ガープスルナルリプレイ

120km/hの脅威


キャラクター
  ルディ・ラッシュ
    タマット入信者の戦士であるパーティのリーダー。
    父親の後を継いでトレジャーハンターとなる。
  アウド
    セルティック種のフェリア。
    破壊力と機動力を併せ持つ優れた戦士。
  ナーシュ・テレジア
    サリカ高司祭の女性。
    不幸なリーダーのサポートに追われるパーティの治療役。
  エイジ・タカナカ
    カルシファード出身のウィザード。
    得意技は《爆裂火球》。
  ヴァイス
    ドワーフのジェスタ入信者。
    <龍>の誓いで己を鍛える。
  ジューン
    シャストア神官の男装の少女。
    悪戯好きな幻覚使い。


月が導く物語。 今宵の舞台はオータネス湖王国はフェルウェザーの町。 七色の光に照らされて浮かぶ物語。
きょ、今日もトレーニングだ。 が、頑張って己を鍛えるぞ。 うん? だ、誰か来たようだな。 ル、ルディか。 な、何か用か? た、旅に出 るのか。 そ、それは僕も行くぞ。 き、きっと強い奴と戦えそうだ。
GM:前回、ルディの父エリオン・ラッシュの手掛かりが王都エグにあ ると分かったが、行く? ルディ:もちろん。 仮令1人でも行く…とか言うと本当に1人で行くことに なりそうだ。 ジューン:ヒーローは常に孤独なんだよ。 大丈夫、ボクがその孤独な旅を詳 細に取材して物語にしてあげるから。 エイジ:1人旅に後からこっそりついていくんですね。 ジューン:そうそう。 ダンジョンに入るときは、先回りして前から入るとこ ろを記録するんだよ。 ルディ:「マスター、俺は王都に行く。 皆、もちろん来てくれるよな?」 ジューン:「エグかぁ。 面白そうだね。」 ルディ:「ああ、王都なら物語のネタには困らんぞ。」 アウド:「それにネタが売れそうだな。」 ジューン:「じゃ、今まで書き溜めてきたルディ奮戦記をコミケで売るね。」 ルディ:「ヴァイス、王都なら強い奴がいっぱいいるぞ。 それにきっと 親父と敵対していた奴が襲ってくるぞ。」 ヴァイス:「よ、よし、行こう。 て、敵、戦いたい。」 ルディ:「アウド、王都でならいいホイーリングブレードがあるかもしれ ないぞ。」 アウド:「あるなら行くが、本当にあるのか?」 ルディ:「かもしれない、だ。」 アウド:「かもしれない、か。 ま、この町にいても武器は無さそうだしな。」 ナーシュ:王都だと、追っ手に見つかる可能性が増えますわよね? では行き たくありませんわ。 ジューン:じゃ、変装する? ナーシュ:最低限の変装はしておきます。 エイジ:…。 ルディ:「あれ? エイジは何処だ?」 エイジ:…。 ジューン:「この間、洗剤大量に買ってきてたよ。」 ルディ:「噂では猫にはまったとか。」 アウド:「猫耳にか?」 ジューン:「猫耳好きなの? じゃ、《幻覚変身》で猫耳猫尻尾付けるね。」 エイジ:…。 ルディ:エイジの部屋をノック。 エイジ:「…。」 ルディ:「エイジ、入るぞ。」 エイジ:「…。」 青銅猫を一心に磨いています。 ルディ:「エイジ、王都に行かないか?」 エイジ:「何のために?」 ルディ:「俺のために。」 エイジ:「…バトルアクスはありますか?」 ヴァイス:「ジェ、ジェスタアクスなら。」 ルディ:「どうして俺に向かって斧を構えるんだ?」 エイジ:「もう1度聞きます。 何のために?」 ルディ:「マジックアイテムが見つかるかもしれないぞ。」 エイジ:「王都周辺ならもう漁りまくられてますよ。」 ルディ:「どうせここにいても猫磨くだけだろうが。 そんなんじゃいつま で経っても月に至る道は見つけられないぞ。」 エイジ:ぐさっ。 ルディ:「磨くなら旅しながらでもできるじゃないか。」 ヴァイス:ね、猫持っていったら、エ、エイジ、ついてくる。 ジューン:「わぁい、猫だ猫だごろごろ。」 ルディ:「お前がついていってどうする。」 ジューン:「みゃ?」 エイジ:「ま、この町にいても進展は無さそうですし、新しい所に移るい い機会かもしれません。」
GM:その後1巡りは準備に費やされる。 特にルディは自分の部屋の管 理を頼める人を探さないといけない。 ルディ:マスターに任せる。 ヴァイス:で、でもルディの部屋、《火球》で壊されてる。 アウド:いっそのこと潰して駐車場にしよう。 ルディ:ああ、帰る家も無くなったし、心置きなく出発できる。 GM:ちょっと焦げただけで壊れたわけじゃないぞ。 アウド:ならとどめ刺しに行ってやろう。 ヴァイス:め、目ぼしい物、差し押さえる。
マスター/GM:「気を付けて行けよ。」 ルディ:「行ってくるぜ。 帰ってきたら、マスターの名前を教えてくれ。」 こ、こうして僕達は王都に旅立った。 ど、どんな強敵に会えるか、た、楽し みだ。 ナーシュ:敵など出ないことに越したことはありませんわ。 で、でもルディと一緒だし、き、きっと出てくる。
GM:王都までは普通に歩いて10日くらい。 ルディ:これが初めての遠出か。 ジューン:ボクはこの町来るまであちこち旅してきたよ。 出身はトリース森 王国だし。 ヴァイス:ぼ、僕はソイル選王国。 ナーシュ:わたくしは鬼面都市バドッカの出です。 エイジ:私はカルシファード出身ですよ。 ルディ:じゃ、俺以外は皆オータネス以外の出身なのか。 アウド:オレは何処だろう? そういえば決めてなかった。 GM:エイジのカルシファード出身、というのは本当は<特殊な背景> が必要だ。 あそこは鎖国してるから。
GM:町を出発してから、何事も無く5日が過ぎた。 ジューン:「何も無いって退屈だね。」 退屈だから、《幻覚》でシルクハットに蝶ネクタイのウサギさんを 出すね。 で、その子達が踊りながらボク達の後をついてくるの。 GM:そういうことをしていると、野盗風の集団8人が現れる。 「われ、面白そうな奴を飼うてるやんか。」 ジューン:「うん、いいでしょ?」 野盗/GM:「そいつを我々によこさんかい。」 ジューン:「えーっ、やだよ。」 ルディ:「渡してもいいんじゃないか?」 ジューン:「やだ。」 野盗/GM:「それからええ物着とるやないか。 そいつもよこせ。」 野盗は武器を構える。 ボスはバスタードソードだ。 ルディ:バッソ? それは目が輝くぞ。 ジューン:追い剥ぎする気? ルディ:そういうわけじゃないが、俺よりいい武器持ってるのは許せん。 「お前達にやる金など無い。」 エイジ:《爆裂火球》を飛ばします。 13点の叩きです。 GM:いきなりか。 ボスが吹っ飛ばされた。 エイジ:「ふう、今日の仕事は終わりました。」 野盗/GM:「あいつを狙え。」 エイジ目掛けて矢が2本飛んできた。 エイジ:1発は《瞬間回避》でかわしましたが、2発めはくらいました。 ルディ:エイジが攻撃くらったらやばいんじゃないのか? アウド:どんな弓を使ったかに拠るな。 ジューン:そうそう、ダメージ3360Dの弓とか。 GM:ダメージは3点の刺し。 エイジ:1点止めて4点くらいました。 <生命力>5なので残り1点です。 (コロコロ) 朦朧はしましたが転倒はしていません。 アウド:上空から観察。 GM:弓が届く範囲に数人が展開しているようだ。 ヴァイス:ぼ、ボスを取り押さえる。 「こ、こいつの命惜しければ、手、手は出すな。」 GM:野盗達は遠巻きにして様子を見ている。 ヴァイス:「よ、よし、お、大人しくしていれば、ボスの命助けてやる。」 ルディ:『たった今ボスは代替わりした。』 一同笑。 GM:野盗達はひそひそ相談している。 ボスを助けるか、見捨てるか、 この場でボスの交代を行うか。 エイジ:交渉してる間に《爆裂火球》に集中しています。 GM:また矢が飛んでくるぞ。 エイジ:大丈夫です。 皆さんがガードしてくれていますから。 ヴァイス:そ、そのままボス、引き摺っていく。 GM:野盗は距離を置いてついてくる。 ジューン:じゃ、倒れてるボスの《幻影》を出すね。 「さ、本者はどっち?」 GM:野盗は混乱してるようだ。 ジューン:ならその間にさっさと行っちゃえばいいね。 ナーシュ:エイジさんに肩を貸して撤退します。
GM:無事次の町フェルウェザーにやってきた。 ヴァイス:ボ、ボス、ガ、ガヤン神殿に突き出す。 GM:町には夜に着いたが何やら祭りでもしてるみたいだ。 どうやらカー ニバルの前夜祭らしい。 ジューン:「カーニバルだ☆ 行こう行こう。」 ルディ:「ボスはどうする?」 ジューン:「その辺りに置いとけばいいじゃない。 箱に入れて“誰か拾って ください”って書いておけば親切な人が拾ってくれるよ。」 ルディ:宿の場所だけ決めてそこで落ち合おう。 GM:近くにトンカイ亭という宿があった。 ジューン:じゃ、ボクはカーニバルに繰り出すね。
GM:ガヤン神殿ではカーニバルの警備で忙しそうにしている。 ヴァイス:「や、野盗、捕まえた。」 GM:かなり忙しそうだ。 「野盗? また書類書くのか。 面倒くさいな。 とりえあず、こち らの書類に名前と捕まえたときの状況を記入して、捺印して提 出してくれ。」 報奨金50ムーナが出た。 ヴァイス:や、宿代、できた。
ジューン:「わあい。 カーニバルだカーニバルだ。」 綿飴買って射的して金魚掬いしてくじ引いて…。 ルディ:「あまりはめを外すんじゃないぞ。」 ジューン:「うん。」 リンゴ飴買って輪投げしてヨーヨー釣りして占いして…。 GM:では遭遇判定だ。 知力-4か手品-2で判定。 ジューン:それなら知力の方が高いね。 -2成功だよ。 GM:胸元に手を入れられた。 ジューン:痴漢? GM:あ、胸じゃないな。 腰の財布が狙われている。 エイジ:胸元に財布があるのは時代劇ですよ。 ジューン:腰でも痴漢だよ。 「何するんだよ、痴漢、変態、人生の落伍者、生ける酸素の無駄 遣い。」 GM:スリは気付かれたので逃亡を図る。 アウド:「どうした?」 ジューン:「あいつ、人の胸触った上、財布を盗ろうとしたの。」 GM:追いかけるなら敏捷力判定。 アウド:追いついた。 空中からライダーキックだ。 スリ/GM:「お、俺が何をしたってんだ。」 ジューン:「人の胸触ったでしょ?」 スリ/GM:「胸?」 ジューン:「そうだよ。 言っておくけど、背中じゃないからね。 シャツで 押さえてるから平たくなってるだけなんだから。」 一同笑。 アウド:「ガヤン神殿に突き出そう。」 スリ/GM:「お、俺が悪かった。」 ジューン:「だーめ。 痴漢は犯罪なんだから。」 GM:ガヤン神殿にやってきた。 「またか。 やれやれ、どうしてこんなに仕事を増やすんだ。」 ジューン:「この人、痴漢の上にスリまでしたんだよ。」 GM:スリはガヤン神官に説教される。 「痴漢にスリだと? くだらんことするんじゃない。」 「お、俺は痴漢なんて。」 「分かった分かった。 一晩泊めてやるから頭を冷やせ。」
ひ、昼間は、そ、そんな騒ぎもあったが、よ、夜になって騒ぎも一段落。 あ、 明日はまた首都に向けて、しゅ、出発だ。 ジューン:「今日が前夜祭なら、明日が本番だね。」 ルディ:「明日は先へ行くぞ。」 ジューン:「えぇっ、せっかくのお祭りなのに行っちゃうの? 急ぎの用じゃ ないんだし、1日くらいいいじゃない。」 GM:トンカイ亭では、奥の方でどんちゃん騒ぎしている。 ジューン:あ、何してるのかな? GM:綺麗なお姉ちゃんとごっつい兄ちゃんと若い兄ちゃんが飲み比べ している。 3人の前には、空になったグラスが高々と並べられて いる。 「さあ、はったはった。」 ヴァイス:の、飲み比べなら名乗りをあげよう。 GM:「兄ちゃんもやるかい? ならこの勝負が終わったら次に出てくれ。」 ジューン:えぇっと、お姉さんに10ムーナね。 エイジ:お姉さんに30ムーナ。 GM:では勝者を決めよう。 (コロコロ) お姉さんが買った。 掛け金が 倍になって帰ってくる。 ジューン:「お姉さん、すごい。」 GM:だが10数杯飲んだ彼女もふらふらだ。 「み、水…。」 バタッ。 彼女は部屋に運ばれていく。 「さあ、第二陣だ。 出場者は誰だ?」 ヴァイス:「ぼ、僕だ。」 GM:他のメンバーはエルファと酒樽みたいな親父。 「こいつは飲みそうだ。 さぁ、こいつは何樽出るか。 はったはった、 当たれば倍だ。」 ルディ:ヴァイスが出るなら応援しよう。 ジューン:ヴァイスお兄さんに10ムーナね。 エイジ:私はヴァイス君に今勝った60ムーナ全額賭けましょう。 GM:判定は、生命力+意思の強さで勝負。 決着が付くまでだんだん修正 が大きくなっていく。 親父が目標値14、エルファが10。 ヴァイス:ぼ、僕の生命力+意思は14. お、親父と互角だ。 GM:それでは判定だ。 まずは修正+2から。 ヴァイス:と、当然成功。 GM:2人も成功した。 次は修正無しで。 ヴァイス:(コロコロ) 13。 GM:エルファが危なかったが何とか成功。 では次は-2修正。 ヴァイス:ま、まだ成功している。 GM:ここでエルファが脱落、親父の方もかなりふらついて来ている。 次は一気に-5修正。 ヴァイス:も、目標値9か。 …成功。 GM:親父は失敗。 「お、お前、なかなかやる…な…。」 バタッ。 ヴァイス:「あ、あんたもな。」 エイジ:「見事でしたよ、ヴァイス君。 おかげで60ムーナも儲けさせても らいましたよ。」 ぼ、僕も只酒飲めて、ま、満足…だ…。 バタッ。 …そ、その後は記憶が無い。 た、多分どんちゃん騒ぎは、ひ、一晩中続いた らしい。
GM:トンカイ亭には、カイラという看板娘がいる。 ジューン:軒先に吊るしてあって、道場破りが持っていくんだね。 GM:君達が朝起きてくると、カイラがギロリと睨む。 ジューン:「どうしたの?」 GM:カイラは無言で夕べの騒ぎの跡を指差す。 で、箒に塵取り、雑巾 を押し付ける。 や、宿のその一角は酷い有様だった。 だ、誰がこんなにしたんだ? カイラ/GM:「あなた達よ。 全部あなた達がやったの。 ちゃんと元通りに掃除 してよね。」 そ、そうか。 じ、自分のしたことの責任は取らないとな。
GM:さて、君達が宿の掃除をしていると、表から女性2人連れが入って くる。 きゃ、客か。 も、もう少しで掃除終わるから、わ、悪いが少し待っててくれ。 GM:ナーシュ、君はその2人を知っている。 ナーシュ:はっ、まさか追っ手ですの? お、追っ手? ナ、ナーシュさん、あ、あんた何したんだ? ナーシュ:たいしたことはしてませんわ。 GM:ではここでナーシュの背景を説明しておこう。 ナーシュ、君はテ レジア家という、サリカ高司祭を何人も出している名家の長女で、 父親はトリース森王国の王家の出身だ。名家の長女だ。 ルディ:王族なのか。 GM:王族とは言っても王位継承権は10何番目か。 ジューン:でもトリースって今は共和国だし。 GM:そして君は、カトリ・ベルタネンフォルベルトという青年に追い かけられている。 ソイル選王国の第三王子だ。 ルディ:王子の追っかけか。 GM:彼は以前、ナーシュにちょっかいをかけた。 が、こっぴどく振ら れた。 ナーシュ:バトルファンでぶっ飛ばしただけですわ。 GM:そういうわけで、彼は捜索隊を作って君を追いかけている。 それ 君の<敵>だ。 そんなわけで、君は王子から逃れるために、修行 も兼ねて旅している。 ルディ:あのときバトルファンでぶたれた感触が忘れられない、とか。 ナーシュ:迷惑な話ですわ。
GM:さて、入ってきたのは君の従妹のフォルティナだ。 清楚な感じの 12歳。 傍にいる女性のは彼女の教育係兼護衛のアイドナ。 「まあ、ナーシュお姉様、こんな所にいらっしゃいましたの?」 ナーシュ:「久しぶりですわ。 ここで会えたのも、きっとサリカ様のお導き ですわね。」 くるっと振り返って、 「従妹のフォルトナとその従者のアイドナです。」 メンバーを紹介しますわ。 ジューン:「ふぅん、ナーシュお姉さんの従妹なんだ。 そう言われると、雰 囲気とか似てるね。」 GM:礼儀作法を持っている人は振ってみて。 エイジ:おや、1ゾロ。 GM:フォルトナの作法を見るに、ひょっとしたら彼女は王侯貴族ではな いかと思う。 エイジ:ナーシュさんの従妹が王侯貴族、ということはナーシュは王侯貴族 かもしれないわけですね。 ナーシュ:一通り紹介が終わったら、アイドナを引っ張って影に連れて行きま すわ。 「で、わたくしに何の用なの?」 アイドナ/GM:「お家の方から、ナーシュ様にお呼び出しがかかっているのを小耳 に挟んだものですから。」 ナーシュ:「呼び出し?」 ジューン:体育館裏とか? アイドナ/GM:「内容までは存じません。 あの件に関係することだと思いますが。」 ナーシュ:「あれについては皆には内緒にしてください。 帰るつもりもあり ませんし。 あなた達はどうしてここに?」 アイドナ/GM:「偶然です。」 ナーシュ:「ならわたくしがここにいることは口外しないでいただけます?」 GM:「了解いたしました。」 戻ってくると、今度はフォルトナがナーシュを隅に引っ張っていく。 「お姉様お姉様、あの方は?」 フォルトナの視線はルディに注がれている。 「お姉様、あの方を紹介してください。」 ナーシュ:「紹介なら今したでしょ? トレジャーハンターのルディさんよ。」 ファルトナ/GM: 「そういう意味じゃありませんわ。」 ナーシュ:ぽんと肩を叩いて 「彼はやめておきなさい。」 フォルトナ/GM: 「お姉様…。」 エイジ:ルディ君と付き合いたいなら、《大治癒》習得が必須ですよ。 アウド:できれば《倍速》もあった方がいいな。 ルディ:お前達、俺を何だと。 い、一緒にいると、つ、強い敵が寄ってくる。 しゅ、修行にはぴったりだ。 フォルトナ/GM: 「ルディさん、一緒にお祭り見にいきません?」 ルディ:「別にいいが。」 エイジ:ルディ君て美形でしたっけ? ルディ:<魅力的>だぞ。 イメージ的にはノイエのつもりだ。 エイジ:ノイエ・サンスーシ? アウド:「祭りに行くのか。 なら俺達はここで飲んでる。」 ルディ:「一緒に行かないのか?」 ジューン:「行ってらっしゃい。」 ルディ:「あれほど行きたがってたのに、どうしたんだ?」 ジューン:「気が変わったの。」 ナーシュ:アイドナは止めませんか? GM:フォルティナの好きにさせるつもりらしい。 ルディ:祭りに行くだけなんだから危険も無いだろうしな。 アウド:ルディと一緒だと危険に巻き込まれるぞ。
そ、そういうわけで、ルディはフォルトナと一緒に祭りを見に行った。 エイジ:さぁ、ルディ君のために後方支援しましょう。 ジューン:《幻覚変身》で13歳くらいの男の子になってついていくね。 アウド:上空からついていく。 ヴァイス:つ、ついていく。 ナーシュ:「彼女に護衛はついているんですの?」 アイドナ/GM:「私だけです。」 ナーシュ:「では念のためにわたくし達もあの2人の近くにいるべきですわね。」 ルディ:結局全員がついてくるのか。 エイジ:私は行きませんよ。 私には猫を磨くという重要な用事があります から。 GM:エイジはずっと猫を磨いているのか? エイジ:そういえばあの子は王族かもしれないんでしたね。 それがちょっ と気になったので、調べてみることにします。 …とはいえ、ウィ ザードが裏タマットに行くわけにはいきませんね。 仕方ないので 一心不乱に猫磨いてます。
GM:ルディ、知力判定して。 成功すれば尾行に気付く。 ルディ:失敗。 全然気付かない。 フォルトナの行く所についていく。 GM:アクセサリー屋とか占い屋とか、女の子らしい所へいきたがる。 だがこの光景、はたから見たら兄妹だ。 アウド:いまいち物足りんな。 ジューン:デートなんだから、手ぐらいつながないと駄目だよね。 ここは ムードが出るようにボク達で演出してあげるべきかな? GM:ジューン、知覚判定を振って。 ジューン:-3成功だよ。 GM:目つきの悪い黒ずくめの男が5人ほどフォルトナの方を監視してい る。 ジューン:後ろにいるナーシュお姉さんに話し掛けるよ。 ナーシュ:「あら、あなたは?」 ジューン:「あのね、あそこに黒ずくめの変なおじさんがいるの。 向こう歩 いているお兄ちゃんと女の子を監視してるみたい。」 ナーシュ:「それは注意した方がいいですわね。 でもジューンちゃん、わた くし相手にお芝居してどうしますの?」 ジューン:「あ、ばれちゃった? 敵を騙すにはまず味方から、だよ。」
GM:フォルトナは少し開けた丘に行く。 町が見下ろせてムードがある 所だ。 ジューン:さて、ムード演出しようかな。 とりあえずは《幻影》で花びらを 舞わせるね。 GM:そこに黒ずくめの男が4人ほど現れる。 ルディ:「何だ、お前ら?」 GM:男達は無言で武器を構える。 ルディ:祭り見に来てたなら鎧は着てないよな。 なら今はクロースだ。 ナーシュ:それが見えたのならバトルファン構えて近付きますわ。 GM:地上から近付くなら、敏捷度-4で判定。
ル、ルディとフォルトナが怪しい奴に囲まれている。 い、急いで駆けつけた いが、ひ、人がいっぱいで中々近付けないな。 ル、ルディ、ぼ、僕が着くまで彼女を、ま、守れ。 ルディ:剣を構えて牽制。 (コロコロ) クリティカルだ。 GM:男達は少し躊躇したようだ。 ルディ:全方位囲まれているのか? GM:見えるのは前に4人。 ルディ:後ろには敵がいないことを信じて彼女後ろに庇おう。 GM:敵は切りつけてくる。 3人が攻撃成功。 ルディ:鎧着てないから受動防御が下がってるな。 しかし代わりに避けが 上がってる。 (コロコロ) 全部避けた。 アウド:ヒロインがいると強いな。 エイジ:そして彼女は幻想を抱くのですね。 GM:背後から黒ずくめの男がもう1人現れる。 そいつはフォルトナの 手を引っ張って連れて行こうとする。 ルディ:「しまった。」 フォ、フォルトナが攫われたか。 か、彼女の救出に向かうぞ。 ナーシュ:わたくしもフォルトナの方に向かいます。 アウド:オレもフォルトナへ。 ジューン:当然ボクもそっちへ向かうよ。 ルディ:ちょっと待て、4人を相手にしてる俺の方には誰も来ないのか。 アウド:皆考えることは同じだな。 ルディ:「俺のことはいいから彼女を。」 と言おうと思っていたんだが。 うーん、これが以心伝心ってやつ か。 GM:では1人で頑張るヒーロールディ君への攻撃だ。 4人とも攻撃成功。 ルディ:1回だけ避けた。 まずいな、鎧が無いから防護点も無い。 エイジ:ヒロインがいなくなると急に弱くなりましたね。 GM:さて、一方フォルトナを捕まえて逃げる男の方。 そいつを追おう すると、男2人がブロッする。 ジューン:フォルトナちゃんを捕まえている男までの距離は? GM:20mほど。 ジューン:「クロちゃん、ゴー!」 ブロックしてる男の間からペンダントを飛ばすよ。 GM:避けそこなった。 ジューン:クロちゃんてね、当たるとダメージが1D+5あるんだよ。 (コロコ ロ) あ、1だ。 6点の刺し。 ルディ:刺しなら6点でも充分高いぞ。 GM:その男は倒れた。 が、すかさずまた別の男が横から現れてフォル トナの手をつかむ。 ルディ:それはオフサイドだぞ。 アウド:上空からならブロックできまい。 誘拐犯を追うぞ。 GM:アウドにナイフが飛んでくる。 アウド:ここでスピードを緩めるわけにはいかない、ナイフくらいなら無視 して突撃だ。 GM:なら5点のダメージが2回。 アウド:ちょっと痛いが追い続ける。 GM:今度は上から人が降ってくる。 2階の窓から黒ずくめの男が飛び出 してきて、君に飛び蹴りだ。 アウド:避けたぞ。 そんな所に伏兵を潜ませておくなんて、用意のいい奴 らだ。 GM:そいつはそのまま地面に落ちていく。 その間に、フォルトナを抱 えていた男は建物の向こうに消えてしまった。 フォルトナを確保 できたようなので、足止めしていた奴らも撤退しようとする。 ナーシュ:それは虫が良過ぎますわ。 《電光》を叩きつけます。 GM:ちょっと痺れたがそのままジャンプして逃亡する。 ヴァイス:に、逃げられたか。 ジューン:「ルディお兄さん、何やってるのさ。」 ルディ:「誰だ、お前は?」 ナーシュ:「いつまで変身してるの。」 ジューン:「あ、そうだったね。」 変身を解くよ。 ベリッ。 ルディ:《幻覚変身》って、剥がせるような代物だったのか? ヴァイス:「お、男ならちゃんと守れ。」 ルディ:「あの人数を1人で守るのは無理だ。」 ナーシュ:ルディさんを応急手当します。 (コロコロ) 1点だけ治りました。 ジューン:付近に遺留品は? GM:市販品のナイフがあるだけ。
ぼ、僕達は一旦宿に戻って、た、対策を練ることにした。 ジューン:「エイジお兄さん、《方向感知》使える?」 エイジ:「持っていません。 《敵感知》でしたら持ってますが?」 ジューン:「あいつら何者? 何か狙われる覚えはある?」 アウド:「身代金目当てじゃないのか?」 ジューン:「ロリコン?」 アウド:「だったら酷いことされてるな。」 アイドナ/GM:「どうしましょう、事情を話た方がよろしいんでしょうか?」 ジューン:「何か事情があるなら話してよ。 大丈夫、ボク口固いから。」 ナーシュ:話したくないのは、皆さんの信用がどうのこうのというのではな くて、巻き込みたく無いからなのですけど。 「わかりました。 皆さんこちらに来てください。」 部屋に皆を呼びます。 「この部屋で話したことは他言無用ですよ。」 ジューン:「大丈夫、ちゃんとアレンジするから。」 ナーシュ:「ジューンちゃん、外に出ます?」 皆さんにフォルトナの話をします。 アイドナ/GM:「おそらくこの指輪が狙いなのかと。」 ラディ:「どんな指輪だ?」 まさか親父が言ってた指輪じゃないよな。 アイドナ/GM:「当家代々伝わる由緒ある指輪です。」 ジューン:「それ持ってたらどんな利点があるの?」 アイドナ/GM:「曲がりなりにも王家の血を引く証ですから、色々使い道はあり ます。」 エイジ:「その指輪の有無で王位継承権問題が関わってきませんか?」 アイドナ/GM:「元々フォルトナ様の継承順位は10数番目ですから、王位継承がど うなるというものではありません。」 ジューン:「今までに狙われたことは?」 アイドナ/GM:「4巡りほど前、王都を出たときに一度ありましたが、撃退しまし た。」 ルディ:「狙われたことがあるなら、警戒が緩過ぎたんじゃないか?」 GM:襲われてから4巡りが過ぎたので、気を抜いた矢先だったらしい。 アウド:「警戒を解くまで待っていたんだな。」 ジューン:「4巡りの間ずっとチャンスを狙ってたの?」 ルディ:「この指輪が目的なら向こうから接触してくるだろう。」
ルディ:裏タマットに行く。 やったのはどうも闇タマットっぽいがな。 GM:知覚判定をして。 ルディ:-1成功。 GM:財布を掏られかけた。 ルディ:「何の真似だ?」 情報屋/GM:「単なる挨拶さ。 兄ちゃん、何の用だ?」 ルディ:「情報を買いたい。 今日の昼誘拐された少女についてだ。」 情報屋/GM:「誘拐事件なら今日だけで7件あったぞ。」 ルディ:「祭りの外れにある丘で起こった事件だ。」 情報屋/GM:「今はその情報は無い。」 ルディ:「なら調べてくれ。 被害者の居場所を知りたい。」 情報屋/GM:「前金として300ほど置いていって貰おうか。」 ルディ:「頼むぞ。」 情報屋/GM:「ああ。 だが、誘拐の捜査とは、まるでガヤンだな。」 ルディ:「頭の固いガヤンなんかより、あんたらの情報網の方が優秀だろ?」
そ、その後、ぼ、僕達はガヤン神殿を初め、ま、街中を夜が更けるまであちこ ち回ったが、け、結局、この日はたいした情報は得られなかった。 よ、夜も遅いので今晩は休むことにする。 GM:窓際で寝てる人、避けを振って。 ヴァイス:くらった。 GM:窓ガラスがパリンと割れて何かを射ち込まれる。 ルディ:「誰だ?」 窓の外を見る。 GM:10mほど向こうに走り去っていく人影がある。 アウド:窓から飛び出て追いかける。 ヴァイス:ぼ、僕も追いかけたい。 エイジ:では《高速飛行》に集中。 ヴァイス君にかけてあげましょう。 無荷なら120km/hまで加速できますよ。 よ、よし、このスピードなら、ぜ、絶対逃がさないぞ。 お、斧を構えて、さ、 最大加速。 アウド:斧構えたドワーフが高速で飛んできたら怖いな。 ナーシュ:ドワーフミサイルですわね。 それもホーミング式の。 ジューン:逃げ切れないよね、絶対。 GM:追いつく前に向こうは建物の中に逃げ込んだ。 に、逃がさない。 そ、そのまま突撃だ。 GM:体力を振って。 ヴァイス:-6成功。 GM:扉を吹っ飛ばして中に突っ込んだ。 地下に逃げていくのが見えた。 じ、地獄の果てまで追いかけるぞ。 ルディ:ヴァイス、お前120km/hで突っ込んでおいて無事なのか。 GM:地下室には3人が右往左往している。 ヴァイス:た、体当たり。 普通に当たって13点の叩き。 GM:1人吹き飛ばされて壁にめり込んだ。 ジューン:《高速飛行》って怖いんだね。 ルディ:《高速飛行》が怖いんじゃない、《高速飛行》がかかったドワー が怖いんだ。 ヴァイス:「つ、次、誰だ?」 GM:さて、アウド、君が建物についたときには、辺りは巻き上がった埃 で真っ白だ。 アウド:「おい、ヴァイス、いったい何を起こしたんだ?」 GM:そのとき、砂埃が舞い上がる建物の中から、何者かが飛び出てきて 君に体当たりする。 アウド:避けたぞ。 GM:人影はそのままアウドの横を駆け抜けていく。 どうやら2人には逃 げられたようだ。 残ったのは壁にめり込んだ死体が1つ。 アウド:部屋を探索する。 GM:少し前に10人くらいがいた形跡がある。
ナーシュ:「ルディさん、何が投げ込まれましたの?」 GM:手紙を結んだナイフだ。 『 よくもやってくれたな。自分のやったことを後悔させてやる。 指輪と5000ムーナを用意しろ。 それを昼間の男に持たせて明日の朝公園の 女神像の噴水の前まで来い。』 ルディ:手紙渡すだけなら窓破る必要は無いだろうに。 アウド:そのおかげで120km/hのパトリオットミサイルをくらうはめになっ たわけだな。 ジューン:どうしてルディお兄さんなのかな? 普通もっと弱そうな人を指名 しない? GM:君達のメンバー構成なんて知らない。 知ってるのは以前戦ったア イドナと昼間戦ったルディだ。 残りのメンバーは仲間なのか、単 なる通りすがりなのか判別できなかった。 ジューン:だけど、ルディお兄さんって、誘拐されたときは4人を相手に互角 に戦ったんだよ。 GM:彼らの頭の中では、アイドナはそれ以上に強い。 アウド:「ジューン、ルディの替え玉を作れるか?」 ジューン:「《幻覚変身》を掛けられるけど、意味無いと思うよ。 鎧を普通 の服にして非武装に見せる、なら多少は意味あるかな?」 ナーシュ:「相手を油断させるために多少なりともお金は用意しましょう。」 GM:アイドナはすでに金策に走っている。 エイジ:「まず呼び出し場所の下見に行きましょう。」
GM:女神像の噴水は広場の外れにあって、人通りが少ない。 アウド:なら《爆裂火球》を飛ばせるな。 ヴァイス:ひ、人、少ないだけで、いる。 ルディ:広場とは言っても街中だしな。 GM:噴水とか壊したら弁償だぞ。 それに悪人とはいえ街中で殺したら 殺人だ。 ルディ:建造物はできるだけ壊さないようにしよう。 アウド:敵が出たら、ヴァイスを120km/hで突っ込ませればいいんじゃない か? GM:ルールをかつかつにやったらあの突撃でヴァイスにはすごいダメー ジが来てるぞ。 ルディ:人間が120km/hでぶつかったら原型とどめて無いだろうな。 エイジ:では100km/hにしましょう。 ルディ:それでも充分死んでるだろうが。 ち、ちなみに、120km/hの突撃は56mからの落下に相当。 し、従ってダメージ は56D-112だ。
GM:アイドナが帰ってきた。 どうにか2000ムーナは用意できたそうだ。 アウド:「袋に石詰めて、上の方だけ本物にしよう。」 ルディ:「指輪はどうする? 偽物を用意するか?」 GM:向こうは指輪については知ってると思われるので偽物は使えない。 アイドナとしても、フォルトナの命の方が大事。 ルディ:「填めておこうか。」 アウド:「女の子用の指輪だろ? 抜けなくなったらどうする。」 ジューン:そしたらお父さんと同じ運命になるかもね。 エイジ:指輪のせいで人生棒に振りますか。 アウド:1人で来い、と書いてないということは、全員で行ってもいいんだ な。 エイジ:《敵感知》に反応しませんか? GM:エイジは向こうに認識されてないので、敵とも思われていない。 ジューン:じゃ、ルディお兄さんに《幻覚変身》したら敵意感じるかな? そ、その後、ぼ、僕達は朝まで色々作戦を練った。 き、基本的には、み、皆 が周囲に潜み、い、いつでも飛び出せるように待機することにした。 エイジ:《肉体気化》で噴水近くまで移動した後に、《隠匿》で隠れます。 ジューン:ボクは、まず《幻覚変身》で酔っ払いのふりして噴水に近付いて、 《幻覚変身》で木に変身、《独立幻覚》かけた酔っ払いの《幻覚》 を歩いて去らせるよ。 アウド:中々芸が細かいな。 GM:魔法を使うなら、噴水から少し離れた所になら潜める。 流石に指 定場所間近だと、魔法を使っても怪しまれる。 アウド:「ジューン、何か幻覚かけてくれ。 屋根の上に潜みたい。」 ジューン:「じゃ、猫にでも成ってる?」 ヴァイス:ぼ、僕も屋根に。 GM:どうやって登る? ちんたらやってたら向こうに見つかるぞ。 それ から降りるときも。 ナーシュ:エイジさんに近くに隠れてもらって《高速飛行》かけてもらえばい いですわ。 GM:ナーシュはどうする? ナーシュ:ルディさんと反対側の方からゆっくり近付いていきます。
そ、そして指定の時間になった。 は、果たして何処からやってくるか。 GM:ルディが公園に入ったところで、何人かの子供とすれ違う。 知覚 -4を振って。 ルディ:出ない。 GM:子供達はそのまま駆け抜けていく。 ナーシュ:指輪を掏られたのではありませんか? ジューン:タマット信者が掏られるの? ルディ:俺は盗賊じゃなくて、トレジャーハンターだからな。 GM:指定場所で待っていると、ナイフが飛んできて身代金を入れた袋に 当たる。 穴が空いて下の方に入れていた石がざらざら出てくる。 ルディ:ばれてしまったか。 GM:ナイフには紙がついている。 アウド:『よくもアジトを壊してくれたな』? ルディ:周囲を警戒しながら読む。 『 私をたばかってくれたな。 指輪は貰っていく。 娘はこの先の家にいるので 助けたければ勝手にするがいい。』 ルディ:懐を探るが、無いんだな。 「やられた、さっきの子供だ。」 エイジ:その声に反応して大リーグボール1号を飛ばします。 ヴァイス君に 《高速飛行》です。 ヴァイス:い、1号、行くぞ。 こ、子供を追いかける。 アウド:オレも飛んで追いかける。 ルディ:「指輪は任せた。」 手紙にあった家の方へ行く。 GM:ナーシュ、君の方に逃げてくる男が4人ほどいる。 ナーシュ:バトルファンを構えて道の真中に立ち塞がりますわ。 「ちょっと待ってください。」 GM:その横を駆け抜けようとする。 ヴァイス:お、男に、た、体当たり。 GM:くらった。 派手にすっ転んで気絶。 残りの3人の男達は、ぐふふ と笑いながらボールのような物を取り出す。 アウド:ポケットモンスター? GM:ボールを君達に投げつける。 (コロコロ) いきなりファンブルだ。 ヴァイスに投げようとした奴は、投げる前に爆発した。 ジューン:自爆テロ? GM:続いてナーシュにボールが投げられる。 ナーシュ:避けました。 GM:敏捷度-4を振って。 後ろから爆風が来る。 ナーシュ:それも成功ですわ。 GM:もう1人の敵は、気絶してる仲間にボールを投げる。 ボールが爆発 して、仲間は粉々になる。 ヴァイス:な、仲間殺す。 お、多いな、そういう敵。 GM:さらに今度は地面に丸い球を投げる。 こちらを向いている人は生 命力-4で判定。 失敗すると目が眩む。 ぼ、僕達は全員、ボ、ボールの閃光で目が眩んでしまった。 ま、まずい、こ のままだと逃げられる。 GM:その隙に逃亡を図る。 (コロコロ) 転んでしまった。 何故だ、何 故ここでファンブルが出る。 ルディ:自分も眩んでたのか。 アウド:転んだのなら全力2回攻撃。 1発めは刺しの7点だが生きてるか? GM:6,6,6。 完全に死んだ。 そ、そして、ぼ、僕達は敵のうち1人を捕らえた。 こ、これで情報が聞ける。
ルディ:手紙に書いてあった家は何処だ? GM:町の外れにある空家だ。 中にはフォルトナが倒れている。 かなり 消耗しているようだ。 ナーシュ:彼女の様子はどうですの? 《体力付与》で回復しません? GM:劣悪環境による衰弱なので、魔法では治らない。 ゆっくりと休養 が必要だ。 ルディ:「指輪は盗られたが彼女は無事だった。 半々か。」 ヴァイス:「マ、マイナスだ。」 アウド:「1人生け捕りにしたがどうする?」 ルディ:「どうせ舌噛んで死ぬんじゃないか?」 アウド:「だから猿轡している。」 ルディ:「それじゃ話も聞けない。」 ヴァイス:「サ、サリカ、《思考感知》使えるか。」 ナーシュ:「残念ながら使えませんわ。」 GM:そのときタマットから使いが来る。 「ルディさんはいるか? 情報を持ってきた。」 ルディ:「どんな情報だ?」 タマット信者/GM: 「この前のアジト以外にももう1つあるらしい。」 ジューン:「今行ったところ?」 タマット信者/GM: 「そこは俺達のアジトだ。 やつらに勝手に使われた。」 一同笑。 な、なんて抜けた奴らなんだ。 ルディ:「どういう組織なのかは情報はあるか?」 タマット信者/GM: 「それは分からない。」 ヴァイス:「タ、タマットに、な、内通者、いないか心配だ。」 ルディ:「罠なら跳ね飛ばすのみ。 敵の隠れ家もわかったし、さっそく行く か。」 ナーシュ:「やれやれ、また出入りですか。 ルディさん、仕事増やさないで くださいね。」 ルディ:「努力はしよう。 アイドナさん、フェルトナを頼むぞ。」 GM:アイドナさんも一緒にいくつもりらしい。 フォルトナはガヤンに 預ける。 ジューン:じゃ、偽のフォルトナちゃんを作っておくね。 《幻覚》でフォル トナちゃん出して、《独立幻覚》で寝息立てさせる。
GM:町から数時間歩いたところにペンションみたいなのが建っている。 2階建て中規模のペンションで、1階に4部屋くらいはありそう。 ジューン:「1部屋20人として80人ってところだね。 全員が肩車してて160人っ て可能性もあるかな。」 アウド:「どんな詰め込み方してるんだ。」 エイジ:「そんなに詰め込んでいるなら問答無用で《爆裂火球》です。」 ルディ:「建物ごとぶっとばしたら…やっぱりまずいか。」 ヴァイス:「た、たまにはこちらが石投げる。」 GM:石以外のものなら投げてるじゃないか。 《爆裂火球》とか。 エイジ:ドワーフも投げますよ。 ルディ:敵がいるのに間違いは無いんだな? 襲撃してみて、実は隣だった、 ってことになったら大変だ。 GM:明かりが着いているペンションは一つだけだ。 裏タマットの情報 からして、ここに敵がいるのは間違いなさそう。 アウド:「偵察に行くか。 見つかったら観光客のふりをしよう。」 ルディ:「完全装備の観光客がいるか。」 ジューン:「そう? ノックして『Trick or Treat?』って言ったらお菓子貰え るかも。」 ヴァイス:「ジェ、ジェスタアックス構えて『Track or Treat?』か?」 ジューン:「ナマハゲ? そっちがいいなら演出するよ。」 ルディ:「さて、突っ込むか出てくるのを待ち伏せるか。 俺は考えるのは 苦手なんだ。」 ジューン:「誰か飛び道具持ってる? 持ってるなら突っ込むよりは出てくる ところを狙い撃ちした方がいいんじゃない?」 エイジ:「飛び道具? 《爆裂火球》ですか、それとも120km/hのドワーフで すか? ナーシュ:「弓でしたら持ってますわ。」 エイジ:「燻し出しますか? しかし向こうの方が数が多いなら、室内戦に 持ち込んだ方が有利です。」 ヴァイス:「に、逃げられないように、う、裏口板で塞ぐ。」 GM:裏口は無いが、1階に窓が4つ、2階に窓が2つある。 エイジ:「突っ込むのなら、全員で固まって扉からいくか、窓にも分かれる か、ですね。」 アウド:「『ペンション管理組合の方から来ました。 窓の手入れをします。』 とか言ってさり気無く窓を塞ぐ。」 ヴァイス:「こ、こっそりと窓の下に、お、落とし穴掘る。」 エイジ:「悠長に窓塞いだり落とし穴掘るくらいなら家破壊した方が早いで すよ。」 ヴァイス:「な、なら撒き菱撒く。 も、持ってないけど。」 ジューン:「窓の下に火を付けるのはどう? 《幻炎》かけておいたら出て来 れないだろうし、火事だとなったら向こうは慌てるよね?」 GM:窓が4つ。 2階から逃げるのも防ぎたいなら6つだ。 ジューン:6箇所も魔法かけたら、修正-6も来るよね。 今はフォルトナちゃん の《幻覚》維持してる状態だから、すでに-1来てるし。 それじゃ、 1階の4箇所にしておくね。 GM:火を付けて騒いだら、ジェスタの消火隊が来るぞ。 ジューン:そんな大きな火にはしないよ。
ヴァイス:「そ、それじゃ、つ、突っ込むぞ。」 エイジ:「向こうが気付いていないなら、こっそり鍵開けした方が有効です よ。」 ルディ:「鍵開けか。 よし、やるだけやってみよう。」 扉に忍び寄るぞ。 ヴァイス:ぼ、僕も忍び歩きで付いていく。 エイジ:ではヴァイス君の斧に《火炎武器》を掛けておきましょう。 維持 は疲れませんから、掛けっぱなしにしておきます。 ナーシュ:わたくしは後方で弓を構えています。 GM:弓捨てて突入するときに3秒ほど余分に時間がかかるけど? ナーシュ:3秒くらいはきっと持ち堪えてくれますわ。 GM:では近付く人は<忍び>を振って。 ルディ:-4成功。 ヴァイス:-2成功だ。 GM:足元にロープが張ってあった。 警報が鳴る。 ルディ:「作戦変更だ。 突っ込むぞ。」 ヴァイス:と、扉蹴破る。 ご、5点の叩きだ。 GM:惜しい、開かない。 ルディ:さらに蹴る。 3点の叩き。 GM:扉が破れた。 でもこの扉、引き戸だったんだけど。 一同笑。 や、破れたんだからOKだ。 ヴァイス:き、『筋力』のエリクサ飲むぞ。 に、2点上がった。 ジューン:じゃ、ボクは窓の外に《幻炎》で火を付けて回るね。 「火事だよ〜。 早く逃げないと熱いよ〜。」
1階マップ  ■■■■■■■■■■■■■■■■  ■     ■  ■     ■  ■     ■  ■     ■  #     □  □     #  ■     ■  ■     ■  ■     ■  ■     ■  ■■■■■■■  ■■■■■■■  ■     ■  ■     ■  ■     ■  ■     ■  #     □  □     #  ■     ■  ■     ■  ■     ■  ■     ■  ■■■■■■■  ■■■■■■■  ■              ■  ■ |||||  ||||| ■  ■■■■■■■□□■■■■■■■ 2階マップ  ■■■■■■■■■■■■■■■■  ■              ■  ■              ■  ■              ■  ■              ■  #              #  ■              ■  ■              ■  ■              ■  ■              ■  ■■■■■■■□□■■■■■■■  ■ |||||  ||||| ■  ■〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜■  ■〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜■  ■〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜■  ■■■■■■■■■■■■■■■■  □:扉 〜:吹き抜け  #:窓 |:階段
GM:上は吹き抜けになっていて、左右には2階に続く豪華な階段がある。 正面には廊下があって、左右に2つずつ4つの扉がある。 その扉か 3人ほど飛び出てくる。 ルディ:偉い奴は大抵上にいるな。 「1階は俺に任せろ。」 と叫んで1人で突っ込むか。 ヴァイス:し、死ぬぞ。 ルディ:3人くらい何とかなる。 GM:4部屋あるのに3人しかいないとでも? ジューン:1部屋40人で最大160人だよね。 ナーシュ:とにかく、わたくしが行くまで単独行動は控えてください。 ジューン:そうそう、フォルトナちゃんが待ってるんだから。 ナーシュ:ぴくっ。 エイジ:ルディ君とヴァイス君で廊下に2人並んで1階の敵をブロックしてく ださい。 私はヴァイス君の頭越しに《電光》を撃っていきます。 アウド:ならオレが上に向かおう。 2階にいる敵を牽制する。 GM:アイドナは階段を駆け上がっていく。 2階の扉から、傭兵風の男が 4人と、執事風の爺さんが出てきた。 その執事を見て、アイドナが 「何故お前がここにいる?」 とか叫びながら、傭兵の1人を切り伏せる。 エイジ:ダイスも振らずに切り伏せるとは、イベント戦闘恐るべしですね。 アウド:これは今回オレは出番無しか? GM:執事は部屋に引っ込んだ。 アイドナはさらに1人を切り伏せる。
そ、そして僕達と1階の敵との戦闘が始まった。 あ、相手は不意を付かれたの で、た、大した武装はしていない。 こ、これは楽勝か。 GM:こっちは鎧着てないからな。 ヴァイス:パ、パジャマ? ジューン:ネグリジェかも。 ルディ:まずフェイントだ。 成功度-2。 続けて攻撃。 GM:フェイントは効いていない…が、防御失敗、くらった。 ルディ:やっぱりフェイント効いてたんじゃないか。 ダメージは切りの6点。 GM:転んで朦朧。 リ、リーダー初めての先制攻撃だな。 ぼ、僕も負けてられないぞ。 ヴァイス:じゅ、11点に《火炎武器》の2点だ。 GM:もう1人も転んで朦朧。 後列にいた奴が反撃するぞ。 ルディに向 かって跳び蹴りだ。 ルディ:剣で受けた。 そいつの足に8点の切りだ。 GM:こいつも朦朧した。 やっぱり25cpキャラでは勝ち目は無いか。 ぼ、僕達は順調に敵を斃していった。 は、張り合い無いぞ。 きょ、強敵はい ないのか? ルディ:降伏勧告でもするか。
GM:2階の扉を開けると、部屋には兵士2人と執事、それから身なりのい い男がいる。 そいつは 「どういうことだ。」 と執事に詰め寄っている。 アウド:「ボスがいたぞ。」 叫びながらボスに攻撃だ。 GM:アイドナは間にあった机を飛び越えつつ執事に攻撃。 進路上に兵 士が1人いたが、邪魔なので切り捨てた。 もう1人の兵士が執事を 庇いに入る。 ジューン:声が聞こえたなら2階に向かうよ。 ナーシュ:わたくしも2階に向かいます。 GM:ボスはアウドに攻撃。 (コロコロ) うっ、ファンブル、武器を落と した。 アウド:なら遠慮無く全力攻撃だ。 切りの6点。 ナーシュ:ボスに《電光》で5点です。 GM:アイドナは残りの兵士を切り捨てた。 その間に、執事は窓から外 に飛び出す。 ボスは懐から丸い物体を取り出して火を付ける。 エイジ:爆弾ですか。 しまった、《消火》の使える私も2階に上がっておく べきでした。 アウド:爆弾なんて投げられてたまるか。 ボスに攻撃だ。 8点の刺し。 GM:避けにファンブル、転んだ。 ジューン:じゃ、爆弾は? GM:ダイスで決めよう。 (コロコロ) 真上に跳ね上がった。 ヴァイス:ら、落下地点はボスの上だ。 ジューン:それって恐怖判定ものだよね。 GM:さて、どうする? 爆発まで3秒だ。 アウド&ナーシュ&ジューン: キャッチする。 GM:距離的にアウドが先に反応できる。 ナーシュとジューンからだと、 間にある机を飛び越えないといけない。 アウド:(コロコロ) キャッチしたぞ。 導火線を切る。 ルディ:それで爆発を止められるのか。 赤と青のコード、どちらを切るか、 とかじゃないんだな。 ジューン:爆弾は止まったけど、もう机飛び越えてるからすぐには止まれない よね。 じゃ、そのままボスの上に飛び降りる。 叩きの4点。 GM:あ、それで死んだ。 ジューン:「あれ?」 ナーシュ:「ジューンちゃん?」 ジューン:「ボ、ボクそんなに重くないよ。」 アウド:窓の外を見る。 GM:もう執事の姿は無い。
に、2階の決着が付いた頃、い、1階でも廊下にいた敵を全滅させた。 ヴァイス:お、奥の部屋から順に調べる。 GM:2部屋を調べて、3つめの扉を開けたところで潜んでいた敵から攻撃 される。 (コロコロ) クリティカルだ。 2点のダメージを受けて武 器を落としてくれ ヴァイス:ダ、ダメージ通らない。 GM:扉の陰に隠れていた男はヴァイスの上を跳び越えて逃げていく。 エイジ:足止めしましょう。 《誘眠》です。 GM:抵抗失敗。 眠り込んだ。 な、なんだ、や、やっぱり歯応え無いぞ。
GM:部屋の中を調べると装飾の施された箱があった。 ルディ:罠を調べて開けよう。 カパッ。 GM:指輪があった。 ルディ:アイドナさんに見せる。 アイドナ/GM:「間違いありません、この指輪です。」 アイドナは箱を小脇に抱える。 アウド:「あの執事とは知り合いだったのか?」 アイドナ/GM:「…。」 ジューン:「ところで、この爆弾どうする? 導火線無いから、付けたらすぐ に爆発するけど。」 ルディ:「証拠品としてガヤンに渡せばいいだろう。」 捕虜を引き連れてガヤン神殿に行く。
GM:3日ほど経つと、フォルトナも回復する。 ジューン:フォルトナちゃんが目を覚ましたときに、手を握ったまま眠ってい ルディお兄さんがいるんだよね。 ルディ:うーん、そこまで気があるわけじゃないからな。 ジューン:じゃ、ボクが代わりに《幻覚変身》してついててあげる。
GM:フォルトナとアイドナは君達とは別方向に旅していく。 ナーシュ:「フォルトナ、ここでわたくしと会ったことは内緒よ?」 フォルトナ/GM: 「わかりました、ナーシュお姉さま。」 ジューン:ルディお兄さん、フォルトナちゃんについていかなくていいの? GM:本家から護衛が2人送られてきてる。 ルディ:なら大丈夫だな。 ジューン:ルディお兄さんにお祭りで買ったアクセサリーを渡すよ。 ルディ:「俺にくれるのか?」 ジューン:「フォルトナちゃんに渡してあげるの。」 ルディ:なら彼女に渡そう。 GM:フォルトナは嬉しそうにアクセサリーを身につける。 ルディ:「ジューンからのプレゼントだ。」 一同:「違うだろ。」
そ、そして僕達は再び王都、む、向かって歩いていった。 こ、今回の敵は張り合いが無かった。 は、早く強敵に巡り会いたい。 (続く)
120km/hの脅威 2001/10/7, 11/4 西淀川区区民会館にて収録


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