妖魔夜行リプレイ

『太陽』


キャラクター
  妙見川 三太郎 (みょうけんがわ さんたろう)
   京都の某大学の万年学生
   正体は河童
   好物はもちろんきゅうり
  七海 琉 (ななみ りゅう)
   外見は15歳の美少年
   宝石商の女社長 七海 水鈴(ななみ みすず) の家に居候
   いつも填めているダイヤモンドの指輪が本体
  獣槍
   意志を持った『獣の槍』 名前は無い
   現在はストリートチャイルドの 汐(うしお) の(唯一の)所有物
   体力70、敏捷力20を誇るが単独では全く無力 
  菅原道真(すがわらのみちざね)
   学問の神と言われる菅原道真の怨霊(実体あり)
   優れた知力を持ち、数々の魔法を知っている
   その魔法が役に立つかどうかはまた別の話だが


時は大正時代。 後に第1次世界大戦と呼ばれる戦争は次第に激しさを増してゆき つつあった。 そんなある年の4月、京都の町を原因不明の眠り病が襲った。 眠り 病の陰に、以前より妖怪を生み出すカードを操って京都で暗躍する謎の神父がいる と踏んだ三太郎達は眠り病の調査に乗りだした。 そして夢の世界に入り、無事そ の眠り病を解決した。 だが… GM:君達は無事眠り病を解決して夢の世界から帰ってきた。 だかその間に 現実世界ではとんでもないことが起こっていた。 比叡山が破壊された というニュースが飛び込んで来る。 三太郎:「なんや、何が起こったんや?」 GM:眠り病のために妖怪が何人も京都の町に降りてきてしまったので山の護 りが弱まった。 そのすきをつかれた様だ。 琉:「…眠り病は実は陽動? …だとしたら…まだ事件は終っていない。 そ してこれから起こることこそあいつの…神父の真の目的。 どうやら 休んでいる暇は無さそうですね。」
GM:道真は普段何してる? 道真:ワシは道端に机置いて椅子に座っておる。 琉:で、ついたて立ててサイコロ振っている?(笑) 道真:人間の顔は易者だ。 GM:君がいつもの様に道端で易をしていると、東の方から逃げてきた人が1 人、君達の横を駆け抜けていく。 すぐに2人めが、そして3人め、あっ という間に何十人もの人が駆け抜けて行く。 三太郎:怪獣映画みたいな感じやな。 道真:逃げて来る方には何が? GM:山が燃えてるねぇ。 道真:比叡山か。 京都の町から見ると鬼門の方じゃな。 ではそっちに向かお う。 GM:逃げていく人が来た方に向かうんだね? すると軍人に止められる。 「こんなところでうろうろしてるんじゃない。 早く逃げろ。」 道真:「何があったんじゃ?」 GM:「山火事だ。 邪魔だからさっさと行くんだ。」 道では軍人達が避難誘導している。 道真:ワシも逃げようかの? 獣槍:火に弱いのか? 道真:弱くはないが生命力は人間並しか無いのじゃ。 防御点も無い。 GM:追加HP無し? 道真:じゃが《瞬間回避》の魔法を使える。 GM:道真、<視覚>ロールしてくれるかな? 道真:<近視>じゃが眼鏡を掛けておる。 GM:では修正無し。 道真:(コロコロ)11。 知力19なので-8成功じゃ。 GM:では上空に何か飛んでるのが見える。 あ、あれは式神じゃないかな? 道真:さて、どうしたものかのう…。
三太郎:前回は20点ほどダメージ受けたんやったな。 GM:前回の続きだからダメージは残ったまま。 三太郎:「土方さん、何があったんでっか?」 GM:土方さんはいない。 下っぱらしい頼りなさそうな軍人が1人いるだけ。 「土方隊長はぁ、比叡山の方にぃ行かれましたぁ。」 琉:「何かあったんですか?」 軍人/GM:「自分にはぁ、よくわかりません。」 琉:土方さん、手紙か何か残してません? こ〜ゆ〜方を残していくのなら きっと置き手紙があるはずです。 GM:置いてある。 「あ、それぇ、どうぞぉ、読んでくださいってぇ、隊長がぁ。おっしゃ ってましたぁ。」 琉:「どうも。」 GM:『比叡山付近に妖怪が大量に現れた。 比叡山に封印されていた妖怪達 が解放された模様。 我々はそれに対処しに行く。 土方』 三太郎:「えらいこっちゃ。」 琉:「比叡山に妖怪?」 軍人/GM:「比叡山にはぁ、昔からぁ、妖怪埋めてぇ、京都の東の護りにしてるん ですぅ。」 琉:「あなた、ずいぶん落ち着いてますね。」 軍人/GM:「大丈夫ですよぉ、きっとぉ、土方隊長がぁ、なんとかしてくださいま すぅ。」 一同溜息。 三太郎:「とにかく、わっしらも行ってみよ。」 花丸/GM:「おいらは婆ちゃんが心配してるから一旦家に帰るお。」 琉:ここには汐君もいるんでしたね? 汐/GM:「お兄ちゃん、行くの? オレも連れてって。」 琉:「行くと危険ですよ。」 三太郎:「ここにいたかて危ないで。」 琉:「しかたありませんね。 危なくなったら私が《庇う》ことにしましょ う。」 獣槍:「心配ナイ。 我ヲ持テバ無敵ダ。」 持ってる間<体力>70になる。 三太郎:「で、どうやって行く? 歩いてくんか?」 軍人/GM:「馬車くらいならぁ、ありますよぉ。」 三太郎:「ほな、それで行こか。」 軍人/GM:「ならぁ、自分がぁ、御者やりますぅ。」 琉:この人が御者? それは遠慮したいですね。 「御者なら私がしますよ。」 軍人/GM:「大丈夫ですよぉ。 馬車の操縦にはぁ自信がありますからぁ。 それに ぃ、今はぁ、夜ですからぁ、慣れない人がぁ、御者するとぉ、危険で すよぉ。」 すでに手綱を握って離さない。 琉:この人だと余計な気がするんですが。 「そうですか。では時間がありませんし、急ぎましょう。」 乗ってる間汐君を<庇っ>う用意しておきます。 軍人/GM:「皆さん乗りましたかぁ? シートベルトしてくださいねぇ。 じゃぁ… へへへ、飛ばすぜ! しっかりつかまってろよ!」 一同笑。 獣槍:急に性格変わったな。 三太郎:ハンドル握ると性格変わるんやな。 汐/獣槍:「これなら早くつきそうだね。」 三太郎:「傷が悪化しそうや。」 軍人/GM:「しゃべってると舌噛むぜ。」 獣槍:「我ニ舌ナドナイ。」 GM:口開けてたかチェックする? 一同笑。 三太郎:わっしは開けとったやろうな。 「イテッ!」 道真:舌には防護点あるのかのう?
GM:途中に《人払い》の結界が張っているのに気付く。 獣槍:大きさは? GM:小さい結界をいくつも重ね合わせて結構大きなのにしている。 雪凍さ んをはじめ氷女達が移動しつつ張ってるんだ。 獣槍:汐は? GM:シートベルトで固定されてるので逃げられない。 「何か帰りたくなってきたよぉ。」 獣槍:入ってしまえば関係ないな。 GM:走っていくと前方より砲声が聞こえてくる。 獣槍:「土方達ダナ。」 GM:土方達が無数の妖怪相手に大砲ぶっぱなしてるのが見える。 三太郎:「妖怪相手に効果あるんやろうか?」 GM:押されてる様だね。 相手は数が多いから。 出てくる妖怪片っぱしから 斃していくんだけど、いくら斃しても後から後から出てくる。 獣槍:相手はどんな奴らだ? GM:いろいろ。 一応人型をした奴から一定の形を取っていない様な奴まで いる。 三太郎:「こんないっぱい、どうしたらええんや?」 獣槍:「片端カラ斃ス。 有限ナライツカ終ル。」 三太郎:「その前にこちらが殺られるわい。」 琉:「とりあえず土方さんに合流しましょう。」 GM:土方さん達は円陣を組んでるんだけど、それが見る間に小さくなってい く。 琉:「急ぎましょう。」 軍人/GM:「おう! 突っ込むぜ!」 GM:では<視覚>チェックをどうぞ。 琉:成功です。 GM:前方に土方さん達以外にも戦っているらしい人影がいくつか見える。 それから、地面にいくつかクレーターが出来てる。 琉:クレーター? 前で戦ってる人達がやったのでしょうか? 三太郎:山火事の様子は? GM:火は次第に収まってきている様だ。 琉:それは良かった。 火だけはまずいですから。 三太郎:わっしも火ぃあると頭の皿が乾くんや。 軍人/GM:「少し揺れるぜ!」 馬車は林の中をつっきって行く。 そして土方さんの陣に到着する。 「おう! 着いたぜ! …みなさぁん、気をつけてぇ、降りてくださいね ぇ。」 琉:「早く着いたのはいいですけど…。」 三太郎:「もう少し揺れん様にして欲しかったで。」
GM:陣では土方さん率いる部隊が妖怪達と戦いを繰り広げている。 琉:とにかく加勢します。 獣槍:「敵ハ斃スノミ。」 GM:皆さん防護点は? 三太郎:5点。 獣槍:防護点は無い。 《追加HP》が180点あって《ダメージボーナス無し》だ。 琉:10点です。 で、汐君を《庇っ》てます。 GM:なら三太郎は<避け>のチェックして。 10回でいいや。 琉:10回もですか? 三太郎:(コロコロ)成功、(コロコロ)ファンブル。 …結局5回失敗、2回ファン ブルや。 獣槍:「琉、オ主、三太郎ヲ《庇ウ》方ガ良カッタノデハナイカ?」 GM:では失敗1回につき1点、ファンブル1回につき5点のダメージ。 三太郎:前回のダメージも残っとった上にこんだけやられたら人間の姿には戻れ んな。 もう40点くらってるで。 GM:そうしてなんとか周りにいた妖怪達は斃した。 三太郎:まだ遠くにはいるんやな。 「こら、きりが無いで。」 琉:「でも向こうにはまだ戦っている人がいますからね。 助けに行かなく ては。」 獣槍:戦いには何ターンかかった? 長時間戦っていると使い手はバーサーク するのだが。 GM:10ターンくらいか。 では獣槍を持った汐はバーサークして向こうにい る敵に突っ込んで行ってしまう。 獣槍:一気に敵の中に跳び込む。 <敏捷度>20、<体力>70だから立ち幅跳 びで20m跳べる。 琉:「汐君!」 私が《庇っ》てますから汐君にはダメージは行かないのですが…。 や っかいですね。 獣槍:<疲労点>は増えないのでバーサークしてるとそのうち汐は気絶する。 そうすると動けなくなる。 琉:そのときは私が《分身》出して汐君とあなたを背負って戻ります。 私 は<体力>9ですけど、子供と槍なら充分背負えるでしょう。 GM:汐は獣槍持って琉の本体である指輪填めて跳んで行った、と。 ならこ こにいるのは三太郎だな。 「おお。来てくれたか? 怪我してるが大丈夫か?」 三太郎:「もう死にそうや。」 土方/GM:「おい、看護兵。」 手当してもらって1D6点回復。 三太郎:「おおきに。」 土方/GM:「で、眠り病の方はどうなった?」 三太郎:「取り敢えずは丸く収まったで。」 獣槍:取り敢えずはな。 琉:今のところは、ですが。 眠り病を引き起こしていたのは夢の世界を司るカード『月』の化身の女王であっ た。 三太郎達は夢の世界に生きることを望む者だけを夢の世界に残し、現実を望 む者は目覚めさせるという条件で彼女と和解した。 夢の世界に留まり続ければ現 実の肉体は衰弱しやがて死を向かえることになる。 だがそれを承知の上で僅かの 間の夢を望む者をどうするのか? 夢と現実、どちらを選ぶか、その選択はその人 間自身でして貰おう。 それが三太郎達の結論だった。 GM:三太郎が眠り病の話をしてると琉達が帰ってくる。 「比叡山の山腹に穴があって、そこから限りなく妖怪が湧いてくるのだ。」 三太郎:「どうしまっか? これじゃきりが無いで。」 土方/GM:「うむ、舞鶴の海軍陸戦隊も出して貰っているのだが。 周囲に拡散し ない様に押えるのが手いっぱいなのだよ。」 獣槍:「大規模破壊兵器ハ無イノカ?」 GM:汐が大砲を指指している。 獣槍:「ソンナ大砲ナラ我ノ方ガ破壊力ハ上ダ。」 道真:わしがいればその破壊力を倍に出来るのじゃが…。 獣槍:お主はここにはおらん。 土方/GM:「大砲以上の兵器などない。 うちの部隊には強力な<妖術>を使える 者もいないしな。」 獣槍:「我々ノ中ニモ広範囲ニ効く<妖術>ヲ持ッテイル者ハイナイナ。」 三太郎:「なんとか穴塞ぐしかないな。」 琉:「では汐君はここに残って貰いましょう。」 獣槍:《活力付与》に対象の限定をしてないから汐以外の者でも我を使える。 三太郎:ならわっしが持ちたいな。 獣槍:我を使うのなら<知力>が高くないとバーサークする。 GM:汐は獣槍の<足手まとい>だったね? 「オレも行く!」 と言って離さない。 三太郎:「しょうがないな。 琉、汐<庇っ>ってや。」 琉:「ここにいた方が安全だと思いますよ。」 汐/GM:「やだ! 行く!」 琉:「しかたありませんね。」 三太郎:「さぁ、強行突破や。」 琉:「穴までかなりの数の妖怪がいますね。」 三太郎:「見渡す限りおるかなら。 最短距離でつっきろ。」 GM:全部でせいぜい1万匹くらいだ。 獣槍:なら3時間ほど戦い続けたら終るな。 GM:1秒1匹か?(笑) 琉:その前にファンブルしますよ。(笑) 三太郎:「前の方に他にも戦っとるのがおるんやろ? そいつらを拾って穴に向 かお。」 琉:「そうですね、まず合流しましょう。」
GM:三太郎達が立ち塞がる妖怪を斃しつつ進んでいると前方に1人で戦って いる易者姿の老人が見える。 道真:「還るがよい、迷える者ども。」 三太郎:「誰や? あれも妖怪か?」 道真:三太郎達は後方じゃな? ではわしは気付かない。 GM:道真のさらに前にはお札貼ってる氷女の綺麗な女性の姿も見える。 三太郎:あの人か。 元気な人やな。 道真:ではその氷女の方に向かおう。 「そこなる御婦人、何をしておるのじゃ?」 雪凍/GM:「《人払い》の結界張ってるんですわ。 比叡山に封じられていた妖怪 が解放されちゃったから。」 道真:「古来より東の護り比叡山に封じられていた妖怪か。 流石にこの数は 並ではないのう。」 雪凍/GM:「ええ、ちょっと多いわね。」 道真:「これは放っておくわけにもいくまい。 さりとてわしはそれほど戦い が得意なわけではない。 さて、どうしたものかのう。」 三太郎:なんか会話がのんきやで。 GM:古来から生きてる奴らはのんきなのだ。 のんきだからこそ生き残った。 獣槍:周り中妖怪だらけでその上大砲が撃ち込まれる中それだけ話せたらたい したものだ。 雪凍/GM:「あら、後ろの方から味方が来てるわ。」 道真:「ほう。 それは合流すべきかの。 わし1人なら《瞬間移動》の魔法で 跳べるのじゃが…。」 雪凍/GM:「そう? なら紹介状書くわ。」 琉:この状況で紹介状を書く。 流石雪凍さんですね。 道真:《瞬間移動》の魔法の技能レベルは20あるからまず失敗はせんじゃろ。 成功じゃ。 GM:三太郎達の目の前に前方で女性と話していた易者姿の老人が突然現れる。 三太郎:「なんや?」 道真:「土方っという御人はおるかの?」 土方/GM:「我輩が土方であるが?」 道真:「先ほど氷女の娘より貴殿への紹介状を貰ってきたのじゃ。」 三太郎:「娘って、あの人はこん中で多分1番年上やで。」 土方/GM:「ほう、共に戦ってくれるか。 それはありがたい。」 獣槍:さあ、大規模破壊魔法だ。 三太郎:メガンテや、メガンテ。 道真:そんなの使えんわい。 「わしはあまり戦いは得意ではないのだが放ってもおけんでな。」 わしHP低いんじゃが、誰か守ってくれんかの? 琉:私は汐君を《庇う》ので手いっぱいです。 三太郎:「槍持って指輪填めた汐が突破口開くからついていったらええ。」 道真:「お主、怪我をしておるな?」 《小治癒》+《大治癒》を三太郎に。 11点回復じゃ。 三太郎:「おおきにおおきに。」 でもまだまだ全快にはほど遠いな。
GM:雪凍さんはずっと前方を移動してる。 琉:「追いかけましょう。」 GM:では全員視覚判定して。 道真:-10成功じゃ。 琉:とんでもない<知力>ですね。 GM:100mくらい前に女の子とお爺さんが移動してるのが見える。 三太郎:女の子? 獣槍:「アレモ妖怪カ?」 琉:「接近してみましょう。」 GM:10mくらいに近付くと、汐が 「あ、あのお姉ちゃんだ。」 三太郎:「汐、知っとるんか?」 汐/GM:「うん、この前薬持ってきたお姉ちゃんだよ。」 琉:「『星』の少女ですか。」 前回、三太郎達が眠り病の捜査をしていたときに、謎の少女が一同を助けた。 『星』のカードの力を持つらしいこと以外、その少女については不明なままであっ た。 GM:『星』の少女が何してるかというとだね、妖怪の群れに向かってメテオ ストライク。 琉:メテオ? とんでもない。 獣槍:「コレガアノ地面ノ窪ミノ原因カ。」 GM:しかもこのメテオストライクは1回撃つと隕石が継続して降り続けるのだ。 斃れた妖怪の上にも容赦なく降り叩き潰していく。 琉:[爆発]に[ダメージ持続]の増強ですか。 それは強悪ですね。 ところで、 『星』の少女と一緒にいるという老人は? GM:お爺さんの方は袈裟を着た僧の格好だ。 <知力>判定して。 道真:当然成功じゃ。 GM:古くから京都の山を走り回っている一眼一足という妖怪の様だ。 三太郎:近付いて話しかけてみよ。 『星』/GM:「あら、来たのね。」 琉:「顔を合わせるのは初めてですね。」 三太郎:「あんたも妖怪なんか?」 一眼一足/GM: 「拙僧はそうじゃ。 地仁、と呼んでくだされ。」 琉:「いろいろお聞きしたいこともありますが、今は妖怪の群れをなんとか しましょう。」 地仁/GM:「すまんの。 拙僧の力では封印ま守り切れなかったのじゃ。」 三太郎:「封印は何処にあったところへ行って封印しなおそ。」 獣槍:「ナラバソコ迄ノ道ハ我ガ開コウ。」 地仁/GM:「拙僧を連れて行ってくれ。」 地仁もかなり怪我しているよ。 道真:《小治癒》+《大治癒》じゃ。 地仁/GM:「すまんの。あまり戦いは得意ではないのでの。」 琉:足手まといが増えていってる様な気がするんですが。 GM:増えていってるねぇ。 琉:でも《庇う》のはやはり人間である汐君ですね。 道真:わしもそれほと丈夫ではないんじゃが。 もうあまり体力が残っとらぬ しの。 三太郎:「爺さん、疲れたんやったらわっしが背負っていったるで。」 道真:「すまんの。」 三太郎:「『星』の姉ちゃん、聞いてのとおり、封印の場所まで行かなあかん。 さっきの星降らすやつで道切り開いて欲しいんや。」 『星』/GM:「いいわよ。」
一向は『星』の少女を先頭に進んで行く。 そろそろ時間は夜明け頃。 汐/GM:「眠いよぉ。」 寝てない人は眠くなってくる。 三太郎:「封印の場所まではあとどのくらいや?」 地仁/GM:「この速さだとあと2時間くらいかのう。」 三太郎:「そんなかかるんかい。 でもこんな所で休んでおれんしな。」 GM:メテオし続けてる『星』の少女の疲労もかなり溜ってきれいるんだけど? 琉:「何処かで休めればいいのですが…。」 獣槍:何か魔法はないのか? 道真:《避難所》《物質障壁》《完全障壁》…。 獣槍:《避難所》とは? 道真:悪天候を跳ね返す。 獣槍:それは無意味だ。 《物質障壁》《完全障壁》は? 道真:《物質障壁》は物理的な力を跳ね返せるのじゃ。 《完全障壁》なら魔 法も止められる。 獣槍:それは有効だな。 道真:じゃが持続時間が10分と1分なのじゃ。 一同嘆息。 『星』/GM:「私はまだ大丈夫です。」 三太郎:「進むしかないな。」 GM:では全員3点疲労して。 道真背負ってる三太郎は5点。 道真の方は疲労 なし。
一向はなんとか妖怪が湧き出してくる穴の前にやって来た。 GM:穴の中には溶岩が溜っている。 近付いていくと暑い。 三太郎:「皿が乾く〜。」 地仁/GM:「これ、冷やせんかのう?」 三太郎:「雨なら呼べるで。」 ザーッ。 威力レヴェル10の《招雨》や。 GM:ジュー。 辺りには水蒸気が立ち込める。 三太郎:「ほな、完全に冷えるまで待とか。」 GM:30分くらいで冷えるな。 道真:ならその間に<体力>15点回復じゃ。 《体力回復》の魔法があるから の。 地仁/GM:「では封印するとしよう。」 地仁は封印を始めた。 『星』の女の子はその間穴の中にメテオ撃ち続 けて湧いてくる妖怪を押え込んでいる。 琉:「私も《光針》で援護しましょう。」 獣槍:「我ハ接近セネバ攻撃出来ン。」 GM:周りにも妖怪はいっぱいいるよ。 獣槍:「敵ガイルナラバ突ッ込ムノミ。」 琉:「ちょっと待ってください。 なら《庇い》ます。」 突っ込んではバーサークし、体力が無くなって気絶、しばらくして気付くと再び バーサークを繰り返す汐であった。 獣槍:敵がいる間は味方を攻撃することはないがな。 琉:やはり汐君を連れてくるのはまずかったですね。 地仁/GM:「終ったぞ。 これでもう増えることはない。」 三太郎:「なら今までに出た分を片付ければええんやな。」 獣槍:「片端カラ斃シテユケバソノウチ終ル。」 琉:「でもかなりの数ですね。」 三太郎:最初1万いたからあと5千はおるやろな。 琉:それだけ相手にしてたらそのうちファンブルして終りですね。 ファン ブル1回や2回なら死にはしませんが。 GM:ファンブルの確率は少なくとも1/216ある。 琉:1回や2回じゃ済みそうにありませんね。 GM:1匹1匹は弱いんだけどね。 メテオはダメージ持続するけどほとんど最 初の1発で死ぬ程度の奴ばかりだから実はあまり意味が無い。 意外と健 闘してるのが大砲。 ただし仲には強い奴もいる。 三太郎:「1度何処かで休まんと汐が倒れるで。」 地仁/GM:「ならばわしの庵に来るかね?」 三太郎:「それは助かる。 そこ行かせてもらいます。」
GM:地仁に案内されて進んで行くと、《人払い》の結界の中に2畳くらいの 大きさの小屋がある。 琉:「私と獣槍はそれほど場所を取りませんから広さは充分でしょう。」 地仁/GM:「粗茶じゃがどうぞ飲んでくだされ。」 琉:「どうもありがとうございます。」 GM:飲むとHPが回復する。 道真:「これはエリクサじゃな。」 獣槍:「我ハ飲メナイ。」 道真:「魔法で治してもいいのじゃが…槍に効くのかのう?」 三太郎:「少し寝させてもらうわ。」 琉「では私が見張りしていましょう。」 GM:琉が見張りをしていると庵の壁を破って小さい妖怪が何匹も来る。 琉:《光針》で蹴散らしましょう。 GM:庵にはあちこち穴が空いている。 しばらくすると独りでに塞がるけど。 琉:生きてる小屋なんですか? 三太郎:消化液とか出てくるんやないやろうな。 GM:実は見えない小人さんが直してるんだけどね。 琉:しかしこれでは安心して休めませんね。 GM:地仁はここで寝てたら襲われたんで封印しに外に出たんだよ。 琉:「ふう、さて、どうしましょうかね。」
GM:夢の世界での探索から休む間もなく戦い続けた君達はそのまま眠り込ん でしまう。 4時間くらい寝たかな? 目が覚めると朝の10時くらい。 いつの間にか『星』の女の子はいなくなっている。 琉:「しまった、いろいろ聞くこともあったのに。」 三太郎:「名前も聞いとらんかったな。 地仁さんはあの女の子のこと、知っと るんでっか?」 地仁/GM:「いや、咋晩助けて貰っただけじゃ。 礼くらいいいたかったのじゃが。」 琉:「この事件、やはりあのカードを操る神父が絡んでるんでしょうね。」 地仁/GM:「そういえば溶岩溜りの側でこんなカードを拾ったのじゃが。」 とカードを1枚取り出す。 『太陽』だ。 琉:「『太陽』のカード? 誰が斃したのでしょう? 他に何か気付いたこと はありませんか?」 地仁/GM:「昨日の晩のう、青白く燃える獅子があの穴のあった方へ飛んでいった のう。 その直後に爆発が起きたのじゃ。」 琉:「獅子?」 道真:<神秘学>の判定に成功じゃ。 GM:なら獅子座が太陽を表すことを知っている。 三太郎:「ひょっとして『太陽』が自爆して封印解いたんか?」 GM:正解。 道真:「封印解くための捨て駒かの?」 三太郎:今までの神父とカードにかかわる話をするで。 地仁/GM:「ほう、奇妙なことにかかわっておるの。 しかし同じ様な話が東京や 名古屋でも起こっておるらしいの。」 琉:「同時多発ですか?」 獣槍:「かーどハカナリノ枚数ガ在ルノダロウ? ナラバ同時ニ攻メルノハ当 然ノ戦略ダ。」 琉:「大アルカナは22枚、 小アルカナも合わせると78枚ありますからね。」 道真:「これまで何枚のカードが現れたのじゃ?」 京都に最初に現れたのは『愚者』により生み出されたハーピー。 その次に『世 界』を貼られた絵、『正義』を貼られたギロチン、そして夢の女王である『月』が 京都に現れた。 琉:「『星』は味方の様ですね。 あと、『ウォンド』は14枚全て斃しまし た。」 道真:「小アルカナまでおるのかの?」 琉:「ええ、以前『ウォンド』にとり産み出されたマネキンが14体現れたん です。」 三太郎:「小アルカナはあと『剣』と『杯』と『コイン』やな。」 琉:「ですから向こうは人海戦術が出来るんですね。」 三太郎:「それが一番やっかいやな。」 琉:「封印はもう大丈夫なんですよね?」 地仁/GM:「うむ、よほどの事が無い限りはな。」 三太郎:「また大アルカナが来たらよほどの事になるんやないのか?」 琉:「大アルカナは22枚ですから、東京や名古屋にまで手を出してるのなら 1つの都市には7,8枚くらいでしょう。 今までに5枚が消えて『星』も 神父の手から離れてるのならもう京都のカードは少ないのではないで すか?」 道真:この時代には全国を繋ぐネットワークは無いじゃろうな。 あれば何の カードが現れたか聞けるのじゃが。 琉:現代ならすぐ伝わりますけどね。 GM:大都市のお金持ちが電話を持っている程度。 琉:電話ってあっても使える相手が限られるから不便なんですよね。 三太郎:「封印の方は多分もう大丈夫やろ。 また解くには向こうも大アルカナ 1枚いるんや。」 琉:「ではここは土方さんに任せましょう。 数が多いだけの相手なら軍隊 が1番です。 それより今京都の町はがら空きです。 陽動としてここ に目を向けさせておいて京都の町で何かするのではないでしょうか?」 三太郎:「ほな、京都の町に戻ろう。」
GM:京都の町中は戒厳令が出てるのでシーンとしている。 琉:「さて、神父の次の狙いは何処でしょうね。」 GM:<神秘学>で判定して。 道真:成功じゃ。 GM:京都にはいくつかの護りがある。 比叡山もその一つ。 そして京都の町 に霊的な護りの中心となる場所がある。 さあ、何処でしょう。 獣槍:プレイヤーは分かったがキャラクターは知らないので何も言わん。 琉:京都はプレイヤーが知りません。 道真:京都の中心? 何処じゃろう? GM:マスターからのヒントはそこまでね。 道真:むむむ…。 獣槍:マスターもう少しヒント出せんか? GM:じゃ、もう1回<知力>チェックして。 道真:-8成功じゃ。 GM:京都の地図を見ると町中に大きな四角形がある。 道真:四角形…京都御所かの? GM:正解。 道真:「京都御所に行ってみるかの。 しかしあそこにはいろいろ思うところ があるのじゃが…。」
GM:京都の町に入っていくと、声をかけられる。 「やあ、妙見川さんに七海さん。」 鶴の妖怪、岬さんの弟の健君だ。 三太郎:海軍の士官やったっけ? GM:そう、舞鶴の海軍陸線隊。 琉:「今日は。」 三太郎:「ところで岬さんは今何処に?」 健/GM:「何処かに飛んで行った様です。」 琉:今の季節なら北の方でしょうね。(笑) 獣槍:寒くなったら戻ってくる。 GM:「東の方らしいですけどね。」 琉:「東? 東京や名古屋にでも行ったんでしょうか?」
GM:比叡山からまっすぐ降りて行くと京都御所の北東の端に来る。 三太郎:安倍晴明神社のある方やな。 GM:京都の町祟ったという安倍晴明。 (道真指して)      こっちは太宰府から京都祟った人。 琉:道真さんは《祟る》あるんですか? 道真:《祟る》はないのう。 琉:それは良かった。 道真:《悪運》ならあるが。 琉:ちょっと待ってくださいよ。 獣槍:それは周りが迷惑するな。 GM:このパーティが安倍晴明神社へ行くと道真に晴明が喧嘩ふっかけてくる。 琉:なるほど、では危険は全て道真さんに降り掛かるわけですね。 獣槍:妖怪身御供か。 琉:ま、わざわざ喧嘩する必要はないでしょう。 避けられるのなら避けて いきましょう。
GM:安倍晴明神社を避けてずっと行くと白壁が見えてくる。 三太郎:人影は? 獣槍:当然警護がいるだろう。 第2次大戦後なら入れるのだが。 GM:警護隊が君達を見つける。 「おい、貴様ら、ここで何をしている? 京都市内から退去する様に命 令が出てるはずだぞ。」 三太郎:「そうでっか。 ではすぐに退去します。」 琉:警護隊って何人くらいいます? GM:5間に1人。 5間は10mくらい。 琉:《魅了》するにも数が多いですね。 1番偉そうな人は何処でしょう? GM:1番偉い人は南門だな。 2番めは北門。 あとは各門に部隊長がいる。 何故か角にはいない。 道真:「妖怪なら角から入るべきかの。」 琉:「鬼門の方からですか?」 獣槍:「コレクライ高サノ壁ナラ跳ビ越エラレル。」 琉:「私は指輪に戻れば一緒にいけますね。」 道真:「わしは魔法で中に入れるぞ。」 三太郎:「するとわっしは?」 道真:「《透明》と《沈黙》ならかけてやるぞ。 それで壁よじ登るのはどう じゃ?」 三太郎:「はあ、ならそれ頼むわ。」 琉:「道真さんは何の魔法使うんです?」 《瞬間移動》は不可能ですよね? 見えませんから。 GM:失敗して壁の中飛び込んだってどうせ妖怪、掘り出せば大丈夫。 道真:「うむ、そうじゃな、《地中歩行》で潜っていくとしよう。」
汐が槍と指輪持って軽々と壁を跳びこえる。 しばらくして三太郎がやってくる。 琉:「あとは道真さんですね。」 獣槍:ここでオーラ視覚持ってたら楽しいだろうな。 GM:しばらくすると道真が地中から現れる。 で、出てくると道真には周り が真っ暗に見える。 道真:「なんじゃ? 暗いのう。」 GM:辺りには影、影、影。 何かいるような気がする。 琉:「道真さん、どうしました?」 汐/GM:「お爺ちゃん、目、悪いの?」 道真:「いや、そういうわけではないのじゃが…。」 GM:周りで話し声がする様な気がする。 道真:何話してるか聞こうとしてみようかの。 GM:いろいろな噂話。 「右大臣殿、左近小将殿と継りておるらし…。」 とか。 道真:聞いた名前は出てくるかの? GM:聞いた名前ばっかりなので混乱してくる。 「右大臣殿、菅原道真殿に祟り殺されたるさうだ…。」 なんてのも。 道真:「あやつは悪い奴だったからのう。 自業自得じゃ。」 GM:「先の大風も菅原道真殿の仕業なるさうだ…。」 琉:「道真さん?」 道真:聞いてるのも煩わしくなってきた。 さっさと離れるとしよう。 GM:歩いて行くと、誰もいないのに誰かにぶつかったような気がする。 道真:回避しながら行くとしよう。 琉:「どうしました?」 道真:「いや、たいしたことはない。」
GM:途中に塚がある。 琉:「何でしょうか、これは?」   道真:<知力>判定は…おお、クリティカルじゃ。 GM:それはとってもよく知ってるねぇ。関武天皇が鬼を埋めた塚だ。 道真:「何でもない。 気にする必要はないぞ。」 GM:道真には塚の下の方に何か黒いものが見える様な気がする。 道真:見てない、見てない、わしは何も見てない。 GM:<恐怖>判定したくないかね? -4くらいペナルティをあげるよ。 道真:判定は成功。 見とらん! わしは絶対に何も見とらんぞ! 琉:「道真さん、顔色が悪いですよ?」 道真:「いいから先に行くのじゃ。」 GM:先に行くとね、まだまだ塚はいっぱいあるよ。 道真:「そんなものは放っておくのじゃ!」
GM:少し開けた所に出てきた。 獣槍:物音は? GM:静か。 道真を除いてね。 三太郎:「静かやな。」 GM:本当に妙に静か。 そろそろ日が沈む頃。 西の空は夕焼け。 三太郎:「もうすぐ夜やな。」 GM:そのとき、突然騒がしくなる。 北東の方だ。 三太郎:「始まったか?」 獣槍:「行クカ。」
GM:上空をバサバサと羽ばたいて行く音がする。 飛べない妖怪は土方さん 達の手によりほぼ全滅、で、飛べるやつが残ってる。 三太郎:中に入ってきたやつを《水撃》で撃ち落とすで。 GM:射程距離は? 三太郎:威力レヴェル8やから80mまで届くで。 GM:するとだね、上空の妖怪に向かってヒューンと飛んで行くけど、遥か手 前で放物線を描いて地面にジャバジャバ。 三太郎:そんなに高いんか? そらどうしようもないで。 琉:なら威力レヴェルの低い私の《光針》も無力ですね。 獣槍:飛行能力は大きい。 琉:岬さんがいたらいいんですけどね。 彼女が槍持って指輪填めて河童背 負えば最強ですから。 一同笑。 獣槍:うむ、それは完璧だな。 GM:さて、空飛んでる奴らとは少し違う気配を感じる。 三太郎の頭に 「わらわも力を貸そうか?」 という声が飛び込んでくる。 三太郎:「誰や? 助けてくれるんやったら助けてな。 あいつらを放っとくわけ にはいかへんねん。」 GM:「ならばわらわも戦おう。」 月の光の中から現れたのは『月』の女王だ。 三太郎:「おお、あんたか。」 琉:彼女に力借りていいんでしょうか? 三太郎:敵やったとした場合ここでわっしらを欺く意味はないで。 獣槍:愉快犯でなければな。 ルナティックの行動は分からん。 三太郎:そう言われると…。 ええわい、敵やったんならそのときはそのときや。 GM:『月』の月の光の中からファンタジックな群勢が現れて輝きながら飛ん でる妖怪に向かっていく。 三太郎:群勢? どんな人達や? GM:前回、夢の世界で生きることを選んだ人達だ。 琉:「ここにいても上空の相手には手を出せませんね。 彼らに任せましょ う。」 三太郎:「頑張ってや。 あんたらが頼みや。」 獣槍:「我々ガココニイテモ役ニ立タンナ。」 琉:「奴らの目的地は何処でしょうね? 守るならそこで降りてきた所を叩 くべきでしょうね。」 道真:さっきの塚が怪しいかもしれんのう。 じゃがワシは何も言わん。 言い とうない。 琉:道真さんが言わないとキャラクターは気付きませんね。 GM:塚の辺りに行くのなら-8とか-10とか修正つけて<恐怖>判定させてあ げよう。
GM:建物奥の方から人の悲鳴が聞こえる。 琉:人がいるんですか? 行ってみましょう。 GM:行ってみると、実体化した怨霊が人を襲っている。 獣槍:実体があるのなら我に貫けぬ物は無い。 人間に襲いかかるい奴の前に 割り込む。<移動力>10だ。 GM:獣槍がたどり着くまでに間に合わずに何人の人間はばっさりと。 いや、 ばっさりじゃないや。 怨霊の攻撃だからじんわりと顔色が土気色に変 わっていく。 琉:怨霊は何体くらいですか? GM:12,3体ってとこ。 道真:ところでここのマナのレヴェルは? GM:ここを何処だと思ってるんだね。 1000年の歴史を持つ京都の霊的な中 心である京都御所の、そのまた中心の内裏だよ。 もちろんマナは濃密 だよ。 道真:魔法使っても体力は消耗せんが失敗すると即ファンブルか。 1秒集中し て《肉を石》じゃ。 琉:人間の前に回り込みましょう。 獣槍:「敵ハ刺スノミ。」 命中。 ダメージは35点の刺し。 GM:1体消滅。 琉:《光針》。 (コロコロ) 目標値16で6はクリティカルですね。 通常ダメ ージで刺しの10点、敵は転倒する…んですけど怨霊が転倒するんでしょ うか? GM:実体化してるからする。 三太郎:《水撃》や。 命中。 28点の叩きや。 道真:ワシは集中じゃ。 GM:<視覚>判定して。 道真:成功じゃ。 GM:怨霊の影に隠れて逃げようとしている黒い人影が見える。 琉:誰でしょう? <視力>判定は-3成功ですが。 GM:神父に見えるねぇ。 琉:あいつですか。 それは逃がすわけにいきませんね。 次のターンに捕ま えにいきます。 GM:では怨霊達の攻撃。 獣槍には1発命中。 獣槍:<受け>た。 GM:琉に1発命中。 琉:クリティカルで<避け>ました。 GM:三太郎には4発命中。 三太郎:<避け>失敗、成功、失敗、失敗。 …なんとかまだ生きてるで。 獣槍:問題は次だな。 GM:道真に3発命中。 獣槍:追加HPも無しだからな。 それは厳しいな。 琉:薄い所ばっかり当たってますね。 道真:わしは<我慢強い>を外してその上<痛覚過多>なんじゃが…。 GM:死ぬよ、それ。 道真:集中解いて《瞬間回避》じゃ。 道真はなんとか怨霊達の攻撃を凌ぎ切る。 道真:「はぁ、はぁ、死ぬかと思ったわい。」 琉:逃げようとしている神父を止めましょう。 GM:神父は怨霊の影に隠れる用に移動してる。 琉:怨霊のすき間から狙いましょう。 足止めしたいから足を狙い撃ちします。 獣槍:妖怪の場合足が無くなっても平気でそのまま走っていくこともあるが。 琉:でも一応人間型していますから。 GM:距離と大きさの修正全部合わせて修正-7。 琉:その程度の修正は関係ありません。 光の反射をミクロン単位まで計算 されてカットされた私の放つ《光針》は精度レヴェル26あるのですから。 当然命中してダメージは…13点の刺しです。 GM:それでは生命点の半分は越えないな。 神父はそのまま逃げようとする。 琉:効きませんでしたか。 私の《光針》は威力レヴェルはあまり高くあり ませんからね。 三太郎:わっしが神父狙たかて当たらんやろうな。 GM:[ピンポイント]の増強してないのならもっと修正がつく。 三太郎:それは無駄やな。 目の前の奴から斃していく。 道真:妖術に《矢返し》は効果あるのかのう? 魔法以外の飛び道具はたとえ レーザーでも効かなくなるのじゃが。 GM:それは認めよう。 道真:では少し離れて《矢返し》じゃ。 これでわしに来る飛び道具は全て射 手に返されるぞい。 GM:では怨霊の反撃。 怨霊達の攻撃はまだまだHPに余裕のある獣槍や琉には何故か当たらず、三太郎に ばかり命中するのであった。 三太郎:ぜー、ぜー、あ、危なかった。 何とか生き残ったで。 残りHP11や。 琉:神父はまだ射程距離内ですか? なら再び足狙って攻撃します。 GM:今ターンで足止められなかったら逃げられるからね。 距離が開いたの で修正-8。 琉:当然命中です。 GM:-8で当然か。 <避け>られない。 琉:-10までは関係ありませんから。 でもダメージは…ああ、低い。 4点の 刺しです。 GM:それは効いてないな。 神父は逃げてしまったね。
その後三太郎達はそれ以上のダメージを受けることなく怨霊達を全て還した。 琉:逃げられてしまいましたね。 神父の血の跡はありません? GM:しばらく点々と続いてるけど、途中で消えている。 獣槍:「空デモ飛ンダカ?」 三太郎:「もう傷が治ったのかもしれんな。」 琉:《透明視》してみますけど、もういませんよね。 GM:いない。 完全に逃げてしまった様だね。 三太郎:「外の戦闘の方はどうなったんや?」 GM:ファンタジックな群勢を引き連れた『月』の女王がやってくる。 「終ったぞえ。」 三太郎:「どうもおおきに。」 『月』/GM:「彼にも礼を言ってたもれ。」 三太郎:「彼とは?」 GM:『月』の女王の横に剃刀の様な刃物が浮かんでいる。 琉:刀物? それはひょっとして『正義』ですか? GM:そう。 あれからしばらく時間が経過したので復活したわけだ。 琉:『正義』とは今度ゆっくり話たいですね。 前回は不幸にも戦うことに なってしまいましたから。 GM:まだ彼は話せない。 そのうち元に戻るけどあと10年はかかる。 琉:それはまた次の機会にしましょう。 「さて…神父は何処に行ったんでしょうね。」 三太郎:「わっしは『星』のお姉ちゃんの行方も気になるな。」 琉:「そうですね。綺麗な人でしたものね。」 三太郎:「ちゃうわい。 そんなんとちゃうわい。」 続く
『太陽』 1996/10/12 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録


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