ガープスルナルリプレイ

決戦! 100対5


キャラクター
  ルディ・ラッシュ
    タマット入信者の戦士であるパーティのリーダー。
    父親の後を継いでトレジャーハンターとなる。
  アウド
    セルティック種のフェリア。
    破壊力と機動力を併せ持つ優れた戦士。
  ナーシュ・テレジア
    サリカ高司祭の女性。
    不幸なリーダーのサポートに追われるパーティの治療役。
  ヴァイス
    ドワーフのジェスタ入信者。
    <龍>の誓いで己を鍛える。
  ジューン
    シャストア高司祭の男装の少女。
    悪戯好きな幻覚使い。


月が導く物語。 今宵の舞台はトリース王国は王都デューラー。 七色の光に照らされて浮かぶ物語。
ぼ、僕達が、フェ、フェリアの里をに行ったら、か、“神を動かす者”と名乗る 敵が襲撃してきた。 し、しかし、そ、そいつらはひとまず撃退できた。 さ、さてこれから、ど、どうするか。 アウド:ここならフェリアサイズの鎧が定価で鎧が買えるな。 よし、鎧を新 調しよう。 ナーシュ:「せっかくここまで来たのですから、フェリアさんに服を作って貰 いましょう。」 ジューン:「あ、いいね、それ。」 GM:フェリア用のはあるが人間用は無い。 ジューン:じゃ、できるまで待つ。 ルース/GM:「悪いんやが、できれば速攻で王都まで帰りたいんや。」 ジューン:「せっかくここまで来たのにすぐ買えるの?」 ルース/GM:「“神を動かす者”が本格的に動き始めたようやからな。」 ルディ:「理力の剣も修理しないとな。」 ジューン:「じゃ、仕方無いね。 ところで、フェリアさんの宝物庫って何が入っ てたの?」 ルース/GM:「お前はまだそんなことに拘っとっるんか。」 ジューン:「ルースお兄さんは宝物庫の中身、知ってる。」 ルース/GM:「知ってたかて言わへんで。」 ジューン:「ね、ナーシュお姉さん、お姉さんって《精神探査》覚えたんでしょ?」 ルース/GM:「勝手に人の頭の中覗くんやない。」 ナーシュ:「ジューンちゃんの頭の中を覗いてあげましょうか?」 ジューン:「じゃ、ちょっと待ってね。 えぇと、お花畑お花畑お花畑。 うん、 覗いてもいいよ。」 ルース/GM:「あほやっとらんと、さっさと出発するで。」
ぼ、僕達は馬を飛ばしてフェリアの村から王都エグに向かった。 GM:数日後、王都エグに着いた。 「とりあえずわいの屋敷で休んでくれ。」 ジューン:「じゃ、お茶入れるね。」 ナーシュ:「たしかここにお茶菓子がありましたわね。」 ルース/GM:「こら、勝手に人の家の台所漁るんやない。」 ナーシュ:「お茶入れますから座ってください。」 ルース/GM:「そうしたいところやが、色々せなあかんことがあるねん。」 ルースは王宮へ行く。
GM:ルースが帰ってくるまでしばらく暇になるけど、どうする? ジューン:じゃ、とりあえずシャストア神殿行って物語の原稿見せるね。 「ね、これだけ物語作ったんだから、高司祭に成ってもいいでしょ?」 シャストア司祭/GM: 「後ほど連絡する。」 ジューン:先生方の批評が入るんだね。 “人物の描き方は優れていますが、ストーリーに盛り上がりがありま せん。 スクリーントーンの使い方に注意しましょう。” とか。 ナーシュ:フォルトナに関することは検閲済みですけど、それはどうなります の? ジューン:敢えて書かない方が想像を刺激するってこともあるし。 源氏物語雲 隠れの章だね。 GM:しばらくするとシャストア神殿から連絡が来る。 ルディ:受かったのか。 ジューン:ウケたんだよ。 GM:礼服を着て神殿まで来るように、とのことだ。 ジューン:うーん、どんな格好して行こうかな。 じゃ、《幻覚変身》で、時間 と共に七色に色が変わる服にするね。 GM:礼服だ、礼服。 ジューン:だから七色の礼服。 シャストア司祭/GM: 「ジューン、汝をシャストア高司祭に任命する。」 ジューン:「ありがと。」 シャストア司祭/GM: 「今後もシャストアに仕える者としてより一層励むように。」 ジューン:「任せて。 じゃ、昇進記念に、ガヤン神殿に悪戯してくるね。」 シャストア司祭/GM: 「戦果を期待する。」
GM:1日経つと、ルースが戻ってくる。 「“神を動かす者”が動き出しとるようや。 わいらも動かんとな。 あいつら追い詰めるには、他国との連携が要るんで、わいはこれ オータネス湖王国の高官達と一緒に、トリース森王国へ行くんや。 そういうわけやから、お前らにも護衛として来てくれへんか?」 ジューン:「トリース行くの? トリースはボクの故郷だよ。」 ナーシュ:トリースならソイル選王国とは逆方向ですわね。 なら行っても知り 合いには会わずに済みそうですわ。 ルディ:「分かった、トリースまで付き合おう。」 ルース/GM:「すまんな。 これは支度金や。」 1人400ムーナ渡される。 アウド:これでルースに借りていた借金を返せるな。 ルース/GM:「その分はもう差し引いてある。」 ヴァイス:さ、流石ミュルーン。 ルディ:金を貰ったなら、武器防具を調えておこう。 GM:ルースの口利きで、武器防具は3割引、エリクサとパワーストーンは は1割引で買える。 ナーシュ:《治癒》のエリクサと3点のパワーストーンを買っておきます。 ジューン:高司祭になったら、上質なマント買えないない? GM:壮マハノチのマントなら300ムーナで譲ってもらえる。 ジューン:わぁい。 ルディ:突き刺し用のブロードソードを買いたいな。 できれば上質な品がい いが、高いしな。 ルース/GM:「剣やったら貸すで。」
GM:3日後に出発だ。 ルースはオータネスの高官として行くので、儀礼 用の鎧を着ている。 ジューン:「ボクの鎧も綺麗に刺繍とかできないかな?」 アウド:「オレが刺繍してやろうか?」 ジューン:「うん、お願い。」 アウド:「出発まで3日だから、あまり大掛かりなのはできないぞ。」 ジューン:「72時間もあるよ。」 アウド:「つまりオレに3日間寝るな、と?」 ジューン:「頑張ってね。」 GM:ルースが2本の槍を前に悩んでいる。 攻撃重視の槍にするか、装飾 の施された綺麗な槍にするか。 ナーシュ:「両方とも持って行かれたらいかがですか?」 ルース/GM:「そんな余裕は無い。 ただでさえ儀礼用の品が色々多いんや。」 ジューン:「じゃ、攻撃力重視の槍に装飾付けたら?」 ルース/GM:「そんなんしたらバランス崩れる。 うーん、今回は立場が立場やし、 儀礼用にするか。」
そ、そして3日後、ぼ、僕達はトリース森王国に向かって出発することになった。 GM:ルースが、他の高官達と何やら怒鳴りあっている。 ルディ:いきなりトラブルか? GM:ルートで揉めている。 ルースは魔物が出たりして危険はあるが最短 のルートを行きたいと主張するが、高官は大回りの安全ルートにし たいらしい。 高官は危機感を持ってないので公費使って旅行気分ら しい。 ナーシュ:「急いだ方がいいと思いますわ。」 ジューン:「そうそう。何か出る方に行こうよ。 そっちの方がきっと面白いよ。」 アウド:「のんびりルートもそれはそれで楽しいかもしれないぞ。」 ルース/GM:「最短ルートやないと間に合わないんや。」 ヴァイス:い、以前近道しようとして、ふ、風呂場に連れて行かれた。 ジューン:高官さん達が危機感持てば急ぐ気になる? じゃ、顔隠して高官さん 達を襲撃したらいいかな。 アウド:偉い人に変装して、 『ルースの言うことの方がもっともだ。』 とか言うのはどうだ? GM:3時間くらいしてルースが高官達を言いくるめる。 ジューン:言いくるめの即決勝負を10800回やったんだね。 ルース/GM:「ふう、難儀な餓鬼共や。」 ナーシュ:「お茶飲みます?」 ルース/GM:「わい猫舌やねん。」 ナーシュ:「煎れてから1時間くら経ってますから充分冷めてますわ。」
よ、ようやく出発だ。 そ、その後1巡りほどは、と、特に何事も無く過ぎた。 GM:1巡りほど経った日の夕方、街道の前方に、獣のように毛が生えた人 間が錆びた槍や刀を持っているのが見える。 ルディ:獣人か? アウド:武器を持っているなら知能はある連中だな。 ルディ:「前方に何かいるぞ。 一旦馬車を止めるんだ。」 GM:高官の護衛をしている騎士達は、 「お前ら等に指示される云われは無い。」 と言ってそのまま先へ進もうとする。 ヴァイス:ぎょ、御者に、 「て、敵らしいから、ゆ、ゆっくり行った方がいい。」 GM:ルースの乗っている馬車はゆっくりになる。 が、他の高官が乗って いる馬車は騎士達に促されてそのまま先へ進む。 ルディ:「自信過剰な連中だな。」 ヴァイス:「リ、リーダーの警告無視した。 な、何かあったら本人の責任。」 ルディ:「ルースと高官が一緒の馬車に乗った方が良かったじゃないか? いざというときにはルースなら高官を守れる。」 GM:ルースも高官も、お互い顔つき合わせて同じ馬車に乗っていくのは 嫌がった。 ジューン:で、前に行った人たちはどうなったの? GM:馬車が進んでいくと、周囲から矢が飛んでくる。 騎士達のうち何 人かが馬から落ちている。 アウド:不意を討たれたか。 ナーシュ:馬から下りてバトルファンを構えます。 ジューン:軽業でひらりと降りるよ。 (コロコロ) 1失敗。 GM:尻餅をついた。 ナーシュ:「何してるの、ジューンちゃん。」 ジューン:「うーん、もう1回やり直しっ!」 もう1回馬によじ登る。 ルディ:「何をやってるんだ、お前は。」 ジューン:「だって華麗に馬から下りたいもん。」 ルディ:「そんなことしてる場合か。」 盾と剣を構えて走り寄る。 怪我人は? GM:騎士が3人ほど矢と落馬の衝撃で負傷したようだ。 それから馬が3 頭、矢を刺されて死んでいる。 ジューン:可哀想。 ルディ:今夜は馬刺しか。 GM:襲撃者はホブゴブリンだ。 全部で15匹。 どうやらはぐれホブゴブ リン集団らしい。 ルディ:ちょっと多いな。 ジューン:はぐれてるのに15匹も出てこないでよ。 ルディ:一族総出で来たか。 ナーシュ:先行した騎士さんはどうしてます? GM:戦場経験が少ないので怯えている。 ナーシュ:「まあ、騎士様、何をされていますの?」 ヴァイス:「て、敵斃したら、ボ、ボーナス出るか?」 ルース/GM:「あの餓鬼らケチやから、そう簡単には出さへんやろな。」 ヴァイス:「な、ならしばらく様子を見る。」 ルース/GM:「そやけど、見捨てるわけにもいかへんな。 お前ら、あいつら1匹 斃すごとに20出すで。」 ジューン:1匹ごとに20CP貰えるの? ルディ:それじゃはぐれメタルだ。
そ、そして戦いが始まった。 あ、相手が15人もいるなら、け、結構修行になる かな? GM:ホブゴブリンは突っ込んでくる。 ナーシュ:《電光》を飛ばしますわ。 GM:くらってファンブルで転んだ。 坂道にいたので、そのままごろごろ と転がってくる。 ルディ:地面に転がっている騎士を盾にする。 ジューン:ナイトシールドだね。 ヴァイス:き、《筋力》のエリクサ飲む。 ナーシュ:では《倍速》をヴァイスさんに。 「それではヴァイスさん、頑張ってください。」 ジューン:ボクは《透明》をかけるよ。 (コロコロ)クリティカルでかかったよ。 「もう防御要らないからね。」 ルディ:すごいブーストだな。 ヴァイス:は、ハイパードワーフだ。 GM:ホブゴブリン2体が向かってくる。 ゴブリン語で何やら叫んでる。 どうやら名乗りを上げようとしてるらしい。 アウド:その名乗りには全力攻撃で答えてやろう。 8点の切り。 GM:いきなり転倒して朦朧した。 アウド:牽制のつもりだったのに結構効いたな。 ヴァイス:ホ、ホブゴブリン殴る。 12点の切り。 GM:見えない相手では防御できない。 生命力判定に失敗して死亡。 ヴァイス:さ、さらにその隣の奴に攻撃。 15点の切り。 GM:真っ二つに切られて派手に血が飛び散る。 これだけ血が飛んだら、 血飛沫で《透明》が消えそうな気もするが。 ルディ:魔法が切れたら真っ赤だな。 ジューン:ビジュアル的には、かまいたちに切られたみたいにいきなり血が噴 出すんだよね。 ルディ:もうこれはヴァイス1人に任せておけば終わりそうだな。 ナーシュ:戦闘が終わるまで、お茶でも飲んでます? GM:ホブゴブリン達は逃げ腰になる。 ルディ:なら大声出して威嚇してやろう。 「どうだ、まだやるか?」 GM:後ろを向いて逃げ出した。 ヴァイス:う、後ろから切る。 ぜ、全力で頭狙い。 14点の切り。 GM:防御点を抜けた分を4倍して48点。 頭が飛び散る。 ナーシュ:それは恐怖判定ものですわね。 アウド:今夜の晩飯は肉料理は食えそうにないな。 ルディ:今夜は馬刺しだぞ。 GM:騎士達は君達を見て後ずさる。 「ば、化け物。」 ジューン:「そんな、化け物だなんて。 化け物ってのはね、こういう奴のこと だよ。」 《幻影》で正真正銘の化け物出してあげるね。
そ、その後は特に何事も無く、ト、トリース森王国の首都、デューラーまでやっ て来た。 ジューン:「トリースって共和国になったんだよね。 じゃ、大統領選に立候補 しようかな。」 ルース/GM:「あほなこと言うとらんと、さっさと宿に行くで。」 オータネスの外交官扱いなので、それなりの高級宿に入っていく。 ナーシュ:部屋は男女別ですわね。 GM:男女1つずつと、会議部屋が取ってある。 ナーシュ:会議室があるならセッションが出来ますわね。 GM:ルースと高官は王宮に行く。 「これから王宮に行ってくるから、ゆっくりしとってや。 問題起こ すんやないで。」 ルディ:「善処する。」 ルース/GM:「誰か2人ほどついてきてくれへんか?」 ジューン:「はぁい、ボク行く。」 ルース/GM:「お前がか?」 ルースはナーシュの方を向いている。 ナーシュ:「わたくしは行きたくありませんわ。」 ルース/GM:「ルディ、お前はどうや?」 ルディ:「そうだな、俺も行こう。」 ナーシュ:「行ってらっしゃい。」 ジューン:「お土産持って帰るね。」 ナーシュ:「要りません。 何も持って帰らないでください。」 ルース/GM:「妙なことするんやないで。」
GM:王宮にやってきた。 ルースは会議室に入っていく。 君達は待合室 で待たされる。 ジューン:じゃ、番号札取って待ってる。 ルディ:慣れない場所なのできょろきょろ。 ジューン:面白い物が無いかきょろきょろ。 何か面白そうな物は無い? 曰く ありげな絵とか、曰くありげな彫像とか。 ルディ:そんな物待合室に飾らないだろ。 GM:中庭に、黒い布切れを被った人間がいるのが窓から見えた。 ジューン:「あれ? あんな所に黒子さんがいるよ。」 ルディ:おや、ここにいたのか、エイジ。 GM:人影はすぐに見えなくなる。 ジューン:うーん、窓から飛び降りて見に行こうかな。 GM:ここは3階だ。 ジューン:ボク《飛行》使えるもん。 GM:あまり変なことをすると衛兵に取り押さえられるぞ。 ジューン:この部屋に衛兵さんはいるの? GM:扉の前では衛兵が談笑している。 ジューン:面白そうな話? GM:結構下品な話。 何処ぞのアルリアナの館の女の子がどうだとか。 ジューン:もう、男の人ってどうしてそうなんだろ。 GM:しばらくするとルースが出てくる。 「さ、帰るで。」 ジューン:「あれ? ボク達何のためについてきたの?」 ルース/GM:「名目上はわいの護衛や。」 ルディ:「ルースは俺達より強いくらいだから護衛なんて要らないだろ。」 ルース/GM:「他の高官達が護衛を連れてきとるから、立場上わいも護衛連れて いく必要があるんや。」 ジューン:「じゃ、強そうな格好していくべきかな。」 ルース/GM:「余計なことせんでええ。」 ジューン:さっきの黒子さんのこと話しておくね。 「黒子さんが消えていった辺りって何があるの?」 ルース/GM:「あの奥は離れ宮で、姫さんがいるはずや。」 ジューン:「へえ、どんな人かな?」 ルース/GM:「わいはよう知らん。」 ジューン:「やっぱり、忍んでいくべきかな?」 ルース/GM:「妙なことするんやない。」
GM:その後、数日間毎日会議が続く。 ルースは次第に機嫌が悪くなっ てくる。 ルディ:会議が思うように進まないんだな。 ルース/GM:「すまんが、時間がかかりそうや。 あのどあほの高官共がいらんこ と言いよるし、向こうも話に乗ってこんのや。 しゃあないから、 今度は円卓の騎士の方をつついてみようと思うとるんや。」
GM:翌日、王宮に行くと騒ぎが起きている。 ジューン:「何かあったの?」 ルース/GM:「どうやら反乱が起きたらしいで。」 ジューン:「川が決壊?」 ルース/GM:「それは氾濫や。」 ジューン:「で、何処で反乱が起きたの?」 ルース/GM:「それはまだ不明や。 わいの所にもまだ情報が来ていない。」 ナーシュ:「外国の高官にいきなり自国の反乱の詳細を知らせたりしませんも のね。」 GM:数時間すると詳細が分かる。 「どうもやっかいなことになったで。 トリース森王国の南東部にあ るミュルームス砦でコズエルと言う将軍が反乱を起こしたらしい。 ナーシュ:「攻城戦になりますと、厳しそうですわね。」 ルース/GM:「会議再開まで時間かかりそうやな。 お前ら、しばらくのんびりし とってくれ。 飲み食いは好きにしてええで。 ただし体調管理は しっかりしとくんやで。」 ジューン:「隊長管理するの?」 ルディ:「俺が管理されるのか。」 ヴァイス:ま、待ってる間、しょ、商売に精を出す。 き、木彫りの彫刻、売る。 ジューン:じゃ、ボク同人誌売る。 アウド:俺は服でも作って売るか。 ルディ:何もすること無いから油売っていよう。 GM:騎士達が陰口叩いている。 「こんな事態で、この傭兵共は金稼ぎか。」 ジューン:「でも騎士さんの中にも同人誌買っていった人がいたよ。」
ルディ:裏タマットで情報を仕入れてこよう。 情報屋/GM:「あんさん、何ぞ御用どすか?」 ルディ:「反乱についての情報を買いたい。」 情報屋/GM:「指3本どすえ。」 ルディ:「3ムーナか。」 情報屋/GM:「ぶぶ漬けでも食べて帰っておくれやす。」 ルディ:「冗談だ。」 300ムーナ出す。 情報屋/GM:「こんなくれはるんですか。 うち30ムーナのつもりでしたんやけど。」 ルディ:「ならこれに見合う情報をくれ。」 情報屋/GM:「そんなにあらしませんわ。 100で結構どすえ。」 ルディ:「で、戦況は?」 情報屋/GM:「第一陣は、タカ派のコウエ将軍が5000の兵で3方向から包囲して攻 めはったんやど、正面部隊が突破されて逆包囲されて全滅はった そうどすえ。」 ルディ:「全滅か。」 情報屋/GM:「ゾンビとか、ゴーレムとか、怪しい奴らがいたそうですわ。」 ルディ:「反乱首謀者コズエル将軍について何か情報は無いか?」 情報屋/GM:「謀略家で、他人を蹴落として成り上がってきた人どす。 この前失 策しはったんで、辺境の要塞に置かれはったんどすわ。」 ルディ:「辺境なのか。」 情報屋/GM:「辺境も辺境、何せスティニア高地王国との境ですさかい。」 ナーシュ:そこって最重要拠点の一つでは。 情報屋/GM:「どうも後ろでスティニアはんが糸引いてはるようどすえ。」 ルディ:「第二陣はどうなる?」 情報屋/GM:「次行きはるのはビザーク将軍どすえ。」 ルディ:「どんな将軍だ? 知将タイプか勇将タイプか。」 情報屋/GM:「ごく普通の特徴の無いお人どす。 貴族の次男坊で、取り立て大 きな功績も無し、不祥事も無し。」 ジューン:今回の戦争で昇進するわけだね。 手柄立てて昇進か、二階級特進か。 情報屋/GM:「今のところうちが持っている情報はこれくらいどす。」 ルディ:「新たな情報が入ったら宿まで持ってきてくれ。」 情報屋/GM:「その場合は使者代は別料金どすえ。」
GM:数日後、ルースが王宮に呼ばれる。 「また2人ほど付いてきてや。」 ナーシュ:サリカの礼服を着ていきますわ。 ジューン:護衛だったら強そうに見えないとね。 《幻覚変身》で金属鎧ガチガ チの戦士に変身していく。 (コロコロ) クリティカルだよ。 アウド:なんて無意味な場面で。 ジューン:がっしゃんがっしゃん。 ナーシュ:「ジューンちゃん、うるさいですわよ。」 GM:王宮の会議室に通される。 椅子は2つしか無いのでどちらかは立た ないといけない。 アウド:ルースが立つ。 ジューン:幻覚に立たせておいて、ボクは床に座ってるね。 GM:そうそう、部屋に入ると魔法が解けるぞ。 ジューン:えぇっ、せっかくクリティカルで変身したのに。 ナーシュ:王宮ですものね。 トリース高官/GM 「ルース殿、先ほどの反乱のことはご存知かと思うのですが…。」 ルディ:『初耳だ。』 トリース高官/GM: 「そこでルース殿にお願いがあるのです。」 ルディ:反乱を鎮圧しろ、かな? GM:トリース高官曰く。 「オブザーバーとして、傭兵家として名高いルース殿に参戦してい ただきたいのです。」 それに対してルースはしばらく考えたあと、 「承知ましたで。 盟友のトリース森王国のために力貸しましょう。 で、銭はいくら出します?」 ナーシュ:外交官がそれでいいのかしら。 ヴァイス:な、何か合っても、か、金以上のものは要求しないという意思表示。 こ、高等な外交テクニック。
ル、ルースが宿に戻ってきた。 な、何か楽しそうだな。 アウド:「どんな話になったんだ?」 GM:ルースは参戦することになった旨を話す。 するとオータネスの高官 が難癖付けてくる。 ルースと高官はしばらく言い争いを続けるが、 やがてルースが切れる。 「黙れ、われら、ええ加減にさらさんかい。」 ナーシュ:「ルースさん、落ち着いてください。」 高官/GM:「それほど長く滞在できないから、我々は国に戻る。」 高官達は、帰る準備をしにさっさと出て行ってしまう。 ジューン:「行きは大回りでゆっくり行こうって行ってたのに?」 ルース/GM:「まったく難儀な餓鬼らや。」 ナーシュ:「政(まつりごと)は難しい、というのは分からないでも無いですけ どね。」 ジューン:「祭り事って難しいの?」 ナーシュ:「意味が違いますわ。」 ルース/GM:「まあ、あいつらがおったかて役に立つわけや無いしな。 そういう けやから、お前ら参戦してくれへんか? 1人500でどうや?」 アウド:「勝てるのか?」 ルディ:「即金で出るのか?」 ルース/GM:「成功報酬や。 出発は1巡り後や。 忙しなるで。 ええ武器用意せ んとな。」 ルースは部下に、オータネスから愛用に槍を持ってくるように指示 する。 ジューン:戦っている最中に、ピンチに陥ったときに、 「この槍を!」 とか言って武器投げてくれるんだね。 GM:どこぞの少年漫画じゃない。 ルディ:「で、敵味方の戦力は?」 GM:反乱軍の兵力は3000から5000とのこと。 第一陣は5000で行ったが全 滅した。 第二陣も同じく5000だ。 今回は、兵力を集結させて正面 から力押しする。 ジューン:5000人が相手じゃ、1時間23分20秒もかかっちゃうね。 エイジお兄 さんがいれば《爆裂火球》1発で終わるのに。 ルディ:どんな大きさの火球だ。
ルース/GM:「これから作戦会議があるんやけど、誰かついてくるか?」 ジューン:「軍議ってあまり面白そうじゃないから行かない。」 ナーシュ:「ではわたくしが行きますわ。」 GM:ルースとナーシュが来ると奇異な目で見られる。 戦場でミュルーン とサリカ高司祭という組み合わせは珍しい。 ジューン:珍しいのがいいなら、もっと珍しくしてあげるよ。 ナーシュ:話が拗れるだけですから止めてくださいな。 GM:軍議はルースがいるいない関係無しに進む。 トリース軍は、自分達 で戦略を立てていて、ルースは意見を求められることも無い。 ナーシュ:他国の軍師ですものね。 GM:軍議から帰ってくると、ルースは難しい顔で考え事をしている。 ナーシュ:「どうしました?」 ルース/GM:「このままやったら負ける。 ゴーレムやアンデッドを何とかせん限 りまず勝てへん。 正面から戦うんやったら、敵5000に対して1万 は無いとな。」 ナーシュ:「1万5000は必要ですわ。」 ルディ:「ゴーレムの数は?」 ルース/GM:「3,40体や。」 ナーシュ:「仮令ゴーレムがいなかったとしても、攻城戦は圧倒的に不利です わね。」 GM:ミュルームス砦は対スティニアに建設された砦なので、こちらから は裏手になる。 なので城攻めとしては比較的楽。 また、ゴーレム やアンデッドを有効活用するために相手は野戦を挑んでくると思わ れる。 ナーシュ:「アンデットにゴーレムと言うと、操っているのはソーサラーかしらね。」 ルース/GM:「順当に考えると、スティニアの術者やろな。」 ナーシュ:「黄金の姫ですか。」 ルース/GM:「ルディ、頼みがあるんや。」 ルディ:「何だ?」 ルース/GM:「多分、ゴーレムを操っている奴が何処かにおるはずや。 そいつに 遊撃してや。」 ナーシュ:「ルースさんはどうするんですの?」 ルース/GM:「わいはオブザーバーやから本陣におらなあかんねん。 あんな針の 筵におるより、参加した方がよっぽど楽やねんけどな。」 ルディ:「ゴーレムを操っている奴は何処にいるんだ?」 ルース/GM:「戦場の何処かやろが、ゴーレムからそう離れとらんはずや。」 ルディ:「ゴーレムはどの辺りに?」 ルース/GM:「それは戦場に行ってみんと何とも言えんな。」 アウド:上空から偵察してみよう。 GM:君達から見て右手の部隊にゴーレムが配置されているのが見える。 アウド:「2時の方向にゴーレム。」 ルディ:「あそこか。 だがゴーレムの中に司令官がいるとは限らないな。」 GM:神秘学を持ってるなら振ってみて。 ジューン:-5成功だよ。 GM:戦場でゴーレムを運用するには、10m以内で細かく指令しないと、味 方まで攻撃してしまう可能性が高い。 ルディ:「よし、右翼からゴーレム部隊を攻めるぞ。」
ジューン:「うーん、今回のこと、同人誌にはどう書いたらいいのかな?」 ナーシュ:「書いちゃ駄目ですわよ。」 ジューン:「そうだね、やっぱりロマンスが無いとウケないもん。 そうだ、高 官の中に美少年がいたことにして、将軍の1人を美青年にして…。」 ヴァイス:「こ、高官がルースに口答えしたの、ほ、ほのかな想いのせい。」 ジューン:「あ、それいいね。」
そ、そして僕達は、ト、トリース軍と共に戦場へと向かった。
部隊配置1  ▼▼▼▼▼▼▼     ▼▼▼▼▼▼▼   ▼▼A▼▼       ▼▼C▼▼   ▼▼▼▼▼    ▼▼▼  ▼▼▼▼▼  ▼▼▼     ▼E▼     ▼    ▼B▼    ▼  ▼D▼  ▼           ▼         ▼                   △      △     △     △△△     △△△   △2△   △△△△△    △△1△△ △△△△△ △△△3△△△   △△△△△△△     △△△△△△△△△ A〜E:反乱軍 1〜3:トリース軍
GM:敵側は横に広い陣を取っている。 一方、味方は中途半端な斜方陣と いう感じだ。 アウドが偵察したところ、敵部隊Dがおよそ40体のゴー レムから成るゴーレム部隊だ。 ルディ:ゴーレム部隊(D)の後部を霞めるように突っ切るか。 GM:1回敵陣に突入するのに20秒かかる。 後1分すると、味方本隊が敵陣 にぶつかる。 ルディ:「よし、突っ込むぞ。」 ジューン:全員に1点ずつ《ぼやけ》かけておくね。 ヴァイス:き、《筋力》のエリクサ、飲む。 (コロコロ) 6。 た、体力21だ。 GM:1回目の突入。 <鋭敏視覚>を持っているなら振って。 アウド:-4成功。 GM:ゴーレム隊の中に、指揮しているらしいのを4人見つけた。 それぞ れ3人くらいの護衛が付いている。 ナーシュ:1人がゴーレム10体をコントロールしている、という計算ですわね。 ルディ:1人ずつ撃破していくか。 一番手近な司令官らしいのを叩こう。 GM:1回目の突入のおかげでゴーレム隊は混乱している。 ジューン:ゴーレムが混乱してるの? GM:指揮官や護衛が混乱している。 なので、ゴーレムの間をすり抜けて そいつらに狙って攻撃可能だ。 ルディ:当然指揮官狙いだな。 「よし、指揮官狙って再突入を狙するぞ。」 GM:混戦の中なので狙いを付けにくい。 D4を振って、1なら指揮官に攻 撃できる。 ルディ:(コロコロ) よし、指揮官だ。 こんな所で全力攻撃するわけにいか ないから普通に攻撃だ。 (コロコロ) クリティカル。 (コロコロ) ダメージ2倍で(コロコロ) 8点の倍の16点の切りだ。 アウド:いきなり活躍してるな。 ヴァイス:リ、リーダーがヒーローに ナーシュ:「ジューンちゃん、しっかり記録しておいてあげてください。」 ジューン:「貴重なシーンだもんね。」 アウド:よし、オレも続くぞ。 (コロコロ) ファンブル。 武器を落とした。 仕方無いから、馬から離脱して武器を拾いに行こう。 GM:そうすると置いていかれるぞ。 アウド:危なくなったら上空に離脱すればすむことだ。 GM:さて、本隊が突入するまで残り20秒だ。 つまりあと1回突入できる。 ルディ:迅速に行くしか無いな。 ジューン:指揮官ぽい人の中で一番偉そうなのは分からない? GM:ゴーレム隊の中央にいるのがちょっと上質な鎧を着ている。 ルディ:「よし、狙いはあいつだ。」 GM:ではまたD4振って。 1なら魔術師、2,3,4なら護衛。 ヴァイス:い、1だ。 あ、頭狙って20点の切り。 GM:頭に20点? それは間違いなく死んでる。 コントロールしていた術 者が死んだので、ゴーレムが動きを止める。 ジューン:じゃ、さっさと離脱しようか。 ナーシュ:戦略目的は達成しましたから、味方の本隊の邪魔にならないように 離脱するべきですわね。 ルディ:そのままゴーレム部隊(D)の後方に抜け出る。 GM:君達が離脱すると、動かなくなったゴーレム部隊に味方の本隊が突 入する。 ナーシュ:これで給料分の働きはしましたわね。 ひ、ひとまず敵のゴーレム部隊は撃退した。 さ、さて次は何処を攻めるか。
GM:君達はゴーレム部隊の後ろに出てきた。 左手に敵本隊(C)、右手に 敵左翼部隊(E)。 敵本隊は2000、左翼部隊は500。 ルディ:本隊や左翼部隊に突っ込むのは無謀だな。 ジューン:敵軍の背後に回って補給路を断てないかな? GM:補給部隊でも数10人単位の護衛は付くぞ。 ジューン:じゃ、補給路塞ぐ。 《幻炎》を敵本隊の背後に直径3mでかけるね。 「そぉれ、燃えろ。」 ヴァイス:「だ、誰かが気付かないと、い、意味無い。」 ジューン:「大丈夫。 2000人もいるんだもん、誰かが気付くよ。」 GM:本隊から20人ほどが炎を消しに出てくる。 ジューン:20人を引き付けられたんなら効果ありだね。 ナーシュ:「敵ゾンビ部隊は何処にいるのかしら?」 GM:現在地からは分からない。 アウド:ゾンビなら臭ってこないか? GM:どんな鼻だ、それは。 アウド:「ゾンビなら相手を怯ませる効果もあるし、普通に考えれば使い捨 てのゾンビは最前線(B)に置くな。」 ジューン:「一番前に普通の兵士出しておいて、死んじゃったらゾンビとして 再利用するかもしれないよ。 地球に優しいリサイクルゾンビ。」 ルディ:「嫌なリサイクルだ。」 ジューン:「地面に埋めておくって手もあるかな? 上を通ろうとしたら、地面 からずぼっと手が出てくるの。」 ルディ:「それは中々嫌な光景だな。」 ナーシュ:「とりあえず敵の背後に回りましょう。 リーダー、それでいいです わね?」 ルディ:「承認しよう。」 ヴァイス:「て、敵の後ろ、か、霞める様に突っ切る。」 ルディ:「良きに計らえ。」
つ、次の行動は、て、敵左翼部隊(E)の後部、か、霞めつつ走り抜けることにし た、 ナーシュ:その敵部隊は人間ですか? GM:人間だ。 ジューン:腐ってない? GM:外見は腐ってない。 ルディ:「外れか。 だが突っ込むぞ。」 GM:では乗馬を振って。 ヴァイス:し、失敗。 GM:敵部隊に突入したが、途中で立ち止まってしまった。 敵兵が20人ほ ど次々集まってくる。 ジューン:「このまま逃げたら、敵兵さんついてくるかな? こっちに引き付け たら、正面から攻撃するトリース軍には有利だよね。」 ルディ:「よし、敵を引き付けながら離脱しよう。 殿は俺が引き受ける。」 GM:離脱すると、敵兵40人ほどが追いかけてくる。 ジューン:「このまま敵兵さんつれて逃げちゃうのはどう?」 アウド:「森にでも逃げ込んで翻弄するのももいいな。」 ヴァイス:「と、《透明》掛けてもらえば、こ、ここで足止めする。」 ジューン:「でも40人相手じゃ、40秒もかかっちゃうよ。」 ルディ:「その1人一撃という計算は止めろ。」 ヴァイス:「で、でも当たったら、た、多分一撃。」 ナーシュ:「一先ず今は逃げましょう。」 ルディ:「よし、逃げよう。」 敵を引き離さないように、追い付かれないように、調整しつつ逃げ る。 GM:(コロコロ) 敵はファンブル。 先頭を走っていた何人かが転んでし まった。
部隊配置2               ▼▼▼▼▼▼▼  ▼▼▼▼▼▼▼       ▼▼C▼▼ ▼▼▼▼▼   ▼▼A▼▼ ▼▼▼▼▼   ▼▼▼   ▼E▼    ▼▼▼   ▼B▼     ▼△    ▼     ▼△    ▼△     △△△      ▼     △△△   △2△   △△△△△    ▼F    △△1△△ △△△△△ △△△3△△△    ▼   △△△△△△△     △△△△△△△△△ A〜E:反乱軍 1〜3:トリース軍
GM:味方左翼部隊(1,2)は、敵右翼部隊(A,B)に押されているようだ。 アウド:多分、ゾンビ部隊のせいだな。 ルディ:戦場をぐるっと時計回りに迂回してトリース軍本陣に帰る。 GM:トリース軍本陣に戻ろうと大回りしていると、敵左翼部隊の一部(F) が100人ほど、、戦場を大きく迂回してトリース軍の背後に回ろうと しているのが見える。 ルディ:「よし、あの敵のさらに背後から攻撃するぞ。」 ナーシュ:「100人に突っ込むんですの?」 ヴァイス:「ひゃ、100人くらい、問題無い。」 アウド:「ヴァイスが30人、オレが20人、ルディが10人。 ちょっと100人に は届かないか。」 ナーシュ:「もう少しまともな作戦を練ってください。」 ジューン:「幻覚で脅かすのはどう?」 アウド:「なら怖い奴一発出してくれ。」 ジューン:「了解。 うーん、どんなの出そうかな。 ヴァンパイアなんてどう?」 アウド:「それは見た目は人間と変わらないんじゃないか?」 ジューン:「大丈夫。 日光浴びて灰になるところ見せればヴァンパイアだって 分かるよ。」 アウド:「滅びるところを見せてどうする。」 ヴァイス:「き、霧の魔物、強かった。」 ジューン:「でもあの霧って見た目インパクト無いんだもん。 インパクトと言 えば、ボンデージな絶美のお姉さんかな?」 ナーシュ:「ジューンちゃん、そんなの出してどうするの。」 ジューン:「だって、人目を引いた方がいいでしょ?」 アウド:「それは人が退く。」 ジューン:「うーん、怖い奴怖い奴…。 じゃ、スキュラ。」 《完全幻覚》で直径3mのスキュラを出すね。 下半身が色んな猛獣で、 上半身が絶美のお姉さん。 アウド:絶美がジューンのトラウマになってるな。 ジューン:(コロコロ) -9成功だよ。 「これ、怖い?」 アウド:「こっちに向けるな、こっちに。」 ジューン:「じゃ、敵陣に突っ込ませるね。」 ルディ:「俺達は幻覚の後ろについて敵陣に突っ込むか。」 アウド:「幻覚の中に隠れるのはどうだ?」 ジューン:「それもできるよ。 この大きさなら、中に隠れられるのは2人くら いかな?」 ルディ:「ならナーシュさんとジューンが隠れてくれ。」 ジューン:「うん、そうする。 あ、ボクはもう魔法打ち止めだからね。」 ナーシュ:「《治癒》のエリクサがあるから、これを飲んで回復しなさい。 私 のポケットに入ってるから。」 ジューン:「何処かな。」 ごそごそ、さわさわ。 ナーシュ:「何処触ってるの。」 ジューン:「ふみー。 ふかふか〜。」
GM:敵分隊の背後にやってきた。 敵はまだ気付いていないようだけど、 どうやって近付く? ルディ:「これだけでかい幻覚つれてたら、気付かれないように奇襲をかけ るのは無理だな。」 アウド:「できるだけ気付かれないように近付いて、気付かれたら強襲でい いんじゃないか?」 ジューン:気付かれないようにスキュラを迷彩色に変えるね。 GM:静かに近付けるか、乗馬を振ってくれ。 ルディ:駄目だ、失敗した。 ジューン:気付かれたなら、迷彩色を警戒色に変えるよ。 「ほほほほほほ、あたしの足元に跪きなさい。」 GM:敵分隊の動きが止まった。 混乱してるので3ターンは自由に攻撃で きる。 ジューン:絶美のお姉さんに火吹かせてみよっと。 《完璧幻覚》の炎だから、 当たると熱いよ。 アウド:下の怪物じゃなくて上の女が火を吐くのか。 GM:4人ほどが熱がっている。 アウド:混乱してる間に切りかかる。 9点だ。 GM:馬から落ちた。 ジューン:まずは1人。 残り99人だね。 GM:幻覚の炎で4人倒れてるから95人だ。 ヴァイス:あ、頭狙い。 10点の切り。 GM:落ちた。 ジューン:首が? ナーシュ:これで残り94人ですわね。 ルディ:カウントダウンしてどうする。 ジューン:幻覚に高笑いさせるよ。 演技で-8成功。 GM:笑い声にびびった兵士2人が逃げ出した。 ナーシュ:残り92人。 ルディ:だから、カウントダウンはだな…。 ナーシュ:ルディさんも頑張ってください。 わたくしは《電光》を飛ばします。 ジューン:じゃ、幻覚の手から電光が飛んだように見せかけるね。 「ほっほっほ、痺れてる? あたしの魅力に痺れてる?」 ぼ、僕達は混乱した敵を、つ、次々片付けていった。 ルディ:8点の刺しだ。 ヴァイス:17点の切りだ。 アウド:クリティカルで24点の切りだ。 ナーシュ:残り83人ですわね。 GM:ヴァイス、アウド、ルディにはそれぞれ3人が攻撃してくる。 (コロ コロ) 1人目はファンブル、利き腕を挫いた。 2人目もファンブル、 武器を落とした。 ジューン:じゃ、腕挫いた人の武器を貰ったらいいんじゃない? GM:おかしい、このメンバー精鋭のはずなのに。 スキュラにも攻撃が行 くぞ。 ジューン:じゃ、ちょっと痛そうな表情にするね。 「ほほほほ、このあたしの肌を傷付けた罪、お前の命で購いなさい。」 GM:(コロコロ) お、ルディにクリティカル、防護点無視で6点の切りだ。 ルディ:9点も来た。 <我慢強さ>はあるが痛いな。 GM:-4で乗馬判定をどうぞ。 失敗すると馬から落ちかける。 ルディ:+3失敗だ。 アウド:リーダーを掴んで逃げようか。 リーダーの体重を抱えると移動力2 になるが。 ヴァイス:か、形見の品、持って逃げる。 ルディ:まだ死んでないぞ。 次攻撃来たら死ぬかもしれんが。 ジューン:幻覚のスキュラに暴れさせるよ。 これで兵隊さんは近付きにくくな るよね。 で、下半身の大蛇が、口をぱっくり開いて馬ごとごっくん とルディお兄さんを飲み込んじゃうの。 アウド:それは恐怖判定ものだな。 どんな口してるんだ。 ジューン:飲み込んだ瞬間、上半身をルディお兄さんの姿に変えるよ。 あ、服 装はボンデージのままね。 ルディ:止めんか。 GM:ルディが幻覚の中に入ったのなら、当然ナーシュとジューンは外に 出ることになる。 ナーシュ:ならさっさと離脱しますわ。 「ジューンちゃん、しっかりつかまって。」 ジューン:「はぁい。」 GM:離脱したらルディに回復魔法がかけられないぞ。 ジューン:スキュラの中にいればきっと攻撃されないから大丈夫だよ。 GM:逃げようとしたナーシュを兵士の1人が追撃してくる。 ナーシュ:バトルファンで受けますわ。 (コロコロ) クリティカル受け。 ジューン:「ナーシュお姉さん、格好いい。」 GM:兵士はバランスを崩して馬から落ちた。 ナーシュ:70番代に入りましたわ。 残り79人です。 GM:なんでお前ら、5人で100人を翻弄できるんだ。 ジューン:向こうが2割の損失、こちらも被害はルディお兄さん1人だから2割の 損失。 アウド:今の損失割合で行けば、相打ち覚悟なら5人で100人を討ち取れるわ けだな。 ルディ:俺はまだ損失してないぞ。 ナーシュ:3割損害が出れば軍は撤退するはずですわ。 ルディ:ならあと9人か。 本当に5人で100人を追い返せそうだな。 GM:そうやって戦っていると、君達の友軍が突入してくる。 軍を率いて いるのはルースと、青い鎧の騎士だ。 援軍によって敵部隊は2つに 分断される。 ナーシュ:現段階で敵は76人いましたから、2分割されて残り38人ですわね。 アウド:スポンサーの前にいるなら、働きをアピールするために全力攻撃し よう。 (コロコロ) よし、クリティカルだ。 ヴァイス:ぼ、僕もクリティカル。 ナーシュ:残り36人ですわ。 GM:その後、瞬く間に敵部隊は崩壊する。 敵は逃亡を図る。 ジューン:「ふぅ、ようやく終わりだね。」
ナーシュ:「援軍が来てくれて助かりましたわね。」 ヴァイス:「こ、こなくても勝てた気がする。」 ルース/GM:「おう、誰かと思ったら、お前らが戦っとったんか。」 ナーシュ:「お仕事していました。」 ジューン:「大変だったんだから。 ゴーレム部隊500人に突入して、その後は 100人の部隊を全滅させて。」 ナーシュ:「たった5人で100人を足止めするのは大変でしたわ。」 ルース/GM:「そうか。 ルディはえらい傷負っとるな。」 ナーシュ:「いつものことですわ。」 ルディ:「ナ、ナーシュさん、喋ってないで《大治癒》を。」 ナーシュ:「あら、ごめんなさい。」 ルース/GM:「あの程度の敵相手に怪我してどうするんや。 エリオンやったら、 敵100人くらいどうってこと無いで。」 ルディ:「親父はそんなに強かったのか?」 ルース/GM:「あいつは火薬使うのが巧かってん。」 ジューン:「ふぅん、火遊び好きなんだ。」 ナーシュ:「奥さんがいっぱいいますのね。」 ルース/GM:「それから、こっちにおる騎士も100人くらい相手にしよるで。」 ルースは青い鎧の騎士を指して言う。 ジューン:「じゃ、やってみせてよ。」 ルディ:青い鎧って誰だ? ヴァイス:ま、またエリオンの友達? GM:ところでジューン、君は援軍を率いていた青い鎧の騎士に見覚えあ る。 ジューン:「あれ?」 ナーシュ:「ジューンちゃん、どうしました?」 ジューン:「あの人、見覚えある。」 ナーシュ:「お知り合い?」 ジューン:「うん、ボクあの人のせいで10cpも取られて最初から高司祭になれ なかったんだ。」 GM:彼の名はヨワヘム・リーデンブロック。 ジューンの幼馴染だ。 ジューン:やっと登場したね。 10cpも注ぎ込んだ<仲間>なんだから、もっと 出てきてくれなきゃ。 ボクのピンチのときに、笛一つで駆け付けて くれるとかさ。 GM:これから集中的に登場する予定だ。 現在の彼は、トリース森王国の 円卓の騎士の副リーダー格として、闇の栄光という<悪魔>組織に 立ち向かっている。 ジューン:あ、もうそんなに出世してるんだ。 アウド:副リーダー格、って微妙だな。 GM:円卓の騎士なので、リーダーはいない。 ジューン:全員が副リーダーなんだね。 それって一見平等だけど、命令系統 が作れないんじゃない? GM:トップは国王がいるから。 ヨワヘムはジューンの顔をじっと見て、 「何処かで見たような…。」 と考え込んでいる。 ジューン:それじゃ顔変える。 ヨワヘム/GM:「貴方の名前は?」 ジューン:マントをばさっと翻して 「我が名は<最後の太陽の騎士>テック・マーレン。」 ヨワヘム/GM:「???」 ジューン:クスクス、悩んでる悩んでる。 ヨワヘム/GM:「確かこんな莫迦する奴がいたような。」 ナーシュ:「お知り合いですの?」 ルディ:「おい、戦場で立ち話は止めよう。」
ルース/GM:「参った参った。 ここの連中、戦争を知らんで。」 ジューン:戦争を知らない子供達? ナーシュ:「負傷者の手当てをしましょうか。」 ルース/GM:「そんなん放っておいたらええ。 どうせやったかて金にならへん。」 ナーシュ:「サリカ様は傷付いた者を助けよ、とおっしゃってますわ。」 ルース/GM:「癒し手やったらトリース軍にもおる。 そいつらに任せておいたら ええねん。 お前らのおかげでゴーレムは何とかなったし、ゾンビ 部隊は翼人部隊が始末してくれたから、後は人間同士の戦いやな。」 ナーシュ:「では何とかなりそうですね。」 GM:頼みの綱のゴーレム部隊とゾンビ部隊が撃破されたので敵は浮き足 立っている。 反乱軍の首謀者、コズエル将軍は逃亡を図る。 どう やら篭城戦に移行しそうだ。 ルディ:「ひとまず俺達の仕事は終わりだな。」
そ、そして3日後。 と、砦は陥落し、は、反乱軍は鎮圧された。 GM:手柄を評価されて、君達は1人当たり600ムーナを渡される。 ジューン:600人を相手に戦って600ってことは、敵兵士1人当たり1ムーナかな。 アウド:安い命だ。 GM:君達は砦に一室を与えられる。 「事務処理せなあかんから、すまんが2,3日ここにおってや。」 ジューン:何か面白いこと無いか砦の中探索する。 GM:歩き回っていると兵隊に絡まれる。 「おい、兄ちゃん、こんな所で何してる?」 ジューン:「何かあるのかなって。」 兵士/GM:「兄ちゃん、中々ええ顔しとるやないけ。」 ジューン:「そう? ありがとう。」 兵士/GM:「ちょっと顔貸せや。」 兵士は君を捕まえようとしてくる。 ジューン:避けるよ。 (コロコロ) うん、避け成功。 兵士/GM:「われ、何避けとんねん。」 ジューン:「うん、ボクもびっくり。 こんな簡単に避けられるなんて、お兄さ ん鈍いんじゃない?」 兵士/GM:「この餓鬼、何を抜かす。」 ジューン:「駄目だよ、そんなんじゃ女の子にもてないよ。」 兵士/GM:「それがどうした。」 ジューン:「え? ひょっとして、お兄さん、女の人に興味無いって人?」 アウド:ジューン、お前、場を収めるってこと考えて無いだろう。 兵士/GM:「この餓鬼が。」 兵士は殴りかかってくる。 ジューン:マントで止めたよ。 兵士/GM:「避けるな。」 ジューン:「避けてないよ、止めたんだよ。」 次は《幻覚》でヨッちゃん出すね。 GM:実は次のターンに本物のヨワヘムがやってくるんだが。 「お前達、何をしてる。」 ジューン:それに合わせてステレオで幻に喋らせる。 GM:兵士はぺこぺこと頭を下げて逃げていく。 ジューン:「バイバーイ。」 GM:ヨワヘムは自分の幻を見て 「何だ、これは。」 ジューン:「鏡じゃない?」 ヨワヘム/GM:「お前は、ジューンか? こんなくだらないことをする奴は他にいな い。」 ジューン:「えぇっ、今まで思い出さなかったの? ボクはヨッちゃんのこと、 忘れたこと無かったのに。 この10cpさえ無ければ、あと10個呪文 を覚えられたのにって。」 ヨワヘム/GM:「??」 ジューン:「忘れるなんて酷い。 うるうる。」 演技振っていい? (コロコロ) 1,1,1でクリティカルだよ。 ルディ:おちょくることにかけては天才的だな。 ヨワヘム/GM:「そ、それは悪かった。 君が成長してたから分からなかったんだ。」 ジューン:「そうだね、あの頃ボク小さかったもん。 “拾ってください”って 書いた箱に入ってみーみー鳴いてたんだよね。」 ルディ:<虚言癖>持ってるわけでも無いのに。 ジューン:シャストア様の教えに従ってるだけだよ。 ヨワヘム/GM:「そろそろ会議だから、また後で。」 ジューン:「面白そうな会議?」 ヨワヘム/GM:「いや。」 ジューン:「だったら面白くしてあげようか?」 ヨワヘム/GM:「するな。 今は大人しく帰ってくれ。」 ジューン:「お土産は?」 ヨワヘム/GM:「考えておくから、また後でな。」 ジューン:じゃ、ハンカチ振って見送ってあげる。 「分かりました、いつまでも待ってます、あなた☆」 GM:転けてるぞ、ヨワヘム。 ジューン:よし、勝利☆
こ、こうして反乱軍との戦いは終わった ぐ、軍団相手の戦い、しゅ、修行になっただろうか? こ、これで少しは<龍> に近付けたかもしれない。 (続く)
決戦! 100対5 2002/1/6,2/17 西淀川区区民会館にて収録


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