ガープスルナルリプレイ

冒険者のお仕事


キャラクター
  ルディ・ラッシュ
    タマット入信者の戦士であるパーティのリーダー。
    父親の後を継いでトレジャーハンターとなる。
  アウド
    セルティック種のフェリア。
    破壊力と機動力を併せ持つ優れた戦士。
  ナーシュ・テレジア
    サリカ高司祭の女性。
    不幸なリーダーのサポートに追われるパーティの治療役。
  エイジ・タカナカ
    カルシファード出身のウィザード。
    得意技は《爆裂火球》。
  ヴァイス
    ドワーフのジェスタ入信者。
    <龍>の誓いで己を鍛える。
  ジューン
    シャストア入信者の男装の少女。
    悪戯好きな幻覚使い。


月が導く物語。 今宵の舞台はオータネス湖王国はノールスの町。 七色の光に照らされて浮かぶ物語。
まったく、この間の仕事はいいとこ無しだったぜ。 隊商の護衛を受けたはいいが、依頼人に騙されて殺されかけるし、その口止 め料を貰えるはずが、ルディの奴が金を投げつけるし。 あまつさえ、宿に暗殺者が送り込まれると来たもんだ。 撃退したはいいが、 ルディの奴はお姫様よろしく誘拐されやがった。 助けに行ったら行ったで、愛用のホイーリングブレードが壊されたしな。 これだけやって収入は無し。 まったく、誰かの不幸が伝染したみたいだぜ。
GM:前回の冒険から4巡りが過ぎた。 その分の生活費を減らしておい て。 アウド:フェリアって、<服飾>持っていれば食うに困らない、と聞いた んだが? GM:それは置いておいて…。 アウド:ホイーリングブレード代だけでも稼がせてくれ。 GM:それは今回の冒険で稼いでくれ。 アウド:またルディ絡みだろ? 稼げそうな気がしないんだが。
マスター/GM:「ルディ、ちょっといい話があるんだが、乗らないか?」 ルディ:「今度は大丈夫だろうな?」 マスター/GM:「多分な。 近くで新しい遺跡が発見されたそうだ。 探検してみ る気は無いか?」 ルディ:「何処だ?」 マスター/GM:「この地図、いくらで買う?」 ルディ:「今金が無いんだ。 出世払いにしてくれ。」 マスター/GM:「遺跡で見つけてきた物の1割でどうだ?」 ルディ:「よし、乗った。」 さて、他のメンバーを誘いたいが、俺が誘って来るだろうか? ジューン:マント翻しながら現れて 「話は聞かせてもらった。」 ルディ:「お前、ずっとそこにいたのか?」 ジューン:「うん。 出てくるタイミングを見計らってたの。」 ルディ:「聞いていたのなら話は早い。 手伝ってくれ。」 ジューン:「遺跡探検って、面白そうだね。 じゃ、さっそく行こうか。」 ルディ:「まだ人数が集まってない。」 ジューン:「じゃ、早く集めてよ。 募集の張り紙でも出そうか? “君よ、 来たれ”って。」 エイジ:私はナーシュさんと一緒に飲んでいます。 もちろん私がおごり ますよ。 ナーシュ:ありがとうございます。 ルディ:「エイジ、この間は世話になったな。」 エイジ:「ええ、お世話いたしました。」 ルディ:「遺跡探検をしないか?」 エイジ:「またただ働きをしろと?」 ルディ:「今度は大丈夫だ。」 エイジ:「その根拠は?」 ルディ:「行ってみれば分かる。」 ジューン:「そうだよ、行ってみれば面白いことあるかも。」 GM:エイジには<誓い/月に至る道を探す>があるんだから、遺跡と 聞いたら行かないと。 エイジ:「そこまで言うのならしかたありません。 行くとしましょう。」 そう言いつつも実は行く気満々です。 ナーシュ:「回復が必要でしたらわたしもお供いたします。」 ルディ:「他のメンバーは?」 ジューン:「2階にいると思うよ。」 ルディ:呼びに行く。 エイジ:私は自分の目的のために燃えてますから、必要でしたら私が他の メンバーを説得しますよ。 ヴァイス:「あ、に、2000ムーナ投げた人だ。」 ルディ:「古いことを何度も蒸し返すものじゃないぞ。」 アウド:「2000ムーナ払ってくれたらそれ以上言わないぞ。」 ルディ:「あれは元々正当な報酬じゃないだろ。」 エイジ:「あなたが投げなければ正当な報酬になったのです。」 ルディ:「ともかく、遺跡探検に一緒に行ってくれ。」 アウド:「報酬は?」 ルディ:「見つかった品を山分けだ。」 ヴァイス:「て、敵は?」 ルディ:「未発見の遺跡だから、それを護るガーディアンも残ってるかも しれない。」 ヴァイス:「う、腕が鳴る。」 <龍の誓い>があるので強い奴と戦えれば文句は無い。 ルディ:「もしかしたら魔法の武器も見つかるかもしれないぞ。」 アウド:「ホイーリングブレードがあると思うか?」 ルディ:「可能性はあるぞ。」 アウド:「限りなく低いと思うが…しかたない、行ってやるよ。」 ジューン:「遺跡って、何処で見つかったの?」 マスター/GM:「この町から4日ほど行ったことろにある、禁忌の地域とされてい る所だ。 狩人達が見つけたそうだ。 ジューン:「禁忌の地域って?」 マスター/GM:「昔その辺りに魔術師が住んでいて、下手に近付いて怒らせると まずい、というので村人達はその地域には入らないことにした そうだ。 今でもその魔術師が住んでいるかどうかは知らないが な。 100年か200年ほど前の話だから、まぁ生きてないだろう。」 エイジ:魔術師の遺跡となればますます行かねばなりませんね。 マスター/GM:「明日の朝になれば、遺跡の近くの村に行く馬車が出るぞ。」 ナーシュ:「では今夜は冒険の無事を祈ってワインで乾杯しましょう。」 ルディ:「そんな金は無い。」 ヴァイス:「ル、ルディ、ば、馬車代、誰が出す?」 ルディ:「だから俺は金持ってない。」 マスター/GM:「金なら貸してやるぞ。」 ルディ:「悪いな、貸してくれ。」
GM:4日後の夕方頃、遺跡近くの村に着いた。 ここまでの宿代食事代 として22ムーナ減らして。 ジューン:うーん、そうすると、帰りの分がぎりぎりだな。 遺跡で何も見つ からなかったら、バイト探さなくちゃ。 ルディ:保存食を買い込んでおこう。
GM:村から数時間歩いてきた。 誰も<方向感覚>を持ってないな? ではリーダーのルディ君、知力-4を振って。 ルディ:俺よりも向いてる人に任せたい。 エイジ:では私が振りましょう。 (コロコロ) 失敗しました。 GM:1時間ほど迷ったところで狩人に出会う。 「おや、こんな所で何を?」 ルディ:「禁忌の地域で見つかった遺跡に行きたいんだ。」 狩人/GM:「なら逆方向だよ。 ここからなら、一旦あの山に登ってそれから 下るといい。」
GM:遺跡の前にやってきた。 2人ほど入って出てきた形跡がある。 ルディ:「狩人だな。 先に冒険者が入った可能性もあるが。」 ジューン:「冒険者が入ったのなら、怪物は退治されてるね。」 ヴァイス:「そ、それ、修行にならない。」 エイジ:「怪物が斃されているならそれはいいとして、財宝を持って行か れていたりしたら嬉しくありませんね。」 ジューン:「入ってみれば分かるよ。」
GM:遺跡に入ってしばらく行くと2股に分かれている。 ジューン:聞き耳したら何か聞こえる? ルディ:分かれ道にマーカーつけておく。 GM:ルディ君、-4の修正で感覚判定。 ルディ:失敗。 GM:君が何の気無しに壁に寄りかかると、その壁はあっさり穴が空く。 君は勢い余って壁の向こうにあった空間にひゅーんと落ちていく。 一同笑。 GM:ルディは螺旋状になった坂道をごろごろ転がっていって、何か柔 らかい物の上に落ちる。 「うぎゃあ。」 ルディ:おや? 先客かな? GM:君の下には男が1人いる。 ルディ:「誰だ、あんた?」 男/GM:「その前に私の上からどいてください。」 ルディ:「ああ、これはすまん。」 GM:男は足が折れているらしい。 良く見ると人間では無いようだ。 ルディ:「あんた、ここに住んでいる原人か?」 とりあえず添え木して応急手当してやろう。 男/GM:「さっきそこの落とし穴から落ちたんです。」 ルディ:「そうか。 もしかしたらここに住んでいる魔術師かと思ったんだ が。」 男/GM:「ここは魔術師の住処だったのですか?」 ルディ:「あんたはどうしてここに?」 男/GM:「遺跡らしき物があったので入ってみたら、左に曲がったところ でいきなり落とし穴に落ちたんです。」 ルディ:「複数の落し穴からここに通じているようだな。 ここには出口は 無いのか?」 男/GM:「私も今落ちてきたばかりだから分かりません。 私はサノスの森 から来たアウザ・ガトロフォースと申します。」 ルディ:「オレはルディ。 トレジャーハンターだ。」 アウザ/GM:「もしかしてあのエリオン・ラッシュさんの…。」 ルディ:「それは父だ。 俺自身はまだ駆け出しだからな。」 アウザ/GM:「エリオンさんの息子となれば、相当な腕をお持ちでしょう。」 ルディ:周囲を見回す。 GM:横穴がある。 その先の方は暗くてよく分からない。 ルディ:上に向って大声で叫ぶ。 「おおい、聞こえるか?」 GM:ほわんほわん、と複雑に響いている。 ルディ:螺旋状だからな。 ジューン:「中々上がってこないね。」 アウド:「下で何かあったのかもな。 降りてみるか? ロープなら50m持っ ているぞ。」 GM:付近にはロープを結べそうでかつ人間の体重を支えられそうな物 は無い。 エイジ:「降りてみましょうか?」 《浮遊》で降りていきます。 ルディ:「おお、助けに来てくれたか。」 エイジ:「見ててあげますから、頑張って脱出してください。」 ルディ:「それはないだろ。」 エイジ:「ところで、そこにいるエルファは?」 ルディ:「ああ、あんたエルファだったのですか。」 アウザ/GM:「こちらの方は仲間ですか?」 ルディ:「そうだ。」 エイジ:「違います。」 ルディ:「じゃ、何なんだ?」 エイジ:「保護対象です。」 ジューン:「ね、漫才は後にして、これからどうするか考えた方がいいんじゃ ない? ルディ:「どうする? 分離行動するか、合流するか。 合流するんだった ら、そっちが降りてこないとこっちは上がれない。」 ジューン:「下に出口が無かったら、全員降りたら全滅だよ。 どうしても上 がれないようだったら、一旦村に戻って救援呼んで来た方がい いんじゃないかな?」 エイジ:「いざというときは《浮遊》で1人ずつ運べますよ。」 ルディ:「下へ行くのが正しいルートかもしれないぞ。」 ジューン:「降りる方はいくらでも降りられるんだから、先に上を調べてか らでもいいんじゃない?」 ナーシュ:「まず退路を確保しておくことは大事ですわ。」 エイジ:「そういうわけですから、ルディ君、這い上がってきなさい。」 ジューン:「頑張ってね、カンダタさん。」 ルディ:「オレ1人なら上れるかもしれんが、こっちには怪我人がいるんだ。」 アウド:オレも降りる。 GM:2人がかりなら上に上げることができる。 エイジ:「あなたはこれからどうしますか? あなたの怪我に対してはルディ 君に道義的な責任があるわけですが。」 ルディ:「元から怪我してたんじゃなかったのか?」 アウザ/GM:「いえ、先ほどの事故で折れたんです。」 ナーシュ:怪我の様子を診ます。 GM:骨折しているので、《接合》が無いと治らない。 ナーシュ:添え木で応急手当しておきます。 GM:自力で動けるようにはなったが、当然戦闘のような激しい行為は できない。 ジューン:「お兄さん、どうしてあんな所に落ちてたの?」 アウザ/GM:「休憩しようと壁に寄りかかったら崩れたんです。」 ジューン:「そっか。 やっぱり10フィートの棒で突っつきながら行った方が 安全だね。」
エイジ:「今度は落ちても大丈夫なように私が先頭に立ちましょうか。」 ジューン:「それは危険なんじゃない? エイジお兄さんって身体弱いでしょ?」 アウド:「罠にかかったときにとっさに魔法をかけるのは難しいだろう。 オレが前に立つ。」 ジューン:「殺虫剤の罠があったらどうするの?」 アウド:「そんな罠あるかい。」 ルディ:「待ってくれ。 トレジャーハンターとして、俺が前に立ちたい。」 エイジ:「先ほどはあなたのおかげで穴に落ちたのですよ?」 ルディ:「今度は大丈夫だ。」 エイジ:「その根拠は?」 ルディ:「俺はトレジャーハンターだ。」
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GM:進んでいくと通路は左に曲がっている。 ルディ:とりあえず正面の壁を調べるか。 エイジ:調べるなら紐をつけておいてください。 GM:聴覚判定と-2で視覚判定してみて。 ルディ:聴覚判定は-1で成功。 視覚は失敗。 GM:奥の方からカサカサと何かが動く音がする。 ルディ:「何の音だ?」 ヴァイス:「よ、よく分からない。」 エイジ:「虫ではありませんか?」 ヴァイス:「う、ウィザードの先生、ま、《魔法の目》とか持ってないか?」 エイジ:「持ってません。」 ヴァイス:「こ、虎穴に入らずんば孤児を得ず。」 GM:8つの足を持った巨大な生き物が近付いてくる。 ジャイアントス パイダーだ。 ジューン:「蜘蛛? やだ。」 ヴァイス:「つ、強い敵、修行だ。」 エイジ:「まずは呪文で遠隔攻撃しましょうか。 ナーシュさん、あなたも 《電光》を使ってください。」 GM:《爆裂火球》は洞窟が崩れる可能性があるぞ。 ジューン:ずいぶんやわな洞窟だね。 《爆裂火球》くらい、宿屋の一室でさ え耐えるのに。 ルディ:「誰か松明を持っておいてくれ。」 ジューン:「明りが要るなら《持続光》をかけるよ。」 エイジ:「《火炎武器》もかけてさしあげますよ。」 ルディ:「それは助かる。」 エイジ:「あなたにではありません。 ヴァイス君にかけるのです。」
GM:敵は全部で8匹だ。 アウド:手近な奴を攻撃、切りの8点。 GM:その蜘蛛はポトリと落ちた。 ジューン:カブトと蜘蛛の戦いって、結構見かけそうだね。 サイズは違うけ ど。 ヴァイス:ふ、普通に当たり。 10点の切りに炎の2点。 GM:蜘蛛は体液を撒き散らして動かなくなった。 ルディ:流石バーニングアクスは強いな。 ジューン:ルディお兄さんの剣だってシャイニングソードになってるじゃな い。 ルディ:単に《持続光》で光ってるだけだろ。 その後、戦いはオレ達がやや優勢な状態が続いた。 いくら大きいとはいえ、所詮相手は単なる蜘蛛。 オレ達冒険者が遅れを取る わけないよな。 …おや? エイジ、お前、何の魔法を唱えている? エイジ:魔法飛ばしますから、皆さん耐えてください。 ルディ:何をする気だ? エイジ:《集団誘眠》が-4成功です。 GM:(コロコロ) 蜘蛛は6匹中4匹が寝た。 ヴァイス:(コロコロ) 寝た。 ルディ:俺も寝た。 エイジ:戦果は敵4味方2ですか。 かけた甲斐があったというものです。 ルディ:味方がいることを考えろ。 エイジ:だから《爆裂火球》は遠慮したでしょう? ジューン:しょうが無いから次のターンにはルディお兄さんを蹴飛ばしにい くね。 ルディ:まさに踏んだり蹴ったり。 GM:その前に蜘蛛がルディに攻撃だ。 寝てるから受動防御のみ。 ルディ:そんなもの防げるかい。 GM:7点の刺しだ。 ルディ:10点のダメージを受けて気絶した。 ジューン:それじゃ、蹴っても起きないよね。 GM:それはとどめを刺すぞ。 ジューン:ルディお兄さんを庇える位置に移動するよ。 走っていって全力防 御。 ルディ:これが人望ってやつか。 まいったな。 ルディの奴が寝てるのはいいとして、ヴァイスが寝てしまうと 戦力ががた落ちだ。 オレが食い止めている間に早く起きてくれよ。 ナーシュ:《覚醒》がヴァイスさんにかかりました。 ヴァイス:お、起きたぞ。 ヴァイスが起きてくれたか。 どうやら心配することは無さそうだな。 その後、オレとヴァイスは肩を並べて戦った。 オレ達2人にかかれば、蜘蛛 なんて敵じゃない。 瞬く間に蜘蛛は斃れていった。 ナーシュ:ルディさんに《覚醒》…失敗しました。 ルディ:全然起きられないぞ。 ナーシュ:もう1度集中します。 (コロコロ) 今度はクリティカルで成功です。 ルディ:爽やかに目覚めたぞ。 「敵は何処だ?」 エイジ:「おはようございます、ルディ君。 敵なら、ほら…。」 ヴァイス:さ、最期の蜘蛛に、き、切りの11点と炎の2点。 GM:その攻撃で蜘蛛は全滅だ。 ルディ:「おや? いつの間に。」 エイジ:「あなたが気持ちよく寝ているうちに全て終わりましたよ。」 ルディ:「そうなった原因はお前にあるような気がしてならないんだが。」
GM:先に進むと蜘蛛の巣があるだけで行き止まりだ。 ジューン:「ふぅ、蜘蛛と戦う意味無かったみたいだね。」 ルディ:「いや、ひょっとしたら何かあるかもしれないぞ。」 体力回復を兼ねて30分ほどかけて<探索>だ。 GM:5ムーナほど転がっていた。 ルディ:「ほら、あったじゃないか。」 エイジ:「そんな小銭が何だと言うのです?」 ルディ:「えぇっと…。 さ、気を取り直してさっきの分かれ道に行こう。」
GM:最初の分岐点を左に行くと、アウザが落ちたという穴がある。 ルディ:一度空いたら空きっぱなしなんだな。 GM:その穴を避けていくと、先には扉がある。 ルディ:聞き耳、罠感知。 GM:音はしないし罠も無さそう。 ルディ:なら開けよう。 GM:ガチャっと扉は開きかけるが、何かがつっかえているらしく、少 し隙間が空いただけだ。 無理やり空けるなら体力-4だ。 ルディ:(コロコロ) 重くて開かない。 ヴァイス:「ど、どうした?」 ルディ:「鍵は開けたんだが、重くて開かない。」 ヴァイス:(コロコロ) ク、クリティカルで成功。 ルディ:流石ドワーフ。 GM:扉を向こうは今までと雰囲気が違う。 ここまでは天然の洞窟だっ たが、ここはきちんとした部屋になっている。 天井には、シャン デリアのような明りがあって、部屋の奥には下に降りる階段があ る。 ルディ:シャンデリアの下には行かないようにして階段を調べてみる。 GM:階段は腐りかけている。 気を付けないと滑りそうだ。 ルディ:明りを持って慎重に降りていく。
GM:階段を下りると、広い部屋の真中に出る。 松明程度の明りでは 部屋全体を照らしきれない。 ルディ:壁にぶつかるまでまっすぐ進んで、その後は壁沿いに部屋をぐるっ と回る。 GM:部屋の北西部に扉がある。 南東部の壁には何か仕掛けがありそ うだ。 ルディ:壁をコンコン。 GM:隠し扉があった。 中は小さな部屋で、何か機械らしき物がある。 <知力>-4を振って。 エイジ:成功しました。 GM:動かし方が何となく分かった。 動かしたらどうなるかは分から ないが。 ルディ:分かったなら動かしてみよう。 「動かすぞ、いいな?」 GM:北西の方から何かが動く音がした。 ルディ:外に出てさっきの扉へ行ってみる。 GM:北西の扉が開いている。 先には廊下が続いている。
GM:そろそろ時間は夜中近くになっているはずだ。 ジューン:じゃ、ご飯にする? ルディ:扉の先に何か気配は無いか? GM:今のところ特に何も無い。 エイジ:一旦扉を閉じておいてから休みましょう。
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GM:廊下を進むと、右手に鍵の掛った扉がある。 廊下は少し先で崩れ て進めないようだ。 ルディ:<鍵あけ>成功だ。 ガチャ。 GM:ジリリリリリ。 開けたとたん大きな音がする。 ルディ:「警報か?」 取りあえず扉を閉めよう。 GM:後ろからガシャンガシャンという音、扉の向こうからガシッとい う音が聞こえてくる。 エイジ:何か来たなら《爆裂火球》を飛ばしてさしあげましょう。 GM:後ろから骸骨が7体ほど歩いてきた。 その横には何やら浮遊する 物体がこれも7体。 相手はまだ気付いていないようだ。 ルディ:ならこのまま扉を開けて中に入ってしまおう。 ジューン:「案外話しが通じるかもしれないよ?」 ルディ:「そんなわけあるかい。」 ナーシュ:ジューンちゃんを引き摺って部屋に入ります。 ジューン:「ふみーっ。」 じたばたじたばた。
ルディ:扉を蹴り開け中に踊り出た。 ジューン:踊るの? なら《作音》で曲かけよっか? ナーシュ:ジューンちゃんはまだわたくしがぶら下げたままです。 ジューン:「みゃみゃ、放してよ〜。」 アウド:骸骨をやり過ごすために扉はすぐに閉めておこう。 GM:部屋には像が3体立っている。 真中にあった像は、最初は台座の 上にあったが今は降りている。 真中の像の下辺りから、空気が 漏れている音がする。 ルディ:像を警戒しながら迂回して部屋の周りを回る。 GM:左奥に通路があった。 ルディ:入ってみる。 GM:少し進むと行き止まりのようだ。 ルディ:「誰か<探索>してくれ。」 エイジ:「あなたはトレジャーハンターじゃなかったのですか?」 ルディ:「おお、そうだった。」 なら俺が振ろう。 (コロコロ) -2成功だ。 GM:行き止まりの壁が、どうも動くような気がする。 ルディ:動かす。 エイジ:パコン。 「まず罠を調べなさい。」 ルディ:<罠発見>-5成功。 GM:特に罠は無さそうだが、開け方も分からない。 ヴァイス:「ど、どうやって開けるんだ?」 ルディ:「とりあえず押してみよう。」 GM:体力を振って。 ヴァイス:(コロコロ) 失敗。 GM:埃がざらざらと落ちてくる。 ジューン:「何か開け方があるのかな?」 アウド:「あの像に仕掛けがあるのかもしれない。」 ヴァイス:「お、押しても駄目なら引いてみな。」 ルディ:「そうか、よし、引くぞ。」 エイジ:「ルディ君、その格言は、他の手段を探せと言う意味であって、 本当に引くのでは無いのですよ。」 ルディ:「おお、そうだったのか。 じゃ、2人で押してみるのはどうだ?」 GM:スペースの関係で2人だと押しにくい。 ヴァイス:ぼ、僕が下を、ア、アウドが上を押せばいい。 一同笑。 エイジ:それでも足りなければ私の《念動》も加えましょう。 GM:なら2人で体力を振って。 アウド:2失敗。 ヴァイス:に、2失敗。 「ふ、2人がかりでも駄目か。」 ルディ:「こうなったら像に向うしか無いな。」 ジューン:とりあえず声かけるね。 「やっほー。」 GM:反応は無い。 エイジ:《爆裂火球》でしたらいつでも発射OKです。 GM:ここで撃ったら天井崩れるぞ。 エイジ:あなた達の犠牲は無駄にはしません。 ルディ:思いっきり無駄だろうが。 エイジ:ではしかたありません、《電光》に切り替えましょう。 相手が動 いた瞬間に《電光》を飛ばせるように身構えます。 ナーシュ:わたくしも《電光》を準備しておきます。 ルディ:防御姿勢を取りながらそろそろと近付く。 GM:真中の像の目が赤く光った。 ルディ:もう1歩踏み出す。 GM:両脇にいる2体に積もっていた埃がパラパラ落ちる。 暗視を持っ ている人は視力判定してみて。 アウド:-1成功だ。 GM:両側の2体は金属製では無いようだ。 ルディ:1歩下がってみる。 GM:像の目の光が消えた。 ヴァイス:「ぼ、僕が囮になって後ろに回り込む、というのはどうだ?」 ジューン:「近付くなら《ぼやけ》をかけるよ。」 ナーシュ:「わたくしも《韋駄天》か《倍速》ならおかけできますが?」 GM:どの像に近付く? ヴァイス:み、右の像の右を通って後ろに回り込む。 GM:そうすると右の像がヴァイスに寄って行く。 真中の像はヴァイス に顔を向ける。 エイジ:「さて、どうします? もう少し様子を見ますか?」 ルディ:「これ以上見ても無駄だろう。 右から各個撃破しよう。」
第1ターン。 ヴァイス:い、いきなりクリティカルだ。 GM:腕が千切れた。 千切れた腕はボロボロと崩れる。 アウド:劣化してるのか? ジューン:劣化ウラン製? アウド:それは嫌だ。 GM:どうやら左右の像は砂でできているらしい。 ゴーレムの反撃は(コ ロコロ) スカッた。 ヴァイス:「こ、腰が入ってないぞ。」 エイジ:「敵にアドバイスしてどうします。」 ジューン:「ゴーレムってアドバイス聞くの?」 第2ターン。 GM:左のゴーレムは屈んで地面に手をついている。 ルディ:「クラウチングスタート?」 アウド:「飛び蹴りでもしてくるのかもな。」 エイジ:「上を来るのか、地面を突進してくるのか、どちらにせよ警戒せね ばなりませんね。」 ルディ:<直情>な俺は、それに反応してダッシュで左の像に向う。 エイジ:せめて意思判定してください。 ルディ:(コロコロ) もちろん失敗。 突っ込むぞ。 第3ターン。 GM:ルディが突っ込むと、ゴーレムは再び立ちあがる。 ルディ:何をしたかったんだ? アウド:突っ込まなかったら突進なりジャンプなりしてたんじゃないか? 第4ターン。 アウド:右のゴーレムに普通に当って12点。 GM:だいぶ崩れてきたがまだ立っている。 ナーシュ:右のゴーレムに《電光》で5点。 GM:頭が無くなった。 反撃は(コロコロ) やっぱりスカ。 左のゴー レムは近付いてきたルディは無視してエイジに石を投げつける。 エイジ:《瞬間回避》しましたし、《電光》も落としてません。 しかしま さかゴーレムが《石弾》なんてしてくるとは。 GM:いや、単に石を投げつけただけ。 実はさっきしゃがんだのは、石 を拾っていたのだ。 一同爆笑。 エイジ:それはやられました。 完全に裏をかかれましたね。 確かに石を拾 おうとすればクラウチングスタートボーズでしゃがむことになりま す。 アウド:両手ついてるなら石は2つ持ってるんじゃないか? GM:いや、近くには石は1個しか落ちてなかった。 一同笑。 第5ターン。 アウド:右のゴーレム狙ってクリティカル。 GM:それで右のゴーレムは崩れた。 ヴァイス:な、なら左のゴーレムに移動。 GM:ルディは1歩踏み出せば真中も像も攻撃できるが、どうする? ルディ:いや、左の像を攻撃だ。 「俺を無視するんじゃねぇ。」 一同笑。 エイジ:「ゴーレムに自己の存在をアピールしてどうします。」 第6ターン。 GM:ヴァイスとアウドからは、左、真中、どちらのゴーレムも移動攻 撃できる距離だ。 アウド:真中の方がやっかいそうだから、真中から叩くか。 左はリーダー が一騎討ちしてるし。 ルディ:普通リーダーが一騎討ちする相手はボスだぞ。 ヴァイス:き、きっと左がボスだと勘違いしてる。 エイジ:何と言ってもあれは裏をかくゴーレムです。 アウド:No.2と見せかけて実は影のボスというやつだ。 ルディ:おお、そうか。 よし、真中は任せた。 全力で2回攻撃だ。 エイジ:それは危険ではありませんか? ルディ:俺を無視した奴を放っておけない。 ジューン:ルディお兄さんって、<喝采願望>持ってるわけでもないのに。 ルディ:(コロコロ) 2回とも命中だ。 GM:避けにファンブルした。 これは終わったな。 ルディ:「今後は俺を見ろよ。」 GM:もう崩れてるが。 その後、オレ達は順調に残ったゴーレムにダメージを与えていった。 GM:もうすぐ壊れそうだ。 アウド:トドメはリーダーに任せるか。 エイジ:ではルディ君に《火炎武器》をかけてあげましょう。 ルディ:よし、全力攻撃だ。 (コロコロ) 2回とも命中して5+2点と3+2点。 GM:まだ動いている。 エイジ:「やれやれ、せっかくの援護が無駄でしたか。」 ルディ:「ちゃんと2回当てたじゃないか。」 アウド:全力攻撃で9点の切り。 ジューン:《火炎武器》無しでもルディお兄さんよりダメージ大きいね。 GM:その攻撃で崩れた。 ルディ:うう、いいところを持って行かれた。 ま、たまにはオレも活躍しないとな。 前回はヴァイスばっかりだったし。
GM:真中の像が乗っていた台座が動きそうだ。 ルディ:(コロコロ) 「開け方がわからん。 これは壊すしか無いな。」 アウド:「専門化が言うならそうなんだろうな。」 ルディ:「何か開け方はあると思うんだがな。」 エイジ:<探索>します。 -6成功です。 GM:台座は横にスライドしそうだ。 ルディ:「よし、開けるぞ。」 ナーシュ:「あの、先に罠を調べた方がいいと思います。」 ルディ:<罠感知>…失敗。 「無いと思うぞ。」 エイジ:「では開けてください。」 ルディ:「俺が開けるのか?」 エイジ:「罠は無いんでしょう?」 ルディ:よし、開けてやる。 ゴゴゴゴ。 GM:罠は無かった。 台座の下には降り階段があった。
GM:階段を降りると、本棚のある部屋がある。 エイジ:本を手当たり次第読みます。 GM:ほとんどの本は手に取ると崩れてしまう。 読めたのは法律関係の 本が何冊か。 今の法律とは違うが。 エイジ:その方が価値はありますよ。 ジューン:法律かぁ。 あんまり面白そうじゃ無いな。 部屋の奥には何か無い? GM:祭壇のような物がある。 <神秘学>を振って。 エイジ:-7成功です。 GM:何かを祀っているらしいが、その対象は神様では無さそう。 祭壇 の中央には青い宝石が填めてある。 エイジ:魔力はかかっていますか? GM:魔法の品では無さそう。 ルディ:祭壇の罠を調べる。 (コロコロ) さっぱり分からん。 エイジ:「罠は無いんですね?」 もう宝石に手が伸びています。 GM:宝石を傷付けずに取り出したいなら、<罠解除>を振って。 ルディ:(コロコロ) -6成功。 GM:綺麗に取り出せた。 拳くらいの大きさの青い宝石だ。 ジューン:青い宝石? ホープのダイヤモンドとか。 GM:これは青い月に関係する品らしいが、よくわからない。 エイジ:大切に懐にしまいます。 ナーシュ:「青の月関係ならわたくしが預かりますわ。」 ヴァイス:「ほ、宝石ならドワーフに任せてくれ。」 エイジ:「あなた達では使い方が分からないでしょう?」 ルディ:「みんながめついぞ。」 アウド:「多分エイジが一番慎重に持ってくだろうから、エイジに任せれ ばいいんじゃないか?」 ジューン:「青があるなら、赤も何処かにあるのかな?」
GM:像があった部屋まで戻ってきた。 誰が扉を開ける? ルディ:まず聞き耳だ。 GM:物音はしない。 ルディ:少し扉を開けて様子をうかがう。 右見て左見て上見て下見る。 GM:近くに骸骨はいないようだ。 ジューン:「じゃ、骸骨が現れないうちにさっさろ戻ろうよ。」 ルディ:「落し穴の下はどうする? あそこから通路がありそうな感じだっ たが。」 ジューン:「先に怪我人を町に連れて帰った方がいいんじゃない?」
そんなわけで、オレ達は町に戻ってきた。 ルディの奴は落し穴の先の通路を調べたがっていたようだが、怪我人のアウザ もいることだし、ここらが潮時だろう。 GM:青い宝石は換金すれば1500ムーナになる。 ジューン:法律の本はガヤンの人が欲しがらない? GM:それは20ムーナになる。 ヴァイス:「そ、その金、ア、アウザへの見舞金に。」 ルディ:「そうだな。 少ないが、治療費の足しにしてくれ。」 エイジ:「さて、宝石の方は5で割って1人300ムーナですね。」 ルディ:「6で割って250ムーナだろ?」 ヴァイス:「に、2000ムーナ投げた。」 ルディ:「あれはもうすんだことじゃないか。 お前ら金に五月蝿過ぎるぞ。」 ま、今回はちゃんと報酬もあったし、あまり苛めるのも可哀想か。 ゴーレムにトドメもさせたんで気分いいから、今回は勘弁してやるよ。 さて、樹液でも買いに行くとするか。 (続く)
冒険者のお仕事 2001/7/8, 8/26 西淀川区区民会館にて収録


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