ガープスルナルリプレイ

霧を抱く


キャラクター
  ルディ・ラッシュ
    タマット入信者の戦士であるパーティのリーダー。
    父親の後を継いでトレジャーハンターとなる。
  アウド
    セルティック種のフェリア。
    破壊力と機動力を併せ持つ優れた戦士。
  ナーシュ・テレジア
    サリカ高司祭の女性。
    不幸なリーダーのサポートに追われるパーティの治療役。
  エイジ・タカナカ
    カルシファード出身のウィザード。
    得意技は《爆裂火球》。
  ヴァイス
    ドワーフのジェスタ入信者。
    <龍>の誓いで己を鍛える。
  ジューン
    シャストア神官の男装の少女。
    悪戯好きな幻覚使い。


月が導く物語。 今宵の舞台はオータネス湖王国はフォトスの里。 七色の光に照らされて浮かぶ物語。
親父が斃せなかった<悪魔>。 そいつがアウドの生まれ故郷の村にいるらし い。 となれば、息子としては行かないわけにはいかないよな。 しかし、親父ですら無力化することしかできなかった<悪魔>を、俺に退治で きるんだろうか?
ルディ:「充分に休息を取ったらフェリアも村に出発しよう。」 アウド:「まだ充分な成果が上がってないから、今は帰りたくないんだが。 <悪魔>を完全に撃退できる剣を見つけてから帰りたい。」 ジューン:「でも婚約者のライムちゃんの頼みとあれば、やらないわけにはい かないよね。」 アウド:「婚約者じゃないぞ。」 ジューン:「じゃ、片思い?」 ヴァイス:「ど、どんな<悪魔>?」 アウド:「時と場合に依って姿形を変えるんだ。」 ジューン:「じゃ、それを確かめに村に戻らないと。」
ルディ:馬に乗って行くぞ。 乗る組み合わせは前回と同じく、ナーシュさん とジューン、エイジとヴァイス、俺とアウドでいいだろう。 ジューン:ナーシュお姉さんにしっかりつかまってるよ。 「ごろごろ〜。」 ナーシュ:「ジューンちゃん、そんなにしがみつかないで。」 (コロコロ) 気が散ったので乗馬判定失敗しましたわ。 ジューン:じゃ、ボク振り落とされたの? 「痛い。」 ナーシュ:「ごめんなさい。」 ジューン:「次からは振り落とされないようにもっとしっかりつかまるね。」 ぎゅっぎゅっ。 エイジ:移動中ずっと猫磨いています。 (コロコロ) 少し懐いてくれたよう です。
数日後、俺達はアウドの生まれ故郷のフェリアの村、フォトスの里にやってき た。 GM:フェリアの村は森の中にある。 ジューン:円状にキノコが生えてるとか? GM:そういうわけでは無いが。 村に入ると、アウドに後ろから蹴りが入 る。 アウド:「うおっ? 何だ?」 ルディ:恋敵か? GM:「よお、久しぶり。」 友人のフェリアだ。 ジューン:友人にして恋敵? 恋を取るか友情を取るか。 GM:他にもたくさんのフェリアがいる。 エイジ:虫篭と虫取り網を持っていれば寄ってこられずにすみますよ。 ジューン:「こんにちは。」 ヴァイス:「バ、バッタにクワガタ、トンボにコオロギ。」 ルディ:「おお、アウドがいっぱい。」 アウド:「全然違うじゃないか。 こいつは角の位置が違うし、こいつは触角 の長さが違う。」 ルディ:「あれ? アウドは何処だ?」 アウド:「ここにいるだろうが。」 エイジ:<昆虫知識>が無いので区別できませんね。 ルディ:「冗談だよ、アウド。」 隣のフェリアの肩を叩く。 エイジ:「何を言ってるんですか、本者のアウド君はこっちですよ。」 アウド:「どちらも違うぞ。」 GM:マフラー付けてるのが本者のアウドだ。 エイジ:「アウド君、兄弟がたくさんいるんですね。」 アウド:「何処が兄弟だ、全然似てないだろ。」 フェリア/GM:「アウド、面白い人達連れてきたね。 興行師?」 ジューン:「興行するの? じゃ、演劇でもしようかな。」 ナーシュ:「はいはい、皆さん、長老さんの所へ行きますよ。」 エイジ:黙ってついていきます。 ジューン:騒ぎながらついていくよ。 GM:森の中に樹齢1000年くらいの大きな木がある。 その根元に年を取っ たフェリアがいる。 「あなたがエリオン殿が言っておられたルース様ですね。」 ナーシュ:長老さんに挨拶します。 GM:ルースも挨拶すると、長老の前に腰を下ろす。 エイジ:当然のごとくルースの隣に腰を下ろします。 「<悪魔>の話を聞かせてください。」 長老曰く、3年前に親父が無力化した<悪魔>が、最近再び実体化したそうだ。 <悪魔>は霧のように広がっていて、その霧に触れると生命力を吸い取られる らしい。 <悪魔>には、剣も効かないし、《心の叫び》も効かない、とのことだ。 現在は村から数km北の森の中を漂っているが、次第に南に向かってきてるそう だ。 ジューン:「3巡りほど前ってその頃何かあったの?」 長老/GM:「いえ、特に思い当たることはありません。」 ジューン:「煙状なら、《空気浄化》なんて効くんじゃない?」 ルディ:「効かないんじゃないか? そういう手が効くなら、とっくに滅ぼさ れてるはずだ。」 エイジ:「実体化、とはどんな感じですか?」 長老/GM:「霧のように広がっていたのが、集まって液体のようになるのです。」 ルディ:「《脱水》があれば効きそうだな。 いや、それも多分効かないか。 あの網を持ってくれば良かったな。」 エイジ:「やはり貰える物は何でも貰っておかないと。」 GM:「3年前も、<悪魔>相手に四苦八苦していたところ、たまたまエリ オン殿がが通りかかったのです。」 エイジ:「そのときの同行者は?」 ルース/GM:「そのときはお前らの知ってる宿のマスターと、20代の魔術師の姉 ちゃんやったはずやで。」 エイジ:「やはり女性が同行していましたか。」 ルース/GM:「お前らの思うてるような関係ちゃうで。 その姉ちゃんは今はマス ターの奥さんや。」 エイジ:「なるほど、三角関係ですか。」 ナーシュ:「そんな根拠の無い不道徳な想像を繰り広げるものではありません わ。」 ルディ:「<悪魔>と戦った後親父はどうしたんだ?」 長老/GM:「<悪魔>を無力化した後は、いずこかヘ去っていきました。」 ルディ:「完全に滅ぼさなかったのか?」 長老/GM:「無力化しかできなかったそうです。 そのときエリオンさんは2振 りの剣を持っていました。 その剣を使えば実体の無い<悪魔>を 切ることができたそうです。」 ルディ:「つまり剣はここにある2振りと親父が持っている2振り、計4振り あるのか?」 GM:「エリオン殿が持っていた剣は<悪魔>と戦った際に壊れました。 しかし、ルース殿が同じような剣を持っておられるとお聞きした ので、ルース殿をお呼びしたのです。」 ルディ:「でもルースは剣使えないぞ。」 長老/GM:「おお、それは困りました。」 エイジ:「剣を使える人ならここにいますね。」 ジューン:「そうそう、このお兄さんは何と、あのエリオン・ラッシュの息子 なんだよ。」 長老/GM:「おお、あなたがあの方の。」 エイジ:「彼はエリオンの血を引く優れた剣士です。 ですが彼がその実力を 遺憾なく発揮するには少々準備せねばなりません。 残念ながらそ の準備にはお金がかかるのです。」 一同笑。 ルース/GM:「嘘付くな、嘘。」 アウド:「嘘じゃないぞ。 《戦士》のエリクサは高いんだ。」 エイジ:「こちらもボランティアというわけにはいきませんから。」 ジューン:「あれ? ボランティア(志願兵)するんじゃないの?」 ルース/GM:「ここへ来るまでの宿代食事代は誰が払た思てるんや?」 ヴァイス:「う、馬代も。」 エイジ:「ああ、そういえばそうでした。 では協力させていただきます。」 ナーシュ:「エイジさんて現金ですわね。」 ジューン:「それじゃ、ご飯代のために頑張ろっか。」 ルディ:「で、誰が剣持って誰がサークレット填める?」 エイジ:「剣を使えるのはルディ君とアウド君ですから、これは決定ですね。」 ナーシュ:「サークレットはジューンちゃんかわたくしかですわね。」 ジューン:「面白そうだね。 このサークレット填めて念じればいいんだよね? 剣出ろ剣出ろ。」 GM:知力判定に成功すれば光の剣が出てくる。 ジューンの場合は知力 15だから…。 ジューン:15mの剣。 エイジ:そんなにあったら振りかぶった瞬間に周り全て切れますよ、 GM:剣の長さはバスタードソードくらい。 知力15なのでダメージは2D+1 の叩き。 ジューン:「わぁ、剣が出た。 じゃ、縮め縮め。 曲がれ曲がれ。 赤くなれ赤 くなれ。」 GM:それは単に剣が消えるだけ。 ジューン:なぁんだ、色々変わってくれたら楽しいのに。 アウド:「試し切りしてみよう。」 ジューン:「はい、ジャガイモ、ニンジン、キュウリ。 まな板まで切らないで ね。」 GM:綺麗にすぱすぱ切れる。 ジューン:「わぁ、キュウリ切ってもくっつかない。」 ナーシュ:どんな切り口になりますの? GM:霊力で溶かしている。 エイジ:「いったい誰が作ったんですか?」 ルース/GM:「多足のものやって聞いてるで。」 ジューン:「多足のものがこのサークレット填められるの?」 ルース/GM:「作ったのが多足のものなんであって、使うのは違うんやろ。」 アウド:「一度聞きたかったんだが、エリオンってどんな所を旅してたんだ?」 GM:ところでジューン、広場でフェリアのクティクティ達が音楽を奏で ている。 ジューン:「わぁい、楽しそう。 お祭りお祭り。」 そっち見に行くね。 ルディ:「おい、ジューン。 …行ってしまったか。」 GM::当然剣は消える。 アウド:「剣が消えたな。 ゴミでも詰まったのか?」 中を覗き込んでみよう。 ルディ:「ジューンが行ったせいだ。」 ナーシュ:「呼んできますわ。」 ヴァイス:「き、切ろうとした瞬間に、剣消える。」 ルディ:「戦ってる最中に気が散ったらやばそうだな。」 ナーシュ:「ジューンちゃん、剣の練習してるんですから戻っておいでなさい。」 ジューン:「あ、そうだったね。 じゃ、伸びろ伸びろ。」 アウド:「うお、いきなり剣が伸びてきたぞ。」 ルディ:「おい、剣出すときはちゃんと言え。」
長老/GM:「今日明日襲ってくるわけではありませんから、今晩はゆっくりと 英気を養ってください。」 ルディ:「急に襲ってくることは無いのか?」 GM:向こうは1日で5mくらいしかすすまないらしい。 ルディ:いきなり加速することは? GM:見張りはしてるから、奇襲されることは無い、と思われる。 ナーシュ:明日に備えて遅くならないうちに寝ます。 エイジ:フェリアの長老と話をします。 200年も生きているなら歴史の証人 ですから。 アウド:『わしの若い頃はB29が焼夷弾を落としていた。』 ジューン:『わしが子供の頃人類はまだ木の上で生活していた。 わしが結婚し た頃、人類は初めて道具を手にしたのじゃ。 それが輝かしい文明 の始まりじゃった。』 エイジ:どこの世界の歴史ですか。
翌朝。 俺達は<悪魔>が漂っている現場を見に行くことにした。 ルディ:「場合によってはそのまま戦闘突入だな。」 GM:前方に霧状の<悪魔>が見えてきた。 聴覚判定をして。 エイジ:-4成功です。 GM:木の上からガサガサ物音がする。 エイジ:とりあえず石でも投げましょうか。 GM:黒い影が<悪魔>の方に走っていく。 アウド:追いかける。 GM:影は木の中に隠れて見えなくなった。 アウド:「<悪魔>の偵察機か?」 ルース/GM:「今戦うか、それとも様子を見るか、どうするんや?」 ルディ:「見つかったのなら、そのまま戦った方がいいだろう。」 エイジ:「相手の手の内を知るためにも1度戦ってみた方がいいでしょう。」 ナーシュ:「3年前の戦いではあの<悪魔>はどんな攻撃をしてきましたの?」 ルース/GM:「戦ったのはエリオンやから、わいに聞いても分からんで。」 ナーシュ:「昨日の晩長老から聞いておられたのではなかったんですの?」 ルース/GM:「そんな話はしてへん。」 ルディ:「実際戦ったのは親父だから、長老もどんな<悪魔>なのか知らな んじゃないか。 好奇心で戦いを見に来てたフェリアはいるかもし れないが。」 ルース/GM:「ここで戦うのは足場も悪いし不利や。 戦うんやったら、向こうの 広場に出てきたときやな。」 ルディ:ここまでに広場は? GM:あと2,3個ある。 アウド:第一次防衛線、第二次防衛線だな。 エイジ:「危なくなったら撤退しましょう。」 ルディ:「実体化して猛スピードで追いかけてきたりしないだろうな。」
俺達は、森の中の少し開けた場所で、<悪魔>がやって来るのを待ち受けるこ とにした。 ジューン:戦闘が始まったらボクずっと集中してなきゃいけないから、先に補 助魔法かけておくね。 とりあえず前に出る皆に《ぼやけ》1点分ね。 それから、自分の位置に《闇》。 ナーシュ:アウドさんに《倍速》かけた後、ジューンちゃんの前でバトルファ ン構えます。 ジューン:「それじゃ、剣出すよ。」 知力判定成功、剣が生えてきたよ。 GM:継続して剣を出すには、毎ターン知力判定が必要だ。 ジューン:大丈夫大丈夫。 目の前を猫さんが通りかかったりとかしない限り集 中乱さないよ。 おい、ジューン、本当に大丈夫だろうな? 剣を出してくれないと、何もできな いんだぞ。 GM:やがて<悪魔>が広場にやってくる。 ルディ:よし、走り寄って攻撃だ。 GM:<悪魔>は避けないので攻撃が成功すれば当たる。 ルディ:なら8点の叩きだ。 アウド:9点の叩き。 GM:ジュッという音がして<悪魔>が消滅していく。 エイジ:<悪魔>の中心に《聖火》をかけてみましょう。 GM:霧の真中に《聖火》を避けるように穴が空く。 エイジ:森の中ですから、燃え広がりますよね。 《聖炎》の持続時間中は燃 え広がった炎も《聖火》ですよ。 ルディ:山火事になるんじゃないか? エイジ:<悪魔>を退治した後に消火すればいいんです。 ヴァイス:あ、<悪魔>の中、コアとか無いか? GM:それらしき物は見えない。 ヴァイス:な、なら何もできない。 た、盾構えて防御姿勢。 ナーシュ:試しに《電光》を撃ってみますわ。 GM:<悪魔>に当たった《電光》は分散して近くの人に当たる。 アウド:2点なら鎧で止まるが。 ナーシュ:射撃魔法は使えないようですね。 どうやら、有効なのはアウドと俺が持つ理力の剣と《聖炎》だけのようだな。 《倍速》もかかってることだし、全力攻撃で10ターン以内にけりをつけてやる。 アウド:クリティカルだ。 2倍ダメージで18点。 ルディ:俺もクリティカルで命中、9点と生命力判定に失敗すると朦朧状態。 ジューン:朦朧に成るの? ルディ:成りそうに無いか。 さらに全力攻撃で2回攻撃だ。 またクリティカ ル、2倍ダメージで8点。 GM:<悪魔>が少し小さくなった。 では反撃だ。 接近する2人を薙倒す ように衝撃波が飛んでくる。 当たればダメージ8点。 ルディ:避けたぞ。 反撃はまたクリティカルだ。 ダメージは12点に8点。 GM:<悪魔>は少しずつ小さくなっていく。 ジューン:この調子なら10ターン以内に斃せるかな? アウド:ひょっとしたらエリオンさんのときよりも速いペースかもな。 GM:そう簡単にはいかないぞ。 今度は全員に衝撃波が飛ぶ。 全員:避けた。 GM:全員避けに成功するか。 どうやら本当に10ターンで斃せそうだな。 GM:現在<悪魔>は最初の2/3くらいだ。 ジューン:4ターンかけて2/3じゃ、10ターンで間に合わないよ。 ルディ:そうしたら、一旦下がって体力を回復させてからまた戦えばいいん じゃないか? エイジ:向こうも回復するかもしれませんよ。 GM:さて、5ターン目だ。 イニシアチブを振って。 ルディ:今まで振らなくても自動的にイニシアチブ取れたのに、今回は判定 するのか。 エイジ:伏兵がいるのかもしれませんね。 周囲を警戒しておきましょう。 GM:ジューンは《闇》の中か。 ジューン:そうだよ。 ボク狙うなら-4のペナルティだからね。 GM:(コロコロ) それでも成功した。 ジューンに矢が飛んでくる。 5点 の刺しだ。 ジューン:(コロコロ) 止め失敗、2点通って4点のダメージ。 痛かったけど集 中は途切れてないよ。 GM:さらに周囲の森から矢が飛んでくる。 (コロコロ) アウドに弓撃と うとした奴はファンブルで自分の足を撃った。 ルディ:またボンデージの女か? GM:今度は野郎だ。 ジューン:で、またボンデージ? ルディ:野郎がボンデージ着てたら嫌だぞ。 GM:レザーアーマーを来た仮面の弓兵が15人ほど木の上にいる。 エイジ:15人とは、人海戦術できましたか。 また仮面で操られてるんですね。 GM:背の低い男が1人、木の上から降りてくる。 エイジ:ドワーフですか? ヴァイス:ド、ドワーフ、弓使わない。 ドワーフ/GM:「ルース、ここまで来るか。 絶美のあの女を退けたそうだな。」 ヴァイス:「あ、あの自己主張、は、激しい女か。」 ルディ:「あんたも“髪を伸ばす者”とやらの一員か?」 アウド:「育毛協会か。」 ナーシュ:「トリートメントみたいな方達ですのね。」 ドワーフ/GM:「“神を動かす者”だ。」 ルディ:「で、その“髪を梳かす者”が何の用だ?」 ドワーフ/GM:「違うと言ってるだろうが。 野郎共、殺れ。 ここであの<悪魔> を滅ぼされるわけにいかないのだ。」 ルディ:「ヴァイス、ルースさん、そっちは任せる。」 ヴァイス:「わ、わかった。」 GM:さて、6ターン目だ。 ルディ:今のやり取りは1秒じゃできないぞ。 GM:そんな突っ込みはいいって。 では男達から処理をしよう。 ヴァイス:き、木の上の奴に、い、石投げる。 (コロコロ) め、命中だ。 GM:くらった弾みで落下した。 5m落下としよう。 15点受けて気絶。 ヴァイス:ま、まず1人。 GM:木の上に男達のうち3人が、<悪魔>の中に飛び込んでいく。 <悪 魔>に触れると、仮面を残してジュッと溶ける。 その生命力を吸っ て<悪魔>が回復する。 3人だから30点回復だ。 ルディ:残り後4ターンしか無いってのに。 そろそろ秒読み開始か。 ジューン:早く決着付けてね。 ルディ:付けたいのはやまやまなんだが。 全力攻撃だ。 9点と9点。 30点回 復されてるからまだ回復分の方が多いな。 GM:4人ほどが武器を抜いて攻撃してくる。 まずはナーシュに攻撃。 ナーシュ:バトルファンで止めましたわ。 (コロコロ) 集中も途切れてません わね。 GM:次はエイジに攻撃だ。 エイジ:空手で受けました。 集中も途切れていません。 ルディ:エイジは空手なんて習得してたのか。 エイジ:護身用です。 1発当てられたら終わりですから、その分防御は上げ てあるんです。 ヴァイス:お、降りてきた奴、斧で殴る。 10点の切り。 GM:1発で斃れた。 ルースも一撃で斃してる。 仮面の男達は、ヴァイスとルースさんに任せておいて大丈夫だろう。 問題はこの<悪魔>だ。 早いとこ斃さないと、《倍速》の効果が切れたら俺は どっと疲れるからな。 ルディ:<悪魔>に攻撃、11点だ。 アウド:マックスの13点だ。 GM:半分以下の大きさまで縮んだ。 これでようやく半分か。 まずいな、このペースだと間に合わない。 ヴァイス:か、仮面の男に攻撃、13点。 GM:また1人斃れた。 これで残るはリーダー1人と雑魚4人だな。 雑魚の うち2人が薬瓶を持って<悪魔>に飛び込む。 ヴァイス:む、《無敵》か《怪力》か。 GM:<悪魔>の半分くらいが赤く、残り半分くらいが青白くなる。 赤い 方は周りの木に火が付いて、青白い方は木が凍っている。 アウド:おかしな攻撃される前にさっさと斃してやる。 <悪魔>に攻撃だ。 GM:その攻撃は身体の一部を結晶化して止めた。 強烈な冷気が攻撃した 腕にかかる。 アウド:止められるとダメージが来るわけか。 ルディ:だが止めは1回しかできないだろう。 全力攻撃で9点と11点だ。 GM:その攻撃でかなり縮んだ。 <悪魔>は一先ず上空5mに移動する。 アウド:逃がさないぞ。 上空へ追いかけて攻撃だ。 ルディ:俺は何もできない。 剣を構えて警戒していよう。 GM:10ターン経ったのでジューンに2点のダメージ。 ジューン:「痛ぁい。 もう、早くやっつけちゃってよ。」 GM:<悪魔>から全員に炎の嵐と氷の弾丸の同時攻撃が来る。 アウド:何処かに炎と氷の相殺するポイントが無いか? GM:周囲にいた男達も攻撃を食らっている。 (コロコロ) リーダー以外 は死んだな。 アウド:無差別攻撃か。 広範囲兵器の使用は味方巻き込まないように気を付 けないと。 GM:全員-4のペナルティで防御して。 避ければダメージ無し、止めなら 1/3、受けなら1/2だ。 後退は有効。 アウド:クリティカルで受けたぞ。 GM:ならダメージ無しでいい。 ルディ:俺は避けた。 ヴァイス:ぼ、僕も。 ナーシュ:わたくしも後退して避けましたわ。 エイジ:私は《瞬間回避》です。 GM:後はジューンだな。 どうする? ジューン:うーん、-4もペナルティ来るんじゃ、後退しても避けは無理だよね。 止めなら8、受けなら10。 受けの方が確率高いけど、成功しても結 構ダメージ来そうだし。 ルディ:生命力は何点ある? ジューン:あと3点だよ。 ルディ:やばいんじゃないか? ジューン:そうだね。 うーん、やっぱりここは確率高い方だね。 (コロコロ) レイピアで受けたよ。 GM:ではダメージは12点の叩き。 ジューン:受けたから半分にして6点、防具で3点止めて3点。 ぴったり生命力 0だよ。 (コロコロ) 気絶しちゃった。 「ふみ〜。」 ナーシュ:《覚醒》と《大治癒》のどちらを優先するべきかしら。 まずは《大 治癒》ですわね。 エイジ:「とりあえずサークレットは私が被りましょうか。 私の生命力がも つうちに決着を付けられますか?」 アウド:「もう<悪魔>を回復できる奴がいないから、全力攻撃でいけば何 とかなるんじゃないか。」 ルディ:「一旦後退して、炎と氷のエリクサが切れてからまた戦った方がい い。」 ジューンを担いで撤退する。 うっ、しまった、《倍速》切れたから、 体力が減っている。 ジューン:「み〜。」 ナーシュ:わたくしが背負いますわ。 ジューン:「ふみ〜。 ふかふか〜。」 ナーシュ:「ジューンちゃん、そんなにしがみつかないで。」 ジューン:「み〜。」 ヴァイス:し、殿に立つぞ。 GM:逃げるならそれに合わせてリーダーも撤退しよう。 ナーシュ:「今日のところは引き分けにして差し上げますわ。」 エイジ:逃げる前に《消火》で周囲に延焼した火を消しておきます。
エイジ:様子見のつもりが死に掛けましたね。 アウド:村に危険を知らせに戻ろう。 ルディ:そうすぐには村には来ないだろう。 GM:最終的に<悪魔>は半分くらいの大きさになった。 ジューン:じゃ、今と同じことを後1回したらいいんだね。 エイジ:こちらが休憩してる間に向こうがどれだけ回復するかですね。 ナーシュ:邪魔が入らなかったら削りきれたはずですわ。 そう言えば、エリオ ンさんが戦っていたときはどういう戦法を取ったんですの? GM:普通に剣で戦っていた。 ルディ:すごい剣術を使っていたんだな。 ジューン:<悪魔>の行動は2ターンに1回しかできないんだから、何もしない ターンは全力攻撃すればいいね。 ルディ:また手勢を集めて妨害が入ってくるかもしれないぞ ジューン:今よりは少ないはずだよ。 戦力あるなら小出しにするわけないもん。
GM:数時間歩いてフォトスの里の近くまで帰ってきた。 ナーシュ:「ふう、ちょっと重いですわね。」 ジューン:「ボクそんなに重く無いもん。」 ヴァイス:そ、装備品と体重、あ、合わせたら超重荷に。 ジューン:「鴉さん、鴉さん、飛んで。」 これで0.02kg軽くなったよ。 ナーシュ:「ジューンちゃん、もう歩けますわね?」 ドサッ。 ジューン:「ふみー。 落とすなんて酷い。」 ナーシュ:「歩けるなら自力で歩いてください。」 GM:村の近くに来ると、村の辺りから煙が上がっているのが見える。 ルディ:「何があった?」 急いで村に戻る。 GM:あちこちで火事の跡がある。 ヴァイス:あ、<悪魔>の流れ弾。 ジューン:大変、早く消火しなきゃ。 GM:火はもう鎮火している。 アウド:「おい、何があった?」 GM:近くのフェリアは忙しそうだ。 火事現場では戦いの跡がある。 仮 面を付けた人間とエルファらしい死体が数人。 ナーシャ:ゲルーシャかしら。 GM:エルファかゲルーシャかは区別できない。 ナーシュ:目を見れば分かりますわ。 GM:仮面を付けているので分からない。 仮面を外すと死体は溶けて消え る。 ナーシュ:怪我人を手当てして回りますわ。 GM:魔法が必要な大怪我をしてるのは1人だけだ。 後は応急処置で充分。 ナーシュ:《大治癒》ですわ。 GM:ふらふらながらも飛べるようになった。 ナーシュ:では《小治癒》ですわ。 GM:全快した。 でもわざわざ全快させなくてもしばらくすれば<心の声> の使い手が来るから、とりあえず治せば充分だったんだが。 アウド:「長老に報告しにいくか。」 ジューン:「えぇーっ、先ずライムちゃんの所でしょ。」 アウド:「どうしてそうなる。」 ジューン:「何は無くとも先ずは愛しい恋人の所へ向かうものだよ。」 ナーシュ:「どうしますか、リーダー。」 ルディ:「長老の所へ行こう。 しかし、リーダーとして意見を聞かれるのっ て初めてだ。」
GM:長老の所へ行くとたらい回しされる。 アウド:『判子をお願いします。』 ジューン:フェリアに変装したら通れるかな? ルディ:全然大きさが違うぞ。 GM:3時間ほどしてようやく長老に会える。 ジューン:「必要書類全部揃えたよ。 戸籍謄本でしょ、住民票でしょ、健康診 断書でしょ、所得証明、卒業証書に著書一覧、運転免許に調理師 免許、メーカーの保証書にクリア時に表示されるパスワード、 転居届に婚姻届。」 アウド:「最後の転居届けと婚姻届ってのは何だ?」 ジューン:「もちろん、ライムちゃんとのだよ。」 ナーシュ:3時間もあったのでしたら、その間に体力回復させてもよろしいです わね。 ジューン:<悪魔>の方も回復してそうだね。 1ターン1点として3時間で10800 点。 ルディ:そんなに回復されたら手を出しようが無い。 長老/GM:「全員揃ったようですね。」 ルディ:「事情を聞きたい。」 長老/GM:「3時間ほど前、仮面を被った人間達が村を襲ってきまいた。 村の 戦士達が撃退しましたが、何人か怪我人も出たようです。」 ルディ:「何を狙ってきたか見当はつかないか?」 長老/GM:「どうも宝物庫を狙ってきたようです。」 ジューン:「宝物庫? 何が入っているの?」 長老/GM:「大事なものです。」 ナーシュ:「奪われた物はありますか?」 長老/GM:「中には入られていませんので。」 ジューン:「念のため確認するべきだよ。 宝物庫に入ってみようよ。」 長老/GM:「大丈夫ですよ。 それはともかく、そちらの方は?」 アウド:かくかくしかじかだ。 「今一歩のところで斃すには至らなかった。」 ジューン:「詳しくはこちらの同人誌に書いてあるよ。」 ヴァイス:「い、いつ書いたんだ。」 ジューン:「3時間もあったもん。 今なら安くしておくよ。」 ナーシュ:「とりあえず半分にはしました。」 ジューン:「だから、もう一度行けばきっと斃せるよ。」 長老/GM:「しかし、あの<悪魔>は森の生気を吸って次第に回復していくの です。」 ジューン:3時間で10800点だもんね。 GM:ルースが何やら考え事をしている。 アウド:「どうした?」 GM:返事が無い。 ジューン:名人、長考に入りました。 ナーシュ:《覚醒》でもかけてみましょうか。 ルース/GM:「多分、あいつは“神を動かす者”の七人集の1人、不動のバッドや。」 ナーシュ:「そういえばあの方達名前を言ってませんでしたわね。」 ジューン:「ちゃんと名乗りは上げないと。」 GM:名乗っている間に攻撃してくるじゃないか。 ジューン:「やっぱり星の名前とかついてるのかな? 貪狼、巨門、禄存、文曲、 廉貞、武曲、破軍の北斗七星とか、鬼宿、星宿、柳宿、井宿、翼 宿、軫宿、張宿の朱雀七星とか。」 ヴァイス:「に、虹の七色かもしれない。」 ナーシュ:「月じゃありません? 月は7個ですし。」 ルディ:「月に対応しているなら、不動というのは白き輪の月か。 多分仮面 のボンデージ女も幹部の1人だな。」 ジューン:「月なら、ドワーフは青じゃない? あのボンデージお姉さんは赤だ ろうし。 ルース/GM:「七人集の中には、ミュルーンが1人いたはずや。 それから真っ黒 な奴がいるらしい。」 ジューン:シャドウジャックかな? ナーシュ:「ミュルーンは彷徨いの月ですわね。 なら銀の月に対応するのは翼 人か爬虫人かしら。」 ジューン:「姿無きグルグドゥがいいな。」 ナーシュ:「そんな方に出てこられたら意思疎通ができませんよ。」 ジューン:「《光》でぴかぴかやったら何とかなるよ。」 ルース/GM:「しかし、今回の首謀者が不動のバッドやとすると妙や。 わいらを <悪魔>に向かわせてる間に別働隊に村を襲わせるなんて、あい つがそんな頭いいとは思えへんのやけど。」 ルディ:「いかにも真っ向勝負型だったな。」 ナーシュ:「これからどうします?」 ジューン:「向こうが消耗してる間に行くべきじゃない?」 ルース/GM:「また攻めていっても、その間に村襲われて秘宝奪われたら意味無 いで。」 ジューン:「だからその秘宝って何なの?」 ナーシュ:「ジューンちゃん、今はそれは関係ありませんわ。」 ジューン:「ひょっとしたらあるかもしれないよ。 だから、その秘宝って奴、 調べてみようよ。」 ルース/GM:「秘宝が何かなんてどうでもええことや。」 ジューン:「ちぇっ。」 ルース/GM:「で、どうする? 打って出るか、村を守るか。」 ルディ:「霧は今どの辺りにいる?」 長老/GM:「村まで3日くらいです。 歩いて行けば3時間くらいでしょう。」 ジューン:「往復で6時間か。 その間村は大丈夫かな?」 ヴァイス:「ちょ、長老を重点的に守る。」 ルース/GM:「別に長老が狙われているわけやないで。」 ヴァイス:「む、村人全員宝物庫に入れる。」 ジューン:「それじゃ、《集団誘眠》一発で終わっちゃうよ。」 ルディ:「俺達が秘宝を持って行くのはどうだ?」 長老/GM:「そう簡単に持ち出せる物ではありません。」 ジューン:「宝物庫の扉に罠仕掛けておいたら?」 長老/GM:「宝物庫と言っても見た目は大きな木です。 扉も見た目は扉には見 えません。」 ジューン:「村の周囲にトラップ仕掛ける? フェリアは飛べるから地面罠だら けにしても大丈夫だよね。」 ルディ:「俺達が掛からないか?」 ジューン:「ボク飛べるもん。」 ナーシュ:「宝物庫と村の防衛はフェリアの戦士に任せて、わたくし達はもう 一度<悪魔>に行った方がいいと思いますわ。」 ルディ:「フェリアの村には悪いが、まず霧を潰すべきだな。 <悪魔>がい なくなれば、後は村の守りに集中できる。」 アウド:「村の守りは村の戦士に任せておけばいい。」 ルディ:「戦士の腕はどの程度だ?」 ナーシュ:「腕が立つのなら、何人か来ていただけませんか。」 GM:戦士は皆斧使いだ。 ルディ:フェリア戦士って全員ホイーリングブレード使いじゃなかったのか。 ジューン:理力の剣に 「斧に成れ斧に成れ。」 って念じたら斧に成らないよね。 「サークレット填められる人はいないの?」 ナーシュ:「サイズが合いませんわ。」 ジューン:「フラフープみたいに胴体に填めるとか。」 ルディ:「体力消耗しそうだな。」 アウド:「ルースは?」 ルース/GM:「わいには<魔法の素質>が無いんや。」 ルディ:「よし、速攻で行くぞ。」 ヴァイス:ちょ、<直情>なリーダー、そ、それ以外の戦術、無い。 ナーシュ:「搦め手で行けるようなこともありませんし。 ルースさん、何かい い手はあります?」 ルース/GM:「正面から行くしか無いと思うで。」 ナーシュ:「流石軍事顧問ですわね。」 ルース/GM:「相手の戦力が読めん以上、作戦立てようが無いんや。」 ルディ:「よし、長老、再挑戦してくるから、村の守りは任せるぞ。」 長老/GM:「今戦士達に招集をかけています。」 ジューン:赤紙が飛び交っているんだね。 ルディ:「エリクサとか余ってたら少し譲って貰えないか?」 長老/GM:「私の手元にはありませんが、持っている者がいるかもしれません。 もしあれば届けさせます。」 ナーシュ:フェリアの方は飛べますから、後から追いつけますわね。 ルディ:「数が無いなら、フェリアの戦士に優先して使ってくれ。」 ジューン:アウドお兄さんがピンチになったところで、ライムちゃんが駆けつ けて来たら理想かな。
GM:今は夜中だが、どうする? 今すぐ出発すれば夜明け頃現場に着く。 ナーシュ:わたくし<暗闇恐怖症>です。 アウド:「夜明けまで仮眠を取ってから出発しよう。」 ナーシュ:「では少し休憩させていただきますわ。 それでいいですわね、リー ダー。」 ルディ:「それでいいだろう。」 ナーシュ:頷きリーダーですわね。
GM:朝になると、《筋力》と《治癒》の霊薬が用意できた。 アウド:体力増えても理力の剣は威力変わらないな。 ナーシュ:知力が増える《知恵》のエリクサが欲しいですわね。 GM:フェリアは知力高いから、知力のエリクサは持っていない。
ルディ:「よし、出発するぞ。」 GM:3時間程進むと、<悪魔>の近くまでやってきた。 付近の木の生命 力を吸い取って回復しているようだ。 ジューン:この辺りに戦えそうな場所は? GM:近くに広場があった。 ルディ:「また上空に逃げられるかもしれないな。」 ナーシュ:「そうなったら《空中歩行》をかけますわ。」 まずルディさんに《空中歩行》、さらに<悪魔>が来た瞬間に《倍 速》を掛けますわ。 ジューン:ボクは全員に《ぼやけ》1点かけて、あとは自分の位置に《闇》ね。 GM:<悪魔>が広場に現れるのとほぼ同時に、周囲の森から笑い声が聞 こえてくる。 ルディ:「出たな、不動の…何だっけ。」 ジューン:「蝙蝠さんだよね。」 ルディ:「今回のお仲間は何人だ?」 GM:ドワーフの周囲に10人現れる。 武装は弓、斧、剣など。 ジューン:「じゃ、前回戦力出し惜しみしたの? それってすっごい間抜け。 各個撃破されるだけだよ。」 GM:向こうも偵察中だったんだ。 ジューン:偵察なのに本体待たずに戦っちゃったの? GM:本体待ってたら<悪魔>を斃されるかもしれなかったんだよ。 ジューン:「何しに来たの?」 バッド/GM:「貴様らの命を貰いに来た。 貴様らを血祭りにあげたあと、そのま まフェリアの村を滅ぼしてやる。」 ナーシュ:「あなた方神を動かす者のリーダーは誰ですの?」 バッド/GM:「あの方のことなどお前らが知る必要は無い。」 ジューン:「お兄さん、下っ端なんだ。 そっか、使いっ走りって大変だね。」 ナーシュ:「どうします? 能書き聞きますか、それとも先制しますか?」 ジューン:「辞世の句とか、言うことあるんじゃない?」 アウド:「冥土の土産に、とか言ってべらべら喋ってくれると嬉しいな。」 ジューン:「メイドに成るの?」 バッド/GM:「絶美も壁緑も、こんな奴等に負けたのか。」 ジューン:「壁緑って?」 ナーシャ:「以前出てきたアウザってゲルーシャのことでしょう?」 ルディ:「ああ、あいつか。 そうか知らない間に俺達が退治してたのか。」 ナーシュ:「絶美さんは斃したわけではありませんから、残り6人ですわね。」 ジューン:「ボンデージのお姉さんはまだ元気だもね。 それとも実は、ふと自 分の格好が恥ずかしくなって死んじゃったとか。」 GM:そんなので死ぬか。 ルディ:「ここでもう1人、不動が消えるからあと5人だな。」 バッド/GM:「野郎共、やっちまいな。」
戦闘配置図        霧霧霧霧霧        霧霧霧霧霧         霧霧霧             不    剣    R  A   剣  弓              小  弓 小     JN    斧        V        剣    剣       ル   槍 R:ルディ  霧:<悪魔> A:アウド  不:不動のバッド V:ヴァイス 剣:ブロードソード使い N:ナーシュ 小:ショートソード使い J:ジューン 斧:アクス使い ル:ルース  槍:スピア使い        弓:ロングボウ使い
ヴァイス:き、《筋力》エリクサ、飲む。 (コロコロ) 6が出た、た、体力21だ。 こ、これで4D振れる。 ナーシュ:では《倍速》はヴァイスさんに掛けた方が効果的ですわね。 ルディ:「よし、雑魚は任せた。」 ヴァイス:「ま、任せろ。」 GM:仮面の男達が武器を抜いて迫ってくる。 ルディ:うーん、ここは先に雑魚を片付けるか。 雑魚Aに全力攻撃だ。 俺達はまず周囲の雑魚から片付けていくことにした。 また<悪魔>に飛び込ま れて回復されるとやっかいだしな。 ナーシュ:側に寄ってきたブロードソード使いに全力で武器落としですわ。 -3 成功。 GM:こちらは-1成功。 ブロードソードを落とした。 ヴァイス:お、斧使いに攻撃、ぶ、武器狙いでを叩き割る。 (コロコロ) ダ、 ダメージは20点。 お、斧を叩き壊した。 GM:斧が壊れたから、手元には小型のクラブが残る。 うーん、仕方ない からクラブを投げ付けてやろう。 ヴァイス:そ、そんな物、ダメージ通らない。 ぜ、全力で反撃。 ク、クリティ カルで14点。 GM:う、痛い。 斧使いはダガーを抜く。 ヴァイス:ダ、ダガーなんて怖く無いぞ。 も、もう一度全力攻撃だ。 15点の 切り。 ジューン:平気で2桁行くね。 GM:う、朦朧した。 ヴァイス:さ、さらに全力攻撃。 ジューン:完全にとどめ刺しにいってるね。 アウド:オレは不動のバッドを相手にしよう。 全力攻撃で利き腕を狙う。 9点の叩き。 GM:生命力の1/3のダメージ受けたので腕が使えなくなった。 バッドは 体当たりしてくる。 アウド:武器で受けてやる。 成功したからそちらに11点のダメージだ。 GM:う、痛いな。 これは雑魚の方はわりと楽に斃せそうだな。 さっさと<悪魔>に向かうとしよ う。 GM:<悪魔>から衝撃波が飛ぶ。 アウドとルディに。 ルディと戦って いる雑魚Aも巻き込まれる。 (コロコロ) 転んで死んだ。 アウド:こっちもけっこうダメージが来た。 やっぱり<悪魔>が問題だな。 近くに雑魚はいなくなったようだし、俺は<悪 魔>に集中するか。 ルディ:振り向いて<悪魔>に攻撃だ。 9点と7点。 ナーシュ:アウドさんに《大治癒》で8点回復ですわ。 アウド:ナーシュさん、そうすると残り体力が1点になるぞ。 ルディ:体力1だと、身体を使った行動ができなくなる、ってことは能動防御 もできなくなるな。 ナーシュ:あら、困りましたわね。 アウド:ナーシュさんを庇いに行こう。 ヴァイス:ち、《治癒》のエリクサ、体力回復できる。 ジューン:《治癒》はボクが持ってるよ。 でもどうやって飲ませたらいいのか な? やっぱり口移し? ナーシュ:普通に手渡してください。 ヴァイスは確実に雑魚を片付け、アウドも不動のバッドの生命力を着実に削っ ていった。 俺も<悪魔>に順調にダメージを与えている。 これはこのまま行け ば勝てそうだな。 バッド/GM:「ぐはは、まだだ、まだこれからだ。」 バッドは懐からごそごそと瓶をを取り出すと、瓶ごと<悪魔>に飛 び込む。 ルディ:『神を動かす者に栄光あれ。』 かな。 アウド:妨害勢力はこれで半壊してるから、いったん戻って薬の効果が切れ てから戦えばいいんじゃないか? ナーシュ:幹部が自滅しましたものね。 ジューン:このターン逃げちゃえば、残った雑魚が<悪魔>の攻撃に巻き込ま れてくれるんじゃない? ルディ:でも時間が経っても<悪魔>の力が弱まるとは限らないぞ。 幹部が 飛び込んだなら、それなりの細工をしてるかもしれない。 GM:雑魚達も<悪魔>に入っていこうとする。 ルディ:それは阻止しよう。 ヴァイス:雑魚Eに全力攻撃、23点の切り。 GM:抜けた分を1.5倍して31点のダメージ? 生死判定3回か。 (コロコロ) 死んだな。 ルディ:<悪魔>から攻撃来そうだから、防御姿勢で後退しよう。 アウド:同じく後退して様子を見る。 GM:ルディ方面には炎が、アウド方面には氷が飛ぶ。 ルディ:盾で止める。 ちょっと盾が焦げたか。 アウド:氷は受けられるな? なら受けた。 GM:巻き込まれた雑魚は18点くらって倒れた。 パワーアップはされたが、これで取り巻き連中はいなくなった。 もう回復もさ れないし、一気にけりをつけてやろう。 …うん? GM:霧の一部がもこもこと固まっていくと、霧の中にバッドの顔と上半 身が浮かび上がる。 ルディ:強い意志で<悪魔>を乗っ取ったか? GM:次のターンには上半身が完全に実体化する。 ルディ:実体化したということは毎ターン攻撃が来るかもしれないな。 ヴァイス:だ、だが、い、今の状態なら、つ、通常攻撃、効くかも。 い、石 を投げる。 GM:命中した。 ヴァイス:じ、実体あるみたいだな。 ナーシュ:ではヴァイスさんに《空中歩行》ですわ。 GM:ドワーフは雄叫びを上げる。 目を覚ましたようだ。 ジューン:寝起きかな? アウド:寝ぼけててくれるとありがたいな。 GM:ドワーフが目を開ける。 「ついに手に入れた、この身体を。 わははははは。」 アウド:「あー、五月蝿い。」 GM:ルディにパンチが飛んでくる。 ルディ:受けたぞ。 武器で受けたから攻撃した腕にダメージだな。 GM:腕は硬化してるのでダメージは受けない。 ルディ:(コロコロ) クリティカルだ。 ダメージ2倍で12点。 ヴァイス:こ、攻撃だ。 16点の切り。 GM:バッドは顔を苦痛に歪めてる。 ルディ:痛覚があるのか。 実体化してくれたおかげで、通常攻撃でもダメージが与えられるのはこちらに とってはありがたい。 それに、ちゃんと手応えもあるし表情にも出してくれるか ら、ダメージ与えてることが実感できる。 霧だと、どうも今一つ効いてる気がし ないもんな。 ジューン:あーあ、それにしてもずっと集中してるのって退屈だな。 ナーシュ:じゃんけんでもします? ルディ:止めてくれ、集中が乱れる。 ジューン:もう、早くやっつけちゃってよ。 大丈夫だ。 今のペースなら、いかに<悪魔>とてそう長時間は持たないはずだ。 アウド:(コロコロ) しまった、武器を落とした。 空中で落としたら拾えな いな。 拾うのは諦めてホイーリングブレードを構えよう。 ルディ:実体化してるから、もう理力剣は要らないな。 だが、落とした剣は 下手したら<悪魔>に使われるかもしれないな。 ナーシュ:剣は回収した方が良さそうですね。 ジューン:「ルースお兄さん、剣を拾っておいてね。」 GM:<悪魔>は範囲攻撃をするぞ。 上空に氷の嵐、地上に炎の嵐だ。 どちらも防御失敗すると10点のダメージだ。 ジューン:(コロコロ) 失敗、これでまた生命点がちょうど0になっちゃった。 ナーシュ:ジューンちゃんを連れて後ろに下がりますわ。 ルディ:そうしてくれ。 もう理力の剣も要らないから、ジューンが下がって も問題無い。 俺はブロードソードを準備しよう。 (コロコロ) 準 備成功でダメージ8点だ。 ヴァイス:く、クリティカルで防御点無視。 に、20点の切り。 バッド/GM:「がああ。」 そのダメージでバッドの身体が落ちていく。 地面に落ちると氷の様 に砕ける。 ルディ:霧の方はどうだ? GM:霧は次第に収縮していく。 ルディ:止めを刺しておいた方がいいだろう。 理力の剣で10点だ。 GM:霧はバラバラになっていく。 ルディ:「やったか。」 GM:同時に理力の剣も壊れる。 ルディ:「剣の方も止め刺しちまったか。」 ところで、これで完全に滅ぼせたのか? GM:霧は薄れてやがて北の方に消えていく。 ルディ:3年前と同じか。 取り合えず当面の脅威は去ったな。 ジューン:じゃ、また3年後に来て退治しないといけないのかな? ルディ:剣はもう無いぞ。 修理してもらうしかないな。
そして俺達はフェリアの村に帰ってきた。 案の定、敵が襲ってきたそうだか撃 退できたそうだ、 アウド:長老に事情を説明しよう。 「とりあえず無力化はした。」 長老/GM:「そうですか、この剣では滅ぼすのは無理でしたか。」 ルディ:「今度<悪魔>が復活したら、もう剣が無いぞ。」 ルース/GM:「それはわいの知り合いに頼んでみよう。 修理できるかもしれへん。」 アウド:「ついでに量産できないか?」 ルディ:「サークレットもフェリアに装備できるようにしたいな。」 ルース/GM:「うーん、できるんかな。 ま、頼むだけ頼んでみるか。」 ま、ひとまず危機は去ったし、良しとするか。 とりあえず、親父と同じことは俺にもできたみたいだしな。 ナーシュ:「剣が直ったとしても、滅ぼせないのでは根本的な解決には成りま せんわね。 長老/GM:「はい。 ではアウド、そう言うわけですので、もう一度剣を探して ください。」 アウド:「探すよりも、垂直都市ピールにでも発注した方がいいんじゃない か?」 GM:「発注はしてますが中々いいのがありません。 アウド、必ず見つけ て帰ってきてください。」 ナーシュ:つまり見つけるまで帰ってくるな、と。 ジューン:それは大変。 婚約者のライムちゃんに会えないよ。 やっぱり、こ こは駆け落ちかな? アウド:だから、俺とライムはそんな関係じゃ無いって。 (続く)
霧を抱く 2001/12/2, 2002/1/6 西淀川区区民会館にて収録


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