ガープスルナルリプレイ

intermission1



  こんにちはだにゃ。 ボクはシャノン。 御主人様のフィアナ様の使い魔の猫にゃ。
  昨日、ボク達は雪山に登って遭難した人を助けたにゃ。 その晩は、山から降り
てたっぷり寝て、翌日は雪祭りすることにしたにゃ。

         GM:ジャンを救出した翌日、グレースの村では雪祭りが開かれます。 広
            場では雪像や氷像を作ったり、スキーやスケートの競技が行われた
            りします。 暖かいお汁粉やシチューなども用意されています。

     カノン:豚汁も食べたいのだ。

         GM:リクエストすれば作ってくれますよ。

     カノン:それは嬉しいのだ。

         GM:そうやって皆さんが雪祭りを楽しんでいると…一番容姿がいいのは
            フィアナですね。 ではフィアナに17,8歳くらいの女の子が声掛けて
            きます。
            「あなた、ジャン君を救ってくれた英雄さんよね? ちょっとお願い
              があるんだけど。」

   フィアナ:「お願いって?」

  女の子/GM:「あたし、ケーキ作ろうと思うんだけど、材料が足りないの。 採っ
              てきてくれない?

   フィアナ:「何処から採って来るの?」

 女の子/GM:「今頃なら、ちょっと山登ったところにある湖の側にすぐりの実が
              たくさん成ってるはずなの。」

   フィアナ:「山はまだ雪積もってるけど?」

  女の子/GM:「大丈夫よ。 あの辺りなら、結構雪融けてきてるはずだから。」

     カノン:「今ケーキと言ったにょ?」

  女の子/GM:「そうよ。」

     カノン:「後でレシピ教えてくれるにょ?」

  女の子/GM:「いいわよ。」

     カノン:「よし、その話乗ったのだ。 僕に任せるのだ。」

   フィアナ:「食べ物に釣られるのね。 安請け合いして大丈夫?」

     カノン:「大丈夫なのだ。 美味しいケーキは僕のものなのだ。」

  女の子/GM:「それじゃ、お願いね。 はい、地図。」

     カノン:うーん、ひょっとしたら迷うかもしれないにょ。

         GM:大丈夫です。 あなたは<生存/森>を持っていますから、森から出
            られなくなってもそのまま野生化して生きていけます。


カノン:皆を誘うのだ。 「美味しいケーキが食べられるのだ。」 ファウロ:ぷはー。 もくもく。 カノン:「アニキ、ケーキの材料を採りに行くのだ。」 ファウロ:ぷはー。 カノン:クスクスを叩き落とすにょ。 ファウロ:「うん?」 カノン:「これからケーキの材料採りに行くにょ。」 ファウロ:「晩飯までに戻って来い。」 カノン:「こんな所に篭って一日中クスクス吸ってたら病気になるのだ。」 ジューン/GM:「そうそう、こんな肺になっちゃうんだから。」 真っ黒な肺の《幻影》をどーんと出してあげましょう。 ファウロ:「出すな、そんなもの。 そうだな、運動がてら行ってみるか。」
GM:地図を見ながらグレースの村から30分程歩くと、湖に出てきました。 この周囲に色々なすぐりの実が成っているそうです。 すぐりを探す なら、<探索>を振ってください。 バイザ:<探索>…16デ失敗。 フィアナ:14で失敗。 カノン:15で失敗。 GM:30分が無駄に過ぎました。 ファウロ:「日が暮れるまで探すのか?」 カノン:「美味しいケーキのためだにょ。」
GM:手分けして探していると、カノン君、君の側の茂みからガサガサと いう音が聞こえてきます。 カノン:何が出てきたにょ? GM:冬眠から覚めてお腹を減らした蛇さんです。 カノン:大きさは? GM:大したことありませんよ。 高々体長3mくらいです。 バイザ:充分大キイワ。 GM:蛇は尻尾をガラガラ鳴らしながらカノン君に噛み付こうとします。 カノン:逃げるのだ。 GM:普通でしたら、人間の足なら蛇から逃げるのは簡単です。 しかし、 <不幸>なことに逃げとした先は沼地になっていました。 カノン:仲間を呼ぶのだ。 GM:ヒロインの如く助けを呼ぶんですね。 それでは大きな声が出るか、 <生命力>を振ってください。 カノン:-5成功なのだ。 GM:絹を裂くようなカノン君の悲鳴が聞こえてきました。 ファウロ:「カノン、お前何やってる。」 カノン:「蛇に料理されそうなのだ。」 フィアナ:「どうして沼に追い詰められてるの?」 カノン:「逃げ損ねたにょ。」 フィアナ:「地図持ってるでしょ。 どうしてそっちに逃げるのよ。」 カノン:「ごめんなさい。 次から気を付けるにょ。」 バイザ:蛇ニ全力攻撃、14点ノ切リ。 GM:一発で死にました。 獅子は蛇を斃すにも全力を尽くす、という奴で すね。 バイザ:蛇捌イテ料理スル。 「コレ、けーきノ付ケ合セニドウ?」 カノン:「蛇ってケーキに合うにょ?」 バイザ:「さぁ?」
GM:木の上に紫のすぐりが成っています。 カノン:採りに行くのだ。 バイザ:身ノ軽イ人ガ行クベキネ。 カノン:それってアニキなのだ。 GM:登るのでしたら、<軽業>か<登攀>を振ってください。 ファウロ:(コロコロ) 失敗、ズルズル。 「おい、ジューン、お前飛べただろう。」 ジューン/GM:「うん。 じゃ、上から落とすから受け取ってね。」 ボトボトボト。 フィアナ:「頭の上に落とさないで。」 ファウロ:「よし、次を探しに行くぞ。」 そんな感じでボク達はすぐりを探していったにゃ。 GM:人の背くらいの高さに青いすぐり、足元に赤いすぐり、2mくらいの 所に黄色いすぐりがあります。 赤いすぐりは棘があるので採るとき は注意してください。 カノン:棘が刺さるにょ? GM:注意して採れば、よほど不幸でない限り大丈夫です。 カノン:それは駄目なのだ。 僕絶対刺さるのだ。 フィアナ:なら私が採るわ。 シャノン:木の上に成ってるのを採りに行くにゃ。 GM:猫なら判定無しに木に登れていいでしょう。 シャノン:「木の実採ったにゃ。」 GM:さてシャノン君、あなたが取った黄色いすぐりですが、美味しそう だと思いませんか? シャノン:「美味しそうだにゃ。」 ペロペロ。 GM:フィアナさん、<動植物知識>を振ってください。 フィアナ:-6成功。 GM:あなたは黄色いすぐりには毒があることを思い出しました。 フィアナ:「シャノン、食べちゃ駄目よ。」 シャノン:「もう遅いにゃ。」 GM:では生命力判定をどうぞ。 失敗すると痺れてきます。 シャノン:痺れたにゃ。 フィアナ:シャノンに《解毒》。 シャノン:「助かったにゃ。」 ファウロ:首根っこつかんで 「危ないから舐めるな。」 シャノン:「にゃ。 放すにゃ。」 GM:感覚共有しているのでフィアナさんも首根っこつかまれた感触があ ります。 ファウロ:ぽいっと放り投げる。 GM:猫だから1回転して着地できます。 が、フィアナさんも三半規管が ぐるぐる回された感じを受けます。 ファウロ:感覚共有って案外不便ね。 バイザ:猫ヲぐるぐる回シタラじぇっとこーすたー気分ヲ味ワエルワ。
そんなこともあったけど、すぐりは充分採れたので村に帰ることにしたにゃ。 GM:(コロコロ) 帰り道に、狼が2匹現れます。 が、そちらはライオン がいましたね。 バイザ、3D6を振ってください。 12以下なら狼達は 逃げていきます。 バイザ:(コロコロ) 13。 GM:ライオンを恐れていませんね。 ところで、皆さんの中に容姿やカリ スマ等で反応修正のある人はいました? カノン:フィアナさんは美人なのだ。 GM:なるほど。 では一番美味しそうに見えた、ということで狼はフィア ナさんを重点的に攻撃することにしましょう。 フィアナ:何よ、それ。 バイザ:《惑ワシノ叫ビ》。 失敗スルト朦朧状態ヨ。 GM:抵抗失敗、狼2匹は朦朧しました。 ファウロ:そこに攻撃。 クリティカルだ。 バイザ:人ガ平和的ニ切リ抜ケラレルヨウニ<叫び>使ッタノニ。 GM:残った1匹の狼はキャインキャインと逃げていきます。 バイザ:狼ノ皮剥イデ肉ハ燻製ニスル。
そしてボク達はすぐりを持って村に帰ってきたにゃ。 村では、依頼人の女の子 がケーキ作る準備して待ってたにゃ。 女の子/GM:「どう? 採れた?」 カノン:「いっぱい採れたのだ。」 ざらざらざら。 女の子/GM:「赤いすぐり,青いすぐり,紫のすぐり,緑のすぐりに…あら、黄 色いすぐりも採ってきたの? せっかく採ってきてくれたけど、 黄色いすぐりは毒があるからケーキには使えないのよ。」 シャノン:「痺れたにゃ。」 女の子/GM:「でも、それ以外のすぐりは使えるわ。 ありがとう、これだけあれ ば美味しいケーキが焼けるわ。」 カノン:「レシピを教えて欲しいのだ。」 女の子/GM:「いいわよ。 まず赤いすぐり。 これは生だと酸っぱいけど、ブラ ンデーに漬けると美味しくなるのよ。」 カノン:メモメモ。 女の子/GM:「青いすぐりは生でも美味しいわ。 それから紫のすぐりはちょっと 苦味があるけど、少し入れるとケーキの甘さを惹き立ててくれる の。」 カノン:「ふぅん、勉強になるのだ。」 女の子/GM:「それから緑のすぐりだけど、これはすごく酸っぱいの。」 カノン:「使えないにょ?」 女の子/GM:「ケーキにはね。 でも水に漬けて置くと、お酢の代わりになるのよ。 それじゃ、早速作るとしましょ。」 バイザ:「良カッタラコレモ使ッテ。」 女の子/GM:「何よ、これ?」 バイザ:「蛇ノ肉。」 カノン:「狼の肉もあるにょ。」 女の子/GM:「わたし、ちょっとそれはケーキにできないわ。」 バイザ:ナラ適当ニ焼イテ屋台ニ並ベルワ。 GM:怪しげな肉の串焼きですか。 それは知らずに食べたら不幸ですね。 いや、知らない方が幸せかな? カノン:その言い方は、僕は知ってて蛇の肉を食べてしまうのか? GM:大丈夫、知ってるんですから、よほど不幸じゃない限り間違って食 べたりしません。 カノン:ガーン。 それはきっと食べてしまうのだ。 そうして雪祭りは過ぎていったにゃ。 でもボクは雪で遊ぶより、家の中でコタツに入っている方が好きにゃ。
intermission1 2001/2/12 西淀川区にて収録


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