ガープスルナルリプレイ

成人の儀式


キャラクター
  グルス
    ジェスタ信者のドワーフ。 ステンドグラス制作の名人。
    何かに気を取られると、ところかまわず放心する。
  バーン
    修行中の熱血ウィザード。 ジェスタ神殿でのトレーニングが日課。
    師匠をたぶらかした女を追ってターデンにやってくる。
    女に騙され身を滅ぼした師匠の二の舞にはなるまいと固く誓う。
  ジューン
    劇団で活躍するシャストア神官 
    いたずら好きで好奇心旺盛な15歳の少年(?)。
  トリスタン
    2mを越える長身のエルファ。
    レスティリの導き手であり、優れた癒し手である。


月が導く物語。 今宵の舞台は遥かに遠き幻想の街。 ただ一つの月に照らされて浮かぶ物語。
無限の魔力を生み出すという魔神機。 だがそれは黒い穴を作り出し一行を飲み込みました。 GM:君達は黒い穴に飲み込まれた。 ジューン:「きゃあぁぁぁっ!」 GM:全員<生命力>で判定。 ジューン:あぁん、3失敗。 トリスタン:私は-2成功。 グルス:わしは-1成功だ。 GM:では最初にトリスタン,ついでグルスが気付く。 どうも君達は何 処かの草むらの中に倒れてる様だ。 少し離れた所に何者かの気配 がする。 トリスタン:身動きせずに、いつでも豹に変身できる様に集中してます。 GM:周りから複数の声が聞こえてくる。 「おや、人間だお。」 「こんな所に人間とは珍しいお。」 「こっちはドワーフみたいだお。 でもドワーフにしては大きいお。」 グルス:共通語で話してるのか? GM:いや、違う言語なんだけど、何故か理解できる。 声の高さは1メル ーくらい。 グルス:子供なのか? ジューン:目を開けたらハーフリングとかホビットとかグラスランナーとかの 集団に囲まれてたとか。 グルス:それは嫌だな。 GM:何者かは近付いてきて、トリスタンをツンツンとつつく。 トリスタン:豹に変身します。 GM:「わっ、豹だお。」 「逃げるお。」 囲んでいた者達は一斉に逃げだした様だ。 グルス:警戒しつつ周囲を確認する。 GM:目を開けた。 逃げていったのは…直立した狸だ。 一同笑。 ジューン:あ、妖魔リプレイの花丸君だ☆ グルス:で、全員ここにいるのか? GM:君達4人はここに倒れていた。 ジークの姿は見えない。 グルス:とりあえず寝てる奴を起そう。 「おい、起きろ。」 GM:目を開けたらドワーフのアップが。 ジューン:「きゃっ。 ああ、びっくりした、グルスお兄さんか。」 グルス:「やっと起きたか。」 ジューン:「ね、寝てる間に触ったりしてないよね?」 グルス:「誰がついてるかついてないかも分らん奴を触るか。」 ジューン:「えぇっっ、分ったら触るの?」 グルス:「触らん触らん。」 ジューン:「で、ここ何処?」 トリスタン:かくかくしかじか。 「〜というわけで直立した狸が逃げていきました。」 バーン:「狸? 彷徨いの月の種族か?」 ジューン:「ね、ジークお兄さんがいないよ!?」 グルス:ジークがいた形跡はないか? GM:無いね。 グルス:魔神機はあるのか? GM:それも無い。 ジューン:「大変、ジークお兄さんを探さなきゃ。」 トリスタン:「あの狸が何か知ってるかもしれませんね。」 バーン:「行ってみよう。」 トリスタン:「それにしてもここは何処なんでしょう?」 辺りにレスティリは生えてますか? GM:生えてない。 似たような植物はあるけど。 トリスタン:「レスティリはリアド中、どこでも見られるはずです。 それが無 い、ということは相当遠くに来てしまったみたいですね。」 ジューン:「じゃ、西のマーディール大陸か南のジャナストラ大陸に来ちゃ ったの?」 バーン:「何!? 輪の月が見えないぞ!? そんな莫迦な!」 ジューン:「ボクも赤の月の力、感じないや。 リアド大陸以外の大陸って、 月は見えないのかな?」 魔法は使える? 《光》。 GM:君の手に光が灯った。 ジューン:「どうしてだろ? 魔法が使えるのにシャストア様の力感じないな んて。」 バーン:「あのゴーレムマスターの爺さんは魔神機を使って異世界へ帰ろう としてたんだったな。 ということはここは異世界か?」 トリスタン:「その詮索はともかく、今はジークさんと魔神機を探しにいきまし ょう。」 グルス:放心してる。 ぼーっっ。 バーン:引っ張って連れていく。
GM:狸が消えた方向にしばらく進むと村があった。 村の入り口の前に は狸が2匹。 ジューン:「あ、狸さんだ☆」 狸/GM:「何だお、お前達は?」 と槍を構える。 バーン:「彷徨いの月の種族なのか?」 狸/GM:「彷徨いの月? それ、何だお?」 トリスタン:「すみません、ここは何処ですか?」 バーン:「リアド大陸では無い様だな。」 狸/GM:「もしかしてお前達が子供たちが言ってた行き倒れだお?」 ジューン:「うん。 ね、ここどこなの? 君達はなぁに?」 狸/GM:「おいら達はコボルトだお。」 ジューン:「コボルトなの? わぁ、ボクコボルドって初めて見た☆」 バーン:「大地の元素獣のコボルトがこんなのだという話は聞いたことがな いぞ。」 ジューン:「きっとそんなコボルトもいるんだよ☆ 可愛いからOK☆」 グルス:言葉が我々の知ってる言葉に変換されて聞こえるのだから、コボル トといえば我々の世界のコボルトと同じものを指すはずだ。 トリスタン:固有名詞は違うかもしれませんよ。 グルス:「わしらはどうも違う世界から紛れ込んでしまった様なのだ。 も しよかったら話を聞かせてくれないか?」 狸/GM:「他の世界から来たお? それならあれのことも分るお?」 ジューン:「あれって?」 狸/GM:「しばらく前に妙なのを拾ったんだお。」 ジューン:「こんなの?」 《幻影》で魔神機出すね。 狸/GM:「そう、それだお。 良かった、知ってる人がいたお。 とりあえず 来てほしいお。」 ジューン:今魔法使ったけど、驚かなかったね? なら魔法は普通にあるんだ。
GM:村の広場には魔神機があった。 その周りを狸の子供達が囲んでる。 トリスタン:「近付かない方がいいですよ。 それは危険な物ですから。」 グルス:「わしらの様に別の世界に飛ばされてしまうかもしれんぞ。」 GM:それを聞いて子供達は離れる。 バーン:近付いて調べる。 魔力はどうなってる? GM:魔力はかなり弱まってる。 トリスタン:時間が経つと回復していってます? GM:変化は無さそう。 グルス:狸達に交渉してみよう。 「この魔神機はわしらが持っていってもかまわないか? これが無 いとおそらくわしらは帰ることはできんのだ。」 狸/GM:「ならしかたないお。 村長さん、きっと残念がるお。」 グルス:村長さんがいるのならそちらと直接交渉しよう。 GM:杖をついて立派な髭を生やした狸が出てくる。 グルス:かくかくしかじか。 「〜というわけでわしらにはこれが必要なのだ。」 村長/GM:「そうか、残念じゃお。」 グルス:「残念がるということは、これについて何か知ってるのか?」 村長/GM:「知らんお。 とりあえず床の間にでも飾ろうかとおもっておった のじゃが。 そう事情なら持っていくといいお。」 グルス:「それは助かる。」 ジューン:「ね、こんな人見なかった?」 《幻影》でジークお兄さんの顔出すね。 村長/GM:「いや、知らんお。」 ジューン:じゃ、ボク、村中の狸さんに聞いてまわってみるね。 グルス:「この辺りに人間はいないのか?」 狸/GM:「歩いて1週間ほどの所に人間の町があるお。」 グルス:魔神機はわしらで動かせるのか? GM:重さは200kgくらいだけど宙に浮いている。 ジューン:ちょっと押してみたら? GM:押せば少しずつ動き出す。 止めるときは反対向きの力が必要。 ジューン:じゃ、1回加速しちゃえば後は勝手に動くの? GM:道が真っ直ぐならね。 トリスタン:私が《化身》すれば220カガルまで持てる様になります。 浮いてる のを引っ張るのならそれよりも必要な力は小さいでしょうから、動 かせますね。 グルス:「さてどうするか。 その人間の町に行ってみるか。 普通に歩いて 1週間かかるのなら魔神機押していけばもっとかかってしまう。」 トリスタン:「この魔神機をここに置きっぱなしではここのコボルド達に迷惑か けることになるかもしれませんね。」 グルス:「もう少しここで情報を集めたいな。 コボルト達には協力をお願 いしたいが、見返りに渡せる物は無いしな。 材料になる鉱石が あればステンドグラスを作れるのだが。」 トリスタン:「私は怪我の治療ができますから、そういう方面での代償は払えま すよ。」 村長/GM:「怪我が治せるんじゃお? それは良かったお。 最近、山の方に妙 なモンスターが出たんで、退治に行った連中が返り討ちに合って 大怪我して帰ってきたんじゃお。」 トリスタン:まかせてください。 ちゃんと<獣医>も持ってます。 GM:<獣医>じゃなくて<医師>を使って。 一同笑。 トリスタン:医療関係は一通り持ってますよ。 では私は手当てしてきます。
グルス:わしはガラス細工の材料を手に入れたい。 トリスタン:ガラスの材料はどこでも手に入りますよ。 問題は精製するための 熱を作り出せるかどうかで。 グルス:門番が槍を持っていたから金属を精製することはできるんだろう。 ジューン:実はただの金属の槍かと思ったら電撃放つとか。 グルス:実は単分子槍とか。 GM:それは嫌だな。 狸の村には鍛冶屋はあるからその設備で鉄を精製 する程度の熱を作り出すことはできる。 グルス:ならばとりあえずビー玉くらいのガラスを作ってみるとしよう。 (コロコロ) お、クリティカルだ。 綺麗なガラスが出来たんでその ままぼーっと見てる。
GM:ジューン、村中訊いてまわったけど、ジークを知ってる人はいない 様だ。 ジューン:「何処行っちゃったんだろ? ね、ボク達が倒れてた所って、何か 特別な場所なの? 何か力が集まり易いとか。」 狸/GM:「そんなことは無いと思うお。」 ジューン:「魔神機は何処に落ちてたの?」 狸/GM:「2,3日前に村の真ん中に落ちてきたんだお。」 ジューン:「そっか、魔神機がこんな離れた所に落ちてきたってことは、ジー クお兄さんもまた別の場所に落ちたかもしれないんだ。」
GM:トリスタンは診療所みたいな所に案内された。 怪我人がたくさん 寝かされている。 「この人とこの人に応急処置して欲しいお。」 トリスタン:<応急処置>ならまず失敗しません。 狸/GM:「終わったらこの人とこの人、傷を調べて欲しいお。」 トリスタン:<診断>も成功です。 狸/GM:「助かったお。」 脇腹や太股なんかを切られたり殴られたりした様だ。 バーン:刀傷か? GM:切傷はどうも武器ではさそう。 この傷は何処かで見た様な気がする。 打撲は蹄のある動物に蹴られた様だ。 バーン:人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られるのだ。 トリスタン:切傷は動物の爪ですか? GM:見た様な気がするけど思い出せない。 トリスタン:治療が一通り終わったら薬草を探して歩きます。 GM:<医師>で振って。 トリスタン:-4成功です。 GM:レスティリに似た植物があった。 アロエだ。 トリスタン:森に感謝して貰っていきます。
バーン:私は魔神機を調べることにしよう。 GM:魔神機は相反する2つの力が釣り合っていたけど、今は黒い力の方 が弱まっている。 均衡が破れたので力を生み出す機構が働かなく なったらしい。 グルス:白が勝ってる? 何故だ? バーン:前回白い魔法をボンボンボンボン使ったせいで白が活性化したのか? グルス:前回のラストで開いたのは黒い穴だったから、転移に使われたのは 黒い力じゃないか? GM:どうも黒い力は何かに盗られてしまった様だ。 バーン:<悪魔>が奪っていったのか? 村長/GM:「わしにもいじらせて欲しいお。」 バーン:「気をつけてください。 私達はこれによって異世界から飛ばされ てきたんだ。」 村長/GM:「お前さんは魔法使いじゃお?」 バーン:「まだ修行中の身だが。」 村長/GM:「なら対抗呪文とかは使えるお? 対抗呪文は基本じゃお。」 バーン:「まだ移動系と治癒系しか使えん。 師匠が…師匠が…師匠ぉぉぉ!!」 村長/GM:「な、なんじゃお?」 ジューン:「バーンお兄さん、今の雄叫びは?」 トリスタン:「何かあったのですか?」 バーン:「ちょっと師匠のことを思い出したんだ。」
村長/GM:「お前達は所謂冒険者じゃお?」 バーン:「そう呼ばれてる。」 ジューン:ボクは俳優だよ☆ グルス:わしはステンドグラス職人だ。 トリスタン:私は薬師です。 というわけで冒険者は1人だけです。 村長/GM:「冒険者なら頼みたいことがあるんじゃお。」 バーン:「ちょっと待ってくれ、話は全員で訊きたい。」 グルスを呼んでくる。 村長/GM:「わしの孫があの山に登らねばならないんじゃお。 その護衛を頼 みたいんじゃお。」 バーン:「何かの儀式か?」 村長/GM:「この村には、10才の誕生日にあの山に登り、精霊の加護を受ける 風習があるんじゃお。」 バーン:「単刀直入に言えば、山に出るモンスターを何とかして欲しい、と いうことだな?」 村長/GM:「退治できればそれに越したことはないんじゃお。 とりあえずは 孫を無事を守って欲しいんじゃお。」 ジューン:「ね、儀式って、どんなことするの?」 村長/GM:「あの山の頂上にある古代の神殿だった場所に行って、祈りを捧げ るんじゃお。」 ジューン:「ね、それ見ててもいい?」 トリスタン:「他部族の儀式を見るのはあまりお奨めできませんよ。」 ジューン:「ね、ね、見てもいいでしょ?」 村長/GM:「それはかまわないお。」 ジューン:「やったね☆」 村長/GM:「でも見ても面白いものじゃ無いお。」 ジューン:「大丈夫、何にでも面白いとこはあるから☆」 バーン:「モンスターとはどんな奴だ?」 村長/GM:「2,3日前、突然現れたお。」 バーン:「だぁ! つまり私達の出現と時期的に一致するわけだ。」 トリスタン:「ひょっとしてこの間の<悪魔>が復活したのでしょうか?」 バーン:「ここから神殿までどれくらいかかる?」 村長/GM:「子供の足で2日じゃお。 明日の朝出発したいんじゃお。」 トリスタン:「魔神機はどうします? ここに置いていくと勝手に動き出すかも しれません。」 バーン:「持って行った方がいいかもしれないな。」 GM:持って行くとなると時間がかかる。 トリスタン:「その場合は護衛はできませんね。 時間がかかりますし、それに この魔神機の方がモンスターより危険な気がするんです。」 核弾頭持ち歩いてる様なものですから。 グルス:「危険だがわしらは帰るためにはこれを持っているしかない。」 バーン:「私は護衛を受けたい。 古代の神殿とやらに行けば何か分るかも しれん。」 トリスタン:「そうですか? 人間の町へ行った方が魔法に詳しい人がいるので はありませんか?」 グルス:「魔神機を高速で動かすことはできんのか?」 村長/GM:「この魔神機とやらも持っていきたいのじゃお? 《他者移動》で 跳ばすという手もあるお。」 ジューン:それで200カガルの物跳ばすのって大変だよ。 バーン:10メルー動かすだけで体力15消費だ! 《念動》で動かすという手 もあるが200カガルなら12点消費だ。 GM:魔神機は巨大なパワーストーンみたいなものだから、その力を使え ば何とでもなる。 ジューン:でもこれに魔法かけるの恐いな。 バーン:とりあえず《念動》で動かせるか試してみよう。 パワーストーン 使えば体力は足りる。 発動は成功。 GM:どうも魔神機は抵抗した様だ。 バーン:抵抗するのか? どれくらいの抵抗だった? GM:-5くらいの抵抗。 バーン:ということは成功度-5以上出さないとかからないわけか。 村長/GM:「半日ほどかけて儀式して《他者移動》すればまだ成功率は高いと 思うお。」 グルス:「ではわしらが目的地に着いたときに、魔神機が必要だと思えば狼 煙を上げるから跳ばしてくれるか?」 村長/GM:「分ったお。」
村長/GM:「お前達、今夜はわしの家に泊るといいお。」 バーン:「お願いがあるのだが、《他者移動》の魔法を教えてもらえないか? いざというとき、お孫さんだけでも跳ばせるので。」 村長/GM:「徹夜になるけどいいお?」 バーン:「かまわん!」 ジューン:「ね、ひとつ訊きたいんだけど…お風呂ある?」 村長/GM:「銭湯ならあるお。」 ジューン:「よかった☆ 草むらで倒れてたから泥付いてたもん。 ね、ひょっ として混浴?」 村長/GM:「そうじゃお。」 ジューン:「そっかぁ。 ま、しょうがないか。 人のいないとき見計らって入 ろ☆」 じゃ、頃合見計らって、《ぼやけ》かけて入るね☆ 一同笑。
ジューン:「ふぅ、ようやく汚れ落せる☆ あれ? 湯煙って霧みたい。」 霧見てると怪物出したくなっちゃった☆ 一同笑。 ジューン:じゃ、《幻影》ね☆ グルス:後ろからゴツン。 ジューン:「きゃっ! グ、グルスお兄さん!」 グルス:「何やってんだ? そんな物出すんじゃない!」 ジューン:「だって、霧の中には怪物が出るものだよ。」 グルス:「出るかもしれんが、出すんじゃない。」 ジューン:しょうがないから大人しく入りま〜す★ グルス:「よし、背中を流してやろう。」 ジューン:「い、いらないよ。」 グルス:「遠慮することあるまい。」 ガシッ。 ジューン:「や、やだ、離してよ! 触んないで!」 グルス:「ちゃんと加減して洗ってやるから。」 ジューン:「やだやだ! スケベ! 変態!」 グルス:「そんな、ついてるかついてないかも分らん奴など興味無い。」 ジューン:「やだやだ! あぁん、離してよぉ。 あぁぁぁぁぁん。」 グルス:さて、いかに《ぼやけ》がかかっていたとて、背中流したら男か女 かくらいは分ったな。 ジューン:分んないの! 絶対分んないの! グルス:心配するな、 お前が隠してることをわざわざ他人に言おうとは思 わん。 ジューン:「あぁん、グルスお兄さんなんてだいぃぃぃっ嫌いだぁぁぁぁ!」
バーン:今夜は徹夜だ! GM:では起きていられるか<意思>判定。 バーン:うっ、失敗した。 GM:眠りそうになったところで肩を杖で叩かれる。 「喝! 寝る奴があるお!」 バーン:「すみません!」 GM:ではもう1度。 バーン:今度は成功だ。 GM:「中々頑張るお。 それでこそ教えがいがあるお。」 バーンは《他者転移》を覚えることができた。 徹夜したのでちゃ んと寝るまで疲労2点、<敏捷度>に-1のペナルティ。 バーン:メインウエポンの《飛ぶ剣》は消費無しでかけられるから、疲労は ともかく、敏捷が下がるのは痛い。
村長/GM:「では孫を頼むお。 そうそう、神殿に向かうときは、孫は魔法の 助けを借りて進んじゃいけないお。」 ジューン:「お孫さん以外はいいの?」 村長/GM:「駄目なのは精霊の祝福を受ける者だけだお。」 バーン:「お孫さんを守るために魔法を使うのは?」 村長/GM:「進むために魔法を使わなければいいお。 モンスターに襲われた とかで魔法を使うのは身を守るためだからいいお。」 ジューン:「じゃ、悪戯のために使うのはいいんだ☆」 トリスタン:私達の存在自体が魔法の様な気がするのですが。
一行は村長の孫、ナツキ君をつれて神殿に出発します。 ジューン:「ナツキ君って言うんだ。 ボクはジューン。 よろしくね☆」 GM:空も奇麗に晴れて気持ちいい風が吹いている。 バーン:眠い…。 「い、いかん!」 トリスタン:「《化身》して乗せていってさしあげましょうか?」 バーン:「い、いや、この程度の徹夜に耐えられなくては師匠に申し訳が立 たない!」 ジューン:「それだけ元気なら大丈夫かな?」 バーン:「大丈夫だ! 大丈夫なのだ!!」 バタン。 「…グゥ。」 グルス:手足を結わえて背負っていく。 GM:3時間くらい歩くと登りに差し掛かってくる。 グルス:流石に背負ったまま登るのはきついので起こす。 バーン:「す、すまん!」 グルス:「貸しだぞ。」 GM:では3時間眠れたので<敏捷度>のペナルティは無くなった。
GM:先に進むと崖があった。 崖の角度は40度くらい。上から鎖が垂ら してある。 グルス:鎖を引っ張ってみる。 GM:体重をかけても大丈夫そう。 トリスタン:四つ足の動物が登れます? GM:ジグザグに登れば登れ無くはなさそう。 バーン:私が先に登ろう。 いざとなれば飛べる。 GM:登るのなら<登坂>を持ってるのなら無条件で成功。 無いのなら <体力><敏捷度>-荷重修正。 バーン:登れた。 GM:ナツキ君もちょっと危なっかしいけど登れた。 ジューン:ボクは登れるかな? ちょっときつそう。 トリスタン:なら私が《化身》して運んであげましょう。 ジューン:「わぁい、ありがと☆」 トリスタン:豹になれば<体力>22になりますから問題無く登れますね。
GM:日が沈みかけた頃、山小屋、だった物が見えてきた。 グルス:ここに山小屋があるのは聞いてるんだな? GM:予定ではここで1晩過ごすことになっていた。 グルス:壊されたのか? 自然に壊れたのか? GM:何か大きな物に踏みつぶされた様に見える。 ジューン:どの程度壊されてるの? GM:完全にぺっしゃんこ。 バーン:壊されたのはいつ頃だ? GM:昨日一昨日の話だと思われる。 グルス:壊した奴は例のモンスターか? GM:怪我人の怪我の様子と比較すると壊したのは同じモンスターではな いかと思われる。 グルス:小屋の作りは丈夫な方か? GM:いや、結構薄い材質だ。 グルスがメイスで殴ったら壁に穴が開く。 グルス:「さて、今夜はどうする? ここに例のモンスターが来たのは間違 い無いようだが。」 ジューン:ナツキ君に聞いてみるね。 「この近くに別の小屋とかはある?」 ナツキ/GM:「無いお。」 ジューン:「なら何処か見晴らしのいい所で野宿だね。」 トリスタン:「木の上なら見晴らしはいいですよ。」 ジューン:「そんな所じゃ寝られないよ★」 バーン:「ここも割と見通せる方だから、動かない方がいい。 グルス:とりあえず崩壊した小屋の破片を組んで雨露を凌げる程度の小屋を 作ろう。 かまどの跡は残ってるか? GM:廃材を取り除ければ見つかる。 グルス:残ってるならそこで料理を作ろう。
一行は見張りを立て、野宿します。 GM:2直目の人のとき、遠くから馬の足音が聞こえてくる。 パカランパ カラン。 グルス:2直目はわしだ。 当然<放心>してる。 ぼーっっ。 GM:かなり近付いてきたところで気付く。 グルス:「おい、起きろ。 何か馬が来るぞ。」 トリスタン:<暗視>で見えます? GM:まだ見えない。 バーン:隠れるのは無理か? グルス:わしが<放心>してたらか、多分隠れる時間は無い。 メイス構え て戦闘の準備。 GM:何処で身構える? 道を塞ぐ様に? バーン:いや、小屋の在った地点だ。 GM:足音はパカランパラカンと近付いてきて、そのまま通り過ぎていく。 トリスタン:どんな奴でした? GM:黒い靄の中に首が浮いている。 バーン:やはり前回の<悪魔>か。 GM:さらに、靄の中から馬の脚が8本、車輪の様に生えていて回転して いる。 グルス:「どうやらあの<悪魔>も一緒に来たようだな。」 ジューン:「あれって滅んだんじゃなかったの?」 バーン:「魔神機の黒い力を吸い取って復活したのかもしれん!」 ジューン:<悪魔>はどっちから来たの? GM:下から上に消えていった。 ジューン:なら進んだらまた遭うかもしれないんだ。 トリスタン:「しかし何故ここに現れたのでしょう? 魔神機を狙いそうに思う のですが。」 バーン:「村を襲ったが撃退されたのかもしれん!」 トリスタン:「その場合はしつこく村を襲うんじゃないですか?」 グルス:「あの村の戦力で<悪魔>が撃退できるとは思えんな。」 トリスタン:「最悪、村はすでに破壊されているかもしれませんね。」
翌朝。 GM:道には馬の足跡が残ってる。 ジューン:「この足跡、追ってくべきなのかな?」 バーン:「目的地に向かうのだ。 それが結果的に足跡追うことになると思 うが。」 GM:進んでいくと、足跡は脇道に逸れる。 ジューン:「この道の先には何かあるの?」 ナツキ/GM:「知らないお。」 トリスタン:「<悪魔>を放っておくわけにはいきません。」 バーン:「今はこの子の護衛が優先だ!」
GM:歩いていくと、お昼過ぎに頂上に着いた。 風化した神殿の柱が残 ってる。 神殿の真ん中の床には魔法陣らしい紋様が描かれている。 その隣は水を湛えた人工の池がある。 バーン:魔法陣には興味がある。 多分精霊を召還するための物だと思うの だが。 GM:未知の記号で描かれているからよく分からない。 グルス:魔法陣は古いものだな? GM:かなり古い。 グルス:魔法陣の模様を写し取っておくとしよう。 GM:ナツキ君は魔法陣の真ん中に座り込む。 そして祈り始める。 ジューン:何が起こるのかな? わくわく☆ バーン:この神殿に侵入する経路は? GM:神殿は山の頂上。 正面の登り口以外は崖になっている。 バーン:馬が登ってこれるのは正面だけということか? いや、分からんな。 グルス:野生の動物はかなり急な坂でも登り降りするぞ。
GM:やがて日は沈んでいく。 ここで<聴覚>判定をどうぞ。 ジューン:-8成功。 GM:下の方から馬が道を登ってくる音がする。 ジューン:「みんな、来るよ!」 グルス:ぼーっっ。 バーン:「グルスの旦那! <悪魔>が来たぞ!」 ジューン:やってくるまでに何秒ある? GM:20秒くらい。 ジューン:じゃ、呪文かけ放題だね。 えぇっと、グルスお兄さんに《透明》、 バーンお兄さんとトリスタンお兄さんに《ぼやけ》4点ね。 これ でボクふらふらになっちゃうから後ろに下がってるね。 GM:ナツキ君はかなり後方にいるので君達がやられない限り大丈夫そう。 グルス:メイスを構えて待つ。 GM:やがて神殿の入り口に<悪魔>が現れる。 「闇ノ栄光ノタメニ!」 「ヒャッヒャッヒャ。」 バーン:「今度こそ完璧に叩きのめしてやろう!」
戦闘配置図 ┌───────────────── │ │ │        バ  悪      グ │        ト │             ジ │ └─────────────────  バ:バーン   ジ:ジューン  悪:<悪魔>  グ:グルス   ト:トリスタン
第1ターン グルス:待機して<悪魔>が走ってきたところを叩く。 GM:<悪魔>は前進してくる。 グルス:近付いてきたところで攻撃。 GM:見えないので防御できない。 グルス:12点の<叩き>。 バーン:流石に大きいな。 私は《飛ぶ剣》の狙いをつける。 トリスタン:前に出て囮になりましょう。 全力防御です。 GM:<悪魔>は舌でバーンに攻撃。 バーン:後退して<止め>た。 第2ターン。 グルス:全力攻撃でダメージ+2にする。 ダメージ14点。 GM:でかいな。 バーン:《飛ぶ剣》だ! GM:それは<避け>た。 <悪魔>は馬の脚でバーンに4回攻撃。 3回当 たった。 バーン:<止め>た! <受け>た! 後退して<避け>た! どうだ、全部防 御したぞ! 第3ターン。 グルス:今度はちょっと小さいダメージだ。 9点の<叩き>。 GM:充分痛いわい! <悪魔>は周囲2メルーに黒い煙を放つ。 目がパ チパチするのでこの中にいると命中判定に-4のペナルティが来る。 第4ターン。 グルス:ペナルティが来るのなら全力攻撃で技能レヴェル+4にして殴る。 GM:それは下がって<避け>た。 バーン:なら障気の範囲も下がったな? ではペナルティ無しで撃てる。 《飛ぶ剣》だ! 6点の<刺し>。 GM:かなりダメージ受けたんで撤退だ。 <悪魔>は脚を逆回転させて 逃げていった。
GM:<悪魔>の足音は遠くに消えていった。 バーン:「この調子で何度も波状攻撃されたらまずいぞ!」 ジューン:「もうパワーストーンも使っちゃったよ★」 バーン:ジューンに《体力賦与》だ。 私は《体力回復》もあるし、どうせ メインウエポンは消費無しだ。 ジューン:「ありがと☆」
GM:3時間ほどすると、再び馬の足音が近付いてくる。 バーン:「来たぞ!」 ジューン:今度はパワーストーンが無いから、バーンお兄さんとトリスタンお 兄さんには3点の《ぼやけ》ね。 グルスお兄さんにはやっぱり《透 明》。 GM:入り口に再び<悪魔>が現れた。 先ほどよりガスの範囲が広がっ ている。
第1ターン。 GM:<悪魔>は駆け寄ってくる。 グルス:近づき次第殴る。 クリィティカルで12点の叩き。 さらに武器を持 っていれば落とすのだがこいつは持ってないな。 GM:<悪魔>はそのままグルスに体当たりだ。 <体力>で即決勝負。 グルス:-7成功だ。 GM:そちらは転倒だ。 第2ターン グルス:膝立ち状態になる。 バーン&トリスタン: 防御専念。 GM:<悪魔>はバーンを4回蹴る。 4回とも命中。 バーン:<避け>て<避け>て<避け>て<避け>た! 「無駄無駄無駄無駄ぁ!」 第3ターン。 グルス:立ち上がってメイスを構える。 GM:トリスタンを蹴る。 3回とも命中、1発はクリィティカル。 トリスタン:通常命中の2回は<避け>ました。 GM:クリティカルの効果は<生命力>判定に失敗すると朦朧状態、<叩 き>の7点。 トリスタン:朦朧化しました。 ダメージは5点止めて2点です。 第4ターン。 トリスタン:朦朧からは回復しました。 グルス:脚を狙おう。 通常命中で脚に11点。 GM:脚1本吹っ飛んだ。 これで退却できなくなった。 ではトリスの腕 でも貰っていくか。 舌がトリスの右腕に命中。 トリスタン:クリティカルで<避け>ました。 GM:ということはこっちが命中ファンブル? じゃぁもう振らなくてい い。 そっちの勝ちだ。 <悪魔>は崩れ去った。
GM:<悪魔>が崩れ去った後には赤い固まりが残ってる。 バーン:魔力は? GM:黒い魔力を感じる。 魔神機の片側の力だ。 バーン:これを魔神機に戻せばいいのか?
GM:さて、君達が戦闘してる間も一心に祈り続けていたナツキ君の方だ が、明け方近くになるとナツキ君の周りで変化が起こる。 ジューン:あ、何だろ、何だろ? ナツキ君の前の池から噴水の様に水が吹き上がりました。 同時に、後ろ側に 炎が上がります。 右手側にはつむじ風が巻き起こり、左手側では地面が盛り上 がりました。 そして、それぞれ人の形になります。 ナツキ君はやにわに立ち上がると、人型を取った地水火風の精霊と踊り始めま した ナツキ君はそのまま1時間ほど踊り続け、やがて精霊達は消えていきました。 ジューン:ふぅん、珍しいの見ちゃった。 面白い物語が作れそう☆ あ、劇に してもいいな☆
一行は儀式を終えたナツキ君をつれ、無事村に帰ってくることができました。 村長/GM:「どうもありがとうじゃお。」 バーン:「さて、ジークを探しにいかねば。」 トリスタン:「人間の町に行ってみましょう。」 村長/GM:「人捜しなら今ちょうど村に占い師さんが来てるお。 占ってもら ったらいいお。」 ジューン:じゃ、ジークお兄さんのこと、占ってもらうね。 「占って欲しいんだ。 人探してるの。 こんな人。」 と《幻影》出すね。 占い師/GM:「では占ってみましょう。 この人はどんな人ですか?」 ジューン:「不幸なの。」 一同笑。 ジューン:「とっても頼りになる傭兵のお兄さんなんだ。」 占い師/GM:「その人は…この世界にはいません。」 ジューン:「えぇっ。 お姉さんって、ヘボ占い師?」 トリスタン:「そんなことは言うんじゃないですよ。」 ジューン:「だって、ジークお兄さんがもうこの世の人じゃない、なんて言う んだもん。 そんなの、嘘に決まってるよ。」 占い師/GM:「この水晶で見えるのはこの世界のことだけです。 そしてこの世 界の中で見えないことはありません。」 ジューン:「本当に見えるの?」 グルス:「過去のことは見えるのか?」 占い師/GM:「ある程度近い過去なら見えます。」 グルス:「では2日前の夜、山の上の神殿で起こったことは見えるか?」 GM:水晶玉に<悪魔>との戦いのシーンが映し出される。 グルス:「そうか。 ならあんたの占いの腕は信用して良さそうだな。」 ジューン:「じゃ、ジークお兄さんはこの世界には来なかったのかな?」 グルス:「この世界にいないというのならわしらは帰ろう。」 ジューン:「また何処か別の世界に飛ばされたのかもしれないよ?」 グルス:「元の世界に帰ればゴーレムマスターに相談すればなんとかなるか もしれん。 いずれにせよ、ここにいてもジークには会えん。」 バーン:「よし、では帰るぞ! さっそく準備だ!」
グルス:バーンが帰る準備をしてる間にステンドグラスを作ってる。 神殿 での儀式の様子をステンドグラスに描こう。 (コロコロ) クリティ カルだ。 GM:見事な出来のステンドグラスができあがった。 グルス:村長に渡す。 「村長、どうも世話になった。 お礼と言ってはなんだが、このス テンドグラスを受け取って欲しい。」 村長/GM:「これは素晴らしいお。 村の宝にするお。」 グルス:何か、裸の大将になってきたな。 一同笑。 村長/GM:「代わりにこれをあげるお。」 村長は4枚の銀貨を差し出す。 それぞれの裏には君達の顔が描かれ ている。 ジューン:「ありがと☆」
バーン:「準備ができたぞ。 儀式に入ろう。」 ジューン:「全員、ロープで繋いでおこうよ。」 村長/GM:「お別れじゃお。」 ジューン:「みんな、元気でね。」 儀式を行うと、再び魔神機の周辺に黒い穴が現れました。 一行は穴に飛び込 みます。 はたして、一行は無事ルナルに帰り着けるのでしょうか? はたして、ジークは再び巡り会うことができるのでしょうか? はたして、月は何処に導くのでしょうか? 続く
成人の儀式 1998/5/5 羊邸にて収録


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