掲示板並びにメールでの問い合わせで比較的多いのが、生垣です。やはり、住宅事情などからお隣との間で苦労されている人が多いみたいです。私の隣家は植木の好きな人が多いため、あまり苦労なく過ごしています。
生垣にする植木としては、強剪定ができる常緑の植木が多いみたいです。一応参考になればと取り上げることにしました。
今回は、カシです。カシと一言でいっても、沢山の種類があります。通称ドングリの木です。実をつけるのは、植えて3年くらいかかるそうです。
京都にも1本あるのですが、今回の話題は、生垣なので、向島のものを採用しました。
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カシの生垣(写真@) お隣との境に植えてあります。高さは、2m50cm位で、一本ずつの間隔は、約80cmでした。全部で、16本ありました。 ただ、植えられて20年以上経っているので、今の状態をうのみにして、植えて良いかは疑問が残ります。 |
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カシの生垣(写真A) お隣が東です。この写真は、お昼3時頃のものです。 このカシは、アラカシというものだと思います。海岸に近いところなので、潮の影響を受けやすいので、弱い木ですと枯れてしまいます。 |
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カシの生垣(写真B) 塀が1mと考えてください。出ている部分が、1m50cmです。 気を付けて欲しいのは、こういう木の場合、下枝はだいたい枯れてきます。ですから、低い位置も隠すのには、不適です。そういう場合は、ツバキやレットロビンの方が向きます。 ただ、ドングリも楽しめて結構面白い植木です。 |
種族 ブナ科 常・落葉高木〜中高木
移植 可能
強剪定 可
コメント 生垣にする時は、刈り込み剪定をする。時期は、6月下旬〜7月と11月〜12月頃。
お勧め度 ○
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