蜻蛉の部屋CADと情報のHP

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■概要
JW用の線変形データをHO_CAD用の線変形マクロに変換します。                                                   
 使用方法などの詳細は、説明のページをご覧下さい
その他、注意事項・制限事項などは、付属のDOC.TXTをお読みください。
■遍歴
01a 変換終了後に音が出るようにしました。
01b 変換時にエラーが出るのを修正しました(添付のOPT4データの内容も確認してください)
01c 変換時に意図しないデータに変換されるバグを修正しました。
02 編集画面付で、全く新しくなりました。詳細は、説明のページをご覧下さい。
02a JWのコードに対して、記述方法によっては変換されないバグを修正。
02b 1.JWの様様な、記述方法に対応しました。
2.どうしても、変換出来ないものは、 ”#”の記号に続くメッセージを表示するようにしました。
  #は、注釈文となり動作に影響しません。
3.内部でエラーが発生した時に、終了しないようにし、メッセージを表示するようにしました。
  ※ 既に有料版をインストールの方は、単体版を解凍し上書きコピーしてください。
  サンプル版は、Vectorサイトから入手するようにリンクしています。
02c 変換後のデータを図形表示し確認できるようになりました。詳細は、説明のページを見てください。
02d 変換時に倍率の指定が出来るようにしました。詳細は、説明のページを見てください。
02e 図形表示の部分を、小変更しました。
線変形マクロ変換ソフトの操作説明です
 JW用の線記号変形データをHO用の線変形マクロに変換するソフトの操作方法を説明しています
このソフトを使ったからといっても完璧に、変換されるわけではありません。あくまでも、データ作成を支援するツールということをご承知おきください。
 何故、完璧に変換できないか?
1.人間が作る訳ですから、同じものは存在し得ません、つまり100%コンパチのHOCADといえども作る人が違うのですから....(CAD標準となった、DXFファイルの保存形式がそれぞれのCADにより微妙に違うのと同じ事です)従って、JWにある作図機能がHOに無い場合もあるわけです、逆にJWにない機能をHOが持っているものもあります。
2.過去の資産を流用することを考えると、線変形マクロもBeDRAWみたいに100%コンパチにした方が使う側からみると大変便利でしょうが、今のHOCADの考え方が個性があっていいと思います。


【機   能】
1.文字のサイズを設定するファイルを読みこみ、その内容により変換します。
  設定ファイルは、本ソフトで読み込み・編集・保存が出来ます。設定ファイルは、いくつでも保存し選択して使用できます。
  ファイルの拡張子は、****.JHAになります。   (JWとHOの文字設定が違うので、変換時は必ず必要です)
2.JW用のデータを読み込み後、編集・保存が出来ます。
  JWのデータをそのまま変換すると、内容によってはエラー・又は正常な変換が出来ないなどが発生する為、事前に編集・保存できる簡易エディターの機能を持っています。
3.変換したデータを図形表示できます。データの番号と名称を表示します。
4.変換する倍率を指定しその倍率で変換できるようにしました。JWのコマンド800とは違います。
   
JWでは、図形を挿入時に倍率指定が出来るのですがHOでは出来ません。作図の状況により倍率を変えたい場合は専用に倍率計算したデータを用意する必要がありますので本バージョンで追加しました。

 下の、画像が本ソフトを起動したときの画面です。
JW・HO用のデータ及びテキストファイルを読み込みます。
各ファイルの拡張子は、**.DAT・**.HOH・**.TXTになります。
文字サイズ設定用のデータを読み込みます、ファイルの拡張子は必ず、***.JHAとなります。
各データを保存します、保存できるデータは、JW・HOのデータ及び文字サイズ設定データとテキストファイルのデータに限られます。
JWの線記号変形データをHOの線変形マクロに変換します。HOのデータを変換すると、全てのデータを無視して変換します。
データ表示画面上の表示を消去します。
上記消去ボタンで消去されたデータを再表示します。(再表示されるデータは、直前に消去されたデータに限られます。)
プログラム終了のボタンです。
変換する倍率を指定します。無指定または”1”のときは1:1で変換します。
倍率は、X・Y方向とも同じになります。
変換したデータを図形表示します。
1.図形表示ボタンで、変換されたHOのデータのみを表示します、編集画面でデータを編集し再度、ボタンを押すと編集したデータを表示します。
2.前・次のボタンはデータを順次表示するために使用します、データに異常があると上のメッセージBOXに表示されます。そのまま、どちらかのボタンを押すと前・次のデータが表示されます。データの番号は、上部に表示されます。
3.図形表示窓の上に、データの番号と名称を表示します。
4.文字は、横書きを白・縦書き(90°)を緑色で表示します。
【ファイル選択画面説明】
 ファイル選択は、4つの選択窓からなります
 1.ドライブ選択
 2.フォルダ選択
 3.ファイル選択
 4.ファイル名入力
 データの読み込み・保存に対して全てこの選択窓を使用します。

【文字サイズ設定読み込み】

 下の画像が文字サイズを読み込んだ画面です、変更する場合はそのまま画面上で変更し新規または上書きで保存してください。変更した内容を有効にするには、再度読み込んでください。
※ データは、必ず半角の”,”で区切ってください。また、文字の設定方法はHowToのページを参照してください。


【JW用データ読み込み】
 下の画像がJWのデータを読み込みしたときの画像です。制限事項に該当するデータがあるかどうかを確認し、該当するデータがある場合は、そのまま直接編集し新規または上書きで保存してください。変更した内容を有効にしたい場合は、再度読み込んでください。

【変換後のデータ】

 下の画像が変換後の画像です。変換後そのまま新規または上書き保存することが出来ます。
また、変換後にデータを直接編集し保存することも出来ます。


【インストール・アンインストール】

 1.適当なフォルダに解凍し、Setup.exeを実行してください。
   インストーラが起動し、インストールが実行されます。
   解凍した、ファイルには下記ファイルが含まれています。
    DOC.TXT      :説明用のテキストファイル
    文字サイズ.JHA :文字サイズの設定ファイルです、適当なフォルダにコピーしてください。
 2.アンインストールは、コントロールパネル→アプリケーションの追加と削除で行います。
   
※ 以前にインストールしてあれば、先に従来のソフトをアンインストールしてください。また、解凍したファイルは削除し
     てもかまいませんが、文字設定ファイルは適当なフォルダにコピーしてください。
 3.バージョンアップのみを行う場合は、単体版を解凍しインストールしたフォルダに上書きコピーして下さい。
【使用方法】
 1.文字サイズ設定ファイルを読み込みます。
   左のフォルダー選択画面から設定ファイルを選択し、文字サイズのボタンを押しデータを読み込みます。
   設定ファイル以外を選択した場合は、一番下のメッセージ欄にエラー表示が出ます。
   読み込み後、編集し新規に新しい設定ファイルまたは上書きとして保存できます。
   保存する場合は、ファイル名を入力し保存のボタンを押すと保存されます。
   ファイル名は自由ですが、拡張子は”
.JHA”になります。
   例: 文字設定.JHA
 2.JWの線記号変形データを読み込みます。
(OPT4.DATのみです)
   左のフォルダー選択画面からデータファイルを選択し、開くのボタンを押しデータを読み込みます。
   読み込みできるデータの拡張子は、”********.txt” ”******.dat” ”****.hoh”のファイルのみです。
   読み込み後、編集し新規に新しいデータファイルまたは上書きとして保存できます。
   保存する場合は、ファイル名を入力し保存のボタンを押すと保存されます。
   ファイル名は自由ですが、拡張子は”
.DAT” ”.TXT” ”.HOH”になります。
   例: 配管図.DAT
 3.倍率を変えたい場合は、入力します。
 4.データを変換します。
   JW→HOのボタンを押すと、変換されます。
 5.変換したデータを、確認・編集し保存します。
   左のフォルダー選択画面から保存するフォルダを選択後、ファイル名と拡張子を入力し保存ボタンを押し保存します。
 6.消去ボタンは、編集表示画面内を消去します。
 7.再表示ボタンは、直前に消去したデータを再表示します。

【本バージョンでの制限(正式版、Sample版共通)】
1.JWにあってHOにない機能については、適当に変換または、無視されます。
2.Windows版のJWW用に拡張された機能については、変換時に無視・またはエラーが発生します。
  事前に、JW用に編集・保存して再度読み込み変換してください。
3.JWの特有な機能(コード)について
  特有なコードを使用しているデータは、無視されるためにデータ変換後そのまま使用するとJWと同じ作図が出来ない場合があります。
  例:
  コード ・750を使用したもの
       ・800を使用したもの、但し800の場合は、それ以降のコードを無視し、HO用に下記のように変換します。
        Scale(***,***,1,***,***) ←通常”0”の部分を”1”にして変換します。
        800以降の倍率は、HOに変換時倍率計算します。
        800で指定した倍率と変換時に指定する倍率は、独立しています、従って、800 100を指定し且つ倍率を0.5にすると変換時の計算は、100*0.5倍で変換されます。
        ・JWに有る次データを呼び出すコードなどは、変換時に無視されます。
4.読み込みできるデータの最大行数は、1198行までです。
  変換できるデータ数は、JWのデータ数全て変換しますが実際に使えるのは15データまでです。15データ以上は削除するか分割して保存ください。
 5.下記のようなデータは、変換できません注意してください。

   1   公差 , 1 
←(品名に”,”が入っている場合は、正常に変換できません)
    15000    
←(特殊コードは無視する)          (不要な注釈文が入っている)
    110  10   -12   0   12   0                       

    08   00    0   0    0   360   7   1  -11   e   0.5   原点位置ダミー
    01   01    0   3   10   3     10000  001 -2  "±0.01 
←(半角文字は、HOでは使えません)
    08   01    0   -8   10  -.8     10000  102  2  -11  "線+ポイント指示で方向決定  #======
    998                
 ↑                                         ↑
                     
  |              ("#"が入っている行のデータは変換されません)
               (上記の書き方は、HOではエラーになります)

6.HOのデータを読み込み変換しても変換されません。
7.文字の図形表示の際の大きさは、文字のサイズを基準に算出して表示しています。
  従って、文字サイズの設定によっては、図形と重なる場合があります。
  例えば、JWのデータは、F2(サイズ2mm)で文字設定が4mmとした場合、当然大きくなりますので図形と重なる場合があります。
8.JWでは、座標などの数値を、”−.3”という書き方をしてもOKですが、HOは判断できないためエラーが出ます。
  ”−0.3”というように編集してください。
9.図形表示では、色分けはしますがデータに破線があっても全て実線で表示します。


【サンプル版の制限事項】
 1.JWのデータ及び文字サイズのデータは編集・保存が出来ます。
 2.HOのデータに変換出来るデータは、JWのデータ内に多数有っても1つに限られます。
 3.変換後の編集は出来ますが保存は出来ません。
 4.変換されたデータには、Sampleという文字が追加されます。
 5.正式版では、HOのデータを読み込み編集・保存ができますがSample版は出来ません。
 6.サンプル版は、図形表示が出来ません。

【開発環境】
 Visual Basic V6.0で作成しています。

【本線変形マクロ変換ソフトについて】
   本ソフトの著作権は、 S.I が所有します。
   また、本ソフトにより生じたいかなる障害に対して、作者は責任を負いません。
   使用者の責任のもとに使用してください。


JW→HO線変形マクロ変換ソフトのダウンロード
有料版       
JWHO-V02a.LZH(1.4MB)    実行ファイル本体のみ   JWHO-V02e.LZH(54KB)
サンプル版    JWHO-V02e.EXE(1.5MB)




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