秋の味覚「キノコ」フォトギャラリー                        





但し食べられないキノコも含む(笑)。

期間限定です。キノコ狩りが趣味だったりするので、山の中に入った際、ふらりと写真に収めたキノコをポチポチと。
以下、気が向けば更新されるかも知れません。


注:

以下の写真は単なる個人撮影&作成のギャラリーです。この写真を元に食用キノコと毒キノコを判別せず、実際にキノコを
採集して食べる方は、知識を所有しているベテランの方々や各市町村の保険所で鑑定&判断して頂くよう、お願い致します。

万が一この写真を参考にし、間違って毒キノコを食された場合の責任は一切負えませんのでご了承ください。








ハナイグチ(食)



発生時期:9〜10月(以下、北海道を基準)

北海道ではラクヨウと呼ぶのが一般的。高さ(大きさ)は2〜10センチ程度が一般的。
ナメコのようにヌメリがあり、なおかつ癖のある味ですが、恐らく北海道で一番多く食される天然キノコです。

また、イグチ科のキノコは傘の裏がヒダではなく網状になっているので、非常に分かり易いです。
但し裏が網状のキノコは概ね食用、と言うのは俗説ですが……。


勿論このキノコは美味しいです。自分も率先して取る&食すキノコです。はい。





シロヌメリイグチ(食)



発生時期:9〜10月

簡単に言えばラクヨウの劣化版。高さ(大きさ)は2〜10センチ程度が一般的。
悲しきかな、ラクヨウに比べると若干味が落ちる所為で微妙に人気がないキノコだったりします。

かく言う私も滅多に取る(食べる)ことがないキノコですけど、ね(w;





ホテイシメジ(食/但し注意が必要)



発生時期:9〜10月

ラッパのように開いた傘が特徴的。高さ(大きさ)は4〜8センチ程度が一般的。

シメジと名が付くだけあり、味噌汁などに入れると非常に良い出汁が取れる美味しいキノコです。
但し、このキノコ、お酒と一緒に食べるとみょんな化学反応で中毒を起こします(苦笑)。ご注意を。





テングタケ(毒)



発生時期:8〜10月

ある意味語るまでもない有名なキノコ。傘上の白い点々が特徴的ですね。高さ(大きさ)は10〜20センチ程度が一般的。
勿論毒キノコですが、食べたから逝ってしまうと言うものではなく、吐き気や幻覚作用等を伴う類のキノコだったりします。

間違っても乾燥させてマジックなキノコにしてはいけません。つか、食べるな。





ベニテングタケ(毒)



発生時期:8〜10月

こちらの方がメジャーですね。
外国の絵本や物語などで使われるキノコの原型と言う説も。

高さ(大きさ)は10〜20センチ程度が一般的。
基本的に色違いなだけで、先述したテングタケと毒性分その他に大きな違いはありません。

上記に同じく、多少食べても死ぬわけではありませんが、別の意味で危険なので絶対食べるな(w;





ホコリタケ(食−不適食)



発生時期:9〜10月

踏むと煙(と言う名の胞子)を吐き出すアレ。高さ(大きさ)は2〜5センチ程度が一般的。
割ってみて中が白ければ食べられますが、少しでも茶色味がかると不適食に。但し毒キノコではありません。

ただ、どう転がってもあまり美味しいキノコではありませんが(苦笑)。マッシュルームの劣化版?





ヤマイグチ(食)



発生時期:9〜10月

何だかんだでイグチ科のキノコ(裏が網状)は大概食べられるキノコが多いですね(苦笑)。
高さ(大きさ)は10〜20センチ程度が一般的。但しそれほど美味しくないので、率先して収穫するまでもないキノコ。

万が一、山の中で遭難した際の為に覚えておくのも一興。でもキノコ狩りに行って遭難したくないなあ……。





キンチャヤマイグチ(食)



発生時期:9〜10月

ヤマイグチと同類ですが、これは少々味がよいのでバター炒めなりソテーなりにすると美味。
茎の部分は湯がいて刺身にするのも良いですね。ちなみに高さ15センチ程、茎の太さは2cmほどと大きめのキノコです。

……傘が開くと凄く大きくなるので、山中では良く目立ちます。時折傘の直径が25cmオーバーも有り。





フウセンタケ(食)



発生時期:9〜10月

自分で撮影しておいてアレですが、これだけ見るとムラサキシメジっぽい(w;

高さ(大きさ)は7〜12センチ程度が一般的。
一説によると、うどんの出汁撮りに最適だそうですが、自分は食べたことが無いので何とも言えず。

……フウセンタケ、だよ、な? いや、ムラサキシメジも食べられるので間違ってても良いんですけど、ね<良くない





チシオタケ(不適食)



発生時期:9〜10月

いや、別にどうでも良いキノコですが珍しかったのでつい(w;
ちなみに小さいです。茎の太さは1mmほど、高さも5cm程度。普通は目に付きません。

で、何が珍しいかと言えばこのキノコ、紅いです(ぉ

……冗談はさておき、茎を折ると真っ赤な液体が吹き出ます。それが血潮みたいだからチシオタケ。
うわ、そのまんま(w;





ナラタケ(食/但し注意が必要)



発生時期:9〜10月

北海道の呼び名はボリボリ。メジャーなキノコですが、一般には少々知名度低め。高さは3〜10センチ程度。
傘の中央部分に茶色〜黒い苔のような色(模様?)が付いているのが特徴的。成長するとツバがほぼ退化します。

味噌汁や鍋物の具に最高の味と性能(?)を発揮する反面、消化不良を起こしやすいキノコなので食べ過ぎ注意。





キシメジ(食)



発生時期:9〜10月

む、撮影者の腕が悪い所為で一見すると何のキノコか解らないかも(w;

ちなみに傘は直径5cm、茎は長さ4cmほど。
黄色っぽいので目立ちます。でもカラフルなキノコは得てして毒々しいので人気は薄目。微妙に俗説ですが。

……ちなみに私もこの手のキノコは抵抗があります。出来ることなら食べたくありません(苦笑)。





ハタケシメジ(食)



発生時期:8〜10月

マクロ撮影は兎も角、もう少し個々の大きさが解る写真にすれば良かったなあ……以後注意しよう(w;
灰褐色の傘にうっすらとした白色模様が特徴的。傘は3〜10センチ、茎は5〜8センチ。しっかりとしたキノコです。

毒キノコのクサウラベニタケ等に酷似している所為で毎年必ず話題になるキノコです。でも間違えるもんかな……?





ムラサキシメジ(食/但し注意が必要)



発生時期:10月


傘の大きさは3.5cmから10cm程度。高さは矢張り3〜10cmぐらい。根元は概ね膨らんでいます。群生型。
普通のキノコより若干時期が遅く生えることに加え、綺麗な薄紫色をしているので、山中で非常に目立つキノコです。

大きくなるにつれ表面が徐々に色あせ、汚褐色が混じりますが色が特徴的なので分かり易いですね。
ちなみに生食厳禁。や、生で食べる人はまず居ないと思いますが、調理する際は良く火を通しましょう。





スギタケ(食/但し細心の注意が必要)



発生時期:9〜10月

見た目通り特徴的なキノコです。木に生えてますし模様も特徴的ですし……。傘は2〜10cm、高さ2〜7cm程度。

基本的に食用ですが、人によっては中毒になったり、限りなく似ているキノコ(ツチスギタケ)が一部の図鑑によって
は毒指定されているので注意。ただ、致命的な毒は持っていないので、万が一当たっても逝くことはありません。

……この種のキノコは見つけても食べない方が賢明です。余程の知識持ちの人が同行していれば別ですが……。





ツルタケ(食/但し素人にはお勧めできない)



発生時期:9〜10月

例の如く、見た目からしてヤバイ系のキノコです。特徴は根本の白い卵形の部分。ちなみに高さは10〜13センチ程度。
こんな風体をしていても食用です。但し食べると高確率で死亡するドクツルタケを筆頭に、この種類は基本的に毒率高め。

なので普通の人は間違っても手を出してはいけません。と言うか生命の危険を冒して食べる程でも無い訳で(苦笑)。





エノキタケ(食)



発生時期:5〜6月、9〜11月

店売りの白い細長エノキしか知らない人は「?」だと思いますが、これが天然物。ちなみに傘の直径は0.5〜5cm程度。

天然物だけあり、味も香りも格段に違うキノコ。特徴は……根本の方になるほど濃くなっている茎、かな。
ちなみに、別名ユキノシタとも言いますが、これは名前通り、雪の下でも普通に生えるからだったりします。

この写真では単生ですが、養殖物のように、株を作り群生しているものも多いです。
若干季節はずれの気があるキノコなので、外観が解ってしまえばかなり見つけやすいのも特徴的。





ハナビラタケ(食)



発生時期:8〜10月

名は体を表す、を地で行くようなキノコ(苦笑)。大きさは固まりによっても違いますが直径10〜20cmぐらい。
スギ等の切り株下、もしくは周りに生えますが、白く綺麗なヒラヒラした固まりなので目立ちます。写真は少し老菌。

キクラゲのような食感を持ち、食べるとコリコリした歯触りが楽しめます。ただ、率先して食べる味でもない、かな。
みそ汁の具にするとそれなりに出汁がでて美味しいですけどねー。

ちなみに近年、某カバノア○タケさんと同様、健康食品としても評価されているらしいのですが……詳細は不明。