妖魔夜行リプレイ

埋蔵金を追え!(その2)


キャラクター
  妙見川 三太郎 (みょうけんがわ さんたろう)
   京都の某大学の万年学生
   正体は河童
   好物はもちろんきゅうり
  名月 花丸 (なつき はなまる)
   外見は12,3歳くらいの男の子
   正体は信楽焼の狸
   世話になったお婆ちゃんが遺した定食屋を守っている
  七海 琉 (ななみ りゅう)
   外見は15歳の美少年
   宝石商の女社長 七海 水鈴(ななみ みすず) の家に居候
   いつも填めているダイヤモンドの指輪が本体
  ガー
   夜叉鴉
   光物を奪ってきては巣に貯め込んでいる。
  玉次
   猫又。
   人間の姿は25,6の青年。

  天海僧正の埋蔵金を求めて吉野にやってきた三太郎達。 今その入り口が彼ら
の前に開かれる。

   三太郎:「ほな場所も分かったことやし、一旦帰ろか。」

  開かれた洞窟の入り口の前でUターン。 京都に帰る三太郎達であった。

     花丸:「お店が心配なんだお。」

   三太郎:「穴ん中やったらそれなりの装備も要るやろうしな。」

       GM:花丸達は家に帰ってきた。 すると食堂の前に男が1人倒れてる。

     ガー:「うまそうだ。」
          ツンツン。

     花丸:「まだ生きてるから食べちゃ駄目だお。」

       GM:鴉って別に死んだ物しか食べないわけじゃないよ。

     玉次:「ううん…。」

     花丸:「兄ちゃん、兄ちゃん、どうしたんだお?」

     玉次:「腹…減り申した…。」

     花丸:「お腹空いてるお? とりあえず食堂に入るお。」

     玉次:「動けませぬ…。」

     花丸:「三太郎兄ちゃん、運べるお?」

   三太郎:ほな運び込もか。 猫の姿になってくれたら軽いんやけどな。
          「よっこいしょ。」

     玉次:腹が減って猫の姿に戻れませぬ。

     ガー:正体を隠せないんじゃなくて現せないのか。

     花丸:昨日の残りのお粥暖め直すお。
          「どうぞだお。」

     玉次:パクッ。
          「熱い!」

     花丸:「熱かったお? なら冷すお。 せっかく暖めたのに。」

   三太郎:「わざわざ暖めてやったのに贅沢なやっちゃな。」

     花丸:明日の料理の準備もしておくお。 煮干しでだしとってるお。

     玉次:煮干し? ピクリ。 思わずヒゲが出ます。

     花丸:「あれ? これ何だお?」
          ギューギュー。

     玉次:「フニ。 ヒゲ引っ張らないでくだされ。」

       琉:『りっぱなヒゲ』と『きれいなヒゲ』が抜けたので『強さ』と『美し
          さ』を1下げてください。

   三太郎:「妖怪か?」

     花丸:「それはともかく、お粥冷めたお。」

   三太郎:「花丸、お前こだわらん奴やな。」

     花丸:「妖怪なんて珍しくないお。」

   三太郎:「確かに珍しくないけどな。」
          ドロン。

     玉次:「おや?」

   三太郎:「わっし、河童の三太郎いいます。」

     玉次:私も猫の姿に戻ります。

     花丸:「ひえぇ、猫だお!」
          おいら猫苦手なんだお。

       GM:七海宝石店ではお嬢様が所在無げにしてる。

       琉:「お客様来られました?」

  水鈴/GM:「全然来ないわ。 そうそう、琉、悪いんだけど、倉庫の整理してく
            れない?」

       琉:「はい、承知しました。」

  水鈴/GM:「地下17階お願いね。」

       琉:もうそんな所まで造ったんですか。

     ガー:すでに無限倉庫だな。

   三太郎:シェルターやな。 来るべき戦争に備えて。

     花丸:そのうちマグマに突き当たるお。

       GM:倉庫17階にはいろいろな物が未整理のまま置かれてる。

       琉:整理していきましょう。

       GM:すると倉庫の品の中に一つ目を引く物がある。 天球儀だ。

       琉:「おや? こんな物あったかな?」

       GM:なんとなく持っていたいな、と思う。

       琉:ご主人様に訊いてみます。

  水鈴/GM:「あら? そんな物あったかしら?」

       琉:《透視》してみます。

       GM:以前見た河童と狸の像と同じ造りをしている。

     花丸:マナの壷だお。

       GM:河童、狸の次は天球儀ですか。 鴉の像や怨霊の像はいつ出てくるん
          でしょうね?

     花丸:お弁当持っていくお。 お酒も要るお。

   三太郎:きゅうりと水筒やな。

     ガー:ガー。 俺は身一つだ。

       琉:ロープその他を持って食堂へ行きましょう。
          「お早うございます。 おや? こちらの方は?」

     玉次:「猫又の玉次と申します。 以後御身知りおきを。」

     花丸:そういえば名前訊いてなかったお。

       琉:一晩泊めてながら名前くらい訊いて無かったんですか。

     ガー:琉が来たらいつもの様に指輪盗ろうとする。 ガー。

       琉:「こ、こら、ガー、止めなさい。」

     花丸:「暴れるんなら外でやって欲しいんだお。」

       琉:「ほら、このガラス玉あげますから。」

     ガー:「ガー。」

       琉:「で、こちらの方はこれからどうされるんですか?」

     玉次:「一飯一宿の恩は3日は忘れませぬ。 私もお供いたします。」

  妖怪達は再び吉野の山中へ。

       琉:どうやって移動してるんですか?

   三太郎:歩いてかな?

       琉:京都吉野間なら歩いたら相当かかりますね。

   三太郎:まる1日はかかるやろうな。

       琉:「ガー、あとでまたガラス玉あげるから、私を運んでください。」

     ガー:「ガー。」

       琉:《幻光》灯して洞窟に入ります。(地点K)

   三太郎:マーチングオーダー決めよか。

     ガー:琉の肩に乗る。

       GM:どうもここは坑道の様だね。 ここで全員<知覚>チェック。

       琉:クリティカルで成功しています。

       GM:洞窟の壁に字の書かれた板が貼ってある。
          『ここに魔王を封印す』
          板は300年くらい前のものだ。

     花丸:魔王って誰だお? 今年が1930年だから1630年だお。

       琉:魔王といえばあの人ですね。

       GM:そして、壁にくぼみがある。 直径40cmくらいの半球状。

     花丸:何か乗りそうだお? 置物とか。

     ガー:くぼみに乗ってみる。

       GM:乗ったら何となく居心地がいい。

     ガー:「気持いいぞ。」

       琉:「ならずっとここにいます?」
          他に何かありませんか?

       GM:良く見ると、『天』という文字が書いてある。

   三太郎:よく分からん。 先へ進も。

       GM:先へ進んでいくと、床が沈みそうな気がする。(地点H)

   三太郎:手足伸ばして両方の壁に突っ張る。

       琉:本体の指輪をガーに渡して《分身》は消します。

       GM:どうも真ん中辺りの床に穴が開いてそう。

   三太郎:ほないっそのこと踏み抜いてしまおか。 何処まで穴かはっきりさせ
          よ。 《水撃》や。 バシャッ。

       GM:床に直径1mほどの穴が開いた。 ここで<知覚>チェックしてみて。

       琉:-3成功です。

       GM:天井にも穴が開いている。

     ガー:ガー? 琉くわえて飛んでいく。

       GM:穴は北東方向に上60度くらいの角度で登っている。

     ガー:行けるところまで飛ぶ。

       GM:20mほど飛ぶと頭をぶつける。

     ガー:「痛え!」
          バサバサ。
          「痛かったぞ。」

   三太郎:下向きの穴は何処まで続いてる? 手伸ばしてペタペタ。

       GM:南西方向に下60度くらいの角度でずっと続いてる。

   三太郎:底は見えんか。

       琉:「とりあえず穴は放っておいて先へ進みましょう。」

第二層マップ
     ■■■    ■■■
     ■A■    ■B■
     ■ ■    ■ ■
     ■ ■    ■ ■
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 ■C   D      E   F■
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 ■G  ■H■     I   J■
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     ■ ■    ■ ■
     ■K■    ■L■
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     ■ ■

       GM:20mほど進むと十字路、で天井と床に穴。 上の穴は南東方向に、下
          の穴は北西方向に開いている。 (地点D)

       琉:通路見渡して特に目を引く物が無いなら右から順番に調べていきまし
          ょう。

       GM:20mほど東に進むとまた十字路。 天井と床に穴。 方向は上が南西、
          下が北東。

   三太郎:ピラミッド型なってるみたいやな。

       琉:なら南に行ってみましょう。

       GM:行くとやっぱり十字路。 上は北西に、下は南東に穴。

     花丸:十字路? なら西に行ってみるお。

       GM:西へ20ほど行くと突き当たり。

     花丸:壁を叩いてみるお。

       GM:すると壁が崩れて最初の穴の地点に出る。 それから、西側の壁も崩
          れそうだ。(地点H)

       琉:行けるところを一通り行ってみましょう。

  一行は地点Fにやってくる。

       GM:ここは突き当たり。 で、入り口と同じ様な窪みがあって、八俣大蛇
          の像が置いてある。

   三太郎:文字はある?

       GM:『東』という文字があった。

   三太郎:他も一通り見て回ろ。

  一通り回った結果、以上が判明する。

    G:『東』の字、下南東方向の穴、八俣大蛇の像
    C:『天』の字、下北東方向の穴、雷獣の像
    A:『北』の字、下南西方向の穴
    B:『天』の字、下南東方向の穴
    F:『西』の字、下北西方向の穴、獅子の像
    J:『天』の字、下南西方向の穴、天狗の像
    L:『南』の字、下北東方向の穴、火の鳥の像
    K:『天』の字、下北西方向の穴

       琉:「東西が実際とは逆なんですね。 天を眺めた図でしょうか?」

   三太郎:「さっきそんなの見た様な気がするねんけど。」

       琉:「この天球儀ですか?」

     花丸:「この洞窟は天を表してるお?」

       琉:置物の一つを《透視》してみます。

       GM:河童や狸の像と同じ構造だ。 中にマナが入っている。

       琉:「おや? これもマナの壷みたいですね。」

     花丸:「窪みは8個所で3個所空いてるんだお。」

   三太郎:「そこに河童と狸と天球儀置くんか?」

     花丸:「狸は今道真の爺ちゃんの所だお。 でも、天球儀はともかく、河童
            と狸が関係あるお?」

       琉:「時代が違いますよね。」

   三太郎:「河童と狸の像は平安時代からあったはずやからな。」

     花丸:「よし、雷獣さんに訊いてみるお。」

   三太郎:恒例の《無生物会話》やな。

     花丸:「もしもし?」

  雷獣/GM:「何ダ?」

     花丸:「いつからここにいるお?」

  雷獣/GM:「300年カ400年カ…。」

     花丸:「他にお友達はいるお?」

  雷獣/GM:「全部デ24匹イル。」

     花丸:「そんなにいるお?」

     ガー:28じゃなくて24なのか。

     花丸:「どんな人だお?」

  雷獣/GM:「近クニイタノハ麒麟ト天狗ト天球図ダ。」

       琉:「天球図? これですか?」

  雷獣/GM:「ソウダ。」

     花丸:「天球図さん、天球図さん。」

     ガー:天球図がどうやって口聞くんだ?

   三太郎:銀紗灘かて喋ったんやから天球図が話しても不思議ないやろ。

       GM:星が集まって字を映し出している。

  一同笑。

     花丸:「ここにいたお?」

天球図/GM:「昔ハココニ在リマシタ。」

     花丸:「何処だお? 雷獣さんの隣? それとも獅子さんの隣だお?」

天球図/GM:「分カリマセン。」

     花丸:なら空いてる窪みに持っていくお。
          「ここだお?」

天球図/GM:「ココカドウカハ分カリマセン。」

   三太郎:「同じ様な窪みやからな。」

     花丸:「いない像は何処へ行ったお?」

天球図/GM:「私達ハ私達ニ近シイ者ニ引カレルノデス。」

   三太郎:「それで狸と河童と天球儀が来たんやな。」

     花丸:「狸は道真の爺ちゃんにあげちゃったお。」

   三太郎:「また歩いてくるんとちゃうか?」

     花丸:次は獅子さんに聞いてみるお。
          「今日はだお。」

  獅子/GM:「ガオ。」

     花丸:う、猫科は苦手なんだお。

     玉次:猫が恐いならライオンはもっと恐いのでは?

     花丸:うう、恐くない、恐くないんだお。
          「この洞窟にいるお仲間がどんなのか教えて欲しいんだお。」

  獅子/GM:「全部ハ知ラヌ。 我ノ側ニ在リシハ虎ト黒馬ト犬神ダ。」

     花丸:「ここには一つも無いお。」

       琉:「虎の妖怪、知り合いにいましたっけ?」

  次に花丸は天狗の像にも話を聞くが、雷獣と同じ情報しか得られない。
  火の鳥からは、火の鳥、鳳、凰、鵺が組になっていることを聞き出す。

       GM:鵺ならガーに引かれるかもしれないな。

     花丸:八俣大蛇にも聞いてみるお。

八俣大蛇/GM:
          「何ジャ?」
          「何ジャ?」
          「何ジャ?」

  一同笑。

  三太郎:8回応えが返ってくるんやな。

  ここで八俣大蛇、竜王、蛟、河童が組となっていたことが判明する。

  三太郎:「これか?」

八俣大蛇/GM:
          「久シブリジャナ。」
          「久シブリジャナ。」
          「久シブリジャナ。」

     花丸:「河童さん、他にはお友達はいないお?」

  河童/GM:「覚エテヘン。」

     花丸:「この像、三太郎兄ちゃんに似たんじゃないお?」

   三太郎:「余計なお世話や。」

  河童/GM:「ワッシラハ似タ者ン所ニ引キ寄セラレル。 モット早クアンタン所
            ヘ来ルハズヤッテンケド、アノオ婆サンノ意思ガ強クテ動カレヘン
            カッタンヤ。」

       琉:像の方が動けないから妖怪の方が呼び寄せられたんですね。

  一同笑。

八俣大蛇/GM:
          「ソウソウ、武者姿ノ像ガ4体在ッタハズジャ。」

       琉:「四天王ですか? 他には何か知っていませんか? この洞窟の中心に
            は何があるんでしょう?」

八俣大蛇/GM:
          「思イ出シタク無イ存在ジャ。」
          「強大ナ力ヲ持ツ魔王ジャ。」

     花丸:「24の像で封印してるお? なら足りない像を探さないといけないお?」

     玉次:「案外床の穴に落ち込んでるかもしれませぬ。」

       琉:「ロープ垂らして降りてみましょう。」

     ガー:「ガー。 俺が先に降りて様子を見てこよう。」

       琉:「私もついて行きます。」

   三太郎:「琉が行ったらここ真っ暗やな。」

       GM:懐中電灯くらい持ってきたら良かったのに。

       琉:自分で光れるし、闇でも見えるから明りのことは気にしてなかったん
          です。

     玉次:「私は猫の姿になれば闇でも見えるのでありますが…。」

     花丸:「うう、猫は恐いお。 でも暗闇だから大丈夫だお。」

     玉次:では猫の姿に戻ります。

  ガーと琉は地点Dの穴から下に降りていくことにする。

       GM:北西方向に穴は続いてる。 しばらく降りると、上北東から下南西へ
          と、上南西から下北東への2本の穴と交差する。

       琉:3本の斜めの穴が交差してるんですね。 上に行くと窪みの所の床の穴
          から出るんでしょう。 とりあえずまっすぐ下に降りてみましょう。

       GM:降りると下に引き上げ戸がある。 その向こうには何かがいる様な気
          がする。

       琉:《透視》します。

       GM:引き戸の向こうは部屋になっていて、槍を持った赤毛の武人らしいの
          がいる。

       琉:その槍に見覚えは?

       GM:無いよ。

       琉:開けてみましょう。

       GM:するとだね、その武人は
          「けっけっけ。」
          と笑っていきなり攻撃を仕掛けてくる。 目がいっちゃってる。

       琉:バタン。 閉めて皆の所に戻りましょう。

   三太郎:「ここの護り手かもしれへんな。」

     花丸:「護っていたのが狂っちゃったお? 魔王の影響だお?」

       琉:「ほかの地点にも行ってみましょうか。」

     花丸:「そちらにも『けっけっけ』って言われたら恐いお。」

   三太郎:HTTのアークみたいな笑い方やな。

  ガー達は次は地点Hの穴から下に向かう。

       GM:途中先ほどと同じく2本の穴と交差して一番下には引き戸。 ここはさ
          っき《水撃》使ったんで水が溜ってる。

       琉:引き戸開けると水が流れ落ちるんですね。 まずは《透視》です。

       GM:下の部屋には革鎧の人影が寝ている。

       琉:さっきのがファイターで、今度はシーフですか? すると残り2個所は
          クレリックとマジックユーザー?

  一同笑。

   三太郎:何者やろうな?

     花丸:何食べてるお?

       琉:引き戸は開けない出戻りましょう。

     花丸:開けたら面白そうだお。

       琉:寝てる所に水がかかりますよ。 そうすると友好的にはならないでし
          ょう?

     ガー:寝耳に水だな。

  次は地点Iから下に降りる。

       GM:引き戸には文字が書いてある。
          『お酒持ってる人大歓迎☆』

     花丸:持ってるお。

       琉:また《透視》です。

       GM:ローブ着た女性がいる。

     花丸:酒好きな魔法使いの女の人? なんかすっごく覚えがあるお。

   三太郎:ひょっとして、『けっけっけ』の人って髪の毛ピンピンに立ってる?

       GM:立ってたね。

  一同爆笑。

  そして、地点Eから降りた部屋には槍を持った尼僧がいることが分かる。

   三太郎:つまり、北にアーク、東にフィル、南にクリスで西にセーラか。

  一行は洞窟内を回り、調査する。 その結果、この洞窟は正八面体状に通路が
結ばれ、また八面体の各面がそれぞれ六芒星となっていることが判明する。
  八面体の6つの頂点には部屋が、それ以外の六芒星の24の頂点には窪みがあ
り、いくつかの像が置かれてあった。
(全体投影図)

  窪みに置かれていた像
    第二層:八俣大蛇(東), 雷獣(天), 獅子(西), 天狗(天), 火の鳥(南)
    第三層:竜王(東)
    第五層:蛟(東), 西(犬神)
    第六層:黒馬(西), 鵺(南)

     ガー:立体かごめかごめか。

   三太郎:中央に魔王がいるんやろな。

  一行は第四層南の部屋に行くことにする。

     花丸:お酒持ってマジックユーザーのお姉ちゃんの所行ってみるお。 何と
          なく他人の様な気がしないんだお。
          「今日はだお。」

クリス(?)/GM:
          「なぁに?」

     花丸:「宴会しにきたお。」

クリス(?)/GM:
          「それは大歓迎☆」

     花丸:やっぱり他人の気がしないお。

       琉:「ここのこと、教えていただけませんか?」

クリス(?)/GM:
          「ここは魔王を封印してるの。 あたし達6人はその封印ために呼び寄
            せられたの★」

クリス(?)/GM:
          「恐いから近付かない方がいいわよ。」

       琉:「魔王とは何者ですか?」

クリス(?)/GM:
          「第六天魔王だって。」

       琉:「やはり信長ですか。 あなた達を召還したのは誰です?」

クリス(?)/GM:
          「光秀って人。 あたし達、全然解放してもらえないの★」

     花丸:「気の毒なんだお。 それじゃ好きなお酒も飲めないんだお。」

   三太郎:「他にはどんな人がいるんや? 『けっけっけ』と笑う戦士と、寝て
            る盗賊と、槍持った女神官以外は?」

クリス(?)/GM:
          「一番上と一番下ね。 あまり近付かない方がいいわよ。」

     花丸:「どんな人だお?」

クリス(?)/GM:
          「下にいるのはドワーフの戦士よ。 上には熊型の革鎧を着たエルフ
            の魔術師。」

   三太郎:アクアセイグルにか。

       琉:ファイター, クレリック, シーフ, マジックユーザー, エルフ, ドワ
          ーフときたんですから、中心はハーフリングじゃないですか?

   三太郎:信長と思いきやホビットか。

クリス(?)/GM:
          「あたし達と24の像が揃えば魔王の力が弱くなるんだって。 そうす
            れば誰かが魔王斃してくれるかもしれない、って言われたんだけど。」

     花丸:「ならまず像を揃えないといけないお?」

クリス(?)/GM:
          「退屈だからあたし像2つちょろまかしてきちゃった☆」
          と出してくるのは鳳と凰の像。

     花丸:「でも持っててもしかたないお?」

クリス(?)/GM:
          「話し相手になるから。 だって暇なんだもん★」

       琉:「他の人達も像持ってるんですか?」

クリス(?)/GM:
          「北の戦士は持ってると思うよ☆」

       琉:「あの人、近付いて大丈夫ですか?」

クリス(?)/GM:
          「どうかな? 像が欲しいんだったらやっちゃえば?」

       琉:「そうしたら結界が解けるのでは?」

クリス(?)/GM:
          「あたし達は死んでもすぐに復活するの。 光秀って人がそうしたの。」

  次に一行が向かったのは第四層東の部屋である。

     花丸:水かけて起すお。

       GM:近付いてみると、寝てると思ったのは藁人形。

   三太郎:変わり身の術か?

       琉:たしかに、フィルならそれくらいするでしょうね。

       GM:ガー、<知覚>で振ってみて。

     ガー:失敗だ。

       GM:ふと気が付くとくわえていたはずの指輪が無い。

  一同笑。

     花丸:やっぱり怪盗なんだお。

     玉次:では真っ暗になるのですかな?

       琉:私は何処にいるんです?

       GM:戸棚の陳列ケースの中。 ケースには他にも宝石類が並んでる。

       琉:《分身》出して出てきましょう。

     ガー:陳列ケースから光り物を奪う。

       GM:陳列ケースには罠が仕掛けられてあるよ。

   三太郎:そりゃ、フィルやったら罠はお手の物やからな。

       GM:ガーは電撃をくらう。 18点の叩き。

     ガー:3点くらった。

       琉:で、この部屋の住人の姿は?

       GM:見えないね。

       琉:姿消してるんでしょうか? 《透明視》です。

       GM:透明なんじゃなくて、動きが速過ぎて目で捕らえられない様だ。

     花丸:「姿現すお。 出てこないとこの藁人形刺しちゃうお。」

  一同笑。

       琉:「藁人形人質に取ってどうするんです。」

   三太郎:<忍び>で動きについていけへんか?

       GM:-6のペナルティで振って。

   三太郎:成功。 ついていけたんなら雷撃のおかえしや。 《水撃》。

       GM:ひょいと<避け>た。

   三太郎:フィルは避けるんやよな。

     花丸:「どうすれば捕まるお?」

       琉:「捕まえてもしかたないでしょう? 次の部屋行きません?」

     花丸:「でもなんか悔しいお。」

   三太郎:今回は像集めて信長退治することになるんかいな?

       琉:斃せるんですか? たしか首塚の将門が10000cp超ですね。 信長だ
          ってそれくらいあってもおかしくないでしょう。

   三太郎:「今まで分かったこと整理してみよか。 像は何が要るんや?」

    東:八俣大蛇, 竜王, 蛟, 河童
    南:火の鳥, 鳳, 凰, 鵺
    西:獅子, 虎, 黒馬, 犬神
    天:雷獣, 天狗, 麒麟, 天球図

   三太郎:「“北”と“地”が全然分からへんねんな。」

     花丸:「狸がどっちかに入るお。」

   三太郎:「狸やったら狐は対になってそうやな。」

       琉:「道真さんに連絡して狸の像を持ってきて貰った方がよさそうですね。」
          《魔法の目》で道真さんに連絡できますよね?

       GM:結界の中だから魔法は届かないよ。

   三太郎:向こうでは砂嵐の映像になってるんやな。

  三太郎:「とりあえず河童の像置いてみよか。」

  三太郎は第六層東の窪みに河童の像を置いてみることにする。

        GM:置いた瞬間、三太郎には何か光が走った様な感じがする。

   三太郎:「なんや? 今光走ったで。」

       琉:《透明視》でその光見えませんか?

     ガー:WQの《目ひっかき》じゃないぞ。

       GM:この中で<知力>が一番高いのは琉か。 琉には像を置いた瞬間、中
          心の方から呻き声が聞こえた様な気がする。

     花丸:「東の封印が戻ったお?」

   三太郎:「魔法使いの部屋行って鳳と凰の像貰ってこよ。」

       GM:第四層南の部屋は扉に鍵がかかってる。

   三太郎:《閉じよ》がかかってるんか? ほな30待ったら解けるな。

       GM:扉には『お酒の無い人に用はないよ☆』と書いてある。

     花丸:「しょうのない酒飲みなんだお。」

       琉:「一旦外へ出て酒を調達しましょうか。 道真さんとも連絡取る必要
            ありますし。」

       GM:外はもう真っ暗。

     玉次:猫集会に行って参ります。

  一同笑。

     ガー:今日は猫の日だったのか。

       琉:道真さんに連絡します。

       GM:すると瞬間移動で道真が現れる。

       琉:「狸の像さえ送ってもらえれば良かったんですが。」

  道真/GM:「そうか? ならばこれは要らんのじゃな?」
          と出すのは亡者の像。 地面に倒れて恨めしそうな顔で見上げている。

     花丸:それ恐いお。

     玉次:いえ、これこそ至高の芸術品なのです。

  道真/GM:「黒眼鏡の1人が持ってきよった。」

     ガー:この調子なら鴉の像も出てきそうだな。

     花丸:狸の像に話しかけるお。
          「久しぶりだお。」

    狸/GM:「ウン、久シブリダオ。」

     花丸:「君はここにいたんだお?」

    狸/GM:「違ウオ。」

   三太郎:「多分たまたま24の像が封印に適してたから光秀が集めてきたんとち
            ゃうか? ここは最初から像は揃ってなかったんや。」

    狸/GM:「オイラ達ガ作ラレタトキハ24体アッタオ。」

     花丸:「どんな人がいたお?」

  狸の像から、“北”と“地”の像について聞き出すことができた。
    北:毘沙門天, 持国天, 増長天, 広目天
    地:狸, 亡者, 狐, 土竜

     花丸:この狸賢いんだお

       琉:「狐ならマナの壷の件でお世話になった妖狐の敷島さんに訊いてみま
            しょうか。」

     花丸:「新聞社に電話するお。」

  敷島/GM:「お久しぶりです。 どうされました?」

     花丸:「狐の像、持ってないお?」

  敷島/GM:「おや、どうして知ってるんですか? 社の倉庫に転がってたんですが。」

     花丸:「それ、貸して欲しいお。」

  敷島/GM:「何かネタになりそうなことしてるんですね?」

     花丸:「それで信長を封じ込めるんだお。」

   三太郎:「そんなん言うたらパニックになるで。」

  敷島/GM:「いや、どうせうちか扱ってるのは怪奇現象ばかりだから。」

       琉:「京都に戻って像借りてきましょう。」

     花丸:「また歩いて帰るお?」

       琉:「ガーなら飛んでいけばすぐでしょう? 私も指輪に戻りますから運
            んでください。」

   三太郎:その間にわっしらは地酒調達しよか。 あ、でも金が無い。

     花丸:道ばたで芸を披露するお。

       GM:この不景気に芸見てお金くれる人なんていないよ。

     花丸:なら道ばたで悲しそうな顔をして通る人を見上げるお。

  一同笑。

   三太郎:それこそ無理やで。

     玉次:かっぱらう。

     花丸:河童だけに?

   三太郎:犯罪はあまりしたないな。

     花丸:どこかにお金落ちてないお?

       琉:埋蔵金でも探してみます?

  ガーと琉は京都に戻り、妖狐敷島から狐の像を受け取る。

  敷島/GM:「後で今回のいきさつを教えてくださいね。」

       琉:「ところで、知り合いに土竜とか麒麟とかいません?」

  敷島/GM:「そういえば昔喫茶店フローズンスノーの常連客に麒麟がいましたよ。」

       琉:「フローズンスノーですか? でも今はもうありませんね。」

  敷島/GM:「確か雷という人です。」

       琉:雷? 強化人間の雷昌子さんの親戚でしょうか?

     花丸:でも昌子さんは元々は人間だお?

       GM:普通の人間には強化手術には耐えられないよ。

     花丸:元々妖怪の血が混じっていたお?

       琉:食堂に戻ってみましょう。

       GM:食堂。 スタート地点に戻ってきたわけだ。

       琉:かくかくしかじか。
          「〜というわけで麒麟の像を知りませんか?」

  昌子/GM:「うちの親戚が持っていたと思うわ。 すぐに持ってきてもらうわ。
          しばらくすると、食堂の前に外車が止まる。

     花丸:お金持ちなんだお。

       GM:降りてきたのは花丸と同じくらいの女の子。 麒麟の像を渡してくれる。

       琉:「どうもありがとう。」
          では吉野に戻りましょう。 ついでにお酒持っていきましょう。

  昌子/GM:「これとこれがいいお酒よ。」

     花丸:ああ、おいらの秘蔵のお酒が…。

       琉:酒代は後で必要経費として家康に請求しましょう。

  再び合流した一行は、第四層の南の部屋にやってくる。

       GM:酒を持っていると扉は開く。

     花丸:しょうのない酒のみなんだお。
          「おいらの秘蔵のお酒なんだお。 代りに鳳と凰渡して欲しいお。」

クリス(?)/GM:
          「ならこっちはあげる☆」

   三太郎:「一つだけ? もう一つは?」

クリス(?)/GM:
          「もっといいお酒ちょうだい☆」

   三太郎:花丸秘蔵の酒でも満足せんとは…。

クリス(?)/GM:
          「灘の吟壌の一番いいやつ飲みたい☆」

     花丸:「そんなの飲んだことないお。」

       琉:「分かりました、持ってきますよ。」

       GM:灘まで飛んで買うの? なら小さい小瓶分だけ買えた。 これで琉の小
          遣い3ヶ月分が無くなったからね。

   三太郎:琉の小遣い3ヶ月分か。 わっしらやったら3年は暮せるな。

       琉:後で家康に請求です。

       GM:その家康が金が無いから埋蔵金探索頼んでるんじゃないか。

       琉:埋蔵金が見つかったときに利子付けて請求します。 ちゃんと領収書
          も貰ってます。

       GM:揺らすとせっかくの大吟壌の味が落ちてしまう。 揺らさないで持っ
          て帰れるかな?

     ガー:慎重に飛んでいく。

       GM:<飛行>で振って。

   三太郎:ここで失敗したら今回のシナリオ終わりか?

       GM:そしたら次は飛弾の銘酒持ってこいって言われる。

     ガー:-4成功だ。

       琉:「持ってきましたよ。」

クリス(?)/GM:
          「これこれ☆」
          もう像になど目もくれない。

   三太郎:手に入った像を置こか。 “天”に麒麟と天球図、“南”に鳳と凰。

       GM:像を置くと、封印が強化されて、中心からうめき声が聞こえる。

   三太郎:あとは“西”“北”“地”か。

       琉:まだ“地”がどんな人かは見てませんね。 ドワーフと思いきや、意
          表を付いて賢さを司る守護聖とか。

       GM:下の方に降りていくと、水が溜っている。

   三太郎:水没してるんか?

       GM:そりゃ、雨水が下に溜るんだから。

     玉次:魔女猫は水に濡れるとMPが無くなってしまいます。

   三太郎:「とりあえずわっしが見てこよう。 いかん、暗くて見えへん。」

       琉:「私も行きますよ。」
          でも河童の指に填まるのは嫌なので指にだけ《美化》です。

   三太郎:白魚の様な指。 でも水掻きが。

       琉:「それでは潜りましょう。」

       GM:ここの水は腐ってるよ。 何百年も溜ってるんだから。

     花丸:気持悪そうだお。

       琉:そんな所には入れません。 私は<汚れ恐怖症>なんです。

   三太郎:「悪い、入ってくれんと見えん。」
          無理やりドブン。

  一同笑。

       琉:「ああ、汚れてしまいます…。」

       GM:下の部屋まで潜ると、水の中でドワーフがぎろっと見上げる。
          (第七層地の部屋)

   三太郎:水の中で生きてるんかいな。

       GM:姿を見たところで+3のボーナスを付けて恐怖判定。

     花丸:そんなに恐いお?

     玉次:水の中で平然としてるドワーフがいたら恐いでしょうな。

       琉:きっとシードワーフなんですよ。

   三太郎:判定は成功。 《水中会話》で話しかける。
          「今晩は。」

セイグル(?)/GM:
          「なんだ?」

   三太郎:「ご気分はいかがでしょう?」

セイグル(?)/GM:
          「いいと思うか?」
          ギロリ。

   三太郎:「ごめんなさい。 あの、土竜の像持ってはりますか?」

セイグル(?)/GM:
          「これか?」

   三太郎:「それ、譲ってもらえませんか?」

セイグル(?)/GM:
          「ならお前の首と交換だ。」
          斧持って突進してくる。

   三太郎:「首は勘弁してや。」
          扉閉めて上に戻る。

     玉次:素早いドワーフですな。

       琉:完全に水中適応してるんですね。

  三太郎:「なんや、恐いで。 怒ってるみたいや。」

     花丸:「こんな汚い水の中に閉じ込められたら誰でも怒るお。」

       琉:「早く汚れを落さなくては…。」
          今ので5点疲労しました。

   三太郎:《激流》でシャワーしたる。 

     玉次:ドワーフならやはり酒では? この酒やるから全て水に流してくだされ。

   三太郎:セイグルやったら魚釣りできる様にしたらええかもしれんな。

     花丸:水を奇麗にしないと魚住めないんだお。

   三太郎:水に《美化》かけたら奇麗な水にならへんか?

     玉次:「ここは水汲み出す方法を考えるべきではないかと。」

   三太郎:「そうやな、この水なんとか汲み出したら機嫌直してくれるかもしれ
            へんな。」

       琉:「水を操る能力は無いんですか?」

   三太郎:「あらへん。」

     玉次:「バケツリレーでもしますかな?」

       琉:うちの店にポンプはありませんでした?

       GM:あるかもしれない。

  一行はドワーフのことはひとまずおいておいて、第四層西の部屋に行くことに
する。

       GM:腕組みをした女神官がいる。

   三太郎:「虎の像、持ってません?」

セーラ(?)/GM:
          「あたしと勝負して勝てば渡してやる。」

   三太郎:「勝負というのはサシの勝負でっか?」

セーラ(?)/GM:
          「それが漢(おとこ)というもの。」

     ガー:「よし、俺が行こう。」

セーラ(?)/GM:
          「ほう、素手か。 面白い」
          神官も槍を置いた。

     花丸:セーラさん、格好いいお。

  ガーとセーラ(?)の戦いが始まる。
  ガーの威力レヴェル8の《風撃》がセーラにダメージを与える。 一方、セーラ
の《神の拳!》は防御点に阻まれて有効打とはならない。

     花丸:ガーってこんなに強かったんだお。

セーラ(?)/GM:
          「なかなかやるわね。 お前の強さは認めよう。」

     ガー:「ガー。」

   三太郎:で、拳で語り合った友情が芽生えるんやな。

   三太郎:北のアークはやっぱりハイパーバーサークしてくるんかな?

       GM:心配ない。 この世界にハイパーバーサークは無い。

       琉:アークさんなら1回突っついたら生死判定ですね。

  一同笑。

   三太郎:アーク<耐久度>5やからな。

       琉:で、斃しちゃうんですか?

     花丸:どうせすぐ蘇ってくるお。

       琉:いえ、死ななければいいという問題でも…。

     花丸:封印が戻って信長退治したらみんな解放されるんだお。 そのためな
          んだから我慢してもらうお。

   三太郎:よし、みんなでアークを袋や。

アーク(?)/GM:
          「けっけっけ。」

  第四層北の部屋でアーク(?)と戦いを挑む一行。
  全員の一斉攻撃により1ターンでアーク(?)を昏倒させる。

     玉次:ずいぶんあっさりしてますな。

   三太郎:アークってほんまに<耐久度>無いんやな。

     花丸:四天王の像を探すお。

       GM:4つともここにあったよ。

     花丸:「貰っていくお。 これも魔王をやっつけて皆を解放するためだお。」

     ガー:「魔王を退治するのか? 今回は金を探しに来たんじゃないのか?」

     花丸:「きっと魔王が持ってるお。」

   三太郎:「わっしらで魔王斃せるんか?」

    狸/GM:「大丈夫ダオ。 封印ガ一ツ揃ウ毎ニ魔王ノ能力ガ1/8ズツ減ッテイク
            ンダオ。」

  一行はまた京都に戻ってくる。

  水鈴/GM:「ポンプ? あるわよ。 地下20階よ。」

       琉:やっぱりここってシェルター化してますね。

       GM:地下20階にはディーゼル式のでっかいポンプがある。

       琉:ちょっと持っていくには大きいですね。

     花丸:運ぶ道具も要るお。

       琉:道具あってもとても吉野までは持っていけませんよ。 もっと小さい
          手動式のポンプはありません?

       GM:花丸の食堂の庭に手動式があったことを思い出す。

     花丸:ああ、そういえばそんなのがあったお。

       琉:移動手段が欲しいですね。

     花丸:リヤカーか何か無いお?

       GM:大八車を借りられた。

     花丸:「じゃ、三太郎兄ちゃん、吉野まで引っ張っていくお。」

       琉:指輪に戻って上に乗っていきます。

     花丸:おいらも置物になるお。

   三太郎:お前らわっし1人に引かせる気か。

     花丸:「さぁ、頑張って水抜くお。」
          キーコ、キーコ。

   三太郎:半分くらい抜いたところで様子みてみよ。
          「ご機嫌いかがでっか?」

セイグル(?)/GM:
          「快適だぞ。」

   三太郎:「全部抜いた方がええでしょうか?」

セイグル(?)/GM:
          「そこの窪みに残るくらいにしてもらえるか? ついでにここに魚を
            入れて欲しい。」

   三太郎:「ほな調達してきます。」
          その辺の川行って《魚寄せ》。

セイグル(?)/GM:
          「何から何まですまんの。 この像が欲しいんだったな?」

   三太郎:「おおきに。 ところで、埋蔵金って知ってます?」

セイグル(?)/GM:
          「何のことだ?」

   三太郎:「ここに埋蔵金があるらしいんやけど。」

セイグル(?)/GM:
          「聞いたことが無いな。」

     花丸:「ガーン。 今回はただ働きだお?」

   三太郎:「腹いせに魔王やっつけよか。」

  24の像が集まったことにより、全ての封印が完成する。

   三太郎:「さぁ、魔王の所へ行こ。」

       琉:「どうやって行くんですか?」

     花丸:「穴掘るお。」

       琉:ねこなら《猫の穴》掘れません?

     玉次:パートナーの魔女以外に《猫の穴》は見せてはいけないのです。

   三太郎:「しゃあない、掘るか。 えっさ、ほいさ。」

       GM:掘っていくと、中心の空間に信長がいる。(第四層)

       琉:財宝の様な物はあります?

       GM:みたところ無いね。

   三太郎:ほな帰ろか。

       琉:でもそれではあの人達を解放できませんよ。

   三太郎:そやな、封印揃って能力1/8になってる今がチャンスやな。

     花丸:《踊ら》せるお。 でも魔王が踊るお?

       琉:信長なら踊りは好きでしょう?

   三太郎:能踊っとったな。 『人生わずか50年。 下天のうちを比ぶれば…。』

       琉:火の中で死んだ信長なら<火恐怖症>持ってないでしょうか?

   三太郎:火の中で最後まで悠然と踊っていた人だから平気やと思うで。

  第1ターン。

       GM:信長はマントをひるがえして《風撃》を飛ばしてくる。 (コロコロ)
          いきなりクリティカルだ。 20点の叩き、生命力判定に失敗すると朦
          朧。

   三太郎:流石は魔王やな。 判定は成功。 お返しの《水撃》。 今度はこっち
          がクリティカルや。 通常ダメージで24点の叩き。

  信長/GM:「笑止。この程度か。」

     花丸:《踊り》だお。

       琉:《閃光》です。

       GM:どちらも耐えた。 で、信長は《加速》を持ってるので2回行動ができ
          る。 また三太郎に《風撃》。

   三太郎:くらった。

  第2ターン。

       GM:今回は信長の《風撃》は発動せず。

     ガー:ならこちらの《風撃》だ。 17点の叩き。

   三太郎:《水撃》で35点。

       琉:信長はマントから《風撃》を出してるんですね? ならマント狙って
          《光針》です。 クリティカルで防御点無視の5点の刺しです。

       GM:マントは《衣装》だから本体にダメージが行くだけだよ。

     玉次:威力レヴェル3の《毛針》では撃っても無駄かもしれませんな。

   三太郎:撃つだけ撃ったらええやん。

     玉次:では撃ちます。 14点の刺し。

       GM:14点? それで斃れた。 実は防御点4しかなかったんで刺しは効くんだ。

     花丸:「玉次兄ちゃん、やったお。」

   三太郎:「魔王、埋蔵金はどこや?」

       GM:信長は消えてしまう。

     花丸:「消えるんじゃないお。 宝の在処話してから消えるお。」

   三太郎:探してみるけど何か無いか?

       GM:探すと瓶が3本。

   三太郎:「これだけ? これが今回の報酬か?」

  魔王を斃したことにより、封印していた6人は解放されもとの世界に帰った様
であった。

       GM:像はそのまま置かれてある。

   三太郎:ほな河童の像は回収しよ。

     花丸:借り物は返すお。

       GM:ガーは鵺に惹かれる物を感じる。 玉次は虎の像が気になる。

   三太郎:「帰って家康に報告しよか。」

       琉:「入り口は塞いでおきましょう。」

       GM:第四層東の部屋の宝石はどうした?

       琉:そういえば宝石がありましたね。

       GM:部屋の主は元の世界に戻ったんで自由に取れるんだけど?

       琉:それは回収しておきましょう。

     花丸:でも宝石は今売れないんだお。

       琉:うちの宝石店で買い取りますよ。

   三太郎:薬瓶見せて
          「こんなん出ましたけど。」

       GM:道真がみたところこれは<筋力>のエリクサだ。 飲むと一時的に
          <体力>が1D上がる。

     花丸:「これが埋蔵金だお?」

     ガー:埋蔵筋力?

  家康/GM:「おお、よくやってくれた。 その洞窟の正確な場所を教えてくれ。」

       琉:「あの洞窟は何なのですか?」

  家康/GM:「あれは大和時代の金鉱跡じゃよ。 今の技術ならばまだ金が採れる
            はずじゃ。」

   三太郎:「でも入り口は埋めてもうたで。」

  一同笑。

  家康/GM:「それでは掘り返さねばならんではないか。」

       琉:「その程度の苦労はしてください。」

  家康/GM:「むう、しかたないのう。」

       琉:「これが今回の経費の領収書ですので、払ってください。」

  家康/GM:「掘り出して儲けが出るまで2年ほど待ってくれ。」

       琉:「では利子はこのくらいで。」
          2年後に貰えるのなら、5年後の大恐慌に間に合いますね。

     花丸:2年後のことはいいとして、今日のお金が欲しいお。

   三太郎:やれやれ、貧乏暮らしは変らずか。

   埋蔵金を追え!(その2)
                1998/3/14 RPG-ML関西オフラインミーティングにて収録

マップ

(全体投影図)


第四層
          アーク         セーラ
          北□───○───○───□西
           │           │
           │           │
           │           │
           ○           ○
           │           │
           │     ◎     │
           │           │
           ○           ○
           │           │
           │           │
           │           │
          東□───○───○───□南
          フィル         クリス
(第四層投影図)


第三層,第五層
        北                 北
        ○毘沙門天             ○増長天


     ○     ○           ○     ○


 東○           ○西   東○           ○西
  龍王          虎     蛟           犬神

     ○     ○           ○     ○


        ○鳳                ○凰
        南                 南
(第三層投影図)


第二層,第六層
      北   天             地   北
   広目天○   ○麒麟         亡者○   ○持国天
      │   │             │   │
      │   │             │   │
      │   │             │   │
 天○───○───○───○西   東○───○───○───○地
  雷獣  │   │   獅子    河童  │   │   狐
      │   │             │   │
      │   │             │   │
 東○───○───○───○天   地○───○───○───○西
  八俣大蛇│   │   天狗    狸   │   │   黒馬
      │   │             │   │
      │   │             │   │
   天球図○   ○火の鳥         鵺○   ○土龍
      天   南             南   地
(第二層投影図)


第一層,第七層

       アクア               セイグル
       天□                 □地


(第一層投影図)

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