ウィッチクエストリプレイ

『XVII. 剣』


キャラクター
  クレセント 13才
    ディールの町で占い師をしている女の子
    好きな物はリンゴ、嫌いな物はゴリラ。
  シュウ 1才 ♂
    黒地でお腹が白い猫。 クレセントのパートナー。
    好きな物はラッパ、嫌いな物はパンダ。
  ロビン 13才
    狩り人として山を走り回っているボーイッシュな女の子。
  ティーナ 1才 ♀
     ダージリン色の猫。 ロビンのパートナー。


ディール諸島と呼ばれる島々がありました。 諸島の中心にディール本島、そ れを取り巻く様に無数の島が点在しています。 GM:今日は5月の2日。 明日からは連休だ。 ロビン:わぁい、お休みだぁ。 でもボクはご飯採るために狩りしなきゃ。 クレセント:中々ヘヴィーな生活してんねんな。 GM:さて、魔女さんが家に帰ってくると、ポストに宛先の書いてない手 紙が入ってます。 シュウ:「ご主人様、手紙が来てますにゃ。」 クレセント:そんな宛先の無い手紙なんか触りとうない。 ロビン:じゃ、10フィートの棒でつつく☆ クレセント:《出るんや10フィートの棒》。 ポン。 ツンツン。 で、爆発せえ へんの確かめてから近付く。 GM:差出人は中魔女のレアナさんです。 『 あなたのことですから、こんな手紙をいきなり貰って恐る恐る扱ったりし たのではありませんか?』 クレセント:何や、見通されてんな。 『 この前の魔女夜会でお話した様に、あなたに頼みたいことがありますので、 私の店まで来てください。』 クレセント:ほな、行こか。 『普通に飛ぶ』3レヴェル成功や。 GM:熟練の魔女でもこうは飛べないだろな、という飛び方ができた。 ロビン:「あ、またレアナお姉さんからの呼び出しかぁ。 じゃ、ティーナ、 行こっか。」 それじゃ、レアナお姉さんのお店まで走っていくね☆ ティアナ:《ねこみち》ですわ。 ロビン:「ティーナ? あれ、先に行っちゃったのかな? ならもっとスピー ドあげなきゃ。」
魔女さんたちは中魔女レアナさんが経営する喫茶店にやってきました。 ロビン:「はぁはぁ。 こんな程度で息があがっちゃ狩人としてやっていけな いや。 もっと走り込まなくちゃ。」 ティーナ:中でお茶を飲んでますわ。 ロビン:「先に着いてたんだ。 速いね。」 ティーナ:「それは猫ですもの。」 クレセント:理由になってないで。 GM:ちょうどその頃、クレセントも到着します。 ロビン:「今日は。 君、たしかこの間魔女になったんだよね。 えっとクル セーダーだっけ?」」 クレセント:「うちは十字軍かい。 クレセントや。」 ロビン:「じゃ、よろしくね、クレセント。 ボクはロビン。」 GM:喫茶店に入ると、奥の方からレアナさんが出てきます。 ロビン:奥の方? ああ、あの無限書庫の遥か先に見える点はレアナお姉さ んかな? ティーナ:地平線の彼方に巨大なお姿が見えますわ。 クレセント:巨大化するんか。 GM:そりゃ、やろうと思えばできますけどね。 「皆さん、ようこそおいでくださいました。 どうぞお掛けくださ い。」 ティーナがお茶を飲んでいるテーブルにはあと椅子が3つあります。 1つは低めです。 シュウ:低いのは俺用かな? それに座る。 クレセント:うちもそれに座る。 GM:ならどっちが速いか、魔女は『普通の力』で、猫は『美しさ』で振 ってください。 クレセント&シュウ: 失敗。 GM:ではお互い同時に半分ずつ座りました。 ティーナ:「あれは仲がよろしいんでしょうか?」 ロビン:「そうかもね。 ボク達もやってみる?」 ティーナ:「わざわざ椅子が人数分用意されてるんですから、1人1脚でよろし いと思いますわ。」 シュウ:クレセントの膝の上に移動しますにゃ。 レアナ/GM:「実はこんな手紙が来たんです。」 ロビン:じゃ、手袋填めて。 『娘は預かった。返して欲しければ…。』 GM:それ、この前もやってましたね。 ロビン:繰り返しの手法だよ☆ ティーナ:『空を飛んでいる貴女の姿を見て私は虜となってしまいました。』 GM:それも違います。 手紙にはこう書いてありました。 『 私はゴムリム族の王、キングゴブリムです。 我々の種族は、あまり人間と関わらず一定の距離を置いて暮してきました。 しかし最近、我々の住処へやってきては荒していく人間がいるのです。』 レアナ/GM:「このディール島の近くに、ロードィス島という島があります。 この差出人の方はそちらに住んでいるそうです。」 シュウ:キングゴブリムの所へやってくる奴の名前がティアナとかアークと かフィルとかいうと嫌だにゃ。 レアナ/GM:「実は、もう1通手紙が来ているのです。」 ロビン:「ゴブリム退治してくれ、かな?」 レアナ/GM:「中々鋭いですね。」 『 我が輩はアーサーペンドラゴンと申す者である。 遥か遠方からこのロードィス島にやってきたのだか、何でも、この島には ゴブリンが巣食っているという。我が輩だけでは心元無いので、この島のギ ルドに訊ねたところ、この島には魔法使いはいないとのこと。 聞くところによれば、そちらで魔法使いの斡旋をしてくれるとのことでる のでこの手紙をしたためた次第。 どうかよろしく頼みたい。』 ロビン:「魔法使い? レアナお姉さん、もっと魔女の宣伝活動しなきゃ。」 シュウ:「魔法使いと魔女とは関係無いはずですにゃ?」 レアナ/GM:「ええ。」 ロビン:「じゃ、これは宛先間違い?」 レアナ/GM:「勘違いしてるみたいですね。」 ティーナ:「勘違いを正すのは魔女の仕事ではありませんわ。」 レアナ/GM:「でも私のところにこの様に来てしまいましたから、放っておくわ けにもいかないでしょう。 そこで皆さんにお願いしたいのです。」 ロードィス島には、中世の町並みを残した建物が数多く残っており、現在はそ の町並みを利用した一種のテーマパークとなっています。 シュウ:中世村にゃ。 レアナ/GM:「実はこの様な物がありまして。」 と3泊4日の招待券を出して来ます。 「2枚ありますから、ついでに遊んでくるといいですわ。」 ロビン:「2枚あるの? じゃ、ボクとティーナで行ってくるね☆」 ティーナ:「行ってきますわ。」 シュウ:「お土産よろしくにゃ。」 レアナ/GM:「いえ、あの、それ、人間用なんですけど。」 ティーナ:《化け猫》ですわ。 一同笑。 ロビン:「ボク達、双子なの☆」 レアナ/GM:「ではもう1枚ありますから…。」 クレセント:「ほなレアナさんが行ったらええで。」 レアナ/GM:「私はお店がありますので。」 シュウ:「ならパートナーのマイクロフト君が行くといいにゃ。」 マイク/GM:「君、魔女猫の役割を忘れてないかい? 僕はレアナの手伝いしな きゃならないよ。 」 ティーナ:「わたくしはいつもロビンの前に獲物追い込んでますわ。」 シュウ:「僕だってしてるにゃ。 まず適当な人に《不幸招き》をかけるにゃ。 その人がクレセントのところで占ってもらったら《幸運招き》を かけるにゃ。」 レアナ/GM:「とにかく、お願いしますね。」 クレセント:「いつ行けばいいん?」 レアナ/GM:「お昼過ぎにはロードィス島行きの便が出ますので、それに乗ると いいでしょう。」 ロビン:「ところで、ゴブリムって、どんな種族なの?」 レアナ/GM:「私の店にも詳しい資料は無いんです。」 ロビン:「品揃え悪いんだ。」 レアナ/GM:「この店には今まで出た本は全てあります。」 ロビン:「これから出る本は無いの?」 レアナ/GM:「そこまでは。」 ティーナ:「ならゴブリムのことを調べて本にすれば売れるかもしれませんわ ね。」 レアナ/GM:「過去にごくわずかですがゴブリムと接触した人間がいた様です。 そのときの記録が残されているのですが、それもほんの数行に過 ぎません。 浅黒い肌の背が低いヒューマノイドで、山の奥の廃 坑跡で遇ったそうです。」 シュウ:「人間と戦ったとかいう記録も無いにゃ?」 レアナ/GM:「それもありません。」 ティーナ:「きっと数が少ないんですわ。」 ロビン:「そっか。 じゃ、行ってみるしかないんだ。 じゃ、港まで走ろっ か☆」
GM:船に乗れば1時間くらいでロードィス島に着きます。 ロビン:うーん、海の上じゃ走れないな。 GM:どうして船に乗らないの? ロビン:狩人はやっぱり走り込まなきゃ☆ ティーナ:<走る>に3レヴェルくらいで成功すれば、右足を上げて、それが 沈む前に左足を上げて、それが沈む前に右足を上げて、を繰り返し て水の上を走れますわ。 一同笑。 クレセント:うちはデッキで涼んでる。 GM:では魔女さんは『普通の力』、猫さんは『美しさ』でチャレンジし てください。 ロビン:成功したよ☆ ティーナ:わたくしもですわ。 GM:失敗した人はちょっと船酔い。 ロビン:「船酔い? そういうときは、走り回るのが一番だよ☆」 クレセント:「それはあんただけや。 うっぷ…。」
GM:やがて島が見えてきます。 中世風の町並み、丘の上にはお城が見 えます。 シュウ:「お城だお城。 観覧車観覧車。」 GM:観覧車はありません。 船が着くと、衛兵の格好をした人達が並ん でラッパを吹いて出迎えてくれます。 クレセント:ラッパ? 最悪や。 頭に響く。 シュウ:ラッパ? じゃれる! クレセント:うちらの好きなもん、嫌いなもんって、リンゴ,ゴリラ,ラッパ, パンダやねん。 ティーナ:「ロビン、せっかくラッパでお出迎えしてくださってるんですから、 お姫様になったらいかがかしら?」 ロビン:「そうだね☆」 じゃ、王子様になるね☆ 《王子様になれ!》 一同笑。 ティーナ:「ではわたくしがお姫様になりますわ。 ロビン、ドレスを出して くださらない?」 ロビン:《ドレスよ出て!》 ティーナ:《化け猫》でロビンになって、さらに《猫かぶり》で『美しさ』+5 ですわ。 ロビン:「わぁ、綺麗☆」 ティーナ:「本当はロビンも綺麗なのですわよ。」 ロビン:「そうかな? さて、降りましょうか、姫。 さ、お手を。」 船から王子様の格好をしたロビンと、お姫様の格好をした普段より綺麗なロビ ンが降りてきます。 GM:注目を浴びています。 アトラクションと勘違いしてる人もいます。 クレセント:うちはそれどころやない。 ああ、気分悪い。 ラッパは頭に響くし。 GM:「いらっしゃいませ。 こちらが冒険者ギルドの登録証でございます。」 入り口で入場券と引き替えに登録証が貰えます。
GM:招待券を見せると宿に案内されます。 中世の旅の宿、という感じ にしてあります。 ロビン:「わぁ、暖炉がある。」 やっぱり1階が酒場になってるのかな? GM:そんな感じです。 宿の名前は“アドベインチャーズイン”です。 宿の主人は元冒険者、といった感じのがたいのいい男です。 ロビン:片目に眼帯してるとか? GM:そうそう。 ロビン:で、手紙くれた人は何処にいるって書いてるの? GM:アーサーペンドラゴンという人は“三竜亭”という町外れの宿にい るそうです。 ティーナ:何か安そうな名前ですわね。 GM:ゴブリムの方はこの島の中央の山に集落があるそうです。 ロビン:「とりあえずアーサーって人に会ってみよっか。」 ティーナ:「そうですわね。」 宿の主人/GM:「三竜亭ですか? この通りのずっと端にありますよ。」 ロビン:「そこもテーマパークの中なの?」 宿の主人/GM:「ええ。 ある程度奇麗に建て直してあるこの辺りと違って、あの 辺りは本当に昔のままです。」 ロビン:「じゃ、走って行こっか。 あ、お姫様連れて走るわけにはいかな いか。」 ティーナ:気力の続く限りお姫様になっていますわ。 ロビン:「じゃ、馬車出そ☆ ね、おじさん、南瓜、無い?」 宿の主人/GM:「厨房に行けばありますが?」 ロビン:「ね、1個譲って☆」 宿の主人/GM:「どうぞ。」 ロビン:「ありがと☆」 《南瓜よ、馬車になれ!》 「じゃ、行こっか☆」 クレセント:「馬は?」 ロビン:「大丈夫、馬無しでも動くから☆」 クレセント:「格好ええ。」 ロビン:「じゃ、行こ☆ さ、姫、お手を。」 シュウ:馬車の屋根に乗るにゃ。 GM:馬はいないのにパカランパカラン音を立てながら南瓜の馬車は走っ ていきます。 クレセント:冷静に考えたら不気味やで。
GM:三竜亭に着きました。 先ほどのアドベンチャラーズインはかなり 建て直してありますが、ここはまさに中世そのまま、という感じで す。 ティーナ:趣きがあっていいですわ。 ロビン:じゃ、入ってみよっか。 「今日は☆」 GM:ちょっと人相の悪いおじさんがカウンターにいる。 ティーナ:『美しさ』で微笑みますわ。 マスター/GM:「お嬢ちゃん、何か用かい?」 ティーナ:「お嬢ちゃんじゃなくて、お・ひ・め・さ・ま。」 一同笑。 マスター/GM:「ではお姫様、何かご用でございましょうか?」 ロビン:「こちらにアーサーって人、泊ってない?」 マスター/GM:「2階の3号室だよ。 あのおっさんに何か用かい?」 ロビン:「ちょっと呼ばれてるんだ。」 GM:2階へ登っていくと、階段がギシギシ鳴ります。 ティーナ:うぐいす張りですわね。 GM:単に古いだけです。 ロビン:こんなに鳴るんじゃ、まるでボクの体重が重いみたいじゃない。 《鳴るんじゃない!》 …失敗。 クレセント:ほなうちがかける。 成功や。 シュウ:ロビンだと鳴ったのにクレセントだと鳴らないにゃ。 ロビン:もう1回降りて登り直す! ボクの体重で鳴るわけないんだから。 GM:猫が通っても鳴ってたんですけど。 ロビン:ボクが歩いたときには鳴らないのが正しい姿なの!
ロビン:2号室の扉をノックするね。 GM:「なんじゃうるさい!」 と扉がバタンと開けられまる。 ロビン:避ける! クレセント:バン! 「痛い…。」 GM:部屋の中にいたのは肩口に獣の顔が付いたフルプレートに身を固め、 剣を持った尖った髭の男の人です。 ロビン:あの顔って、喋るのかな? アーサーペンドラゴン/GM: 「なんだ、お前達は?」 ティーナ:「失礼な! いったいあなたは誰に向かって物を言ってるのですか!」 アーサーペンドラゴン/GM: 「我が輩はアーサーペンドラゴンだ! お前達こそ何者だ?」 ティーナ:「わたくしはディール王国を統べる王家の娘、ロビンです。」 ロビン:「そしてボクは姫のナイト、ロビン・グッドフェロウだ!」 クレセント:「その家来や!」 アーサーペンドラゴン/GM: 「おお、姫でありましたか。 これはご無礼をお許しください。」 クレセント:というところで魔法が切れて猫に戻るのですわ。 「ああ、疲れましたわ。」 ロビン:じゃ、ボクも元に戻ろっと。 GM:アーサーペンドラゴンはしばらく混乱してましたが、はっとすると 「お前達、ギルドから来た魔法使いか?」 ロビン:「お手紙貰ったから来たんだ。 魔法使いというとちょっと違うん だけど…。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「おお、ではお前達がゴブリン退治に協力してくれるのだな?」 クレセント:「まず事情話してや。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「我が輩は、この島にはキングゴブリンを名乗る親玉を中心とした ゴブリンの巣窟があると聞いて遠方からやってきたのだ!」 ばっと抜刀して 「我が輩は剣の腕には自身がある! しかし、ゴブリンの数はあま りにも多く、我が輩の剣だけでは太刀打ちできないのだ! そう いうわけで魔法の力を借りたいと思い、ギルドに訊ねたのだか、 この島の軟弱なギルドには魔法使いがおらんのだ。 そこで別の 島に手紙を出したのだ。」 ロビン:ふぅ、宛先くらい確かめなきゃ。 シュウ:「どうしてゴブリン退治をしようと思ったにゃ?」 アーサーペンドラゴン/GM: 「良き英雄となるため修行のためだ。」 ロビン:「そのためにこのテーマパークに?」 アーサーペンドラゴン/GM: 「テーマパーク? 何だそれは?」 ロビン:やっぱりこの人、分ってないんだ。 アーサーペンドラゴン/GM: 「西にコボルトが出たと聞けば行って退治し、東にドラゴンが出た といえば疾風のごとく駆け付け…。」 ロビン:「ドラゴン退治したの?」 アーサーペンドラゴン/GM: 「いや、ドラゴンとは会えなかった。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「ゴブリン共め、待っておれよ。 我が輩の剣にお主らの魔法が加 われば、ゴブリン共に明日は無い!」 クレセント:首を傾げてる。 シュウ:「ご主人様、何も見なかったことにしてもう帰るにゃ。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「しかし、こんな子供ばかりを寄越すとは、なんというギルドだ!」 ロビン:そういうこと言われるとカチンと来るな。 クレセント:うちらの実力見せたろやないか。 窓辺につかつかと歩いていって、 《雷!》 虚仮威しの光と音だけで。 GM:ピカピカ、ドドドン! 光と音が鳴り響きました。 それだけで別に 何も起こった様子はありませんが ロビン:じゃ、《雷様が落ちてくる!》 GM:光って一瞬の後、太鼓を背負って虎縞のパンツを履いた雷様が落ち てきます。 雷様は 「ああ、びっくりした。 えー。 お呼びじゃない? お呼びじゃな い。 そらまた失礼しました。」 と去っていきました。 アーサーペンドラゴンは 「むぅ、中々できるな。」 クレセント:どの辺ができるのかよう分らへんけどとりあえず微笑んどく。 アーサーペンドラゴン/GM: 「では明日朝からゴブリンの洞窟に向かうのでよろしく頼む。」 ロビン:「ゴブリンって、どんなのなの?」 アーサーペンドラゴン/GM: 「人間に害を為す邪悪な種族だ!」 クレセント:この人が考えてるゴブリンを映し出す。 《心の風景、射影ヴァージョン》 GM:魔法はかかった、と思ったんですが、何故かかかりませんでした。 魔女さんは『魔女の力』で、猫さんは『美しさ』+5で振ってくださ い。 シュウ:2レヴェル成功にゃ。 GM:猫魔法に《おしりふりふり》という魔法があります。 クレセント が魔法を使った瞬間、この魔法が発動した様です。 どうも着てる 鎧が怪しい様です。 ロビン:鎧がお尻振ったのかな? GM:肩の所に猫の尻尾の様な房が付いています。 ロビン:「その鎧、変ってるね。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「これは我が輩が旅をしてるときに見つけた“獣の鎧”と呼ばれる 鎧だ。 これを着ていると色々な魔法から守ってくれる素晴らし い鎧だ。」 ロビン:着けたとたんデロデロと音楽が鳴るとか。 シュウ:邪悪な意思を持った鎧で何らかの理由でゴムリムを滅ぼそうとして るのかもしれないにゃ。 「そんな鎧があると魔法でお手伝いがしにくいにゃ。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「いや、我が輩のためになる魔法は妨害しないのだ。 このお陰で 我が輩も何度も助かっている。」 ロビン:「この鎧、しゃべるの?」 アーサーペンドラゴン/GM: 「声を聞いたことは無いな。」 ロビン:《鎧と話す》。 GM:やっぱり打ち消される。 ロビン:猫魔法なら何回かやってればそのうちMPが無くなるね。 GM:ギクッ、 ロビン:猫と一緒なら水かけてもMP無くなるかも。 「ね、この鎧って、洗ったことある?」 アーサーペンドラゴン/GM: 「今まで洗ったことは無いが、この通りピカピカだ。 この鎧は勝 手に奇麗になるのだ。」 ロビン:《ぐるうみんぐ》かぁ。 シュウ:猫語で話しかけるとどうにゃ? GM:反応は無い。 ティーナ:わたくしに《鎧の猫と話す魔法》をかけてください。 これなら魔 法の対象はわたくしですから、打ち消されないと思いますわ。 GM:8+今日の<魔法力> ロビン:じゃ、かけるね☆ ティーナ、2D貸してね。 魔法は成功☆ ティーナ:「あなたは作り物なんですの? それとも何処かの魔女の使い魔の 方がお手伝いしてらっしゃるの?」 ロビン:転んだら猫が貼り付いちゃったとか。 GM:それに対しては『はい』と『いいえ』が同時に帰ってくる。 ティーナ:「この鎧を身につけている方を悪い魔法から守ろうとしてるんです わね?」 鎧/GM:『はい。』 ティーナ:「それは誰かに頼まれたのかしら?」 鎧/GM:『いいえ。』 ティーナ:「そういう風に作られたから?」 鎧/GM:『はい。』 ティーナ:「あなたは魔女に作られたの?」 鎧/GM:『はい。』 ティーナ:「あなたは魔女と人間が仲よくし初めてから後に作られたの?」 鎧/GM:『いいえ。』 ティーナ:「魔女は誰のために作ったのかしら? ひょっとして恋人?」 鎧/GM:『はい。』 ティーナ:「今のあなたの主人は気に入ってる?」 鎧/GM:『はい…いいえ…はい…。 はい。』 ロビン:迷ってる迷ってる。 ティーナ:「基本的に気に入ってるんだけど、もう少しなんとかして欲しい、 というところですわね。」 鎧/GM:『はい。』 ティーナ:「なら彼の性格を治すためでしたら、手伝ってくださる?」 鎧/GM:『…はい。』 ティーナ:「それではそのときにはお願いしますわ。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「さっきからその猫は何を鳴いているのだ?」 ロビン:「気にしない気にしない。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「まぁいい。 それでは明日頼むぞ。」
シュウ:「あの鎧はやっかいかもしれないにゃ。」 ティーナ:「あの鎧、それほど賢くありませんわ。 先ほどの魔法も、わたく し達がゴブリムの情報を知りたいからけたわけであって、彼に対 して益になることはあっても害になるわけではありませんでした わ。 にも関わらず打ち消した、ということは単純に表面的な効 果からしか判断できないのですわ。 ですから、何とでも魔法は かけられますわ。」 クレセント:鎧のことは一先ず置いといて、ゴブリムの方へ行ってみる。 『普通に飛ぶ』。 ロビン:ボクは『速く飛ぶ』ね。
GM:山の中にやってきました。 山の中腹に洞窟があります。 ロビン:「あ、飛び過ぎちゃった。 ブレーキブレーキ。」 キキーッ。 キュキュキュ。 「ふぅ、止った。」 一同笑。 シュウ:どうして飛んでるのにキキーッて鳴るにゃ? クレセント:しかも箒にブレーキ付いてるし。 ロビン:気にしない気にしない。 GM:洞窟は自然の洞窟でに人の手を加えた跡があります。 ロビン:声かけてみよ☆ 「今晩はぁ!」 GM:「今晩は〜今晩は〜今晩は〜。」 返事は返ってきません。 ロビン:じゃ、中に入ってみようか。 《箒よ光れ》。 シュウ:ダンジョン探索の基本は前衛と後衛で灯りを持つにゃ。 ロビン:「じゃ、皆、行くよ☆」 たったった。 GM:走っていくと、つまずいてしまう。 その先の床がパカッと開く。 ロビン:『空中でのバランス』! GM:うまくバランスを取って着地できました。 かなり深い縦穴です。 底にはクッションが敷き詰められたあります。 ロビン:「落ちても怪我しない様にしてあるみたいだね。」 GM:底から横穴が伸びています。 ロビン:じゃ、そっち行ってみるね☆ GM:少し行くと外に出ます。 ロビン:あれ? じゃ、飛んで戻るね。 クレセント:「お帰り。」
GM:洞窟を先に進むと、少し開けた広間になっています。 ロビン:「ゴブリムさぁん、いませんかぁ?」 GM:「いませんかぁ〜いませんかぁ〜いませんかぁ〜。」 返事はありません。 ロビン:「ボク達、お手紙貰って来た魔女で〜す。」 GM:何処からともなく声が聞こえてきます。 「証拠を見せろ。」 クレセント:魔女の証拠? やっぱり箒で飛ぶことかな? 声/GM:「手紙は持ってきたか?」 シュウ:「ここにあるにゃ。」 GM:手紙を出すと、向こうの方から人間型の生き物が姿を現します。 その生き物は、少し歩いてはピョン、少し歩いてはピョンと飛び跳 ねながら近付いてきます。 ティーナ:罠を避けながら歩いてるのですわね。 GM:君達の前までやってくると、 「失礼しました。 私がここの長であるキングゴブリムです。 どう ぞこちらへ。 私の歩いた所以外は踏まないようにしてください。」
キングゴブリムに案内された先には、地下の町がありました。 GM:お茶が出される。 「この辺りに生えてるハーブを使ったお茶です。」 ティーナ:「お茶? それはいいですわね。」 ロビン:「で、用件を話してよ。」 キングゴブリム/GM: 「あなた達をお呼びしたのは、手紙にも書きました通り、最近、妙 な人間がこの集落を荒らしに来るからなんです。」 ロビン:《アーサーさんの姿投影☆》 「妙な人間って、この人?」 キングゴブリム/GM: 「そうです。」 シュウ:「この人、アーサーペンドラゴンという名前なんだにゃ。」 キングゴブリム/GM: 「それは伝説にある王と同じ名前ですな。」 シュウ:悪い魔法使いに騙されて、何処かの王様に祭り上げられたんだにゃ。 ティーナ:お嫁さんをもらったら、部下の騎士と浮気されるんですわ。 キングゴブリム/GM: 「どうも彼はゴブリンに敵意を抱いてる様です。」 ロビン:「皆さんはゴブリンとは違うの?」 キングゴブリム/GM: 「我々はゴブリンの突然変異として生まれた種族です。」 クレセント:ブルーフォーレストのゴブリナみたいなもんやな。 キングゴブリム/GM: 「どうも彼は我々をゴブリンと勘違いしてる様です。」 ロビン:「うん、そうみたいだね。」 クレセント:ところで、この世界のゴブリンってどんなん? あちこちで悪さし てるん? GM:少なくとも、現在のディールではゴブリンを見たという話は聞きま せん。 シュウ:伝説の存在にゃ? GM:ディールではお伽噺に出てくる生き物です。 何処か遙か遠い世界 にそういう生き物がいるらしいそうです。 シュウ:悪い子供拐うとかするにゃ? GM:そうそう。 ティーナ:なまはげみたいなものですわね。 一同笑。 クレセント:「あのアーサーって人、獣の鎧とかいう鎧装備してるんや。」 キングゴブリム/GM: 「獣の鎧といえば、かつて我々の先祖を助けてくれた英雄が身につ けていた鎧です。 たしか奥の書庫にそれについて記された書物が あったはずです。」 ロビン:本かぁ。 ボクは本読むより走り回ってる方が好きだな。 クレセント:ほな、うちが見せてもらう。 GM:よく分からない文字で書いてあります。 クレセント:《本、内容を話してや》。 GM:本の文字が集まってきて口の形になると話し出します。 遠い昔、ある魔女が、パートナーの魔女を失った魔女猫の悲しみを集めて鎧を 作りました。その鎧はその後、何人もの人の手に渡り、主人となった者達を守り 続けてきたそうです。 キングゴブリム/GM: 「あのアーサーペンドラゴンとか言う人間は、かつて我々を助けて くれた英雄の子孫かもしれませんね。」  シュウ:「その英雄は何を助けてくれたにゃ?」 キングゴブリム/GM: 「かつて我々は迫害に合いました。 そのとき、我々が新天地を求 めて遠くに旅立とうとしたときに、それを助けてくれたのです。」 ロビン:「あのアーサーって人は、邪悪なゴブリンだと思ってるんだよね。 そうじゃ無いと分かって貰えればいいんだけど、あの人、頭固そ うだったね。」 シュウ:頭が柔らかくなると頭蓋骨の防御点2点が無くなるにゃ。 ロビン:「こういうときって、本当に邪悪なのが現れて、協力して戦うのが パターンだね。 そういうわけだから、クレセント、邪悪なのに なってくれる?」 クレセント:「あんた、うちを何やと思ってる?」 ロビン:「可愛い後輩だよ☆」 ティーナ:「それはいい考えかもしれませんわ。 ドラゴンを出してここを襲 わせましょう。」 シュウ:「龍の知り合いなんていないにゃ。」 ティーナ:「魔法でドラゴンになればいいのですわ。 アーサーがやってきた ところで、 『悪いドラゴンに襲われてるのです、助けてください。』 と言えばドラゴン退治してくれますわ。 そこで 『ありがとうございました、あなたのお陰で助かりました。』 と言ってしまえばもう戦おうとは思わないでしょう。」 ロビン:「じゃ、誰がドラゴンになる?」 クレセント:目を逸らす。 ティーナ:「わたくしが演りますわ。」 シュウ:「俺も演りたい。」 魔女さんと猫さん、2人と2匹とゴブリナ達は、アーサーを騙くらかすための作 戦を練ります。 さて、どうなることでしょう? ロビン:「じゃ、そういうことで今日は町に帰ろっか。」 クレセント:「落とし穴通った方が近そうやな。」 《縄よ出ろ!》 …失敗。 GM:縄は出ました。 ただし30cmくらいです。 クレセント:《縄よ伸びろ!》 今度は成功。 GM:5mくらいの縄になりました。 クレセント:「ほなこれで落とし穴の底に降りて町に帰ろか。」 キングゴブリム/GM: 「あの、町に帰られるのでしたらこちらに近道がありますが?」 クレセント:「…うちの苦労は何やったん?」
GM:そろそろ日が暮れます。 ロビン:アドベンチャラーズインに戻るね。 宿の主人/GM:「お帰りなさい。」 ロビン:ね、ここって、卓球台ある? GM:ありますよ。 ロビン:「クレセント、卓球しようよ。」 クレセント:「受けて立つで。」 ロビン:「じゃ、行くよ!」 《増える魔球!》 「さぁ、これが受けられる?」 クレセント:《ラケットよ、大きくなれ!》 …あ、ファンブルや。 GM:ラケットが非常に大きくなりました。 一同笑。 クレセント:きゅ〜。 ラケットに潰された。 ロビン:「大丈夫?」 クレセント:『力仕事』2レヴェル成功。 「よっこらせ。」 ロビン:「わぁ、すごい力。」 クレセント:このラケット、どうしよ? GM:ファンブルで大きくなったので、大きくなりっぱなしです。 クレセント:宿の主人の所に持っていく。 宿の主人/GM:「何です、このでっかいラケットは。」 クレセント:「あげる。 何処かに飾っといて。」 宿の主人/GM:「何故こんな物が?」 クレセント:「訊かんといて。 記念品だと思ってや。」 宿の主人/GM:「はぁ、よくわかりませんが。」 クレセント:ラケットに今日の日付とサイン書いとく。 宿の主人/GM:「ひょっとして、あなた魔女ですか?」 クレセント:「何を今更。」 ロビン:「猫連れて箒持ち歩いてるのなんて魔女しかいないよ。」 宿の主人/GM:「噂には聞いてますけど、この島には魔女はいないものでして。 中々面白いものですね。 何かやってみてくださいよ。」 クレセント:ほな皿回し! ロビン:その皿に《フライングソーサーになれ!》 GM:お皿が不可解な軌道を描いてツー、ツー、ヒューと飛んでいきます。 そしてテーブルの上に着地。 「面白いものですね。」 とお皿を持ち上げた後には、丸い輪が3つ残されてます。 一同笑。
GM:アドベンチャラーズインの夕食は、中世の雰囲気を漂わせた品が並 びます。 かなり上等な材料を使っています。 クレセント:ここって高級宿なんやな。 今日はうちのテーブルは戦場やで。 う ちのフォークとシュウの手とどちらが速いか勝負や! シュウ:《奪ってダッシュ!》 クレセント:「あ、魔法は卑怯やで!」 GM:メインデッシュの魚料理を奪われました。 クレセント:そう簡単には食べさせへんで。 《魚よ、熱くなれ!》 シュウ:《お尻ふりふり》 一同笑。 GM:残ってるのは野菜料理です。 クレセント:「シクシク…。」
GM:翌朝、5時くらいになると、下から 「この宿にロビンとクレセントという魔法使いが泊まっているはず だが、呼んでもらえるか?」 という声が聞こえてきます。 クレセント:やっぱり年寄りは朝早いんやな。 うちは普段夜のお仕事やからこ んな時間起きられへん。 GM:夜のお仕事? クレセント:占い師の仕事時間って夜とちゃう? GM:人通りがある時間だから夕方じゃない? ロビン:とりあえず上羽織って下に降りていくね。 クレセント:まだ布団から出たくないから身代わり作る。 ただニコニコしてる やつでええやろ。 アーサーベンドラゴン/GM: 「お早う。 さぁ、ゴブリンの巣へ向かおうではないか!」 ロビン:「まだ早いんじゃない?」 アーサーペンドラゴン/GM: 「もう日はあんなに高く登っているではないか!」 と指さす東の空にはようやく太陽が顔を見せたばかりです。 ロビン:「急ぐこともないでしょ? 起きてからある程度時間が経過した方 が頭も冴えるよ?」 アーサーペンドラゴン/GM: 「それもそうだな。 では7時頃出発しよう。」 と三竜亭に帰っていく。 クレセント:結構素直な人やな。 ロビン:さて、目覚めちゃったな。 じゃ、せっかく起きたんだし、その辺 り走ってこよっと。 クレセント:えらい健康的な娘やな。 GM:クレセント、君が作った身代わりだが、宿の前で何も言わずニコニ コしてたかと思うと、やがて溶ける様に消えてしまう。 クレセント:それ、めっちゃ怖いで。 ロビン:新しい怪談ができそうだね。
GM:7時くらいにまたアーサーペンドラゴンが迎えにくる。 クレセント:それは起きなしゃぁないな。 アーサーペンドラゴン/GM: 「よし、では行くぞ!」
GM:アーサーペンドラゴンは昨日入った入り口から入っていきます。 「ここには凶悪な罠が無数に仕掛けられているのだ。 我が輩が入 るまで何度苦労したことか。」 ロビン:「何度も罠に掛ったのに、たいして怪我しなかったんだ。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「奴等の浅はかな知恵で作った罠だからな。 それに我が輩にはこ の鎧もある。」 クレセント:そう解釈するか。 アーサーペンドラゴン 「だが罠の位置は大体覚えた。 そろそろ中に入れるはずだ。」 とずかずかと歩いていく。 が、5,6歩歩いたところで 「おわっ!」 クレセント:お約束やな。 GM:アーサーペンドラゴンは何とか落とし穴の縁に掴まった様です。 シュウ:掴まるのが上手になっていくんだにゃ。 クレセント:腕力だけやたらとついていくんや。 脳みそは鍛えられへんねんけ ど。 アーサーペンドラゴン/GM: 「おのれ、またしてもこのアーサーペンドラゴンを罠にかけるとは!」 ロビン:「でも全然危険な罠じゃないね。 ほら、底にクッション敷いてあ るよ。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「クッション? 苔でも生えてるだけじゃないか?」 ロビン:「クッションでなきゃ、こんなに弾まないよ。」 ボール出してポトッ。 ポーン、ポーン。
ティーナ:洞窟が広くなるところでわたくしをレッドドラゴンにしてください。 ロビン:了解。 《大きなレッドドラゴンになれ!》 ティーナ:変身したら《ねこみち》で奥の町に移動しますわ。 アーサーペンドラゴン/GM: 「今何かいなかったか?」 ロビン:「気のせいだよ。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「そうか。 では奥に進むぞ!」 剣で床をつつきながら歩いていきます。 ロビン:多少は学習してるんだね。 アーサーペンドラゴン/GM: 「ここだ!」 床を剣でドカン。 すると床が抜けます。 「やはりここであったか。」 シュウ:10フィートの棒を出してあげるといいにゃ。 クレセント:でも剣で叩くのがこの人の幸せみたいやから。 ロビン:ここで10フィートの棒に目覚めてもらうってのは? クレセント:それも嫌やで。 アーサーペンドラゴン/GM: 「次はここだな!」 ドン、ガラガラガラ。 ロビン:途中で外れ、とか出ないかな? アーサーペンドラゴン/GM: 「ここだな! おや、違ったか…おわっ!」
何度が落とし穴に落ちながらも、アーサーペンドラゴンは奥の町にたどり着き ます。 アーサーペンドラゴン/GM: 「覚悟しておれ、ゴブリンめ!」 と町へ続く扉を蹴り開ける。 すると上から水がジャバー。 ロビン:濡れたらきっと鎧のMPが無くなるね。 アーサーペンドラゴン/GM: 「おのれ!」 ロビン:扉通ると水が降ってくるんだ。 じゃ、ボクは傘出して通ろっと。 ティーナ:わたくしは町を襲ってるふりしてますわ。 ロビン:じゃ、ドラゴンが火を吹いた幻覚を出すね。 扉を開けたアーサーペンドラゴンが目にしたのは、ゴブリナの町を襲う見上げ るほどの赤いドラゴンと、逃げ惑うゴブリナ達、炎上するゴブリナの町でした。 アーサーペンドラゴン/GM: 「なんと、ここには竜もいたのか!」 キングゴブリムは、アーサーペンドラゴンの元に駆け付けてくると、 「その鎧は我が祖先を救ってくださった勇者様が身につけていたもの。 なら ばあなたは予言に記された勇者なのですね。 お願いです、あのドラゴンを 退治してください。」 と懇願します。 アーサーペンドラゴン/GM: 「うむ、ドラゴンならば相手にとって不足は無い!」 アーサーペンドラゴンは剣を抜くとドラゴンに走っていきます。 クレセント:盛り上げてやろ。 「勇者様の剣に力を!」 剣を光らせる。 アーサーペンドラゴン/GM: 「おお、これが魔法の力か!」 ティーナ:眩し気な様子を見せますわ。 アーサーペンドラゴン/GM: 「覚悟、ドラゴン!」 ティーナ:それでは戦闘ルールを使いましょう。 GM:え、戦闘? ロビン:そういえばウィッチクエストにも戦闘ルール、あったね。 ティーナ:(コロコロ) 1と6。 相打ちにしますわ。 GM:ではそちらに5点のダメージ。 ティーナ:わたくしの方は『強さ』が3ですので、3点のダメージが入った様な 気になってくださる? GM:仮想ダメージか。 ロビン:でもティーナの方は実ダメージなのよね。 「勇者様、加勢します!」 と言って、攻撃魔法の様に見える回復魔法をティーナに。 《痛いの痛いの飛んでいけ、攻撃魔法ヴァージョン!》 …あ、ファンブル。 GM:それは本当に攻撃魔法になってしまった。 ロビン:ティーナ、ごめん! ティーナ:威嚇しますわ。 《フー!》 アーサーペンドラゴン/GM: 「むっ。」 ロビン:ティーナに《火を吹いた様に見える幻覚》。 GM:その幻覚を鎧が直前で打ち消します。 さながら炎が鎧で消された 様に見えます。 ティーナ:ではもう1回戦闘。 こちらが2回くらいましたわ。 そこで幻覚のド ラゴンは倒れます。 アーサーペンドラゴン/GM: 「ドラゴン、討ち取ったり!」 ロビン:倒れたドラゴンの額の辺りを光らせる。 アーサーペンドラゴン/GM: 「うん、何だ、この光は?」 光っていたのはレッドドラゴンの額に貼り付いた黒い鱗でした。 それはアー サーペンドラゴンのの攻撃でひびが入っていました。 アーサーペンドラゴンが 触れると、その黒い鱗は崩れさります。 ティーナ:《猫撫で声》ですわ。 「おお、あなたのお陰でわたくしは邪悪な束縛から解放されました。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「邪悪な束縛だと?」 ティーナ:「実は、わたくしはスーパーデヴィルグレートブラックドラゴンに 操られていたのです。」 一同笑。 ティーナ:「あなたの剣により鱗が破られたお陰でわたくしは正気を取り戻す ことができました。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「なんと、その様なことがあったのか。」 ティーナ:「あなたが真の勇者であるのならば、スーパーデヴィルグレートブ ラックドラゴンにも勝てることでしょう。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「よし、このアーサーペンドラゴンに任せておくが良い!」 ティーナ:「わたくしも力をお貸しいたします。 どうぞわたくしにお乗りく ださい。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「よし、ではそいつを斃しに行くぞ!」 レッドドラゴンはアーサーペンドラゴンを乗せると、大きく羽ばたき、外へ飛 び立ちます。 ロビン:あ、《洞窟の出口が大きくなった様に見える》魔法かけるね。 「勇者様をドラゴンの元へ!」
一方、裏山では…。 クレセント:シュウに《スーパーデヴィルグレートブラックドラゴンになれ!》 シュウ:偉そうに見える様に《猫かぶり》にゃ。 ティーナ:そろそろシュウはMPが無いでしょうからわたくしが魔法をかけます わ。 《大山鳴動して猫1匹》。 暗雲立ちこもり、空には稲光が走り、おどろおどろしい雰囲気が広がります。 その稲光に照らされて、禍々しいまでの美しさを持った巨大な黒いドラゴンが浮 かび上がります。 アーサーペンドラゴン/GM: 「おのれ、スーパーデヴィル…なんとかドラゴンめ! この剣の錆 びにしてくれるわ!」 スーパーデヴィルグレートブラックドラゴンは大きく息を吸い込むと、漆黒の 霧の様な息は吐きました。 その息を浴びた草木が見る見る枯れていきます。 アーサーペンドラゴン/GM: 「むぅ、何と恐ろしいやつだ!」 クレセント:うちは霧に巻き込まれて死んだふるする。 一同笑。 ロビン:「勇者様、クレセントが!」 アーサーペンドラゴン/GM: 「おのれ、許さんぞ、グレート…なんとかドラゴン!」 クレセント:ついノリで倒れたけど、うち、後でどうやって復活したらええんや ろ? ロビン:やっぱり勇者様のキスで目を覚すんだよ。 クレセント:しまった、自分で自分を追い込んでしもた。 ロビン:《ティーナ、飛べる様になれ!》 ティーナ:「勇者よ、行きますよ!」 アーサーペンドラゴン/GM: 「うむ。 デラックスなんとかドラゴン、覚悟!」 シュウ:こちらも羽根を広げて威嚇するにゃ。 アーサーペンドラゴンを乗せたレッドドラゴンは大きく羽ばたくと、 スーパ ーデヴィルグレートブラックドラゴンに向かっていきます。 スーパーデヴィル グレートブラックドラゴンは天をも覆う様な巨大な翼を広げ、迎え討ちます。 アーサーペンドラゴンは剣を振るいますが、スーパーデヴィルグレートブラッ クドラゴンの鱗を貫くことができません。 アーサーペンドラゴン/GM: 「何と堅い鱗だ!」 シュウ:羽ばたいて風を巻き起こしてアーサーを吹き飛ばすにゃ。 ロビン:「勇者様に護りの力を!」 スーパーデヴィルグレートブラックドラゴンはその翼で嵐の様な暴風を巻き起 こします。 それを見たロビンが高らかに呪文を唱えると、アーサーペンドラゴ ンを乗せたレッドドラゴンの周りに見えない壁ができ、風を防ぎます。 アーサーペンドラゴン/GM: 「おお、これはありがたい! よし、もう1度だ!」 シュウ:《フーッ!》 アーサーペンドラゴン/GM: 「えぇい、何のこれしき!」 シュウ:再び黒いブレスだにゃ。 クレセント:また幻影出すんやな。 …あ、ファンブルや。 GM:シュウが吐いたのは黒い煙です。 辺りは黒い煙で覆われて全く視 界が通らなくなりました。 アーサーペンドラゴンとティーナは魔 法の壁に守られて平気ですが、吐いたシュウ自身が煙を吸い込んで むせてしまいます。 一同笑。 シュウ:ここで咳き込んだら格好がつかないにゃ。 『美しさ』で耐えるに ゃ。 ティーナ:「勇者様、わたくしが雨を呼びます。」 《顔あらい》ですわ。 GM:黒雲から雨が降り注ぎ、黒い煙を流し去っていきます。 猫さんは 1DずつMPが減ります。 ティーナ:MPが無くなりましたわ。 「勇者様、あのドラゴンはわたくしを操るために鱗をわたくしに刺 しました。 ならば何処かに鱗が剥げている部分があるはずです。」 クレセント:勇者様の後ろにうちの幻影を出す。 一同笑。 クレセント:そして静かにスーパーデヴィルグレートブラックドラゴンの喉元を 指さす。 ロビン:その部分を光らせる! 「勇者様、そこです!」 アーサーペンドラゴン/GM: 「よし、行くぞ!」 アーサーペンドラゴンは剣を正眼に構えると、レッドドラゴンと共にスーパー デヴィルグレートブラックドラゴンの喉元に突っ込んでいきました。 アーサー ペンドラゴンの剣がスーパーデヴィルグレートブラックドラゴンのただ1ヶ所鱗 の無い部分を貫きます。 シュウ:「グワアァァァァ!」 アーサーペンドラゴン/GM: 「やったか!?」 シュウ:「み、見事…だ。 今回はわしの負けだ…。 だが…人に悪の心ある 限り、わしは蘇ってくる…。 それまで束の間の平和を謳歌する がよい…。 グフッッ。」 そう言い残すと、スーパーデヴィルグレートブラックドラゴンの姿はかき消す 様に消えていきました。 同時に、暗雲が去り、晴れ間が見え始めます。 ティーナ:「ありがとうございました、勇者様。 わたくしは2度のこの様なこ とが無い様に、何処か人の目に触れない所で眠るとしましょう。」 と言い残して去っていきますわ。 GM:先ほど黒いブレスで枯れたはずの草木もいつの間にか復活していま す。 クレセント:うちはまだ倒れっぱなし。 どさくさにまぎれて起きた方がええか な? アーサーペンドラゴン/GM: 「大丈夫か、クレセント!?」 クレセント:死んだふり。 アーサーペンドラゴン/GM: 「ロビン、回復の魔法は無いのか?」 ロビン:ここで 『勇者様が愛を込めてキスすれば目を覚すかもしれません。』 とか言ったら面白そうなんだけど…。 クレセント:うち、お嫁に行けん様になるやんか。 ロビン:クレセントを光で照らすね。 「クレセント目を覚して!」 クレセント:「あ…。 ロビン?」 ロビン:「良かった、気が付いたんだね、クレセント!」 ひしっ。
アーサーペンドラゴン/GM: 「おお、そうだ、我が輩はゴブリム共を退治に来たのだった。」 クレセント:そのまま忘れてくれたら良かったのに。 そのとたん、ゴブリム達が駆け寄ってきては口々にアーサーペンドラゴンにお 礼を言います。 機先を制されたアーサーペンドラゴンはゴブリムを退治する機 会を失いました。 そして、アーサーペンドラゴンに考える間を与えず、なしく ずしに祝賀パーティーに持ち込んでしまいます。 キングゴブリム/GM: 「勇者様を我々の町に正式な客人として招待します。」 ティーナ:それはまずいですわ。 ドラゴンに荒されたはずの町が壊れていな いのですから。 キングゴブリム/GM: 「しかし、我々の町もあの様に酷い状態になってしまいましたので、 たいしたお持て成しもできませんが。」 ロビン:「それはボクにお任せください。 スーパーデヴィルグレートドラ ゴンの鱗の欠片。 これにはまだ魔力が残っています。 これを使 えば町をもと通りにできるはずです。」 一同笑。 ロビン:いかにも魔方陣っぽい絵を描いて、ドラゴンの鱗構えて 「ゴブリムの町よ、ありし日の姿に戻れ!」 GM:ロビンがかけた壊れた町の幻覚が消えて、本来の町が姿を現します。 アーサーペンドラゴンの目にはまるで壊れた町が元の姿に復元され ていく様に見えます。 ロビン:町が直ると同時にドラゴンの鱗が完全に崩れさる様にみせるね。
アーサーペンドラゴンはゴブリム達と話すうち、彼らは邪悪な種族ではない ことを理解します。 そして、ゴブリム達に見送られてアーサーペンドラゴンは旅立って行くのでし た。 アーサーペンドラゴン/GM: 「ありがとう、君達のお陰で邪悪なドラゴンを斃すことができた。」 クレセント:「アーサーさんの剣があってこそや。」 アーサーペンドラゴン/GM: 「むっ…。 人の名前はちゃんと呼ぶのだ。 いきなり愛称で呼ぶの は止めてもらいたい。」 クレセント:「アーサー様?」 アーサーペンドラゴン/GM: 「我が輩の名前はアーサーペンドラゴンだ。」 ロビン:「じゃ、姓は?」 アーサーペンドラゴン/GM: 「我が輩の姓は…スミスだ。」 ロビン:「アーサーペンドラゴン・スミスさん?」 アーサーペンドラゴン/GM: 「…そうだ。 父が英雄物語に出てくる英雄の名を付けたのだ。」 ロビン:だからってペンドラゴンまで付けてどうするんだろ? クレセント:中々素敵な親父さんや。 アーサーペンドラゴン/GM: 「ではさらば。 いざ行かん、新たな戦いを求めて!」 クレセント:あの人、野放しにしてええんやろうか? ロビン:行く先々で魔女さんが苦労しそうだね。
ティーナ:招待券は後2泊3日分ありますわね。 ロビン:じゃ、思いっきり遊ぼ☆ クレセント:夜は卓球勝負や! ロビン:《光る魔球!》 クレセント:《ラケットよ、鏡になれ!》 一同笑。 魔女さんと猫さん達は、2日間様々なアトラクションを楽しみました。 なお、 その2日間、テーマパークでは“南瓜の馬車に乗った双子の姫と王子”が出没す るという噂が広まったのでした。
『XVII. 剣』 1998/5/9 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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