けられません。 ダウン。

       ミギ:では邪魔者が居なくなったのでターゲットの病室に行くが当然誰もい
            ないよな?

         RL:いない。 みんな屋上。

       神狼:隠しエレベーターは?

         RL:扉が閉って元通り壁になっている。 <メカニック>で判定すれば分
            かるだろうけど。

       ミギ:エレベーターは見つけた。 操作は出来るな?

         RL:はい、ボタン押すだけです。

       ミギ:上へ上がっていった、というのはだいたい想像つく。 が、これで上
            に上がると多分待ち伏せされている。

         RL:歓迎委員会がお待ちしてるだろうね。

       ミギ:隠しておいた脱出用の品を使おう。 病室に取りに戻る。

         RL:では屋上。 エレベーターが動いていったのが分かる。

       神狼:<メカニック>でエレベーターの居場所を確認する。

         RL:下に行った。 以上。

  一同笑。

         RL:ここより上は無いからきっと下なんだろう。

       白華:さらに下に隠し地下ってのはよく聞くのに、さらに上に隠し屋上って
            のは聞かないんだよね。

       神狼:追い掛けてくるかもしれないので警戒しておこう。

         RL:マイケルの指示により盛大な歓迎部隊がエレベーターに向かって待機
            する。

       神狼:で、ヘリは?

       白華:パタパタっとヘリに近付いて覗き込んでみよっと☆

       ミギ:隠しておいたハングライダーで外から上がっていく。

       白華:窓の外、出ちゃうの? いいの? ボク、<領域:空>だよ? <元力:
            風>だよ?

         RL:風で叩き飛ばされるかもしれないな。

       ミギ:私に気付くかな? 皆の目はヘリの方にいってるんじゃないか?

         RL:気付きたかったら<知覚>に判定して。

       神狼:成功だ。

         RL:では真っ黒な戦闘用カイトが上がってくるのに気付く。 普通なら闇に
            紛れるんだが。

       ミギ:真っ昼間なのか?

         RL:夜だけど、襲撃があったんでサーチライトで照らされてる。

       神狼:「おい、あれは!?」

       白華:「あ、さっきのお兄さん?」

       ミギ:ターゲットに視線は通ってるか?

         RL:通ってる。

       ミギ:ではカブトワリの神業《とどめの一撃》発動だ。

       白華:あ、まずい★

       ミギ:視線さえ通ればこっちのものだよ。

       白華:神業止めるには神業しか無いんだよね? うーん、バサラの神業《天
            変地異》使ったら射撃は止められるけど…。

       ミギ:それは私の弾には当らないだけじゃないのかね?

       白華:うん、多分しのぶお姉さん巻き込んじゃうから、単に周囲に思いっ
            きり被害振り撒くだけ★

       神狼:ならばカゼの神業《神風》は使えるか? しのぶ抱えてエレベーター
            の中に逃げ込む。 エレベーターの中なら射線は通らないだろう。

         RL:《神風》は行ける所なら何処でも行ける、となってるから行けるで
            しょう。

       ミギ:エレベーターの周囲は歓迎部隊で埋め尽くされているんじゃないか?

       白華:それでもすり抜けちゃうんだよ☆

         RL:神崎としのぶはエレベーターの中に逃げ込む。 ミギが撃った銃弾は
            エレベーターの扉に弾かれる。

       ミギ:ならばここらで引くとしよう。

       白華:じゃ、風で落しちゃおうかな?

         RL:その前に復活したファイヤースターターのお兄さんが神業《天変地
            異》発動だ。 炎の矢でミギは遥か彼方に飛ばされてお星様になる。

       ミギ:「うおっっ…。」

       白華:「バイバーイ☆」

         RL:さでこだまちゃん、突然ヘリの操縦が出来なくなる。

     こだま:え? ちょ、ちょっと待ってよ。

         RL:破壊工作調べなかったよね。 ヘリはそのまま病院に突っ込もうとす
            るよ。

       白華:突撃リポーターだね☆

  一同笑。

     こだま:「きゃあ!」

       白華:ハイランダーを捨てゴマにしちゃうの?

         RL:ハイランダー1個くらいじゃそういうこともある。

       白華:病院に突っ込んでこられると困るから吹き飛ばしちゃうね☆
            「えぇい、飛んでけ!」

         RL:さぁ、こだまちゃん、何とかしないときりもみにされるぞ。

     こだま:そんな余裕ないの!
            「きゃあぁぁぁぁ!」

         RL:神崎、ここで<知覚>チェックに成功すれば乗ってるのがこだまちゃ
            んだと気付けるそ。

       神崎:ならば気付く。
            「待った! 落さないでくれ!」

       白華:じゃ、もう1回風起して軟着陸させるね☆

         RL:ではこだまちゃん、<運動>ロールをどうぞ。

     こだま:AよA。

         RL:では奇跡的に無傷で着陸できた。

     こだま:「ああ…。 地面だわ。 地面だわ…。」

          RL:そして場面はエレバーターの中。 しのぶが目を覚す。 と、神狼の手
             を掴む。 その瞬間、エレベーターが爆発する。

        神崎:「何?」

        白華:「お姉さん!?」

マイケル/RL:「あらららら…。 ま、いいでしょう。」

       白華:「よくないよ★」

マイケル/RL:「こういうこともあります。 では皆さん、今日のところはこれで。」

       白華:「うーん…。 ま、いっか。 じゃ、みんな、またね☆」
            パタパタ☆

         RL:公式見解では美角しのぶと神狼の生死は不明。

         RL:ミギの方にはエージェントから金が振り込まれてる。

       ミギ:「仕事は失敗したのにえらく寛大だな。」

エージェント/RL:
            「仕事を依頼してきたハイランダーが失脚したんだ。 裏を取らなか
              ったのは私のミスだからな。」

       ミギ:「そうか。」

         RL:こだまちゃんが千早のアーコロジーに帰るとあの男が待っている。
            「困ります、いきなり出られては。」

     こだま:「だってあたしトーキーだもん…。」

エグゼク/RL:「これにこりてしばらくは大人しくなさってください。」

     こだま:「だってだって…。」

  いつからいたのか金の狼が画面の端からこちらを見ている。
  I'm alive.
  そいつはそういうメッセージを残してネットの海に消えていった。

  舞い降りた天使
                       1997/6/14 RPG-ML 関西オフラインミーティングにて収録

Rerurn to ...
RPGについてあれこれ
Magician's Room Top Page

このページの御意見,御感想はこちらにどうぞ。
takasi-i@ex.ee.kindai.ac.jp