ガープスルナルリプレイ

小さな大冒険


キャラクター
  カノン
    タマットの戦士。 好奇心旺盛だが何かと不幸にめぐり合う。
  ファウロ
    タマットのレンジャーで槍の達人。 カノンの兄貴分。
  バイザ
    ライオン型ギャピットの娘。 珍しい獣を追い求める狩人。
  フィアナ
    治癒系を得意とするウィザード。
  シャノン
    フィアナの使い魔の猫。


月が導く物語。 今宵の舞台はバドッカの西はグレースの山。 七色の光に照らされて浮かぶ物語。
こんにちはだにゃ。 ボクはシャノン。 御主人様のフィアナ様の使い魔の猫 にゃ。 ジャンを救出して、雪祭りを楽しんだ僕たちは、そろそろ山を下りよう ということになったにゃ。 ファウロ:「俺は、とりあえずこの村から逃げたい。」 カノン:「右に同じく。 春は来たのかなあ。」 フィアナ:「木の実があるっていうことは、春なんじゃ無いの?」 GM:無理すれば下りられそうですが、下りますか? 街道沿いですから、 そう危険は無いでしょう。 ファウロ:「4WDもあることだしな。」 カノン:「ほえー? 4WD?」 バイザ:「それって、あたしが乗せるってこと?」 ファウロ:「バイザがロープ持って、全員繋がっておけば、4本足でふんばれ るだろ。」 GM:バイザは崖でも平気で下りられますね。 カノン:「でも、ここに<不幸>な滑り落ち名人がいるにょ。一番安全な 方法がいいにょ。」 ジューン/GM:「一番安全な方法? えっとね、足に板はめて坂道をつうって滑っ て行くの。」 《幻影》で板出して足にはめて、くるりと1回転。 フィアナ:「スキーじゃ無いんだから(笑)!」 カノン:ふ、不信判定! GM:というより、これは知力対抗ですね。ちなみに、ジューンは<言 いくるめ>14ありますよ。 カノン:つ、強過ぎ! ああ、誰か断って欲しいにょ。 ジューン/GM:「ねえ、これで行こうよ。楽しいよ。」 フィアナ:「あなただけ行くならいいけど、私は遠慮するわ。」 ジューン/GM:「1人じゃ面白く無いもん。 こういうのはやっぱり誰かが転んで くれなきゃ。」 ファウロ:「普通に歩いて下りたいんだが、どうだ、ジューン?」 ジューン/GM:「それじゃ全然面白く無いじゃない。」 バイザ:「でも、何か面白い物が道端に落ちてるかも知れないわよ。」 ファウロ:宿の親父に、無難に下りられる方法聞いてみよう。 「親父、難かいい方法無いか?」 宿屋の主人/GM: 「そうだなあ、時期的にも、道を普通に歩く分には問題無いと思 うけどなあ。 雪融け水があるから気を付けなきゃならんけどな。」 カノン:「そのくらいのアクシデントなら、滑り落ちるよりはましだにょ。」 宿屋の主人/GM: 「ああ、後、下りる時に大声立てるんじゃ無いぞ。 雪崩の季節だ からな。」 カノン:「き、肝に銘じねば。」 ファウロ:「一番肝に銘じなきゃならんのはお前だろ。」 と言いつつ、ジューンを指差してみる。 ジューン/GM:「何?」 ファウロ:「お前、大声出すなよ。」 ジューン/GM:「大声? そういえば、最近発声練習して無いなあ。 あああああ〜!」 バイザ:「お願いだから、大声出さないで。」 ファウロ:「どうするんだ、ジューン。 一緒に来るのか?」 ジューン/GM:「どうしようかなあ。 何か面白いことあるかなあ。」 ファウロ:「無い。 多分無い。 もしかしたら無い。」 ジューン/GM:「無いの? じゃあ、気が向いたら行くよ。」 一同:「じゃあ、そういうことで。」 こうして、トラブルメーカーのジューンさんを残して、ボク達は山を下りる ことになったにゃ。 
カノン:どうやって下りるにょ? ファウロ:皆でロープ手に巻いて持つ。 それから、一番後ろでロープを持っ て振り返る。 バイザ:尾行者がいないかどうか確かめるのね。 GM:では、視覚判定をしてください。 ファウロ:(ころころ) 失敗。 GM:誰もいなさそうです。 人影はありません。 ファウロ:一応雪球投げてみる。 GM:視覚判定失敗しましたが、投げるだけ投げてみますか? クリティ カルが出たら、当たったことにしましょうか。 ファウロ:(ころころ) 大失敗。 GM:気のせいということで下りていきます。 山道を下りていますと、 雪融け水で足元がぬかるんでいます。 こういう時にはやはり<不 幸>な人に何か起こるのは当然ですね。 カノン:やっぱり? GM:足元に、春になって冬眠から覚めたばかりの小さな生き物がいま す。 気付けるかどうか、知力判定をしてください。 カノン:(ころころ) +1失敗。 悔しいにょ(泣)! GM:歩いていると、小さな蛇が、あなたの顔の辺りににゅうっと顔を 出してきます。 <蛇恐怖症>はありますか? カノン:無いにょ。 「おお、蛇だ。」 GM:蛇の方は、あなたに向かってかっと口を開いています。 視力判 定をしてみてください。 カノン:(ころころ) -4成功。 GM:蛇の牙から、黒っぽい物がぽたぽた滴り落ちています。いいもの が見えましたねえ。 カノン:どうしよう! 避けるにょ? それとも叩き落す? GM:どうしますか? カノン:跳んで逃げるにょ。 GM:これは、蛇とイニシアティブ判定ですね。 サイコロを振ってく ださい。 カノン:(ころころ) 1! GM:こちらは5です。 蛇は一度噛み付こうとしますが…これは外れた。 バイザ:あたしも何かやっていい? GM:どうぞ。 バイザ:軽く爪で蹴倒すわ。 さくっ。(ころころ) あ、とどめ刺しちゃっ た(笑)。 GM:相手は小動物ですからね。 一撃で倒してしまいました。 バイザ:「軽く追っ払うつもりだったんだけど(笑)。」 ファウロ:食べられるかなあ。 GM:判定してみますか? カノン:僕は毒見てるからいいにょ。 ファウロ:冬眠明けで腹空いてるはずだし、あまりうまく無いだろうな。 バイザ:毒蛇だし。 ぽいっと後ろに投げる。 GM:後ろには誰もいませんね? カノン:いないにょ。 GM:おや、不幸持ちなのにいないんですか。 ま、いいでしょう。 そんなわけで、さらに山を下りていきました。そこで、全員視 覚判定をしてください。 フィアナ:-5成功です。 GM:斜面の上の方から、振動みたいな音が聞こえる気がします。 ファウロ:とりあえず、振り返る。 GM:上の方で雪が動いているのが見えます。 カノン:「怖い、怖い。 駆け下りたんじゃ間に合わないにょ(あた ふたあたふた)。」 ファウロ:幅はどのくらいだ? GM:数mに渡っています。 ファウロ:数mなら横に寄って進路上から避ければいいかも知れないが、 どうする? 一緒に走って逃げるのは絶対無理だぞ。 カノン:横に崖は無いにょ? GM:両サイドには森があります。 バイザ:「木の陰に入れば、なんとか凌げるかも」 カノン:「何か出て来るかも知れないけど、雪崩に飲み込まれるより はましだにょ」 GM:では、木の陰に入りますか? ファウロ:どっちの方向に来るか、雪の進路見てから。 GM:雪の進路ですか。 これは、運が左右しますね。 ということで、 皆さん、進路上にいるかどうか、サイコロさんを振って、普通 の人は15以下を出してください。 不幸な人は、12以下です。 カノン:(ころころ)クリティカルなのだ! バイザ:15。ぎりぎり。 GM:雪は、バイザの横をざーっと流れていきました。 ファウロ:「ふう、やれやれ。」 カノン:「なんでこんなにいろいろあるにょ〜?」 ファウロ:「大声出したやつがいるんだろ?上の方で。」 深々とため息。
なんだかやけにいろいろ起こったけど、なんとか麓の村に辿り付くことが できたにゃ。 GM:というわけで、無事に麓の村に下りて来ましたが、これからど うしますか? ファウロ:宿に入る。 宿の主人/GM:「いらっしゃい!」 ファウロ:「部屋空いてる?」 宿の主人/GM:「何人様だい?」 ファウロ:「4人だ。5人じゃ無いぞ、4人だぞ」 宿の主人/GM:「1、2、3、4と。その猫さんも1人と数えるのか?」 フィアナ:「この子はペットですから。」 宿の主人/GM:「ふむふむ、ペット。そちらのライオンもか?」 一同 笑 カノン:「ペ、ペットって。」 ファウロ:「上半身人間だぞ。とりあえず、あったまるもんくれや。 シチュー か何か頼む。」 宿の主人/GM:「そちらのライオンさんは何がいいんだ? やっぱり肉か。」 フィアナ:「生肉なんて言わないでよ。」 バイザ:「普通の物で結構よ。」 カノン:じゃあ、早速レシピを覗きに行くにょ。 (ころころ)え〜ん、 +1失敗だにょ。 GM:何か煮込んでますが判りません。 美味しそうな匂いが漂ってき ます。 カノン:「お、おなかすいたにょ〜…」 GM:しばらくして、シチューと、パンや添え物が出て来ました。 カノン:「いただきまあす!」 宿の主人/GM:「しかし、おまえさんたち、雪塗れだな。」 ファウロ:「ああ、上から降りて来た。」 宿の主人/GM:「そうか。今の時期に下りるのは大変だろ?」 ファウロ:「そんなことは無かったよ、蛇に襲われたくらいで。」 フィアナ:「ええ、後、雪が落ちて来たくらいで。」 ファウロ:「そうそう、雪崩に追っかけられたくらいだよな?」 宿の主人/GM:「今は雪崩の時期だからな。」 バイザ:「時期ねえ(苦笑)。」 ファウロ:「まあ、無事に下りて来られたし。」 宿の主人/GM:「それは良かった。 しかし、お前さんたち、ずいぶん変わっ たとり合わせだなあ。猫がいて、ライオンがいて。」 ファウロ:「まあ、いろいろとあってな。」 宿の主人/GM:「そうか、それは大変だったな。 何があったかは知らんが。」 ファウロ:「詳しいことは、シャストアの高司祭に聞いてくれ」 宿の主人/GM:「シャストアさんがいるのか?」 ファウロ:「いや、何でも無い。 部屋何処?」 宿の主人/GM:「人間の部屋は2階にあるんだが、ライオンはどうしようかなあ。 ベッドには入れんよなあ。」 バイザ:「じゃ、毛布で結構ですから。」 宿の主人/GM:「毛布なのか? 草木集めて巣を作るんじゃないのか。」 ファウロ:「ミュルーンじゃねえんだから(笑)! 相部屋でいいから、大部 屋1つ借りるよ。」 宿の主人/GM:「大部屋だったら、一人あたり4ムーナでいいよ。」 そんなわけで、僕たちは、この宿で1泊することになったにゃ。 ところが、 何かとアクシデントの多い一日は、まだ終わっていなかったんだにゃ。 GM:皆さんが部屋で休んでいると、宿屋の扉が開く音がして、誰か が下の酒場でしゃべっている声が聞こえてきます。 「親父、いくらなんでも、あんな仕事紹介するなよ。 俺達に だってプライドってものがあるぞ。」 ファウロ:ドアを明けて顔を出す。 GM:4,5人の冒険者風の一団が、宿の親父に食ってかかっています。 「まあ、確かに小さな仕事だったけど、あれはちょっとなあ。 もうちょっといい仕事回してくれよ。」 「お前達にはそのくらいがいいと思ったんだがな。」 「そりゃあねえぞ。 俺達だってそれなりに冒険者やってるつ もりだぜ。 そういうのは、もっと駆け出しの冒険者に任せ ろよ。 俺たちはあの仕事断らせてもらうからな。」 カノン:「駆け出し…。」 バイザ:「まあ、よくあるこじれね。」 ファウロ:「俺たちには関係無さそうだなあ。」 ぷわー。 宿の主人/GM:「彼等もだめだったかあ。 誰か仕事受け手くれる人はいないか なあ。」 ファウロ:「さあてと。寝ようかなあ。」 カノン:お人好しで<好奇心>持ってるおいらは、やっぱり行って来 るべきかなあ。 張り紙見に行くにょ。 シャノン:僕もついて行くにゃ。 GM:カノンとシャノンが行くんですね?ええと、カノンは、字は読 めますね? 一同笑。 カノン:一応知力は人並みだにょ。 GM:ではシャノンは? 一同笑。 GM:張り紙には、「探し物をしてくれる人」と書いてあります。 カノン:「親父さん、何かお困りのようで。探し物ってなんですか?」 宿の主人/GM:「無くしたのは指輪ということだ。 ただの指輪探しにしては、 報酬が1000ムーナもあるっていうから、かなり高額だな」 カノン:「1000ムーナ! 兄いが喜ぶにょ」 宿の主人/GM:「話を聞くと、そんなに大きな仕事じゃ無いってことだし、ちょっ とした小遣い稼ぎにはいいかも知れんぞ。」 カノン:と、言いくるめられて、さっきの冒険者の様子はすっかり忘れ てしまったにょ。兄いに聞いてみようっと。てくてく戻るにょ。 「兄い、兄い!」 ファウロ:ぐう…。 カノン:「猫さん、叩き起こすの手伝え。」 シャノン:にゃあ。爪でがりがり。 カノン:「そんな派手にやらなくていいにょ。加減してくれよ。」 フィアナ:「〈痒み〉でもかけてあげましょうか?」 にやり。 カノン:フィアナさん、<平和愛好>持ってるんじゃ無かったにょ? 「絶対だめにょ!兄いに殺されるにょ!もっと普通の起こし方 して欲しいにょ。」   シャノン:「じゃ、耳か足でも噛むにゃ。」 ファウロ:<格闘>持ってるぞ。思わず飛び起きてナイフ構える。 カノン:「皆共謀だにょ。」 ファウロ:「ん? 何だ?」 カノン:「金儲け、金儲け! おまけに人助けだにょ!」 ファウロ:深々とため息ついて、ちらっと顔見てから、 「お休み。」 カノン:「指輪探しで1000ムーナ! どうだい?」 ファウロ:「指輪探して1000ムーナ? やめた。」 カノン:「なんでだにょー。」 ファウロ:「あのなあ、報酬っていうのは、報酬の内容に値段がついてく るんだぞ、判るか? 難しい仕事ほど儲かるんだ。」 カノン:「でも、簡単だって。」 ファウロ:「指輪に呪いかかってたらどうする?」 カノン:「誰かに解いてもらう。」 フィアナ:「呪い解くにもお金がかかるわよ」 ファウロ:「その呪いが、指輪を持った人間が呪われるっていうのだった らどうするんだ?」 カノン:「ううん…。」 ファウロ:「というわけで、そんなやばい仕事はお断り。 お休みなさい。」 カノン:「親父さん困ってたのにい!」 シャノン:にゃあ、がりがり。寝かせないにゃあ。 ファウロ:「……。」 カノン:「簡単だって言ってたし、行こうよう。」 ファウロ:「…話だけ聞いてやる。」 カノン:「よし。じゃあ、早速親父さんの話を聞きに行くのだ! バイザ さんとフィアナさんも一緒に行くのだ」 結局話を聞きに行くことになったにゃ。 ファウロ:「親父さん、この馬鹿に何見せた?」 宿の主人/GM:「そこに張ってある依頼の張り紙だが。」 『指輪を探している人を求む。報酬は1000ムーナ』と書いてあ ります。 ファウロ:「これは、1人1000か?」 宿の主人/GM:「そんなことは無いだろう。」 ファウロ:「まあ、そうだろうな。で、これを書いた人は、どんな人だ?」 宿の主人/GM:「ラモンっていうウィザードの方なんだが。」 ファウロ:「どんな人なんだ?」 宿の主人/GM:「高名なウィザードさんだと聞いているがな。」 カノン:「その人、自分では探さないのかい?」 宿の主人/GM:「結構なお年の方だから、探すのも億劫らしい。」 カノン:「それは気の毒に。」 ファウロ:「ウィザードなら、探知系呪文か何かで探せねえのか?」 宿の主人/GM:「さあ、あまり詳しいことは知らないな。」 ファウロ:「そうか。で、さっき騒いでたのは、それか?」 宿の主人/GM:「ああ。ちょっと条件が悪いってんで断られたんだよ。」 フィアナ:「条件が悪い?」 カノン:「幽霊とか出てきたらいやだにょ。」 宿の主人/GM:「そんな話は聞いて無いぞ。」 カノン:「でも、取り付かれるって、兄いが言ってたにょ。」 バイザ:「それは、呪いの話でしょ。」 宿の主人/GM:「そう大きな仕事じゃ無いって聞いてるぞ。」 カノン:「そんなに詳しく判らなくて、どうやって手がかりを探せばい いんだ?」 宿の主人/GM:「魔術師さんだから、何か方法があるんじゃないのか?」 バイザ:「仕事受ける前に、さっきの冒険者に会って話聞いた方がいい んじゃないかしら。」 カノン:「その魔術師さん、傍に住んでるにょ?」 宿の主人/GM:「ああ、そうだよ。この町の、大通りに面してる割と大きなお 屋敷だ。」 ファウロ:この町は大きい町なのか? GM:村と町の境目くらいですね。宿はもう1軒あります。 ファウロ:「さっきの冒険者、普段は何処にいるんだ?」 宿の主人/GM:「まあ、ここを出て行ったんなら、もう一つの宿しか無いなあ。」 ファウロ:「どうする?」 カノン:「おいらとしては、困っている人の依頼は受けてあげたいなあ。」 フィアナ:「私は、冒険者の話を聞いてから考えた方がいいと思うわ。 条件がどうのと言っていたのが気になるし。」 ファウロ:じゃあ、もう一つの宿屋に行ってみる。 GM:さっきと、大きさ的には同じような宿屋です。 宿の主人/GM:「いらっしゃい!お客さんたち、食事ですか?お泊りですか?」 カノン:「人を探してるんだ。」 宿の主人/GM:「人探し?どういう方?」 カノン:「4・5人の冒険者さんだったんだけど。」 GM:今の時間帯ですから、酒場にカノン君の見た4人組がいます。 カノン:声をかけるにょ。 冒険者/GM:「何だ、坊主?」 カノン:「おいらたち、さっき隣の宿であなたたちを見かけて、追いかけてきたんだ。」 冒険者/GM:「そうか、俺達もついに追っかけがつくようになったか。」 カノン:「いや、ええと……かっこいいのかなあ。」 GM:恰好ですか? チェーンメイルを着てるのが一人と、レザーアー マーを着てるのが二人、それから、クロスアーマーを着て杖を 持ってるのが一人というような組み合わせです。 バイザ:なんか話がずれてきそうだから、さっさと本題に入りましょう。 ファウロ:「ちょっと聞きたいんだが、さっき、指輪を探す依頼を断った だろう? 宿屋の親父に聞いたんだが。」 冒険者/GM:「ああ、あの依頼か。」 ファウロ:「どんな依頼なんだ?」 冒険者/GM:「そうだなあ。ひょっとしたら、あんたたちみたいな駆け出しっ ぽいやつらにはちょうどいいかも知れないぞ。」 カノン:駆け出しって言われたにょ。 ファウロ:「で、どんな仕事だ?」 冒険者/GM:「まあ、小さな仕事さ。」 ファウロ:なかなか話が進まないな。 「おい、マスター!この兄ちゃんたちに酒奢ってやりたいんだ が。」 冒険者/GM:「奢ってくれるのか!どうも、すまねえなあ。」 ファウロ:「で、それはどんな依頼なんだ?」 冒険者/GM:「だから、指輪探しだ、指輪探し。」 ファウロ:「どんな?」 カノン:「はいはい、ぐっとぐっと。」  冒険者/GM:「(ごくごく) 確か、魔術師が奥さんに贈った指輪とか言ってた なあ。」 カノン:「それはロマンチックだあ!」 冒険者/GM:「それを無くしちまったから、爺さん大弱りでなあ。だから1000 ムーナなんて大金で依頼してきたんだろうなあ。」 ファウロ:「ほう。まあ、飲めや。」 とくとくとく。 カノン:「おつまみもどうぞ、どうぞ。」 フィアナ:「お酌いたしますわ。」 冒険者/GM:「いや、有難う、有難う。」 ごくごく。 ファウロ:「で、何処を探すんだ?」 冒険者/GM:「そんな危険な場所じゃ無いって言ってたぞ。町の中だそうだ から。」 カノン:兄いに耳打ち。 「なんで断ったのかなあ。」 ファウロ:「なんで断ったんだ?」 冒険者/GM:「いやあ、俺達もそろそろ名が売れてきた頃だし、今更指輪探 しも無いだろうと思ったんでな。 俺達は、もっと大きな仕事 がしたいんだよ。」 ファウロ:「そうかそうか。おっと、グラスが空だぞ。」 とくとくとく。 冒険者/GM:「やっぱりな、小さな仕事ばっかりやってると、人間も小さく なっちまいそうでな。 いや、駆け出しの頃はそれでいいんだ。 小さな仕事をこつこつやっていくのがいいんだから。」 ファウロ:「あんたたち、いったん仕事を受けたのかい?」 冒険者/GM:「いや、断ったよ。もうちょっといいのが無いかと思ってな。」 カノン:「でも、楽に1000ムーナが手に入ると思えば。 冒険者/GM:「あの仕事するくらいなら、1000ムーナくらい諦めた方がいいよな。」 フィアナ:「あの仕事するくらいなら?」 バイザ:「何か理由があって言ってるのよね。」 ファウロ:「どういうことだい?」 冒険者/GM:「まあ、財布の中身とプライドを秤にかけたら、プライドの方 が重かったってことだな。」  ファウロ:「プライドって、どういうプライドだ? おっと、そっちの親父 さん、グラス空いてるな。どうだい?」 とくとくとく。 冒険者/GM:「有難う、有難う。あ〜、なんか酔っちまったかなあ」 ごくごく。 ファウロ:「で?町の、どの辺を探すんだ?」 冒険者/GM:「町の下の方だって聞いたよ。」 カノン:「下〜?」 口をあんぐり。 バイザ:「溝でも攫うのかしら。」 ファウロ:「下水かい?」 冒険者/GM:「まあ、下水なんて、そんな危険なもんはいねえから。」 カノン:「やっぱりい…」 冒険者/GM:「このあいだ来たシャストア神官さんに、下水ん中に日光を浴 びないせいで真っ白になった鰐とか、いろんなもんが住んで るって話を聞いたんだが、まあ、そんなのは伝説だからな。」 ファウロ:「ボーイッシュなシャストアの高司祭じゃないだろうなあ。」 冒険者/GM:「ボーイッシュ? ありゃ、あれ女の子だったのか?」 カノン:「で、それで仕事を断ったのか。」 冒険者/GM:「まあ、そういうことだな。」 ファウロ:「そりゃそうだよなあ。 あんたたちみたいな腕のたちそうな冒 険者が、下水なんて似合わねえよなあ。 まあ、飲めや。」 カノン:「ところで、指輪については、何か聞いて無いのかい?結婚指 輪なのかい?」 冒険者/GM:「まあ、爺さんが奥さんに贈ったっていうから、そういうこと なんだろ。」 ごくごく。 ファウロ:「まあ、人間いろいろあるわなあ。じゃあ、親父、いい話有 難うよ。」 宿の主人/GM:「はい、50ムーナになります。」 バイザ:「そんなに奢ったの?(笑)」 宿の主人/GM:グラスを積み上げる仕草をして 「だって、こちらのグラス見てくださいよ。」 ファウロ:「しょうがねえなあ。(じゃらじゃら)じゃあ、皆、帰るぞ。」 バイザ:「まあ、1000ムーナ手に入れば、このくらい。」 ファウロ:「で、どうするんだ?」 バイザ:「ねえ、白い鰐の剥製って面白いと思わない?」 カノン:「た、食べられないかなあ。」 フィアナ:「鰐のステーキってあるし、美味しいらしいですよ。」 カノン:「僕、食べるのはいいけど、食べられるのは怖いにょ。」 ファウロ:「下水に潜る気あんのか?おめえら。」  フィアナ:「汚いのは嫌ね。」 カノン:「なんだか怖そう。でも、奥さんへの結婚指輪だろ? 困るよ なあ。」 ファウロ:「贈ったとは聞いたが、結婚指輪かどうかは聞いてないぞ。」 カノン:「でも、旦那さんから奥さんに贈るといったら、やっぱり結婚 指輪だにょ。」 ファウロ:カノンの肩を叩きながら 「おまえ、タマットよりシャストアの方がちょうどいいんじゃ ないか?」 カノン:「う……。」 バイザ:「話が飛躍してきてるわよ。」 ファウロ:「まあ、とりあえず、宿に戻って、親父さんに話聞くか。 やる にせよやらないにせよ、魔法使いの爺さんの住んでる場所訊 くんだ。」
とりあえず、最初の宿屋に戻って来たにゃ。 ファウロ:「例の魔法使いの爺さんのことなんだが。」 宿の主人/GM:「受けてくれるのか?」 ファウロ:「話だけ聞きに行く。」 宿の主人/GM:「受けてくれると、こっちも助かるんだがな。」 ファウロ:「家何処?」 宿の主人/GM:「大通に面した大きなお屋敷だよ。 ペローマ神殿の向かいだか ら、行ったらすぐ判るだろう。」 ファウロ:「じゃあ、行くか。カノンがご執心みたいだからな。」
そうして、僕達は、ウィザードのお爺さんのお屋敷へ行くことになったにゃ。 話を聞くだけって言ってるけど、嫌な予感がするにゃ。 ファウロ:ノックしてみる。 こんこん。 GM:召使の男性が出てきました。 「何の御用でしょう。」 ファウロ:「宿屋の方からの仕事の紹介で来たんだが。」 召使/GM:「ああ、冒険者の方ですか。」 ファウロ:「はい、話だけ聞きにきました。」 召使/GM:「どうぞ、お通りください。」 皆さんは応接間に通されました。 ファウロ:じろじろ、部屋を見回す。 カノン:まさか仕掛けなんか無いよね? GM:それは無いでしょう。壁に女性の肖像画が掛かっています。 カノン:「この人に送ったのかなあ。」 ファウロ:じいっと見る。 じろじろじろ。 GM:ファウロはそういう特徴持ってましたか? ファウロ:盗賊だから。 美人かとか、年齢はどのくらいかとか。 GM:年齢は30くらいで、美人といえば美人ですね。 ファウロ:5cpくらいか。 指輪が描いてないかどうか、手の方も見てみる。 GM:左の薬指に真中に赤い石がはまった銀の指輪をしています。 ファウロ:「何かいいもん無いかなあ。」 と、部屋の中を物色。 GM:では、<商人>を振ってください。 ファウロ:(ころころ)−3成功。 GM:あまり価値のありそうな物は置いてありません。 ファウロ:「あんまり金持って無さそうだなあ。」 GM:そんな風に暇をつぶしていると、薬品で汚れた白衣を着たお爺 さんが入ってきました。 フィアナ:典型的な学者ね。 ラモン/GM:「おまえさんたちが仕事を受けてくれる冒険者じゃな?」 ファウロ:「受けるかどうか決まったわけじゃないが、話を聞きに来た。」 ラモン/GM:「そうか。わしがラモンじゃ。」 ファウロ:「で、指輪がどうとかって話聞いたんだが。」 ラモン/GM:「そうなんじゃ。ちょっとしたミスで指輪をなくしてしまって の)う。」 カノン:肖像画を指差して 「この人の手にはまってる指輪のことかい?」 ラモン/GM:「そうじゃ、この指輪じゃよ。 これはなあ、わしが若い頃、 もうかれこれ30年前になるかのう。 なけなしの給料じゃっ たが、どうにか指輪を買う金をかき集めて…。」 ファウロ:「ところでな、じいさん。」 ラモン/GM:「人の話はゆっくり聞くもんじゃぞ。」 カノン:「そうだそうだあ。」 ファウロ:「テープの都合もあるんでな。ちゃっちゃと頼むわ。」 ラモン/GM:「テープの都合なんぞ気にする必要は無い。」   カノン:「ところで、この人は、今何処に?」 一同 しばし沈黙 ファウロ:「…あほか!」 カノン:「ああー、ごめんなのだ。」 ファウロ:「ところで、じいさん。 指輪を無くした時の状況と日付を教え てくれ。」 ラモン/GM:「無くしたのは今から三日前じゃ。 夜の11時じゃったかなあ。」 カノン:「よく時間まで覚えてるなあ。」 ファウロ:「何処で?」 ラモン/GM:「この家の中じゃったんだが。」 ファウロ:「下水に落としたとかいう洒落は言わねえだろうなあ、じいさ ん?」 ラモン/GM:「おお、よく分かったなあ。いい洞察力を持っとる。 そうな んじゃ、ちょっと台所でなあ、指輪が滑り落ちてしまって、 綺麗に排水溝に入ってしまったのじゃ。」 カノン:「やっぱりい! 手洗う時にとり忘れたんだろう!」 バイザ:「探知系呪文はあるの?」 ラモン/GM:「もちろん知っとるぞ。だから、指輪の位置も大体分かっとる。」 カノン:「取りに行くのが嫌なだけかい。」 ラモン/GM:「それがなあ、なかなか狭い所に入ってしまっているらしくて のう。 人の通れる広さでは無いんじゃ。」 カノン:「それって、どうやって取りに行けばいいにょ?」 ラモン/GM:「そこでじゃ。わしを誰だと思っとるんじゃ?」 カノン:「は、発明家さんかなあ……。」 ラモン/GM:「そうか、わしを知らんのか。まあ、隠居して10年も経つと、 そうなるのも仕方無いか。」 ファウロ:「俺は呪文関係はよく分からねえんだ。ということにしておこう。で、どんな物を用意したんだ?」 ラモン/GM:「うむ、それはじゃなあ。」 と、ごそごそやって、直径1cmくらいの丸薬を出して、 「この薬じゃ。」 カノン:「怪しい〜!」 ラモン/GM:「この薬を飲むとじゃな。体が五分の一くらいに縮むんじゃ。」 フィアナ:「まさか、力まで五分の一になるなんて落ちじゃないでしょうねえ。」 ラモン/GM:「そりゃあ、体の大きさに似合った力になるのお。」 カノン:「そんなあ。」 ファウロ:「で?そんな小人になって何をしろと?」 ラモン/GM:「もう分かっとるじゃろ? 下水の中に入って、わしが妻に贈っ た指輪を探して欲しいんじゃ。」 カノン:「白いワニに食べられるよう。」 ラモン/GM:「それは単なる都市伝説じゃ。」 ファウロ:「どうする?」 カノン:「食べられるのは怖いのだ。」 バイザ:「五分の一じゃ、鼠にもてこずりそう。」 フィアナ:「あんまり関わりたく無いなあ、汚いし。」 ラモン/GM:「何じゃと?まったく、近頃の若いもんは。 人の話を聞いて おいて、それでやめるじゃと?」 カノン:「だって、ワニに食べられるのだ。」 ラモン/GM:「だから、それは都市伝説じゃ。」 カノン:「ううん、どっちを信じたらいいんだろう。!」 ラモン/GM:「そんなことじゃいかんぞ。 わしの若い頃はな、人にやって くれと頼まれたら、はいはいと引き受けたもんじゃ。 そう して小さなところからこつこつとやってきたから、わしは今 のこの地位を築いたのじゃよ。」 バイザ:(ぼそっと)でも、名声は。 一同笑。 カノン:「ううん、何かもっとちゃんとしたきっかけが欲しいのだ。 ワ ニも凌駕するような。」 ラモン/GM:「そうか、そんなに怖いのか。それなら、気休めかも知らんが、 これを持って行くがいい。」 と、薬を出してきました。 バイザ:チャチャチャチャッチャチャ〜ン! ラモン/GM:「これはドラゴン殺しといってな。これを燃やして煙を出すと、 あらゆる種類の爬虫類を追っ払うことができるんじゃ。 ど うしても不安なら、これを貸してやろう。」 カノン:「わあ、これさえあれば大丈夫う。」 ファウロ:「これって、いくらだったっけ。」 GM:標準小売価格は1300ですね。 フィアナ:「1300? 貸すというのが引っ掛かるんだけど。」 ラモン/GM:「もちろん、白いワニがいたというなら、使ってくれてかまわ んぞ。」 ファウロ:「危険手当は出るのか?」 ラモン/GM:「たかが下水道で危険なんぞあるのか?」 バイザ:「小さくなった分危険じゃない。」 ラモン/GM:「だから1000ムーナと書いてあるではないか。 」 カノン:「力は五分の一になるけど、魔法はどうなんだろう。」 GM:魔法は関係無いですね。 カノン:「他に危険なことは無いかなあ。」 バイザ:「鎧が着れなくなるわね。飲み薬だから。」 カノン:「じゃあ、小さな武器をくれないかな。」 ラモン/GM:「そう言うじゃろうと思ってな、ちゃんと武器も用意してある んじゃ。」 と言って、武器を出してきます。 庖丁、銀のナイフ、洋裁鋏み、 果物ナイフ、フォーク、髪切り鋏み、轍串、ペン、針、それに 小さな網です。 バイザ:「網は要るわよね。」 カノン:「庖丁って切れるかなあ。」 GM:これはグレートソード扱いですね。銀のナイフならバスタード ソード扱いです。 カノン:「なら、それにするのだ。」 ファウロ:「じゃ、俺は串で。防具は無いのか?」  ラモン/GM:「防具もちゃんと用意してあるぞ。」 と、出してきたのは、ハンカチ、人形のドレス、穴の開いた皮 袋、そして皮手袋です。 それから、盾として、金属製のバッ ジにナベの蓋。 カノン:「頼りなーい。これって、どういう扱い?」 GM:皮手袋はハードレザー扱い。 フィアナ:私は、<魅力的>な女性らしく、人形のドレスで。 GM:それは、クロスアーマー扱いですね。
こんな感じで、しばらく武具選びが続いたにゃ。 ロープ代わりに紐を用意 して、ラモンさんに〈持続光〉もかけてもらって、準備万端にゃ。 ファウロ:「この丸薬の持続時間は?」 ラモン/GM:「一日じゃ。」 ファウロ:「場所はつかめてるのか?」  ラモン/GM:「ここから大体南へ50mくらいかな。 ファウロ:「下水道の地図は無いのか?」 ラモン/GM:「前にペローマ神殿があるからな、地図を出してもらえんのじゃ。」 ファウロ:「あんたの名声なら、神殿にかけあえば地図を出してくれるだ ろう。」 ラモン/GM:「なんとかやってみるか。」 ファウロ:「頼むよ、じいさん。あんたのためだ。」 下水道の地図を発行してもらうために、ラモンさんがペローマ神殿にかけ あってくれることになったにゃ。 僕たちも、一緒について行ったにゃ。 GM:このパーティには、青の月はいないですね? ラモンさんが神 殿のお偉方と話をします。 「〜そういうわけでな、下水道の地図を提供してもらえんじゃろ うか。」 「そう申しましても、こちらにも防犯上の事情がありまして。 ご存知かとは思いますが、ペローマ神殿の地下には、様々な 魔法の品が納められております。」 「地図を他へ出したりはせんから。 この者達に見せるだけじゃ。 この者たちは、なかなか見込みがある。 それはわしが保証す る。」 カノン:こそこそ、兄いに耳打ち。 ファウロ:「ん?何だ?」 カノン:ああ、でもやめておくのだ。 正直者のカノン君は、魔法の品を 盗むなんて考えないのだ。 「おじいさんの大事な指輪なんだ。」 ラモン/GM:「そうじゃ、あの指輪はなあ、わしがはじめて妻に贈った指輪 なんじゃよ。 あれは、かれこれ40年くらい前じゃったかの う。」 ファウロ:さっきは30年だったぞ。 ラモン/GM:「あの時は確か雪が降っておったなあ。」 ぶつぶつ。 バイザ:「延々続くわよ。」 ペローマ神官/GM: 「そうですねえ。 どうしてもというなら。 ただし、神殿に近 い部分は黒塗りさせていただきますが。」 ファウロ:「指輪のある所へ通じる道さえ分かればいいんだ。」 GM:ということで、地図を発行してくれました。 フィアナ:地図無くしてもいいように、道を記憶するわ。 カノン:「入り口は?」 ラモン/GM:「排水溝から入るのが一番手っ取り早いじゃろうな。 大通りに 面している所なら下水管が走っておるが、人が通れるくらい 太いから、小さくなった者にとっては大きなものじゃからな。」 ファウロ:「とりあえず、脱出経路も確保しなきゃな。」 カノン:「ここから行ってここに帰って来るのが一番安全かな。」 フィアナ:ちょっと地図を拝見。 GM:各家庭にはそれぞれ配管がありますから、それを逆に行けば出 られます。 本管は人が入れるほどの大きさですが、梯子を上っ て行けます。 ファウロ:「この家で一番大きな配管は?」 ラモン/GM:「台所にある。」 シャノン:猫は入れるかにゃ。 GM:いけるでしょう。 ファウロ:「じゃ、そういうことで、また明日来るわ。」 そんなわけで、僕たちは結局仕事を受けることになったにゃ。 今日のとこ ろは宿に戻って休むことになったにゃ。
…そして、夜が明けたにゃ。 ファウロ:「そういえば、食料どうするんだ?」 ラモン/GM:「それなりのパン屑でも用意しよう。」 ファウロ:じいさん、後で覚えてろよ(笑)。 GM:では、出発しますか? ファウロ:「その前に。 じいさん、ロープ代わりの紐を等間隔に結び付け てくれ。 下りる時に足場にするから。」 そうして、僕たちはいよいよ指輪の探索に出発したにゃ。 ちなみに、御主人様は、僕の背中に乗ってるんだにゃ。 お馬さんみたいで かっこいい? GM:皆さんは、直系30cmくらいの細い配管に入ってきました。 (地点F) ファウロ:周り確認する。 カノン:(ころころ)13。 GM:特にいなさそうです。 カノン:では、方向修正して進むのだ。
下水道                 │↓│          ┃                 │ │          ┃                 │ │       ━━━╋━━A***                 │ │          ┃     **                 │↓│          ┃    ┃    ┃    ┃  │ │     ┃    ┃    ┃    ┃    ┃    ┃  │ │     ┃    ┃    ┃    ┗━━━━╋━━━━┛  │ │     ┗━━━━B━━━━┛         ┃       │↓│          ┃ ────────┸───────┘ └──────────┸───────    → C →   →   → D ←   ←   ←   ←   E# ─────┰──────────┐ ┌───────┰──────────      ┃          │↓│       ┃ ┏━━━━╋━━F━┓     │ │  ┏━━━━╋━━━━┓ ┃    ┃    ┃     │ │  ┃    ┃    ┃ ┃    ┃    ┃     │ │  ┠─┐  ┃    ┃                   │↓│  │ │                 │ │  │ │ ────────────────┘ └──┘G└─────────────    →   →   →   →   →   →   →   →   →    →   →   →   →   →   →   →   →   →            H ──────────┐ ┌────────────────────────           │ │
GM:ここからは南北に分かれています。 でも、南はすぐに行き止 まりになります。 カノン:じゃ、北に向かうにょ。 GM:しばらく行くと、今度はちょっと太目の管が東西に通っていま す。 (地点C) ファウロ:顔出して安全確認。 GM:では、<聴覚>で振ってください。 フィアナ:−3成功。 GM:東側の奥の方に塵がたまっていて、そこでかさかさっと音がし ます。 ファウロ:目標は? GM:それよりまだ先です。 カノン:ってことは、突っ切らなきゃならないのか。  シャノン:見に行くにゃ。 GM:フィアナは猫と感覚共有してるので、塵の中に、なにやら黒光 りする物が蠢いてるのが見えます。 なんか羽も見えますね。 カノン:黒光り!?羽!? フィアナ:ゴキブリ嫌い! GM:猫が近づくと、そいつは驚いて飛んで行きますが、さあ、どっ ちへ行ったかな。 1,2,3なら西にしましょう。(ころころ) おっと、東へ行った。 ぶうんと飛んで逃げていきました。 カノン:「やったあ!逃げた。」 ファウロ:「まあ、露払いになったから良かった。 変なモンスターがいた ら、先にあれを襲うからな。」
僕達は、直径1mほどの下水道の中を東に向かって歩いていったにゃ。 GM:足元を、水がかなりのスピードで流れているので滑りやすいで すね。 というわけで、<軽業>か<敏捷度>−3で判定してく ださい。 バイザ:あたし四足。 GM:じゃあ、<軽業>+2で。 カノン:12、成功!良かったあ(汗)。 ファウロ:(ころころ)成功。 フィアナ:私猫に乗ってるんですけど。 GM:<乗馬>技能持ってましたっけ。 フィアナ:持って無い! GM:では、<敏捷度>−5ですね。 フィアナ:絶対こける!(ころころ)10、ああ、足りない。 GM:ちょっと揺れた時に落ちかけます。 さあ、どうしましょう。 カノン:支えるにょ。 GM:では、間に合うかどうか、<敏捷>で振ってください。 間に 合わなかったら下水の中にどぼんです。 ファウロ:−2成功。 カノン:−6成功。 GM:ファウロとバイザが手を差し伸べたところを、カノン君の方が 先にキャッチしました。ところで、カノン君は<不幸>でした ね? カノン&フィアナ: やめてっ! ファウロ:一歩踏み出したところでつるりとか。 バイザ:手出したら実はそれが自分の手だったとか。 カノン:うわあ、それ、ありそう! GM:まあ、ここは−6成功に免じて、何も無かったということにし ましょう。 ファウロ:「気をつけろよ、姉ちゃん。自分の猫なんだろ?」 フィアナ:こんな所で<乗馬>技能が必要になるとは(泣)…。
GM:またしばらく進んで行くと、また塵の山があります。 ファウロ:まずは、<鋭敏視覚>で。(ころころ)成功。 バイザ:<鋭敏嗅覚>ありますけど。(ころころ)+1失敗。 「あたし気分悪い(笑)。」 カノン:「《消臭》無いにょ?」 フィアナ:「無いわ。 《殺菌》ならあるけど(笑)。」 GM:見たところ何も無さそうです。 ファウロ:じゃ、警戒しながら進む。 「武器用意しとけよ。」
GM:塵の山の中を通ってしばらく行くと、北へ行く道があってT字 路になっています。 (地点D) ファウロ:まず覗く。 カノン:(ころころ)6!大成功! GM:南の方に明りが見えた気がしました。 カノン:下水道に明り? 神殿のお宝とか? ファウロ:指輪が光に反射して光ってる可能性もある。 GM:−9成功ですから分かるでしょう。炎の明りのようです。 ファウロ:地図では、そっちは本管? GM:ペローマ神殿があります。 ファウロ:「こっちは小さいから想定範囲外だろうし、行ってみるか。」 GM:行きますか? ちなみに、水は南に向かって流れています。 カノン:「ってことは、帰りは帰れなくなる?」 ファウロ:「まあ、四足歩行が二人もいるんだ。 いざとなったら掴まって 歩くか、猫に何往復かしてもらうか。」 フィアナ:「シャノンに偵察してきてもらうわ。」 GM:シャノンを行かせますか? 南の方へ行くと、人間が通れるくら いの太い管が通っています。 そこから20mほど西へ行った所に、 炎の明りが見えます。視覚判定してください。 フィアナ:(ころころ)-6成功。 GM:太い管の南の壁に穴が空いています。−6成功ですから、そこ からかんかんという音も聞こえます。 (地点H) ファウロ:地図上では、その辺りはどうなってるんだ? GM:黒塗りされてます。 カノン:僕はお宝には興味無いので見てるにょ。 フィアナ:魔法の品に好奇心そそられるけど、帰りもあるし。 ファウロ:じゃ、猫回収して東へ進む。 GM:東の方へ行くと、また塵の山があちこちに散らばってます。そ こで、視覚判定をしてください。 カノン:(ころころ)14。 フィアナ:(ころころ)7。 GM:前方の塵の中に鼠が何匹かいるのが見えました。 バイザ:何匹くらい? GM:3匹です。 フィアナ:猫で散らすわ。 GM:これは恐怖判定ですね。(ころころ)鼠は逃げていきました。 すると、逃げて行った鼠の尻尾の先に、何か銀色の物が。 一同!!! カノン:えええ〜ん! 一同:追跡しろってことかあ! GM:鼠ははるか東の方へ走って行きます。 ファウロ:「シャノンの荷物、バイザが持て。 たぶん、この中で一番機動 性がある。」 カノン:「でも、それ本当に指輪?」 ファウロ:鼠のいた所は、地図上の目標地点ですか? GM:そうですね。 ここで、皆困ってしまったにゃ。ファウロさんが《誘眠》という案を出し たけど、−16の修正ではちょっときついというので、結局僕が全力で走って 追撃することになったにゃ。 GM:10m離れた所からスタートしたんですが、鼠は1秒間に2m移動し ます。相談に3分かかったので、360m離れている所からはじめ ましょう。 これは猫の敏捷度ですが……(データを見て)14 もあるんですね。 では、振ってください。  シャノン:(ころころ)9。 GM:すばらしい。 猫は素早く鼠に向かって走っていきます。 鼠は 北側にあった小さな管の一つに消えていきます。 どれに入っ たかは、視力判定をしてください。 フィアナ:−5成功。 GM:では、何処に入ったか分かりました。 直径30cmくらいの管が 通っています。 しばらく行くと、鼠はだんだん細くなってい く管を入っていきます。 その細い管にはひび割れがあって、 鼠はそこへ入って行こうとします。 (地点A) ファウロ:そこは、地図上ではどの辺だ? GM:ここは、もう下水道の先です。 カノン:「早くしないと遭難するにょ。」 フィアナ:とりあえず、追いつかないことには話しにならないので、この まま追撃続けましょう。 GM:割れ目は上へ上へと続いています。 しばらくすると、前方に 明りが見えてきます。 バイザ:地上の明りね。 GM:登って行くと、何処かの家の台所らしき所の壁の穴に出ました。 ファウロ:見覚えある? カノン:おじいさんの台所では無いにょ? GM:位置的には違いますね。 隣か向こう隣の家でしょう。 ファウロ:鼠は何処にいるんだ? GM:戸棚の上をちょろちょろ走ってます。 フィアナ:人はいます? GM:それは<視覚>か<聴覚>ですね。 フィアナ:(ころころ)10。 GM:カウンターの横には人はいません。 台所から隣へ行く扉があ りますが、そこから物音がするので、そちらにはいるんだろう ということが分かりました。 ファウロ:今何mくらい離れてる? GM:10mくらいですね。 ファウロ:もうちょっと近づける? バイザ:シャノンに警戒させておいて、あたしたちが距離詰めれば近づ けるんじゃない? フィアナ:シャノンに合流できれば、呪文が使えるわよ。 GM:では、細い管を入って行きます。すると、カノン君の頭の上に、 何かばさっと降ってきます。 というわけで、まず、気づけた かどうか判定してください。 (地点B) カノン:(ころころ)−8成功!   GM:なんだか粘つく網が、ぱさっと降ってきました。 カノン:きっと、クモだにょ。 GM:当たりです。上を見ると、クモさんがいます。 カノン:「ひえ〜!クモさん怖〜い!」 GM:小さなクモですよ。皆さんからすれば5倍くらいありますが(笑)。 クモさんは、なにやら美味しそうな獲物がきたので、上から下 りてきます。 ファウロ:何匹だ? GM:1匹です。  バイザ:「あたしがやるから先に行って。」 GM:では、ここはバイザVSクモの戦いですね。イニシアティブいき ましょうか。 バイザ:(ころころ)5! GM:こちらは4なので、そちらが先行ですね。 バイザ:爪で蹴飛ばすわ。普通に当たりで、6点の<切り>。 GM:防御点で止めても、ちょっと痛かった。 クモは8本足だから8 回攻撃なんて怒ります(笑)? バイザ:怒るわ。 GM:まあ、普通に攻撃しましょう。(ころころ)命中です。 バイザ:<軽業>1・1・4で、アクロバット避け(ころころ)はい、成功! GM:アクロバットするスフィンクス(笑)。 ううん、勝ち目無い な。 クモは、自分の巣へ逃げて行きました。 バイザ:じゃ、あたしも割れ目を上って行く。 GM:バイザも壁の割れ目から出てきました。シャノンが鼠を追い詰 めてるところですね。ここで、皆さん視覚判定してください。 ファウロ:(ころころ)失敗。 フィアナ:−5成功。 カノン:(ころころ)成功なのだ。 GM:戸棚の上にもう1匹猫がいます。 猫は、鼠が目の前にきたので、 捕まえてかぷっと口に入れました。 ファウロ:どの鼠だ? GM:不幸にも指輪をつけた鼠です。 カノン:え〜!どうしよう! ファウロ:じゃ、やることは一つだ。 動きを止めて鼠落させて、シャノン に持って来させる。 フィアナ:《集団誘眠》いきます。 …(ころころ)−7成功。 GM:猫は<生命力抵抗>しますが、今の皆さんにすれば十分に大き いですからね。 ライオンくらいの扱いにしましょう。 ライオ ンは生命力15ですから、(ころころ)抵抗されました。 バイザ:これは、もうシャノンに邪魔させるしか無いじゃない! ファウロ:猫同士戦わせるんなら、《怪力》と《盾》の呪文が要るよな。 とりあえず、要るのは鼠の尻尾だけで、胴体は要るないんだ。 フィアナ:じゃ、キャットファイトやります。シャノンに3点の《盾》。 (ころころ)成功。 続いて《怪力》…あ、体力足りない。 GM:では、キャットファイトですね。 ところで、シャノン君、相 手の猫さんはとっても美人です。  シャノン:「可愛いにゃ。困ったにゃ。」 フィアナ:「誘惑するの!?」 GM:というわけで、猫さんの性的魅力で振ってみましょう。 性的 魅力は生命力ベースで、さらに<美人>なので+4の修正です。 カノン:「強いにょお!」 GM:猫は器用にウインクしてます。  シャノン:抵抗するけど、僕7しか無いにゃ。(ころころ)9! GM:シャノン君はフィアナの命令を拒否しました。 フィアナ:「なんという使い魔よ!」 GM:綺麗な猫はウインクしながら笑っていますが、その牙に指輪が はまってきらりと光ります。 カノン:あれ? 指輪、そっちへいったにょ? 飲み込んじゃったらまず いにょ。 ファウロ:ここの飼い猫か? GM:首輪をしているので、たぶんそうでしょう。 バイザ:指輪は引っ張らなきゃ抜けないくらいはまってるの? GM:そうです。 バイザ:じゃ、いったん元に戻って、事情説明して、猫捕まえてもらう 時間はあるわね。 カノン:じゃ、元に戻るにょ。 ファウロ:誰か見張りたてるか? フィアナ:猫がいるし、移動するといっても台所と隣の部屋くらいなら大 丈夫でしょう。 GM:では、ダッシュで下水道をじゃぶじゃぶ戻っていきます。 ラ モンさんの家の排水溝まで戻ってきました。 ラモン/GM:「どうじゃった?あったか?」 ファウロ:かくかくしかじか、状況報告。 ラモン/GM:「そうか、隣の家の猫か。じゃあ、早く行って取り返してくれ。」 ファウロ:「分かったから、湯の入った桶よこせ。」 カノン:「大きくなる前に匂い落したいのだ。これじゃ嫌われるにょ。」 GM:「おお、そうかそうか。」 ラモンさんがお湯の入った桶を持ってきました。 ちゃんと男 女別々に入ってますか(笑)。 フィアナ:当然でしょう!二人ずつ入ります。 GM:で、そっちはカノン&ファウロの容姿-1組ですか(笑)。 バイザ:あたし、下半身ライオン。 フィアナ:もしかして、この中で容姿がいいの、私だけ? ファウロ:人相の悪いパーティーだなあ。 GM:皆さん、匂いを落しましたね? では、大きくなって装備を整 えて、隣の家へ行きます。 ファウロ:「すみませーん。」 こんこん。 GM:女の人が出てきました。 「何でしょう。」 フィアナ:「ええと…飼い猫を見せていただきたいんですけど。」 家主/GM:「マリンちゃんを?どうして?」 フィアナ:「この子が、さっき道端で会って、気に入っちゃったみたいで、 出てこないんです」 …ああ、ごめん。 家主/GM:「まあ、なんてことでしょう。」 と、マリンちゃんとシャノン君を連れてきます。 ファウロ:「ええと、それで、猫の歯を見せていただきたいんですけど。」 バイザ:「この猫が持ち出した指輪を渡しちゃったかも知れないんです。」 家主/GM:「まあ。猫がそんなことするはず無いでしょ。」 ファウロ:「いやあ、それが、この猫悪戯好きでして。」   家主/GM:「それなら」 と、マリンちゃんの口を開けて、 「あら、こんなところに指輪が。 だめでしょ、こんな汚い物 食べちゃ。」 ぽいっ。 ファウロ:「ああ、それはこっちへ。」 カノン:シャノンちゃん引きずって帰るにょ。 シャノン:「にゃあにゃあ、嫌だにゃあ。」 フィアナ:シャノンを引きずりながら、指輪に《殺菌》。 こうして、僕のマリンちゃんとの出会いは、儚く終わってしまったにゃ。 無事に指輪を持って、ラモンさんの家に戻ってきたにゃ。
ラモン/GM:「おお、これじゃこれじゃ! 有難う! この指輪はじゃなあ、 わしが40年前に妻に送った…」 ファウロ:「ところで、じいさん。」 ラモン/GM:「何じゃ?」 ファウロ:「ペローマ神殿は下水管工事してるのか?」 ラモン/GM:「そんな話は聞いておらんが。」 ファウロ:「すまんが、パワーストーン一日貸してくれない?」 ラモン/GM:「白いワニでもおったのか?」 ファウロ:「いやあ、実はそれっぽいもんを見たんだよお。 だから、真偽 を確かめるために、パワーストーン貸し手くれ。」 ラモン/GM:「そうか、あのシャストア神官の言ったことは本当だったのか。」 と、3点分のパワーストーンを貸してくれました。 カノン:「ううん、さすが兄い!」 フィアナ:じゃ、猫に様子を見に行かせて休憩しよう。  シャノン:とてとて偵察に行くにゃ。
GM:シャノンがさっき明りが見えた辺りまで行くと、3人の男がつ るはしやシャベルを持って土を掘ってるのが見えます。 カノン:掘ってる先はペローマ神殿? 横穴開けようとしてるにょ? ファウロ:下水道から金庫に直通してるって可能性もある。 とっ捕まえれ れば報奨金もらえる。 現場に踏み込んで、蹴飛ばす、どつく、 しばき倒す。 フィアナ:1000ムーナもらって、さらに報奨金。 にやり。 ファウロ:まだ掘ってる? GM:せっせと掘って土を運び出してます。 フィアナ:体力後4点だから、20分欲しい。 ファウロ:じゃ、20分後に出撃しよう。 そんなわけで、今度は下水道の盗賊掃除をすることになったにゃ。
カノン:音を殺すことはできないにょ? GM:厳しいでしょうね。 下水道は、歩けば音がしますからね。 で も、向こうもがつんがつんやってますよ。 下水を下りていく と、横穴があって、明りが燃えています。 ファウロ:周りは? GM:見張りはいないようです。 ファウロ:横穴の幅はどのくらいだ? GM:直径2mくらいです。 二人で掘って一人が土を運んでいます。 ファウロ:じゃ、俺とカノンが前に出て、バイザが横で待機。 傍まで忍び 寄る。 フィアナ:今度こそ《集団誘眠》。 GM:近づく人は<忍び>を振ってください。 無ければ<知力>か <敏捷度>-5です。 でも、がつんがつん音がしてるので+2の 修正をつけましょうか。 カノン:僕は<忍び>持って無いからやめとくにょ。 剣構えて待つにょ。 フィアナ:私<忍び>は無いな。 バイザ:あたし《沈黙の叫び》持ってる。 叫んでる間に距離詰められな い? GM:できるでしょうね。 やりますか? バイザ:やります。 はい、叫びました。 ファウロ:それを中心に距離詰める。 GM:トンネルの中で盗賊たちが話しています。 「兄貴、後何m掘ればいいんですか?」 「俺の地図だと、後5mってとこだな。」 「まだ5mもあるんすか?」 フィアナ:《集団誘眠》いきます。(ころころ)−2成功。 GM:こちらは、(ころころ)二人寝た。 「兄貴、どうしたんですか?」 ファウロ:踏み込む。 「おい!」 と、声かけて、槍構える。 盗賊/GM:「な、何だおまえら!」 ファウロ:「槍が見えないか? 両手上げて、後ろ向いて壁に手つけろ。」 GM:それは脅しですね。何か技能はありますか? ファウロ:<言いくるめ>12ある。(ころころ)9。 GM:盗賊はつるはしをぼとっと落としました。 ファウロ:全員縛る。 「何やってた?こんな所で。」 盗賊/GM:「単なる土木工事すよ。」 ファウロ:「ほう。ペローマ神殿の許可書見せろ。」 盗賊/GM:「ええと、何処やったかな。 あ〜、どこかに落しちゃったか も知れないなあ。」 ファウロ:「分かった。 おまえら全員ペローマ神殿に連れて行く。」 盗賊/GM:「いやあ、俺達下請けの下請けだから、顔知られて無いかも知 れないしなあ。」 カノン:「でも、やっぱり問い合わせはした方がいいにょ。」 バイザ:「責任者の名前は?言えるでしょ?」 盗賊/GM:「それは〜……。」 カノン:「はい、決定!」 盗賊/GM:「もうちょっとで開くんだよ! ペローマ神殿のお宝だよ、ど うだい? 俺達突き出したところで、礼金なんて雀の涙だよ。」 カノン:「雀の涙でも貰えるならいいにょ。」 盗賊/GM:「おまえタマットか。どうだ、兄弟!お宝が傍にあるんだよ!」 カノン:「僕はタマットだけど盗賊じゃないしなあ。」 ファウロ:「知ってるか?この奥にはな、悪魔を封印したやばいもんしか 無いんだぞ。」 カノン:「白いワニがいるのだ(笑)。」 盗賊/GM:「いやあ、きっとそれなりにいい物が。 だから、山分けとい こうじゃないか。」」 一同:「無い、無い!」 カノン:「はい、連行決定!」 ファウロ:「ううん、そうだなあ。 つきだすのもかわいそうだし。」 カノン:「あ、兄い?」 盗賊/GM:「そうだろ、そうだろ。話分かるじゃないか。」 ファウロ:「お前、いくら持ってる?」 盗賊/GM:「兄弟、金持ってるやつがこんなことするか?」 ファウロ:「俺としては、同じ信者売るのもなんだし。 この場を撤退しろ。 捕まってガヤンに行くのとどっちがいい?」 盗賊/GM:「そ、そうだなあ…。」 ファウロ:「俺達は、お前達が行った後にたまたま掘ってる所を発見した ことにする。」 盗賊/GM:「そ、そういうことならしょうがない。 じゃ、後はよろしく な。」 と、仲間を引きずって去っていきます。 ファウロ:「ご苦労さん!」 こうして、無事に盗賊さんのお掃除を済ませた僕たちは、ペローマ神殿に やってきたにゃ。
ファウロ:地図を返しながら 「実は、探索中に、神殿に向かってトンネル掘ってる痕跡を見 つけましたよ。」 ペローマ神官/GM: 「分かりました。至急調査いたします。」 ファウロ:「報酬はいただけないんですか?」 ペローマ神官/GM: 「市民の奉仕の精神、感謝いたします。」 一同笑。 ファウロ:「発見したんですから、何かください。」 バイザ:「はっきり言ったわねえ。」 ペローマ神官/GM: 「では、200ムーナでよろしいですか?」 カノン:「おじいさんから1000もらえるから、全部で1200か。」 こうして、なんとか交渉して200ムーナを勝ち取った僕たちは、ラモンさん の家に戻ったにゃ。 ラモンさんは、約束通り1000ムーナくれ、ご馳走を作っ て待っていてくれたにゃ。 これで今回のお話はおしまいだにゃ。そして、今回大活躍した僕は、御主 人様からたくさんご褒美をもらったんだにゃ。 2002/03/08 西淀川区にて収録
小さな大冒険 2002/3/8 西淀川区にて収録


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