スペオペヒーローズリプレイ

10月1日では遅すぎる


キャラクター
  “ハイスピードヒーロー”サーディー
    銃の名手。
    宇宙船アスガルドのクルーとして雇われた。

  “タフガイ”バダッグ
    筋骨隆々の巨漢。
    見た目通り、怪力とタフさを誇る。

  “エージェント”ジェシカ
    チームの紅一点。
    潜入工作と情報戦のプロ。

  “ハッカー”アシュレイ
    チームの最年少。
    どんなコンピュータでも彼も前では単なるオモチャと貸す。


かつて連合宙軍きっての猛将であったバルク提督。 その彼もよる年波には勝 てないのか、今では時代の流れから取り残された感のあるオンボロの商船アスガ ルドの船長である。 船長、そして副長がかつて軍の高官だった、という噂を聞き付けてか、アス ガルドの乗組員には、強者が集まってくるという。 だが、肝心の船長が縁側で 日向ぼっこしてるかのごとき有り様であり、実際に船を切盛してる副長もただの 酔っぱらい、となれば、乗組員達も力の奮いようが無いであろう。 その割りに は、仕事の不満を持つ乗組員はいない様であるが。 アスガルドの乗組員は108人。 −乗組員が新しく入ってきたり辞めていったり することもあるのだが、何故かいつも108人になるらしい。 アスガルドについては、ひとつ噂がある。 曰く、宇宙の危機が起きるとき、 必ずアスガルドが側にいる、とう。 そして、その危機は、全て勝手に解決して しまうという。 GM:そういう宇宙船のクルーとして皆さんは雇われました。 アシュレイ:108人いるってことは、それぞれ“天猛星”だの“地妖星”だの2つ いてたりしませんか? GM:そんなことはありません。 ジェシカ:民間の武装商船なのよね、これ? GM:ちょっとした武装しています。 ただ、積んでいる艦隊挺が異様に 高性能なのは一目で分ります。 最新鋭の戦闘機だとか、ほとんど 揚陸艦クラスの輸送艦とかを積んでいます。 また、はた、と気付 くのですが、乗っているクルー達の持つ気配が皆ただ者ではありま せん。
GM:現在、船はゴシュー星系に向かって航宙中です。 ゴシュー星系は 貿易の中心点として栄えていたのですが、つい最近宙震が起りまし た。 アシュレイ:宇宙で地震? いったい、何が揺れるんですか? GM:時空そのものが揺れるんです。 バダッグ:時空の歪み、というやつだな。 GM:そういうわけで、現在、船は援助物資を積んでゴシュー星系に向か っています。 後1回のジャンプで着く地点にいます。 アシュレイ は<知力>+<センサー>で振ってください。 アシュレイ:<センサー>は2レヴェルありますから、ダイス2個振れるんですね? (コロコロ) 6と4です。 GM:複数振れる場合は、大きい方を採用します。 6は振り足せますので、 もう1度振ってください。 アシュレイ:5ですから、合計16です。 GM:今回の判定の<難易度>は6でした。 達成値が5上回るごとに成功 度が1上がりますから、3レヴェル成功になります。 さて、アシュ レイがセンサーを見ると、所属不明の宇宙船3隻に囲まれています。 アシュレイ:宙賊ですね、 速やかに船長に報告します。 ジェシカ:積み荷を根刮ぎ奪って、乗員は殺されるか売られるか、かしら? GM:援助物資を積んでいる輸送船、といえば宙賊のカモです。 「来るんじゃないか、とは思っていたが、本当に来るとはな。 よ し、野郎共、迎撃の準備だ。 」 分けの分らないでっぱりだった部分が砲塔に変わったりして、オン ボロの貨物船だったのが、いきなり宇宙戦艦に変形します。 アシュレイ:「こんな仕掛けがあったとは…。」 GM:駆逐艦クラスの主砲が3門、ミサイル砲が6門、はっきりいって宙賊 3隻程度は敵ではありません。 あっという間に宙賊船は撃退されま す。
ジェシカ:ところで、今回の輸送の依頼は誰から出ているの? GM:宙軍からです。 大形船でかつ高速、という条件を満たした船を探 したところ、この船が選ばれたわけです。 ジェシカ:軍が依頼主? それって報酬は出るの? GM:ちゃんと契約してますから、出ます。 サーディ:それならいいんだけどな。
GM:ゴシュー星系の惑星上の都市は、宙震の影響であちこち壊れています。 皆さんは副長に呼ばれます。 「おお、来たか。 急遽軍の観察施設に機械を運んで欲しい。」 サーディ:「どんな機械なんだ?」 副長/GM:「詳しくは聞いていない。 宙震の原因と、余震を事前に感知したり するのに使う、と宙軍からは聞いている。 まぁ、荒事にはならん ことを希望してるが、頑張ってくれたまえ。」 アシュレイ:「希望はあくまで希望ですね。」 副長/GM:「荒事になった場合はよろしく。」 アシュレイ:「荒事はあまり得意じゃないんですけど。」 と言いつつハンドガンを磨いています。 GM:出発する前に、装備が支給されます。 ルールブックにある中から 好きなのを選んでください。 アドバイスとしてば、防具には、パ ーソナルシールドを貰っておいた方がいいでしょう。 鎧はリフレ クターが優れていますが、隠密性に欠けるという欠点があります。 ジェシカ:エージェントとしては、悪目立ちしないのがいいわ。 GM:隠密性ならレブルですね。 サーディ:「おやっさん、リクレクターとレブルを両方借りてくよ。」 GM:鎧が決まったら武器を選んでください。 武器を選ぶときは、ダメ ージ,弾数,レートを注意してください。 このゲームは、ダメー ジ1の違いが大きな差を生むことがあります。 レートは、1ラウン ドに撃てる回数を表します。 アクションポイントが5くらいあるキ ャラクターだと、レート1の銃だとアクションポイントが余ってしま います。 ジェシカ:わたしはアクションポイント3なんだけど、この場合レート2の武器 を選ぶとどうなるの? GM:アクションポイント1点ずつ使って2回撃てます。 ただし、その場 合<回避>にダイス1個しか振れなくなります。 <回避>には、少 なくとも2個回しておいた方が無難です。
GM:デカプリオという60m級のシャトルが準備されています。 ジェシカ:荷物をちゃんと積み込んだか確認するわ。 荷物積まないまま出発 したら、末代までの恥だから。 一同笑。 ジェシカ:「先輩、荷物積み込まずに出発したらボーナス無いわよね?」 サーディ:「ボーナス以前にクビだな。」 GM:ちなみに、たとえチェックしていても、 出発したら荷物が無かっ た、という事態をGMは起こせます。 その場合、ネガティブヒーロ ーポイント、というのが降ってきます。 これが降ると、その分ヒ ーローポイントが増えます。 ジェシカ:苦労すれば、その分後で報われるってわけね。 アシュレイ:荷物のチェックしますけど、何の機械か分かります? GM:<電子工学>か<メカニック>で振って下さい。 どちらの技能を 使うかで分かることが変わってきます。 アシュレイ:まず<電子工学>を使います。 16です。 GM:センサーの一種ですね。 宙震から出る宙震波を測定する装置のコ アになる部分だと思われます。 本体の方ははおそらく研究施設に あるのでしょう。 サーディ:「軍のコンピュータに入れないか?」 アシュレイ:「入ってみましょうか?」 <コンピュータ>で9です。 GM:ボカーン。 アシュレイのハンディコンピュータが爆発します。 ア ンチハッカーウィルスに引っかかった様です。 ネガティブヒーローポイント1点あげましょう。 アシュレイ:「…やられました。 軍のコンピュータならこの程度の防備はして あるのは予想してましたけど。」 GM:マザーボードは完全に壊れていますね。 アシュレイ:使える部品だけでも取り出しておきます。 「ああ、このコンピュータ、結構注ぎ込んで色々増設してたのに。」
GM:誰がデカプリオの操縦します? ジェシカ:「先輩、わたしは後ろで見ています。」 サーディ:俺がやろう。 GM:デカプリオは大気圏に突入します。 さて、<センサー>を持って いるアシュレイ。 アシュレイ:「ああ、僕のコンピュータが…。」 GM:ふと気付くと、所属不明のVTOL型戦闘機4機に囲まれています。 アシュレイ:「おや?」 GM:センサーにはちゃんと反応があったのですが、壊れたコンピュータ のことを考えていたせいで見落とした様です。 サーディ:「今は逃げるか落とすか、どちらかに集中するんだ。」 逃げ切れそうか? GM:やってみないと分りません。 ここで派手にドンパチすると、運搬 中の荷物に傷が付く可能性があります。 ちなみにECMバリバリです ので、本船に連絡取るのは難しそうです。 サーディ:火力敵に敵いそう? GM:向こうに増援が無ければ、自分達の腕ならなんとかなるでしょう。 サーディ:増援があるなら、少なくともこの場所で戦うのはまずいな。 逃げ よう。 GM:それでは、5ラウンド以内にこの15枚のカードが無くなれば逃げき ることができます。 サーディ:1ラウンド3枚か。 GM:数字札を引けば、それが難易度になります。 Aと絵札は難易度には 関係しませんが、それぞれ特殊な効果があります。 サーディ:1枚目はAだ。 GM:Aは、『チャンス。 このラウンドの判定に成功すれば、めくったカ ードと同じだけ山札から捨てることができる。』です。 とりあえ ず、数字札が出るまでめくってください。 サーディ:2枚目は…Q。 GM:Qは『このラウンドは成功レヴェルが1レヴェル余分に必要になる。』 です。 つまり、効果的成功でようやく普通の成功になります。 多 分、増援部隊が来たのでしょう。 サーディ:3枚目は8。 GM:さて、もう1枚引きますか? ここでやめておくと、難易度8になり ます。 Qが出てますから、実質難易度13ですね。 もう1枚引いて数 字札だった場合、難易度が2枚の数字札の合計になります。 サーディ:どの技能で判定するんだ? GM:逃げるなら<宇宙船パイロット>ですし、砲撃で落とすなら<砲塔> です。 <コンピュータ>で敵コンピュータにハッキングする、と いう手もあります。 どれでも好きな技能を宣言してください。 妥 当と思われる技能なら認めます。 ジェシカ:<コンピュータ>は端末が無いわ。 アシュレイ:高かったのに…。 ジェシカ:弾は温存しておいた方がいいと思うわ。 サーディ:とりあえず<宇宙船パイロット>で逃げておくか。 (コロコロ) 12だ。 GM:1足りませんね。 サーディ:ならヒーローポイントを使って成功させておく。 GM:かなり厳しい状況でしたが、敵とその援軍の間をうまくすり抜けて 突破できました。 では第2ラウンド。 サーディ:K、次が5だ。 GM:絵札ばかり出ますね。 Kは『このラウンドに失敗すると全て台無し になる。』です。 アシュレイ:近付いてきた船をミサイルで撃ち落とします。 難易度5ならダイス 振るまでもなく成功ですね。 GM:第3ラウンド サーディ:カードの合計は11。 …ちょっと厳しいな。 アシュレイ:砲撃しましょう。 失敗しても僕はまだヒーローポイントに余裕が ありますから。 (コロコロ) 7ですね。 ヒーローポイントを使って 成功させます。 GM:ドンパチしてると、惑星防衛軍がやってきます。 「双方、直ちに戦闘停止しなさい。」 敵の船は逃げていきます。 サーディ:止って事情を説明する。 防衛軍/GM:「援助物資を持ってきてくれたのはありがたいが、ごたごたまで持 って来ないで欲しかったな。」 サーディ:「こっちは被害者だぜ。」 防衛軍/GM:「ああ、分った分った。 分ったからさっさと行ってくれ。」 ジェシカ:物資を運んできたのに護衛もしないの? GM:防衛軍は惑星政府の管轄ですから、今回の依頼者の連合宙軍とは別 です。 サーディ:政府と宙軍との関係は? GM:惑星1つか独立した国になっています。 連合は国際連合の様なもの です。 惑星政府と連合宙軍と間はわりと友好的ですが、最近、連合 宙軍に対して否定的な野党が力をつけてきてる様です。 アシュレイ:本船に連絡は入れられます? GM:敵が去ったので通信は回復しています。 「襲われたか。 分った、こちらの方でも調べておこう。」
ジェシカ:船倉に行って、怪しげな物が積荷に紛れ込んでないかチェックする わ。 GM:<知力>で振ってください。 ジェシカ:8ね。 GM:積荷を見ていると、船が乱気流に入ったらしく、激しく揺れます。 ネガティブヒーローポイントを1点あげましょう。 ジェシカ:やっぱり、積荷には何か隠したいことがあるみたいね。
GM:連合宇宙軍の施設に着きました。 ジェシカ:「宅配便です。 判子ください。」 係員/GM:「ご苦労様です。 ところで、機械にとりつけてあるこの装置は何 でしょう?」 ジェシカ:「どれ?」 係員/GM:「これですよ。 ほら、このカチカチ言ってるやつです。」 ジェシカ:<爆発物>技能で何か分る? GM:明らかに爆弾です。 ジェシカ:解除するわ。 GM:爆発まで20秒、4ラウンドです。 それまでにカードを8枚無くして ください。 ジェシカ:1枚目はJ。 GM:『これに失敗すると、めくったカードの2倍カードが増える。』 ジェシカ:2枚目は5。 ここは成功させておくわ。 GM:爆弾の構造が分りました。 では第2ラウンド。 ジェシカ:10。 GM:それは厳しいですね。 ジェシカ:いざとなったらヒーローポイント使うわ。 サーディ:ヒーローポイント使えば、どんなに難易度が高くても1レヴェル成 功できるぞ。 使うつもりなら、もう1枚引いてもいいんじゃないか。 GM:Qが出たら、ヒーローポイント使っても駄目ですよ。 ジェシカ:もう1枚引いて…7。 17だと、まず失敗ね。 (コロコロ) ヒーロー ポイント使うわ。 GM:どのコードを切ればいいか、天啓の様に閃きます。 ジェシカ:カードは7。 …これは成功ね。 GM:爆弾のカバーを外しました。 あとは信管を抜くだけです。 ジェシカ:最後のカードは8。 (コロコロ) 成功。 GM:爆弾は無事解除されました。 サーディ:いったい、いつ仕掛けられたんだ? GM:見慣れない部品なので、てっきり機械の一部と思っていたのですが、 船に積み込んだ時点から爆弾は付いていました。 ジェシカ:チェックしようとしたら、乱気流で調べられなかったのよね。 GM:だからネガティブヒーローポイントが入ったんです。 ジェシカ:爆弾に使われている部品から、何処で作られたか分る? GM:<爆発物>で振ってみてください。 難易度は9です。 ジェシカ:(コロコロ) ダイスが走ったわ。 17。 GM:2レヴェル成功ですね。 この爆弾は、最近宇宙滅亡を企む“バルモ ンの矢”という狂信的なテロ組織が使っている物です。 『宇宙に ビッグバンを起して浄化するのだ』という教義だとか。 アシュレイ:「爆弾は1個だけでしょうか?」 バダッグ:「一旦全部調べてみるか。」 GM:調べてみたところ、他に爆発物は無い様です。 <メカニクス>を 持っていれば振ってみてください。 アシュレイ:10です。 GM:デカプリオの外装にビーコンが取りつけられています。 この施設 は秘密施設ですので、地図には乗っていません。 しかし、このビ ーコンで敵に場所が分ってしまったと思われます。 サーディ:剥して別の物に取りつけることはできるか? GM:できますけど、デカプリオは一旦着陸して停止してますから、他の 物に取りつけて効果があるかは疑問です。 サーディ:電波の逆探知は? GM:それは無理ですね。 ビーコンは単に四方八方に電波出しているだ けですから。 サーディ:なら、ビーコンはここに置いておいて、宇宙船の方を動かす。 ビ ーコンだけが残っていたら、ここで気付いて捨てられた、と敵に思 わせられるかもしれない。 GM:宇宙船は動かせますけど、施設は隠せませんよ。 ジェシカ:施設の職員の車にビーコンを張り付けるわ。 GM:ルパンIII世であったパターンですね。 サーディ:「同じ信号を出す奴は作れないか? それをあちこちにばら撒く。」 アシュレイ:<メカニック>で振ってみます。 …1が出ましたから、達成値4です。 GM:それではうまく作れませんね。 ここでは部品が足りない様です。 ジェシカ:ヒーローポイント使って出すわ。 「ビーコン? こんなんでいい?」 ポケットからボロボロと。 アシュレイ:「持ってるなら最初から出してくださいよ。」 ではゴミ収集車にでも取りつけましょう。 GM:それではますますルパンになりますね。 サーディ:「しかしもう、この施設の位置は、敵にばれた、と考えるべきだな。」
GM:研究員達は、機械を受け取ると組み立て作業にかかります。 ジェシカ:あたし達宅配便屋は帰っていいの? GM:何も言われてません。 サーディ:「小遣い稼ぎしないか? 護衛は要らないかと売り込むんだ。」 ジェシカ:「誰か本船に戻って、戦闘機のエスペランサーを持ってきて。」 アシュレイ:「僕が帰りますよ。 予備のコンピュータも持ってきたいですし。」 サーディ:「パワードスーツも持ってきてくれ。」 バダッグ:「分かった。」 サーディ:「カタナ2型のパワードスーツを頼む。」
GM:地上に残っている人の所へ、研究所の所長がやってきます。 「あの、申し訳在りませんが、力を貸していただけませんか? 森 に備え付けてある侵入者防止用の監視カメラが2つほど死にまして。」 サーディ:「つまり侵入者が入り込んで壊したわけだな。」 ジェシカ:どういう風に死んでるの? まったく画像を送ってこないか、それ とも偽の映像を送ってきてるか、どっち? GM:モニターにはザーッと灰色の波が広がっています。 ジェシカ:この研究施設の大きさは? GM:大学のキャンパスくらい。 ジェシカ:それは説明になってないわ。 大学のキャンパスなんてまちまちだ から。 GM:野球場が1個入る程度です。 その外縁部分にあるカメラが2個壊さ れています。 サーディ:2個のカメラが壊されたタイミングは? GM:ほぼ同時に壊されています。 サーディ:そこから侵入してくるとしたら、侵入口は何処になる? GM:入り口は何カ所かありますが、壊されたカメラの位置からするとこ こじゃないか、と思われる箇所があります。 サーディ:秘密研究所のくせに複数の入り口を作るなよ。 ジェシカ:<忍び込み>技能があるから、森に出て逆に待ち伏せはできない? GM:それは可能ですね。 ジェシカ:「侵入者は生け捕りにしたいわね。」 GM:ソニックガンとソニックレーザーなら相手を傷付けずに捕らえられ ます。 サーディ:「ソニックガンなら持ってきてるぞ。」 GM:準備がいいですね。 ジェシカ:じゃ、外に出て待ち伏せ。 <隠密行動>で8。 サーディ:俺は7だ。 GM:では、<知力>で振って下さい。 <聞き耳>技能を持っていれば 使えます。 サーディ:6だ。 GM:至近距離で黒ずくめの人物が3人と遭遇しました。 相手もこちらに 気付きましたが、最初のラウンドは避け以外の行動は取れません。 ジェシカ:3人いるなら、1人は撃ってしまってもいいわよね。 (コロコロ) 15。 GM:こちらの回避の達成値は6ですから、2レヴェル成功です。 ダメージ が2倍の10点になりますから、一撃で死亡です。 サーディ:ソニックガンで射撃。 達成値は13。 GM:ビリビリ、バタン。 1人痺れて動けなくなりました。 サーディ:まだアクションポイントが残っているから、3人目を撃つ。 16。 GM:ビリビリ、バタン。 サーディ:2人を縛って連れて帰ろう。
GM:<尋問>技能は2人とも持ってませね。 どうします? サーディ:<格闘>だ。 バキッ。 「さぁ、吐け。」 ジェシカ:で、あたしが折を見て 「カツ丼でもどう?」 って声かけてあげるわ。 一同笑。 ジェシカ:「お前達の名前は?」 GM:AとB。 サーディ:「誰の差し金だ?」 バキッ。 GM:“バルモンの矢”の幹部の名前を言います。 ジェシカ:あっさり言ったわね。 GM:幹部の名前なら、もう知られていますから。 サーディ:「侵入の目的は?」 <格闘>で4。 GM:喋る気は無い様です。 ジェシカ:そこにカツ丼出してあげるわ。 <知性>で6。 GM:目的に対しては黙秘を続けています。 サーディ:上に行った2人はこういうの得意だったかな? バダッグ:オレは殴るだけだ。 アシュレイ:僕も得意ではありません。 機械相手ならいくらでも聞き出すんで すけど。 サーディ:「例の宙震に何か関係あるのか?」 侵入者/GM:「神の御心だ。 我が主のお言葉に間違いは無い。」 サーディ:「これから何をする気だ?」 喉元にレイソード突きつけてやろう。 <器用>で6。 GM:勢い余って殺してしまいました。 サーディ:「ま、もう1人いるからいいか。 お前は吐くつもりはあるか?」 侵入者/GM:「我らが理想を邪魔する宇宙連合の施設を探りに来た。」 ジェシカ:「お前達は何処から来たの? あたし達としても手荒なことしたく ないから、話してくれるとありがたいんだけど。」 侵入者/GM:「宇宙要塞ファミールだ。」
GM:上空に艦隊がわらわらと現れます。 先ほど襲撃してきた船と同じ タイプのVTOL機と輸送ヘリです。 輸送ヘリから降下ベルトで降下 部隊が降りてきます。 サーディ:対空装備は? GM:研究所にそんな物はありません。 サーディ:防御はできるか? GM:出入り口でガードすれば何とかなるかもしれません。 そこへバダッ グとアシュレイが戻ってきます。 バダッグ:「オレは武装を持ってデカプリオで地上に降りるから、援護頼む。 アシュレイ:「了解。」 まず降下部隊を載せている輸送ヘリを叩きます。 GM:ミサイルとレーザー、どちらにしますか? ミサイルの方が命中率 がありますが、弾数は18発です。 アシュレイ:まずは確実に相手の数を減らしていきましょう。 ミサイルです。 GM:アシュレイの腕だとミサイルの基本命中値は…1で撃てますね。 普 通なら命中値はマイナスになるんですけど。 そんなの撃たれたら 絶対当たります。 アシュレイ:(コロコロ) 6です。 GM:命中しました。 降下部隊を降ろしていたヘリが爆発します。 その 爆煙の中をデカプリオが強制着陸してきます。 サーディ:パワードスーツ着る時間はあるか? GM:今の爆発で、お互い体勢を立て直そうとしますので、その間に着る ことができます。 サーディ:パワードスーツを着るとアクションポイントが7になるから、回避 に2個回しても5個攻撃に使える。 GM:鬼ですね。 サーディ:これだけが取り柄だからな。 元々アクションポイント6あって、パ ワードスーツ着たら<敏捷>が上がるのでさらに+1される。 GM:地上では白兵選になります。 雑魚は研究所の警備員で何とかなり ますが、敵の中にパワードスーツを着たのが3人います。 サーディ:つまり、そのパワードスーツ3人を俺達で相手しろ、と。 GM:距離は、銃で撃てる距離です。 接近戦に持ち込むなら、アクショ ンポイント2点で移動しなければなりません。 ジェシカ:ハンドガンで応戦するわ。 GM:ハンドガンの火力では、パワードスーツには効かないかもしれませ ん。 サーディ:援護してくれ。 GM:援護する場合、ダイスを渡すことができます。 ただし、その場合 はロールをしてください。 援護で貰ったダイスは、技能に関係無 く足せます。 ジェシカ:ダイスいくつ欲しい? GM:どちらかというと、ダイスが必要なのはバダッグの方でしょうね。 ジェシカ:ならバダッグを応援。 「先輩、頑張ってください。」 GM:<敏捷度>順に解決していきましょう。 空中の方が先ですね。
第1ラウンド/空中 GM:敵VTOL機は降下部隊を援護しようとしています。 アシュレイはど うしますか? アクションポイントは5ですから、<回避>に2個回 しても3発撃てます。 アシュレイ:なら3発で3機を狙いましょう。 (コロコロ) それぞれ9,2,4。 GM:2機めは避けました。 1機めは破壊、3機めは小破です。 では残り 5機が反撃してきます。 <回避>を振って下さい。 アシュレイ:4。 GM:(コロコロ) 全部外れました。 第2ラウンド/地上 サーディ:2発射撃する。 7と7だ。 GM:(コロコロ) 2発とも避けました。 パワードスーツの反撃です。 全 員<回避>振ってください。 まずバダッグには12。 バダッグ:こちらの<回避>は5だ。 GM:ダメージは16点です。 バダッグ:装甲が7あるから…重傷だな。 これはこのままくらっておこう。 サーディ:俺の<回避>は9。 ジェシカ:あたしは8。 GM:そんなもの、当たるわけあるませんね。 2人への攻撃は外れました。 ジェシカ:「先輩、しっかり。」 バダッグにダイス1個渡すわ。 バダッグ:パワードスーツAをプラズマアックスで2回殴る。 1回目は8と9。 GM:プラズマアックスが2回も当たったら死にます。 パワードスーツA は十文字切りになりました。 バダッグ:こちらも血塗れだ。 GM:肉を切って骨を断つというやつですね。 第2ラウンド/空中 GM現在VTOL1が破壊、VTOL3が小破です。 アシュレイ:VTOL2,3,4にミサイル1発ずつ撃ちます。 6,6,2です。 GM:大破,破壊,小破です。 VTOLの反撃は…これは全て外れですね。 第2ラウンド/地上 サーディ:パワードスーツBに7と9。 GM:1発当たりました。 パワードスーツBは重傷になります。 反撃です。 まずバダッグに5。 バダッグ:こちらの<回避>は5。 ここはヒーローポイントで避けておこう。 GM:ではサーディに13。 サーディ:それは厳しいな。 重傷になった。 ジェシカ:「先輩のかたき!」 ハンドガンでパワードスーツBを撃つわ。 GM:ハンドガンだと、効果的命中を出さない限りパワードスーツの装甲 は貫けませんよ。 ジェシカ:(コロコロ) 6が出たわ。 合計10。 GM:それは効果的命中ですね。 パワードスーツBは斃れました。 バダッグ:パワードスーツCにプラズマアックスで11と12。 GM:それでCも斃れました。 主力のパワードスーツが斃されたので、残 りは引き上げていきます。 ジェシカ:「先輩、死なないでください。」 ゆっさゆっさ。 サーディ:「死なない、死なないから揺するな。」 バダッグ:「痛い。」
GM:事が終わってから、副長も降りてきました。 「爆弾仕掛けたたスパイの方はかたがついた。 ご苦労だったな。」 サーディ:これってボーナスものだな。 GM:重傷の人は軽傷まで回復させてください。 サーディ:医務室行ってこよう。 「痛てて。」 バダッグ:「麻酔より酒の方がよっぽど効くぜ。」
GM:施設の方から、連絡が入ります。 「今回の宙震の元となったポイントが分りました。 そのポイント で、どんどん時空のエナジーレヴェルが上昇しています。 このま まだと、あと48時間で臨海点に達して、より大きな宙震が起るで しょう。」 バダッグ:「避難するのか?」 副長/GM:「間に合わん。 “バルモンの矢”め、やってくれるな。」 アシュレイ:「宙震は自然現象ではないのですか?」 副長/GM:「今回の宙震は、“バルモンの矢”に人工的に起されたものだ。 やつらの目的は、宙震そのものではなく、宙震によって“門”を 開くことだ。 今回はエナジー不足だったが、次にこのクラスの 宙震が起ると“門”が開くだろう。」 アシュレイ:「“門”?」 副長/GM:「次元の門だ。 それは何としても阻止せねばならん。 そのための 準備を連合宙軍もしてるだが、どんなに急いでも10月以降、つま り後1週間はかかるそうだ。 “バルモンの矢”の要塞ファミール を落とすには連合艦隊1個艦隊では足り無いからな。」 ジェシカ:「ここは内部に潜入するべきじゃない?」 副長/GM:「確かに、難攻不落の宇宙要塞と言えども、内部からは脆いことが 多いからな。 連合宙軍を待っていたのでは遅すぎる。 しかたが ない、やるしかないか。」 作戦としては、アズガルドとエスペランサーとゼロで陽動を行い、 少数の部隊を潜入させよう、というものです。 皆さんは、潜入部 隊に選ばれます。 アシュレイ:「コンピュータが1台欲しいですね。」 GM:同程度の端末を貸してくれます。 さて、隠密で行くか、それとも 強行突破するか、どちらにします? ジェシカ:あたしは隠密で行きたいわ。 <パワードスーツ>技能は持ってない し。 GM:技能無しでも、パワードスーツの装甲なら、普通の人間相手なら圧 倒的に有利ですよ。 ジェシカ:でもさっきハンドガンで装甲抜けたけど? GM:だから、さっきみたいに効果的成功でも出さないと装甲を抜けない んです。 サーディ:強行突破かな、ここは。 最初隠密で、見つかったら強行突破だ。 GM:侵入すれば、侵入したことには気付かれます。 何処から入ったのか、 は分らなくはできますが。
そして作戦が開始された。 陽動部隊が派手に暴れまわる。 よほどストレスが溜まっていたのだろう。 その裏で、サーディ達は要塞に接近していった。
GM:前方に偵察部隊が現れました。 このままの進路ですと、偵察部隊 に発見されそうです。 サーディ:別経路を探す。 <宇宙船航法>で11。 GM:要塞に取り付きました。 当然、出入り口は閉ってます。 ジェシカ:警報器を外してこっそり入るわ。 まず<隠密行動>で4…は低いか らヒーローポイントを使うわ。 近付いたら<忍び込み>で10。 GM:警報器を無力化できました。 サーディ:ではパワードスーツで潜入しよう。 GM:入った地点から少し行くと、歩哨が9人、あくびしながら警備しています。 ジェシカ:メンテナンス要員を装う、ってのは駄目? GM:外では戦闘してるのに、メンテナンスってのは不自然ですよ。 サーディ:気付かれずに通り抜けることは? GM:全員が<隠密行動>に成功すればできます。 難易度は6です。 アシュレイ:ここはヒーローポイントで成功させておきましょう。
GM:扉がありました。 この扉を通り抜けないと遠回りになります。 ジェシカ:ロックを解除するわ。 11。 GM:痕跡も無く扉を開けて、痕跡も無く通り抜けることができました。
GM:前方から無人の対侵入者用戦闘ロボがまっすぐ近付いてきます。 アシュレイ:ロボットならハッキングしますよ。 (コロコロ) 15です。 GM:効果的成功しています。 ロボットを支配できました。 アシュレイ:では、ロボットには異常無し、の信号を出させ続けましょう。
GM:天井から隔壁が降りてきます。 このままだと閉じ込められます。 <敏捷>で駆け抜けてください。 難易度は7です。 サーディ:俺は問題なく抜けられるだろうな。 他の皆を引っ張れるか? GM:ではサーディの難易度が9に上がって、他の人のが6に下がります。 アシュレイ:失敗です。 まだまだヒーローポイント残ってますから使っておきま しょう。
GM:中心部までやってきました。 ここには、要塞内を統括するコンピュ ータの端末があります。 流石に中心部まで来ると、パワードスーツ が6体守ってます。1人は隊長らしく、他の5人よりは強そうです。 射撃なら射程範囲内、接近戦ならアクションポイント2点で移動が 必要です。 サーディ:アシュレイに端末を操作してもらって、その間にパワードスーツの 方を何とかしよう。 GM:2正面作戦で行くんですね? ジェシカ:パワードスーツの数がある程度減るまではアシュレイも戦った方が いいと思うわ。 アシュレイ:そうですね。 僕も射撃しましょう。 第1ラウンド。 サーディ:<回避>に2個回して、移動後一番速そうな奴に3回攻撃。 7,7,5。 GM:全部避けました。 「未熟未熟ぅ。」 パワードスーツ隊長はサーディをアックスで殴ります。 11,11です。 サーディ:こちらの<回避>は21。 パワードスーツ隊長/GM: ブンッ、スカッ。 「何、後ろか!?」 GM:ジェシカには8。 ジェシカ:軽傷になるわね。 ヒイローポイントでダメージを消しておくわ。 アシュレイ:パワードスーツAを狙います。 12。 GM:効果的命中ですね。 1人飛びました。 ジェシカ:バワードスーツBに12と6。 GM:飛びました。 バダッグ:隊長に9。 ヒーローポイント2点注ぎ込んでダメージを3倍にする。 33点だ。 GM:それは飛びました。 ヒーローポイント1点だったらまだ生きてたん ですけど。 バダッグ:そう思って2点使ったんだ。 第2ラウンド。 GM:パワードスーツは後3人ですね。 アシュレイ:では僕はコンピュータに向かいましょう。 サーディ:アシュレイを庇える位置からパワードスーツCとDを攻撃。 6と8。 GM:Dにダメージが入りました。 Dの反撃です。 サーディ:また重傷になった。 GM:ジェシカには8点のダメージ。 ジェシカ:ヒーローポイントで無効化ね。 GM:アシュレイは<器用>と<コンピュータ>技能で判定してください。 アシュレイ:(コロコロ) 6が出ました。 14です。 GM:では、9ラウンド以内に、7枚のカードを無くしてください。 9ラウ ンド以内に処理しないと、暴走して皆さん吹っ飛びます。 第1ラウンド。 アシュレイ:1枚目は2。 もう1枚捲りましょう。 5。 合計7ですね。 GM:そこはさらにこんなカードが降ってきます。 Qです。 サーディ:つまり2レヴェル成功しろ、と。 GM:7以上を出さないと、ヒーローポイント使うこともできません。 アシュレイ:基準値は4ありますから、3以上ならばいいわけですね。 (コロコロ) …成功です。 第2ラウンド。 アシュレイ:Jです。 GM:『このラウンドの判定に失敗すると捲ったカードの2倍だけ残りカ ードが増る』 バダッグ:協力はできないか? GM:ではバダッグも降ってください。 アシュレイ:今度は6が出ました。 15です。 第3ラウンド。 GM:残り7ラウンドのところでJokerが降ってきます。 Jokerは、『失敗 したら最初からやり直し』です。 アシュレイ:成功してます。 これで後2枚ですね。 第4ラウンド。 GM:さて、次のラウンドに降ってくるのは…。 サーディ:JとQはもう残っていないはずだ。 GM:いいえ、まだ残ってますよ。 降ってきたのはK。 『失敗すると全 て台無しになる』 アシュレイ:成功してますよ。 これで残り1枚ですね。 GM:降ってきたのは、QとJokerです。 アシュレイ:2枚も降ってくるんですか。 GM:さぁ、これが最後の関門です。 難易度は9。 アシュレイ:ダイス2個振ってどちらかが5以上ですね。 GM:非常に極悪非道で外道な手としては、コンピュータを叩き壊す、と いうのがあります。 サーディ:「こんなもの叩けば止るんだ。」 って壊すんだな。 バダッグ:ダイス振ってみて、6がでると都合良く止ってくれるわけだ。 (コ ロコロ) うん? 6ゾロ。 一同爆笑。 バダッグ:何でこんなときにこんな目が。 しまった、ちゃんと行動宣言して から振るんだった。 GM:宣言してませんから、今のダイス目は無効ですね。 さて、どうし ます? アシュレイ:振るだけ振ってみましょう。 (コロコロ) 出ました。 GM:ぎりぎりで制御できました。 エナジーレヴェルが下がっていきま す。 バダッグ:2度と利用できない様にぶっ壊しておこう。 サーディ:じゃ、脱出だな。
GM:10月に入って連合宙軍がやって来た頃には、要塞ファミールはもぬ けの空になっています。 「ああ、今回もヘヴィーな仕事だったな。」 アシュレイ:「副長、何かしました?」 副長/GM:「とりあえずいいバイトにはなったな。 今回は連合宙軍の総司令 官の依頼だからな。 報酬ははずんでくれるだろう。」 バルモスの矢が仕掛けた宇宙の危機は、連合宙軍が到着する前に解決した。 それは、要塞のコンピュータの故障、という幸運のお陰であった。 だが、その幸運の真の姿を知る者達の間では、新たな伝説が生まれていた。 そう、アスカルドにまた新たな伝説が生まれたのであった。 サーディ:いい加減周り気付けよ。 ジェシカ:秘密を知ってしまったあたし達はもう船から降りられないのね。
10月1日では遅すぎる 2000/1/15 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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