ガープスルナルリプレイ

黄昏の王国


キャラクター
  グルス
    ジェスタ信者のドワーフ。 ステンドグラス制作の名人。
    何かに気を取られると、ところかまわず放心する。
  バーン
    修行中の熱血ウィザード。 ジェスタ神殿でのトレーニングが日課。
    師匠をたぶらかした女を追ってターデンにやってくる。
    女に騙され身を滅ぼした師匠の二の舞にはなるまいと固く誓う。
  ジーク
   タマット信者の優秀な傭兵。
   正直で誠実だが(それゆえ?)何故か不幸がつきまとう。
  ジューン
    劇団で活躍するシャストア神官 
    いたずら好きで好奇心旺盛な15歳の少年(?)。$B%-%c%i%/%?!<(B


月が導く物語。 今宵の舞台は時に流れに埋もれしザノン王国はシャムシーの街。 七色の光に照らされて浮かぶ物語。
GM:今回も、前回の冒険から時間が経ってないので、技能伸ばすなら冒 険中に使ったものだけにしてね。 ジューン:延ばすっていってもなぁ。 シャストア神殿無いと呪文覚えられな いし★ <シャストアのマント>伸ばそうかな? でもボク、今まで の冒険で<シャストアのマント>使うこと無かったんだよね。 GM:空いてる時間に練習してた、と主張するなら認めるよ。 ジューン:うん、練習はしてたよ。 鏡の前でマント振って、格好良く振れて るか、とか、振るとき観客から顔が隠れちゃわないか、とか。 一同笑。 バーン:それは別の技能が伸びそうだぞ。 ジューン:うん、そういうわけだから、ボク<演劇>技能伸ばすね☆ グルス:GM、<交渉>伸ばしたいんだが、いいか? GM:舌の数増やすって? そんなことしたら口下手なGMは対抗できなく なってしまうじゃないか。 バーン:どうせ元から対抗できないのは同じだ。 GM:でも<交渉>って、暗黒街での技能だけど、いいの? ジューン:<交渉>って、盗賊系技能なんだよ。 グルス:それは変じゃないか? 暗黒街以外でも交渉は起きるぞ。 ジューン:“暗黒街など、暴力的な世界でうまくやっていくための能力です。 技能判定に成功すると、買収できる警官とか、犯罪組織との接触 方法など、違法な行為に関する情報が手に入ります。” つまり、成功すると、ガヤン神官のシャールお兄さんに会えるんだ よ☆ 一同爆笑。 バーン:訳しかたの問題だな。 ジーク:この内容で、どうやったら“交渉”になるんだ? ジューン:多分、普通の交渉の意味だと、<外交>技能になるんじゃない? グルス:そうなのか? <交渉>取ってしまったんだが? GM:<交渉>と<外交>差し替えるというのなら許可するよ。
無限の魔力を生み出すをという“魔神機”。 その魔力により、バーン達は異 世界へと飛ばされます。 バーン達がタヌキの様な生き物の棲む異世界に跳ばさ れたとき、1人ジークが跳ばされたのは幸運にもルナルの地でした。 GM:ジーク、気が付くと空に7つの月が見える。 ジーク:俺は魔神機の眠る遺跡にいたはずだな。 すると屋外に跳ばされた のか? GM:周りを見ると、ここは平原の様だ。 で、目の前に人間が2人。 女 と男。 ジーク:「ここは何処だ? お前達は誰だ?」 バーン:ここはやはり『ここは誰だ、わたしは何処だ?』だ。 女/GM:「あんたこそ誰や? 突然何も無い空間に現れたな?」 ジーク:「俺の名はジーク。 傭兵だ。 トリース森王国のターデンから来た んだ。」 女/GM:「ターデン? あんな遠い所から来たんか。」 ジーク:「では、ここは何処なんだ?」 女/GM:「ここはザノン王国やけど?」 バーン:ザノン王国? 何年前だ、今って? ジューン:そっかぁ、そんな時代に跳ばされたんだ。 ま、<悪魔>戦争のま っただ中とかじゃなくて良かったじゃない☆ GM:ジークは<知力>でチェック。 ジーク:+1失敗だ。 GM:ザノン王国、何処かで聞いた様な気がするのだが。 ジーク:「お前達は何者だ?」 女/GM:「うちらは、旅芸人というか、そんなもんや。」 ジーク:「なら何処かの町へ行く途中なんだな? 一緒に連れていってくれ ないか?」 女/GM:「そうやな、こんな何も無いところで放っておくわけにいかへんな。 よし、うちが拾ったる。」 ジーク:「拾う?」 ジューン:じゃ、装備欄に“ジーク”って書いてね☆ 一同爆笑。 女/GM:「うちはシャノン。 こいつはマイル。 ところであんた、何か食べ 物持ってる?」 ジーク:「保存食なら持ってるが?」 シャノン/GM:「あるんか。 じゃ、食料分けてや。 狩りしよか、思てたんやけど。」 ジーク:では分けよう。 これで保存食無くなったが、必要ならまた後で狩り すればすむことだ。 シャノン/GM:「あんた、何か芸できる?」 一同笑。 ジューン:ボクなら劇できるし、手品できるし、幻覚系魔法でいろいろできる よ☆ ジーク:「俺は生粋の傭兵だ。 戦う以外のことはできん。」 ジューン:じゃ、これから仕込まれるんだね☆ きっと<サーカス>技能とか 教えてもらえるんだよ☆ シャノン/GM:「戦士なんか? じゃ、これくらいのことはできる?」 シャノンとマイルが10メルーくらい離れて立つ。 シャノンがマイ ルにナイフを投げる。 マイルは飛んできたナイフを剣で叩き落と す。 ジューン:わぁ、すごいすごい☆ シャノン/GM:「できる?」 手投げ武器に対する<受け>は-2の修正が付く。 ジーク:「よし、やってみよう。」 剣構えて全力防御。 GM:ではナイフが飛んでくる。 ジーク:<受け>失敗。 <避け>も失敗。 GM:ダメージは3点。 ジーク:防御点で止めた。 バーン:それは別の意味で芸になりそうだな。 ジューン:『50本のナイフが刺さっても平気。 不死身の男、ジークの登場で す!』 ジーク:「やっぱり駄目だったか。」 シャノン/GM:「でもあんた、大丈夫そうやな。 ナイフ刺さってるねんけど?」 ジーク:「この程度ならな。」 シャノン/GM:「そやけど、これくらいできた方がええで。 うちが教えたる。」 というわけでジークは<射撃受け>技能を収得できる。 バーン:それはチャンスだな。 そんな技能、今でなければ取る機会などな いはずだ。 ジーク:「では教えていただこう。」
ジーク:街に着いたら、情報収集したい。 バーン:まず地図を見るんだ! そしたら、トルアドネス帝国が無くて、代 わりにザノン王国があるのが分かる。 そしてカレンダーを見れば 今何年か分かる。 1070年代だと思うのだが。 多分あと数年のうち に動乱が起こってトリアドネス帝国が誕生するんだ! ジーク:歴史覚えてないからな…。 バーン:この時代に“あいつ”見つけてズンバラリンすれば歴史が変わるな。 多分返り討ちに合うだろうが。 グルス:でもダイス目次第ではあり得るからな。 命中判定で3が出て、クリ ティカル効果判定で18がでるとか。 ジューン:じゃ、帝国初代皇帝の名前が“ジーク”になってたりするんだね☆ ジーク:とりあえずシャノンにいろいろ聞こう。 「この辺りにはどんな街があるんだ?」 シャノン/GM:「これから向かうのはシャムシーって街や。 そこの友達がうち呼 んでん。 なんや、ちょっとした仕事があるとかでな。」 ジーク:「友達?」 シャノン/GM:「友達ゆうか、弟みたいなもんやな。 ガヤン信者やけんけど、ち ょっと変わってるねん。」 バーン:ガヤン信者か。 嫌な予感がするな。 シャノン/GM:「うちら、明日ちょっと行かなあかんとこ、あるんやけど、つき合 ってくれる?」 ジーク:「かまわんが?」 シャノン/GM:「じゃ、頼むで。」
GM:翌日になった。 馬に乗ってシャノンについていくと、前方に鉱山 みたいなのが見えてくる。 ジーク:「お前の弟分はこんな所にいるのか?」 シャノン/GM:「いや、これは頼み事やねん。」 と言うとシャノンは背中に担いでいたクロスボウを見張りの兵隊に 向かって撃つ。 そしてマイルが突撃。 一同笑。 バーン:楽し過ぎるぞ! シャノン/GM:「さ、行くで!」 ジーク:「それなりの報酬は貰うぞ。」 マイルに並んで戦う。 GM:鉱山に近付くと、働いている人達が、足に鉄球付けてるのが見える。 ジーク:強制労働か。 ジューン:足でモーニングスター使う流派の人達なのかも。 バーン:反乱か? それとも囚人の奪取か? GM:シャノン達は鉱山の横にある建物の中に駆け込んでいく。 マイル が剣を抜いて走っていく後ろからシャノンはクロスボウで援護。 クロスボウ撃ち尽くしたシャノンは、懐からナイフ取り出して投げます。 ナ イフが無くなると、チャクラム、チャクラムが無くなると小型斧。 シャノンは 続いて鉄球,手裏剣,火炎瓶,ボーラ,プファイトの実を懐から取り出しては投 げつけていきました。 ジューン:お姉さんって、暗器使い? グルス:新しい武器を出す度に、着てる物が薄くなっていくんだ。 一同笑。 ジューン:出す度に胸が小さくなっていくのかも☆ ジーク:しかたないからマイルに続いていく。 GM:建物に入ると、分厚い鎧を着た人間が3人ほどいる。 「ジーク、ここはうちらに任せて、あんたは先行ってや。」 ジューン:あれ? こういうときって、傭兵を戦わせておいて、自分達が上に 行くんじゃないの? シャノン/GM:「一番偉そうな奴ぶった斬ってきてや。」 グルス:一番偉そうなのはこの姉ちゃんだ。 一同笑。 ジーク:「分かった。」 階段を駆け上がっていく。 偉い奴というのは、大抵上にいるもの だ。 GM:階段を登ると、偉そうな服を着た男が、慌てて風呂敷に辺りの物詰 め込んでいる。 ジーク:「覚悟!」 命中した。 GM:ズンバラリンと斬られた。 ジーク:さて、こいつ誰だったんだ? 一同笑。 バーン:斬った後でそんなこと考えてどうするんだ。 グルス:服調べたら身元の分かる物を持ってるんじゃないか? ジーク:それは盗みになる。 ジューン:ジークお兄さんって、タマット信者なのに。 ジーク:まぁいい。 他に人は? GM:いない様だ。 下もあらかた片づいた様だ。 ジーク:なら下に降りて 「さて、説明してもらおうか?上にいたあの偉そうな奴は誰だ?」 シャノン/GM:「あれはシャムシーの街の役人や。 明日行くシャムシーの街で、 犯罪犯して捕まった人間がここでこき使われてるんや。」 ジーク:「それを解放しようと?」 シャノン/GM:「解放ってわけやないんやけどな。 彼らにはこれからうちらのた めに働いてもらう予定や。」 ジーク:「で、この後はどうするんだ?」 シャノン/GM:「一緒について来てや。 来てくれるわよね?」 バーン:すでについていくしかないじゃないか。 ジーク:「ま、よかろう。 こんな所に長居は無用だ。」 バーン:流されやすいタイプだな。 ジーク:俺は<誠実>だから。
一方、異世界を彷徨っていたバーン達は…。 GM:まずジューン、君は何処かの街の道の真ん中にポテッと落ちてきた。 ジューン:くるっと1回転して着地☆ で、ここは何処なの? 周りに誰かいる? GM:結構寂しい街の様で、あまり活気を感じない。 出歩いている人も あまり見かけない。 ジューン:バーンお兄さんやグルスお兄さんは一緒にいる? GM:周りにはいない様だ。 ジューン:「あれ? はぐれちゃったのかな?」 じゃ取り敢えず、空を見る。 一同笑。 GM:月は7つある。 ジューン:「やった、戻ってきたんだ☆ でも、ここ何処だろ?」 周りキョロキョロ。 GM:周りの人は、君と目が合うと、そそくさと脇道に入ってしまう。 ジューン:「うーん。 ま、いっか。 とりあえずご飯食べにいこっと。」 GM:通りには飯屋の看板が出てる建物がある。 ジューン:じゃ、そこ入る。 「こんちは☆」 GM:結構な歳のお婆さんがいる。 「おや、いらっしゃい。」 ジューン:「えぇっと、野菜炒めお願い。」 お婆さん/GM:「はいはい、ちょっと待っててや。」 ジューン:「ね、ボク、遠い所から来たんだけど、ここ、何て街なの?」 お婆さん/GM:「ここはザノン王国のシャムシーって街だよ。」 ジューン:「ザノン王国!?」 <知力>-6成功ね。 GM:ザノンといえば何年か前に滅んだはずだ。 ジューン:そういや、そんな劇があったかな? ザノン王国最後の姫の悲愛物。 「ね、今って何年だっけ?」 お婆さん/GM:「1070年だけど、それがどうかしたのかい?」 ジューン:70ってことは、ボクが生まれる前かぁ。 あ、ひょっとして、今タ ーデンに帰ったら、若い頃の母様と父様に会えるのかな? グルス:バックトゥザフューチャーだな。 ジューン:ま、いいや。 せっかくザノン王国に来れたんだもん、いろいろ見 て回ろっと。 「ところで、この街って、あんまり活気無いね? 何かあったの?」 バーン:『ジークと名乗る傭兵に役人が殺されちゃってねぇ。』 一同笑。 お婆さん/GM:「ちょっとここの領主様がね…。」 ジューン:「何かあったの?」 お婆さん/GM:「3年ほど前に、領主様が変わったんだけど、それ以来、役人は横 暴になるわ、衛兵の態度はでかくなるわ。」 ジューン:「ふぅん。」 GM:などと言っていると、表から2人組の衛兵が入ってくる。 「おい、婆ぁ、酒もってこい。」 「はいはい、今持っていきますよ。」 ジューン:あ、やな感じ★ 衛兵達/GM:「おい、そこの女、酌をせぇ。」 ジューン:キョロキョロ。 衛兵達/GM:「われや、われ。」 ジューン:「ボクのこと? ボク、女の子に見える?」 衛兵達/GM:「違うとでも言うんか?」 ジューン:「そっか、ボク、そんなに綺麗だったんだ。 ありがと☆」 衛兵達/GM:「つべこべ言うとらんと、酌をせんか!」 ジューン:「そんな風に言うと、女の子に嫌われるよ?」 ね、しゃべりながら集中ってできない? GM:それは無理。 ジューン:じゃ、ちょっと反応困ること言って時間稼いでやろ。 「ね、ボクって、綺麗かな?」 衛兵達/GM:「へ?」 ジューン:「綺麗? すっごく綺麗? 最高に綺麗?」 で、呪文に集中☆ GM:では3秒間、反応に迷ってあげよう。 ジューン:じゃ、《透明》☆ あ、クリティカルだ。 衛兵達/GM:「消えた!?」 ジューン:ドアガラガラっと開けて出ていったふりする。 衛兵達/GM:「ちっ、シャストア信者か。」 ジューン:さて、何か悪戯したいな。 この人達、気にいらないもん。 GM:「面白くねぇな。」 衛兵達は出ていこうとする。 「あの、お代を払ってください。」 「やかましい、婆ぁ。」 ジューン:よし、2人のうち、前歩いてる奴の頭を後ろからゴツン。 衛兵/GM:「痛え!」 ジューン:で、後ろにいる奴の足を踏む。 衛兵達/GM:「われ、何しくさる!」 「自分こそ!」 衛兵達は取っ組み合いを始める。 ジューン:じゃ、適当に殴って煽る☆ バーン:ほとんど狸に化かされてる連中だな。 GM:2人が取っ組み合いすると、周りのテーブルや椅子に被害が出る。 ジューン:じゃ、2人の上に《完全幻覚》でテーブル出すね☆ バーン:それは状況的におかしいんじゃないか? ジューン:テーブルひっくり返して乱闘してるんでしょ? たまたまテーブル が自分達の上に倒れてくることだってあるよ。 GM:それでも不自然だから<不信>しよう。 …片方が気付いた。 「おい、ちょっと変やないか? さっきの女、シャストアやで。」 「そういえば…。」 「畜生、あの女、騙しやがった!」 ジューン:クスクス☆ GM:衛兵2人は辺りを探して回ってる。 ジューン:じゃ、《幻覚変身》ね。 一同笑。 ジューン:お婆さんになぁれ。 おばあさん、5文字だから難易度15だね☆ 衛兵達/GM:「おい、婆ぁ、この辺で、銀の髪で赤い瞳の女見かけへんかった か?」 ジューン:「はて…。 見かけませんなぁ。」 GM:<演技>で振ってください。 ジューン:<演技>なら任せて。 ボク、俳優だもん☆ GM:衛兵はしばらくその辺の人間に聞いてまわっていた様だが、やがて 諦めた様だ。 ジューン:クスクス。 バーン:好き放題やってるな。 ジューン:だって、あの人達、気に入らないんだもん。
GM:さてグルス、君が落ちた場所は、ドワーフの上だ。 一同笑。 ジューン:ボディプレス? GM:ジークが解放した鉱山で強制労働させられていた中に、ドワーフが 1人いた。 グルスは運悪く、そのドワーフの腕の上に落ちてしまう。 そういうわけで、そのドワーフは腕がポッキリ折れてしまう。 グルス:「これはすまん。」 添え木当てて応急手当する。 GM:数日は右腕は使い物になりそうにない。 ジーク、後ろで騒ぎが起 こったので見てみると、見覚えのあるドワーフがいる。 ジーク:「おや、グルス。 お前も来たのか。」 グルス:「ここに来ていたのか。 で、ここは何処だ?」 ジーク:かくかくしかじか。 「〜というわけで過去に来たらしい。」 グルス:「で、どうして行進してるんだ?」 ジーク:かくかくしかじか。 「〜というわけでシャムシーとかいう街の悪いことしてた役人を退 治してきたわけだ。」 グルス:「悪いこと? 何やったんだ?」 ジーク:「囚人を危険な場所でこき使ったり、飯抜いたり、休ませずに働か せたり、とかだ。 明日こいつらを連れてシャムシーに乗り込む そうだ。」 グルス:「うーん、今ひとつその2人の目的が分からんな。 事情がはっきり せん限りわしは手伝わんぞ。 お前、どの程度聞いてるんだ?」 ジーク:「はっきりとは聞いてない。」 グルス:「ではどういう条件で雇われてるんだ?」 ジーク:「ちゃんとした契約はしてない。 ここに跳ばされたときにいろい ろ世話になったんでな。」 バーン:ただ単に流されてるだけだな。 一同笑。
GM:さてバーン、君が出てきたのは…ジューンの上だ。 ジューン:え? GM:ジューン、君がお婆さんに変身して、うまく衛兵達を誤魔化せた、 と思った瞬間、上からゴン。 ジューン:「きゃぁぁぁぁっっ!」 GM:ダメージは1D6点。 バーン:4点だ。 ジューン:あぁん、初ダメージ★ バーン:「こ、これはお婆さん、大丈夫ですか?」 GM:集中が途切れたので元の姿に戻る。 悲鳴が聞こえたので衛兵2人 が振り返る。 「あ、お前はあの女!」 衛兵達は倒れてるジューンを蹴飛ばそうとする。 バーン:「お前達、老人に対して何をするんだ!」 衛兵達/GM:「そいつの何処が老人や!」 バーン:「あれ? ジューンじゃないか。 おお、お前も無事だったんだな!」 ジューン:「無事じゃないよ。 酷いよ、いきなり降ってくるなんて。」 バーン:「おお、すまんすまん。」 衛兵達/GM:「わてら無視して何話してるんや、てめぇら。 わてらはその女に 用があるんや。」 ジューン:「ボクは用は無いよ。」 衛兵達/GM:「わてらがあるって言うてるんや!」 ジューン:「ボクは無いんだもん。」 バーン:ジューン、体重は? 《他者移動》で跳ばしてやる。 ジューン:ボクは40カガル台前半くらい。 だけど装備合わせると、60カガル近 くになるよ。  バーン:それでは《他者移動》は無理だな。 10メルー跳ばすだけで9も消費 してしまう。 では2秒集中して《飛行》をかけてやろう。 ジューン:じゃ、その間適当に衛兵からかって衛兵の注意をボクに向けておく ね。 「もうちょっと格好いい人なら別かもしんないけど、お兄さん達じ ゃ、ボク用ないな。」 バーン:クリティカルでかかった。 ジューン:じゃ、屋根の上まで飛ぶ。 GM:飛ぼうとすると、胸ぐらを掴みかかられる。 ジューン:胸? 触らせないもん! マントで<止め>っ! …失敗。 GM:じゃ、胸ぐらを捕まれた。 ジューン:「きゃっ、触んないでよ!」 衛兵達/GM:「ここじゃ嫌か? じゃ、こっちを触ってやろう。」 と、胸をペタッ。 ジューン:「きゃあぁぁぁぁっっ!! 莫迦! 痴漢! 変態!」 バーン:周りの状況は? GM:通行人が遠巻きにしている。 衛兵と目を合わせると因縁付けられ るかもしれないのでできるだけ見ないふりしている。 バーン:道端だから石ころの一つくらい落ちてるよな? 衛兵の真後ろにあ る石を《念動》でぶつける。 クリティカルで発動、1メルー以内だ から命中判定+2だ。 当たった。 GM:後ろからだから受動防御のみ。 失敗。 「痛っ!」 思わずジューン掴んでる手を離す。 ジューン:じゃ、飛んで逃げる。 GM:「何しやがる!」 衛兵は振り返って後ろを見る。 バーン:わたしは衛兵の横にいたからアリバイあるぞ! GM:でもこういう手合いは近くにいる奴にいちゃもんつける。 「われ、何ぞしくさったな!」 バーン:掴みかかってきた手をはたく。 <受け>成功。 「汚い手で触らないでもらおうか。」 GM:それはかなり手練れとみたな。 おまけに良く見ると魔術師だし。 「てめぇら、覚えとれや!」 と言い捨てると全力で逃げていく。 ジューン:「クスクス、格好悪〜い。」
バーン:「ジューン、ここは何処だ?」 ジューン:「ザノン王国のシャムシーって街だって。 どうも、過去に来ちゃ ったみたい。」 バーン:「ザノン王国だと!? ザノン王国が滅んだのは20年も前のはずだ ぞ!」 ジューン:「うん、今は1070年だって。」 バーン:「そうか。 それはともかく、あの衛兵が仲間引き連れて戻ってく るとまずい。 何処かに隠れよう。」 ジューン:ボク、アルビノだから目立っちゃうんだよね。 染め粉で髪染めて 変装しよっと。 瞳紅いのはどうしようもないな。 この世界って、 カラーコンタクト無いよね。 GM:コンタクトは文明レヴェル6か7だな。 ジューン:とりあえず<変装>-8成功ね☆ バーン:「衛兵ともめ事起こしたから、手配されるかもしれないぞ。」 ジューン:「大丈夫。 きっとあいつらなら、もめ事はしょっちゅうだよ。」 バーン:さて、プレイヤーレヴェルではPCの居場所は分かったわけだ。 ジューン:後はトリスタンお兄さんを探すさなきゃいけないね。 バーン:それもあるが、魔神機の場所がまだ分かってないぞ。
GM:行軍しながらシャノンとマイルが事情を話す。 バーン:聞かない方がいいような気がする。 まぁ、ジークはすでに完全に 巻き込まれてるが。 GM:まず、不当逮捕され、強制労働されている人達が鉱山で働かされて いたわけだ。 ジューン:不当逮捕って? GM:例えば、衛兵の悪口言った、とか。 ジューン:ボク悪口言っちゃった。 GM:それで、シャムシーの街で、革命というか、一揆というかが計画さ れてるわけだ。 「〜というわけでうちらが呼ばれたんや。」 グルス:「誰が呼んだんだ?」 シャノン/GM:「あるガヤン神官や。」 バーン:まさか、シャールじゃないだろうな。 ジューン:そういや、シャノンとシャールって、似てるね。 ジーク:「そいつの名前は?」 シャノン/GM:「ティートっちゅうんや。」 バーン:ティート? 確か、以前我々が助けたガヤン神官の名がティートじ ゃなかったか? ジューン:ああ、あの1000ムーナのお兄さん。 シャノン/GM:「あそこの街の役人や衛兵は人間の屑ばっかりなんや。 ここらで 1度、綺麗さっぱり掃除せなあかんねん。」 ジューン:わぁ、危ないお姉さん。 ジーク:「で、どうするんや?」 シャノン/GM:「領主の館、襲撃するねん。」 ジーク:「何か手はあるのか?」 シャノン/GM:「そやさかい、これだけ兵集めたんやんか。 そやねんけどな、襲 撃に参加する予定の1人が腕怪我したさかいな…。」 ジーク:「あのドワーフか。」 バーン:ドワーフか。 たしか、帝国建国にはドワーフ軍団の力があったは ずだな。 ジーク:「で、明日シャムシーに攻め込むんだな?」 シャノン/GM:「シャムシーに入るのは、あんた含めて一部の人間や。」 ジーク:「ではそちらはどうするんだ?」 シャノン/GM:「シャムシーの領主の館で騒ぎ起こしてや。 その間うちらは動く さかい。」 ジューン:領主の館襲ったのはあくまでもジークお兄さん、ってことになるん だね。 グルス:それなら、いっそのことジークを英雄に祭り上げてやろう。 一同笑。 ジューン:元の時代に戻ったら、ザノン王国解放の英雄、ジークの名が広まっ てるんだね。 バーン:元の時代に帰ったとき歴史調べるのが楽しみだな。 グルス:「話を聞いた限りでは、鉱山襲ったときに、個人名が出てきたのは ジーク、お前だけだ。 あとの2人は名乗ってない。 もし、鉱山 に生き残っていた奴がいたとすれば、手配されるのはお前だ。」 一同爆笑。 バーン:こうなった以上、派手に立ち回って名前残すんだ。 ジューン:いっそのこと、帝国の初代皇帝になるとか。 ジーク・カイザーっ てね☆ グルス:ジューン、ジークに会ったら勇者っぽい派手な格好にしてやって くれ。 一同笑。 GM:というわけでジーク君、納得いったかな? ジーク:ま、傭兵やっていればこういうこともあるか。
ジューン:ね、この街にシャストア神殿ってある? GM:無い様だ。 バーン:じゃ、ジェスタ神殿。 ウィザードが何でジェスタ神殿って気もす るが。 GM:ジェスタ神殿も無い。 あるのはガヤンとサリカ。 あと、裏タマ ットがあるけど、もちろんこれは表向きには無い。 バーン:ガヤン神殿にでも行くか。 ジューン:ガヤン神殿? 行きたくないな。 バーン:<嘘発見>されるとまずいな。 では、 “我々はターデン人間だ、近くの遺跡に行ったらここに跳ばされ てしまった” とだけ言う。 嘘はついてないからな。 グルス:意識的に一部隠すのは嘘、と判定されるぞ。 ジューン:うん、ガヤン騙してみるのって、結構面白いんだけどね、今はま ずいかな。 バーン:ガヤンが衛兵と繋がってる可能性があるな。 ジューン:取り敢えず、最初行った食堂に戻るね。 迷惑かけちゃったから、 謝っときたいし。 「こんちは。」 お婆さん/GM:「ああ、あんたか。」 ジューン:「さっきはごめんね。」 お婆さん/GM:「いやぁ、あれは中々見てて気持よかったで。」 ジューン:「壊れたテーブルとかは弁償するよ。」 お婆さん/GM:「あの連中を追っ払ってくれたんだから、椅子の1個や2個、かまわ んよ。 もしかして、あの連中に追われてるのかい?」 ジューン:「うん、ちょっと怒らせちゃったみたい。 あの人達、ずいぶん威 張ってるね。」 お婆さん/GM:「ああ、まったく酷いものだよ。」 ジューン:「ところで、ボク人探してるんだけど、こんな人、見掛けなかった?」 《幻影》でグルスお兄さん達の姿出すね。 お婆さん/GM:「ああ、そういえば、このエルファ。」 バーン:「知ってるのか?」 ジューン:「背の高いエルファだよ。」 お婆さん/GM:「衛兵に絡まれたところを返り討ちにしてしまったんで、捕まった よ。 今は領主の館の地下牢じゃないかね。」 ジューン:「捕まっちゃったの?」 行く所決まっちゃったね。 でもトリスタンお兄さんなら豹に変身 して逃げられそうだけど。 お婆さん/GM:「あとの2人は見たことないねぇ。」 ジューン:「そう。 どうもありがと。 それから、こんなの、見たことない?」 今度は魔神機の《幻影》出すね。 お婆さん/GM:「ああ、たしか3日前、突然妙な物体が現れたの。 それがこんな感 じらしいで。」 ジューン:「それで、どうなったの?」 お婆さん/GM:「領主が持っていきよった。」 ジューン:完全に行き先決まっちゃったなぁ。 「領主の館かぁ。 当然警備厳しいんだろうなぁ。」 バーン:「だが、トリスタンを放っておくわけにはいかん!」 ジューン:「こういうとき、タマット信者がいたら館の情報、集めてもらえる んだけどなぁ。」
その頃、ジーク達は町からちょっと離れた所にある林で夜営をすることにしま す。 シャノン/GM:「明日の朝、領主の館襲撃するで。 日の出の半刻ほど前に館に潜 入して、撹乱できるだけ撹乱するんや。 ジーク:「撹乱か? 相手の戦力は?」 シャノン/GM:「兵隊は100人ほどや。」 ジューン:1分40秒だね。 一同爆笑。 GM:それができたらすごいな。 ジーク:「で、こっちの戦力は?」 シャノン/GM:「ギゲルってドワーフ連れていく予定やったんけどなぁ。 あんた とあと数人や。」 ジーク:「たった数人? それで100人の兵がいる所を攻めろと?」 シャノン/GM:「兵隊はほどんと宿舎の方や。 本館にはそれほどおらへん。 本 館に通じる抜け道があるねん。 そこから侵入して、撹乱して欲 しいんや。」 ジーク:「どの程度?」 シャノン/GM:「できる限り。」 ジーク:「その間本隊は何をしてるんだ? それによって撹乱の仕方も変わ るぞ。」 シャノン/GM:「別の所を襲うんや。」 ジーク:「何処をだ?」 シャノン/GM:「町の中心の方。 そこ襲ってる間に、兵を領主の館の方に引きつ けて欲しいねん。」 ジューン:じゃ、精一杯騒ぎ起こしたとして、兵舎から兵が到着するまでだね。 100人もの兵が来たらあっという間に沈静されちゃうよ。 バーン:はっきり言って、5,6人では陽動の意味がないぞ。 陽動して兵を そちらに引きつけておくとしても、その程度の人数暴れたところ で、兵を差し向けるとしてせいぜい20人だろう。 残り80人の兵が いる。 ジーク:「引きつけるといってもこちたは僅か5,6人だぞ?その人数では焼き 討ちしかないぞ。」 シャノン/GM:「中で兵を補充できるとしたら?」 ジーク:「地下牢にいる囚人のことか?」 シャノン/GM:「中に味方がいるねん。」 ジーク:「それは誰だ?」 シャノン/GM:「ティートっちゅうガヤン神官や。」 ジーク:「館の何処にいる?」 シャノン/GM:「抜け道から出てすぐの所や。」
GM:ドワーフにギゲルがグルスに話しかけてくる。 「すまんが、わしをシャムシーの街まで連れていってくれんか? 家に残してきた妻が心配なんでな。 妻は今身重なんじゃ。」 グルス:「それはかまわんが、あのシャノンとかいう奴は許可したのか?」 ギゲル/GM:「この腕だし、しょうがないと言っておる。」 バーン:そして家に帰ると荒されている、と。 ジューン:で、トロールスレイヤー化するんだ。 GM:そんな非道なことは善良なGMは思い付かなかったよ。 ジューン:じゃ、奥さん以外に男の人がいるとか。 一同爆笑。 GM:18禁にして欲しいのか?
グルスとギゲルはこっそりシャムシーの街へとやってきます。 グルス:ノックするぞ。 コンコンコココンスココココン。 奥さん/GM:「はい…あ、あんた! …お帰りなさい。」 ジューン:グルスお兄さんの見てる横で熱〜いラヴシーンが繰り広げられるん だね。 グルス:「怪我が治るまでゆっくりするんだな。」 と言ってこの場を去る。 ギゲル/GM:「ちょっと待ってくれ。 わしの代わりに、あいつらと一緒に行っ てくれんか?」 グルス:「わしに何をしろと?」 ギゲル/GM:「斧を振ってくれればいいんだ。」 グルス:「わしはステンドグラスを作ることしかできんぞ。」 一同笑。 バーン:そのメイスは何だ、そのメイスは。 ギゲル/GM:「頼む。」 グルス:「しかたないな。 お前がそう言うのだったら、どのくらい役立つ か分らんが、メイスを振ってやろう。」 GM:ギゲルは涙を流しなら 「ありがとう。」 グルス:「わしに向かって涙を流してくれてもしかたない。 涙流すのなら、 ずっと帰りを待っていた奥さんに向けて流すんだな。」 バーン:おお、格好いい。 グルス:「ところで、お前さん、いつからこの町にいるんだ?」 ギゲル/GM:「1年くらい前じゃ。」 バーン:“草”か。 グルス:「仕事は何してるんだ? わしはしがないステンドグラス職人だが、 わしにできることがあれば手伝うぞ。」 ギゲル/GM:「わしは鍛冶屋をしている。」 グルス:「専業鍛冶屋なのか?」 ギゲル/GM:「ああ。」 グルス:ただの鍛冶屋でしかないはずのシャノンは戦力に計算していたわけ だ。 バーン:1年以上前は分らんぞ。 鍛冶屋を装っているが、実は密偵という可 能性もある。 これが先祖代々鍛冶屋、となれば妙だかな。 グルス:「それで、今回のあのシャノンとかいう女とどうやって知り合った んだ?」 ギゲル/GM:「駆け落ちを手伝ってくれたんじゃ。」 グルス:「駆け落ち? 何処から?」 ギゲル/GM:「ハントルアの町じゃ。」 バーン:ここから東の山の中にあるドワーフの町だな。 グルス:「で、今回の事件に?」 ギゲル/GM:「もともとわしは戦士として名をあげようとしてたんじゃ。 だが、 武器に納得がいかなかった。 それで自分で作る様になったんじ ゃ。 そうしてたら鍛冶の腕の方が上になってしまった。」 グルス:「それでは今回の事件で武器を貸して貰えないか?」 ギゲル/GM:「そうじゃな、お前さんならこのできのいいメイスを使わせても惜 しくないな。」 上質なジェスタメイスを渡してもらえる。 バーン:グルスはメイスがいいんだな。 グルス:斧では肩を叩けない。 一同爆笑。 ジューン:元の世界に戻ってみたら、このギゲルさんって実は伝説の名匠だっ た、とか。 GM:グルス、<知力>で振って。 グルス:-6成功。 GM:ギゲルという名前に何処か聞き覚えがある。 ギゲルの奥さんの顔 も何処かで見た様な気がする。 バーン:なるほど、そういうことか。 グルスの将来のお義父さんとお義母 さんだな。 GM:そういうわけだからグルス君、しっかり働かないと大変だよ。
グルス:さて、腹が減ってきたな。 GM:じゃ、どうするね? グルス:もちろん食堂に行く。 ジューン:そのころ食堂では作戦会議だね。 「さて、どうやって領主の館に侵入したらいいのかな?」 バーン:「魔神機の元に辿り着ければ脱出は簡単だ。 みんな《他者移動》 で跳ばしてしまえばいい。」 ジューン:「グルスお兄さんの居場所がまだ分んないね。 それから、ジーク お兄さんも、もしかしたらここに来てるのかも。 うーん、何処 探したらいいのかな?」 バーン:「くそぉ、どうすればいいんだ!?」 GM:そこへドワーフが入ってくる。 グルス:バタン。 「この店で一番うまい物を3人前くれ。」 バーン:「ああっ!」 ジューン:「良かった。 無事だったんだね。」 バーン:「これであと居場所不明はジークだけだな。」 グルス:「ジークならいるぞ。」 バーン:「え?」 グルス:「あの莫迦、またなんかスカなことしてるが、無事は無事だ。」 バーン:「ちょっと待った。 個室で話そう。」 ジューン:「お婆さん、部屋貸してね。」 あ、部屋代、椅子壊しちゃった分も含めてちょっと多めに払ってお くね。 グルス:「では婆さん、これとこれとこれとこれ、後で部屋に持ってきてく れ。」
個室で一行は情報を交換します。 グルス:「〜というわけでジークが面白いことになっているわけだ。 明日 領主の館に侵入する。」 バーン:「領主の館だと!?」 ジューン:「じゃ、それに便乗してトリスタンお兄さんを助ければいいね。」 バーン:「魔神機も回収するんだ。 騒ぎに乗じて強行突破、というのが強 引だが一番いい手かもしれん。 で、ジークを雇ったというその シャノンとかいう女は信用できるのか?」 グルス:「それほど話したわけではないからな。」 バーン:「とりあえず、我々のことはその女には話さないでくれ。 我々の 存在がその女の作戦に組み込まれるのは避けたい。」 ジューン:「トリスタンお兄さん救出したらとっとと帰りたいね。」 グルス:「ところで、領主とやらはどんな奴なんだ? 何故魔神機を持って いった? 妙な物があったから取りあえず倉庫にしまっておこう としてるのか、魔神機の力を知って、利用しようとしてるのか。」 婆さんに領主のことを聞いてみよう。 GM:領主の噂を聞けば、領主自身は特に魔法の精通してるとかいうこと はないことがわかる。 ただ、いつもそばに魔術師がいる。 グルス:3年前に領主が交代したんだったな? どうして交代したんだ? GM:前の領主に謀反の疑いがあがって、それで領地を取り上げられた。 バーン:当然その謀反の疑いはでっちあげの可能性もあるな。 GM:告発したのは今の領主の筋の人間。 グルス:ところで、ここの領地を押さえる意味はあるのか? 戦略上重要な 位置にあるとか、貴重な資源が採れるとか、綺麗な姉ちゃんがい っぱいいるとか。 バーン:この近くに不穏な国は無いか? <歴史>があれば分るんだろうが。 GM:<知力>-6で振って。 グルス:成功したぞ。 GM:この町の南にあるディネスという町がかなり力を持っている。 バーン:後に帝国首都ディネストルラになるわけだ。 「これは襲撃隊に合流するしかないか。その抜け道とやらの場所が 分かれば、また別の手もあるんだが。」 ジューン:「今からじゃ、調べるのは無理っぽいね。」 バーン:「よし、我々は襲撃隊に同行し、混乱してるすきにまずトリスタン を救出するんだ!」 ジューン:「こっちで騒ぎ起こしたら、きっとそれに乗じて動くよね。」 グルス:「あいつは頭いいから、こちらで騒ぎ起こしたらうまく立ち回って くれるだろう。」 バーン:「奴は豹になれることだし、牢屋からは逃げられるはずだ。 豹の 力なら普通の牢屋くらいは破れる。」 ジューン:「豹に成れるのを普通の牢屋に入れるかな?」 バーン:「豹に成れるエルファはそうはいない。騒ぎ起こしてない限り、普 通はエルファだからって、それほど警戒しないはずだ。」 グルス:「あいつなら無駄な騒ぎ起こしたりせずに体力温存してるはずだ。」 バーン:「問題は魔神機だ! 館の兵士生け捕りにして場所を聞き出すか。」 ジューン:「魔術師がいるんでしょ? ならその魔術師の研究室じゃない?」
グルス:さて、わしはシャノンの軍のところに戻るとしよう。 「婆さん、この料理とこの料理を持ち帰りたいのだが、できるか?」 お婆さん/GM:「はいはい、お持ち帰りだね。」 グルス:「ああ。 3人前ずつ頼む。」 戻ったら、シャノンの所へ行って 「いくつか聞きたいことがあるのだが。」 シャノン/GM:「何や?」 グルス:「ここの領主のせいで領民が困ってる、という話は町で聞けた。 ならばお前さん達に協力するのはやぶさかではない。 ただ、お 前さん達が何者であるのかが気になる。 誰から今回の作戦につ いての依頼を受けたのか、教えてもらえないか?」 シャノン/GM:「他では言わとってや。」 グルス/GM:「約束しよう。」 シャノン/GM:「南の町の領主様や。」 バーン:予想通りだな。 グルス:ではジークの所へ行って、町であったことをかくかくしかじかと話 しておこう。
バーン:夜の間に問題の屋敷の側行って観察する。 襲撃計画がばれている かもしれん。 異様に警備が厳しくなっている、ということはない か? GM:そんな様子はなさそう。 バーン:それならいいが。 しかし、シャノンとかいう女、情報の管理体制 がめちゃくちゃいいかげんだぞ。 襲撃前だというのにあっさりグ ルスを街にやったんだからな。 ばれてない方が不思議という気が するぞ。 ジューン:グルスお兄さんって、いきなり天から降ってくる、なんて怪しい登 場の仕方してるもんね。それなのにあっさり襲撃計画話して街に行 かせるんだから。これならスパイだって、入り放題だね。
翌朝、バーン達は館襲撃に向かうジークの部隊に合流します。 ジーク:俺が仲間だ、と言えば合流できるだろう。 合流した一行は、館への抜け道に侵入し、進んでいきました。 GM:抜け道には幸い罠は無かった。 出た所は地下牢だ。 バーン:ま、そうだろうな。 ジューン:じゃ、トリスタンお兄さんは? GM:すぐに見つけて助けだせた。 「おや、全員揃っているんですね。」 バーン:「元気か?」 トリスタン/GM: 「怪我はしてません。」 バーン:「装備は?」 トリスタン/GM: 「隣の物置に置いてある様ですよ。」 ジーク:ところで、牢の見張りはいないのか? GM:1人いる。が、敵対的ではなさそう。 ジューン:『やぁ、待ってたぞ。 作戦通りだな。 さぁ、行こうか。』 ってところかな? GM:そんな感じ。 グルス:では味方でないと知らないはずのことを聞いてみよう。 「今回の作戦の本隊の指揮官は誰か知ってるか?」 見張り番/GM:「もちろん知ってますよ。私が呼んだんですから。」 グルス:「ではその指揮官は誰だ? 彼の名は?」 見張り番/GM:「彼、なら知りませんね。」 グルス:「彼女、なら?」 見張り番/GM:「知ってますよ。」 ジューン:「お兄さんは何て名前なの?」 見張り番/GM:「彼女から聞いてませんか?」 グルス:「弟分だという奴の名なら聞いている。」 見張り番/GM:「私がその弟分のティートです。」 グルス:どうやら本当に味方の様だな。 バーン:ではまず囚人は解放してしまうんだ! グルス:抜け道から逃げてもえばいいだろう。 バーン:「ここには魔術師がいるそうだな?」 ティート/GM:「はい。」 グルス:「我々は魔術師を押さえる。そいつは何処にいる?」 ティート/GM:「2階です。そこの階段を上がってちょっと行った部屋です。」 グルス:「そこまで見つからずに行けるか?」 ティート/GM:「では見つからない様にしてきましょう。」 ティートは上に上がっていく。 しばらくすると戻ってきて 「この館にほとんど衛兵はいなくなりましたよ。」 バーン:「衛兵もグルなのか?」 ティート/GM:「いいえ。ただこんな会話をしただけですよ。 『囚人が逃げました。』 『何!? 上に報告せねば。』 『報告していいんですか? あの人、うるさいでしょ?』 『ではどうする?』 『あの人に見つかる前に探し出して連れ戻すんですよ。』 『それもそうだな。』 それで皆出ていったんです。」 ジューン:「お兄さん、役者だね☆」 ティート/GM:「それほどでも。」 ジューン:「ね、お兄さんのサインちょうだい☆」 ティート/GM:「サイン? はい。」 ジューン:元の時代に戻ったらこのサイン、価値出てるかも☆ 一同笑。 ジューン:あ、でも、衛兵外に出しちゃっていいのかな? ボク達の役割って、 衛兵を引き付けておくことおじゃなかったっけ?
衛兵のいなくなった廊下を進み、一行は魔術師の部屋に向かいます。 ジューン:「こんな時間だし、寝ててくれないかな?」 バーン:「それなら万々歳なんだがな。」 GM:魔術師は魔神機を前に実験してる様だ。 ジューン:じゃ、放っておいたら、そのうちファンブルして吹っ飛ぶんじゃな い? バーン:いや、魔神機も一緒に吹っ飛んだら困る。 ジューン:大丈夫。ここは過去のルナルだもん。 魔神機無くなったんなら、 《活動中断》かけてくれる人探し出して、20年ほど寝てたらいいよ。 一同笑。 バーン:同じ歴史とは限らんぞ。 ジューン:そっか、こっちはジークお兄さんが帝国の初代皇帝になるんだもんね。 ジーク:ならんならん。
バーン:扉を蹴り開ける! GM:魔術師は魔神機を前にしている。 ジューン:魔術師が魔神機の前って怖いな。
第1ターン (previons)(next)(first)(last) ┌──────────┐ │           │ G:グルス  B:バーン  S:ジーク │          │ J:ジューン T:トリスタン │        ST   魔:魔術師  ○:魔神機 │  魔○    BJ │        G │          │ │           │ └──────────┘
ジーク:5ヘクス前進して大振りで攻撃。外れた。 グルス:同じく5ヘクス前進して大振り。命中した。 GM:《瞬間回避》した。3ヘクス横へ。 バーン:「そこだ!」 グルスの矢筒から《飛ぶ剣》だ。 斜め後ろからだから回避できな いはずだ。ダメージは<刺し>の7点。 魔術師ならまず朦朧するは ずだ。 GM:転んだ。朦朧はしてない様だ。 バーン:転倒方向は? ジーク:それはバトルメックだ。 一同笑。 GM:トリスタンは《大治癒》に集中しておこう。 ジューン:1歩歩いて《ぼやけ》に集中。 GM:魔術師は何かの魔法を使った。 バーン:倒れてる状態で魔法を使えるのか? ジューン:技能レヴェルが高かったらいけるんじゃない? バーン:少なくともこのターンには使えないはずだ。<刺し>で7点もくら ったんだから、相当技能レヴェルも下がってるはず。 ジューン:きっと<我慢強い>んだよ。そうでなきゃ、朦朧してるはずだもん。 転倒するくらいのダメージ受けたんだから。 バーン:何の魔法を使ったんだ? <魔法の感知>で振ってみる。 …駄目 だ、クリティカルしなかった。
第2ターン (previous)(next)(first)(last) ┌──────────┐ │           │ G:グルス  B:バーン  S:ジーク │          │ J:ジューン T:トリスタン │   S    T    魔:魔術師  ○:魔神機 │   ○   BJ │   G     │          │ │    魔      │ └──────────┘
ジーク:倒れてる魔術師に走り寄って大振り、失敗。 グルス:この距離なら<全力攻撃>すれば届くな。ダメージ+2で攻撃、クリ ティカルだ。 GM:グルスの斧は魔術師に当たる直前で何かに止められた。 バーン:さっきの魔法か? いったい、何の魔法を使ったんだ!? くそぉ、 <魔法の感知>にクリティカルしていれば! グルス:持続性のある魔法なのか? もしそうならわしは打つ手無しだ。 実は魔術師が使ったのは《物質障壁》でした。 この魔法は通常攻撃をほぼ無 効化してしまいます。 バーン:そうだな、何があるか分からないのでとりあえず魔神機に近付く。 GM:魔神機は非常に不安定な状態になっているのを感じる。 ジューン:さて、どうしようかな? グルスお兄さんやジークお兄さんまでは ちょっと遠いな。 じゃ、《ぼやけ》をバーンお兄さんに。 GM:魔術師は何やらゴショゴショ言っている。呪文は発動してない様だ。
第3ターン (previous)(next)(first)(last) ┌──────────┐ │           │ G:グルス  B:バーン  S:ジーク │          │ J:ジューン T:トリスタン │       T     魔:魔術師  ○:魔神機 │   ○B  J │         │   G      │ │   S魔      │ └──────────┘
ジーク:魔法のゴーントレットで《火炎武器》を発動させる。 グルス:魔術師を殴る。命中。 GM:止められた。 さて、バーンは魔神機が転送の兆候を示してるのに気 付く。 まだしばらくは時間がありそうだけど。 バーン:「ん?」 とりあえずそのまま魔神機の様子をみる。 ジューン:えっと、《完全幻覚》に集中ね。 GM:さて、そのとき入り口に何処かでみた様なゴーレムが2体現れる。腕 が鎌状になったやつだ。 バーン:鎌状だと!? あのゴーレムか!まずい、この体勢は危険だ! ジューン:あぁん、また幻覚効かない相手だ。集中止め止め。
第4ターン (previous)(next)(first)(last) ┌──────────┐ │           │ G:グルス  B:バーン  S:ジーク │          │ J:ジューン T:トリスタン │      T  ゴ   魔:魔術師  ○:魔神機 │   ○B J     ゴ:ゴーレム │         ゴ │   G      │ │   S魔      │ └──────────┘
ジーク:《火炎武器》のかかった剣を魔術師に押しつける。<全力攻撃>で 2回命中だ。 GM:炎のダメージは入ってる様だ。 ジーク:なら4点のダメージだ。 バーン:さっきの矢のダメージと合わせると結構来てるはずだな。 グルス:わしは魔術師には打つ手が無い。ゴーレムの方に向かおう。 バーン:ゴーレムの方に向き直る。で、<全力防御>。 ジューン:じゃ、1歩歩いて…《ぼやけ》に集中。 GM:ゴーレムAはグルスに2回攻撃。…2回とも外れ。ゴーレムBはバー ンに。 やはり2回とも外れ。魔術師は集中に入った。
第5ターン (previous)(next)(first)(last) ┌──────────┐ │           │ G:グルス  B:バーン  S:ジーク │          │ J:ジューン T:トリスタン │     TGゴ     魔:魔術師  ○:魔神機 │   ○ J      ゴ:ゴーレム │      Bゴ │          │ │   S魔      │ └──────────┘
ジーク:魔術師に全力攻撃。4点のダメージ。 GM:集中が途切れてしまった。 グルス:ゴーレムAを殴る。命中。 GM:<避け>た。金属製のゴーレムだから<受動防御>が高いのだ。 バーン:グルスの矢筒からゴーレムBに《飛ぶ剣》だ! これは側面からの 攻撃になるから防御はできないぞ!ダメージは6点。 GM:ちょっと刺さった。 ジューン:《ぼやけ》に集中持続ね。 GM:ゴーレムAはジークの前に移動して攻撃。 グルス:わしが目の前にいるのにそっちに行くのか? GM:行く。 ジューン:ずいぶん賢いゴーレムだね。 バーン:まずい、ジークは<全力攻撃>してるから防御できないぞ。 GM:1発目、外れ、2発目、当たり。4点の<刺し>ダメージ。 ジーク:ちょっと痛い。 GM:うん? ゴーレムBは1歩踏み込めばジューンに攻撃できるな。 ジューン:えぇっっ、ボクに来るの? バーン:わたしが目の前にいるのにジューンに行くのか? GM:行く。 まず1発目、当たり。 ジューン:えぇい、レイピアで<受け>っ。あぁん、失敗★ GM:ダメージは8点の<刺し>。 ジューン:<生命力>-1になっちゃった★ 転んで朦朧状態★ GM:さらに2発目が命中。 ジューン:朦朧してるから防御できないよぉ。 GM:いや、2回攻撃は同時と見なすから、まだ防御はできる。 ジューン:ならマントで<止め>っ! あぁん、失敗だよぉ。 GM:ダメージは6点の<刺し>。 ジューン:<生命点>-7! ふぅ、あと2点で生死判定だった。
第6ターン (previous)(next)(first)(last) ┌──────────┐ │           │ G:グルス  B:バーン  S:ジーク │          │ J:ジューン T:トリスタン │    T G      魔:魔術師  ○:魔神機 │   ○ Jゴ     ゴ:ゴーレム │      B │   ゴ      │ │   S魔      │ └──────────┘
ジーク:魔術師に攻撃。 命中して2点。 バーン:まだ耐えてるのか? 魔術師のくせに<生命力>高いぞ。 グルス:背後からゴーレムBに攻撃。クリティカルだ! ダメージは…6ゾロ! 一同歓声。 グルス:クリティカル効果は…ダメージ2倍! 28点のダメージだ。 GM:それは…飛んだ。 バーン:よぉし! GM:ずっと集中していたトリスタンがジューンに《大治癒》だ。8点回復。 ジューン:じゃ、<生命点>1に戻ったね。(コロコロ)うん、朦朧状態は治った よ。 じゃぁ…転がって逃げる! GM:さてゴーレムAは…。 ジューン:判断に迷って自爆。 GM:そんなことはしない。ジークの背後に回り込んで大振り攻撃。 ジューン:ほんとに賢いゴーレムだね。ジークお兄さんより賢いんじゃない? 一同爆笑。 GM:こうしないとご主人様の危機は守れないからな。でも2発とも外れた。
第7ターン (previous)(next)(first)(last) ┌──────────┐ │           │ G:グルス  B:バーン  S:ジーク │          │ J:ジューン T:トリスタン │    T G      魔:魔術師  ○:魔神機 │   ○  J     ゴ:ゴーレム │      B │          │ │  ゴS魔      │ └──────────┘
ジーク:背後にゴーレムがいるのか。なら魔術師の向こうに回り込んで大振 り攻撃。…失敗。 GM:ではこのターン、魔術師は消える。 バーン:《瞬間移動》で逃げたか。 ま、下手な呪文使われるより逃げてく れた方がいい! GM:ゴーレムはご主人様守る役目を終えたので部屋から出て行こうとす る。 ジーク:なら放っておくさ。
GM:戦闘が終わったところで、バーンは魔神機が活性化していくのを感 じる。 バーン:「おい、また転移するぞ!」 ジューン:「みんな、早く手を繋いで!」 グルス:転移まで何秒くらいありそうだ? GM:10秒くらいと思われる。 グルス:なら適当にその辺にある本をひっつかむ。 GM:『なんだこれは、“ハスター、ハスター”としか書いてないじゃな いか。』 などという本ならあるかもしれない。 そして、魔神機はまたもや一行を飲み込み、何処かの世界に連れていきまし た。 はたして一行が次に現れるのは何処なのか? はたして、一行は元の時代に帰り着けるのか? はたして、月は何処に導くのか? 続く
黄昏の王国 1998/6/20 羊邸にて収録


Return to ...
RPGについてあれこれ
Magician's Room Top Page

このページのご意見,ご感想はこちらにどうぞ。
takasi-i@ex.ee.kindai.ac.jp