1 『ビロードの爪』   The Case of the Velvet Claws 1933年

  題名の『ビロードの爪』ってのは、デラの命名ですね。
デビュー一作目から困った依頼人でした。
すべて円く収めるには、地道な根回しが必要なんですねえ・・・・・

戻る            ちょっと研究


2 『すねた娘』      The Case of the Sulky Girl 1933年

  とってもかんしゃく持ちの娘が依頼人となります。怒ったら恐いなぁ(^^ゞ
16章のラストの一言には大笑いでしたぁ

戻る


3 『幸運な足の娘』     The Case of the Lucky Legs 1934年

「幸運の足」という詐欺にかかった娘を助けて、詐欺師と対決するペリイ、と思ったら意外な方向へ。
ペリイの行動は鋭い依頼人に見ぬかれて追い込まれるし、警察も相手にしなければならないし、容疑者たちは逃げ出すし、とにかく大変。
土壇場の大逆転、痛快ですねえ。

戻る


4 『吠える犬』        The Case of the Howling Dog 1934年

犬が吠えるので飼主を逮捕して欲しいという依頼人、飼主側は吠えてないと主張。
駆け落ちしてしまう依頼者、そして殺人事件が…
ただ一人真相を見ぬいたペリイが法廷で待ち続ける瞬間とは?
見えないところで本当に苦労してますね。いい仕事してますねえ。

戻る


5 『奇妙な花嫁』      The Case of the Curious Bride 1934年

メイスンがルーカス検事補をこてんぱんにしてしまいます。
この場面でストレス解消ができますよ。教訓は「油断大敵」
『義眼殺人事件』のラストから続く物語です。

戻る


6 『義眼殺人事件』   The Case of the Counterfeit Eye 1935年

  謎解きを読んでみると、論理的に推理できることがわかります。
中盤でペリイのとった奇策が何の意味があるのか、引き付けられる物語です。
ペリイの好敵手、地方検事ハミルトン・バーガー初登場の作品。

戻る


7 『門番の飼猫』     The Case of the Caretaker's Cat 1935年

 ペルシャ猫のクリンカーが登場。
そしてペリイの秘書デラがなんと検察側の証人として証人席に座らせられます。
ここでも、依頼者の利益を守るためとは言え、危ない橋を渡ったために責任を追求されることになったわけ。
デラの証言に注目。

戻る


8 『夢遊病者の姪』   The Case of the Sleepwalker's Niece 1936年

夢遊病の依頼人をめぐる二つの争い、二組の弁護士との対決と約束のように殺人事件。
依頼人の姪と秘策を練るペリイ、危ないことやってると思ったら理由を聞いて納得。
デラとのキスシーンもあるけれど、ポール・ドレイクの鋭い観察眼に脱帽(笑)

戻る


9 『どもりの主教』     The Case of the Stuttering Bishop 1936年

「主教はどもらないものだ」とは気が付きませんでした。 いや、この題名にそんな意味があるとは。
にせものの相続人はどっちなのか? なぜ姿を消したのか? すべての謎が解けるときの爽快感。
ラストが「カナリヤの爪」に続いてます。

戻る


10 『危険な未亡人』    The Case of the Dangerous Dowager 1937年

 よく読んでれば私にも真相が判ったかも知れません(^^;)
この未亡人、好きなキャラクターだなあ。
ペリイ、デラ、ドレイク等々・・・・全員が召喚状で呼び出された場面を想像すると、けっこう笑えます。

戻る


11 『カナリヤの爪』    The Case of the Lame Canary 1937年

 何故、カナリヤの足の爪は不揃いだったのか?
メイスンの素朴な疑問が事件を暴いていきます。
犯人が突然、劇的に指摘されて気に入った作品です。
ラストは何か、シリーズ最後のような終わりかたでした。
メイスンがデラにプロポーズする場面もありますが、デラの返事は、読んでのお楽しみ(^^)

戻る


12 『掏替えられた顔』   The Case of the Substitute Face 1938年

 「カナリアの爪」事件の後で旅に出たペリイとデラが、帰りの船の中で出会った事件。
留守番のポール・ドレイクとの電報のやりとりも面白い。    

戻る


13 『万引女の靴』     The Case of the Shoplifter's Shoe 1938年

 万引き癖のある老婦人が殺人? 
交通事故で意識不明の老婦人の弁護をするペリイ。
ホルコム巡査部長には、何かの賞をあげたいなぁ

戻る


14 『偽証するおうむ』   The Case of the Perjured Parrot 1939年

 おうむの言葉が証言として採用されるのならば、私にも、これに反対尋問する権利がある・・・・・
検死審で激しく対立するペリイと検事、おうむに秘められた真実とは?
ラストは、とっても暖かいものになります。

戻る


15 『ころがるダイス』   The Case of the Rolling Bones 1939年

 ラストで何やら明かされる真相、眠かったので理解できません。何だったんだろう?
って、再読してみてわかりました。墓場まで持ってくということですね。
受付係のガーティー初登場作品ですね。
ハヤカワ・ミステリ文庫の表紙のイラストでは一番好きです。

戻る


16 『餌のついた釣針』   The Case of the Baited Hook 1940年

 一万ドル手形の半片を持っている、マスクを着けた謎の女を弁護せよ。
誰を弁護すればいいのか判らないままに事件は起きます。
さすがはペリイ、よく見抜いたもんです。ペリイに逮捕状が出た事件。

戻る


17 『おとなしい共同経営者』 The Case of the Silent Partner 1940年

 シリーズ17作目、ホルコムの後任トラッグ警部初登場の作品だと思います。
警部はペリイと同年輩で好敵手で親友(^o^)ホント、いい男です。
題名の意味は、会社乗っ取り屋のこと。                            

戻る


18 『憑かれた夫』     The Case of the Haunted Husband 1941年

いつになくトラッグ警部も検事も裁判長まで逃げ腰です。
猫の首に鈴を付ける役をみんなでペリイに押し付けてるような気がしました。
ペリイたちとトラッグ警部が仲良く夕食へ、とはいえ双方とも油断できませんねえ。
ペリイが被告を証人席へ座らせた一編、と言う点も憶えておきたいところ。

戻る


19 『空っぽの罐』     The Case of the Empty Tin 1941年

 謎の空き缶が事件を呼ぶ(^_^;) 暗号ものかな?
おーい、法廷場面がないよぉー

戻る


20 『溺れるアヒル』   The Case of the Drowning Duck 1942年

 アヒルが溺れるというトリックは知ってました。
18年前の殺人事件と一緒に新たな殺人事件の解決もするという、読者にとっては贅沢なストーリー。
アヒルには気の毒ですが、悲惨な事件の中で唯一笑えました。

戻る           ちょっと研究


21 『そそっかしい子猫』 The Case of the Careless Kitten 1942年

 子猫のアンバー・アイが「登場人物欄」に入ってる(^^)
猫の行動が事件解決の決め手になってるわけですが、 ペリイも判事も陪審員もわかった猫の習性を、検察側だけが気付いていないというのが痛快です。
次回公判までの宿題にされてしまいました。 
秘書のデラ・ストリートが被告にされて、ペリイの怒りは頂点に!
検事が気の毒になりましたぁ

戻る


22 『埋められた時計』  The Case of the Buried Clock 1943年

ペリイの奇策がヒットせず検察側が優位にリード。
「埋められた時計」の謎が最後までペリイを苦しめます。
タイトルを先に思いついて、ストーリーは後で考えたのかな、なんて勘繰ってしまいました。

戻る


23 『弱った蚊』     The Case of the Drowsy Mosquito 1943年

 証拠は一匹の蚊? 
それをどう解釈するか、さすがはペリイでした。
ペリイはシリーズで四度デラにプロポーズしたそうですが、これもそのうちの一遍。
ポールの役割は、今回は楽でした。

戻る


24 『傾いたローソク』  The Case of the Crooked Candle 1944年

 弱い立場の人に代わって強い者に立ち向かうペリイ、今回の相手は・・・・・
 このトリックの一部は知ってましたけど関係なく楽しめました。

戻る


25 『殴られたブロンド』  The Case of the Black-Eyed Blonde 1944年

 目のまわりに青あざを作った女性の依頼人から始まります。
「シリーズ中でも群を抜いて劇的な展開を見せる」という紹介文のとおりですね。
すべての手掛かりは目の前にぶら下がっていました。
ドレイクは食事にありつけるのか? お気の毒に・・・・

戻る


26 『黒い金魚』     The Case of the Golddigger's Purse 1945年

金魚のことで相談があると言われたペリイ、最初は乗り気ではなかったが、デラ・ストリートが巻き込まれ、ペリイ自身も嫌疑をかけられて否応なく……
「そいつは幸運だ」「犯人にとってはね」というのがドーセット部長刑事へのペリイの評価。
手がかりはたくさん書かれていたんですが、私もドーセット刑事と同じレベルでしたあ(笑)

戻る


27 『寝ぼけた妻』    The Case of the Half-Wakened Wife 1945年

 ヨットのなかでの殺人、ペリイの推理が大はずれになって苦境に・・・・・ 
いやぁ、危なかったぁ(^_^;)

戻る


28 『五人目のブルネット』 The Case of the Borrowed Brunette 1946年

10章のラスト一行の容疑者の供述、「でもわたしはほんのこれっぱかりも信じちゃいませんがね」って、自分で言ってどうするの。
13章のラスト一行も笑えます。
大陪審で罪を問われるペリイ、土壇場で「絞り出された」真相とは?
一気に読めますねえ。

戻る


29 『ストリップ・ガールの馬』 The Case of the Fan-Dancer's Horse 1947年

 検察側の証拠を見事にひっくり返した大技!
原題は「扇踊り子の馬」と言ったところです。

戻る


30 『もの憂げな恋人』  The Case of the Lazy Lover 1947年

 最後に題名の意味が語られます。
珍しく現場の図解入りで、地面に残った跡や証人の言葉からも、他に説明のしようの無い状況に・・・・・・ いつものことかな(^_^;)

戻る


31 『孤独な女相続人』  The Case of the Lonely Heiress 1948年

うわっはっは、最初の依頼人キャド氏とその妻が楽しいですねえ。
もうひとり91号の警官もペリイを笑わせます。今回のはニューヨーク公演なんでしょうか。
ペリイは言います。「殺人事件というのははめ絵パズルにすぎないんだ」
この後に続く言葉は名探偵の鉄則ですね。

戻る


32 『放浪処女事件』   The Case of the Vagabond Virgin 1948年

  街を歩いていただけで浮浪罪でつかまった18歳の家出娘ベロニカ。
依頼人のデパート経営者もやがて恐喝を受け、殺人事件へ。
些細なことと思われる反対尋問に答えられない証人、うまい質問ですねえ。

戻る


33 『怪しい花婿』    The Case of the Dubious Bridegroom 1949年

発端が絵になりますねえ、キャッ。ペリイがゴシップ欄初登場か?
再婚なのか重婚なのか「怪しい」依頼人、そして殺人事件、ペリイ自身もピンチに。
今回は偶然助かった、といえるのかな?

戻る


34 『用心ぶかい浮気女』 The Case of the Cautious Coquette 1949年

交通事故の被害者の代理人となったペリイが犯人を探し、なんと二組も出てくる怪現象。
そのうえ気乗りしない「浮気女」の弁護に立つはめに陥って苦境に。
ペリイの大芝居、見事! しっかしワルだなあ、ペリイ(笑)

戻る


35 『なげやりな人魚』  The Case of the Negligent Nymph 1950年

 島へ泳いで行ってパーティ会場へ潜入する女を偶然助けたペリイ。
後日の再開は被告と弁護士の関係となりました。
探す時のコツは『探していない所を探せ』ということかな。

戻る


36 『片目の証人』     The Case of the One-Eyed Witness 1950年

 依頼人が正体不明のままという状態で終盤まで進みます。
なぜ依頼したことを認めないのか?
メイスンの指摘する「片目では見えるが、両目では見えない」ものとは何か、ってのが興味深かったなぁ

戻る


37 『光る指先』      The Case of the Fiery Fingers 1951年

証拠は指先の光、罠にかかった看護婦を弁護するペリイ。それが、より大きな事件に発展して行く。
「読心術師としての資格について問うているのです」って、法廷でも皮肉を忘れませんねえ、ペリイ。
遺言状の変貌には笑わされました(失礼)

戻る


38 『怒った会葬者』   The Case of the Angry Mourner 1951年

 ペリイが休暇中に持ち込まれた事件。
母と娘が、お互いに相手が犯人だと思って、かばいあっているのでややこしいことに。
 「自分で話します。その人に構わせないでください」とまで証人に言わせるとは、恐ろしいやつだ、ペリイ・メイスン!
「読者への挑戦」が入っていても不思議ではない作品。

戻る


39 『虫のくったミンク』 The Case of the Moth-Eaten Mink 1952年

 レストランのウェイトレスが突然、店から逃げ出すという発端。
調べていくうちにハードボイルドの世界に入っていくような感じ。
ラスト一行で犯人を指摘できたけど、この終わりかたも余韻を残します。

戻る


40 『嘲笑うゴリラ』   The Case of the Grinning Gorilla 1952年

 ペリイがゴリラと檻の外で対面。
これは本当に危なかった。
しっかし、なんというトリックだぁ  

戻る


41 『ためらう女』    The Case of the Hesitant Hostess 1953年

 いきなり裁判で始まる珍しい一遍です。偽証をしているらしい証人の女に苦戦するペリイ。
弁護側の証人は姿を消してしまうしで、絶体絶命でした。ラストは痛快(^^)

戻る


42 『緑色の眼の女』   The Case of the Green-Eyed Sister 1953年

 ルパンのシリーズじゃないよ(^^)
敵対する立場のトラッグ警部が、あることでペリイを助けてくれます。いい男だ・・・・・

戻る